JPH0797358B2 - 仮想計算機システムの入出力制御方法及び装置 - Google Patents

仮想計算機システムの入出力制御方法及び装置

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JPH0797358B2
JPH0797358B2 JP4314685A JP31468592A JPH0797358B2 JP H0797358 B2 JPH0797358 B2 JP H0797358B2 JP 4314685 A JP4314685 A JP 4314685A JP 31468592 A JP31468592 A JP 31468592A JP H0797358 B2 JPH0797358 B2 JP H0797358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想計算機システム上
で動作する複数のオペレーティングシステム(以下「O
S」という)で実現される複数のゲスト仮想計算機(以
下「ゲストVMという)に複数の磁気ディスク装置等の
入出力装置の中の特定の装置を割当てて入出力制御を行
う仮想計算機システムの入出力制御方法および装置に関
する。
【0002】複数のOSで実現されるゲストVMでディ
スク制御装置を共用し、ディスク制御装置の配下にある
複数の磁気ディスク装置を特定のゲストVMに1対1に
割当てて入出力を行う場合、仮想計算機システムのオー
バーヘッドが増加し性能が悪化する。一方、ディスク制
御装置の配下の1つのディスク装置を複数のゲストVM
で共有する場合、物理アクセスパスを各ゲストVM専用
に割当てると、物理アクセスパスの本数により共有する
ゲストVMのが制限される。そこで、1本の物理アクセ
スパスを複数のゲストVMに割り当てる方法がある。
【0003】しかし、1本の物理アクセスパスを複数の
ゲストVMに割り当てると、ディスク制御装置と物理ア
クセスパスを複数のゲストVMに共有させるための入出
力制御が必要となり、仮想計算機システムのオーバーヘ
ッドが増加し性能が悪化する。更にディスク制御装置は
本来1つのOSによる入出力制御を予定しているため、
複数のゲストVMによる制御を受けた場合には、性能向
上及び信頼性向上のための多重アクセスパスの機能が利
用できず、この点の改善が望まれる。
【0004】
【従来の技術】従来、仮想計算機システムにあっては、
主記憶装置(MSU)の主記憶制御装置(MCU)にチ
ャネル装置を介してディスク制御装置を接続しており、
ディスク制御装置の配下には複数の磁気ディクス装置が
接続されている。この場合、1台のチャネル装置には複
数のディスク制御装置が接続可能である。また1台のデ
ィスク制御装置には複数の磁気ディスク装置が接続可能
である。 [ゲストVMに入出力装置を1対1に割当てた形態]図
14は従来の仮想計算機システムにおける入出力サブシ
ステムの一例を示したもので、1台のディスク制御装置
14の配下に複数の磁気ディスク装置12−1,12−
2を2つの経路で接続した場合の例である。
【0005】主記憶装置(MSU)のゲストVM10−
1,10−2に対応して2つのチャネル装置16−1,
16−2が設けられ、チャネル装置16−1,16−2
はディスク制御装置14のチャネルアダプタ24−1,
24−2に接続されている。磁気ディスク装置12−1
又は12−2をアクセスするには必ずチャネル装置16
−1又は16−2とディスク制御装置14を経由するこ
ととなり、磁気ディスク装置12−1,12−2をアク
セスする経路をアクセスパスと呼ぶことにする。またア
クセスパスを各装置に付加されている番号を併せて表現
する。
【0006】例えば、チャネル装置16−1,16−2
の番号をCH1,CH2、ディスク制御装置14のチャ
ネルアダプタ番号をCA1,CA2、磁気ディスク装置
12−1,12−2の番号をDEV−1,DEV−2と
すると、アクセスパス111,112,221,222
で表現され、次の経路を意味する。 [アクセスパス] 111 CH1〜CA1〜DEV−1 112 CH1〜CA1〜DEV−2 221 CH2〜CA2〜DEV−1 222 CH2〜CA2〜DEV−2 図14に示すような入出力構成を使用して仮想計算機シ
ステムの運用を行う場合、ディスク制御装置14配下の
個々の磁気ディスク装置12−1,12−2を、各ゲス
トVM10−1,10−2に1対1に割り当てて使用す
