JPH0797971A - 内燃機関 - Google Patents
内燃機関Info
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- JPH0797971A JPH0797971A JP5241723A JP24172393A JPH0797971A JP H0797971 A JPH0797971 A JP H0797971A JP 5241723 A JP5241723 A JP 5241723A JP 24172393 A JP24172393 A JP 24172393A JP H0797971 A JPH0797971 A JP H0797971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- valve
- fuel injection
- opening
- fuel
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/26—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
- F01L1/267—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/32—Controlling fuel injection of the low pressure type
- F02D41/34—Controlling fuel injection of the low pressure type with means for controlling injection timing or duration
- F02D41/345—Controlling injection timing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】一方の吸気弁を機関運転状態に応じて開閉作動
させるのに対して他方の吸気弁を微小リフト量で開閉し
て燃焼室内への吸気偏向を生じさせることを可能として
一対の吸気弁に連結される動弁装置と、両吸気弁で個別
に開閉される吸気弁口に向けて燃料を噴射する燃料噴射
弁とを備える内燃機関において、微小リフト量で開閉作
動せしめられる吸気弁の開弁に伴う吸気中の燃料微粒化
を促進し、燃焼室内での燃焼性を向上させる。 【構成】微小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミ
ングが、吸気行程の前半でリフト量が最大となる時期に
設定される。
させるのに対して他方の吸気弁を微小リフト量で開閉し
て燃焼室内への吸気偏向を生じさせることを可能として
一対の吸気弁に連結される動弁装置と、両吸気弁で個別
に開閉される吸気弁口に向けて燃料を噴射する燃料噴射
弁とを備える内燃機関において、微小リフト量で開閉作
動せしめられる吸気弁の開弁に伴う吸気中の燃料微粒化
を促進し、燃焼室内での燃焼性を向上させる。 【構成】微小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミ
ングが、吸気行程の前半でリフト量が最大となる時期に
設定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方の吸気弁を機関運
転状態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁
を微小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じ
させることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁
装置と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて
均等に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関に
関する。
転状態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁
を微小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じ
させることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁
装置と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて
均等に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる内燃機関は、たとえば特開
平4−94407号公報等により既に知られている。
平4−94407号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
微小リフト量で開閉作動される吸気弁の開閉タイミング
を吸気行程の後半に設定し、それによりスワール生成へ
の該吸気弁の開弁による悪影響を排除するようにしてい
る。しかるに吸気弁の開弁に伴う燃焼室内への吸気流速
は、吸気行程の前半で速く、吸気行程の後半で遅くなる
ことが本発明者の実験によって明らかとなっており、吸
気弁が微小リフト量で開弁されたときの燃料微粒化を図
る上では、上記従来のように吸気行程の後半に開閉タイ
ミングを設定したのでは不利である。
微小リフト量で開閉作動される吸気弁の開閉タイミング
を吸気行程の後半に設定し、それによりスワール生成へ
の該吸気弁の開弁による悪影響を排除するようにしてい
る。しかるに吸気弁の開弁に伴う燃焼室内への吸気流速
は、吸気行程の前半で速く、吸気行程の後半で遅くなる
ことが本発明者の実験によって明らかとなっており、吸
気弁が微小リフト量で開弁されたときの燃料微粒化を図
る上では、上記従来のように吸気行程の後半に開閉タイ
ミングを設定したのでは不利である。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、微小リフト量で開閉作動せしめられる吸気弁
の開弁に伴う吸気中の燃料微粒化を促進し、燃焼室内で
の燃焼性を向上させた内燃機関を提供することを目的と
する。
のであり、微小リフト量で開閉作動せしめられる吸気弁
の開弁に伴う吸気中の燃料微粒化を促進し、燃焼室内で
の燃焼性を向上させた内燃機関を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、一方の吸気弁を機関運転状
態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁を微
小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じさせ
ることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁装置
と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて均等
に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関におい
て、微小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミング
が、吸気行程の前半でリフト量が最大となる時期に設定
されることを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、一方の吸気弁を機関運転状
態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁を微
小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じさせ
ることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁装置
と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて均等
に燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関におい
て、微小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミング
が、吸気行程の前半でリフト量が最大となる時期に設定
されることを特徴とする。
【0006】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、両吸
気弁口に向けた一対の燃料噴口を有する。
求項1記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、両吸
気弁口に向けた一対の燃料噴口を有する。
【0007】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、
燃料微粒化のためのアシストエア供給手段を備える。
1または2記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、
燃料微粒化のためのアシストエア供給手段を備える。
【0008】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項1、2または3記載の発明の構成に加えて、燃料
噴射弁の燃料噴射タイミングが、吸気上死点以前に燃料
噴射が完了する時期に設定される。
請求項1、2または3記載の発明の構成に加えて、燃料
