JPH0799373A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JPH0799373A
JPH0799373A JP18102994A JP18102994A JPH0799373A JP H0799373 A JPH0799373 A JP H0799373A JP 18102994 A JP18102994 A JP 18102994A JP 18102994 A JP18102994 A JP 18102994A JP H0799373 A JPH0799373 A JP H0799373A
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和彦 猪口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 第1導電型の基板1上に、同じ導電型の第1
クラッド層2、活性層3、第2導電型の第2クラッド層
4を順次積層し、この上に電流狭窄の為、ストライプ溝
20を備えた電流阻止層51,52を積層する。電流狭
窄の為の電流阻止層は、少なくとも2層の半導体層5
1,52から構成され、活性層3に近い側には、液相成
長を行なう際にメルトバックによる変形を生じない結晶
組成で、相対的に禁制帯幅の大きな第1電流阻止層51
を配置し、この上にこれよりも禁制帯幅の小さな第2電
流阻止層52を配置する。 【効果】 第2クラッド層4の層厚が小さい範囲で水平
方向の光閉じ込めが行われて、レーザが低雑音化され
る。また、活性層3に至るキャリヤの横方向の広がりも
溝部20で制限されるので、発光効率が増大し、低しき
い値電流のレーザが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いた情報
処理、通信、計測のための光源として用いることのでき
る半導体レーザ装置及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置の光源として用いるため
の低雑音かつ低動作電流の半導体レーザ装置の需要が高
まり、各種の構造を持つ半導体レーザ装置の研究開発が
積極的に推進され、実用化されているものも少なくな
い。低雑音かつ低動作電流の半導体レーザ装置の設計に
おいては、積層方向に平行方向の光閉じ込め・キャリヤ
閉じ込めを適切に行なうことが重要であり、その製造に
おいては、設計された層構造が変形しないように適切に
行なうことが重要である。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の低雑音半
導体レーザ装置について説明する。
【0004】図15は、従来のAlGaAs系の内部スト
ライプ型低雑音半導体レーザ装置の断面構造を示すもの
である。図15の従来のAlGaAs系の内部ストライプ
型低雑音半導体レーザ装置において、コンタクト層7が
50μmの層厚に設定されているのは、ディスクからの
戻り光が素子端面で反射されて再びディスク面へ放射さ
れることを防止するためであり、50μmもの層厚をも
つコンタクト層7を結晶成長するための製造方法として
液相成長方法を採用している。ここで、第3クラッド層
6・コンタクト層7を積層するために液相成長法を用い
ていることから、結晶成長を良好に行なわせるためには
電流阻止層5の結晶組成としてAl0.4Ga0.6As以下の
Al含有率である半導体層を使用する必要があることは
周知であり、一般的にはGaAs又はAl0.1Ga0.9As以
下のAl含有率である半導体層が用いられている。
【0005】低雑音化と低電流化に注目して、ストライ
プ外部の第2クラッド層4の層厚とレーザ特性の関連を
考えると以下のようになる。第2クラッド層4の層厚を
大きくすることにより、水平方向の光の閉じ込めが緩や
かになることにより、利得導波に近づき自励発振や縦モ
ードのマルチモード化が生じ、戻り光に対する可干渉性
が低減されるため、戻り光雑音を抑制することができ
る。すなわち、低雑音化が達成できる。
【0006】一方、第2クラッド層4の層厚を小さくす
ることは、水平方向の光閉じ込めをやや強くし自励発振
の程度が多少悪化するが、第3クラッド層6から第2ク
ラッド層4を通り活性層3に至るキャリヤの横方向の拡
がりが減少するため、発光効率が増大し低閾値でのレー
ザ発振が可能となる。すなわち、低電流化が達成でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構造で
は、低雑音化のために第2クラッド層4の層厚を大きく
することは、活性層から電流阻止層までの間隔を拡大す