る運用形態がある。
【0007】図14では磁気ディスク装置12−1をゲ
ストVM10−1に割り当てているため、アクセスパス
111とアクセスパス221がゲストVM10−1で使
用可能である。また磁気ディスク装置12−2をゲスト
VM10−2に割り当てているため、アクセスパス11
2とアクセスパス222がゲストVM10−2で使用可
能である。
【0008】このようなゲストVMとディスク装置を1
対1に割り当てた形態の場合、ディスク制御装置14と
チャネル装置16−1,16−2は複数のゲストVM1
0−1,10−2間で共用されることとなり、資源の有
効利用の面から効果がある。ところでディスク制御装置
14には、性能改善および信頼性の向上を目的とする次
の機能を装備するものがある。
【0009】動的経路再結合機能 磁気ディスク装置12−1,12−2のシーク完了後の
再結合等を空いているアクセスパスから行うことで入出
力応答時間の短縮が可能となり、性能が向上する。 拡張リザーブ機能 OSが磁気ディスク装置12−1又は12−2をリザー
ブ中に障害が発生した時、別のチャネルを使用して磁気
ディスク装置12−1間は12−2へのアクセスがで
き、信頼性が向上する。
【0010】これらの機能を利用するためには、磁気デ
ィスク装置12−1,12−2に対する複数のアクセス
パスをグループ形成することが必要となる。即ち、ディ
スク制御装置14を経由する複数のアクセスパスを1シ
ステム(1つのOS)でのみ使用することをグループ形
成という形でディスク制御装置14に宣言すればよい。
【0011】例えばゲストVM10−1が動的経路再結
合機能や拡張リザーブ機能を利用する場合には、ゲスト
VM10−1上で動作するオペレーティングシステム
が、当該ゲストVMに割当てられた磁気ディスク装置1
2−1の2つのアクセスパス111,221毎にグルー
プID設定命令を発行し、ディスク制御装置14のチャ
ネルアダプタ24−1,24−2に同じグループIDを
保持させて磁気ディスク装置12−1に対する2つのア
クセスパス111,221のグループを形成する。 [複数のゲストVMに単一の入出力装置を割当てた共用
形態]図15は、チャネル装置16−1、ディスク制御
装置14および磁気ディスク装置12−1を2つのゲス
トVM10−1,10−2に割当てて共通に使用する運
用形態を示した説明図である。
【0012】この場合には、磁気ディスク装置12−1
に対するアクセスパス111をゲストVM10−1とゲ
ストVM10−2で使用することとなり、1つのアクセ
スパスが複数のゲストVM間で共用できることから、資
源の有効利用の面から効果がある。この図15に示す運
用形態についても、図14の場合と同様に、ディスク制
御装置14には、性能改善および信頼性の向上を目的と
して、動的経路再結合機能と拡張リザーブ機能が設けら
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示したゲストVMに磁気ディスク装置を1対1に割当
てて複数のゲストVMにより1つのディスク制御装置を
共用する入出力の形態にあっては、アクセスパスのグル
ープ形成を必要とする動的経路再結合機能および拡張リ
ザーブ機能を使用することができないという問題があっ
た。
【0014】その理由は、本来、ディスク制御装置はチ
ャネル装置からのチャネル・コマンド・ワード(CC
W)による指示が1つのシステム(1つのOS)からの
ものであることを前提にして動作しているためであり、
図14のような複数のゲストVM10−1,10−2か
らのCCWの区別ができないことに起因している。その
ため従来の仮想計算機システムにあっては、VMモニタ
は、システム起動時にグループID設定命令が複数のゲ
ストVMから発行され、その後の入出力動作が保証でき
なくなることを防止するために、ゲストVMが発行する
入出力命令を全てインタセプトし、入出力要求の中のグ
ループID設定命令をエラーとしてシミュレーションす
る方法を採用し、グループ形成コマンドをリジェクトし
ている。
【0015】この入出力要求の中のグループID設定命
令をエラーとするシミュレーションは、ゲストVMが入
出力命令を発行したら、VMモニタがグループID設定
命令であるかを監視し、グループID設定命令を検知す
るとコマンドリジェクトを行う。その結果、複数のゲス
トVMで1つのディスク制御装置を共用する形態では、
アクセスパスのグループ形成を必要とする動的経路再結
