JPH0797714B2 - 電子機器のシールド構造 - Google Patents

電子機器のシールド構造

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JPH0797714B2
JPH0797714B2 JP61055100A JP5510086A JPH0797714B2 JP H0797714 B2 JPH0797714 B2 JP H0797714B2 JP 61055100 A JP61055100 A JP 61055100A JP 5510086 A JP5510086 A JP 5510086A JP H0797714 B2 JPH0797714 B2 JP H0797714B2
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JP
Japan
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wire
housing
heat
electronic device
metal mesh
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JP61055100A
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JPS62213298A (ja
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昇 小池
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば電子機器筐体の電磁波シールド用のよ
うに、末端がいずれにも接続されない状態で使用される
金属網線材の末端処理に関する。
(従来の技術) 電子機器筺体の電磁波シールドにおいて、金属網線材は
第5図に示すような状態で用いられる。すなわち、高周
波回路等のように電磁波シールドを必要とする回路を収
容する金属製の筺体1には、その開口部1aの周縁1bに沿
って溝1cが設けられており、その溝1cに金属網線材2が
嵌入される。このとき金属網線材2の上部は溝1cの開口
面から盛り上った状態となっており、このような状態で
開口部1aが蓋部3によって覆われる。そして蓋部3が図
示せぬねじ等によって筺体1に固定されると、金属網線
材2は第6図(第5図のX−X断面図)に示すように圧
入された状態で筺体1の溝1cと蓋部3との間に介在す
る。このため筺体1に収容された回路は、筺体1と蓋部
3との間に生じる間隙を介して電磁波の影響を外部から
及ぼされることがなく、またその逆に電磁波の影響を外
部へ及ぼすことがなくなる。
このように使用される金属網線材2において、その末端
20に何ら処理を施さないと、編まれている細線2aが第2
図に示すように先端部分からほどけてくる。このような
状態の金属網線材2を電子機器に用いると、その組立時
において取扱いが不便であるばかりでなく、筺体1内の
基板や電気部品にその細線2aの先端部分が接触し、短絡
が生じることになる。また金属網線材の種類によって
は、切断後にその細線がほどけて切り口からある長さ分
だけ欠落してしまう編み方のものがある。このような金
属網線材を電子機器に用いれば、電子機器筺体内に金属
線屑が散在する事態が生じ、短絡発生の頻度がきわめて
高くなる。
そこで従来より金属網線材の末端処理の方法として、細
線2aの末端20を束ね、その束ねた部分を第3図の21に示
すようにはんだ付けするはんだ付け処理、末端20を第4
図の22に示すように接着剤で固める接着剤処理がある。
しかし、はんだ付け処理による方法は、金属網線材2の
細線2aの末端20を束ねる作業、その束ねた部分にはんだ
付けをする作業等煩雑な作業を必要とする。更に、第2
図に示したように内部に弾性部材の管2bを有する金属網
線材2を処理する場合には、末端部分の細線2aを束ね易
くするため管2bをその先端から所定長さ分だけ切取る必
要がある。このため金属網線材2の末端20を処理する場
合、その細線2aの末端部分を解くか、あるいは押し広げ
て管2bの末端部分を露出させ、管2bを先端から所定長さ
分だけ切取った後細線2aをその先端で束ね、その束ねた
部分をはんだ付けすることになり、作業が一層複雑とな
る。
また、接着剤処理による方法では、接着剤を均一に塗布
するのは困難であるため末端20の形状が歪んでしまう。
このため、この処理の後に更に末端20の形状を整えなけ
ればならなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した如く従来のシールド構造においては、金属網線
材の末端をはんだ付け処理する構成では作業製が悪いと
いう問題を有し、接着処理する構成では末端の形状を整
える必要があるという問題を有していた。
本発明は上記欠点を解決するべくなされたものであり、
筐体と蓋部との間に介在させられる金属網線材の末端処
理の作業性が良好となり、末端の形状を整える必要もな
い電子機器のシールド構造を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の電子機器のシールド構造は、導電性を有する部
材で形成され開口部を有する電子機器の筐体と、導電性
を有する部材で形成され前記開口部を覆う状態で前記筐
体に取り付けられる蓋部と、外層が金属網とされ前記筐
体及び蓋部の少くとも一方に形成された溝部に嵌め込ま
れて前記筐体と蓋部との間に介在させられ前記開口部を
囲繞する状態に位置付けられる金属網線材とを具備し、
前記金属網線材の末端には熱収縮性部材が被覆されこの
