JPH08100409A - アスファルトプラントのバーナ制御装置 - Google Patents
アスファルトプラントのバーナ制御装置Info
- Publication number
- JPH08100409A JPH08100409A JP23909694A JP23909694A JPH08100409A JP H08100409 A JPH08100409 A JP H08100409A JP 23909694 A JP23909694 A JP 23909694A JP 23909694 A JP23909694 A JP 23909694A JP H08100409 A JPH08100409 A JP H08100409A
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- Japan
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- burner
- dryer
- aggregate
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- asphalt plant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドライヤ内に滞留する材料の重量を推定し、
この推定量に基づいてドライヤバーナを制御することに
より、ドライヤの温度が過度に上昇するのを防止する。 【構成】 ベルトコンベヤ3により骨材2をドライヤ4
内に投入しバーナ6により加熱するアスファルトプラン
トのバーナ制御装置において、ベルトコンベヤ3により
搬送される材料の重量を測定するコンベヤスケール5
と、コンベヤスケール5により測定された重量のデータ
をレジスタRG1,RG2に時系列的に記憶させ、その
データに基づき求められたドライヤ内の滞留量と予め前
記アスファルトプラントを定常状態で動作させたときに
得られる定数との積を求めてバーナ開度設定値を求め、
バーナ6のバーナ開度が前記バーナ開度設定値となる様
に制御する制御回路10とを備えている。
この推定量に基づいてドライヤバーナを制御することに
より、ドライヤの温度が過度に上昇するのを防止する。 【構成】 ベルトコンベヤ3により骨材2をドライヤ4
内に投入しバーナ6により加熱するアスファルトプラン
トのバーナ制御装置において、ベルトコンベヤ3により
搬送される材料の重量を測定するコンベヤスケール5
と、コンベヤスケール5により測定された重量のデータ
をレジスタRG1,RG2に時系列的に記憶させ、その
データに基づき求められたドライヤ内の滞留量と予め前
記アスファルトプラントを定常状態で動作させたときに
得られる定数との積を求めてバーナ開度設定値を求め、
バーナ6のバーナ開度が前記バーナ開度設定値となる様
に制御する制御回路10とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルトプラン
ト、リサイクルプラント、ドラムミキシングプラント等
のバーナを制御するための装置に関する。
ト、リサイクルプラント、ドラムミキシングプラント等
のバーナを制御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアスファルトプラントの乾燥装置
であるドライヤの構成を図2に示す模式図を参照して説
明する。
であるドライヤの構成を図2に示す模式図を参照して説
明する。
【0003】コールドビンlに一時貯蔵されている骨材
2をフィーダ1aを回転させてベルトコンベヤ3に移送
し、このベルトコンベヤ3からドライヤ4に投入する。
次に、ドライヤバーナ6で燃料を燃焼させ、その炎と熱
風をドライヤ4の片方から送り込む。ドライヤ4を経た
骨材2は、ドライヤシュート7を経て次の装置へ送られ
る。
2をフィーダ1aを回転させてベルトコンベヤ3に移送
し、このベルトコンベヤ3からドライヤ4に投入する。
次に、ドライヤバーナ6で燃料を燃焼させ、その炎と熱
風をドライヤ4の片方から送り込む。ドライヤ4を経た
骨材2は、ドライヤシュート7を経て次の装置へ送られ
る。
【0004】加熱骨材2がドライヤシュート7を通過す
るときに加熱材料の温度を温度センサ8で測定し、比較
演算回路9に入力する。一方、あらかじめ設定された加
熱骨材の温度目標値も比較演算回路9に入力する。比較