ることであり、第3クラッド層6から第2クラッド層4
を通り活性層3に至るキャリヤの横方向の拡がりが拡大
するため、発光効率が低下し低閾値でのレーザ発振が不
可能になる。
【0008】すなわち、上述の構造では低雑音化と低閾
値化は、第2クラッド層4の層厚の変化に対し相反する
方向にあるため独立に設計・制御することができなかっ
た。さらに、電流阻止層5としてGaAsを採用した場
合、第3クラッド層6、コンタクト層7を積層するため
液相成長を行なう際にメルトバックによりストライプ付
近の電流阻止層5が変形し、雑音特性・発振閾値のばら
つきが大きく、歩留り向上が極めて困難であった。以下
に、低雑音半導体レーザ装置について、電流阻止層5の
メルトバックによる変形の防止と、低雑音化・低閾値化
の両立の可能性について、設計結果・実験結果を交え詳
細に述べる。
【0009】この液相成長の際に生じるメルトバックに
よるストライプ付近の電流阻止層5の変形を防止するた
めには、電流阻止層5としてメルトバックしない結晶組
成を持つAlGaAs半導体層を用いればよいことは周知
である。しかし、液相成長による再成長が可能であり、
かつ、良好な再成長界面を得るためには、一般的にAl
0.4Ga0.6As以下のAlAs含有率である結晶組成をもつ
半導体層を採用しなければならないこともまた周知であ
る。
【0010】図10は、ストライプ内外の屈折率差(Δ
n)と自励発振を生じる最大光出力(Pmax:この出力以
下の光出力では自励発振を生じている)の相関を計算に
より求めたものである。光ディスク等の光源として一般
的に使用されている光出力は3mW程度であり、自励発
振を生じる最大光出力(Pmax)が3mW以上であれば良
好な雑音特性が得られるものである。図11に光出力=
3mWにおけるストライプ内外の屈折率差(Δn)と自励
発振指標(γ:可干渉性を表している・この値が0.9
以下の場合自励発振を生じている)の相関を実験的に求
めたものであり、2×10-3〜5×10-3のΔnの範囲
においてγ≦0.9が得られており計算による予測結果
と一致した結果が得られている。更に、ストライプ内外
における活性層への光閉じ込め係数比Γout/inも低雑音
特性に大きく寄与しており、ストライプ内外における活
性層への光閉じ込め係数比Γout/inが0.95以上ある
ことが、低雑音化のための必要条件であることを実験的
に確認している。
【0011】図13に電流阻止層5のAlGaAs半導体
層の結晶組成の変化とストライプ内外の屈折率差(Δ
n:ストライプに平行な方向の光の拡がりを決定する
値)の計算結果を示す。電流阻止層のAlAs含有量が0
〜0.07、0.18〜0.20、0.40〜0.43の場
合に適正な屈折率差が得られる事がわかる。一方、図1
4に従来素子構造に於て第2クラッド層の層厚を一定に
した場合の1層で構成される電流阻止層の層厚(dBloc
k)とストライプ内外の屈折率差の相関を示す。電流阻
止層がGaAsまたはAl0.1Ga0.9Asの場合、ある特定
の層厚範囲で適正な屈折率差が得られる事がわかる。し
かし、適正な屈折率差が得られる電流阻止層のAlAs含
有量範囲・層厚範囲ともに精密に制御を行わなければな
らないため、素子特性のばらつきの原因になり、歩留り
を低下させていた。
【0012】メルトバックによるストライプ付近の電流
阻止層の変形を防止するためにAl0.1Ga0.9Asを電流
阻止層5に用いた場合には、実験的にストライプ付近の
電流阻止層5の変形がなく、素子特性のばらつきが小さ
いことが確かめられている。しかし、図13から明らか
な様に、ストライプ内外の屈折率差が小さくなり、図1
0からわかるように、低雑音化が達成できない。また、
図11に示しているように実験的にも低雑音化が達成で
きないことが確かめられている。低雑音化達成を優先し
て、ストライプ内外の屈折率差が適当な範囲にあるAl
0.05Ga0.95Asを電流素子層5に用いた場合には、実験
的に低雑音化が達成でていることが確かめられたが、一
方、メルトバックによるストライプ付近の電流阻止層5
の変形が生じ、素子特性が大きくばらついてしまうこと
を確認した。
【0013】本発明の目的は、低雑音化・低電流化を同
時に実現し、かつ高歩留りで特性の均一な素子作製を行
なうため、電流阻止層を少なくとも2層の半導体層で構
成することにより、第2クラッド層の厚さを変更するこ
となく屈折率差を制御することで、水平方向のキャリヤ
の拡がりを抑制しつつ、光の水平方向閉じ込めを緩和
し、低雑音化と低閾値化を同時に実現し、第3クラッド
層、コンタクト層を積層するため液相成長を行なう際に
