JPH0798284A - 光透過性フィルム材料検査装置 - Google Patents

光透過性フィルム材料検査装置

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JPH0798284A
JPH0798284A JP24272493A JP24272493A JPH0798284A JP H0798284 A JPH0798284 A JP H0798284A JP 24272493 A JP24272493 A JP 24272493A JP 24272493 A JP24272493 A JP 24272493A JP H0798284 A JPH0798284 A JP H0798284A
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JP
Japan
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light
film material
transmissive film
measuring
moving
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JP24272493A
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English (en)
Inventor
Yukio Watanabe
幸穂 渡辺
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光透過性フィルム材料の検査方法における上記
の問題点を改善するためになされたものであって、従来
の一回透過による検査では自動検査が不可能であった所
謂S/N比の小さい不良において、S/N比を向上させ
て自動検査を可能とすることにある。 【構成】光透過性フィルム材料を移動送行する光透過性
フィルム材料送行手段Aと、光透過性フィルム材料3 面
の互いに異なる複数の部位、又は同一部位に対して交差
する方向に計測光L を照射する単一の計測光照射手段6
と、光透過性フィルム材料の前記異なる部位を透過して
最終的に出射する計測光を受光検出する単一の計測光検
出手段7 とを設けた光透過性フィルム材料検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明又は半透明の光透
過性フィルム材料において、フィルム材料を構成する材
料膜厚や、該材料に成膜された膜厚ムラや、フィルム材
料上に塗布された顔料等の塗布材の塗布膜厚ムラ、ある
いはフィルム材料上に蒸着された蒸着膜厚ムラ等を検査
するための光透過性フィルム材料検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラ
スチックフィルム材料は、各種の包装材料等として広く
用いられているが、ガス遮断性(ガスバリア性)等のフ
ィルム材料の機能を持たせるためにフィルム基材上に各
種の蒸着材料による薄膜を形成することが行われてお
り、また、各種の転写型プリンタに用いられる転写リボ
ンは、プラスチックフィルム基材上に種々の顔料を印刷
等で塗布することにより作製されている。
【0003】ところで、フィルム基材上に成膜された薄
膜の厚さ、又は塗布された顔料の濃さは、製品の機能
上、一定の基準以内であることが要求され、その基準外
のものは不良品として検査により取り除く必要がある。
【0004】フィルム基材上に成膜された薄膜又は塗布
された顔料の層を持つ透明又は半透明のフィルム材料に
ついての従来の検査方法として、光源からの光を被検査
物の一方面から照射して他方面側に出射させて、光を被
検査物に対して一回だけ通過させ、被検査物の他方面か
ら出射した光をCCDセンサやその他の検出素子により
検出し、出射光(透過光)強度がその周囲近傍と異なる
部分を不良部分(ムラ発生部分)とする検査方法があ
り、上記一回の光透過による検査方法は、明度差の大き
い異物混入や、傷等の不良検出には有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記検査
方法による不良部分の自動検出には、検査精度の点から
不良部分による欠陥信号強度(検出強度)と周囲の雑音
強度との比(以下S/N比と称す)が一定の値以上であ
る必要がある。
【0006】フィルム基材上に薄膜又は着色料等の樹脂
膜を持つ透明又は半透明のフィルム材料の膜厚不良個所
の検査は、不良個所の発生領域が比較的大きい場合には
肉眼による目視観察によって確認できるものの、自動検
査においては、特に不良個所の明度差が極めて小さい場
合はS/N比が限り無く1(S=N)に近づくため、従
来の一回透過による検査方法では精度ある自動検査がで
きないと云う問題があった。
【0007】本発明は、光透過性フィルム材料の検査方
法における上記の問題点を改善するためになされたもの
であって、従来の一回透過による検査では自動検査が不
可能であった所謂S/N比の小さい不良において、S/
N比を向上させて自動検査を可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、透
明又は半透明の光透過性フィルム材料の膜厚ムラを検出
