JPH0798790A - ドア開閉警報装置 - Google Patents

ドア開閉警報装置

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JPH0798790A
JPH0798790A JP24301293A JP24301293A JPH0798790A JP H0798790 A JPH0798790 A JP H0798790A JP 24301293 A JP24301293 A JP 24301293A JP 24301293 A JP24301293 A JP 24301293A JP H0798790 A JPH0798790 A JP H0798790A
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JP
Japan
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door
sensor
output
pyroelectric infrared
circuit
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JP24301293A
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English (en)
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Takahisa Koide
隆久 小出
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不要な警報を減じ、ドアの両側の各人に適切
な危険情報を知らせることを可能とするドア開閉警報装
置を提供することにある。 【構成】 ドアBの引く側に設けられた焦電型赤外線セ
ンサ1aの検知範囲E1に人が入ると、第1のセンサ部
1より出力が発せられる。この出力を受けたリトリガブ
ルワンショットパルス発生回路3は数秒のパルス幅のパ
ルスをANDゲート5に出力する。このとき、ドアBの
押す側に設けられた焦電型赤外線センサ2aの焦電型赤
外線センサ1aのそれより狭い検知範囲E2に人が入る
と、第2のセンサ部2より出力が発せられる。この出力
を受けたワンショットパルス発生回路4はANDゲート
5を介して、第1の警報発生部6および第2の警報発生
部7に出力される。これにより、スピーカ6bから「危
険です、ドアが開きます。」という音声を発してドアの
引く側に居る人に危険な状態を知らせ、スピーカ7bか
らは「前に人が居ます、ゆっくりドアを開けてくださ
い。」という音声を発してドアの押す側に居る人にドア
の向こうに人がいることを知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドア開閉警報装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】多数の人が頻繁に往来するオフィス等の
施設の通路等では、人の通行が激しくまた、急ぎ歩くた
め、その曲がり角等の死角のある場所では、互いに反対
側から角に向かって歩いてきた通行者が出会い頭に衝突
しかねない。このような通路等の曲がり角のような死角
のある場所における通行者の衝突を避けるものとして、
それぞれの通行者の互いの死角となる側に、赤外線セン
サ等の人体を検知して出力を発する等しい検知範囲を持
つセンサを設け、それぞれのセンサの検知範囲にともに
人が入った場合、これを検知して、警報発生装置等に所
定の警報を発生せしめ、通行者に互いの存在を知らしめ
衝突の危険性をなくす装置がある。また、同様に死角に
なるため危険な場所として反対側の見えないドアの付近
等がある。特に、一方のみに開かれるドアでは、引く側
と、押す側の危険性が異なり、ドアの引く側ではドアが
開かれることは予測できず、常に衝突の危険性があり、
特にドアの両側から開こうとした際には引く側の人にド
アが強く衝突しかねない等、ドアの引く側の危険性は押
す側のそれに比べ高い。このため、引く側に居る人には
ドアの向こう側の人の存在の有無をいち早く知らせる必
要がある。この点から、このような装置を反対側の見え
ないドアの両側にセンサを設置して、ドア前での衝突を