合機能および拡張リザーブ機能が使用できず、性能悪化
と信頼性低下を招いている。
【0016】更に、VMモニタは、エラーシュミレーシ
ョンによってグループID設定命令をリジェクトするI
O命令への介入を実施しているため、VMモニタのオー
バヘッドの増加となり、性能悪化を助長するという問題
があった。一方、図15に示した1つの磁気ディスク装
置を複数のゲストVMで共用する入出力の形態では、ゲ
ストVM10−1,10−2から同時に入出力要求が行
われる場合もあることから、ディスク制御装置14に排
他制御を行う機能を装備することになる。
【0017】しかし、ディスク制御装置14は、チャネ
ル装置16−1からのチャネル・コマンド・ワード(C
CW)による指示が1つのシステム(1つのOS)から
のものであることを前提に動作しているため、1つのア
クセスパスを複数のシステム(複数のOS)で共用する
と、排他制御ができない。そこで従来システムでは、V
Mモニタがディスク制御装置14に代って排他制御命令
をエラーシミュレーションするために入出力命令と入出
力割込みをインタセプトする必要があり、VMモニタの
オーバヘッドの増加となり、性能悪化を助長するという
問題があった。
【0018】また図14の運用形態と同様に、複数のゲ
ストVMで1つのディスク制御装置を共用する形態であ
ることから、アクセスパスのグループ形成を必要とする
動的経路再結合機能および拡張リザーブ機能が使用でき
ず、性能悪化と信頼性低下を招いている。本発明の目的
は、入出力制御装置を共用する仮想計算機システムの運
用形態で、入出力制御装置が複数の仮想計算機を認識が
できるようにした仮想計算機システムの入出力制御方法
及び装置を提供する。
【0019】本発明の他の目的は、仮想計算機に1対1
に入出力装置を割当てた場合に入出力制御装置が複数の
仮想計算機を認識できるようにした仮想計算機システム
の入出力制御方法及び装置を提供する。本発明の他の目
的は、入出力制御装置で仮想計算機を認識してアクセス
パスのグループ形成を仮想計算機毎に可能とする仮想計
算機システムの入出力制御方法及び装置を提供する。
【0020】本発明の他の目的は、入出力装置からの再
結合要求に対し複数のアクセスパスを用いた動的再結合
機能を可能とする仮想計算機システムの入出力制御方式
を提供する。本発明の他の目的は、リザーブ命令の実行
中に障害が起きた場合に他のアクセスパスでリザーブ命
令を実行できる拡張リザーブ機能を可能とする計算機シ
ステムの入出力制御方式を提供する。
【0021】また本発明の他の目的は、仮想計算機が発
行する入出力命令に対するVMモニタの介入を不要にし
て仮想計算機モニタプログラム(VMモニタ)のオーバ
ーヘッドを削減するようにした仮想計算機システムの入
出力制御方式を提供する。本発明の他の目的は、複数の
仮想計算機で1つの入出力装置を共用する場合に、入出
力制御装置が複数の仮想計算機を認識し、VMモニタの
介入を必要とせずに排他制御ができる仮想計算機システ
ムの入出力制御方法及び装置を提供する。
【0022】本発明の他の目的は、複数の仮想計算機で
1つの入出力装置を共用する場合にアクセスパスのグル
ープ形成、動的経路再結合機能、および拡張リザーブ機
能を可能とする仮想計算機システムの入出力制御方法及
び装置を提供する。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本願の第1発明の
原理説明図である。まず第1発明は、仮想計算機システ
ムを制御する仮想計算機モニタプログラム(VMモニ
タ)22で実現される複数のゲストVM10−1,10
−2と、複数のゲストVM10−1,10−2の各々に
1対1に割当られた複数の入出力装置12−1,12−
2と、複数の入出力装置12−1,12−2の各々に対
して少なくとも2系統のアクセスパス(物理アクセスパ
ス)で結合した入出力制御装置(CU)14と、入出力
制御装置14を複数のゲストVM10−1,10−2に
結合する少なくとも2つのチャネル装置(CH)16−
1,16−2とを備えた仮想計算機システムの入出力制
御方法及び装置を対象とする。
【0024】装置構成を例にとると、第1発明にあって
は、入出力制御装置14に、ゲストVM10−1,10
−2からチャネル装置16−1,16−2及び入出力制
御装置14を経由して入出力装置12−1,12−2に
至る複数のアクセスパス111,112,221,22