噴射弁の燃料噴射タイミングが、吸気上死点以前に燃料
噴射が完了する時期に設定される。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
説明する。
【0010】図1ないし図9は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は全体構成図、図2は動弁装置の拡大
縦断面図であって図3の2−2線断面図、図3は図2の
3−3線断面図、図4は弁作動特性および燃料噴射時期
を示す図、図5は燃料噴射弁の拡大横断面図、図6は燃
料噴射弁からの燃料噴射方向を示す横断面図、図7は吸
気流速の実験結果を示すグラフ、図8は微小リフト量の
吸気弁開閉タイミングの排ガス性状に及ぼす影響の実験
結果を示すグラフ、図9は微小リフト量の吸気弁開閉タ
イミングの燃焼安定性に及ぼす影響の実験結果を示すグ
ラフである。
ものであり、図1は全体構成図、図2は動弁装置の拡大
縦断面図であって図3の2−2線断面図、図3は図2の
3−3線断面図、図4は弁作動特性および燃料噴射時期
を示す図、図5は燃料噴射弁の拡大横断面図、図6は燃
料噴射弁からの燃料噴射方向を示す横断面図、図7は吸
気流速の実験結果を示すグラフ、図8は微小リフト量の
吸気弁開閉タイミングの排ガス性状に及ぼす影響の実験
結果を示すグラフ、図9は微小リフト量の吸気弁開閉タ
イミングの燃焼安定性に及ぼす影響の実験結果を示すグ
ラフである。
【0011】先ず図1および図2において、SOHC型
多気筒内燃機関における機関本体の主要部を構成すべ
く、シリンダブロック1の上面にシリンダヘッド2が結
合され、シリンダブロック1に設けられた複数のシリン
ダ3には上面に凹部4aを有するピストン4が摺動可能
にそれぞれ嵌合され、それらのピストン4の上面および
シリンダヘッド2間に燃焼室5がそれぞれ形成される。
多気筒内燃機関における機関本体の主要部を構成すべ
く、シリンダブロック1の上面にシリンダヘッド2が結
合され、シリンダブロック1に設けられた複数のシリン
ダ3には上面に凹部4aを有するピストン4が摺動可能
にそれぞれ嵌合され、それらのピストン4の上面および
シリンダヘッド2間に燃焼室5がそれぞれ形成される。
【0012】燃焼室5の天井面に開口するようにして、
一対の吸気弁口61 ,62 と一対の排気弁口71 ,72
とがシリンダヘッド2に設けられており、両吸気弁口6
1 ,62 はシリンダヘッド2の一側面に開口する単一の
吸気ポート8に連なり、両排気弁口71 ,72 はシリン
ダヘッド2の他側面に開口する単一の排気ポート9に連
なる。また両吸気弁口61 ,62 を個別に開閉可能な一
対の吸気弁VI1,VI2は、シリンダヘッド2に配設され
た一対のガイド筒10にそれぞれ摺動可能に嵌合されて
おり、各ガイド筒10から突出した各吸気弁VI1,VI2
の上端部にそれぞれ固定されたリテーナ12とシリンダ
ヘッド2との間には各吸気弁VI1,VI2を囲繞するコイ
ル状の弁ばね13がそれぞれ介設され、それらの弁ばね
13により各吸気弁VI1,VI2は上方すなわち閉弁方向
に付勢される。さらに両排気弁口71 ,72 を個別に開
閉可能な一対の排気弁VE1,VE2は、シリンダヘッド2
に配設された一対のガイド筒11にそれぞれ摺動可能に
嵌合されており、各ガイド筒11から突出した各排気弁
VE1,VE2の上端部にそれぞれ固定されたリテーナ14
とシリンダヘッド2との間には各排気弁VE1,VE2を囲
繞するコイル状の弁ばね15がそれぞれ介設され、それ
らの弁ばね15により各排気弁VE1,VE2は上方すなわ
ち閉弁方向に付勢される。
一対の吸気弁口61 ,62 と一対の排気弁口71 ,72
とがシリンダヘッド2に設けられており、両吸気弁口6
1 ,62 はシリンダヘッド2の一側面に開口する単一の
吸気ポート8に連なり、両排気弁口71 ,72 はシリン
ダヘッド2の他側面に開口する単一の排気ポート9に連
なる。また両吸気弁口61 ,62 を個別に開閉可能な一
対の吸気弁VI1,VI2は、シリンダヘッド2に配設され
た一対のガイド筒10にそれぞれ摺動可能に嵌合されて
おり、各ガイド筒10から突出した各吸気弁VI1,VI2
の上端部にそれぞれ固定されたリテーナ12とシリンダ
ヘッド2との間には各吸気弁VI1,VI2を囲繞するコイ
ル状の弁ばね13がそれぞれ介設され、それらの弁ばね
13により各吸気弁VI1,VI2は上方すなわち閉弁方向
に付勢される。さらに両排気弁口71 ,72 を個別に開
閉可能な一対の排気弁VE1,VE2は、シリンダヘッド2
に配設された一対のガイド筒11にそれぞれ摺動可能に
嵌合されており、各ガイド筒11から突出した各排気弁
VE1,VE2の上端部にそれぞれ固定されたリテーナ14
とシリンダヘッド2との間には各排気弁VE1,VE2を囲
繞するコイル状の弁ばね15がそれぞれ介設され、それ
らの弁ばね15により各排気弁VE1,VE2は上方すなわ
ち閉弁方向に付勢される。
【0013】両吸気弁VI1,VI2および両排気弁VE1,
VE2には動弁装置16が連結されるこの動弁装置16
は、図示しないクランクシャフトに1/2の減速比で連
動、連結される単一のカムシャフト17と、カムシャフ
ト17の回転運動を両吸気弁V I1,VI2の開閉運動に変
換するための第1、第2および第3吸気側ロッカアーム
18,19,20と、前記カムシャフト19の回転運動
を両排気弁VE1,VE2の開閉運動に変換するための一対
の排気側ロッカアーム21,21とを備える。
VE2には動弁装置16が連結されるこの動弁装置16
は、図示しないクランクシャフトに1/2の減速比で連
動、連結される単一のカムシャフト17と、カムシャフ
ト17の回転運動を両吸気弁V I1,VI2の開閉運動に変
換するための第1、第2および第3吸気側ロッカアーム
18,19,20と、前記カムシャフト19の回転運動
を両排気弁VE1,VE2の開閉運動に変換するための一対
の排気側ロッカアーム21,21とを備える。
【0014】カムシャフト17は、シリンダヘッド2
と、前記クランクシャフトの軸線に沿うシリンダ3の両
側で該シリンダヘッド2上にそれぞれ結合されるホルダ
22とで、シリンダ3の軸線と直交する水平な軸線を有
しながら回転自在に支承される。
と、前記クランクシャフトの軸線に沿うシリンダ3の両
側で該シリンダヘッド2上にそれぞれ結合されるホルダ
22とで、シリンダ3の軸線と直交する水平な軸線を有
しながら回転自在に支承される。
【0015】カムシャフト17には、機関の低速運転に
対応した形状の第1吸気側開閉作動用カム23と、機関
の高速運転に対応した形状に形成されながら第1吸気側
開閉作動用カム23の一側に隣接配置される第2吸気側
開閉作動用カム24と、第2吸気側開閉作動用カム24
の一側に隣接する微小作動用カム25とが一体に設けら
れるとともに、第1吸気側開閉作動用カム23および微
小作動用カム25の両側に排気側開閉作動用カム26,
26が一体に設けられる。
対応した形状の第1吸気側開閉作動用カム23と、機関
の高速運転に対応した形状に形成されながら第1吸気側
開閉作動用カム23の一側に隣接配置される第2吸気側
開閉作動用カム24と、第2吸気側開閉作動用カム24
の一側に隣接する微小作動用カム25とが一体に設けら
れるとともに、第1吸気側開閉作動用カム23および微
小作動用カム25の両側に排気側開閉作動用カム26,
26が一体に設けられる。
【0016】一方の吸気弁VI1には第1吸気側ロッカア
ーム18が連動、連結され、他方の吸気弁VI2には第3
吸気側ロッカアーム20が連動、連結され、両吸気弁V
I1,VI2に対して自由となり得る第2吸気側ロッカアー
ム19が第1および第3吸気側ロッカアーム18,20
間に配置される。而して各吸気側ロッカアーム18〜2
0は吸気側ロッカシャフト27I で揺動自在に支承され
る。また両排気弁VE1,VE2に個別に連動、連結された
排気側ロッカアーム21,21は排気側ロッカシャフト
27E に揺動自在に支承される。
ーム18が連動、連結され、他方の吸気弁VI2には第3
吸気側ロッカアーム20が連動、連結され、両吸気弁V
I1,VI2に対して自由となり得る第2吸気側ロッカアー
ム19が第1および第3吸気側ロッカアーム18,20
間に配置される。而して各吸気側ロッカアーム18〜2
0は吸気側ロッカシャフト27I で揺動自在に支承され
る。また両排気弁VE1,VE2に個別に連動、連結された
排気側ロッカアーム21,21は排気側ロッカシャフト
27E に揺動自在に支承される。
【0017】第1吸気側ロッカアーム18の一端には第
1吸気側開閉作動用カム23に転がり接触するローラ2
8が軸支され、第2および第3吸気側ロッカアーム1
9,20の一端は第2吸気側開閉作動用カム24および
微小作動用カム25にそれぞれ摺接される。また両排気
側ロッカアーム21,21の一端には排気側開閉作動用
カム26,26に転がり接触するローラ30,30がそ
れぞれ軸支される。
1吸気側開閉作動用カム23に転がり接触するローラ2
8が軸支され、第2および第3吸気側ロッカアーム1
9,20の一端は第2吸気側開閉作動用カム24および
微小作動用カム25にそれぞれ摺接される。また両排気
側ロッカアーム21,21の一端には排気側開閉作動用
カム26,26に転がり接触するローラ30,30がそ
れぞれ軸支される。
【0018】第1および第3吸気側ロッカアーム18,
20の他端には、両吸気弁VI1,V I2の上端に当接する
タペットねじ31,31がそれぞれ進退自在に螺合され
ており、第1および第3吸気側ロッカアーム18,20