避けるため用いることも可能である。
【0003】また、ドアが開かれるとともに、オンとな
るスイッチに連動して警報を発生する装置も存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドアは
曲がり角と異なり、検知範囲に人が居たとしても常にド
アが開かれるとは限らない。また、ドアが開かれる場合
でも、例えば、引く側からドアを開く際に、ドアの押す
側に人が通りがかったような場合、通りがかりの人には
特に危険はない。このように特に危険がない場合でも上
記のようなものではドアの両側で人を検知して警報を発
するため、大変まぎらわしいばかりか、不要に警報が生
じるため、警報になれてしまい実際に危険なときに警報
の用を成さない。
【0005】また、上述したように、ドアの両側でそれ
ぞれ危険性の相違があるにも拘らず、同様の警報を発す
るため、ドアの両側の各人に適切な危険情報を知らせら
れなかった。
【0006】また、ドアが開かれると同時に警報を発す
るようなものでは、警報の発生が遅く、ドアを両側から
開くような場合の危険性を報ずるものとしては不十分で
あり、ドアを開く度に警報を生ずるため、警報の効果が
薄れてしまう。
【0007】本発明の目的は、不要な警報を減じ、ドア
の両側の各人に適切な危険情報を知らせることを可能と
するドア開閉警報装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】ドアの引く側に設けら
れ、上記ドア近傍の所定の検知範囲に人が居るとき出力
を発する第1のセンサ部と、上記ドアの押す側に設けら
れ、上記検知範囲より狭い上記ドア近傍の検知範囲に人
が居るとき出力を発する第2のセンサ部と、第1の警報
を発生する第1の警報発生部と、第2の警報を発生する
第2の警報発生部と、第1のセンサ部の出力を受け第1
の信号を発する第1の信号発生部と、第2のセンサ部の
出力を受け第2の信号を発する第2の信号発生部と、第
1の信号発生部および第2の信号発生部より、第1の信
号と第2の信号とをともに受けたとき、第1の警報発生
部および第2の警報発生部から警報を発生せしめる制御
部とからなるドア開閉警報装置上記目的を達成する。
【0009】ここで、上記第1のセンサ部および第2の
センサ部はともに焦電型赤外線センサを用い、それぞれ
の焦電型赤外線センサの前面に設けたフィルタの赤外線
透光量を異にすることでそれぞれの検知範囲を設定する
ことが好ましい。
【0010】また、上記第1のセンサ部および第2のセ
ンサ部はともに焦電型赤外線センサを用い、それぞれの
焦電型赤外線センサの前面に設けたレンズの透光量を異
にすることでそれぞれの検知範囲を設定することも好ま
しい。
【0011】また、上記第1のセンサ部は、第1の焦電
型赤外線センサと、この第1の焦電型赤外線センサの出
力を増幅する増幅回路と、この第1の増幅回路の出力が
所定のしきい値を越えると出力を発する第1の比較回路
とを具備し、上記第2のセンサ部は、第2の焦電型赤外
線センサと、この第2の焦電型赤外線センサの出力を増
幅する第2の増幅器と、この第2の増幅回路の出力が所
定のしきい値を越えると出力を発する第2の比較回路と
を具備し、上記第1の増幅回路の増幅率より上記第2の
増幅回路の増幅率を小さくすることにより、第1のセン
サ部より第2のセンサ部の検知範囲を狭くすることも好
ましい。
【0012】また、上記第1のセンサ部は、第1の焦電
型赤外線センサと、この第1の焦電型赤外線センサの出
力を増幅する増幅回路と、この第1の増幅回路の出力が
所定のしきい値を越えると出力を発する第1の比較回路
とを具備し、上記第2のセンサ部は、第2の焦電型赤外
線センサと、この第2の焦電型赤外線センサの出力を増
幅する第2の増幅器と、この第2の増幅回路の出力が所
定のしきい値を越えると出力を発する第2の比較回路と
を具備し、上記第1の比較回路のしきい値より上記第2
の比較回路のしきい値を高くすることにより、第1のセ
ンサ部より第2のセンサ部の検知範囲を狭くすることも
好ましい。
【0013】また、上記第1の信号発生部は特定のパル
ス幅のパルスを出力するリトリガブルワンショットパル
ス発生回路からなり、第2の信号発生部は上記特定のパ
