JPH01132191A - 半導体レーザ素子 - Google Patents
半導体レーザ素子Info
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- JPH01132191A JPH01132191A JP33396787A JP33396787A JPH01132191A JP H01132191 A JPH01132191 A JP H01132191A JP 33396787 A JP33396787 A JP 33396787A JP 33396787 A JP33396787 A JP 33396787A JP H01132191 A JPH01132191 A JP H01132191A
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- semiconductor laser
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- VLCQZHSMCYCDJL-UHFFFAOYSA-N tribenuron methyl Chemical compound COC(=O)C1=CC=CC=C1S(=O)(=O)NC(=O)N(C)C1=NC(C)=NC(OC)=N1 VLCQZHSMCYCDJL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は光通信、光ディスクなどの情報映像分野に於け
る光源等として利用されるもので、高出力で安定な半導
体レーザ素子の新しめ構造に関するものである。
る光源等として利用されるもので、高出力で安定な半導
体レーザ素子の新しめ構造に関するものである。
〈従来技術〉
光デイスク装置等の光源として半導体レーザは幅広く使
用されてきているが、書き込みの可能な追記型ディスク
や消去も可能な書替可能型光ディスクの光源として用い
るためには20〜40 mWという高い光出力が必要と
される。現在比較的高出力の半導体レーザが実用化され
ているが半導体レーザの信頼性を同一構造の素子で比較
した場合光出力の4乗に反比例することが報告されてお
り高出力化は極めて難しrと考えられる。
用されてきているが、書き込みの可能な追記型ディスク
や消去も可能な書替可能型光ディスクの光源として用い
るためには20〜40 mWという高い光出力が必要と
される。現在比較的高出力の半導体レーザが実用化され
ているが半導体レーザの信頼性を同一構造の素子で比較
した場合光出力の4乗に反比例することが報告されてお
り高出力化は極めて難しrと考えられる。
高出力半導体レーザの劣化の要因の1つに光出射端面の
劣化があることはよく知られて贋る。第9図に従来の半
導体レーザの構造図の一例を示す。
劣化があることはよく知られて贋る。第9図に従来の半
導体レーザの構造図の一例を示す。
この構造はVS I S (V−channeled
5ubstrateInner 5tripe)レーザ
と呼ばれるものである。
5ubstrateInner 5tripe)レーザ
と呼ばれるものである。
この従来の構造では、p−GaAs基板11上に電流を
遮断するためのn−GaAs電流ブロッキング層12が
堆積された後、G3As基板に到達するV型溝が形成さ
れる。その上にp−GaAlAsクラッド層t 3.G
aAs又はGaAl!As活性層14.Q−GaAlA
Sクラッド層15+ n−GaAsキャップ層16が
順次堆積てれている。この場合レーザ発振のための電流
はn−GaAs層12によって閉じ込められ幅W1のチ
ャネル部のみに流れる。活性層14は平坦に形成されて
いるが、チャネル両側でのn−GaAS層12への光吸
収により実効屈折率が下がるため光導波路が形成され、
基本横モード発振が安定して得られている。即ち、損失
導波機構の要素を有している。
遮断するためのn−GaAs電流ブロッキング層12が
堆積された後、G3As基板に到達するV型溝が形成さ
れる。その上にp−GaAlAsクラッド層t 3.G
aAs又はGaAl!As活性層14.Q−GaAlA