の揺動作動に応じて各吸気弁VI1,VI2が開閉作動する
ことになる。また両排気側ロッカアーム21,21の他
端には、各排気弁VE1,VE2の上端に当接するタペット
ねじ32,32がそれぞれ進退自在に螺合されており、
両排気側ロッカアーム21,21の揺動作動に応じて各
排気弁VE1,VE2が開閉作動することになる。
20の他端には、両吸気弁VI1,V I2の上端に当接する
タペットねじ31,31がそれぞれ進退自在に螺合され
ており、第1および第3吸気側ロッカアーム18,20
の揺動作動に応じて各吸気弁VI1,VI2が開閉作動する
ことになる。また両排気側ロッカアーム21,21の他
端には、各排気弁VE1,VE2の上端に当接するタペット
ねじ32,32がそれぞれ進退自在に螺合されており、
両排気側ロッカアーム21,21の揺動作動に応じて各
排気弁VE1,VE2が開閉作動することになる。
【0019】ところで、ホルダ22の上端には支持板3
3が固設されており、この支持板33には、第2吸気側
ロッカアーム19をカムシャフト17の第2吸気側開閉
作動用カム24に摺接させる方向に弾発付勢するロスト
モーション機構34が配設される。而して第2吸気側ロ
ッカアーム19には、ロストモーション機構34を弾発
的に摺接させるための突部19aが突設される。
3が固設されており、この支持板33には、第2吸気側
ロッカアーム19をカムシャフト17の第2吸気側開閉
作動用カム24に摺接させる方向に弾発付勢するロスト
モーション機構34が配設される。而して第2吸気側ロ
ッカアーム19には、ロストモーション機構34を弾発
的に摺接させるための突部19aが突設される。
【0020】第1〜第3吸気側ロッカアーム18〜20
には弁作動特性切換手段35が設けられており、この弁
作動特性切換手段35は、第1吸気側ロッカアーム18
および第2吸気側ロッカアーム19を連結可能な連結ピ
ストン36と、第2吸気側ロッカアーム19および第3
吸気側ロッカアーム20を連結可能な連結ピン37と、
連結ピストン36および連結ピン37の移動を規制する
規制部材38と、連結ピストン36、連結ピン37およ
び規制部材38を連結解除側に付勢する戻しばね39と
を備える。
には弁作動特性切換手段35が設けられており、この弁
作動特性切換手段35は、第1吸気側ロッカアーム18
および第2吸気側ロッカアーム19を連結可能な連結ピ
ストン36と、第2吸気側ロッカアーム19および第3
吸気側ロッカアーム20を連結可能な連結ピン37と、
連結ピストン36および連結ピン37の移動を規制する
規制部材38と、連結ピストン36、連結ピン37およ
び規制部材38を連結解除側に付勢する戻しばね39と
を備える。
【0021】連結ピストン36は、吸気側ロッカシャフ
ト27I と平行な軸線方向に移動可能として第1吸気側
ロッカアーム18に摺動可能に嵌合され、該連結ピスト
ン36の一端と第1吸気側ロッカアーム18との間に
は、吸気側ロッカシャフト27 I 内の油路41に通じる
油圧室40が画成される。而して油路41は、図1で示
すように、連結切換用電磁制御弁42を介して油圧源4
3に接続される。
ト27I と平行な軸線方向に移動可能として第1吸気側
ロッカアーム18に摺動可能に嵌合され、該連結ピスト
ン36の一端と第1吸気側ロッカアーム18との間に
は、吸気側ロッカシャフト27 I 内の油路41に通じる
油圧室40が画成される。而して油路41は、図1で示
すように、連結切換用電磁制御弁42を介して油圧源4
3に接続される。
【0022】第2吸気側ロッカアーム19には、前記連
結ピストン36の他端に一端が当接される連結ピン37
が吸気側ロッカシャフト27I と平行な軸線方向に摺動
可能に嵌合される。さらに第3吸気側ロッカアーム20
には、連結ピン37の他端に当接する有底円筒状の規制
部材38が吸気側ロッカシャフト27I と平行な軸線方
向に摺動可能に嵌合されており、戻しばね39は、規制
部材38および第3吸気側ロッカアーム20間に縮設さ
れる。
結ピストン36の他端に一端が当接される連結ピン37
が吸気側ロッカシャフト27I と平行な軸線方向に摺動
可能に嵌合される。さらに第3吸気側ロッカアーム20
には、連結ピン37の他端に当接する有底円筒状の規制
部材38が吸気側ロッカシャフト27I と平行な軸線方
向に摺動可能に嵌合されており、戻しばね39は、規制
部材38および第3吸気側ロッカアーム20間に縮設さ
れる。
【0023】かかる弁作動特性切換手段35では、主と
して機関の低速回転域で油圧室40の油圧を解放する
と、戻しばね39のばね力により、連結ピストン36お
よび連結ピン37の当接面は第1吸気側ロッカアーム1
8および第2吸気側ロッカアーム19間に対応する位置
にあり,連結ピン37および規制部材38の当接面は第
2吸気側ロッカアーム19および第3吸気側ロッカアー
ム20間に対応する位置にある。したがって各ロッカア
ーム18〜20は相互に相対角変位可能な状態にあり、
カムシャフト17の回転作動により第1吸気側ロッカア
ーム18は第1吸気側開閉作動用カム23との摺接に応
じて揺動し、一方の吸気弁VI1は第1吸気側開閉作動用
カム23の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開
閉作動する。また微小作動用カム25に摺接した第3吸
気側ロッカアーム20は実質的に休止状態となり、他方
の吸気弁VI2を実質的に休止させることができる。さら
に第2吸気側ロッカアーム19は第2吸気側開閉作動用
カム24により揺動駆動されるが、その揺動動作は第1
および第3吸気側ロッカアーム18,20に何らの影響
も及ぼさない。また排気弁VE1,VE2は排気側開閉作動
用カム26,26の形状に応じたタイミングおよびリフ
ト量で開閉作動する。
して機関の低速回転域で油圧室40の油圧を解放する
と、戻しばね39のばね力により、連結ピストン36お
よび連結ピン37の当接面は第1吸気側ロッカアーム1
8および第2吸気側ロッカアーム19間に対応する位置
にあり,連結ピン37および規制部材38の当接面は第
2吸気側ロッカアーム19および第3吸気側ロッカアー
ム20間に対応する位置にある。したがって各ロッカア
ーム18〜20は相互に相対角変位可能な状態にあり、
カムシャフト17の回転作動により第1吸気側ロッカア
ーム18は第1吸気側開閉作動用カム23との摺接に応
じて揺動し、一方の吸気弁VI1は第1吸気側開閉作動用
カム23の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開
閉作動する。また微小作動用カム25に摺接した第3吸
気側ロッカアーム20は実質的に休止状態となり、他方
の吸気弁VI2を実質的に休止させることができる。さら
に第2吸気側ロッカアーム19は第2吸気側開閉作動用
カム24により揺動駆動されるが、その揺動動作は第1
および第3吸気側ロッカアーム18,20に何らの影響
も及ぼさない。また排気弁VE1,VE2は排気側開閉作動
用カム26,26の形状に応じたタイミングおよびリフ
ト量で開閉作動する。
【0024】図4において、第1吸気側開閉作動用カム
23による吸気弁VI1の開弁リフト曲線C1 は、その開
角中心時期θC が吸気上死点TDCおよび吸気下死点B
DC間の中心時期となるように設定される。一方、微小
作動用カム25によりわずかに開弁される吸気弁VI2の
開閉タイミングは、該微小作動用カム25によって生じ
る微小リフト曲線C2 における開角中心時期θC2、すな
わち吸気弁VI2のリフト量が最大となる時期が吸気行程
の前半となるように設定される。
23による吸気弁VI1の開弁リフト曲線C1 は、その開
角中心時期θC が吸気上死点TDCおよび吸気下死点B
DC間の中心時期となるように設定される。一方、微小
作動用カム25によりわずかに開弁される吸気弁VI2の
開閉タイミングは、該微小作動用カム25によって生じ
る微小リフト曲線C2 における開角中心時期θC2、すな
わち吸気弁VI2のリフト量が最大となる時期が吸気行程
の前半となるように設定される。
【0025】主として機関の高速回転域で油圧室40に
高油圧を作用させると、連結ピストン36は連結ピン3
7を押圧しながら戻しばね39のばね力に抗して油圧室
40の容積を増大する方向に移動しようとし、連結ピス
トン36、連結ピン37および規制部材38の軸線が一
致したとき、すなわち各吸気側ロッカアーム18〜20
が静止状態に入ったときに連結ピストン36が第2吸気
側ロッカアーム19に嵌合し、それに応じて連結ピン3
7が第3吸気側ロッカアーム20に嵌合することによ
り、各吸気側ロッカアーム18〜20が連結状態とな
る。したがって第2吸気側開閉作動用カム24によって
揺動駆動される第2吸気側ロッカアーム19とともに第
1および第3吸気側ロッカアーム18,20が揺動し、
両吸気弁VI1,VI2は第2吸気側開閉作動用カム24の
形状に応じたタイミングおよびリフト量で、図4の開弁
リフト曲線C3 で示すように開閉作動せしめられる。ま
た両排気側ロッカアーム21,21は、低速運転域と同
様に排気側開閉作動用カム26,26の形状に応じたタ
イミングおよびリフト量で両排気弁VE1,VE2を開閉作
動せしめる。
高油圧を作用させると、連結ピストン36は連結ピン3
7を押圧しながら戻しばね39のばね力に抗して油圧室
40の容積を増大する方向に移動しようとし、連結ピス
トン36、連結ピン37および規制部材38の軸線が一
致したとき、すなわち各吸気側ロッカアーム18〜20
が静止状態に入ったときに連結ピストン36が第2吸気
側ロッカアーム19に嵌合し、それに応じて連結ピン3