ルス幅より狭いパルスを出力するワンショットパルス発
生回路からなることが好ましい。
【0014】
【実施例】次に本発明の一実施例のドア開閉警報装置に
ついて説明する。図1は本例の構成を示す説明図であ
り、図1aに本例の回路構成を示すブロック図を示し、
同図bに本例の設置例を示す。図1aにおいて、1aは
焦電型赤外線センサであり、図1bに示すように、ハウ
ジングD1に納められ、軸Aを支点として図の矢印の方
向に開かれるドアBの引く側のドアノブC1の上方に設
置されている。1bは第1の増幅回路であり、焦電型赤
外線センサ1aの出力を増幅する。1cは第1の比較回
路であり、第1の増幅回路1bの出力が所定のしきい値
を越えると出力を発する。焦電型赤外線センサ1aおよ
び後述するこれの前面に設けられるフィルタと、第1の
増幅回路1bおよび第1の比較回路1cとにより第1の
センサ部1は構成され、検知範囲E1に人が入ると出力
を発する。この検知範囲は、フィルタの透光量、第1の
増幅回路1bの増幅率および第1の比較回路1cのしき
い値などにより、E1に示す範囲(ドアの開く範囲、例
えば、半径2m 程度。)に設定されている。
【0015】2aは焦電型赤外線センサであり、ハウジ
ングD2に、前面に後述のフィルタを配して納められ、
ドアBの押す側のドアノブC2の上方に設置される。2
bは第2の増幅回路であり、焦電型赤外線センサ2aの
出力を増幅する。2cは第2の比較回路であり、第2の
増幅回路2bの出力が所定のしきい値を越えると出力を
発する。以上の焦電型赤外線センサ2aとそのフィル
タ、第2の増幅回路2bおよび第2の比較回路2cによ
り第2のセンサ部2は構成される。その検知範囲E2
は、検知範囲E1と比べて小さく設定してある。その設
定は、焦電型赤外線センサ2aのフィルタの透光量を焦
電型赤外線センサ1aの前面のフィルタのそれと比べて
小さくする、第2の増幅回路2bの増幅率を第1の増幅
回路1bのそれに比べ低する、第2の比較回路2cのし
きい値を第1の比較回路1cのそれに比べ高くするな
ど、これらのいずれか1つまたは複数を組み合わせるこ
とにより、設定されている。この検知範囲E2の具体的
範囲は半径0.3m 程度またはそれ以下とすることが好
ましい。このように、検知範囲E2を小さく設定するこ
とにより、ドアを開くためにドアBにかなり接近した人
のみを検知することが可能となる。
【0016】3は第1の信号発生部としてのリトリガブ
ルワンショツトパルス発生回路であり、第1の比較回路
1cからの出力を受ける都度、一定のパルス幅(例えば
1〜5sec 程度、ここでは5sec とする。)のパルスを
発する。
【0017】4は第2の信号発生部としてのワンショッ
トパルス発生回路であり、第2の比較回路の出力を受け
ワンショットパルスを発生する。
【0018】5は制御部としてのANDゲートであり、
リトリガブルワンショツトパルス発生回路3、ワンショ
ットパルス発生回路4の出力を同時に受けたときに出力
を発生する。
【0019】6は第1の警報発生部であり、第1の警報
音発生回路6aとスピーカ6bとよりなり、ANDゲー
ト5の出力を受けて、警報音を発生する。ここで、スピ
ーカ6bはハウジングD1前面に開口するように納めら
れ、また、第1の警報音発生回路6aは音声データを納
めたROMを備えた音声発生回路等よりなり、例えば、
「危険です、ドアが開きます。」等の音声信号Fを再生
し、これらにより、第1の警報発生部6は音声による警
報音を発生してドアの引く側に居る人に強く危険な状態
を報じる。
【0020】7は第2の警報発生部であり、第2の警報
音発生回路7aとスピーカ7bとよりなり、ANDゲー
ト5の出力を受けて、警報音を発生する。ここで、スピ
ーカ7bはハウジングD2前面に開口するように納めら
れ、また、第2の警報音発生回路7aは音声データを納
めたROMを備えた音声発生回路等よりなり、例えば、
「前に人が居ます、ゆっくりドアを開けてください。」
等の音声信号Gを再生し、これらにより、第2の警報発
生部7は音声による警報音を発生してドアの押す側に居
る人に対して、ドアの向こう側に人が居ることを報ず
る。
【0021】また、SはドアBの開閉状態を検出するマ
イクロスイッチであり、ドアBの壁Cと接する部分にド
アBに埋め込んで設置してある。このマイクロスイッチ