Sクラッド層15+ n−GaAsキャップ層16が
順次堆積てれている。この場合レーザ発振のための電流
はn−GaAs層12によって閉じ込められ幅W1のチ
ャネル部のみに流れる。活性層14は平坦に形成されて
いるが、チャネル両側でのn−GaAS層12への光吸
収により実効屈折率が下がるため光導波路が形成され、
基本横モード発振が安定して得られている。即ち、損失
導波機構の要素を有している。
上記VSISレーザは、安定した基本横モード発振が得
られ低光出力レベルでは高い信頼性を有するが高出力レ
ベルになると信頼性は大きく低下し長時間の使用に耐え
ないという欠点があった。
られ低光出力レベルでは高い信頼性を有するが高出力レ
ベルになると信頼性は大きく低下し長時間の使用に耐え
ないという欠点があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
上述の劣化原因を詳しく調べて見ると、素子の劣化は端
面V溝肩部の劣化に起因しており、V溝肩部のn−Ga
As層12の光吸収による発熱が大きな原因であること
が明らかになった。
面V溝肩部の劣化に起因しており、V溝肩部のn−Ga
As層12の光吸収による発熱が大きな原因であること
が明らかになった。
すなわち、従来の損失導波機構の要素を有する半導体レ
ーザ素子においては、特に共振器端面部近傍のチャンネ
ル両側での光吸収によりレーザ端面部の温度が上昇し高
出力状態では、この温度上昇が端面劣化を引き起すこと
になり、高出力状態での信頼性を低下させていた。
ーザ素子においては、特に共振器端面部近傍のチャンネ
ル両側での光吸収によりレーザ端面部の温度が上昇し高
出力状態では、この温度上昇が端面劣化を引き起すこと
になり、高出力状態での信頼性を低下させていた。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明の半導体素子は、少なくとも一方のレーザ共振器
端面部近傍に於いて、チャネル幅を中央に比べて広く形
成することにより、端面での光の吸収を押え、発熱を可
及的に抑制させるように構成されている。それ故に、本
発明の主たる目的は半導体レーザ端面での劣化を抑え高
出力状態でも安定に動作する半導体レーザ素子を提供す
ることにある。
端面部近傍に於いて、チャネル幅を中央に比べて広く形
成することにより、端面での光の吸収を押え、発熱を可
及的に抑制させるように構成されている。それ故に、本
発明の主たる目的は半導体レーザ端面での劣化を抑え高
出力状態でも安定に動作する半導体レーザ素子を提供す
ることにある。
く作用〉
本発明に係る半導体レーザ装置はレーザの共振器端面部
の構造を従来のものと変えることによって端面部の温度
上昇が小さくなり、そのため劣化が抑制され、高出力状
態でも高い信頼性を有し、かつ安定な基本横モード発振
が得られる。
の構造を従来のものと変えることによって端面部の温度
上昇が小さくなり、そのため劣化が抑制され、高出力状
態でも高い信頼性を有し、かつ安定な基本横モード発振
が得られる。
〈実施例〉
第1図は本発明の1実施例を示す半導体レーザ素子を模
式的に分解して示す斜視図であり、共振方向に沿って配
置される端面部A、 Cと中央部Bから構成されてい
る。
式的に分解して示す斜視図であり、共振方向に沿って配
置される端面部A、 Cと中央部Bから構成されてい
る。
第2図は本実施例のチャンネル形成状態を模式%式%
以下、本実施例の作製手順について詳細に述べる。
まず、p−GaAs基板ll上に液相エピタキシャル成
長法によりn−GaAs電流ブロッキング層12を約0
.7μm厚に堆積させた後、通常のフォトリソグラフィ
ー技術とエツチング技術により第1図に示すような端面
近傍で幅w2=toμm共振器中央部で幅W1−4μm
1深さ1μmの溝を形成する。
長法によりn−GaAs電流ブロッキング層12を約0
.7μm厚に堆積させた後、通常のフォトリソグラフィ
ー技術とエツチング技術により第1図に示すような端面
近傍で幅w2=toμm共振器中央部で幅W1−4μm
1深さ1μmの溝を形成する。
n−GaAs電流ブロッキング層12の成長方法として