7が第3吸気側ロッカアーム20に嵌合することによ
り、各吸気側ロッカアーム18〜20が連結状態とな
る。したがって第2吸気側開閉作動用カム24によって
揺動駆動される第2吸気側ロッカアーム19とともに第
1および第3吸気側ロッカアーム18,20が揺動し、
両吸気弁VI1,VI2は第2吸気側開閉作動用カム24の
形状に応じたタイミングおよびリフト量で、図4の開弁
リフト曲線C3 で示すように開閉作動せしめられる。ま
た両排気側ロッカアーム21,21は、低速運転域と同
様に排気側開閉作動用カム26,26の形状に応じたタ
イミングおよびリフト量で両排気弁VE1,VE2を開閉作
動せしめる。
【0026】シリンダヘッド2には、両排気側ロッカア
ーム21,21間で上方に向かうにつれて側方に傾斜す
るようにしてプラグ筒部44が設けられており、このプ
ラグ筒部44から挿入される点火プラグ45が燃焼室5
の天井面略中央部でシリンダヘッド2に取付けられる。
ーム21,21間で上方に向かうにつれて側方に傾斜す
るようにしてプラグ筒部44が設けられており、このプ
ラグ筒部44から挿入される点火プラグ45が燃焼室5
の天井面略中央部でシリンダヘッド2に取付けられる。
【0027】再び図1において、シリンダヘッド2の吸
気ポート8には、吸気マニホールド46と、スロットル
弁47を有するスロットルボディ48とを介してエアク
リーナ49が接続される。而してエアクリーナ49から
吸気ポート8までの間で、スロットルボディ48および
吸気マニホールド46内には吸気路50が形成され、該
吸気路50には、バイパス通路51と、ファーストアイ
ドル通路52とがスロットル弁47を迂回して並行に接
続されており、バイパス通路51にはバイパス用電磁制
御弁53が介設され、ファーストアイドル通路52には
機関本体の冷却水温に応じて作動するワックス弁54が
介設される。
気ポート8には、吸気マニホールド46と、スロットル
弁47を有するスロットルボディ48とを介してエアク
リーナ49が接続される。而してエアクリーナ49から
吸気ポート8までの間で、スロットルボディ48および
吸気マニホールド46内には吸気路50が形成され、該
吸気路50には、バイパス通路51と、ファーストアイ
ドル通路52とがスロットル弁47を迂回して並行に接
続されており、バイパス通路51にはバイパス用電磁制
御弁53が介設され、ファーストアイドル通路52には
機関本体の冷却水温に応じて作動するワックス弁54が
介設される。
【0028】図5において、吸気マニホールド46にお
けるシリンダヘッド2側の端部には、吸気ポート8から
両吸気弁口61 ,62 に向けて均等に燃料を噴射する燃
料噴射弁55が取付けられ、該燃料噴射弁55には燃料
供給源56(図1参照)が接続される。吸気マニホール
ド46のシリンダヘッド2側端部には、斜め上方から吸
気ポート8に向けた軸線を有する取付孔57を有する取
付部58が設けられており、燃料噴射弁55はその先端
部を取付孔57に突入させて該取付部58に取付けられ
る。
けるシリンダヘッド2側の端部には、吸気ポート8から
両吸気弁口61 ,62 に向けて均等に燃料を噴射する燃
料噴射弁55が取付けられ、該燃料噴射弁55には燃料
供給源56(図1参照)が接続される。吸気マニホール
ド46のシリンダヘッド2側端部には、斜め上方から吸
気ポート8に向けた軸線を有する取付孔57を有する取
付部58が設けられており、燃料噴射弁55はその先端
部を取付孔57に突入させて該取付部58に取付けられ
る。
【0029】而して取付孔57は、その内方側から順に
小径孔部57a、中径孔部57bおよび大径孔部57c
が同軸に連設されて成るものである。一方、燃料噴射弁
55のハウジング59は、図示しない電磁駆動部を内蔵
した駆動部ハウジング60に基本的に円筒状の弁ハウジ
ング61の後端部が固着されて成るものであり、取付孔
57における中径孔部57bおよび大径孔部57c間の
段部と駆動部ハウジング60との間にシール部材62を
介在させながら弁ハウジング60を取付孔57内に突入
させるようにして、ハウジング59が取付部58に取付
けられる。
小径孔部57a、中径孔部57bおよび大径孔部57c
が同軸に連設されて成るものである。一方、燃料噴射弁
55のハウジング59は、図示しない電磁駆動部を内蔵
した駆動部ハウジング60に基本的に円筒状の弁ハウジ
ング61の後端部が固着されて成るものであり、取付孔
57における中径孔部57bおよび大径孔部57c間の
段部と駆動部ハウジング60との間にシール部材62を
介在させながら弁ハウジング60を取付孔57内に突入
させるようにして、ハウジング59が取付部58に取付
けられる。
【0030】また取付孔57における小径孔部57aに
は、該小径孔部57aおよび中径孔部57b間の段部に
係合する係合鍔63aを後端に有するキャップ63がシ
ール部材64を介して嵌合される。このキャップ63の
中央部には、前方に向かうにつれて相互に離反する方向
に傾斜した一対の燃料噴口651 ,652 と、それらの
燃料噴口651 ,652 の後端に共通に通じる透孔66
と、該透孔66よりも大径の嵌合孔67とが、前方側
(図4の左方側)から順に設けられており、燃料噴射弁
55における弁ハウジング61の先端部は、前記透孔6
6および嵌合孔67間の段部で受けられるようにして嵌
合孔67に嵌合される。
は、該小径孔部57aおよび中径孔部57b間の段部に
係合する係合鍔63aを後端に有するキャップ63がシ
ール部材64を介して嵌合される。このキャップ63の
中央部には、前方に向かうにつれて相互に離反する方向
に傾斜した一対の燃料噴口651 ,652 と、それらの
燃料噴口651 ,652 の後端に共通に通じる透孔66
と、該透孔66よりも大径の嵌合孔67とが、前方側
(図4の左方側)から順に設けられており、燃料噴射弁
55における弁ハウジング61の先端部は、前記透孔6
6および嵌合孔67間の段部で受けられるようにして嵌
合孔67に嵌合される。
【0031】前記弁ハウジング61の先端部中央には、
弁孔68と、該弁孔68に連なるテーパ状の弁座69と
が同軸に穿設されており、弁座69に着座可能な弁体7
0が軸方向移動可能にして弁ハウジング61内に収納さ
れる。而して該弁体70は、駆動部ハウジング60に内
蔵されている電磁駆動部により、弁座69に着座して弁
孔68を閉鎖する位置と弁座69から離反して弁孔68
を開放する位置との間で軸方向に駆動されるものであ
り、弁座69から離反したときに燃料供給源56からの
燃料が弁孔68および透孔66を経て一対の燃料噴口6
51 ,652 から前方に向けて噴出される。
弁孔68と、該弁孔68に連なるテーパ状の弁座69と
が同軸に穿設されており、弁座69に着座可能な弁体7
0が軸方向移動可能にして弁ハウジング61内に収納さ
れる。而して該弁体70は、駆動部ハウジング60に内
蔵されている電磁駆動部により、弁座69に着座して弁
孔68を閉鎖する位置と弁座69から離反して弁孔68
を開放する位置との間で軸方向に駆動されるものであ
り、弁座69から離反したときに燃料供給源56からの
燃料が弁孔68および透孔66を経て一対の燃料噴口6
51 ,652 から前方に向けて噴出される。
【0032】しかも図6で示すように、燃料噴射弁55
は、燃料噴口651 ,652 からの燃料が吸気弁VI1,
VI2でそれぞれ開閉される吸気弁口61 ,62 に均等に
噴射されるようにして、取付部58に取付けられる。
は、燃料噴口651 ,652 からの燃料が吸気弁VI1,
VI2でそれぞれ開閉される吸気弁口61 ,62 に均等に
噴射されるようにして、取付部58に取付けられる。
【0033】また両吸気弁口61 ,62 を区画する分岐
壁85に、図2および図6で示すように、必要に応じて
連通孔86が設けられていてもよい。この連通孔86
は、微小リフト量の吸気弁VI2で開閉される吸気弁口6
2 側から吸気弁口61 側に向けて滑らかに吸気流を導く
得るように形成されるものであり、分岐壁85の吸気弁
口62 側に付着した燃料を吸気流の一部とともに吸気弁
口61 側に導くことができ、それにより均一混合気の形
成が可能となるとともにスワール特性も改善されること
から、有害排ガスの低減に寄与することができる。
壁85に、図2および図6で示すように、必要に応じて
連通孔86が設けられていてもよい。この連通孔86
は、微小リフト量の吸気弁VI2で開閉される吸気弁口6
2 側から吸気弁口61 側に向けて滑らかに吸気流を導く
得るように形成されるものであり、分岐壁85の吸気弁
口62 側に付着した燃料を吸気流の一部とともに吸気弁
口61 側に導くことができ、それにより均一混合気の形
成が可能となるとともにスワール特性も改善されること
から、有害排ガスの低減に寄与することができる。
【0034】燃料噴射弁55を取付部58に取付けた状
態で、該取付部58の内面とハウジング59との間には
環状の空気室71が形成され、該空気室71に通じる通
路72が取付部58に穿設される。一方、キャップ63
には前記空気室71に後端を共通に連通させた一対のエ
アアシスト孔731 ,732 が設けられており、それら
のエアアシスト孔731 ,732 の前端は、一対の燃料
噴口651 ,652 の後端部に開口される。
態で、該取付部58の内面とハウジング59との間には
環状の空気室71が形成され、該空気室71に通じる通
路72が取付部58に穿設される。一方、キャップ63
には前記空気室71に後端を共通に連通させた一対のエ
アアシスト孔731 ,732 が設けられており、それら
のエアアシスト孔731 ,732 の前端は、一対の燃料