する光透過性フィルム材料塗布膜検査装置において、光
透過性フィルム材料を移動送行する光透過性フィルム材
料送行手段と、光透過性フィルム材料面の互いに異なる
複数の部位に対して交差する方向に計測光を照射する単
一の計測光照射手段と、光透過性フィルム材料の前記異
なる部位を透過して最終的に出射する計測光を受光検出
する単一の計測光検出手段とを設けたことを特徴とする
光透過性フィルム材料塗布膜検査装置である。
【0009】また、本発明の第2発明は、透明又は半透
明の光透過性フィルム材料の膜厚ムラを検出する光透過
性フィルム材料塗布膜検査装置において、光透過性フィ
ルム材料を移動送行する光透過性フィルム材料送行手段
と、光透過性フィルム材料面の同一部位を通過するよう
に該フィルム面の同一部位に対して交差する方向に計測
光を照射する単一の計測光照射手段と、光透過性フィル
ム材料の前記異なる部位を透過して最終的に出射する計
測光を受光検出する単一の計測光検出手段とを設けたこ
とを特徴とする光透過性フィルム材料塗布膜検査装置で
ある。
【0010】
【実施例】本発明の第1発明の光透過性フィルム材料塗
布膜検査装置を、図1の第1発明の第1実施例の側面図
に従って、以下に詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、第1発明の第1実施例
における光透過性フィルム材料検査装置は、適宜ラミネ
ート膜、塗布膜、蒸着膜等が形成された光透過性フィル
ム材料3を移動送行する光透過性フィルム材料送行手段
Aを備える。
【0012】光透過性フィルム材料送行手段Aは、光透
過性フィルム材料3の一端側に該材料3を巻き出す巻出
ロール1と、他端側に該材料3を巻き取り駆動回転する
巻取ロール2とを備え、その間に、該材料3を1乃至数
回の折返し状態で移動送行させる例えばガイドロール4
a,4b,4c,4d,4eの折返しガイド支持手段4
を備える。
【0013】また、該光透過性フィルム材料送行手段A
は、巻出ロール1の巻出方向の近傍に、駆動回転する対
向ロールからなるインフィードロールIを備え、巻取ロ
ール2の巻取直前近傍に、駆動回転する対向ロールから
なるアウトフィードロールOを備えるようにしてもよ
い。
【0014】該ガイド支持手段4により折返し移動送行
する光透過性フィルム材料面に対して交差する方向(図
1においては水平方向)の両端部に、一対の相対する単
一計測光照射手段6と計測光検出手段7とを備える。
【0015】同図1に示すように、該照射手段6から照
射光Lを照射して、照射される入射光LI を折返し送行
する各光透過性フィルム材料3面に、交差して横切るよ
うに少なくとも2回以上透過させて、最終的に出射する
出射光LO (計測光)を、単一の前記計測光検出手段7
によって受光し検出するように構成されている。
【0016】次に本発明の第1発明の第2実施例におけ
る光透過性フィルム材料塗布膜検査装置を、図2の側面
図に従って、以下に詳細に説明する。
【0017】図2に示すように、第1発明の第2実施例
における光透過性フィルム材料検査装は、適宜ラミネー
ト膜、塗布膜、蒸着膜等が形成された光透過性フィルム
材料3を移動送行する光透過性フィルム材料送行手段A
を備える。
【0018】光透過性フィルム材料送行手段Aは、光透
過性フィルム材料3の一端側に該材料3を巻き出す巻出
ロール11と、他端側に該材料3を巻き取り駆動回転す
る巻取ロール12とを備え、その間に、該材料3を平面
状態で直線的に移動送行させる例えばガイドロール14
a,14bガイド支持手段14を備える。
【0019】また、該光透過性フィルム材料送行手段A
は、巻出ロール11の巻出方向の近傍に、駆動回転する
対向ロールからなるインフィードロールIを備え、巻取
ロール12の巻取直前近傍に、駆動回転する対向ロール
からなるアウトフィードロールOを備えるようにしても
よい。
【0020】該ガイド支持手段14により平面状態で直
線的に移動送行する光透過性フィルム材料3の表裏両面
に、その移動送行方向に対して互いに平行に離間対向す
る一対の平面反射板15,18を備え、例えば一方面の
該平面反射板15に対して、90°未満(0°を除外)
の入射角度にて照射光L(計測光)の入射光LI を照射
するする単一の計測光照射手段16と、90°未満入射
角度にて照射され且つ一対の前記平面反射板15,18
間で反射されて、最終的に出射する出射光LO(計測
光)を受光検出する単一の計測光検出手段17とを備え
る。
【0021】同図2に示すように、該照射手段16から
照射光Lを照射して、照射される入射光LI を前記平面
反射板15と、それと対向する平面反射板18間にて反
射させ、且つ直線的に移動送行する前記光透過性フィル
ム材料3に、交差して横切るように少なくとも2回以上
透過させて、最終的に出射する出射光LO (計測光)を
単一の前記計測光検出手段17にて受光検出するように
構成されている。
【0022】次に本発明の第1発明の第3実施例におけ
る光透過性フィルム材料塗布膜検査装置を、図3の側面
図に従って、以下に詳細に説明する。
【0023】図3に示すように、第1発明の第3実施例
における光透過性フィルム材料検査装は、適宜ラミネー
ト膜、塗布膜、蒸着膜等が形成された光透過性フィルム
材料3を移動送行する光透過性フィルム材料送行手段A
