JPH0810068Y2 - ステアリングポスト装置 - Google Patents

ステアリングポスト装置

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JPH0810068Y2
JPH0810068Y2 JP9762589U JP9762589U JPH0810068Y2 JP H0810068 Y2 JPH0810068 Y2 JP H0810068Y2 JP 9762589 U JP9762589 U JP 9762589U JP 9762589 U JP9762589 U JP 9762589U JP H0810068 Y2 JPH0810068 Y2 JP H0810068Y2
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JP
Japan
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telescopic
bracket
steering post
damper
steering wheel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9762589U
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JPH0342761U (ja
Inventor
輝宗 内田
健二 緒方
敦 小野田
久明 加藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両のステアリングポスト装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭60−248454号公報にて、空気袋(エアバッグ)
内に設けたガス発生器にGセンサ・点火開始器を組込ん
でなる機械式エアバッグ装置をステアリングホイールに
組付けるようにしたものが提案されている。一方、実開
昭61−145070号公報にて、ステアリングホイールを軸方
向位置調整可能としてなるテレスコピック型ステアリン
グポスト装置が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記した機械式エアバッグ装置を組付けた
ステアリングホイールをテレスコピック機構により軸方
向位置調整(テレスコ調整)可能とした場合には、テレ
スコ調整時に調整端にてテレスコ可動部が非可動部に衝
突することがあり、機械式エアバッグ装置のGセンサが
誤作動するおそれがある。
本考案は上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、テレスコ調整時におけるGセンサの誤作動を的確に
防止することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案においては、
機械式エアバッグ装置を組付けたステアリングホイール
をテレスコピック機構により軸方向位置調整可能とした
ステアリングポスト装置において、テレスコ可動部と非
可動部間にダンパー及びスラスト緩衝材を設けた。
〔考案の作用・効果〕
本考案によるステアリングポスト装置においては、テ
レスコ調整時におけるステアリングホイールの軸方向移
動をダンパーにより適正に抑制することができるととも
に、調整端でのテレスコ可動部と非可動部の衝突をダン
パー及びスラスト緩衝材の協働作用にて的確に抑制する
ことができる。したがって、テレスコ調整時における操
作フィーリングを向上させることができるとともに、テ
レスコ調整時におけるGセンサの誤作動を的確に防止す
ることができる。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図及び第2図に示したステアリングポスト装置に
おいては、ステアリングホイール10がテレスコピック機
構Aにより軸方向位置調整可能とされ、またティルト機
構Bにより上下方向位置調整可能とされていて、中間部
に設けたブレイクアウェイブラケット11にて破壊可能な
カプセル12を介して車体(図示省略)に組付けられると
ともに、先端部に設けた屈曲変形可能なブラケット13に
て車体に強固(移動不能)に固定されるようになってい
る。
また、ステアリングホイール10には、機械式エアバッ
グ装置Cが組付けられていて、機械式エアバッグ装置C
は空気袋14内に設けたガス発生器15にGセンサ・点火開
始器16を組込んでなるもので、特開昭60−248454号公報
にて提案されているものと実質的に同じものである。
テレスコピック機構Aは、第1図及び第3図に示した
ように、テレスコピックレバー21とこれの回動操作によ
って動くギヤ22,ロックボルト23,ウエッジロック24・25
等からなるもので、ブレイクアウェイブラケット11内で
嵌合するスライディングチューブ26がブレイクアウェイ
ブラケット11間に生じる摩擦係合力とウエッジロック25
間に生じる摩擦係合力とで固定されるようになってお
り、図示位置より前方への調整可能ストロークは略lと
なっている。
なお、このテレスコピック機構Aにおいては、テレス
コピックレバー21を押し下げることによりウエッジロッ
ク24・25による固定が解除され、またテレスコピックレ
バー21を引き上げることによりウエッジロック24・25が
スライディングチューブ26をブレイクアウェイブラケッ
ト11に押し付けて固定するようになっている。
しかして、本実施例においては、スライディングチュ
ーブ26の後端外周に軟質樹脂製のスラスト緩衝材31が装
着されるとともに、スライディングチューブ26と一体の
チルト固定ブラケット27と上述したブラケット13間にダ
ンパー(スライディングチューブ26の軸方向移動速度の
増大に応じて減衰力が増大するアブソーバ)32が介装さ
れている。ダンパー32は、先端をジョイント33とブラケ
ット34を介してブラケット13に連結され、また後端をジ
ョイント35とブラケット36を介してチルト固定ブラケッ
ト27に連結されている。
上記のように構成した本実施例においては、テレスコ
調整時におけるステアリングホイール10の軸方向移動を
ダンパー32により適正に抑制することができるととも
に、調整端でのテレスコ可動部すなわちチルト固定ブラ
ケット27と非可動部すなわちブレイクアウェイブラケッ
ト11の衝突をダンパー32及びスラスト緩衝材31の協働作
用にて的確に抑制することができる。したがって、テレ
スコ調整時における操作フィーリングを向上させること
ができるとともに、テレスコ調整時におけるGセンサの
誤作動を的確に防止することができる。
また、本実施例においては、中・低速(車両衝撃時に
Gセンサ・点火開始器16が感知・作動しない速度範囲)
での二次衝突時において、カプセル12の破壊荷重,ブラ
ケット13の変形荷重等により二次衝突エネルギーが吸収
されるのに先だって、スライディングチューブ26とブレ
イクアウェイブラケット11間及びウエッジロック25間に
生じる摺動抵抗と、ダンパー32及びスラスト緩衝材31の
協働作用によって二次衝突エネルギーが吸収されるよう
にできて、Gセンサの誤作動を的確に防止することがで
きるとともに、軽度の二次衝突時にカプセル12の破壊及
びブラケット13の変形が生じないようにでき、当該ステ
アリングポスト装置の再使用を可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるステアリングポスト装置の側面
図、第2図は同平面図、第3図はテレスコピック機構の
拡大断面図である。 符号の説明 10……ステアリングホイール、14……空気袋、15……ガ
ス発生器、16……Gセンサ・点火開始器、C……機械式
エアバッグ装置、A……テレスコピック機構、27……チ
ルト固定ブラケット(テレスコ可動部)、11……ブレイ
クアウェイブラケット(非可動部)、31……スラスト緩
衝材、32……ダンパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 久明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−116740(JP,A) 実開 昭59−80164(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気袋内に設けたガス発生器にGセンサ・
    点火開始器を組込んでなる機械式エアバッグ装置を組付
    けたステアリングホイールをテレスコピック機構により
    軸方向位置調整可能としてなり、テレスコ可動部と非可
    動部間にダンパー及びスラスト緩衝材を設けたステアリ
    ングポスト装置。
JP9762589U 1989-08-22 1989-08-22 ステアリングポスト装置 Expired - Lifetime JPH0810068Y2 (ja)

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JP9762589U JPH0810068Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 ステアリングポスト装置

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JP9762589U JPH0810068Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 ステアリングポスト装置

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Publication Number Publication Date
JPH0342761U JPH0342761U (ja) 1991-04-23
JPH0810068Y2 true JPH0810068Y2 (ja) 1996-03-27

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ID=31646760

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JPH0342761U (ja) 1991-04-23

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