2毎に、ゲストVM10−1,10−2の各々が発行し
たグループIDを設定したテーブルを保持するグループ
ID保持手段16と、グループID保持手段16のテー
ブルに設定したグループIDの中の特定のグループID
をクリアするクリア手段18と、ゲストVM10−1,
10−2が発行した入出力命令を受付けた際に、グルー
プID保持手段16のテーブルを参照して入出力装置に
至る複数のアクセスパスの間から同一グループに属する
アクセスパスを検出し、アクセスパスのグループを形成
してゲストVM10−1,10−2との間の入出力を実
行する入出力実行手段20とを設けたことを特徴とす
る。
【0025】ここで入出力制御装置14に設けたグルー
プID保持手段16は、VMモニタプログラム22によ
る入出力装置12−1,12−2の割当て結果に基づい
てゲストVM10−1,10−2を起動し、仮想計算機
上で動作するオペレーティングシステム(OS)のグル
ープID設定処理によりグループIDの設定を受ける。
【0026】また入出力制御装置14に設けたクリア手
段18は、VMモニタプログラム22の指示により特定
のグループIDをクリアする。例えばVMモニタプログ
ラム22は、入出力装置12−1,12−2のゲストV
M10−1,10−2への割り当て変更時に、ゲスト仮
想計算機10−1,10−2が使用していたグループI
Dをクリアするために入出力制御装置14のクリア手段
18にクリアを指示する。
【0027】入出力制御装置14は複数のチャネル装置
16−1,16−1と結合する複数のチャネルアダプタ
24−1,24−2を有し、このチャネルアダプタ24
−1,24−2ごとにグループIDを設定するテーブル
を設ける。入出力制御装置14の入出力実行手段20
は、保持手段16のテーブルから得られたグループID
で指定された同一のグループに属するアクセスパスを使
用して入出力処理を実行する。
【0028】更に入出力装置12−1,12−2は磁気
ディスク装置であり、入出力制御装置14は磁気ディス
ク制御装置である。図2は本願の第2発明の原理説明図
であり、装置構成を例にとって示している。第2発明
は、複数のゲストVM10−1,10−2で1つの入出
力装置12−1を共用する形態を前提とする。即ち、仮
想計算機モニタプログラム22で実現される複数のゲス
ト仮想計算機10−1,10−2は、チャネル装置16
−1、入出力制御装置14を介して入出力装置12−1
と複数の論理アクセスパス1111,2111と単一の
物理アクセスパス111で結合される。
【0029】このようなゲストVM10−1,10−2
による入出力装置12−1の共用形態につき第2発明
は、入出力制御装置14に、ゲストVM10−1,10
−2からの入出力命令で指示された論理アクセスパス1
111,2111を物理アクセスパス111に変換する
と共に、ゲストVM10−1,10−2から入出力装置
12−1に至る複数の論理アクセスパス1111,21
11毎に、ゲストVM10−1,10−2の各々が設定
したグループIDをテーブルに保持するグループID保
持手段16と、グループID保持手段16のテーブルに
保持した特定のグループIDをクリアするクリア手段1
8とゲストVM10−1,10−2のいずれかが発行し
た入出力命令を受付けた際に、グループID保持手段1
6のテーブル参照により論理アクセスパスから物理アク
セスパス111に変換してアクセスの競合を制御する排
他制御手段40と、排他制御手段40の制御結果に基づ
いて入出力装置12−1に対する入出力命令を実行する
入出力実行手段20とを設けたことを特徴とする。また
排他制御以外の点は第1発明と同様である。
【0030】
【作用】このような構成を備えた本発明の入出力制御方
法及び装置によれば、ディスク制御装置(入出力制御装
置)に、磁気ディスク装置(入出力装置)に対するアス
セスパス毎に複数のゲストVMが発行した特定種類のグ
ループIDを設定できるため、複数のゲストVMの入出
力命令に応じてチャネル装置から与えられるチャネル・
コマンド・ワード(CCW)をディスク制御装置で区別
することができ、ゲストVMに磁気ディスク装置を1対
1に割当てる形態でアクセスパスを2つ以上とするグル
ープ形成ができる。
【0031】また複数のゲストVMで単一の磁気ディス
ク装置を共用する形態にあっても、ディスク制御装置が
複数のゲストVMを認識できることで、VMモニタの介
在を必要とすることなく排他制御を行うことができ、更