演算回路9は、測定された温度と目標値の温度とを比較
し、両者が一致するようにその出力でドライヤバーナ6
の火力調整弁を開閉している。
るときに加熱材料の温度を温度センサ8で測定し、比較
演算回路9に入力する。一方、あらかじめ設定された加
熱骨材の温度目標値も比較演算回路9に入力する。比較
演算回路9は、測定された温度と目標値の温度とを比較
し、両者が一致するようにその出力でドライヤバーナ6
の火力調整弁を開閉している。
【0005】
〔従来の問題点1〕ドライヤ4は数度の傾斜を持ち、そ
の内部には投入された骨材がドライヤバーナ5からの熱
風でより曝されることを目的とした羽根が付いており、
ドライヤ内の骨材は、雨が降っているような状態になる
様に工夫されている。このため,投入した骨材がドライ
ヤ4の投入口4aから投入されてからドライヤシュート
7に達するのに3分〜5分の時間を要するが、この間、
温度センサ8は常温を示すため、従来の比較演算回路9
ではドライヤバーナ6は全開となり、骨材がオーバーヒ
ートする不都合を生じている。このため、あらかじめ定
めた時間問隔ごとにあらかじめ定めた開度だけ開度を上
げる方式がとられることもある。
の内部には投入された骨材がドライヤバーナ5からの熱
風でより曝されることを目的とした羽根が付いており、
ドライヤ内の骨材は、雨が降っているような状態になる
様に工夫されている。このため,投入した骨材がドライ
ヤ4の投入口4aから投入されてからドライヤシュート
7に達するのに3分〜5分の時間を要するが、この間、
温度センサ8は常温を示すため、従来の比較演算回路9
ではドライヤバーナ6は全開となり、骨材がオーバーヒ
ートする不都合を生じている。このため、あらかじめ定
めた時間問隔ごとにあらかじめ定めた開度だけ開度を上
げる方式がとられることもある。
【0006】〔従来の問題点2〕加熱材料として、可燃
物であるアスファルトを含有した再生骨材を加熱するリ
サイクルプラントやドラムミキシングプラントにおいて
は、ドライヤ内の材料に引火する事があり、その大きな
要因としてドライヤの空だきがあげられる。
物であるアスファルトを含有した再生骨材を加熱するリ
サイクルプラントやドラムミキシングプラントにおいて
は、ドライヤ内の材料に引火する事があり、その大きな
要因としてドライヤの空だきがあげられる。
【0007】従来方式の制御においては、従来の問題点
1で指摘した要素の他に稼働終了時のバーナ制御の方法
に問題がある。
1で指摘した要素の他に稼働終了時のバーナ制御の方法
に問題がある。
【0008】すなわち、材料投入を停止すれば数分後に
加熱材料がなくなり、ドライヤシュート7を通過する加
熱骨材がなくなるために、ドライヤシュート7部の温度
は低下する。このため、比較演算回路9等からなる自動
制御系は、ドライヤバーナ6のバーナ開度を上げるよう
に作用する。この状態を放置すれば、ドライヤ4内の雰
囲気温度が異常に上昇し引火に至る。
加熱材料がなくなり、ドライヤシュート7を通過する加
熱骨材がなくなるために、ドライヤシュート7部の温度
は低下する。このため、比較演算回路9等からなる自動
制御系は、ドライヤバーナ6のバーナ開度を上げるよう
に作用する。この状態を放置すれば、ドライヤ4内の雰
囲気温度が異常に上昇し引火に至る。
【0009】この症状は、オペレータが意図しない材料
の投入停止、すなわち、材料切れや材料の閉塞時にも起
こりうる。材料切れは、コールドビン1内にストックし
た材料に量の限界があり内容物を使用してしまった状態
であり、材料の閉塞は、コールドビン1内に材料がある
にも拘わらず、アーチングの発生等で材料が出てこなく
なる現象である。
の投入停止、すなわち、材料切れや材料の閉塞時にも起
こりうる。材料切れは、コールドビン1内にストックし
た材料に量の限界があり内容物を使用してしまった状態
であり、材料の閉塞は、コールドビン1内に材料がある
にも拘わらず、アーチングの発生等で材料が出てこなく
なる現象である。
【0010】なお、実公平4−5544号公報には、ド
ライヤの負荷を検出し、このドライヤの負荷の大きさに
応じてバーナの開度調整を行なうことが開示されている
が、同公報に記載の装置は、ドライヤ駆動モータの電流
値によりドライヤの負荷を検出するものであって、ドラ
イヤ内の実際の滞留量を測定するものではない。また、
ドライヤの空焚きを防止するためにバーナの開度調整を
行なうという考えはない。
ライヤの負荷を検出し、このドライヤの負荷の大きさに
