JPH079901Y2 - 浚渫・砕岩用ウインチにおけるディスクブレーキの集塵・冷却装置 - Google Patents

浚渫・砕岩用ウインチにおけるディスクブレーキの集塵・冷却装置

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JPH079901Y2
JPH079901Y2 JP1991009967U JP996791U JPH079901Y2 JP H079901 Y2 JPH079901 Y2 JP H079901Y2 JP 1991009967 U JP1991009967 U JP 1991009967U JP 996791 U JP996791 U JP 996791U JP H079901 Y2 JPH079901 Y2 JP H079901Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は浚渫・砕岩用ウインチに
おけるディスクブレーキの集塵・冷却装置に関し、特に
はブレーキ制動時毎にブレーキ作動部材等が摩耗して発
生する微細な粉塵を除去するとともに、併せてブレーキ
ディスクを効果的に冷却するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に作業船において、ウインチの鋼索
で吊支したグラブバケットを巻下げ、巻上げて行う浚渫
作業においては、ウインチのブレーキ装置としてはブレ
ーキドラムをブレーキ帯で緊締するバンドブレーキが使
用されている。
【0003】一方グラブバケットに代えて砕岩棒を使用
する砕岩作業においては、ウインチの鋼索で砕岩棒を吊
り上げ、これを海底に自由落下させる際の落下エネルギ
ーを利用して岩盤を破砕するようにしている。従って砕
岩棒が海底に衝突する瞬間を見越して、ウインチの巻胴
を急速に制動し、巻胴の慣性力による巻胴の過大な遊転
を防止し、再び巻上げを開始しなければならない。その
ため、ブレーキ装置としては従来のバンドブレーキに代
えて、或は併用してディスクブレーキを使用することが
知られている。例えば、実公昭57−24796号によ
れば、砕岩船のウインチの急速停止用ブレーキとして、
巻胴の中央部にブレーキディスクを立設するとともにブ
レークディスクに圧接するブレーキ作動部材を配置した
構成が開示されている。
【0004】かかるディスクブレーキは巻胴の回転軸と
一体に固定されたブレーキディスクをブレーキ作動部材
で圧接することにより制動をするものであり、作動の時
間遅れが少なく、急速停止に適している。さらに、ディ
スクの放熱面積が広いため放熱効果に優れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、急速停
止を頻繁に繰り返す砕岩作業等においてはディスクブレ
ーキはブレーキ作動部材の摩擦片が急速に摩耗するた
め、制動動作時毎に繰り返して多量の微細な粉塵が発生
し、閉鎖された機械室内に充満し、作業者に不快な思い
を与え、また健康にも影響を与えるものであった。従来
の砕岩船等のウインチのディスクブレーキ装置は集塵に
関して全く考慮されていなかったのである。
【0006】また、かかるウインチのブレーキ装置は巻
胴の回転力を摩擦力で制動するものであり制動時に発熱
するため、バンドブレーキは勿論、放熱効果の高いディ
スクブレーキであっても急速停止を繰り返す砕岩作業等
においては冷却を考慮する必要がある。そこで、従来バ
ンドブレーキの冷却装置として実公昭55−46717
号によればブレーキドラムの放熱ひれに送風機を配置し
たものが、又実公昭56−2719号によればブレーキ
ドラムの近傍に羽根車を同軸で固定するとともに、ブレ
ーキドラムに案内羽根を設けて、回転により発生する風
の通路を形成したものが開示されており、それぞれブレ
ーキドラムを冷却するようにしている。
【0007】しかしながら、この冷却装置はバンドブレ