噴口651 ,652 の後端部に開口される。
【0035】再び図1において、前記通路72は、各気
筒に共通な空気ヘッダ74に接続されており、この空気
ヘッダ74は、電磁式空気量制御弁75およびアイドル
調整ねじ76を介して、スロットル弁47よりも上流側
の吸気通路50に接続される。而して一対のエアアシス
ト孔731 ,732 、空気室71、空気ヘッダ74、電
磁式空気量制御弁75およびアイドル調整ねじ76はア
シストエア供給手段77を構成する。
筒に共通な空気ヘッダ74に接続されており、この空気
ヘッダ74は、電磁式空気量制御弁75およびアイドル
調整ねじ76を介して、スロットル弁47よりも上流側
の吸気通路50に接続される。而して一対のエアアシス
ト孔731 ,732 、空気室71、空気ヘッダ74、電
磁式空気量制御弁75およびアイドル調整ねじ76はア
シストエア供給手段77を構成する。
【0036】シリンダヘッド2における排気ポート9に
は、図示しない触媒コンバータおよび消音器に連なる排
気通路78を形成する排気マニホールド79が接続され
る。而して排気通路78の途中と、吸気通路50におけ
るスロットル弁47よりも下流側とを結んで排ガス還流
管路80が設けられており、この排ガス還流管路80の
途中には排ガス制御弁81が介設され、該排ガス制御弁
81と、吸気通路50におけるスロットル弁47よりも
下流側および大気との間に電磁式パイロット弁82が介
設される。
は、図示しない触媒コンバータおよび消音器に連なる排
気通路78を形成する排気マニホールド79が接続され
る。而して排気通路78の途中と、吸気通路50におけ
るスロットル弁47よりも下流側とを結んで排ガス還流
管路80が設けられており、この排ガス還流管路80の
途中には排ガス制御弁81が介設され、該排ガス制御弁
81と、吸気通路50におけるスロットル弁47よりも
下流側および大気との間に電磁式パイロット弁82が介
設される。
【0037】前記連結切換用電磁制御弁42、バイパス
用電磁制御弁53、燃料噴射弁55、アシストエア供給
手段77における電磁式空気量制御弁75、ならびに電
磁式パイロット弁82の作動は、コンピュータから成る
制御手段84により制御されるものであり、該制御手段
84には、吸気圧力センサSP で検出される吸気圧力、
機関冷却水温センサST で検出される冷却水温、回転数
センサSN で検出される機関回転数、排気通路78の排
ガス組成から空燃比を検出する空燃比センサS A の検出
値、スロットルセンサSV で検出されるスロットル弁5
7の開度、ならびにリフトセンサSL で検出される排ガ
ス制御弁81の開度すなわち排ガス還流量等がそれぞれ
入力される。
用電磁制御弁53、燃料噴射弁55、アシストエア供給
手段77における電磁式空気量制御弁75、ならびに電
磁式パイロット弁82の作動は、コンピュータから成る
制御手段84により制御されるものであり、該制御手段
84には、吸気圧力センサSP で検出される吸気圧力、
機関冷却水温センサST で検出される冷却水温、回転数
センサSN で検出される機関回転数、排気通路78の排
ガス組成から空燃比を検出する空燃比センサS A の検出
値、スロットルセンサSV で検出されるスロットル弁5
7の開度、ならびにリフトセンサSL で検出される排ガ
ス制御弁81の開度すなわち排ガス還流量等がそれぞれ
入力される。
【0038】而して、制御手段84は、機関低負荷時に
は両吸気弁VI1,VI2の一方VI2を実質的に休止するこ
とにより両吸気弁口61 ,62 の一方62 からの吸気を
実質的に停止して燃焼室5内にスワールを生じさせるべ
く動弁装置16における弁作動特性切換手段35の作動
を制御し、機関高負荷時には両吸気弁VI1,VI2をとも
に作動させるように動弁装置16における弁作動特性切
換手段35の作動を制御するとともに、機関の運転状態
に応じてアシストエア供給手段77からのアシストエア
供給、ならびに排ガス循環量を制御すべく電磁式空気量
制御弁75および電磁式パイロット弁82の作動を制御
する。
は両吸気弁VI1,VI2の一方VI2を実質的に休止するこ
とにより両吸気弁口61 ,62 の一方62 からの吸気を
実質的に停止して燃焼室5内にスワールを生じさせるべ
く動弁装置16における弁作動特性切換手段35の作動
を制御し、機関高負荷時には両吸気弁VI1,VI2をとも
に作動させるように動弁装置16における弁作動特性切
換手段35の作動を制御するとともに、機関の運転状態
に応じてアシストエア供給手段77からのアシストエア
供給、ならびに排ガス循環量を制御すべく電磁式空気量
制御弁75および電磁式パイロット弁82の作動を制御
する。
【0039】また制御手段84は、少なくとも両吸気弁
VI1,VI2の一方VI2が実質的に休止状態にあるときに
は、図4(b)で示すように、吸気上死点TDC以前に
燃料噴射が完了するように、燃料噴射弁55による燃料
噴射タイミングを制御するものである。
VI1,VI2の一方VI2が実質的に休止状態にあるときに
は、図4(b)で示すように、吸気上死点TDC以前に
燃料噴射が完了するように、燃料噴射弁55による燃料
噴射タイミングを制御するものである。
【0040】次にこの実施例の作用について説明する
と、機関が主として高速、高負荷状態にあるときには、
制御手段84は弁作動特性切換手段35により各吸気側
ロッカアーム18〜20を連結状態とし、動弁装置16
は、両吸気弁VI1,VI2を第2吸気側開閉作動用カム2
4で定まるタイミングおよびリフト量で開閉作動させ
る。
と、機関が主として高速、高負荷状態にあるときには、
制御手段84は弁作動特性切換手段35により各吸気側
ロッカアーム18〜20を連結状態とし、動弁装置16
は、両吸気弁VI1,VI2を第2吸気側開閉作動用カム2
4で定まるタイミングおよびリフト量で開閉作動させ
る。
【0041】また機関が主として低速、低負荷状態にあ
るときには、制御手段84により弁作動特性切換手段3
5は各吸気側ロッカアーム18〜20の連結を解除する
状態に切換作動せしめられる。これにより、両吸気弁V
I1,VI2のうちの一方VI1のみが第1吸気側開閉作動用
カム23で定まるタイミングおよびリフト量で開閉作動
せしめられ、他方の吸気弁VI2は実質的に休止状態とな
る。この際、他方の吸気弁VI2は完全な休止状態となる
のではなく、わずかに開く実質休止状態となのものであ
り、吸気弁口62 および吸気ポート8間に燃料噴射弁5
5から噴射される燃料が滞留することを防止し、空燃比
の変動が生じることを回避することが可能となる。
るときには、制御手段84により弁作動特性切換手段3
5は各吸気側ロッカアーム18〜20の連結を解除する
状態に切換作動せしめられる。これにより、両吸気弁V
I1,VI2のうちの一方VI1のみが第1吸気側開閉作動用
カム23で定まるタイミングおよびリフト量で開閉作動
せしめられ、他方の吸気弁VI2は実質的に休止状態とな
る。この際、他方の吸気弁VI2は完全な休止状態となる
のではなく、わずかに開く実質休止状態となのものであ
り、吸気弁口62 および吸気ポート8間に燃料噴射弁5
5から噴射される燃料が滞留することを防止し、空燃比
の変動が生じることを回避することが可能となる。
【0042】このように両吸気弁VI1,VI2のうちの一
方VI1のみが開閉作動され、他方の吸気弁VI2が実質的
に休止状態となることにより、燃焼室5内には、実質的
には両吸気弁口61 ,62 の一方61 のみから混合気が
流入することになり、燃焼室5内にスワールが形成され
ることになる。しかも微小リフト量で開閉される吸気弁
VI2の開閉タイミングは、吸気行程の前半でリフト量が
最大となる時期に設定されるものである。ここで、一方
の吸気弁VI1の開弁に応じた吸気弁口61 から燃焼室5
内への吸気流速を測定した実験結果を示すと、図7で示
すようになり、この図7で明らかなように燃焼室5内へ
の吸気流速は、吸気行程の前半で速く、吸気行程の後半
で遅くなるものである。而して微小リフト量で開閉作動
せしめられる吸気弁VI2についても、同様の結果が得ら
れるものであり、吸気行程の前半に微小リフト量で吸気
弁VI2を開閉作動せしめる方が、吸気行程の後半に微小
リフト量で吸気弁VI2を開閉作動せしめたときに比べる
と、大きな吸気流速が得られることになる。したがって
吸気弁VI2を微小リフト量で開閉作動せしめることに伴
って吸気弁口62 から燃焼室5内に供給される燃料の微
粒化を、比較的速い吸気流速により促進することがで
き、燃焼室5内での燃焼性を向上することができる。
方VI1のみが開閉作動され、他方の吸気弁VI2が実質的
に休止状態となることにより、燃焼室5内には、実質的
には両吸気弁口61 ,62 の一方61 のみから混合気が
流入することになり、燃焼室5内にスワールが形成され
ることになる。しかも微小リフト量で開閉される吸気弁
VI2の開閉タイミングは、吸気行程の前半でリフト量が
最大となる時期に設定されるものである。ここで、一方
の吸気弁VI1の開弁に応じた吸気弁口61 から燃焼室5
内への吸気流速を測定した実験結果を示すと、図7で示
すようになり、この図7で明らかなように燃焼室5内へ
の吸気流速は、吸気行程の前半で速く、吸気行程の後半
で遅くなるものである。而して微小リフト量で開閉作動
せしめられる吸気弁VI2についても、同様の結果が得ら
れるものであり、吸気行程の前半に微小リフト量で吸気
弁VI2を開閉作動せしめる方が、吸気行程の後半に微小
リフト量で吸気弁VI2を開閉作動せしめたときに比べる
と、大きな吸気流速が得られることになる。したがって