メルトバックによるストライプ付近の電流阻止層の変形
を防止することにより、低雑音・低電流特性の均一化を
実現することが可能な半導体レーザ装置及びその製造方
法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述する課題を
解決するためになされたもので、第1導電型の基板上
に、少なくとも第1導電型の第1クラッド層、活性層、
第2導電型の第2クラッド層が順次積層され、前記第2
クラッド層上にはストライプ状の溝を有する電流阻止層
が積層され、前記ストライプ状の溝内部及び電流阻止層
上に第2導電型の第3クラッド層及び第2導電型のコン
タクト層を液相成長法により順次結晶成長する半導体レ
ーザ装置において、前記電流阻止層が少なくとも2層の
半導体層からなり、活性層に近い側には相対的に禁制帯
幅の大きな第1電流阻止層が配置され、この第1電流阻
止層上に相対的に禁制帯幅の小さな第2電流阻止層が配
置されてなり、前記第1電流阻止層のAl含有率が0.4
以下であり、前記ストライプ状の溝内外の屈折率差(Δ
n)が、2×10-3乃至5×10-3の範囲内にある半導
体レーザ装置を提供するものである。
【0015】また、第1導電型の基板上に、少なくとも
第1導電型の第1クラッド層、活性層、第2導電型の第
2クラッド層が順次積層され、前記第2クラッド層上に
はストライプ状の溝を有する電流阻止層が積層され、前
記ストライプ状の溝内部及び電流阻止層上に第2導電型
の第3クラッド層及び第2導電型のコンタクト層を液相
成長法により順次結晶成長する半導体レーザ装置におい
て、前記電流阻止層が好ましくは第1、第2及び第3の
3層の半導体層から構成されており、相対的に禁制帯幅
の大きな第1及び第3電流阻止層で相対的に禁制帯幅の
小さな第2の電流阻止層を挟む形状で配置されてなり、
前記第1及び第3電流阻止層のAl含有率が0.4以下で
あり、前記ストライプ状の溝内外の屈折率差(Δn)
が、2×10-3乃至5×10-3の範囲内にある半導体レ
ーザ装置を提供するものである。
【0016】更に、前記第1電流阻止層の禁制帯幅は、
活性層の禁制帯幅より小さい半導体レーザ装置を提供す
るものである。
【0017】
【作用】この構成によると、低雑音化に必要な水平方向
の光閉じ込めを、第2クラッド層の層厚が小さい範囲で
実現することができるため、第3クラッド層から第2ク
ラッド層を通り活性層に至るキャリヤの横方向の拡がり
を抑制することができ、発光効率が増大し低閾値でのレ
ーザ発振が可能となる。
【0018】更に、液相成長による埋め込み再成長時の
ストライプ形状の変形を防止することができるため、低
雑音・低電流特性の均一化が可能である。
【0019】すなわち、低雑音化と低閾値化を同時に達
成する構造を設計通り、均一に製造することができるた
め、上記、従来の問題点を解決することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施例におけるAl
GaAs系半導体レーザ装置の断面構造を示すものであ
る。図1において、1はn-GaAs基板、2はn-AlxGa
1-xAs第1クラッド層(x=0.5・1.0μm)、3はAly
Ga1-yAs活性層(y=0.13・0.08μm)、4はp-Alx
Ga1-xAs第2クラッド層(x=0.5・0.30μm)、10
はp-GaAs(0.003μm)第1エッチングストップ層、
11はp-AlwGa1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッ
チングストップ層、51はn-AlzGa1-zAs(z=0.1・
0.1μm)第1電流阻止層、52はn-GaAs(0.5μm)
第2電流阻止層、6はp-AlxGa1-xAs第3クラッド層
(x=0.5・2.0μm)、7はp-GaAsコンタクト層(50
μm)、8及び9はそれぞれp及びn側のオーミック電極を
示している。また、20は電流注入の為のストライプ状
溝部であり、幅は3.5μmである。
【0022】本実施例に於ては液相成長法による第3ク
ラッド層の埋め込み再成長の際に生じるストライプ付近
の電流阻止層の形状変形を抑制するために、GaAs電流
阻止層の下にAlGaAs電流阻止層を配置している。こ
れにより、ストライプ状溝底部付近の形状変形を抑制で
き、ストライプ幅の均一性を向上できる。
【0023】次に、本発明の第1の実施例におけるAl
GaAs系半導体レーザ装置の製造方法を説明する。
【0024】図2(a)に示すように、100Torr
の減圧MOCVD結晶成長法を用い、n-GaAs基板1上