を備える。
【0024】光透過性フィルム材料送行手段Aは、光透
過性フィルム材料3の一端側に該材料3を巻き出す巻出
ロール21と、他端側に該材料3を巻き取り駆動回転す
る巻取ロール22とを備え、その間に、該材料3を平面
状態で直線的に移動送行させる例えばガイドロール24
a,24bガイド支持手段24を備える。
【0025】また、該光透過性フィルム材料送行手段A
は、巻出ロール21の巻出方向の近傍に、駆動回転する
対向ロールからなるインフィードロールIを備え、巻取
ロール22の巻取直前近傍に、駆動回転する対向ロール
からなるアウトフィードロールOを備えるようにしても
よい。
【0026】該ガイド支持手段24により平面状態で直
線的に移動送行する光透過性フィルム材料3の少なくと
も一方面に、その移動送行方向に対して各々45°の角
度を以て互いに90°の角度で離間対向する一対の平面
反射板25a,25bを備えた平面反射板群25を備え
る。
【0027】又は、該ガイド支持手段24により平面状
態で直線的に移動送行する光透過性フィルム材料3の表
裏両面に、その移動送行方向に対して各々45°の角度
を以て互いに90°の角度で離間対向する一対の平面反
射板を複数対備えた平面反射板群25,28を備える。
【0028】該平面反射板群25の一対の平面反射板2
5a,25bのうちの一方の平面反射板25aに対し
て、45°入射角度にて照射光L(計測光)の入射光L
I を照射する単一の計測光照射手段26と、45°入射
角度にて照射され且つ順次一対の前記平面反射板25
a,25b間、及び他の複数対の平面反射板28a,2
8b、25c,25d、28c,28d、25e,25
f、28e,28f、25g,25h間で反射されて最
終的に出射される出射光LO (計測光)を受光検出する
単一の計測光検出手段27とを備える。
【0029】同図3に示すように、該照射手段26から
照射光Lを照射して、照射される入射光LI を前記平面
反射板群25,28間にて反射させ、且つ直線的に移動
送行する前記光透過性フィルム材料3面に、交差して横
切るように2回以上透過して最終的に出射する出射光L
O (計測光)を、単一の前記計測光検出手段27にて受
光検出するように構成されている。
【0030】次に本発明の第1発明の第4実施例におけ
る光透過性フィルム材料塗布膜検査装置を、図4の側面
図に従って、以下に詳細に説明する。
【0031】図4に示すように、第1発明の第4実施例
における光透過性フィルム材料検査装は、上記第3実施
例における平面反射板群25,28の各々平面反射板前
面に集光用凸レンズ、集光用フレネルレンズ等の集光レ
ンズ29を配置したものである。
【0032】同図4に示すように、該照射手段26から
照射光Lを集光レンズ29を介して照射して、照射され
る集光した入射光LI を前記平面反射板群25,28間
にて反射させ、且つ直線的に移動送行する前記光透過性
フィルム材料3に、交差して横切るように2回以上透過
させて、最終的に出射する集光した出射光LO (計測
光)を単一の前記計測光検出手段27にて受光検出する
ように構成されている。なおそれぞれ集光レンズ29に
よる集光部位は、図4に示すように光透過性フィルム材
料3面に集光するように設定することが適当であるが、
本発明においては特にこれに限定されるものではない。
【0033】次に本発明の第2発明の光透過性フィルム
材料塗布膜検査装置を、図5の第2発明の第1実施例の
側面図に従って、以下に詳細に説明する。図5に示すよ
うに、第2発明の第1実施例における光透過性フィルム
材料検査装は、適宜ラミネート膜、塗布膜、蒸着膜等が
形成された光透過性フィルム材料3を移動送行する光透
過性フィルム材料送行手段Aを備える。
【0034】光透過性フィルム材料送行手段Aは、光透
過性フィルム材料3の一端側に該材料3を巻き出す巻出
ロール21と、他端側に該材料3を巻き取り駆動回転す
る巻取ロール22とを備え、その間に、該材料3を平面
状態で直線的に移動送行させる例えばガイドロール24
a,24bガイド支持手段24を備える。
【0035】また、該光透過性フィルム材料送行手段A
は、巻出ロール21の巻出方向の近傍に、駆動回転する
対向ロールからなるインフィードロールIを備え、巻取
ロール22の巻取直前近傍に、駆動回転する対向ロール
からなるアウトフィードロールOを備えるようにしても
よい。
【0036】該ガイド支持手段24により直線的に移動
送行する光透過性フィルム材料3の表裏両面側のいずれ
か一方面側に離間して、互いに90°未満の角度を以て
離間対向する一対の平面反射板をn対備えた平面反射板
群35を備え、且つ他方面側に離間対向して互いに90
°未満の角度を以て離間対向する一対の平面反射板をn
+1対備えた平面反射板群38を備える。なお図5にお
いては、n=1の場合を示し、光透過性フィルム材料3
の一方面側の平面反射板群35には、二対の平面反射板
35a,35bと、35c,35dとを備え、他方面側
の平面反射板群38には、一対の平面反射板38a,3
8bを備えたものである。
【0037】図5に示すように、前記光透過性フィルム
材料3の他方面側より一方面側の平面反射板35dに対
して照射光L(計測光)の入射光LI を照射する単一の
計測光照射手段26と、単一の該計測光照射手段26に