ーキを対象とするものであるし、何より風をブレーキド
ラムに吹き付けて冷却を行う押し込みファンを使用した
構成であるため、これをディスクブレーキの冷却に応用
しようとすると、前記摩耗したブレーキ作動部材の微細
な粉塵を撒きちらし、長時間機械室内に漂わせることと
なり、却って前記問題点を助長することとなる。
【0008】また、ディスクブレーキにおいて1枚のブ
レーキディスクに対するブレーキ作動部材の個数は制動
力によって定められるものであり、複数個設置する場合
に前記実公昭57−24796号によれば、図7に示す
ように胴50の中央部に固着したブレーキディスク51
の外周上に等間隔でブレーキ作動部材52,52を分離
させて機枠53に配置する構成が開示されている。その
ため、前記実公昭55−46717号等に示す従来の押
し込みファンを使用した冷却装置を応用して、ブレーキ
ディスク51の回転に支障のない上部を断面コ字型のフ
ード54を配し、そのフード54に送気ダクト55を連
結し、フード54内に送風したとしても、微細な粉塵を
撒きちらし、長時間機械室内に漂わせることとなる。し
かも、二ケ所にフード54を設置しなければならず、設
備効率が悪い。
【0009】また前記粉塵の発生個所も複数となってし
まい、しかもブレーキを制動させる際のブレーキディス
クの回転方向は同一方向の回転であるため、それぞれの
ブレーキ作動部材において粉塵の飛散する方向が異なる
こととなり、その処理もそれぞれのブレーキ作動部材毎
に、しかも異なる方向に飛散する粉塵を処理しなければ
ならない。
【0010】そこで、本考案は上記事情に鑑み、ブレー
キ制動時毎にブレーキ作動部材の摩擦片等が摩耗して発
生する微細な粉塵を除去するとともに、併せて冷却の要
求されるブレーキディスクを効果的に冷却する集塵・冷
却装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、請求項1により、ディスクブレーキを用い
た浚渫又は砕岩用のウインチにおいて、ディスクブレー
キ装置のブレーキ作動部材の近傍に、エア吸引用の開口
部を有する集塵機を設けるとともに、集塵機のエア吸引
用の開口部を制動時のディスクの回転方向に向かう配置
でブレーキ作動部材に対向して設けた構成のウインチ等
の集塵及び冷却装置を、請求項2により、ディスクブレ
ーキを用いた浚渫又は砕岩用のウインチにおいて、ディ
スクブレーキ装置の複数のブレーキ作動部材を上下方向
に積み重ねて一箇所に集中配置し、かつ、その集中配置
したブレーキ作動部材の近傍にエア吸引用の開口部を有
する集塵機を設けるとともに、集塵機のエア吸引用の開
口部を制動時のディスクの回転方向に向かう配置でブレ
ーキ作動部材に対向して設けた構成のウインチ等の集塵
及び冷却装置を提供する。
【0012】
【作用】上記手段の本考案によれば、ブレーキ作動部材
の近傍に設けたエア吸引用の開口部を有する集塵機によ
って、制動動作毎にブレーキ作動部材等の摩耗により発
生する微細な粉塵を発生後直ちに吸引して外部に排出す
ることができ、粉塵が充満することがなく閉鎖された機
械室内の環境を良好に保つことができる。また、この吸
引によって、ブレーキ作動部材の周囲に空気流が形成さ
れ、その空気流によってブレーキディスク及びブレーキ
作動部材の摩擦熱を冷却することができる。更に、本考
案によれば、ブレーキ作動部材を複数設置するときに
は、上下方向に積み重ねて一箇所に集中配置することと
したため、粉塵の飛散する方向及び場所が一定、かつ、
一箇所となり、集塵機の設置を容易に最小の設備で行う
ことができる。
【0013】
【実施例】以下本考案にかかる浚渫・砕岩用ウインチに
おけるディスクブレーキの集塵・冷却装置の一実施例を
図に基づき詳述する。図1は本考案の基本的構成を示す
側面図、図2はその平面図である。図において、13は
作業船における浚渫・砕岩用のウインチの巻胴、19,