は他に気相成長法等を用いてもよい。
は他に気相成長法等を用いてもよい。
その後、液相エピタキシャル成長法を用いて、第1図に
示すよりなp−AIo、42 GaO,58Asクラッ
ド層13を溝外側部で0.15μm厚にpまたはn−A
l0.HGao、86As活性層14を0.08μm厚
に、さらに、1−Alo、42Gao、5s Asクラ
ッド層15を0.8 pm厚にrl−G2As−コンタ
クト層16をISpm厚にそれぞれ成長させる。液相エ
ピタキシャル成長法においては陥没部を平坦化する様に
成長が行なわれるためI) −Ah、42 Gap、5
8 Asクラッド層13の成長後は成長表面は平坦であ
り続いて成長されるAlO,+ 4 G ao、86
A s活性層14も全面で平坦かつ均一な厚さに成長さ
せることができる。
示すよりなp−AIo、42 GaO,58Asクラッ
ド層13を溝外側部で0.15μm厚にpまたはn−A
l0.HGao、86As活性層14を0.08μm厚
に、さらに、1−Alo、42Gao、5s Asクラ
ッド層15を0.8 pm厚にrl−G2As−コンタ
クト層16をISpm厚にそれぞれ成長させる。液相エ
ピタキシャル成長法においては陥没部を平坦化する様に
成長が行なわれるためI) −Ah、42 Gap、5
8 Asクラッド層13の成長後は成長表面は平坦であ
り続いて成長されるAlO,+ 4 G ao、86
A s活性層14も全面で平坦かつ均一な厚さに成長さ
せることができる。
その後、ウェハの両面に抵抗性全面電極をつけ、合金化
処理を行なった後、ストライプ幅が広い領域で骨間を行
ない共振器を形成する。本実施例においてはレーザ共振
器長は250μm、ストライプ幅が広い領域は両端面に
各々10μmとしている。
処理を行なった後、ストライプ幅が広い領域で骨間を行
ない共振器を形成する。本実施例においてはレーザ共振
器長は250μm、ストライプ幅が広い領域は両端面に
各々10μmとしている。
従って、半導体レーザの両端面のn−GHAs電流ブロ
ッキング層12による光吸収がなく端面の温度上昇が抑
えられ、高い信頼性を示し、出射側端面4%裏面側97
%の反射率のコーティングを施したところ80mWの高
光巳力状態でも殆ど無劣化の特性を示した。
ッキング層12による光吸収がなく端面の温度上昇が抑
えられ、高い信頼性を示し、出射側端面4%裏面側97
%の反射率のコーティングを施したところ80mWの高
光巳力状態でも殆ど無劣化の特性を示した。
本実施例においては幅広チャネル部の長さを両端に10
μmとしたが、この長さが30μm以内であると、共振
器中央部で導波されてきた光は幅広チャネル部で完全に
はモード変形されず、安定な横モード特性を示す。また
、幅広チャネル部を出射側端面部のみに形成した場合で
も効果は発揮される。
μmとしたが、この長さが30μm以内であると、共振
器中央部で導波されてきた光は幅広チャネル部で完全に
はモード変形されず、安定な横モード特性を示す。また
、幅広チャネル部を出射側端面部のみに形成した場合で
も効果は発揮される。
第3図は、本発明の他の実施例を示す半導体レーザ素子
を模式的に分解した斜視図である。本実施例共振器端面
近傍のチャンネル幅が基板の側壁面まで広げた1実施例
である。
を模式的に分解した斜視図である。本実施例共振器端面
近傍のチャンネル幅が基板の側壁面まで広げた1実施例
である。
以下にこの実施例の作製手順について第4図に沿って説
明する。
明する。
まず、p−GaAs基板11上にn−GaAs電流ブロ
ッキング層12を第4図(a)の様に約0.7μm厚に
堆積させる。その後スパッタ法により0.3μm厚の5
i02膜31を形成し、それをマスクとしてレーザ共振
器の両端面となる部分を長き10μmにわたす0.8μ
mの深さの溝を形成する。これが第4図(b)の状態で
ある。その後、前記5i02膜をそのままマスクとして
用いて有機金属熱分解法(MOCVD法)を用りてp−
41o、42Gao、5s As層32を0.8μm厚
に、さらに後の成長を円滑にするためのアンドープGa
Asエッチバック層33t−o、osμm厚に堆積きせ
る(第4図(C))。この状態でn−GaAs電流ブロ