て前記平面反射板35dに照射され且つ順次他の各平面
反射板35c,38a,38b,35b,35a間で反
射されて同一部位Fを通過して出射する出射光LO (計
測光)を検出する単一の計測光検出手段27とを備え
る。
【0038】図5に示すように、前記照射手段26にて
平面反射板35dに照射された入射光LI は、順次平面
反射板35c,38a,38b,35b,35a間にて
同一部位Fを通過するように反射され、且つ前記同一部
位Fを通過するように直線的に移動送行する前記光透過
性フィルム材料3に、交差して横切るように2回以上透
過して、最終的に出射する出射光LO (計測光)を単一
の前記計測光検出手段27にて受光検出するように構成
されている。なお第2発明の上記第1実施例において
は、平面反射板群35及び平面反射群38のそれぞれ平
面反射板の前面に集光レンズを配置することは可能であ
る。
【0039】次に本発明の第2発明の光透過性フィルム
材料塗布膜検査装置を、図6の第2発明の第2実施例の
側面図に従って、以下に詳細に説明する。図6に示すよ
うに、第2発明の第2実施例における光透過性フィルム
材料検査装は、適宜ラミネート膜、塗布膜、蒸着膜等が
形成された光透過性フィルム材料3を移動送行する光透
過性フィルム材料送行手段Aを備える。
【0040】光透過性フィルム材料送行手段Aは、光透
過性フィルム材料3の一端側に該材料3を巻き出す巻出
ロール21と、他端側に該材料3を巻き取り駆動回転す
る巻取ロール22とを備え、その間に、該材料3を平面
状態で直線的に移動送行させる例えばガイドロール24
a,24bガイド支持手段24を備える。
【0041】また、該光透過性フィルム材料送行手段A
は、巻出ロール21の巻出方向の近傍に、駆動回転する
対向ロールからなるインフィードロールIを備え、巻取
ロール22の巻取直前近傍に、駆動回転する対向ロール
からなるアウトフィードロールOを備えるようにしても
よい。
【0042】該ガイド支持手段24により直線的に移動
送行する光透過性フィルム材料3の表裏両面側のいずれ
か一方面側に離間対向するライトガイド手段50を備
え、且つ他方面側に離間対向するライトガイド手段40
を備える。
【0043】例えばライトガイド手段50は、図6に示
すように、光透過性フィルム材料3の上面に離間対向す
るU字状の1個の透明な合成樹脂若しくは透明なガラス
により形成された単一線状若しくは結束集合した複数線
状(若しくは丸棒状、角棒状)又は単一偏平板状若しく
は結束集合した複数偏平板状のライトガイド51を備
え、該ライトガイド51はその両端部51a,51bを
光透過性フィルム材料3面に向けて配置され、該両端部
51a,51bが徐々に近設するような閉塞U字状を呈
している。
【0044】また、ライトガイド手段40は、図6に示
すように、光透過性フィルム材料3の下面に離間対向す
るU字状の2個の透明な合成樹脂若しくは透明なガラス
により形成された線状(若しくは丸棒状)のライトガイ
ド41,42を備え、その両端部41a,41b、42
a,42bを光透過性フィルム材料3面に向けて配置さ
れ、該両端部41a,41b、42a,42bが徐々に
近設するような閉塞U字状を呈している。
【0045】前記光透過性フィルム材料3の一方面側よ
り他方面側のライトガイド42の端部42bに向けて照
射光Lの入射光LI (計測光)を照射し、ライトガイド
42内に入射光LI を導入する単一の計測光照射手段2
6を備える。
【0046】単一の前記計測光照射手段26によって前
記ライトガイド42内に導入されU字状(折り返し状
態)にガイドされた入射光LI は、その他端部42aよ
り放出される。
【0047】放出された入射光LI は、対向するライト
ガイド51の端部51aより導入されU字状(折り返し
状態)にガイドされて他端部51bより放出される。
【0048】他端部51bより放出された前記入射光L
I は、対向するライトガイド41の端部41bより導入
されU字状(折り返し状態)にガイドされて他端部41
aより出射する。
【0049】それぞれ前記ライトガイド41,42,5
1にガイドされて導入、放出を繰り返す前記入射光LI
は、途中において同一部位Fを通過するようにガイドさ
れ、ライトガイド41の他端部41aより出射した出射
光LO (計測光)の前方には単一の計測光検出手段27
を備える。
【0050】前記ライトガイドにて同一部位Fを通過す
るようにカイドされ、且つ直線的に移動送行する前記光
透過性フィルム材料3に、交差して横切るように2回以
上透過して最終的に出射する出射光LO (計測光)を単
一の前記計測光検出手段27にて受光検出するように構
成されている。
【0051】次に、本発明装置を用いて検査する場合の
操作についての詳細を以下に説明する。
【0052】図1は、第1発明の1実施例を説明する概
要側面図であり、不良部分の長尺方向の長さが比較的長
い(例えば数メートル以上の長さに亘る)場合に適用で
きるものである。
【0053】フィルム材料3の移動送行手段Aの巻取ロ
ール2によりフィルム材料3(被検査物)を巻き取る過
程において、フィルム材料3を複数のガイド支持手段4
のガイドロール4a,4b,4c・・・に掛けてジグザ
グ状に曲げることにより、照射手段6からフィルム材料
3に照射される計測光L(照射光)が検出手段7により
