JPH0798019A - ハブ等の軸締結具 - Google Patents

ハブ等の軸締結具

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Publication number
JPH0798019A
JPH0798019A JP5219005A JP21900593A JPH0798019A JP H0798019 A JPH0798019 A JP H0798019A JP 5219005 A JP5219005 A JP 5219005A JP 21900593 A JP21900593 A JP 21900593A JP H0798019 A JPH0798019 A JP H0798019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
shaft
screw
fastener
dynamic balance
Prior art date
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Pending
Application number
JP5219005A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kuroda
利彦 黒田
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OSAKA IND KK
Original Assignee
OSAKA IND KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA IND KK filed Critical OSAKA IND KK
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Publication of JPH0798019A publication Critical patent/JPH0798019A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バランスリングを不用にし、それ自身でダイ
ナミツクバランスが容易に修正できるようにして、大巾
なコストダウンと省スペースを実現できるようにしたハ
ブ等の軸締結具を提供する。 【構成】 軸30に嵌合するハブ等20の外周面を締め
付けてハブ等20を軸30に締結できるようにした締結
具10に、軸心31からの回転線上に形成されて等分割
出しされたダイナミツクバランスの修正用ねじ穴15又
は15´を穿設し、前記穴15又は15´に螺入の度合
により所定の質量を賦与できる修正ねじ16又は16´
を螺入できるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミツクバランス
を締結具それ自身で修正できるようにしたハブ等を軸に
取りつける締結具に関する。
【0002】
【従来の技術】ハブ等の軸締結具10は、図5に示され
るように、リング状のロツキングカラー11及び12の
ロツキングスクリユウ13を締め付けることにより、2
つのロツキングカラー(フロントロツキングカラー11
及びリアロツキングカラー12)が相互に近づいて内輪
14を収縮させ、この内輪14の収縮力によりハブ等2
0が弾性変形してハブ等20の嵌合部21が収縮し、軸
30上に摩擦力を発生して、軸30とハブ20等が締結
されるものや、軸30に嵌合したハブ等20に油圧装置
(図示しない)を介して外嵌したカラー(図示しない)
によりハブ等20を締め付けてハブ等20を軸30に締
結するものなどがあったが、いずれも高速回転で使用さ
れるときは、安全かつ円滑な回転力を得るためにダイナ
ミツクバランスを修正する必要があった。
【0003】このため、従来例は、ハブ等20の他の嵌
合部22にバランスリング40を固着し、これに穿設し
た複数の穴41にダイナミツクバランス修正用ねじ42
を螺入してダイナミツクバランスを修正していたが、締
結具10のほかにバランスリング40を必要とする、ハ
ブ等20の嵌合部22にバランスリング40を嵌着させ
るための特別な工作が必要である、バランスリング40
をハブ等20に取りつけるためのかなりのスペースを必
要とするなどの欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、バランスリ
ングを不用にし、締結具それ自身でダイナミツクバラン
スが容易に修正できるようにして、大巾なコストダウン
と省スペースを実現できるようにしたハブ等の軸締結具
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ハブ等の軸締結具
は、上記目的を達成するため、軸30に嵌合するハブ等
20の外周面を締め付けてハブ等20を軸30に締結で
きるようにした締結具10に、軸心31からの回転線上
に形成されて等分割出しされたダイナミツクバランスの
修正用ねじ穴15又は15´を穿設し、前記穴15又は
15´に螺入の度合により所定の質量を賦与できる修正
ねじ16又は16´を螺入できるようにしたものであ
る。
【0006】また、本発明ハブ等の軸締結具は、上記目
的を達成するため、内輪14を介してリング状のロツキ
ングカラー11及び12によりハブ等20を軸30に締
結できるようにした締結具10において、ロツキングカ
ラー11又は12の同一ピツチ円上又は外周の同一線上
に等分割出しによるダイナミツクバランスの修正用ねじ
穴15又は15´を穿設し、前記ねじ穴15又は15´
に螺入の度合により所定の質量を賦与できる修正ねじ1
6又は16´を螺入できるようにしたものである。
【0007】本発明において、ダイナミツクバランスの
修正用ねじ穴15又は15´は、締結具10において、
軸心31からの回転線上において等分割出しできる位置
が形成されて、そこに穿設されることになるが、リング
状のロツキングカラー11及び12やこれに類する締結
具においては、その同一ピツチ円上又は外周の同一線上
で軸心31からの回転線上が設定できるので、そこで修
正用ねじ穴15又は15´の等分割出しが行われること
になる。また、本発明において、修正ねじ16、又は、
16´は、そのピツチ円直径を測定し、どの角度で螺入
すれば、螺入の度合により何グラムの質量が付加される
かを計測する必要がある。また、本発明において、ダイ
ナミツクバランスを調整したのち、分解し再組立する時
に、再度のバランス調整を省略するため、図1に示すよ
うに、合マーク17を締結具本体10、ハブ等20及び
軸30に付設し、内輪14のスリツト部141やこれに
相当する目印等をその同一位相に合致させたのち締結す