ッキング層12とpA/1142 cao、58 As
層32の表面の高さは整って一致している。次に5Ho
2膜31をエツチングにより除去した後、第4図(e)
に示すようなp−GaAs基板11に達するV型溝を幅
W1=4μm4深さ1μmに形成する。
ッキング層12を第4図(a)の様に約0.7μm厚に
堆積させる。その後スパッタ法により0.3μm厚の5
i02膜31を形成し、それをマスクとしてレーザ共振
器の両端面となる部分を長き10μmにわたす0.8μ
mの深さの溝を形成する。これが第4図(b)の状態で
ある。その後、前記5i02膜をそのままマスクとして
用いて有機金属熱分解法(MOCVD法)を用りてp−
41o、42Gao、5s As層32を0.8μm厚
に、さらに後の成長を円滑にするためのアンドープGa
Asエッチバック層33t−o、osμm厚に堆積きせ
る(第4図(C))。この状態でn−GaAs電流ブロ
ッキング層12とpA/1142 cao、58 As
層32の表面の高さは整って一致している。次に5Ho
2膜31をエツチングにより除去した後、第4図(e)
に示すようなp−GaAs基板11に達するV型溝を幅
W1=4μm4深さ1μmに形成する。
その後、従来のVSISレーザの成長方法と同じように
液相成長を用いてp−A10.42Ga0.5111A
Sクラッド層13を溝外側部で0.15μm厚に、pま
たはn−Al!o、l4caO,86As活性層14を
OD 8 pm厚に、 n −AlO,42GaO,5
3Asクラッド層15を0.8 p m厚に、n−Ga
Asコンタクト層16を15μm厚にそれぞれ成長きせ
る。液相エピタキシャル成長法においては陥没部を平坦
化する様に成長が行われるためp−A10.42 Ga
0.5g Asクラッド層13の成長後は成長表面は平
坦であり、続いて成長されるAI!044Gao、36
As活性層14も全面で平坦かつ均一に成長させること
ができる。
液相成長を用いてp−A10.42Ga0.5111A
Sクラッド層13を溝外側部で0.15μm厚に、pま
たはn−Al!o、l4caO,86As活性層14を
OD 8 pm厚に、 n −AlO,42GaO,5
3Asクラッド層15を0.8 p m厚に、n−Ga
Asコンタクト層16を15μm厚にそれぞれ成長きせ
る。液相エピタキシャル成長法においては陥没部を平坦
化する様に成長が行われるためp−A10.42 Ga
0.5g Asクラッド層13の成長後は成長表面は平
坦であり、続いて成長されるAI!044Gao、36
As活性層14も全面で平坦かつ均一に成長させること
ができる。
また、アンドープGaAsエンチンツク層33は1)
A10.42Ga0.58AS層32の酸化を有効に
防ぎ、液相成長時にはエッチパックにより消失するため
共撮器端面部ばp−クラッド層が0.95μm厚に一様
に形成されたことになり、この部分での光の吸収は存在
しない。その後ウェハの両面に抵抗性全面電極をつけ、
合金化処理を行なった後、n−GaAS電流ブロッキン
グ層12の存在しない部分で骨間を行ない共振器を形成
する。
A10.42Ga0.58AS層32の酸化を有効に
防ぎ、液相成長時にはエッチパックにより消失するため
共撮器端面部ばp−クラッド層が0.95μm厚に一様
に形成されたことになり、この部分での光の吸収は存在
しない。その後ウェハの両面に抵抗性全面電極をつけ、
合金化処理を行なった後、n−GaAS電流ブロッキン
グ層12の存在しない部分で骨間を行ない共振器を形成
する。
このレーザは両端面部での光吸収がなく端面の温度上昇
が抑えられ高論信頼性を示し出射側端面4%裏面側97
%の反射率のコーティングを施したところ、80mWの
高出力状態でも殆ど無劣化の特性を示した。
が抑えられ高論信頼性を示し出射側端面4%裏面側97
%の反射率のコーティングを施したところ、80mWの
高出力状態でも殆ど無劣化の特性を示した。
本実施例では端面のn−GaAs電流ブロッキング層1
2の存在しない部分の長さを共振器両端に10μmずつ
としたが、この長さが30μm以内であれば共振器中央
部で導波されてきた光は端面部においてもモード変形さ