受光されるまでにフィルム材料3を数回に亘って透過す
る。
【0054】図1の1実施例では、ガイドロールを5本
として透過回数を6回に設定したものであるが、実際に
はフィルム材料3による光散乱の強さ、検出する不良部
分のサイズ、及びS/N比の大きさ等に対応して、ガイ
ドロールの本数を適宜変更したり、透過回数を適宜に選
択することは可能である。
【0055】図2は、本発明の第1発明の第2実施例を
説明する概要側面図であり、不良部分の長尺方向の長さ
が比較的短い(例えば数cm〜100cm程度に亘る)
場合に適用できる。
【0056】フィルム材料3の移動送行手段Aである巻
取ロール12により、フィルム材料3を巻取る過程にお
いて、フィルム材料3をガイド支持手段14の各ガイド
ロール14a,14bにより平面状態に保持する。
【0057】フィルム材料3(被検査物)の平面状態に
保持された部分を挟む位置に、2枚の平面反射板15,
18を配置し、照射手段16からの計測光L(照射光)
が検出手段17により検出されるまでに、平面反射板1
5,18間で反射を繰り返すことにより、計測光Lはフ
ィルム材料3を複数回に亘って透過するものである。
【0058】また、平面反射板15,18に取付けられ
た回転機構15a,18aにより、反射板15,18の
フィルム材料3(被検査物)に対する角度を適宜変更す
ること、及び照射手段16からの照射光Lの入射角度を
変更することにより、計測光Lがフィルム材料3を通過
する回数や、検査面積大きさを適宜選択することができ
る。
【0059】図3は、第1発明の第2実施例を説明する
概要側面図であり、図2におけるような大きな平面反射
板15,18ではなく、小さな平面反射板を複数配置し
た平面反射板群25,28を用いるものである。
【0060】平面反射板群25,28の各平面反射板2
5a,25b,25c・・・、及び平面反射板28a,
28b,28c・・・は全てフィルム材料3に対して4
5°の角度に設定され、またフィルム材料3の互いに同
一面側にて離間対向する各一対の平面反射板は、互いに
90°の角度になるように設定されているため、照射手
段26からの計測光Lは、常にフィルム材料3に垂直に
入射して、フィルム材料3表面での全反射による計測光
の減衰を抑えることができる。なおフィルム材料3に関
して同じ側にあるそれぞれ平面反射板群25,28は、
アルミブロックを用いた連続一体化した集合反射板であ
ってもよい。
【0061】図4は、第1発明の第3実施例を説明する
概要側面図であり、図3にて示した各平面反射板25
a,25b,25c・・・と、フィルム材料3との間、
及び各平面反射板28a,28b,28c・・・と、フ
ィルム材料3との間に、集光レンズ29(平凸レンズ、
又は両凸レンズ)を配置し、照射手段26とフィルム材
料3との間、及び検出手段27とフィルム材料3との間
に、集光レンズ29(両凸レンズ又は平凸レンズ)を配
置したものである。
【0062】集光レンズ29は、計測光Lがフィルム材
料3上に焦点を結ぶように配置されているため、照射光
Lの光散乱、あるいはフィルム材料3面での光散乱によ
る計測光の減衰を小さくして抑えることができる。なお
フィルム材料3に関して同じ側にある集光レンズ29
は、連続一体化した1枚のシリンドリカルレンズアレイ
としてもよい。
【0063】図5は、本発明の第2発明の第1実施例を
説明する概要側面図であり、フィルム材料3の不良部分
の長尺方向の長さが数cm以下のものに対して適用でき
る。
【0064】照射手段26、フィルム材料移動送行手段
A、検出手段27、及びガイド支持手段24の動作は、
図2乃至図4に示したものと同一である。
【0065】照射手段26からの計測光Lが、測定点F
(前述した同一部位F)を透過して2枚1対の平面反射
板35d,35cにより入射角度を変換され、再度測定
点F(前述した同一部位F)に再入射される。
【0066】2枚1対の平面反射板38a,38b、及
び35b,35aも、それぞれ同様に動作し、計測光L
は前記同一部位Fを通過してフィルム材料3を複数回に
亘って透過し、検出手段27によって受光検出される。
この時、検出手段27に受光される直前の計測光Lの入
射光が、照射手段26からの計測光Lの反射角と異なる
ように、前記平面反射板35aを配置することによっ
て、フィルム材料3からの直接の表面反射光をカットす
ることができる。
【0067】あるいは、前記平面反射板35cにて反射
した計測光Lがフィルム材料3を透過して平面反射板3
8aに入射する際において、フィルム材料3からの該計
測光Lの直接の表面反射光が平面反射板35aに入射し
ないように、適宜平面反射板35aの角度を適宜に設定
することは可能である。
【0068】図5においては、計測光Lがフィルム材料
3を4回に亘って透過する場合を説明したが、平面反射
板の枚数及び配置を選択することにより、透過回数を任
意に設定できる。
【0069】また、角平面反射板の前方に平凸レンズ、
両凸レンズ等の集光レンズを配置して、測定個所F(同
一部位F)上に焦点を結ぶようにして、フィルム材料3
の光散乱による検査光の減衰を小さくするようにしても
よい。
【0070】図6は、第2発明の第2実施例を説明する
概要側面図であり、図5における複数枚の平面反射板に