に、n-AlxGa1-xAs第1クラッド層2(x=0.5・1.0
μm)、AlyGa1-yAs活性層3(y=0.13・0.08μ
m)、p-AlxGa1-xAs第2クラッド層4(x=0.5・0.3
0μm)、p-GaAs(0.003μm)第1エッチングストッ
プ層10、p-AlwGa1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2
エッチングストップ層11、n-AlzGa1-zAs(z=0.1
・0.1μm)第1電流阻止層51、n-GaAs(0.5μm)
第2電流阻止層52を連続して結晶成長する。次に、図
2(b)に示すように、通常のフォトリソグラフィー技
術を用い、ストライプ状のエッチングマスクを形成した
後、アンモニア系のエッチャントを使用して、n-GaAs
(0.5μm)第2電流阻止層52、n-AlzGa1-zAs(z=
0.1・0.1μm)第1電流阻止層51を貫通し、p-Alw
Ga1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッチングストッ
プ層11が露出するまで、逆メサ形状のストライプ状溝
をエッチング除去する。更に引き続き、図2(c)に示
すように、フッ酸系エッチャントを用いて、p-AlwGa
1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッチングストップ
層11をp-GaAs(0.003μm)第1エッチングストッ
プ層10が露出するまでエッチング除去する。次に、図
2(d)に示すように、通常の液相成長装置を用いて、
p-AlxGa1-xAs第3クラッド層6(x=0.5・2.0μ
m)、p-GaAsコンタクト層7(50μm)を連続して結晶
成長する。最後に、図2(e)に示すように、n-GaAs
基板1を約50μmの厚さにまで減厚した後、通常の電
極形成プロセスにより、p側及びn側のオーミック電極8
及び9を形成して素子作製のための上はプロセスが終了
する。その後、素子分割プロセスを経て、共振器長25
0μmの素子が完成する。
【0025】図3は本発明の第2の実施例におけるAl
GaAs系半導体レーザ装置の断面構造を示すものであ
る。図3において、1はn-GaAs基板、2はn-AlxGa
1-xAs第1クラッド層(x=0.5・1.0μm)、3はAly
Ga1-yAs活性層(y=0.13・0.08μm)、4はp-Alx
Ga1-xAs第2クラッド層(x=0.5・0.30μm)、10
はp-GaAs(0.003μm)第1エッチングストップ層、
11はp-AlwGa1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッ
チングストップ層、51はn-AlzGa1-zAs(z=0.1・
0.05μm)第1電流阻止層、52はn-GaAs(0.5μ
m)第2電流阻止層、53はn-AlzGa1-zAs(z=0.1・
0.05μm)第3電流阻止層、6はp-AlxGa1-xAs第3
クラッド層(x=0.5・2.0μm)、7はp-GaAsコンタ
クト層(50μm)、8及び9はそれぞれp及びn側のオー
ミック電極を示している。また、20は電流注入の為の
ストライプ状溝部であり、幅は3.5μmである。
【0026】本実施例に於ては液相成長法による第3ク
ラッド層の埋め込み再成長の際に生じるストライプ付近
の電流阻止層の形状変形を抑制する効果を増大するため
に、GaAs電流阻止層の上下にAlGaAs電流阻止層を
配置している。これにより、ストライプ状溝底部付近の
形状変形抑制に加えストライプ状溝上部付近の形状変形
抑制が実現されるため、確実にストライプ付近の電流阻
止層の形状変形を抑制できる。
【0027】次に、本発明の第2の実施例におけるAl
GaAs系半導体レーザ装置の製造方法を説明する。
【0028】図4(a)に示すように、100Torr
の減圧MOCVD結晶成長法を用い、n-GaAs基板1上
に、n-AlxGa1-xAs第1クラッド層2(x=0.5・1.0
μm)、AlyGa1-yAs活性層3(y=0.13・0.08μ
m)、p-AlxGa1-xAs第2クラッド層4(x=0.5・0.3
0μm)、p-GaAs(0.003μm)第1エッチングストッ
プ層10、p-AlwGa1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2
エッチングストップ層11、n-AlzGa1-zAs(z=0.1
・0.05μm)第1電流阻止層51、n-GaAs(0.5μ
m)第2電流阻止層52、n-AlzGa1-zAs(z=0.1・0.