応じてバーナの開度調整を行なうことが開示されている
が、同公報に記載の装置は、ドライヤ駆動モータの電流
値によりドライヤの負荷を検出するものであって、ドラ
イヤ内の実際の滞留量を測定するものではない。また、
ドライヤの空焚きを防止するためにバーナの開度調整を
行なうという考えはない。
【0011】そこで本発明は、ドライヤ内に滞留する材
料の重量を推定し、この推定量に基づいてドライヤバー
ナを制御することにより、ドライヤの温度が過度に上昇
するのを防止することを目的とする。
料の重量を推定し、この推定量に基づいてドライヤバー
ナを制御することにより、ドライヤの温度が過度に上昇
するのを防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、ベルトコンベヤにより材料をドライヤ内に
投入しバーナにより加熱するアスファルトプラントのバ
ーナ制御装置において、前記ベルトコンベヤに取り付け
られ該ベルトコンベヤにより搬送される材料の重量を測
定する重量計と、該重量計により測定された重量のデー
タを少なくとも前記ドライヤの全長に対応する時間分だ
け時系列的に記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
れている重量のデータに基づきドライヤ内で滞留してい
る材料の重量を求める滞留量演算手段と、該滞留量演算
手段により求められた滞留量と、予め前記アスファルト
プラントを定常状態で動作させたときに得られる定数と
の積を求めてバーナ開度設定値を求める手段と、前記バ
ーナのバーナ開度が前記バーナ開度設定値となる様に制
御する手段とを備えたことを特徴とする。
成するため、ベルトコンベヤにより材料をドライヤ内に
投入しバーナにより加熱するアスファルトプラントのバ
ーナ制御装置において、前記ベルトコンベヤに取り付け
られ該ベルトコンベヤにより搬送される材料の重量を測
定する重量計と、該重量計により測定された重量のデー
タを少なくとも前記ドライヤの全長に対応する時間分だ
け時系列的に記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
れている重量のデータに基づきドライヤ内で滞留してい
る材料の重量を求める滞留量演算手段と、該滞留量演算
手段により求められた滞留量と、予め前記アスファルト
プラントを定常状態で動作させたときに得られる定数と
の積を求めてバーナ開度設定値を求める手段と、前記バ
ーナのバーナ開度が前記バーナ開度設定値となる様に制
御する手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】材料がベルトコンベヤによりドライヤ内に投入
されるとき、ベルトコンベヤに取り付けられた重量計に
より、ベルトコンベヤにより搬送される材料の重量の瞬
時値が測定される。測定された重量のデータは、ドライ
ヤの全長に対応する時間分だけ記憶手段内に時系列的に
記憶され、この重量のデータに基づきドライヤ内の滞留
量が演算により求められる。一方、前記アスファルトプ
ラントを定常状態で動作させたときに得られる定数が予
め求められており、この定数と滞留量の積を求めること
により、バーナ開度設定値が求まる。そして、バーナ開
度が前記バーナ開度設定値となる様に制御することによ
り、ドライヤ内の実際の滞留量に基づいてドライヤバー
ナを制御することができる。
されるとき、ベルトコンベヤに取り付けられた重量計に
より、ベルトコンベヤにより搬送される材料の重量の瞬
時値が測定される。測定された重量のデータは、ドライ
ヤの全長に対応する時間分だけ記憶手段内に時系列的に
記憶され、この重量のデータに基づきドライヤ内の滞留
量が演算により求められる。一方、前記アスファルトプ
ラントを定常状態で動作させたときに得られる定数が予
め求められており、この定数と滞留量の積を求めること
により、バーナ開度設定値が求まる。そして、バーナ開
度が前記バーナ開度設定値となる様に制御することによ
り、ドライヤ内の実際の滞留量に基づいてドライヤバー
ナを制御することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0015】図1は、本発明のアスファルトプラントの
バーナ制御装置の実施例を示す模式図である。なお、図
2の従来例と対応する部材には同一符号を付し重複説明
は省略する。