Sは、ドアBから突出するスイッチボタンS1を有し、
ドアBが閉じられた状態では壁Cの壁面にてスイッチボ
タンS1が押されてオフとされ、所定の角度以上開かれ
ることにより、壁Cの壁面よりスイッチボタンS1が離
れてオンとされる。このマイクロスイッチSはリトリガ
ブルワンショツトパルス発生回路3のリセット端子Rに
接続されており、オンとされることによりリセット端子
Rの状態を“1”としてリトリガブルワンショツトパル
ス発生回路3をリセットし、ドアBがある程度開かれて
いる際の警報音の発生を禁止する。なお、このマイクロ
スイッチSの設置位置はこれに限るものではなく、例え
ば、ドアBの天井(図示せず。)と接する部分に設ける
などとしてもよい。また、マイクロスイッチSの構成も
様々に変更可能である。
【0022】次に、上記構成をドアBに設置するハウジ
ングD1、D2の構成および設置方法の具体例を説明す
る。図2aはドアノブC1方向より見たドアBの要部を
示している。すなわちハウジングD1の正面を示す。図
2bは同図AA線断面を示す。ハウジングD1、D2は
ドアBを挟んで対向して設置される。ハウジングD1は
正面に開口部D11を有する。この開口部D11は赤外
線を透過させ得る材質、例えばポリエチレン製のフィル
タD12にて塞がれ、この奥の基板D13に焦電型赤外
線センサ1aを固定してある。また、開口部D14にス
ピーカ6bを固定する。同様に、ハウジングD2は正面
に開口部D21を有する。この開口部D21はポリエチ
レン製のフィルタD22にて塞がれ、この奥に基板D2
3に焦電型赤外線センサ2aを固定してある。また、開
口部D24に対応してスピーカ7bを固定する。ここ
で、フィルタD22の厚さは、フィルタD12より厚く
してある。
【0023】また、ハウジングD1、D2内の基板D1
3、D23には上述の回路構成を設けてあり、これら
は、ドアBを貫通する様に設けられた孔D15を通した
ラインD16にて相互に配線されている。図示しないが
電源装置等も内蔵してある。なお、孔D15を設けず、
ラインD16はドアBの隙間を通して各基板D13、D
23間を接続するようにしてもよい。
【0024】次に、本例の動作について、図1および図
3のタイミングチャートを用いて説明する。ここでは、
ドアBが閉じられているこことする。まず、ドアBの引
く側の検知範囲E1に人が入ると、第1の比較回路1c
は端子aに出力を発する。これを受けた、リトリガブル
ワンショットパルス発生回路3は端子bにパルス幅5se
c のパルスを発する。このとき、ドアBの押す側の検知
範囲E2に人が居ない場合、端子c、dには出力が生じ
ず、ANDゲート5は閉ざされ、第1の警報発生部6お
よび第2の警報発生部7はともに作動しない。この状態
で、5sec 経過すると、リトリガブルワンショットパル
ス発生回路3は端子bの出力をローとする。
【0025】再び、検知範囲E1に人が入ると第1の比
較回路1cは端子aに出力を発する。これを受けた、リ
トリガブルワンショットパルス発生回路3は端子bにパ
ルス幅5sec のパルスを発する。人がドアBに近づく
と、これを検知した焦電型赤外線センサ1aは再び出力
を発し、第1の比較回路1cは端子aに出力を発する。
これにより、リトリガブルワンショットパルス発生回路
3からこの時点から再び5sec 幅のパルスを発生する。
このように、広い検知範囲E1と、リトリガブルワンシ
ョットパルス発生回路3による検知状態維持することと
により、ドアBの引く側からの人の接近を早期に、検知
漏れ無くすることを可能としている。例えば、人がドア
前で数秒止まっている場合等の焦電型赤外線センサの検
知漏れを無くすことに有効である。
【0026】検知範囲E1内に人が居る際に、ドアの押
す側から人が近づき、ドアを開けようとしてドアノブC
2に手を近づけると、第2のセンサ部2は検知範囲E2
内に人がいることを検知して、第2の比較回路2cは端
子cに出力を発する。これを受けたワンショットパルス
発生回路4は端子dにワンショットパルスを発する。こ
のため、ANDゲート5から出力が発生し、第1の警報
発生部6および第2の警報発生部7が作動する。第1の
警報音発生部6aおよび第2の警報音発生部7aはそれ
ぞれ、ROMから音声データを読み出して音声信号F、