05μm)第3電流阻止層53を連続して結晶成長する。
次に、図4(b)に示すように、通常のフォトリソグラ
フィー技術を用い、ストライプ状のエッチングマスクを
形成した後、アンモニア系のエッチャントを使用して、
n-AlzGa1-zAs(z=0.1・0.05μm)第3電流阻止層5
3、n-GaAs(0.5μm)第2電流阻止層52、n-Alz
a1-zAs(z=0.1・0.1μm)第1電流阻止層51を貫通
し、p-AlwGa1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッチ
ングストップ層11が露出するまで、逆メサ形状のスト
ライプ状溝をエッチング除去する。更に引き続き、図4
(c)に示すように、フッ酸系エッチャントを用いて、
p-AlwGa1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッチング
ストップ層11をp-GaAs(0.003μm)第1エッチン
グストップ層10が露出するまでエッチング除去する。
次に、図4(d)に示すように、通常の液相成長装置を
用いて、p-AlxGa1-xAs第3クラッド層6(x=0.5・
2.0μm)、p-GaAsコンタクト層7(50μm)を連続し
て結晶成長する。最後に、図4(e)に示すように、n-
GaAs基板1を約50μmの厚さにまで減厚した後、通
常の電極形成プロセスにより、p側及びn側のオーミック
電極8及び9を形成して素子作製のための上はプロセス
が終了する。その後、素子分割プロセスをへて、共振器
長250μmの素子が完成する。
【0029】図5は本発明の第3の実施例におけるAl
GaAs系半導体レーザ装置の断面構造を示すものであ
る。図5において、1はn-GaAs基板、2はn-AlxGa
1-xAs第1クラッド層(x=0.50・1.0μm)、3はAl
yGa1-yAs活性層(y=0.13・0.08μm)、4はp-Al
xGa1-xAs第2クラッド層(x=0.50・0.30μm)、
12はp-AluGa1-uAs(u=0.25・0.01μm)第3エ
ッチングストップ層、10はp-GaAs(0.003μm)第
1エッチングストップ層、11はp-AlwGa1-wAs(w=
0.6・0.02μm)第2エッチングストップ層、51は
n-AlzGa1-zAs(z=0.1・0.05μm)第1電流阻止
層、52はn-GaAs(0.5μm)第2電流阻止層、53は
n-AlzGa1-zAs(z=0.1・0.05μm)第3電流阻止
層、54はn-AlvGa1-vAs(v=0.05・0.02μm)再
成長支援層、6はp-AlxGa1-xAs第3クラッド層(x=
0.5・2.0μm)、7はp-GaAsコンタクト層(50μ
m)、8及び9はそれぞれp及びn側のオーミック電極を示
している。また、20は電流注入の為のストライプ状溝
部であり、幅は3.5μmである。
【0030】本構造においてはフッ酸系エッチャントを
用いて、AlGaAs第2エッチングストップ層をGaAs
第1エッチングストップ層が露出するまでエッチング除
去するプロセスにおいて、なんらかの原因でストライプ
状溝内部のGaAs第1エッチングストップ層が部分的若
しくは全面除去された場合にも第3クラッド層以降の各
層の液相成長による埋め込み再成長を確実に行うことが
できるように、AluGa1-uAs(u=0.25・0.01μm)
第3エッチングストップ層をGaAs第1エッチングスト
ップ層の下に配置している。即ち、液相成長を行うこと
が不可能な高いAl混晶比を持つAlGaAs第2クラッド
層がストライプ状溝内部に露出することを防止している
ものである。
【0031】更に、第3クラッド層の液相成長による埋
め込み再成長を更に歩留まり良く行うため、第3電流阻
止層上にAlGaAs再成長支援層を配置している。この
再成長支援層の配置により、ストライプ内部の結晶成長
が優先して生じることになり液相埋め込み再成長が更に
良好に行える。
【0032】次に、本発明の第3の実施例におけるAl
GaAs系半導体レーザ装置の製造方法を説明する。
【0033】図6(a)に示すように、100Torr
の減圧MOCVD結晶成長法を用い、n-GaAs基板1上
に、n-AlxGa1-xAs第1クラッド層2(x=0.50・1.
0μm)、AlyGa1-yAs活性層3(y=0.13・0.08μ
m)、p-AlxGa1-xAs第2クラッド層4(x=0.50・0.