にアクセスパスを2以上とするグループ形成もできる。
このグループ形成により、入出力命令により磁気ディス
ク装置を起動して突き離し、シーク完了後に再結合する
際のアクセスパスの確保が効率良くでき、所謂動的経路
再結合機能の実現によって入出力の応答時間を短縮する
ことができる。
【0032】またゲストVMが磁気ディスク装置をリザ
ーブ中に障害が発生した場合には、別のチャネルを使用
したアクセスができるという所謂拡張リザーブ機能が実
現でき、信頼性を向上できる。
【0033】
【実施例】図3は本発明の入出力制御が適用される仮想
計算機システムのハードウェア構成を示した実施例構成
図である。図3において、32は主記憶機装置(MS
U)であり、仮想計算機システム上で動作する複数のO
Sにより実現される複数のゲストVM10−1,10−
2、及び仮想計算機システムの監視制御を行うVMモニ
タ22が設けられている。
【0034】主記憶装置32には主記憶制御装置(MC
U)28が接続され、主記憶制御装置28を介してスト
アアクセスまたはロードアクセスを受ける。主記憶制御
装置28には複数のCPU30−1〜30−nが接続さ
れてマルチプロセッサシステムを構成しており、CPU
割付けを行うVMモニタ22のディスパッチャ機能によ
りゲストVM10−1,10−2及びVMモニタ22等
のOSを実行する。
【0035】また主記憶制御装置28に対してはIOサ
ブチャネルとして、チャネル装置16−1,16−2を
介して1台のディスク制御装置14が接続され、ディス
ク制御装置14の配下に複数の磁気ディスク装置12−
1,12−2を2系統のパスで接続している。ディスク
制御装置14にはチャネル装置16−1,16−2毎に
チャネルアダプタ(CA)24−1,24−2を設けて
おり、チャネルアタプタ24−1,24−2はCPUを
用いたコントローラ26により入出力制御を受ける。
【0036】図4は本願の第1発明による入出力制御の
処理機能を示した説明図であり、OSで実現するゲスト
VM10−1,10−2とVMモニタ22に対するチャ
ネル装置16−1,16−2、ディスク制御装置14及
び磁気ディスク装置12−1,12−2のハードウェア
構成と共に示している。ディスク制御装置14は、コン
トローラ26及びチャネルアダプタ24−1,24−2
を備え、コントローラ26はグループID保持部16、
クリア部18及び入出力実行部20としての機能を備え
た一種の処理装置であり、更に、グループID保持部1
6により内容が管理されるテーブルを展開する制御記憶
25を備える。
【0037】即ち、グループID保持部16により、ゲ
ストVM10−1,10−2からチャネル装置16−
1,16−2及びディスク制御装置14を経由して磁気
ディスク装置12−1,12−2に至る複数のアクセス
パス111,112,221,222毎に、ゲストVM
10−1,10−2の各々が発行したグループIDを設
定したテーブルを制御記憶25に保持する。
【0038】またクリア部18により、グループID保
持部16によって制御記憶25のテーブルに格納したグ
ループIDの中の特定のグループIDをクリアする。更
に入出力実行部20により、ゲストVM10−1,10
−2が発行した入出力命令を受付けた際に、入出力命令
を実行する入出力装置が属するグループを制御記憶25
のテーブルをグループID保持部16で参照して同一グ
ループに属する少なくとも2つのアクセスパスを検出
し、2つのアクセスパスでグループを形成してゲストV
M10−1,10−2との間の入出力を実行する。
【0039】ディスク制御装置14で実現される機能を
更に詳細に説明すると次のようになる。 [テーブル保持機能]ディスク制御装置14のグループ
ID保持部16および制御記憶25によって複数のグル
ープIDを保持できるテーブル保持機能を実現する。具
体的には、磁気ディスク装置12−1,12−2に対す
る1つのアクセスパス毎に1つのグループIDを保持で
きるようにする。
【0040】例えば図5に示すように、ゲスVM10−
1に番号DEV−1の磁気ディスク装置12−1が割当
られ、またゲストVM10−2に番号DEV−2の磁気
ディスク装置12−が割当られていたとする。またゲ
ストVM10−1のグループID=A、ゲストVM10
−2のグループID=Bとする。この場合、図6に示す
ように、ディスク制御装置14のチャネルアダプタ24
−1,24−2の飯盒CA1,CA2で示されるテーブ
