JPH0798472A - カメラ及びカメラシステム - Google Patents

カメラ及びカメラシステム

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Publication number
JPH0798472A
JPH0798472A JP24143193A JP24143193A JPH0798472A JP H0798472 A JPH0798472 A JP H0798472A JP 24143193 A JP24143193 A JP 24143193A JP 24143193 A JP24143193 A JP 24143193A JP H0798472 A JPH0798472 A JP H0798472A
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JP
Japan
Prior art keywords
camera
accessory
external flash
connection terminal
switch
Prior art date
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Application number
JP24143193A
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English (en)
Inventor
Reiji Seki
玲二 関
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子に高圧が印加されるフラッシュを使用し
てもカメラの回路が破壊されないようにする。 【構成】 外部フラッシュ接続用の端子とカメラ内回路
との間にトリガー回路を設け、該トリガー回路を介して
カメラ内回路と外部フラッシュとを接続し、トリガー回
路で絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部フラッシュが接
続可能なカメラ、及びカメラに装着されるアクセサリー
に外部フラッシュが接続可能であるようなカメラシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラにおいて外部フラッシュと
接続されて発光を指示するための端子は、カメラの制御
を行なう回路、たとえばCPUと直接接続されていた。
【0003】また、カメラに装着されるアクセサリーに
外部フラッシュが装着可能なシステムではアクセサリー
に外部フラッシュと接続されて発光を指示するためのの
接続端子が設けられるが、該端子もカメラの制御を行な
う回路に直接接続されるような構成であった。
【0004】また、従来、カメラからフラッシュに発光
を指示するための端子の極性は統一されているとは限ら
ず、逆極性のものも存在している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の如き構
成では、次のような問題点がある。すなわち、フラッシ
ュの中には発光の指示を受けるための端子に高電圧が印
加される種類のものがある。そのような種類のフラッシ
ュが従来のカメラあるいはアクセサリーの端子に接続さ
れると、カメラの制御を行なうための回路に高電圧が印
加され、回路が破壊される恐れがある。そのような回路
の破壊を未然に防止するためにカメラの回路を耐圧設計
にすると、そのための製造コストが増大してしまう。
【0006】また、アクセサリーに外部フラッシュを接
続する構成においてカメラとアクセサリーとを取り外し
た状態では、フラッシュから印加された高電圧がカメラ
・アクセサリー間の接続を行なうための端子に印加され
るため、これに触れると感電する恐れもある。
【0007】一方、カメラあるいはアクセサリーの外部
フラッシュ接続端子の極性と逆極性のフラッシュを接続
してしまうと、発光の制御が正しくできないばかりでは
なく、回路を破壊してしまう恐れもあった。
【0008】本願発明は、このような問題点を解決し、
発光を指示するための端子に高電圧が印加されるような
種類のフラッシュを接続しても、カメラの回路が破壊さ
れたり、感電したりするような恐れのない構成を得るこ
とをその目的としている。
【0009】さらに、本願発明は、カメラあるいはアク
セサリーに設けられた外部フラッシュ接続用の端子と逆
の極性を持った端子を有するフラッシュを接続したとき
にも回路が破壊されるようなことがなく、正しく発光を
指示することができるような構成を得ることをその目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明においては、カメラの外部フラッシュ接続
端子にトリガー回路を接続し、該トリガー回路によって