19はブレーキディスク、5a,5bはキャリパー等の
ブレーキ作動部材、11は機枠である。ブレーキディス
ク19,19は後述のように巻胴13の左右両側のブレ
ーキドラム17,17の外端面にそれぞれ固着されてい
る。このブレーキディスク19,19の一部を挾み、機
枠11に連結したブレーキ台4に二つのブレーキ作動部
材5a,5bが上下方向に積み重ねられて配置され、そ
れぞれ油圧操作によって作動可能に構成されている。
【0014】そして、ブレーキ作動部材5a,5bに対
向し、かつ、ブレーキディスク19,19の制動時の回
転方向に向いて開口部6が配置固定された集塵機7が機
枠11に支持されて設けられている。開口部6は図3に
示したように、ブレーキ台4とブレーキディスク19の
一部を挾む凹部7aを有する広口のダクトであって、こ
の開口部6から略直交する方向へ吸引ダクト8が接続し
ている。吸引ダクト8は、電動の排気ファン9を収納し
た吸引部8aを有し、かつ、その排気口8bにはフィル
ター10が交換可能に取り付けられる。
【0015】次にディスクブレーキを採用した浚渫・砕
岩用のウインチの詳細を図5,6に基づき説明する。図
中11,11は一対の機枠であって、この機枠11,1
1は旋回台床面に固着されている。12は主軸であり、
この主軸12は一対の機枠11,11間に図外の原動機
によって常時回転駆動可能に軸支されている。
【0016】13は巻胴であって、この巻胴13は前記
主軸12に対して回転自在に装着されており、かつ、巻
胴13の周囲には図示しない鋼索が捲回されている。こ
の巻胴13の外周中央部にはつば13a(仕切板)が突設
されていて、該つば13aによって巻胴13が2分割さ
れている。即ち、1個の巻胴13にて2本の鋼索を捲回
して、この2本の鋼索を同時に巻上げ,巻下げを行なう
ことができるように設定されている。
【0017】14,14はクラッチドラムであって、該
クラッチドラム14,14は巻胴13の両側に位置する
ドラムフランジ15,15の外端面に各々固着されてい
る。16,16はバンドクラッチであり、該バンドクラ
ッチ16,16は前記主軸12に固着されており、従っ
てウインチの原動機に連動して主軸12とともに常時回
転駆動される。このバンドクラッチ16,16は、前記
2個のクラッチドラム14,14の内周面に各々断接可
能となっている。
【0018】17,17はバンドブレーキのブレーキド
ラムであって、このブレーキドラム17,17は通常の
ブレーキとして左右のクラッチドラム14,14の各々
の外周面に半径方向に間隙を有して一体に構成されてい
る。18,18はバンドブレーキのブレーキ帯であり、
該ブレーキ帯18,18は左右のブレーキドラム17,
17の各々の外周面に一定の間隙を有して装備されてお
り、このブレーキドラム17,17を緊締することが可
能となっている。
【0019】19,19は環状のブレーキディスクであ
り、このブレーキディスク19,19は、左右のブレー
キドラム17,17の外端面にそれぞれ固着されてい
る。
【0020】5a,5bはディスクブレーキ用のキャリ
パからなるブレーキ作動部材あって、該ブレーキ作動
部材5a,5bは、機枠11に固着された取付台座2
1,21にその基台22,22が固着され、図外の液圧
源から得られる作動液を受けて、左右2個のブレーキデ
ィスク19,19に制動力を供与する。なお、ブレーキ
作動部材5a,5bは図4に示したように上下方向に積
み重ねて一箇所に配置される。これにより、制動時に発
生する粉塵の飛散する方向及び場所が一定、かつ、一箇
所となる。
【0021】次に図6に基づいて、上記ブレーキ作動部
材5a,5bの具体的な構成を説明する。23,23は
パッドバッキングプレート、24,24は液圧ピストン
であって、上記パッドバッキングプレート23,23は
液圧ピストン24,24の内側に配設されている。2
5,25は摩擦材であり、この摩擦材25,25はパッ