よる計測光Lの光路変更機能を、ライトガイド手段4
0,50(光ファイバー)によって実現するようにした
ものであり、ライトガイド手段40,50によって、同
一部位F(測定個所F)上を計測光Lが通過するように
したものである。なお、光散乱による計測光Lの減衰を
小さくするため、ライトガイド手段40,50の各ライ
トガイド41,42,51の両端部を集光レンズ状に成
形してもよい。
【0071】上記本発明の第1発明、第2発明における
光透過性フィルム材料検査装置は、透明又は半透明の光
透過性フィルム材料3をその長尺方向に移動する移動送
行手段Aと、計測光が被検査物(光透過性フィルム材料
3)を複数回に亘って透過するような光学的多重透過機
構と、複数回透過した計測光の光量を検出する光学検出
センサを備えているものであり、フィルム材料3の送行
を停止した状態で検査をするか、又は移動送行を継続し
ながら検査を行なうことができる。
【0072】この場合の多重透過機構は、図1に示すよ
うに、フィルム材料3がその長尺方向に複数の支持ロー
ルに掛けられて曲げられることによって、計測光がフィ
ルム材料を複数回に亘って透過する機構になっている
か、あるいは図2乃至図6に示すように、平面状態に支
持されたフィルム材料3を挟むように配置された反射板
若しくはライトガイド(光ファイバー等)によって計測
光が反射して、フィルム材料3と交差して横切るように
複数回に亘って透過する機構になっている。
【0073】なお、使用する計測光は通常は可視光領域
を使用するものであるが、測定精度等の関係から、他の
波長領域を使用することは可能である。
【0074】例えば、照射手段に使用する光源として
は、蛍光灯、ハロゲン、キセノン等の各種ランプを用い
ることができ、二次元的に所定平面領域を照射するエリ
ア照射型光源、一次元的に所定直線領域を照射するリニ
ア照射型光源、又は個別に各ポイント領域を照射するポ
イント照射型光源を用いることができ、例えば光透過性
フィルム材料でも特に散乱効果の大きいものを検査対象
とする場合は、計測光の指向性を良くするために光源と
してレーザー光を使用してもよい。
【0075】また、フィルム材料を通過する際の散乱に
よる計測光の減衰を抑えるために、計測光の光路上に光
学レンズ等の素子を配置して、計測光がフィルム材料上
に焦点を結ぶようにしてもよい。
【0076】フィルム材料3に計測光を照射するための
計測光照射手段としては、エリア照射型光源、リニア照
射型光源、個別ポイント照射型光源が使用でき、またフ
ィルム材料3を複数回通過した計測光を検出する計測光
検出手段としては、エリア型CCDセンサ、リニア型C
CDセンサ、個別ポイント半導体センサ等の各種光電変
換素子を用いることができる。
【0077】フィルム材料の不良部分(成膜厚ムラや塗
布膜厚ムラ等の存在する部分)からの透過光強度の波長
依存性が、フィルム材料の良品部分(成膜厚ムラや塗布
膜厚ムラ等の無い部分)からの透過光強度の波長依存性
とは異なる場合、検出装置の前方に光学フィルタを設け
て、不良部分を強調して検出操作することは可能であ
る。
【0078】本発明における前記移動送行手段Aについ
ては、フィルム材料等の被検査物が巻取れる場合は、巻
取・巻出装置を備え、その間に検査エリアを設ける構成
でよいが、容易に巻取れない場合、若しくは他の装置に
よる工程操作がある場合等では、被検査物の受渡し操作
における移動機構を採用してもよい。
【0079】
【作用】本発明の第1発明の第1実施例における光透過
性フィルム材料検査装置は、ガイド支持手段4によって
ジグザグ状に曲げられた光透過性フィルム材料3に対し
て、交差して横切るように直線的に計測光Lを照射し
て、フィルム材料3に対して該計測光Lを2回以上透過
させてフィルム材料3を透過した出射光の強度の変化の
有無を測定することができるので、計測光のS/N比を
増大でき、明度差の小さい不良部分の存在するようなフ
ィルム材料3の成膜厚ムラや塗布膜厚ムラを目視に依ら
ずに自動的に精度よく検査することができる。
【0080】また、本発明の第1発明の第2実施例乃至
第4実施例における光透過性フィルム材料検査装置は、
ガイド支持手段14、24によって平面状態に支持され
た光透過性フィルム材料3に対して、平面反射板によっ
て光路を屈曲させた計測光Lを繰り返し交差して横切る
ように照射して、フィルム材料3に対して該計測光Lを
2回以上透過させてフィルム材料3を透過した出射光の
強度の変化の有無を測定することができるので、計測光
のS/N比を増大でき、明度差の小さい不良部分の存在
するようなフィルム材料3の成膜厚ムラや塗布膜厚ムラ
を目視に依らずに自動的に精度よく検査することができ
る。
【0081】また、本発明の第2発明の第1実施例乃至
第2実施例における光透過性フィルム材料検査装置は、
平面反射板の組合せ、又はライトガイドによって、計測
光Lの光路を屈曲させ、ガイド支持手段24によって平
面状態に支持された光透過性フィルム材料3に対して、
測定点としての同一部位Fを通過するように、且つ該計
測光Lを繰り返し交差して横切るように照射して、フィ
ルム材料3に対して該計測光Lを2回以上透過させ、フ
ィルム材料3を透過した出射光の強度の変化の有無を測
定することができるので、計測光のS/N比を増大で