Gを発生する。これにより、ドアの引く側に居る人には
スピーカ6bからの「危険です、ドアが開きます。」と
いう音声にて危険な状態を知らせ、ドアの押す側に居る
人には、スピーカ7bからの「前に人が居ます、ゆっく
りドアを開けてください。」という音声にて、ドアの向
こうに人がいることを知らせる。
【0027】以上のように本例は、必要なおりに、ドア
の両側にいる人それぞれに適切な警報を発することがで
きるため、ドア付近での事故を未然に防ぐことが可能と
なる。また、ドアBの引く側に人がおり、ドアBの押す
側に人が通りがかったとしても、ドアを開こうと検知範
囲E2内にあるドアノブC2に手を差し伸べない限り、
警報発生部6、7から警報が発せられることはないた
め、不要な警報が行なわれることが無いので、無用な警
報が発生することがない。
【0028】また、ドアBを所定の角度だけ開くと、マ
イクロスイッチSがオンとなり、リトリガブルワンショ
ットパルス発生回路3がリセットされる。これにより、
不要な警報の発生を無くしている。例えば、引く側から
ドアBを開いて通り抜けた後、ドアを閉めるような場
合、人は、検知範囲E1に入った後、大抵5sec 以内に
は検知範囲E2に入るが、ドアBを開くことにより、リ
トリガブルワンショットパルス発生回路3がリセットさ
れるため、このリトリガブルワンショットパルス発生回
路3の検知状態は保持されず、警報が発せられることは
ない。
【0029】また、上記一実施例では第1のセンサ部お
よび第1の警報発生部、第2のセンサ部および第2の警
報発生部をそれぞれ内蔵したハウジングD1、D2をド
アノブ近傍に設置することとしたが、これに限るもので
はなく設置位置は様々に変更可能である。例えば、引く
側の焦電型赤外線センサ1aをドア近傍の天井に設ける
こととしてもよい。
【0030】また、上記一実施例ではセンサとして、焦
電型赤外線センサを用いたが、これに限られるものでは
ない。例えば、押す側に設けられた焦電型赤外線センサ
2aに代えて、ドアノブC2上に容量比較型静電センサ
を設け、人の手の接近を検出するようにしてもよい。ま
た、引く側の焦電型赤外線センサ1aに代わり、ドア近
傍のフロアマット等に内蔵された圧電センサ等を用いて
もよい。
【0031】また、上記一実施例では、第1の警報発生
部、第2の警報発生部は音声による警報を発するものと
したが、これに限るものではなく様々に変更可能であ
る。例えば、それぞれ異なるベルを鳴らしてもよいし、
また非常灯を点灯させる等の視覚的警報手段としてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、不要な警報を減じ、ド
アの両側の各人に適切な危険情報を知らせることが可能
となり、ドア付近での事故を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す説明図。
【図3】図1の動作説明のためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1 第1のセンサ部 1a 焦電型赤外線センサ 1b 第1の増幅回路 1c 第1の比較回路 2 第2のセンサ部 2a 焦電型赤外線センサ 2b 第2の増幅回路 2c 第2の比較回路 3 リトリガブルワンショットパルス発生回路(第
1の信号発生部) 4 ワンショットパルス発生回路(第2の信号発生
部) 5 ANDゲート(制御部) 6 第1の警報発生部 7 第2の警報発生部 D12 フィルタ D22 フィルタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの引く側に設けられ、上記ドア近傍
    の所定の検知範囲に人が居るとき出力を発する第1のセ
    ンサ部と、 上記ドアの押す側に設けられ、上記検知範囲より狭い上
    記ドア近傍の検知範囲に人が居るとき出力を発する第2
    のセンサ部と、 第1の警報を発生する第1の警報発生部と、 第2の警報を発生する第2の警報発生部と、 第1のセンサ部の出力を受け第1の信号を発する第1の
    信号発生部と、 第2のセンサ部の出力を受け第2の信号を発する第2の
    信号発生部と、 第1の信号発生部および第2の信号発生部より、第1の