カメラ内回路と外部フラッシュ接続端子との間を絶縁す
るようにした。
【0011】また、請求項2の発明においては、上記の
構成において、トリガー回路はトランスを含み、該トラ
ンスによって絶縁がなされている。
【0012】さらに、請求項3の発明においては、請求
項1の構成においてトリガー回路が双方向導通素子を含
むものである。
【0013】またさらに、請求項4の発明においては、
請求項3の構成において双方向導通素子をトライアック
で構成している。
【0014】一方、請求項5の発明においては、カメラ
と、該カメラに接続され、外部フラッシュを接続可能な
アクセサリーとからなるカメラシステムにおいて、上記
アクセサリーは、カメラに電気接続されるカメラ接続端
子と、上記外部フラッシュと電気接続される外部フラッ
シュ接続端子と、該外部フラッシュ接続端子と上記カメ
ラ接続端子との間に介在するトリガー回路とを有し、該
トリガー回路によってカメラ内回路と外部フラッシュ接
続端子との間を絶縁するようにしている。
【0015】また、請求項6の発明においては、上記請
求項5の構成において、トリガー回路はトランスを含
み、該トランスにより絶縁がなされている。
【0016】さらに、請求項7の発明においては、請求
項5の構成において、トリガー回路が双方向導通素子を
含むものである。
【0017】またさらに、請求項8の発明においては、
請求項7の構成において双方向導通素子をトライアック
で構成している。
【0018】
【作用】本願発明の構成によれば、トリガー回路を介し
て外部フラッシュが接続されるので、端子に高電圧が印
加される外部フラッシュが接続された場合でもそれがト
リガー回路によって絶縁される。
【0019】また、本願発明の構成によれば、外部フラ
ッシュの極性の如何に関わらず、双方向導電素子を介し
て発光指示が行なわれる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に従って詳細に説
明する。
【0021】図1は本発明を適用したカメラとアクセサ
リーの外観図である。1はカメラ本体であり、レリーズ
釦3が設けられている。4はシャッタースピード等の設
定をおこなうダイアルである。5はカメラのグリップが
握られた時にONするグリップスイッチであり、このス
イッチがONの間カメラは公知の接眼検知動作(ファイ
ンダーの接眼レンズを撮影者が覗いていることを検知す
る動作)を行なう。
【0022】2は上記カメラ本体1に着脱可能なアクセ
サリーであり、カメラを縦位置に保持するためのグリッ
プと外部電源装置とを兼ねている。6、7、8はそれぞ
れ該アクセサリー2に設けられたレリーズ釦、ダイア
ル、グリップスイッチであり、上記カメラ本体1のレリ
ーズ釦3、ダイアル4、グリップスイッチ5と等価な機
能を果たすことができる。これらにより図2に示すよう
に縦位置撮影時にカメラの保持を自然な姿勢で行なうこ
とができる。9はアクセサリーに設けられた外部フラッ
シュ接続ターミナルである。
【0023】また、該アクセサリー2内部には図3、図
4に示すようにカメラの電源となる電池が装填されるよ
うになっている。すなわち、アクセサリー2の側面から
横方向に引き出すことのできるケース10が設けられて
おり、その内部に電池を挿入してアクセサリー2内にケ
ースとともに収納することができる。ケース10の内部
は、図3に示すように4本の円筒形電池(単3型電池)
BAT1を収納することができるように4カ所の空間が
形成されているが、そのうち隣接する2カ所の空間が連
通しており、図4に示すように2つの空間にまたがって
特殊形状のリチウム電池BAT2を収納することもでき
る。
【0024】図5は該アクセサリー2のカメラ本体1へ
の装着方法を示している。図5(a)に示すように、ア
クセサリー2には三脚に設けられるネジに相当する取付
ネジ11が設けられており、この取付ネジ11をカメラ
本体1の底面に形成された三脚取付用ネジ穴12にねじ
込むことによりアクセサリー2がカメラ本体1に取り付
けられる。また、図5(b)に示すように、カメラ本体
1の底面にはカメラ本体内に電池を収納するための収納
室の蓋13が形成されているが、図5(a)に示すよう
にその近傍にアクセサリー2との間での電気的接続を行
なうための本体側接続ターミナル14が形成されてい
る。また、アクセサリー2側の該接続ターミナル14に
相当する位置にはアクセサリー側接続ターミナル15が
形成されており、カメラ本体1にアクセサリー2を装着
したときに両接続ターミナル14、15が接触し、カメ
ラ本体1とアクセサリー2との電気的接続がなされる。
【0025】図6・図7は夫々カメラ本体1とアクセサ
リー2の電気回路のブロック図である。CN1、CN2
はカメラ内回路とアクセサリー内回路とを接続するコネ
クターであり、上記本体側接続ターミナル14と上記ア