30μm)、p-AluGa1-uAs(u=0.25・0.01μm)第
3エッチングストップ層12、p-GaAs(0.003μm)
第1エッチングストップ層10、p-AlwGa1-wAs(w=
0.6・0.02μm)第2エッチングストップ層11、n-
AlzGa1-zAs(z=0.1・0.05μm)第1電流阻止層5
1、n-GaAs(0.5μm)第2電流阻止層52、n-Alz
a1-zAs(z=0.1・0.05μm)第3電流阻止層53、n-
AlvGa1-vAs(v=0.05・0.02μm)再成長支援層5
4を連続して結晶成長する。次に、図6(b)に示すよ
うに、通常のフォトリソグラフィー技術を用い、ストラ
イプ状のエッチングマスクを形成した後、アンモニア系
のエッチャントを使用して、n-AlvGa1-vAs(v=0.0
5・0.02μm)再成長支援層54、n-AlzGa1-zAs(z
=0.1・0.05μm)第3電流阻止層53、n-GaAs
(0.5μm)第2電流阻止層52、n-AlzGa1-zAs(z=
0.1・0.1μm)第1電流阻止層51を貫通し、p-Alw
Ga1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッチングストッ
プ層11が露出するまで、逆メサ形状のストライプ状溝
をエッチング除去する。更に引き続き、図6(c)に示
すように、フッ酸系エッチャントを用いて、p-AlwGa
1-wAs(w=0.6・0.02μm)第2エッチングストップ
層11をp-GaAs(0.003μm)第1エッチングストッ
プ層10が露出するまでエッチング除去する。次に、図
6(d)に示すように、通常の液相成長装置を用いて、
p-AlxGa1-xAs第3クラッド層6(x=0.5・2.0μ
m)、p-GaAsコンタクト層7(50μm)を連続して結晶
成長する。最後に、図6(e)に示すように、n-GaAs
基板1を約50μmの厚さにまで減厚した後、通常の電
極形成プロセスにより、p側及びn側のオーミック電極8
及び9を形成して素子作製のための上はプロセスが終了
する。その後、素子分割プロセスを経て、共振器長25
0μmの素子が完成する。
【0034】ここで、液相成長時に電流素子層の変形が
なく、低雑音化と低電流化を実現する素子設計について
従来の構造例の場合との比較を行ないながら、本発明の
第1及び第2の実施例における素子構造の優位性を以下
に詳細に説明する。
【0035】図8及び図9はそれぞれ、第2クラッド層
4の層厚を変化させたときの、ストライプ内外の屈折率
差(Δn)及びストライプ内外における活性層への光閉
じ込め係数比(Γout/in)を示す計算結果であり、本発
明の第1及び第2の実施例に係る構造と比較して、従来
の素子構造についても示している。
【0036】本発明の第1の実施例の構造である2層構
造の電流阻止層構造を採用した場合は、0.24μm〜
0.35μmの第2クラッド層4層厚の範囲で、適正な屈
折率差が得られるため、低電流化が可能であり、ストラ
イプ内外における活性層への光閉じ込め係数比も0.2
5μm以上の第2クラッド層4層厚の範囲で自励発振現
象を生じる範囲内にある。すなわち、低雑音化と低電流
化の両立が可能である。更に、ストライプ底部にAl0.1
Ga0.9As(0.1μm)第1電流阻止層51を採用してい
るため、p-AlxGa1-xAs第3クラッド層6(x=0.5・
2.0μm)を結晶成長する際の液相成長中に、メルトバ
ックによる電流阻止層底部の形状変形を生じないため、
特性のばらつきを小さく抑制することができ、歩留りの
向上が達成される。
【0037】更に、本発明の第2の実施例の構造であ
る、3層の電流阻止層構造を採用した場合にも、同様に
0.23μm〜0.35μmの第2クラッド層4層厚で、適
正な屈折率差が得られるため、低電流化が可能であり、
ストライプ内外における活性層への光閉じ込め係数比も
0.20μm以上の第2クラッド層4層厚の範囲で自励発
振現象を生じる範囲内にある。すなわち、この場合も低
雑音化と低電流化の両立が可能である。更に、ストライ
プ底部及び上部にそれぞれAl0.1Ga0.9As(0.05μ
m)第1電流阻止層51、Al0.1Ga0.9As(0.05μm)
第3電流阻止層53を採用しているため、前記本発明の
第1の実施例における構造の場合より、p-AlxGa1-x
s第3クラッド層6(x=0.5・2.0μm)を結晶成長する
際の液相成長中に、メルトバックによる電流阻止層の形
状変形が生じないため、特性のばらつきを小さく抑制す