れず、安定な横モード特性を示す。また、このn−Ga
As電流ブロッキング層12の存在しない部分を出射側
端面部のみに形成した場合でも効果は発揮される。
2の存在しない部分の長さを共振器両端に10μmずつ
としたが、この長さが30μm以内であれば共振器中央
部で導波されてきた光は端面部においてもモード変形さ
れず、安定な横モード特性を示す。また、このn−Ga
As電流ブロッキング層12の存在しない部分を出射側
端面部のみに形成した場合でも効果は発揮される。
上記実施例においてはVSIS型の半導体レーザに適用
した場合を示したが次に他の構造に適用した場合につい
て示す。他の構造の−っにcsPレーザ(Transv
erse Mode 5tabilized AlxG
aI−xAs Injection La5ers w
ith、channeled−3ubstrate −
Planar 5tructure; I EEEJO
URNAL OF QUANTUM ELECTRON
IC3゜vol+ QE−14,No、 2. Feb
ruary19781P、89)がある。第5図は本発
明をcspレーザに適用した実施例を示している。本実
施例ではn −GaAs基板41にチャネルを形成する
が、その際、中央部のチャネル幅Wlより端面部のチャ
ネル幅w2が大きくなる様にする。その後、n −Al
xGal−xAsクラッド層42.GaAs活性層43
、prAt’xGal −XA8クラッド層44+
n−GaAs層45を形成した後Znの拡散領域48
を形成して電流通路を作成する。この場合も、チャネル
の外部では、n−GaA s基板の光吸収がありチャネ
ル肩部の発熱がおこるが端面でチャネル幅を広げること
によりこの発熱は緩和され、信頼性が向上する。この場
合も端面部で全面にわたりチャネルと同じ深さに基板を
エツチングしてもよいし、このような構造を片方の端面
のみに形成しても両側に形成しても効果は発揮される。
した場合を示したが次に他の構造に適用した場合につい
て示す。他の構造の−っにcsPレーザ(Transv
erse Mode 5tabilized AlxG
aI−xAs Injection La5ers w
ith、channeled−3ubstrate −
Planar 5tructure; I EEEJO
URNAL OF QUANTUM ELECTRON
IC3゜vol+ QE−14,No、 2. Feb
ruary19781P、89)がある。第5図は本発
明をcspレーザに適用した実施例を示している。本実
施例ではn −GaAs基板41にチャネルを形成する
が、その際、中央部のチャネル幅Wlより端面部のチャ
ネル幅w2が大きくなる様にする。その後、n −Al
xGal−xAsクラッド層42.GaAs活性層43
、prAt’xGal −XA8クラッド層44+
n−GaAs層45を形成した後Znの拡散領域48
を形成して電流通路を作成する。この場合も、チャネル
の外部では、n−GaA s基板の光吸収がありチャネ
ル肩部の発熱がおこるが端面でチャネル幅を広げること
によりこの発熱は緩和され、信頼性が向上する。この場
合も端面部で全面にわたりチャネルと同じ深さに基板を
エツチングしてもよいし、このような構造を片方の端面
のみに形成しても両側に形成しても効果は発揮される。
また、上記実施例においてはダブルへテロ接合構造の半
導体レーザについて説明したが他の構造、たとえばL
OG (Lange 0pticalICavity)
構造、5CH(Separate Confineme
nt Heterostructure)構造量子井戸
構造等地の構造を用いた場合についても適用可能である
。例えば、第6図は本発明をLOG構造に適用したもの
で、活性層14に隣接して光導波層18が積層されてA
るが上記実施例と同様の効果が認められる。また、第7
図は量子井戸構造に本発明を適用した場合の1実施例で
あるcRIN−5CH−5QW(Graded Ind
ex −5eparate Confinement
)Ieterostructure −5ingle
Quantum Well )構造を示す構成図であり