吸気弁VI2を微小リフト量で開閉作動せしめることに伴
って吸気弁口62 から燃焼室5内に供給される燃料の微
粒化を、比較的速い吸気流速により促進することがで
き、燃焼室5内での燃焼性を向上することができる。
【0043】ここで、微小リフト量の吸気弁VI2の開閉
タイミングが吸気行程の前半にあるときと、吸気行程の
後半にあるときとで燃焼性に及ぼす影響を比較するため
に行なった実験結果を示すと、図8のようになる。この
図8において、横軸は燃料噴射弁55による噴射圧力、
縦軸は排ガス中の炭化水素量を示すものであり、実線で
示す曲線Aは微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイミン
グを吸気行程の前半に設定したとき、破線で示す曲線B
は微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行
程の後半に設定したときを示すものである。この図8か
ら明らかなように、微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タ
イミングを吸気行程の前半に設定したときの方が、排ガ
ス中の炭化水素量が少なく、したがって燃焼室5内での
燃焼性が向上したことが判る。
タイミングが吸気行程の前半にあるときと、吸気行程の
後半にあるときとで燃焼性に及ぼす影響を比較するため
に行なった実験結果を示すと、図8のようになる。この
図8において、横軸は燃料噴射弁55による噴射圧力、
縦軸は排ガス中の炭化水素量を示すものであり、実線で
示す曲線Aは微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイミン
グを吸気行程の前半に設定したとき、破線で示す曲線B
は微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行
程の後半に設定したときを示すものである。この図8か
ら明らかなように、微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タ
イミングを吸気行程の前半に設定したときの方が、排ガ
ス中の炭化水素量が少なく、したがって燃焼室5内での
燃焼性が向上したことが判る。
【0044】また微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイ
ミングを吸気行程の前半に設定したことにより、燃焼室
5内でのスワール生成が阻害されて燃焼が不安定となる
ことは避けねばならない。そこで、微小リフト量の吸気
弁開閉タイミングの燃焼安定性に及ぼす影響について実
験した結果を示すと、図9のようになる。この実験は、
排ガス循環量の変化に応じた平均図示有効圧力変動率を
測定したものであり、実線で示す曲線Cは微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
したとき、破線で示す曲線Dは微小リフト量の吸気弁V
I2の開閉タイミングを吸気行程の後半に設定したときを
示すものである。この図9から明らかなように、制限ラ
インL以下の範囲では上記開閉タイミングの変化が燃焼
安定性に及ぼす影響は小さく、したがって微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
しても燃焼安定性が損なわれることはない。
ミングを吸気行程の前半に設定したことにより、燃焼室
5内でのスワール生成が阻害されて燃焼が不安定となる
ことは避けねばならない。そこで、微小リフト量の吸気
弁開閉タイミングの燃焼安定性に及ぼす影響について実
験した結果を示すと、図9のようになる。この実験は、
排ガス循環量の変化に応じた平均図示有効圧力変動率を
測定したものであり、実線で示す曲線Cは微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
したとき、破線で示す曲線Dは微小リフト量の吸気弁V
I2の開閉タイミングを吸気行程の後半に設定したときを
示すものである。この図9から明らかなように、制限ラ
インL以下の範囲では上記開閉タイミングの変化が燃焼
安定性に及ぼす影響は小さく、したがって微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
しても燃焼安定性が損なわれることはない。
【0045】さらに燃料噴射弁55の燃料噴射タイミン
グは、吸気上死点TDC以前に燃料噴射が完了する時期
に設定されるものであるので、吸気弁VI2が吸気行程の
前半で開弁したときには、燃料噴射弁55からの燃料噴
射が完了しており、燃料噴射弁55からの噴射燃料を速
い吸気流速で燃焼室5内に確実に導くことができ、空燃
比制御の応答性向上に寄与することができる。
グは、吸気上死点TDC以前に燃料噴射が完了する時期
に設定されるものであるので、吸気弁VI2が吸気行程の
前半で開弁したときには、燃料噴射弁55からの燃料噴
射が完了しており、燃料噴射弁55からの噴射燃料を速
い吸気流速で燃焼室5内に確実に導くことができ、空燃
比制御の応答性向上に寄与することができる。
【0046】しかも燃料噴射弁55は、アシストエア供
給手段77を備えるものであり、速い吸気流速による燃
料微粒化に加えて、エアアシストによっても燃料微粒化
を図り、燃焼性をより向上することができる。また燃料
噴射弁55は両吸気弁口61,62 に向けて均等に燃料
を噴射する一対の燃料噴口651 ,652 を備えるもの
であるので、両吸気弁口61 ,62 に向けての噴射燃料
量をほぼ正確に均等化し、吸気弁VI2がわずかに開弁す
ることにより吸気弁口62 付近の壁面に燃料が付着する
ことを回避し得ること、ならびに燃料噴射弁55の燃料
噴射タイミングが吸気上死点TDC以前に燃料噴射が完
了する時期に設定されることと相俟って、空燃比制御の
応答性をより向上することができ、触媒による排ガス浄
化に最適な空燃比制御精度向上とともに、排ガス性状の
向上および機関出力の向上を図ることができる。
給手段77を備えるものであり、速い吸気流速による燃
料微粒化に加えて、エアアシストによっても燃料微粒化
を図り、燃焼性をより向上することができる。また燃料
噴射弁55は両吸気弁口61,62 に向けて均等に燃料
を噴射する一対の燃料噴口651 ,652 を備えるもの
であるので、両吸気弁口61 ,62 に向けての噴射燃料
量をほぼ正確に均等化し、吸気弁VI2がわずかに開弁す
ることにより吸気弁口62 付近の壁面に燃料が付着する
ことを回避し得ること、ならびに燃料噴射弁55の燃料
噴射タイミングが吸気上死点TDC以前に燃料噴射が完
了する時期に設定されることと相俟って、空燃比制御の
応答性をより向上することができ、触媒による排ガス浄
化に最適な空燃比制御精度向上とともに、排ガス性状の
向上および機関出力の向上を図ることができる。
【0047】さらに燃料噴射弁55が両吸気弁口61 ,
62 に向けて均等に燃料を噴射する一対の燃料噴口65
1 ,652 を備えるものであることにより、機関高負荷
時に両吸気弁VI1,VI2が第2吸気側開閉作動用カム2
4で開閉作動せしめられるときに、必要量の燃料を両吸
気弁口61 ,62 から燃焼室5に供給して機関出力の向
上に寄与することができる。
62 に向けて均等に燃料を噴射する一対の燃料噴口65
1 ,652 を備えるものであることにより、機関高負荷
時に両吸気弁VI1,VI2が第2吸気側開閉作動用カム2
4で開閉作動せしめられるときに、必要量の燃料を両吸
気弁口61 ,62 から燃焼室5に供給して機関出力の向
上に寄与することができる。
【0048】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、微小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミング
が、吸気行程の前半でリフト量が最大となる時期に設定
されるので、比較的速い吸気流速を利用して燃料の微粒
化を促進して燃焼性の向上を図ることができ、それによ
り排ガス性状の改善を図ることができる。
ば、微小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミング
が、吸気行程の前半でリフト量が最大となる時期に設定
されるので、比較的速い吸気流速を利用して燃料の微粒
化を促進して燃焼性の向上を図ることができ、それによ
り排ガス性状の改善を図ることができる。
【0050】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、両吸
気弁口に向けた一対の燃料噴口を有するので、空燃比制
御の安定性を図り、両吸気弁がともに開閉作動せしめら
れるときには両吸気弁口に向けて充分な量の燃料を供給
して機関出力を向上することができる。
求項1記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、両吸
気弁口に向けた一対の燃料噴口を有するので、空燃比制
御の安定性を図り、両吸気弁がともに開閉作動せしめら
れるときには両吸気弁口に向けて充分な量の燃料を供給
して機関出力を向上することができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、
燃料微粒化のためのアシストエア供給手段を備えるの
で、燃料の微粒化をより促進して、燃焼性の向上をさら
に図ることができる。
1または2記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁は、