    信号と第2の信号とをともに受けたとき、第1の警報発
    生部および第2の警報発生部から警報を発生せしめる制
    御部とからなることを特徴とするドア開閉警報装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のセンサ部および第2のセンサ
    部はともに焦電型赤外線センサを用い、それぞれの焦電
    型赤外線センサの前面に設けたフィルタの赤外線透光量
    を異にすることでそれぞれの検知範囲を設定することを
    特徴とする請求項1記載のドア開閉警報装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のセンサ部および第2のセンサ
    部はともに焦電型赤外線センサを用い、それぞれの焦電
    型赤外線センサの前面に設けたレンズの透光量を異にす
    ることでそれぞれの検知範囲を設定することを特徴とす
    る請求項1記載のドア開閉警報装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のセンサ部は、第1の焦電型赤
    外線センサと、この第1の焦電型赤外線センサの出力を
    増幅する増幅回路と、この第1の増幅回路の出力が所定
    のしきい値を越えると出力を発する第1の比較回路とを
    具備し、 上記第2のセンサ部は、第2の焦電型赤外線センサと、
    この第2の焦電型赤外線センサの出力を増幅する第2の
    増幅器と、この第2の増幅回路の出力が所定のしきい値
    を越えると出力を発する第2の比較回路とを具備し、 上記第1の増幅回路の増幅率より上記第2の増幅回路の
    増幅率を小さくすることにより、第1のセンサ部より第
    2のセンサ部の検知範囲を狭くしたことを特徴とする請
    求項1記載のドア開閉警報装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のセンサ部は、第1の焦電型赤
    外線センサと、この第1の焦電型赤外線センサの出力を
    増幅する増幅回路と、この第1の増幅回路の出力が所定
    のしきい値を越えると出力を発する第1の比較回路とを
    具備し、 上記第2のセンサ部は、第2の焦電型赤外線センサと、
    この第2の焦電型赤外線センサの出力を増幅する第2の
    増幅器と、この第2の増幅回路の出力が所定のしきい値
    を越えると出力を発する第2の比較回路とを具備し、 上記第1の比較回路のしきい値より上記第2の比較回路
    のしきい値を高くすることにより、第1のセンサ部より
    第2のセンサ部の検知範囲を狭くしたことを特徴とする
    請求項1記載のドア開閉警報装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の信号発生部は特定のパルス幅
    のパルスを出力するリトリガブルワンショットパルス発
    生回路からなり、第2の信号発生部は上記特定のパルス
    幅より狭いパルスを出力するワンショットパルス発生回
    路からなることを特徴とする請求項1記載のドア開閉警
    報装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010122903A1 (ja) * 2009-04-20 2010-10-28 鐵矢工業株式会社 ドア警報装置および監視システム
WO2013027768A1 (ja) * 2011-08-24 2013-02-28 パナソニック株式会社 検知回路、および、赤外線検出装置
JP2018096113A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 東芝テック株式会社 扉開閉装置
JP2019079408A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 富士ゼロックス株式会社 装置、管理システム及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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