ることができ、歩留りの向上が達成される。
【0038】これに対し、従来例のように電流阻止層と
してAl0.1Ga0.9As単層を用いた場合には、図8中に
併せて示しているように第2クラッド層厚を0.30μm
以下とすればストライプ内外の屈折率差を2×10-3
5×10-3に設定できるが、図9中に示した光閉じ込め
係数比の条件からは第2クラッド層厚を0.31μm以上
にすることが要請される。即ち、低電流化を実現できる
0.3μm以下の第2クラッド層厚範囲では自励発振を生
じず、低電流化と低雑音化の両立が不可能であることが
示されており、実験的にも自励発振を生じないことを確
かめた。
【0039】次に、本発明の実施例の構造に於て、第2
クラッド層4層厚を一定に保ち、且つストライプ内外の
屈折率差の制御をする方法について説明する。
【0040】図7(a)に第2クラッド層の層厚を一定
にした場合の第1又は第1及び第3電流阻止層のAlAs
含有量とストライプ内外の屈折率差の相関を示す。本発
明の第1の実施例に係る2層で構成される電流阻止層の
場合、第1電流阻止層のAlAs含有量が0.01〜0.1
5、0.42以上の場合に適正な屈折率差が得られ、本
発明の第2の実施例に係る3層で構成される電流阻止層
の場合、第1及び第3電流阻止層のAlAs含有量が0.
02以上の場合に適正な屈折率差が得られる事がわか
る。更に、図7(b)の第2クラッド層の層厚を一定に
した場合の第1又は第1及び第3電流阻止層のAlAs含
有量とストライプ内外の光閉じ込め係数比の相関に示し
ているように、本発明の第1の実施例及び本発明の第2
の実施例に係る電流阻止構造の場合、第1、又は第1及
び第3電流阻止層のAlAs含有量の設定全範囲で0.9
5以上の光閉じ込め係数比が得られ自励発振を生じるこ
とがわかる。また、図12に本発明の実施例に係る素子
構造に於て第2クラッド層の層厚、及び、第1乃至第3
電流阻止層の合計層厚を一定にした場合の、第2電流阻
止層の層厚(dGaAs)とストライプ内外の屈折率差の
相関を示す。本発明の第1の実施例及び第2の実施例に
係る素子構造に於て第2電流阻止層の層厚が0.58μ
m以下の範囲で適正な屈折率差が得られる事がわかる。
即ち、第1、又は第1及び第3の電流阻止層のAlAs含
有量範囲、第2電流ブロック層の層厚範囲ともに広い範
囲にわたり適正な屈折率差が得られるため、素子特性の
ばらつきを抑制でき、高歩留りで素子作製が行える。
【0041】即ち、図12に示したように本発明の実施
例に係る素子構造に於ては、第2クラッド層の層厚を一
定にした場合にも、第2電流阻止層の層厚を変更するこ
とにより容易に所望のストライプ内外の屈折率差が得ら
れる事がわかる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明はストライプ状溝
を液相成長により埋め込み再成長し、内部電流狭窄構造
をもつ半導体レーザ装置において、電流阻止層を少なく
とも2層の半導体層で構成することにより、第2クラッ
ド層の厚さを変更することなく屈折率差を制御すること
で、水平方向のキャリヤの拡がりを抑制しつつ、光の水
平方向閉じ込めを緩和し、低電流化と低雑音化を同時に
実現し、かつ、液相成長による埋め込み再成長時のスト
ライプ形状の変形を確実に防止することができ、素子構
造設計通りの素子を再現性良く、高歩留りで作製するこ
とができる半導体レーザ装置及びその製造方法を提供す
るものであり、その実用的な効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体レーザ装
置の断面構造図である。
【図2】本発明の第1の実施例における半導体レーザ装
置の製造方法を示す工程断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例における半導体レーザ装
置の断面構造図である。
【図4】本発明の第2の実施例における半導体レーザ装
置の製造方法を示す工程断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例における半導体レーザ装
置の断面構造図である。
【図6】本発明の第3の実施例における半導体レーザ装
置の製造方法を示す工程断面図である。
【図7】本発明の第1・第2の実施例における半導体レ
ーザ装置の特性を示す図である。
【図8】本発明の第1・第2の実施例における半導体レ
ーザ装置の素子構造設計に係り、従来構造と比較とし