バーナ制御装置の実施例を示す模式図である。なお、図
2の従来例と対応する部材には同一符号を付し重複説明
は省略する。
【0016】コールドビン1から流出した骨材2は、ベ
ルトコンベヤ3よりドライヤ4へ搬送される。ベルトコ
ンベヤ3の搬送経路の途中には、通過する骨材2の重量
を一定のサンプリングタイムTs周期で測定する重量計
であるベルトスケール5が設けられており、このベルト
スケール5により測定された骨材2の重量データは制御
回路10に供給される。ドライヤ4において骨材2は加
熱されてドライヤシュート7から排出される。
ルトコンベヤ3よりドライヤ4へ搬送される。ベルトコ
ンベヤ3の搬送経路の途中には、通過する骨材2の重量
を一定のサンプリングタイムTs周期で測定する重量計
であるベルトスケール5が設けられており、このベルト
スケール5により測定された骨材2の重量データは制御
回路10に供給される。ドライヤ4において骨材2は加
熱されてドライヤシュート7から排出される。
【0017】ここで、コールドビン1から流出した骨材
2がベルトスケール5に達する時間をT1、ベルトスケ
ール5からドライヤ4の投入口4aに達する時間をT
2、ドライヤ4に入りドライヤシュート7から排出され
る時間をT3とし、あらかじめ実測して設定しておく。
また、ベルトスケール5の出力を時系列的に順次蓄積す
る記憶レジスタ列を制御回路10内に設ける。この記憶
レジスタ列は、図1に模式的に示すように、時間T2分
に相当する重量データを記憶する記憶レジスタ列RG1
と、時間T3分に相当する重量データを記憶する記憶レ
ジスタ列RG2とから構成されており、両方の記憶レジ
スタ列RG1,RG2は直列的に接続される。
2がベルトスケール5に達する時間をT1、ベルトスケ
ール5からドライヤ4の投入口4aに達する時間をT
2、ドライヤ4に入りドライヤシュート7から排出され
る時間をT3とし、あらかじめ実測して設定しておく。
また、ベルトスケール5の出力を時系列的に順次蓄積す
る記憶レジスタ列を制御回路10内に設ける。この記憶
レジスタ列は、図1に模式的に示すように、時間T2分
に相当する重量データを記憶する記憶レジスタ列RG1
と、時間T3分に相当する重量データを記憶する記憶レ
ジスタ列RG2とから構成されており、両方の記憶レジ
スタ列RG1,RG2は直列的に接続される。
【0018】コールドビン1を流出した骨材2はベルト
コンベヤ3より搬送され、ベルトスケール5を通過する
ときに重量データが得られる。この重量データは、記憶
レジスタ列RG1のA側から入力し、記憶レジスタ列R
G1とRG2全体を右にシフトする。この動作をサンプ
リングタイムTs周期で繰り返す。これにより記憶レジ
スタ列RG1とRG2の各段には、ベルトスケール5か
らドライヤシュート7までの各位置における重量データ
が格納されることになる。したがって、時間T3分に相
当する記憶レジスタ列RG2のC〜Dの各段の重量デー
タの総和ΣWを求め、サンブリングタイムTsとの関係
からドライヤ4内に滞留する骨材量(以下滞留量と呼
ぶ)を知ることができる。
コンベヤ3より搬送され、ベルトスケール5を通過する
ときに重量データが得られる。この重量データは、記憶
レジスタ列RG1のA側から入力し、記憶レジスタ列R
G1とRG2全体を右にシフトする。この動作をサンプ
リングタイムTs周期で繰り返す。これにより記憶レジ
スタ列RG1とRG2の各段には、ベルトスケール5か
らドライヤシュート7までの各位置における重量データ
が格納されることになる。したがって、時間T3分に相
当する記憶レジスタ列RG2のC〜Dの各段の重量デー
タの総和ΣWを求め、サンブリングタイムTsとの関係
からドライヤ4内に滞留する骨材量(以下滞留量と呼
ぶ)を知ることができる。
【0019】本実施例の制御装置を設置した直後の作業
について述べる。
について述べる。
【0020】先ず、コールドビン1から流出する骨材2
の瞬間量を常用する流量に合わせ、ドライヤシュート7
から排出される骨材の温度が常用する温度となるようド
ライヤバーナ6の開度を手動調整し、充分安定したとき
の骨材の瞬間流量とバーナ開度から次の式により商を導
く。この商を開度定数と呼ぶことにする。
の瞬間量を常用する流量に合わせ、ドライヤシュート7
から排出される骨材の温度が常用する温度となるようド
ライヤバーナ6の開度を手動調整し、充分安定したとき
の骨材の瞬間流量とバーナ開度から次の式により商を導