ルには、アクセスパス111,221にグルーID=
Aが保持され、アクセスパス112,222にはグルー
プID=Bが保持される。
【0041】[グループ形成機能]設定グループIDの
中で、同一グループIDが設定されたアクセスパス同志
を同一のグループとみなしてグループ形成する。図6の
場合は、ゲストVM10−1に割当てた磁気ディスク装
置12−1に対する2つのアクセスパス111,221
のもつ同一グループID=Aの組で1グループを形成す
る。またゲストVM10−2に割当てた磁気ディスク装
置12−2に対する2つのアクセスパス112,222
のもつ同一グループID=Bの組で別の1グループを形
成する。
【0042】[グループ設定エラー通知機能]あるアク
セスパスに既にグループIDが設定済みである時、異な
るグループIDの設定要求に対してエラーを応答する。 [グループ形成による入出力機能の有効化]ゲストVM
10−1,10−2からの入出力命令に応じたチャネル
・コマンド・ワード(CCW)を受け付けた際に、同じ
グループIDをもつグループ形成されたアクセスパスを
認識し、グループ形成により実現する入出力機能を有効
化する。このグループ形成により有効化する入出力機能
としては、前述したように、動的経路再結合機能と
拡張リザーブ機能がある。
【0043】[クリア機能]特定のグループIDをクリ
アできるグループIDクリア命令を設け、VMモニタ2
2がグループIDクリア命令を発行した時、設定済みの
複数のグループIDの中から命令で指定されたグループ
IDを選択してクリアする。このグループIDクリア命
令でグループIDがクリアされた時は、グループIDの
設定がされていない初期状態に戻る。
【0044】尚、ディスク制御装置14が持つその他の
機能は、これらの機能を装備したことによる影響を受け
ることなく動作する。次に本発明の入出力制御を実現す
るためにVMモニタ22に対しクリア処理部34の機能
が新たに付け加えられる。クリア処理部34は次の条件
が得られたときに、チャネルアタブタ24−1,24−
2ごとに設定済みの特定のグループIDをクリアする。
【0045】[条件1]ゲストVM10−1,10−2
に割り当てていたディスク制御装置14を割当対象から
外す場合、具体的にはI/O装置取り付け変更部36に
対しオペレータによるゲストVM10−1,10−2の
終了を指示した時或いはゲストVM10−1,10−2
からチャネル取り外し指示があった時、設定済みの特定
のグループIDをクリアする。
【0046】[条件2]仮想計算機システム上のOSが
命令エミレーション部38に対し発行するI/O命令に
よりチャネル装置をリセットするクリア指示命令を受け
た時、設定済みの特定のグループIDをクリアする。こ
こで図4の処理動作を説明すると次のようになる。
【0047】図7はVMモニタ22の処理動作を示した
フローチャートである。まず仮想計算機を起動すると、
ステップS1で磁気ディスク装置12−1,12−2を
ゲストVM10−1,10−2にVMモニタ22が割り
付ける。続いてVMモニタ22からのゲストVM10−
1,10−2の動作開始指示、具体的には、オペレータ
によってゲストVM10−1,10−2のIPLが指示
され、図8のフローチャートに示す動作が開始される。
【0048】ゲストVM10−1,10−2の各々は、
図8のフローチャートにおけるステップS1のイニシャ
ライズ後のステップS2で、ゲストVM10−1,10
−2の上で動作するオペレーティングシステム(OS)
のグループID設定処理として、チャネル装置16−1
を介してディスク制御装置14に対しグループID設定
命令を発行する。
【0049】このグループID設定命令は、例えば図9
に示すグループIDをチェインした形式をもつ。続いて
ゲストVM10−1又は10−2上で動作するOSが磁
気ディスク装置12−1又は12−2に対する入出力要
求をステップS3で判別すると、ステップS4で入出力
命令をチャネル装置16−1又は16−2を介してディ
スク制御装置14に発行し、ステップS4でディスク装
置12−1又は12−2のリードまたはライトの完了応
答を待って一連の入出力要求を実行する。この処理は運
用停止等のシステム停止がステップS6で判別されるま
で継続される。
【0050】このようなゲストVM10−1又は10−
2の入出力命令にVMモニタ22は一切介在せず、グル
ープIDで指定されたアクセスパス111,211を使