、上記実施例と同様の効果が認められる。第8図には@
7図の実施例の活性層の混晶比の分布を示している。
導体レーザについて説明したが他の構造、たとえばL
OG (Lange 0pticalICavity)
構造、5CH(Separate Confineme
nt Heterostructure)構造量子井戸
構造等地の構造を用いた場合についても適用可能である
。例えば、第6図は本発明をLOG構造に適用したもの
で、活性層14に隣接して光導波層18が積層されてA
るが上記実施例と同様の効果が認められる。また、第7
図は量子井戸構造に本発明を適用した場合の1実施例で
あるcRIN−5CH−5QW(Graded Ind
ex −5eparate Confinement
)Ieterostructure −5ingle
Quantum Well )構造を示す構成図であり
、上記実施例と同様の効果が認められる。第8図には@
7図の実施例の活性層の混晶比の分布を示している。
〈発明の効果〉
本発明によれば端面部のチャネル幅を広げることにより
出射端面の光吸収による温度上昇を防ぐことができ、高
出力状態においても高い信頼性を高出力状態においても
高い信頼性を有する半導体レーザ素子が得られる。
出射端面の光吸収による温度上昇を防ぐことができ、高
出力状態においても高い信頼性を高出力状態においても
高い信頼性を有する半導体レーザ素子が得られる。
第1図は本発明の1実施例を示す半導体レーザ素子の分
解構成図で、第2図はチャネル形成後の構造斜視図であ
る。第3図は本発明の他の実施例を示す半導体レーザ素
子の分解構成図、第4図は素子の作製工程を模式的に示
した断面図である。 第5図は本発明の他の実施例を示す半導体レーザ素子の
分解構成図である。第6図は本発明の他の実施例を示す
半導体レーザ素子の分解構成図である。第7図は本発明
の他の実施例を示す半導体レーザ素子の分解構成図であ
る。第8図は第7図に示す半導体レーザ素子の活性層の
構造を模式的に示した説明図である。第9図は従来の半
導体レーザ素子の構造図である。 11−p−GaAs基板、12 ・” n −GaAs
電流ブロッキング層、13°°°p−4io、42Ga
o、5s Asクラ・ンド層、14−=pまたはn
−A10.l4Ga0.86AS活性層、15− n
A16.42 G ao、58 A Sクラッド層、
16−n−GaAsコンタクト層、17−p−A10.
4 Ga016 Asクラッド層、18−9−AIO,
:IGaQ:IA9ガイド層、l 9 ・n −At□
、7 G ao、3 A sクラッド層、21.22・
・・抵抗性電極、31・・・5i02膜、32”’ p
−At’0.42 (1;aO,5B As層、33…
アンド一プGaAsエツチバツク層、41−n−GaA
s基板、42−n −AI!xGal−xクラッド層、
43 ・=GaAs活性層、44−p−AI!xGa+
−xAsクラッド層、45 ・−・n−GaAs層、4
6.47・・・抵抗性を極、48・Zfi拡散領域、”
1− pklt)、I Ga(1,3Asクラッド層
、52・・・GRIN−3CH−5QW活性層、53−
n−A10,7GaO,3Asクラッド層。
解構成図で、第2図はチャネル形成後の構造斜視図であ
る。第3図は本発明の他の実施例を示す半導体レーザ素
子の分解構成図、第4図は素子の作製工程を模式的に示
した断面図である。 第5図は本発明の他の実施例を示す半導体レーザ素子の
分解構成図である。第6図は本発明の他の実施例を示す
半導体レーザ素子の分解構成図である。第7図は本発明
の他の実施例を示す半導体レーザ素子の分解構成図であ
る。第8図は第7図に示す半導体レーザ素子の活性層の
構造を模式的に示した説明図である。第9図は従来の半
導体レーザ素子の構造図である。 11−p−GaAs基板、12 ・” n −GaAs
電流ブロッキング層、13°°°p−4io、42Ga
o、5s Asクラ・ンド層、14−=pまたはn
−A10.l4Ga0.86AS活性層、15− n
A16.42 G ao、58 A Sクラッド層、
16−n−GaAsコンタクト層、17−p−A10.