ることが望ましい。なお、内輪14のスリツト部141
は、締付効果を向上するために設けられたものである
が、ダイナミツクバランスを考慮した場合は、スリツト
部141を設けずに内輪14に目印等を付設する方が好
ましい。本発明では内輪14のスリツト部141の有無
は問わない。
【0008】
【実施例1】本発明の実施例が図1乃至図3に示されて
いる。本例のハブ等の軸締結具10は、内輪14を介し
てリング状のロツキングカラー11及び12によりハブ
等20を軸30に締結できるようにしたもので、フロン
トロツキングカラー11と、リアロツキングカラー12
と、両者のロツキングスクリユウ穴130に螺入するロ
ツキングスクリユウ13と、内輪14とからなる本体1
0と、フロントロツキングカラー11の同一ピツチ円上
に等分割出しされたダイナミツクバランスの修正用ねじ
穴15に螺入する修正ねじ16を備えている。修正ねじ
16は、ピツチ円直径が予め測定されており、修正用ね
じ穴15に螺入されると、どの角度で何グラムの質量が
付加されるかが計算できるようになっている。
【0009】
【実施例2】本発明の別の実施例が図1及び図4に示さ
れている。本例のハブ等の軸締結具10は、実施例1と
同じ締結具10であって、フロントロツキングカラー1
1と、リアロツキングカラー12と、両者のロツキング
スクリユウ穴130に螺入するロツキングスクリユウ1
3と、内輪14とからなる本体10と、フロントロツキ
ングカラー11の外周の同一線上に等分割出しされたダ
イナミツクバランスの修正用ねじ穴15´に螺入する修
正ねじ16´を備えている。修正ねじ16´は、ピツチ
円直径が予め測定されており、修正用ねじ穴15´に螺
入されると、どの角度で何グラムの質量が付加されるか
が計算できるようになっている。
【0010】
【作用】従って、実施例1及び2において、ロツキング
スクリユウ13を締め付けて内輪14を収縮させ軸30
とハブ20を締結したのち、軸30を回転してバランシ
ングマシーンで全体的なアンバランス量を測定し、必要
な質量(長さ)を持った修正ねじ16、又は、16´を
所定位置の修正用ねじ穴15、又は、15´に螺入し、
ダイナミツクバランスを修正する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、従来必要とされたバラ
ンスリング40を全く不用とし、締結具10そのものに
取りつけることにより、ハブ等の被締結体に取りつける
必要がなくなったので、それだけ省スペースと工作費の
節減をすることができることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部を切り欠いた平面図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す一部を切り欠いて示
した断面図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符合の説明】
11 ロツキングカラー(フロント) 11 ロツキングカラー(リア) 13 ロツキングスクリユウ 14 内輪 15,15´ ダイナミツクバランス修正用ねじ穴 16,16´ 修正ねじ 20 ハブ等 30 軸 31 軸心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸30に嵌合するハブ等20の外周面を
    締め付けてハブ等20を軸30に締結できるようにした
    締結具10に、軸心31からの回転線上に形成されて等
    分割出しされたダイナミツクバランスの修正用ねじ穴1
    5又は15´を穿設し、前記穴15又は15´に螺入の
    度合により所定の質量を賦与できる修正ねじ16又は1
    6´を螺入できるようにしたことを特徴としたハブ等の
    軸締結具。
  2. 【請求項2】 内輪14を介してリング状のロツキング
    カラー11及び12によりハブ等20を軸30に締結で
    きるようにした締結具10において、ロツキングカラー
    11又は12の同一ピツチ円上又は外周の同一線上に等
    分割出しによるダイナミツクバランスの修正用ねじ穴1
    5又は15´を穿設し、前記ねじ穴15又は15´に螺
    入の度合により所定の質量を賦与できる修正ねじ16又
    は16´を螺入できるようにしたことを特徴としたハブ
    等の軸締結具。
JP5219005A 1993-08-10 1993-08-10 ハブ等の軸締結具 Pending JPH0798019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5219005A JPH0798019A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 ハブ等の軸締結具

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JP5219005A JPH0798019A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 ハブ等の軸締結具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0798019A true JPH0798019A (ja) 1995-04-11

Family

ID=16728774

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5219005A Pending JPH0798019A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 ハブ等の軸締結具

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JP (1) JPH0798019A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998050713A1 (fr) * 1997-05-07 1998-11-12 Fanuc Ltd Construction d'un corps tournant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998050713A1 (fr) * 1997-05-07 1998-11-12 Fanuc Ltd Construction d'un corps tournant

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