用した磁気ディスク装置12−1に対する入出力処理を
実行させる。一方、図7に示したVMモニタは、ゲスト
VMに対する磁気ディスク装置の割付けを指示した後、
ステップS2でオペレータによるゲストVM10−1,
10−2の終了指示の有無をチェックし、またステップ
S3でチャネルの取り外し指示の有無をチェックし、更
にステップS4でOSが発行するチャネルのリセット命
令の有無をチェックしており、いずれかを判別するとス
テップS5に進む。
【0051】ステップS5にあっては、VMモニタ22
がディスク制御装置14のチャネルアダプタ24−1,
24−2ごとに保持したテーブルから該当するゲストV
Mが設定したグループIDを読み込み、そのグループI
Dを指定してグループIDクリア命令をディスク制御装
置14に発行する。このグループIDクリア命令は、図
10に示すようにグループIDをチェインした形式をも
つ。このグループIDクリア命令を受けてディスク制御
装置14のクリア部18は、VMモニタ22が指定した
グループIDをテーブルからクリアする。
【0052】図11は本願の第2発明による入出力制御
の処理機能を示した説明図であり、この第2発明にあっ
ては1台の磁気ディスク装置を複数のゲストVMで共用
する入出力形態を対象とする。第2発明の入出力制御を
適用する仮想計算機システムのハードウェアは図3と同
じであることから、図11にあっては、図3のハードウ
ェア構成に対応して各部の機能を示している。
【0053】図11において、ゲストVM10−1,1
0−2はVMモニタ22により制御される複数のオペレ
ーティングシステムで実現されており、ゲストVM10
−1にはグループID=Aが割り当てられている。ま
た、ゲストVM10−2にはグループID=Bが割り当
てられている。ゲストVM10−1,10−2はチャネ
ル装置16−1,16−2を通る2つの物理的アクセス
パスを介してディスク制御装置14に結合される。
【0054】ディスク制御装置14には2つのアクセス
パスに対応してチャネルアダプタ24−1,24−2が
設けられ、チャネルアダプタ24−1,24−2を介し
て、磁気ディスク装置12−1を2つの物理アクセスパ
スで接続している。ここで、磁気ディスク装置12−1
はゲストVM10−1,10−2の両方に割り付けられ
ており、ゲストVM10−1,10−2で磁気ディスク
装置12−1を共用する。このため、磁気ディスク装置
12−1に対するチャネル装置16−1,チャネルアダ
プタ24−1を通る物理アクセスパス111について、
ゲストVM10−1,10−2は論理アクセスパス11
11,2111を用いて入出力処理を実行する。
【0055】ディスク制御装置に設けたコントローラ2
6にはプログラム制御により実現される保持部16,ク
リア部18,入出力実行部20の機能に加え、第2発明
にあっては更に磁気ディスク装置12−1を2つのゲス
トVM10−1,10−2で共用する際の排他制御を行
う排他制御部40を設けている。 また、コントローラ
26の制御記憶25にはゲストVM10−1,10−2
からの論理アクセスパス1111,2111を使用した
入出力要求に対し、1台の磁気ディスク装置12−1
応する物理アクセスパス111に変換するテーブルを
備えている。
【0056】に、制御記憶25に展開されるテーブル
には、グループID保持部16にゲストVM10−1,
10−2の各々が発行したグループID設定命令に基づ
いてグループIDが設定される。このグループIDの設
定は、テーブルに設けられた論理アクセスパス111
1,2111毎に保持される。
【0057】更に図11にあっては、磁気ディスク装置
12−1に対するアクセスパスとしてチャネル装置16
−2,チャネルアダプタ24−2を通る他の物理アクセ
スパス221を設けており、グループ形成による拡張リ
ザーブ機能や動的再結合機能を実現するため、物理アク
セスパス221側についてもゲストVM10−1,10
−2からの論理アクセスパス1221,2221を割り
付け、論理アクセスパスから物理アクセスパスへの変換
及び論理アクセスパス毎のグループIDの設定を物理ア
クセスパス111側と同様に制御記憶25のテーブルに
行っている。
【0058】図12は図11における仮想計算機VM1
0−1に対する磁気ディスク装置12−1の割付けを示
したもので、番号DEV−1で示される磁気ディスク装
置12−1はゲストVM10−1,10−2の両方に割