4 Ga016 Asクラッド層、18−9−AIO,
:IGaQ:IA9ガイド層、l 9 ・n −At□
、7 G ao、3 A sクラッド層、21.22・
・・抵抗性電極、31・・・5i02膜、32”’ p
−At’0.42 (1;aO,5B As層、33…
アンド一プGaAsエツチバツク層、41−n−GaA
s基板、42−n −AI!xGal−xクラッド層、
43 ・=GaAs活性層、44−p−AI!xGa+
−xAsクラッド層、45 ・−・n−GaAs層、4
6.47・・・抵抗性を極、48・Zfi拡散領域、”
1− pklt)、I Ga(1,3Asクラッド層
、52・・・GRIN−3CH−5QW活性層、53−
n−A10,7GaO,3Asクラッド層。
Claims (1)
- 1、基板上の主たる部分に電流通路となるチャンネルを
形成し、基板上にレーザ発振用活性層を含む多層構造が
堆積され、チャンネルの内側と外側との間に基板による
光吸収の差に基づく実効屈折率差を設けた屈折率導波型
半導体レーザ素子において、活性層が全面に亘って平坦
でかつ均一性を有し、導波路内の少なくとも一方の共振
器端面部近傍のチャンネル幅が共振器中央部に比べて広
く形成されていることを特徴とする半導体レーザ素子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62333967A JPH0671122B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-12-29 | 半導体レーザ素子 |
DE88307225T DE3884881T2 (de) | 1987-08-04 | 1988-08-04 | Halbleiterlaservorrichtung. |
EP88307225A EP0302732B1 (en) | 1987-08-04 | 1988-08-04 | A semiconductor laser device |
US07/415,417 US4926431A (en) | 1987-08-04 | 1989-09-29 | Semiconductor laser device which is stable for a long period of time |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-195722 | 1987-08-04 | ||
JP19572287 | 1987-08-04 | ||
JP62333967A JPH0671122B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-12-29 | 半導体レーザ素子 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21590295A Division JPH0856051A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 半導体レーザ素子 |
JP08081457A Division JP3075512B2 (ja) | 1987-08-04 | 1996-04-03 | 半導体レーザ素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132191A true JPH01132191A (ja) | 1989-05-24 |
JPH0671122B2 JPH0671122B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=26509326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62333967A Expired - Lifetime JPH0671122B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-12-29 | 半導体レーザ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671122B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01140787A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-01 | Hitachi Ltd | 半導体レーザ素子 |
JPH0351858U (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-20 | ||
JP2000312052A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-11-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | 半導体光デバイス装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61112392A (ja) * | 1984-11-07 | 1986-05-30 | Hitachi Ltd | 半導体レ−ザおよびその製造方法 |
-
1987
- 1987-12-29 JP JP62333967A patent/JPH0671122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61112392A (ja) * | 1984-11-07 | 1986-05-30 | Hitachi Ltd | 半導体レ−ザおよびその製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01140787A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-01 | Hitachi Ltd | 半導体レーザ素子 |
JP2569087B2 (ja) * | 1987-11-27 | 1997-01-08 | 株式会社日立製作所 | 半導体レーザ素子 |
JPH0351858U (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-20 | ||
JP2000312052A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-11-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | 半導体光デバイス装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0671122B2 (ja) | 1994-09-07 |
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