く。この商を開度定数と呼ぶことにする。
【0021】バーナ開度÷(瞬間流量×T3/60)=
開度定数 この開度定数は、制御回路10内に設けられたメモリ等
に記憶される。
開度定数 この開度定数は、制御回路10内に設けられたメモリ等
に記憶される。
【0022】次に、第1回目の自動制御に移る。
【0023】ドライヤバーナ6に着火しフィーダ1aを
回転させドライヤ4へ骨材を供給開始した当初は バーナ開度設定値=滞留量×開度定数×骨材温度補正係
数 として算出決定し、バーナ開度がバーナ開度設定値と同
じになるようにバーナ開度を調整する。なお、骨材温度
補正係数は、バーナ開度定数を求めたときの骨材温度と
実際に制御するときの骨材温度差を補正するためのもの
である。
回転させドライヤ4へ骨材を供給開始した当初は バーナ開度設定値=滞留量×開度定数×骨材温度補正係
数 として算出決定し、バーナ開度がバーナ開度設定値と同
じになるようにバーナ開度を調整する。なお、骨材温度
補正係数は、バーナ開度定数を求めたときの骨材温度と
実際に制御するときの骨材温度差を補正するためのもの
である。
【0024】この制御は、骨材がドライヤシュート7か
ら排出され初め、骨材温度が温度センサ8に検出される
ようになるまで継続される。
ら排出され初め、骨材温度が温度センサ8に検出される
ようになるまで継続される。
【0025】次に、骨材がドライヤシュート7から排出
され始め、温度センサ8にその温度が検出され始めた
ら、次の演算式に切り替わる。
され始め、温度センサ8にその温度が検出され始めた
ら、次の演算式に切り替わる。
【0026】バーナ開度設定値=滞留量×開度定数×骨
材温度補正係数×偏差補正係数 なお、偏差補正係数は、骨材温度設定値と実測骨材温度
との偏差を補正するためのものである。
材温度補正係数×偏差補正係数 なお、偏差補正係数は、骨材温度設定値と実測骨材温度
との偏差を補正するためのものである。
【0027】この制御は、ドライヤバーナ6が消火され
るまで続けられる。
るまで続けられる。
【0028】フィーダが停止されたとき、そのときまで
のバーナの平均開度と滞留量から開度定数が演算され記
憶される。この定数が次回のバーナ制御の開度定数とし
て利用される。このようにして、開度定数は毎回更新さ
れる。
のバーナの平均開度と滞留量から開度定数が演算され記
憶される。この定数が次回のバーナ制御の開度定数とし
て利用される。このようにして、開度定数は毎回更新さ
れる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたとおり本発明においては、骨
材滞留量が常に比例要素として制御に加えられているた
め、ドライヤ内に滞留する骨材量に比例したバーナ開度
が得られ、また、このバーナ開度に対して、投入する骨
材の温度や設定値との偏差による補正が行なわれるた
め、従来のバーナ制御方式では不可能であった、骨材投
入開始後ドライヤシュートから排出し始めるまでの期間
や、骨材投入停止以降の温度センサが正常な温度を計測
できない期間をも制御可能となり、骨材投入開始時のオ
ーバシユート防止、骨材投入停止後のオーバシュートの
防止、リサイクルプラントやドラムミキシングプラント
において問題となる、材料切れや材料の閉塞によるドラ
イヤへの投入停止等によりドライヤ内が異常高温に至る
ことがなく、引火事故の防止に効果がある。
材滞留量が常に比例要素として制御に加えられているた
め、ドライヤ内に滞留する骨材量に比例したバーナ開度
が得られ、また、このバーナ開度に対して、投入する骨
材の温度や設定値との偏差による補正が行なわれるた
め、従来のバーナ制御方式では不可能であった、骨材投
入開始後ドライヤシュートから排出し始めるまでの期間
や、骨材投入停止以降の温度センサが正常な温度を計測
できない期間をも制御可能となり、骨材投入開始時のオ
ーバシユート防止、骨材投入停止後のオーバシュートの
防止、リサイクルプラントやドラムミキシングプラント
において問題となる、材料切れや材料の閉塞によるドラ
イヤへの投入停止等によりドライヤ内が異常高温に至る
ことがなく、引火事故の防止に効果がある。
【図1】 本発明のアスファルトプラントのバーナ制御
装置の実施例を示す模式図である。
装置の実施例を示す模式図である。
【図2】 従来例のアスファルトプラントのバーナ制御
装置の例を示す模式図である。
装置の例を示す模式図である。
1…コールドビン、1a…フィーダ、2…骨材、3…ベ