クセサリー側接続ターミナル15に相当する。また、図
7においてCN3はアクセサリー2に外部フラッシュを
接続するためのフラッシュコネクターであり、上記外部
フラッシュ接続ターミナル9に相当する。
【0026】まず、図6を参照してカメラ本体内の回路
について説明する。101はカメラシステム全体の制御
をおこなうマイクロコンピュータ(以下CPUと記述す
る)である。102はオートフォーカス制御をおこなう
オートフォーカス制御部である。103は被写体の輝度
を測り、適切な露出値を決定する測光回路である。10
4は絞り開口を制御する絞り制御部である。105はシ
ャッタースピードを制御するシャッター制御部である。
106はCPUからのレリーズ信号を受けてカメラにミ
ラーアップ・フィルム巻き上げ等を行わせるレリーズ制
御部である。107はカメラのファインダーを撮影者が
覗いたことを検知してCPUに測光動作・オートフォー
カス動作を開始させる接眼検知回路である。108はシ
ャッタースピード・絞り値等の表示をおこなう表示部で
ある。109はバッテリーの電圧を安定化させて回路全
体に給電するDC/DCコンバーターである。
【0027】110はカメラ本体に内蔵されているフラ
ッシュのメインコンデンサーC1の充電を制御するフラ
ッシュ充電制御部である。該フラッシュ充電制御部11
0はCPU101のCHAG端子がH(High)レベ
ルになることによりメインコンデンサーC1の充電を開
始し、充電が完了するとCPU101のREADY端子
がL(Low)レベルになる。
【0028】111は前記フラッシュの発光開始・停止
を制御する発光制御部であり、該発光制御部111は、
CPU101のTRIG端子がLレベルになることによ
りキセノン管Xeが発光するように制御を行なう。
【0029】S1、S2、S3、S4はシャッタースピ
ード等を設定するダイアル4の位置検出用スイッチであ
り、実際にはダイアル4の回転軸回りに形成されたエン
コーダからなっている。そして、ダイアル4の1回転を
16分割し、4個のスイッチの組み合わせで16通りの
回転位置を示すことができる。
【0030】S5はレリーズ釦3の第1ストロークでO
NするスイッチでありこのスイッチがONするとカメラ
はオートフォーカス動作・測光動作を開始する。S6は
レリーズ釦3の第2ストロークでONするスイッチであ
り、このスイッチがONするとカメラはシャッタレリー
ズ動作をおこなう。S7はアクセサリー2がカメラ本体
1に装着されたことを検出するスイッチであり、装着状
態でONとなる。S8は前記接眼検知動作を禁止するス
イッチであり、ONで禁止状態となる。
【0031】次に図7を参照してアクセサリー内の回路
について説明する。120は公知のシフトレジスターで
ある。該シフトレジスター120のCK端子にクロック
信号が与えられることにより、入力端子A〜Hのパラレ
ル入力データがQH端子よりシリアルデータとして出力
される。S10〜S13はアクセサリー側に設けられた
シャッタースピード等を設定するダイアル7の位置検出
用スイッチであり構成は上記スイッチS1〜S4と同じ
である。S14はアクセサリー側のダイアル7が1クリ
ック回転されたら少なくとも1回ONするスイッチであ
る。S15はアクセサリー側に設けられたレリーズ釦6
の第1ストロークでONするスイッチである。このスイ
ッチがONすると上記スイッチS5の場合と同様、カメ
ラはオートフォーカス動作・測光動作を開始する。S1
6はアクセサリー側に設けられたレリーズ釦6の第2ス
トロークでONするスイッチである。このスイッチがO
Nすると上記スイッチS5の場合と同様、カメラはレリ
ーズ動作を開始する。
【0032】S17はアクセサリー2に装填される電池
の種類を判別するためのスイッチである。本実施例では
仮に円筒形電池(単3型電池)のときON、リチウム電
池のときOFFになるものとする。R8〜R15はスイ
ッチS10〜S17のOFF時のレベルをHレベルに固
定するためのプルアップ抵抗である。スイッチS14、
S15、S16はそれぞれダイオードD10、D11、
D12を介して結合され、いずれかのスイッチがONす
るとカメラ本体内のCPU101のVGWK端子がLレ
ベルになる。これをCPU101が検知してシフトレジ
スター120からデータを読み出すことにより、スイッ
チS10〜S17の情報をCPU101が知ることがで
きる。この構成により、8個のスイッチのデータを5個
の接点でアクセサリー2からカメラ本体1へ伝達するこ
とができる。
【0033】アクセサリー2にはさらに、カメラ本体内
のCPU101のTRIG端子にベースが接続されるト
ランジスタQ10、さらにトランジスタQ10のコレク
タがベースに接続されたトランジスタQ11が設けられ
ている。さらにアクセサリー2内にはトランスTが設け
られ、その1次巻線にはコンデンサーC10と上記トラ