て、第2クラッド層厚とストライプ内外の屈折率差の関
係を表わす図である。
【図9】本発明の第1・第2の実施例における半導体レ
ーザ装置の素子構造設計に係り、従来構造と比較とし
て、第2クラッド層厚とストライプ内外の活性層光閉じ
込め係数比(Γout/in)の関係を表わす図である。
【図10】本発明の第1・第2の実施例における半導体
レーザ装置の素子構造設計に係り、計算により求めたス
トライプ内外の屈折率差と最大自励発振光出力(Pmax)
の関係を表わす図である。
【図11】本発明の第1・第2の実施例における半導体
レーザ装置の低雑音特性に係り、実験により求めたスト
ライプ内外の屈折率差と自励発振指標(γ)の関係を表
わす図である。
【図12】本発明の第1・第2の実施例における半導体
レーザ装置の素子構造設計に係り、実験により求めたス
トライプ内外の屈折率差と第2電流阻止層の層厚(dGa
As)の関係を表わす図である。
【図13】従来の内部ストライプ電流狭窄構造をもつ半
導体レーザ装置設計に係り、電流狭窄層の結晶組成(x
Block)とストライプ内外の屈折率差の関係を表わす図
である。
【図14】従来の内部ストライプ電流狭窄構造をもつ半
導体レーザ装置設計に係り、電流狭窄層の層厚(dBloc
k)とストライプ内外の屈折率差の関係を表わす図であ
る。
【図15】従来の内部ストライプ電流狭窄構造をもつ半
導体レーザ装置の断面構造図である。
【符号の説明】
1 n-GaAs基板 2 n-AlGaAs第1クラッド層 3 AlGaAs活性層 4 p-AlGaAs第2クラッド層 5 n-GaAs電流阻止層 51 n-AlGaAs第1電流阻止層 52 n-GaAs第2電流阻止層 53 n-AlGaAs第3電流阻止層 54 n-AlGaAs再成長支援層 6 p-AlGaAs第3クラッド層 7 p-GaAsコンタクト層 8・9 オーミック電極 10 p-GaAs第1エッチングストップ層 11 p-AlGaAs第2エッチングストップ層 12 p-AlGaAs第3エッチングストップ層 20 ストライプ状溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の基板上に、少なくとも第1
    導電型の第1クラッド層、活性層、第2導電型の第2ク
    ラッド層が順次積層され、前記第2クラッド層上にはス
    トライプ状の溝を有する電流阻止層が積層され、前記ス
    トライプ状の溝内部及び電流阻止層上に第2導電型の第
    3クラッド層及び第2導電型のコンタクト層を液相成長
    法により順次結晶成長する半導体レーザ装置において、 前記電流阻止層が少なくとも2層の半導体層からなり、
    活性層に近い側には相対的に禁制帯幅の大きな第1電流
    阻止層が配置され、この第1電流阻止層上に相対的に禁
    制帯幅の小さな第2電流阻止層が配置されてなり、 前記第1電流阻止層のAl含有率が0.4以下であり、前
    記ストライプ状の溝内外の屈折率差(Δn)が、2×1
    -3乃至5×10-3の範囲内にあることを特徴とする半
    導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の基板上に、少なくとも第1
    導電型の第1クラッド層、活性層、第2導電型の第2ク
    ラッド層が順次積層され、前記第2クラッド層上にはス
    トライプ状の溝を有する電流阻止層が積層され、前記ス
    トライプ状の溝内部及び電流阻止層上に第2導電型の第
    3クラッド層及び第2導電型のコンタクト層を液相成長
    法により順次結晶成長する半導体レーザ装置において、 前記電流阻止層が好ましくは第1、第2、及び第3の3
    層の半導体層から構成されており、相対的に禁制帯幅の
    大きな第1及び第3電流阻止層で相対的に禁制帯幅の小
    さな第2電流阻止層を挟む形状で配置されてなり、 前記第1及び第3電流阻止層のAl含有率が0.4以下で
    あり、前記ストライプ状の溝内外の屈折率差(Δn)
    が、2×10-3乃至5×10-3の範囲内にあることを特
    徴とする半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1電流阻止層の禁制帯幅は、活性
    層の禁制帯幅より小さいことを特徴とする請求項1およ
    び2に記載の半導体レーザ装置。
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