ルトコンベヤ、4…ドライヤ、4a…投入口、5…ベル
トスケール、6…ドライヤバーナ、7…ドライヤシュー
ト、8…温度センサ、9…比較演算回路、10…制御回
路
ルトコンベヤ、4…ドライヤ、4a…投入口、5…ベル
トスケール、6…ドライヤバーナ、7…ドライヤシュー
ト、8…温度センサ、9…比較演算回路、10…制御回
路
Claims (1)
- 【請求項1】ベルトコンベヤにより材料をドライヤ内に
投入しバーナにより加熱するアスファルトプラントのバ
ーナ制御装置において、 前記ベルトコンベヤに取り付けられ該ベルトコンベヤに
より搬送される材料の重量を測定する重量計と、 該重量計により測定された重量のデータを少なくとも前
記ドライヤの全長に対応する時間分だけ時系列的に記憶
する記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている重量のデータに基づきドラ
イヤ内で滞留している材料の重量を求める滞留量演算手
段と、 該滞留量演算手段により求められた滞留量と、予め前記
アスファルトプラントを定常状態で動作させたときに得
られる定数との積を求めてバーナ開度設定値を求める手
段と、 前記バーナのバーナ開度が前記バーナ開度設定値となる
様に制御する手段とを備えたことを特徴とするアスファ
ルトプラントのバーナ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23909694A JP2873273B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | アスファルトプラントのバーナ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23909694A JP2873273B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | アスファルトプラントのバーナ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08100409A true JPH08100409A (ja) | 1996-04-16 |
JP2873273B2 JP2873273B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17039757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23909694A Expired - Fee Related JP2873273B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | アスファルトプラントのバーナ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873273B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021131381A1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-01 | 前田道路株式会社 | 旧アスファルト量推定システム、アスファルトプラント及び旧アスファルト量推定方法 |
-
1994
- 1994-10-03 JP JP23909694A patent/JP2873273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021131381A1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-01 | 前田道路株式会社 | 旧アスファルト量推定システム、アスファルトプラント及び旧アスファルト量推定方法 |
JP2021107653A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 前田道路株式会社 | 旧アスファルト量推定システム、アスファルトプラント及び旧アスファルト量推定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2873273B2 (ja) | 1999-03-24 |
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