ンジスタQ11とが接続され、2次巻線はトライアック
SRを介して上記フラッシュコネクターCN3(すなわ
ち、外部フラッシュ接続ターミナル9)に接続されてい
る。
【0034】次に本体側接続ターミナル14及びアクセ
サリー側接続ターミナル15について説明する。実際に
はカメラ本体1とアクセサリー2にそれぞれ端子が設け
られているが説明の都合上、まとめて説明する。CN1
は外部電源用ターミナルであり、アクセサリー2装着時
はアクセサリー2内の電池BAT1あるいはBAT2に
よりカメラ本体1に電源が供給される。CN2はカメラ
本体1とアクセサリー2との間で各種の信号交信を行な
うための信号ターミナルであり、電源Vccがカメラ本
体1からアクセサリー2の各回路に供給される他、上記
CPU101と上記シフトレジスタ120との間でクロ
ック信号、シリアルデータ等が伝達される。また、カメ
ラ本体1のCPU101から上記トランジスタQ10へ
トリガー信号を伝達する。
【0035】次に、本実施例における動作をフローチャ
ートに従って説明する。図8に示すフローチャートはカ
メラが撮影準備状態にある時に行なわれる動作であり、
ここでは「STOPルーチン」と呼ぶ。まずステップ#
1でスイッチS7の状態をチェックし、アクセサリー2
がカメラ本体1に装着されているかどうかを調べる。ス
イッチS7がONであればアクセサリー2が装着されて
いるので、ステップ#5でアクセサリー2のスイッチデ
ータを読み込む。次にステップ#7でスイッチS15の
状態をチェックし、ONであれば後述の「S5・S15
ルーチン」へ分岐する。ステップ#1でスイッチS7が
OFF、あるいはステップ#7でスイッチS15がOF
Fであればステップ#10へ進み、スイッチS5がON
かどうかチェックする。スイッチS5がONであれば
「S5・S15ルーチン」へ分岐する。つまり、カメラ
本体1あるいはアクセサリー2のレリーズ釦3、6の少
なくともどちらか一方が第1ストロークまで押されてい
れば「S5・S15ルーチン」へ分岐することになる。
両方ともOFFであればステップ#15でスイッチS1
〜S4のデータを読み込み、ステップ#25で前回読み
込んだデータと比較する。前回読み込んだデータと異な
っていればダイアル4が操作されたということでありス
テップ#140へ分岐する。ステップ#140ではダイ
アル4の回転された量に応じてシャッタースピード等の
データを変更する。そしてスイッチS1〜S4のデータ
を次回チェックする時に備えて、今回読み込んだデータ
をステップ#142でストアする。
【0036】ステップ#25でスイッチS1〜S4のデ
ータが前回から変化なければステップ#30でVGWK
端子の状態をチェックする。VGWK端子がLレベルで
あればアクセサリー2側のダイアル7が操作中というこ
とであり、ステップ#145で改めて最新のアクセサリ
ー2のスイッチデータを読み込む。そしてステップ#1
50でスイッチS10〜S13のデータが前回の読み込
み時から変化したかどうかチェックし、変化していれば
ステップ#155でダイアル7の回転された量に応じて
シャッタースピード等のデータを変更する。そしてスイ
ッチS10〜S13のデータを次回チェックする時に備
えて、今回読み込んだデータをステップ#160でスト
アする。
【0037】ステップ#30でVGWK端子がHのと
き、及びステップ#142、あるいは#160でのスト
ア処理終了後はSTOPルーチンの先頭へ戻る。
【0038】次に図9に従って「S5・S15ルーチ
ン」について説明する。「S5・S15ルーチン」では
まずステップ#35でスイッチS7の状態をチェックす
る。スイッチS7がONであればアクセサリー2が装着
されているので、ステップ#45でスイッチS17の状
態をチェックする。円筒形電池(単3型電池)BAT1
が装填されていればスイッチS17はONなのでステッ
プ#50へ進み、巻き上げモーターをブレーキ状態にし
てステップ#55で500mS待ち、ステップ#60で
ブレーキをOFFにする。
【0039】ここで、巻き上げモーター駆動用ブリッジ
回路を図13を参照して説明する。巻き上げモーターM
をブレーキ状態にするためには、トランジスタQ1とQ
3あるいはトランジスタQ2とQ4をONにすればよ
い。このとき、トランジスタQ1とQ3あるいはトラン
ジスタQ2とQ4にはベース電流が流れるので、数十m
Aから数百mAの電流が流れた状態となる。円筒形電池
(単3型電池)にはアルカリマンガン電池や二酸化マン
ガン電池等いくつかの種類があるが、電池によっては低
温の場合、あるいは長時間不使用状態であった後に使用
する場合に性能が劣化することがある。このような場合
はある程度使用して電流を流してやることにより活性化
し回復する事が知られている。そこで、円筒形電池(単
3型電池)の場合はまずブレーキ電流を流して電池を活