ドバッキングプレート23,23の内側で、かつ、ブレ
ーキディスク19と一定の間隙を有して配設されてい
る。上記の油圧ピストン24,24は上下方向にスライ
ド可能であり、前記パッドバッキングプレート23,2
3、摩擦材25,25を一体としてブレーキディスク1
9の軸と平行に押圧動作し、摩擦材25,25をブレー
キディスク19に圧着させて制動する。
【0022】26,26はシリンダであり、このシリン
ダ26,26に前記液圧ピストン24,24がスライド
自在に嵌装されている。27,27はスプリングであ
り、該スプリング27,27は液圧ピストン24,24
とシリンダ26,26との間に介装されている。28,
28は液圧配管であって、この液圧配管28,28は前
記シリンダ26,26内に図外の液圧源から得られる圧
油を供給するものである。
【0023】かかる構成で成るウインチの作用を以下に
説明する。先ず基本的な動作として、図5の巻胴13に
捲回された図外の鋼索に吊支された砕岩棒を落下させる
には、バンドクラッチ16,16とクラッチドラム1
4,14を開放することにより、巻胴13が空転して砕
岩棒が海底に向けて自由落下させる。
【0024】次にディスクブレーキによって巻胴13の
制動を行なうには、ブレーキ作動部材5a,5bにパワ
ーユニット1から得られる作動液を油圧配管28,28
を介して導入すると、この作動液の液圧に応じて液圧ピ
ストン24,24がパッドバッキングプレート23,2
3、摩擦材25,25を一体としてブレーキディスク1
9の軸と平行に押圧動作して該パッドバッキングプレー
ト23,23に固着された摩擦材25,25がブレーキ
ディスク19に圧着されて、巻胴13が制動される。砕
岩作業等においては、この急速停止を頻繁に繰り返して
行う必要があり、そのたび毎に摩擦材25,25が摩耗
して、微細な粉塵が発生するのである。なお、上記ウイ
ンチではバンドブレーキも装備しており、ブレーキドラ
ム17,17の各々の外周面に一定の間隙を有して装備
されているバンドブレーキのブレーキ帯18,18によ
って左右のブレーキドラム17,17を緊締することに
より制動することもできるが、これは浚渫作業等におい
てグラブバケットの巻下げ停止状態を維持するブレーキ
装置として使用されることが多いものである。
【0025】砕岩棒等を巻上げるには、ディスクブレー
キを使用して制動している場合にはブレーキキャリパ5
a,5bから作動液を排出することによって、液圧ピス
トン24,24が後退し、ブレーキディスク19,19
の圧着を解除するとともにクラッチドラム14,14の
内周面にバンドクラッチ16,16を連結し、図外の原
動機によって主軸12を回転駆動することにより行う。
即ち、主軸12の回転により巻胴13に鋼索が巻き取ら
れて砕岩棒等が巻き上げられる。またバンドブレーキを
使用して制動している場合には、ブレーキ帯18,18
による左右のブレーキドラム17,17の緊締を解除す
るとともに、クラッチドラム14,14の内周面にバン
ドクラッチ16,16を連結し、図外の原動機によって
主軸12を回転駆動することにより行う。
【0026】次に本考案の特徴である集塵・冷却の作用
について説明する。砕岩棒の自由落下を急速に停止する
ためディスクブレーキを使用して急速停止を頻繁に繰り
返すとブレーキ作動部材5a,5bの摩擦材25,25
が急速に摩耗するため、多量の微細な粉塵が発生する
が、このとき排気ファン9を駆動してブレーキ作動部材
5a,5b近傍の開口部6の周辺の空気を強制的に吸引
ダクト8内に吸引させて粉塵を排出する。吸引ダクト8
内に吸引された粉塵はフィルター10に付着し、清浄な
空気のみが排出口8bから排出される。そのため、粉塵
は発生源であるブレーキ作動部材5a,5bの近傍にお
いて直ちに吸引されたるため、機械室内に粉塵が飛散す
ることがない。
【0027】同時に粉塵の吸引に伴い、ブレーキ作動部