燃料微粒化のためのアシストエア供給手段を備えるの
で、燃料の微粒化をより促進して、燃焼性の向上をさら
に図ることができる。
【0052】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項1、2または3記載の発明の構成に加えて、燃料
噴射弁の燃料噴射タイミングが、吸気上死点以前に燃料
噴射が完了する時期に設定されるので、微小リフト量で
吸気弁が開弁されるときには燃料噴射が完了しているこ
とにより、微小リフト量の吸気弁開弁により燃料を確実
に燃焼室に導いて空燃比制御の安定性に寄与することが
できる。
請求項1、2または3記載の発明の構成に加えて、燃料
噴射弁の燃料噴射タイミングが、吸気上死点以前に燃料
噴射が完了する時期に設定されるので、微小リフト量で
吸気弁が開弁されるときには燃料噴射が完了しているこ
とにより、微小リフト量の吸気弁開弁により燃料を確実
に燃焼室に導いて空燃比制御の安定性に寄与することが
できる。
【図1】全体構成図である。
【図2】動弁装置の拡大縦断面図であって図3の2−2
線断面図である。
線断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】弁作動特性および燃料噴射時期を示す図であ
る。
る。
【図5】燃料噴射弁の拡大横断面図である。
【図6】燃料噴射弁からの燃料噴射方向を示す横断面図
である。
である。
【図7】吸気流速の実験結果を示すグラフである。
【図8】微小リフト量の吸気弁開閉タイミングの排ガス
性状に及ぼす影響の実験結果を示すグラフである。
性状に及ぼす影響の実験結果を示すグラフである。
【図9】微小リフト量の吸気弁開閉タイミングの燃焼安
定性に及ぼす影響の実験結果を示すグラフである。
定性に及ぼす影響の実験結果を示すグラフである。
5・・・燃焼室 61 ,62 ・・・吸気弁口 16・・・動弁装置 55・・・燃料噴射弁 651 ,652 ・・・燃料噴口 77・・・アシストエア供給手段 VI1,VI2・・・吸気弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方の吸気弁を機関運
転状態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁
を微小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じ
させることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁
装置と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて
燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関に関す
る。
転状態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁
を微小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じ
させることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁
装置と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて
燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関に関す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、一方の吸気弁を機関運転状
態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁を微
小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じさせ
ることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁装置
と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて燃料
を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関において、微
小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミングが、吸
気行程の前半でリフト量が最大となる時期に設定される
ことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、一方の吸気弁を機関運転状
態に応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁を微
小リフト量で開閉して燃焼室内への吸気偏向を生じさせ
ることを可能として一対の吸気弁に連結される動弁装置
と、両吸気弁で個別に開閉される吸気弁口に向けて燃料
を噴射する燃料噴射弁とを備える内燃機関において、微
小リフト量で開閉される吸気弁の開閉タイミングが、吸
気行程の前半でリフト量が最大となる時期に設定される
ことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】両吸気弁VI1,VI2および両排気弁VE1,
VE2には動弁装置16が連結され、この動弁装置16
は、図示しないクランクシャフトに1/2の減速比で連
動、連結される単一のカムシャフト17と、カムシャフ
ト17の回転運動を両吸気弁V I1,VI2の開閉運動に変
換するための第1、第2および第3吸気側ロッカアーム
18,19,20と、前記カムシャフト19の回転運動
を両排気弁VE1,VE2の開閉運動に変換するための一対
の排気側ロッカアーム21,21とを備える。
VE2には動弁装置16が連結され、この動弁装置16
は、図示しないクランクシャフトに1/2の減速比で連
動、連結される単一のカムシャフト17と、カムシャフ
ト17の回転運動を両吸気弁V I1,VI2の開閉運動に変
換するための第1、第2および第3吸気側ロッカアーム
18,19,20と、前記カムシャフト19の回転運動
を両排気弁VE1,VE2の開閉運動に変換するための一対
の排気側ロッカアーム21,21とを備える。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】また機関が主として低速、低負荷状態にあ
るときには、制御手段84により弁作動特性切換手段3
5は各吸気側ロッカアーム18〜20の連結を解除する
状態に切換作動せしめられる。これにより、両吸気弁V
I1,VI2のうちの一方VI1のみが第1吸気側開閉作動用
カム23で定まるタイミングおよびリフト量で開閉作動
せしめられ、他方の吸気弁VI2は実質的に休止状態とな
る。この際、他方の吸気弁VI2は完全な休止状態となる
のではなく、わずかに開く実質休止状態となるものであ
り、吸気弁口62 および吸気ポート8間に燃料噴射弁5
5から噴射される燃料が滞留することを防止し、空燃比
の変動が生じることを回避することが可能となる。
るときには、制御手段84により弁作動特性切換手段3
5は各吸気側ロッカアーム18〜20の連結を解除する
状態に切換作動せしめられる。これにより、両吸気弁V
I1,VI2のうちの一方VI1のみが第1吸気側開閉作動用
カム23で定まるタイミングおよびリフト量で開閉作動
せしめられ、他方の吸気弁VI2は実質的に休止状態とな
る。この際、他方の吸気弁VI2は完全な休止状態となる
のではなく、わずかに開く実質休止状態となるものであ
り、吸気弁口62 および吸気ポート8間に燃料噴射弁5
5から噴射される燃料が滞留することを防止し、空燃比
の変動が生じることを回避することが可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】ここで、微小リフト量の吸気弁VI2の開閉
タイミングが吸気行程の前半にあるときと、吸気行程の
後半にあるときとで燃焼性に及ぼす影響を比較するため
に行なった実験結果を示すと、図8のようになる。この
図8において、横軸は機関負荷、縦軸は排ガス中の炭化
水素量を示すものであり、実線で示す曲線Aは微小リフ
ト量の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に
設定したとき、破線で示す曲線Bは微小リフト量の吸気
弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の後半に設定したと
きを示すものである。この図8から明らかなように、微
小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の
前半に設定したときの方が、排ガス中の炭化水素量が少
なく、したがって燃焼室5内での燃焼性が向上したこと
が判る。
タイミングが吸気行程の前半にあるときと、吸気行程の
後半にあるときとで燃焼性に及ぼす影響を比較するため
に行なった実験結果を示すと、図8のようになる。この
図8において、横軸は機関負荷、縦軸は排ガス中の炭化
水素量を示すものであり、実線で示す曲線Aは微小リフ
ト量の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に
設定したとき、破線で示す曲線Bは微小リフト量の吸気
弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の後半に設定したと
きを示すものである。この図8から明らかなように、微