性化することにより、電池が持っている本来の容量を使
いきることができる。
【0040】図9に戻り、ステップ#65で500mS
待ち、ステップ#70でバッテリーチェックを行う。バ
ッテリーチェックを行う前に500mSの時間待ちをす
るのは、電池にかけた負荷を切った直後は一時的に性能
が劣化するためである。
【0041】また、ステップ#35でスイッチS7がO
FFであったとき、すなわちアクセサリー2が装着され
ていなかったとき、及びステップ#45でスイッチS1
7がOFFであったとき、すなわちアクセサリー2にリ
チウム電池BAT2が装着されていたときには、直接ス
テップ#70へジャンプしてバッテリーチェックを行な
う。
【0042】バッテリーチェックを行った後、図10の
「AF・AEルーチン」へ進む。まず、ステップ#75
でオートフォーカス制御を行い、ステップ#80で自動
露出演算を行う。露出演算の結果フラッシュの発光が必
要であればステップ#85よりステップ#90へ進み、
メインコンデンサーC1が充電完了状態かどうかチェッ
クする。充電未完了であれば、CPU101のREAD
Y端子がHレベルなので「充電ルーチン」へ進み、ステ
ップ#95で充電制御信号CHAGをHにして充電をス
タートさせる。ステップ#100で充電完了になりRE
ADYがLになったことが判別されるとステップ#10
5へ進み、CHAG端子をLに戻して充電を終了し、ス
テップ#110へ進む。フラッシュを使用する必要のな
いときにはステップ#85からステップ#110へジャ
ンプする。
【0043】ステップ#110ではアクセサリー2のス
イッチデータを読み込む。次にステップ#115でスイ
ッチS6の状態をチェックし、ONであれば図11に示
された「レリーズルーチン」へ分岐しシャッタレリーズ
動作を行う。スイッチS6がOFFであればステップ#
120でスイッチS7の状態をチェックし、ONであれ
ばアクセサリー2が装着されているので、ステップ#1
10で読み込んだスイッチデータのうちスイッチS16
の状態をステップ#125でチェックする。スイッチS
16がONであれば「レリーズルーチン」へ分岐してシ
ャッタレリーズ動作を行なう。ステップ#125でスイ
ッチS16がOFFであればステップ#130でスイッ
チS15の状態をチェックし、ONであれば再び「AF
・AEルーチン」の初めに戻る。
【0044】ステップ#120でスイッチS7がOF
F、あるいはステップ#130でスイッチS15がOF
Fであればステップ#135へ進み、スイッチS5をチ
ェックしONであれば再び「AF・AEルーチン」の初
めに戻る。よって、カメラ本体1あるいはアクセサリー
2のレリーズ釦3、6の少なくともどちらか一方が第1
ストロークまで押されている間、「AF・AEルーチ
ン」を繰り返し実行することになる。両方ともOFFで
あれば「STOPルーチン」へ戻る。
【0045】次に、図11に基づき「レリーズルーチ
ン」を説明する。「レリーズルーチン」ではまずステッ
プ#150でミラーアップを行い、ステップ#155で
絞り制御をおこなう。次にステップ#160でシャッタ
ーの先幕をスタートさせ、ステップ#165でフラッシ
ュ撮影かどうかの判定を行う。フラッシュ撮影であれ
ば、ステップ#170で先幕の走行が完了するのを待
ち、完了するとステップ#175でTRIG端子をLに
して発光制御回路を作動させ、フラッシュを発光させ
る。もしステップ#165でフラッシュ撮影でなければ
ステップ#195へ分岐し、シャッタースピードに相当
する時間をカウントする。ステップ#180ではシャッ
ター後幕をスタートさせ、ステップ#185で後幕が走
行完了するのを待つ。そしてステップ#190でフィル
ム巻き上げを行い、「STOPルーチン」へ戻る。
【0046】次に、アクセサリー2の外部フラッシュ接
続ターミナル9に接続される回路の動作を図7を参照し
て説明する。カメラ本体1のCPU101のTRIG端
子はシャッター先幕走行完了でLレベルになる。TRI
GがLになるとトランジスタQ10がONになってトラ
ンジスタQ11のベース電流を供給し、トランジスタQ
11がONになる。トランジスタQ11がONになる
と、トランスTの1次巻線を介してコンデンサーC10
に蓄えられていた電荷が放電される。これに応じてトラ
ンスTの2次巻線に電圧が発生してトライアックSRが
ONになり、外部フラッシュ接続ターミナル9に接続さ
れた外部フラッシュにトリガーがかかる。本実施例では
トリガー素子にトライアックのような双方向素子を用い
ており、これにより逆極性のフラッシュについてもトリ
ガーをかけることが可能になっている。所定の時定数の
後、コンデンサーC10の放電が終了すると、トランス
Tの2次側に発生していた電圧も発生しなくなり、トラ
イアックSRのゲート電流が供給されなくなる。一般的