熱収縮性部材は加熱による収縮により前記末端に密着さ
せられた構成となっている。
(作用) 本発明のシールド構造では、筐体及び蓋部の少くとも一
方に形状の溝部に嵌め込まれて筐体と蓋部との間に介在
させられる金属網線材は、その末端に熱収縮性部材が密
着して設けられているので、外総である金属網を構成す
る細線が末端からほどけることはない。また、常温では
一定の形状を有している熱収縮性部材を金属網線材の末
端に被覆し、この状態で熱収縮性部材を加熱収縮させて
いるので、熱収縮性部材は金属網線材の末端をその全周
面から均一に圧縮するようにして末端に密着する。従っ
て、熱収縮性部材で処理された金属網線材の末端が歪む
ことはないので、筐体や蓋部に形成された溝部にこの末
端を容易に嵌め込むことができる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
まず作業者は第1図(a)に示すように、処理すべき金
属網線材2の末端20よりも大きい径の管状の熱収縮性部
材4を用意し、これで末端20を被覆する。次に作業者
は、図示せぬドライヤーによって熱収縮性部材4に熱風
を当てる。すると熱収縮性部材4は収縮し、第1図
(b)に示すように末端20に密着する。
この方法によれば、金属網線材2の末端20の処理はきわ
めて容易に行なうことができ、その作業は短時間で行な
うことができる。
なお、上記実施例では熱収縮性部材4に両端が開口した
管状部材を用いたが、一端が閉じている管状部材を用い
て上記末端20の端面も被覆するようにすれば、この処理
はより完全となる。
また、熱収縮性部材4に電気導通材(例えばシリコンゴ
ムに導電材を含ませたもの)を用いるならば、この処理
が施された金属網線材2を前述した電磁波シールド用と
して使用した場合、シールドロスを少なくすることがで
きる。
なお、本実施例はドライヤーから発生する熱風によって
熱収縮性部材4を加熱したが、熱収縮性部材4を加熱で
きれば良く、特にこの例に限定されない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の電子機器のシールド構造で
は、金属網線材の末端に熱収縮性部材を被覆して加熱収
縮させるという簡単な作業で金属網線材の末端処理を行
え、又、筐体や蓋部に形成の溝部に金属網線材を嵌め込
む際においても、処理後の末端が歪むことはないので、
処理後に末端の形状を整える作業も必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための図、第2図
は末端が未処理の金属網線材の斜視図、第3図及び第4
図は従来の処理方法を説明するための斜視図、第5図及
び第6図は末端処理が必要とされる金属網線材の使用例
を示す図である。 2……金属網線材、20……末端、4……熱収縮性部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性を有する部材で形成され開口部を有
    する電子機器の筐体と、導電性を有する部材で形成され
    前記開口部を覆う状態で前記筐体に取り付けられる蓋部
    と、外層が金属網とされ前記筐体及び蓋部の少くとも一
    方に形成された溝部に嵌め込まれて前記筐体と蓋部との
    間に介在させられ前記開口部を囲繞する状態に位置付け
    られる金属網線材とを具備し、前記金属網線材の末端に
    は熱収縮性部材が被覆されこの熱収縮性部材は加熱によ
    る収縮により前記末端に密着させられていることを特徴
    とする電子機器のシールド構造。
JP61055100A 1986-03-14 1986-03-14 電子機器のシールド構造 Expired - Lifetime JPH0797714B2 (ja)

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JP61055100A JPH0797714B2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14 電子機器のシールド構造

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JP61055100A JPH0797714B2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14 電子機器のシールド構造

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JPS62213298A JPS62213298A (ja) 1987-09-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0833181B2 (ja) * 1989-11-07 1996-03-29 日本ジッパーチュービング株式会社 ガスケットの製造法
KR100618220B1 (ko) 2004-12-07 2006-09-05 엘지전자 주식회사 전기오븐의 개스킷 장착구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5568009A (en) * 1978-11-16 1980-05-22 Sumitomo Electric Industries Method of manufacturing selffsupporting cable
JPS59128116U (ja) * 1983-02-16 1984-08-29 日立電線株式会社 作業用ケ−ブル接続部

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