き、明度差の小さい不良部分の存在するようなフィルム
材料3の成膜厚ムラや塗布膜厚ムラを目視に依らずに自
動的に精度よく検査することができる。
【0082】
【発明の効果】本発明の光透過性フィルム材料検査装置
は、2回以上の透過による検査ができるため、検出S/
N比が改善され、従来のような1回透過による検査方式
では検出が不可能であった明度差の小さい成膜厚ムラや
塗布膜厚ムラを精度良く検査することができ、また計測
光の減衰を小さく抑えることが可能となる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明の第1実施例を説明する概要
側面図である。
【図2】本発明の第1発明の第2実施例を説明する概要
側面図である。
【図3】本発明の第1発明の第3実施例を説明する概要
側面図である。
【図4】本発明の第1発明の第4実施例を説明する概要
側面図である。
【図5】本発明の第2発明の第1実施例を説明する概要
側面図である。
【図6】本発明の第2発明の第2実施例を説明する概要
側面図である。
【符号の説明】
L…照射光(計測光) LI …入射光 LO …出射光
A…移動送行手段 I…インフィードロール O…アウトフィードロール 1…巻出ロール 2…巻取ロール 3…光透過性フィル
ム材料 4…ガイド支持手段 6…計測光照射手段 7…計測光
検出手段 11…巻出ロール 12…巻取ロール 14…ガイド支
持手段 15…平面反射板 16…計測光照射手段 17…計測
光検出手段 18…平面反射板 21…巻出ロール 22…巻取ロール 24…ガイド支
持手段 25…平面反射板群 26…計測光照射手段 27…計
測光検出手段 28…平面反射板群 29…集光レンズ 35…平面反射板群 38…平面反射板群 40…ライトガイド手段 41…ライトガイド 42…
ライトガイド 41a,41b,42a,42b…端部 50…ライトガイド手段 51…ライトガイド 51
a,51b…端部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過性フィルム材料を移動送行する光透
    過性フィルム材料送行手段と、光透過性フィルム材料面
    の互いに異なる複数の部位に対して交差する方向に計測
    光を照射する単一の計測光照射手段と、光透過性フィル
    ム材料の前記異なる部位を透過して最終的に出射する計
    測光を受光検出する単一の計測光検出手段とを設けたこ
    とを特徴とする光透過性フィルム材料検査装置。
  2. 【請求項2】光透過性フィルム材料を移動送行する光透
    過性フィルム材料送行手段と、光透過性フィルム材料面
    の同一部位を通過するように該フィルム面の同一部位に
    対して交差する方向に計測光を照射する単一の計測光照
    射手段と、光透過性フィルム材料の前記異なる部位を透
    過して最終的に出射する計測光を受光検出する単一の計
    測光検出手段とを設けたことを特徴とする光透過性フィ
    ルム材料検査装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1記載の光透過性フィルム材料
    検査装置において、光透過性フィルム材料送行手段は、
    光透過性フィルム材料を1乃至数回の折返し状態で移動
    送行させる折返しガイド支持手段を備え、折返し移動送
    行する光透過性フィルム材料面に対して交差する方向に
    一対の相対する単一計測光照射手段と計測光検出手段と
    を備え、折返しの各光透過性フィルム材料面を透過して
    最終的に出射する計測光を単一の前記計測光検出手段に
    て受光検出するように構成された光透過性フィルム材料
    検査装置。
  4. 【請求項4】前記請求項1記載の光透過性フィルム材料
    検査装置において、光透過性フィルム材料送行手段は、
    光透過性フィルム材料を平面状態で直線的に移動送行さ
    せるガイド支持手段を備え、直線的に移動送行する光透
    過性フィルム材料の表裏両面に、その移動送行方向に対
    して互いに平行に離間対向する一対の平面反射板を備
    え、該平面反射板に対して90°未満(0°を除外)入
    射角度にて計測光を照射する単一の計測光照射手段と、
    90°未満入射角度にて照射され且つ一対の前記平面反
    射板間で反射される計測光を検出する単一の計測光検出
    手段とを備え、前記平面反射板間にて反射し且つ直線的
    に移動送行する前記光透過性フィルム材料面を透過して
    最終的に出射する計測光を単一の前記計測光検出手段に
    て受光検出するように構成された光透過性フィルム材料
    検査装置。
  5. 【請求項5】前記請求項1記載の光透過性フィルム材料
    検査装置において、光透過性フィルム材料送行手段は、
    光透過性フィルム材料を平面状態で直線的に移動送行さ
    せるガイド支持手段を備え、直線的に移動送行する光透
    過性フィルム材料の表裏両面にその移動送行方向に対し
    て各々45°の角度を以て互いに90°の角度で離間対
    向する一対の平面反射板を複数対備え、該平面反射板に
    対して45°入射角度にて計測光を照射する単一の計測
    光照射手段と、45°入射角度にて照射され且つ一対の