にフラッシュのシンクロ接点からカメラに流れ込む電流
は非常に少ないのでゲート電流が断たれた時点でSRは
ターンオフする。
【0047】このように、トリガー回路はトランスで絶
縁した構成になっているので、アクセサリー2の外部フ
ラッシュ接続ターミナルに高圧フラッシュが接続されて
もカメラ本体1と接続されるターミナル15に高圧が露
出することはなくなる。
【0048】上記実施例はカメラ本体1に着脱されるア
クセサリー2にトリガー回路を設けて絶縁を行なってい
るものであるが、これに限らずカメラ本体にトリガー回
路を設けることもできる。また、カメラ本体に設けられ
た所謂ホットシューのシンクロ接点にもそのまま適用す
ることが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明を適用すれば、端
子に高圧が印加されるタイプの外部フラッシュを装着し
てもカメラの回路が破壊される恐れがなくなる。また、
アクセサリーに外部フラッシュを装着するようなシステ
ムでは、アクセサリーにトリガー回路を設けることによ
り、フラッシュからの高圧がカメラとアクセサリー間の
接点には伝達されないようになり、感電する恐れがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外観図
【図2】本実施例の縦位置での保持姿勢を示す説明図
【図3】本実施例の単3電池を装填する状態を示す説明
【図4】本実施例のリチウム電池を装填する状態を示す
説明図
【図5】本実施例のアクセサリーとカメラの装着状態を
示す説明図
【図6】本実施例のカメラの回路構成を示す図
【図7】本実施例のアクセサリーの回路構成を示す図
【図8】本実施例の撮影準備状態のフローチャート
【図9】図8に続く本実施例の撮影準備状態のフローチ
ャート
【図10】本実施例のAFとAEのルーチンを示すフロ
ーチャート
【図11】本実施例のレリーズのルーチンを示すフロー
チャート
【図12】本実施例のモーターの駆動回路図
【符号の説明】
Q10、Q11、C10、T、SR:トリガー回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部フラッシュを接続可能なカメラにお
    いて、 上記外部フラッシュと電気接続される外部フラッシュ接
    続端子と、 該外部フラッシュ接続端子に接続されたトリガー回路と
    を配設し、該トリガー回路によってカメラ内回路と外部
    フラッシュ接続端子との間を絶縁するように構成したこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 トリガー回路はトランスを含み、該トラ
    ンスにより絶縁がなされていることを特徴とする請求項
    1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 トリガー回路は双方向導通素子を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 双方向導通素子はトライアックであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 カメラと、該カメラに接続され、外部フ
    ラッシュを接続可能なアクセサリーとからなるカメラシ
    ステムにおいて、 上記アクセサリーは、 カメラに電気接続されるカメラ接続端子と、 上記外部フラッシュと電気接続される外部フラッシュ接
    続端子と、 該外部フラッシュ接続端子と上記カメラ接続端子との間
    に介在するトリガー回路とを有し、該トリガー回路によ
    ってカメラ内回路と外部フラッシュ接続端子との間を絶
    縁するように構成したことを特徴とするカメラシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 トリガー回路はトランスを含み、該トラ
    ンスにより絶縁がなされていることを特徴とする請求項
    5記載のカメラシステム。
  7. 【請求項7】 トリガー回路は双方向導通素子を含むこ
    とを特徴とする請求項5記載のカメラシステム。
  8. 【請求項8】 双方向導通素子はトライアックであるこ
    とを特徴とする請求項5記載のカメラシステム。
JP24143193A 1993-09-28 1993-09-28 カメラ及びカメラシステム Pending JPH0798472A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009058921A (ja) * 2007-09-04 2009-03-19 Sony Corp 電池用トレー、電子機器、縦位置グリップ装置

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