小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の
前半に設定したときの方が、排ガス中の炭化水素量が少
なく、したがって燃焼室5内での燃焼性が向上したこと
が判る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】また微小リフト量の吸気弁VI2の開閉タイ
ミングを吸気行程の前半に設定したことにより、燃焼室
5内でのスワール生成が阻害されて燃焼が不安定となる
ことは避けねばならない。そこで、微小リフト量の吸気
弁開閉タイミングの燃焼安定性に及ぼす影響について実
験した結果を示すと、図9のようになる。この実験は、
排ガス循環量の変化に応じた図示平均有効圧力変動率を
測定したものであり、実線で示す曲線Cは微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
したとき、破線で示す曲線Dは微小リフト量の吸気弁V
I2の開閉タイミングを吸気行程の後半に設定したときを
示すものである。この図9から明らかなように、制限ラ
インL以下の範囲では上記開閉タイミングの変化が燃焼
安定性に及ぼす影響は小さく、したがって微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
しても燃焼安定性が損なわれることはない。
ミングを吸気行程の前半に設定したことにより、燃焼室
5内でのスワール生成が阻害されて燃焼が不安定となる
ことは避けねばならない。そこで、微小リフト量の吸気
弁開閉タイミングの燃焼安定性に及ぼす影響について実
験した結果を示すと、図9のようになる。この実験は、
排ガス循環量の変化に応じた図示平均有効圧力変動率を
測定したものであり、実線で示す曲線Cは微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
したとき、破線で示す曲線Dは微小リフト量の吸気弁V
I2の開閉タイミングを吸気行程の後半に設定したときを
示すものである。この図9から明らかなように、制限ラ
インL以下の範囲では上記開閉タイミングの変化が燃焼
安定性に及ぼす影響は小さく、したがって微小リフト量
の吸気弁VI2の開閉タイミングを吸気行程の前半に設定
しても燃焼安定性が損なわれることはない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 13/02 L 41/34 F 8011−3G F02M 69/00 360 B
Claims (4)
- 【請求項1】 一方の吸気弁(VI1)を機関運転状態に
応じて開閉作動させるのに対して他方の吸気弁(VI2)
を微小リフト量で開閉して燃焼室(5)内への吸気偏向
を生じさせることを可能として一対の吸気弁(VI1,V
I2)に連結される動弁装置(16)と、両吸気弁
(VI1,VI2)で個別に開閉される吸気弁口(61 ,6
2 )に向けて均等に燃料を噴射する燃料噴射弁(55)
とを備える内燃機関において、微小リフト量で開閉され
る吸気弁(VI2)の開閉タイミングが、吸気行程の前半
でリフト量が最大となる時期に設定されることを特徴と
する内燃機関。 - 【請求項2】 前記燃料噴射弁(55)は、両吸気弁口
(61 ,62 )に向けた一対の燃料噴口(651 ,65
2 )を有することを特徴とする請求項1記載の内燃機
関。 - 【請求項3】 前記燃料噴射弁(55)は、燃料微粒化
のためのアシストエア供給手段(77)を備えることを
特徴とする請求項1または2記載の内燃機関。 - 【請求項4】 燃料噴射弁(55)の燃料噴射タイミン
グが、吸気上死点以前に燃料噴射が完了する時期に設定
されることを特徴とする請求項1、2または3記載の内
燃機関。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5241723A JP2762216B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 内燃機関 |
DE69408774T DE69408774T2 (de) | 1993-09-28 | 1994-09-27 | Brennkraftmaschine |
EP94115197A EP0649976B1 (en) | 1993-09-28 | 1994-09-27 | Internal combustion engine |
US08/314,429 US5558060A (en) | 1993-09-28 | 1994-09-28 | Internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5241723A JP2762216B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0797971A true JPH0797971A (ja) | 1995-04-11 |
JP2762216B2 JP2762216B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=17078584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5241723A Expired - Fee Related JP2762216B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 内燃機関 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5558060A (ja) |
EP (1) | EP0649976B1 (ja) |
JP (1) | JP2762216B2 (ja) |
DE (1) | DE69408774T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8215292B2 (en) | 1996-07-17 | 2012-07-10 | Bryant Clyde C | Internal combustion engine and working cycle |
DE69713702T2 (de) * | 1996-10-07 | 2003-03-13 | Yamaha Hatsudoki K.K., Iwata | Ventiltriebvorrichtung für Brennkraftmaschine |
JP3366196B2 (ja) * | 1996-11-19 | 2003-01-14 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の動弁装置 |
JP3807174B2 (ja) * | 1999-12-06 | 2006-08-09 | 日産自動車株式会社 | エンジンの制御装置 |
US6553961B2 (en) * | 2000-12-05 | 2003-04-29 | Ford Global Technologies, Llc | Intake valve timing in multi-valve, camless engines |
JP4070071B2 (ja) * | 2001-09-07 | 2008-04-02 | 本田技研工業株式会社 | 燃料噴射制御装置 |
US7565899B2 (en) * | 2007-06-12 | 2009-07-28 | Ford Global Technologies, Llc | Engine fueling control during cylinder valve mode transitions |
US7715974B2 (en) | 2007-10-09 | 2010-05-11 | Ford Global Technologies, Llc | Method for controlling air-fuel ratio for an alternating valve engine |
JP5758253B2 (ja) * | 2011-09-25 | 2015-08-05 | 本田技研工業株式会社 | 多気筒内燃機関 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60230544A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-16 | Mazda Motor Corp | エンジンの燃料噴射装置 |
US4667636A (en) * | 1985-03-22 | 1987-05-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection type internal combustion engine |
US4759321A (en) * | 1985-06-24 | 1988-07-26 | Nissan Motor Co., Ltd. | Valve timing arrangement for internal combustion engine having multiple inlet valves per cylinder |
DE4103918B4 (de) * | 1990-02-15 | 2005-05-04 | Aisan Kogyo K.K., Obu | Mehrloch-Einspritzdüseneinrichtung |
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