    前記平面反射板間及び複数対の平面反射板間で反射され
    る計測光を検出する単一の計測光検出手段とを備え、前
    記平面反射板間にて反射し且つ直線的に移動送行する前
    記光透過性フィルム材料面を透過して最終的に出射する
    計測光を単一の前記計測光検出手段にて受光検出するよ
    うに構成された光透過性フィルム材料検査装置。
  6. 【請求項6】前記請求項1記載の光透過性フィルム材料
    検査装置において、光透過性フィルム材料送行手段は、
    光透過性フィルム材料を平面状態で直線的に移動送行さ
    せるガイド支持手段を備え、直線的に移動送行する光透
    過性フィルム材料の表裏両面にその移動送行方向に対し
    て各々45°の角度を以て互いに90°の角度で離間対
    向する一対の平面反射板を複数対備え、該平面反射板に
    対して45°入射角度にて計測光を照射する単一の計測
    光照射手段と、45°入射角度にて照射され且つ一対の
    前記平面反射板間及び複数対の平面反射板間で反射され
    る計測光を検出する単一の計測光検出手段とを備え、前
    記計測光検出手段及び平面反射板及び計測光検出手段の
    各々前面に集光レンズを備え、前記平面反射板間にて反
    射し且つ直線的に移動送行する前記光透過性フィルム材
    料面を透過して最終的に出射する計測光を単一の前記計
    測光検出手段にて受光検出するように構成された光透過
    性フィルム材料検査装置。
  7. 【請求項7】前記請求項2記載の光透過性フィルム材料
    検査装置において、光透過性フィルム材料送行手段は、
    光透過性フィルム材料を平面状態で直線的に移動送行さ
    せるガイド支持手段を備え、直線的に移動送行する光透
    過性フィルム材料の表裏両面側のいずれか一方面側に離
    間して互いに90°未満の角度を以て離間対向する一対
    の平面反射板をn対備え、且つ他方面側に離間対向して
    互いに90°未満の角度を以て離間対向する一対の平面
    反射板をn+1対備え、前記一方面側より他方面側の平
    面反射板に対して計測光を照射する単一の計測光照射手
    段と、単一の該計測光照射手段にて前記平面反射板に照
    射され且つ他の各平面反射板間で反射されて同一部位を
    通過して出射する計測光を検出する単一の計測光検出手
    段とを備え、前記平面反射板間にて同一部位を通過する
    ように反射し且つ直線的に移動送行する前記光透過性フ
    ィルム材料面を透過して最終的に出射する計測光を単一
    の前記計測光検出手段にて受光検出するように構成され
    た光透過性フィルム材料検査装置。
  8. 【請求項8】単一の前記計測光検出手段及び平面反射板
    及び単一の前記計測光検出手段の各々前面に集光レンズ
    を備えた請求項7に記載の光透過性フィルム材料検査装
    置。
  9. 【請求項9】前記請求項2記載の光透過性フィルム材料
    検査装置において、光透過性フィルム材料送行手段は、
    光透過性フィルム材料を平面状態で直線的に移動送行さ
    せるガイド支持手段を備え、直線的に移動送行する光透
    過性フィルム材料の表裏両面側のいずれか一方面側に離
    間対向する閉塞U字状の1個のライトガイドを備え、且
    つ他方面側に離間対向する閉塞U字状の2個のライトガ
    イドを備え、前記一方面側より他方面側のライトガイド
    に対して計測光を照射する単一の計測光照射手段と、単
    一の該計測光照射手段にて前記ライトガイドに照射され
    且つ他の各ライトガイドによってガイドされて同一部位
    を通過して出射する計測光を検出する単一の計測光検出
    手段とを備え、前記ライトガイドにて同一部位を通過す
    るようにガイドされ且つ直線的に移動送行する前記光透
    過性フィルム材料面を透過して最終的に出射する計測光
    を単一の前記計測光検出手段にて受光検出するように構
    成された光透過性フィルム材料検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009069813A1 (ja) * 2007-11-30 2009-06-04 Sumitomo Chemical Company, Limited 樹脂塗布フィルムの塗膜欠陥の検査方法
JP2010121998A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 水分量測定方法及び水分量測定装置
JP2020160085A (ja) * 2016-10-25 2020-10-01 旭化成株式会社 評価装置

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JP2009133725A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Sumitomo Chemical Co Ltd 樹脂塗布フィルムの塗膜欠陥の検査方法
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