材5a,5bの周囲に空気流が形成されて空気が入れ替
えられるため、ブレーキディスク19,19及びブレー
キ作動部材5a,5bの周囲の温度の低下が図られ、摩
擦熱を冷却することができる。
【0028】更に、本考案によれば、1枚のブレーキデ
ィスク19にブレーキ作動部材5a又は5bを複数設置
するときには、上下方向に積み重ねて一箇所に集中配置
しており、又急速停止の対象となる砕岩棒の自由落下時
の巻胴13の回転方向は一定の方向であり粉塵の飛散す
る方向及び場所が一定、かつ、一箇所であるため、その
回転方向に向かって集塵機の設置を設置することにより
最小の設備で行うことができる。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案にかかる浚
渫・砕岩用ウインチにおけるディスクブレーキの集塵・
冷却装置によれば、ブレーキ作動部材の近傍に設けたエ
ア吸引用の開口部を有する集塵機によって、制動動作毎
にブレーキ作動部材等の摩耗により発生する微細な粉塵
を発生後直ちに吸引して外部に排出することができ、粉
塵が充満することがなく閉鎖された機械室内の環境を良
好に保つことができる。また、この吸引によって、ブレ
ーキ作動部材の周囲に空気流が形成され、その空気流に
よってブレーキディスク及びブレーキ作動部材の摩擦熱
を冷却することができる。更に、本考案によれば、ブレ
ーキ作動部材を複数設置するときには、上下方向に積み
重ねて一箇所に集中配置することとしたため、粉塵の飛
散する方向及び場所が一定、かつ、一箇所となり、集塵
機の設置を容易に最小の設備で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本的構成を示す側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】集塵機の要部斜視図。
【図4】ブレーキ作動部材の設置状態を示す側面図。
【図5】ウインチの構成の詳細を示す一部断面平面図。
【図6】ブレーキ作動部材の詳細を示す断面平面図。
【図7】従来例及び従来の冷却装置を適用した場合の側
面図。
【符号の説明】
13…巻胴 19…ブレーキディスク 5a,5b…ブレーキ作動部材 11…機枠 4…ブレーキ台 6…開口部 7…集塵機 7a…凹部 8…吸引ダクト 8a…吸引部 8b…排気ダクト 9…排気ファン 10…フィルター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクブレーキを用いた浚渫又は砕岩
    用のウインチにおいて、ディスクブレーキ装置のブレー
    キ作動部材の近傍に、エア吸引用の開口部を有する集塵
    機を設けるとともに、集塵機のエア吸引用の開口部を制
    動時のディスクの回転方向に向かう配置でブレーキ作動
    部材に対向して設けたことを特徴とする浚渫・砕岩用ウ
    インチにおけるディスクブレーキの集塵・冷却装置。
  2. 【請求項2】 ディスクブレーキを用いた浚渫又は砕岩
    用のウインチにおいて、ディスクブレーキ装置の複数の
    ブレーキ作動部材を上下方向に積み重ねて一箇所に集中
    配置し、かつ、その集中配置したブレーキ作動部材の近
    傍にエア吸引用の開口部を有する集塵機を設けるととも
    に、集塵機のエア吸引用の開口部を制動時のディスクの
    回転方向に向かう配置でブレーキ作動部材に対向して設
    けたことを特徴とする浚渫・砕岩用ウインチにおけるデ
    ィスクブレーキの集塵・冷却装置。
JP1991009967U 1991-02-01 1991-02-01 浚渫・砕岩用ウインチにおけるディスクブレーキの集塵・冷却装置 Expired - Lifetime JPH079901Y2 (ja)

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