り付けられることで共用される。図13はコントローラ
26の制御記憶25に展開されたテーブルの説明図であ
り、ディスク制御装置14のチャネルアダプタ24−
1,24−2で決まるチャネルアダプタ番号CA1,C
A2をインデックスとして物理アクセスパス111,2
21を格納している。
【0059】第2発明は、基本的には1つの物理アクセ
スパスを使用して複数のゲストVMで共用することを前
提とすることから、例えばチャネルアダプタ番号CA1
の物理アクセスパス111を例にとると、この物理アク
セスパス111を使用して磁気ディスク装置12−1を
アクセスするゲストVM10−1,10−2の論理アク
セスパス1111,2111の2つが格納され、論理ア
クセスパスを参照することで、対応する物理アクセスパ
スを知ることができる。
【0060】また、論理アクセスパス1111について
は、グループID=Aが設定され、ゲストVM10−1
に属するアクセスパスであることを示している。また、
論理アクセスパス2111にはグループID=Bが設定
され、ゲストVM10−2に属する論理アクセスパスで
あることを示している。グループIDによるグループ形
成は、チャネル番号CA2で示される物理アクセスパス
221に対応するゲストVM10−1,10−2からの
論理アクセスパス1221,2221について、それぞ
れグループID=A,Bを保持することで実現される。
このようなグループIDを保持したテーブルを参照する
ことで、同じグループIDをもつ論理アクセスパス11
11と1221が同一グループを形成し、また論理アク
セスパス2111と2221が別の同一グループを形成
していることを認識できる。
【0061】このグループ形成により第1発明と同様、
リザーブ命令を受けた時に、同じグループIDをもつア
クセスパス同士で入出力装置をリザーブする拡張リザー
ブ機能が実現できる。また、シーク命令を発行して磁気
ディスク装置12−1を切り離した後に再結合要求を受
けた場合、元の物理アクセスパスがビジィ状態にあると
きには同一グループに含まれる他の論理アクセスパスに
対応する物理アクセスパスを認識して動的経路再結合機
能を実現することができる。
【0062】更に図13に示すテーブルにあっては、1
つの物理アクセスパスに対し2つのゲストVMが論理ア
クセスパスを使用して入出力を行うことから、入出力装
置の獲得状態を示す占有フラグを設けており、占有フラ
グが1にセットされているとき入出力装置は占有状態に
あり、占有フラグが0にリセットされていれば入出力装
置は占有されていないことを示す。リザーブ命令を受け
た時、同じグループIDをもつ論理アクセスパスの占有
フラグが1にセットされ、リリース命令により同じグル
ープIDをもつ論理アクセスバスの占有フラグが0にリ
セットされる。
【0063】図11のコントローラ26に設けた排他制
御部40は、占有フラグのセット、リセットをチェック
して入出力装置の排他制御を実現する。 尚、図11の
第2発明にあっては、単一の磁気ディスク装置12−1
を2つのゲストVM10−1,10−2で共有する場合
を例にとっているが、磁気ディスク装置が複数であって
もよい。
【0064】また図2のハードウェア構成にあっては、
1台のディスク制御装置14に2台のチャネル装置16
−1,16−2を組み合わせた入出力構成の形態を例に
とるものであったが、ディスク制御装置及びチャネル装
置の数はサブシステムの規模に応じて適宜に定められ
る。また上記の実施例では入出力装置として磁気ディス
ク装置を例にとるものであったが、これに限定されず
に、光ディスク装置、磁気テープ装置等の入出力機器を
含む。
【0065】またマルチプロッサシステムを例にとって
いるが、シングルプロセッサシステムでもよし、更に、
VMモニタで実現されるゲストVMの数も任意である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
出力制御装置の持つ機能を複数のゲストVMに提供でき
ることにより、ゲストVMの入出力実行に関する性能の
向上と信頼性の向上を図ることができる。またVMモニ
タによる入出力命令に対する介入処理が不要となり、V
Mモニタのオーバーヘッドを低減してシステム性能を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の原理説明図
【図2】第2発明の原理説明図
【図3】本発明のハードウェア構成を示した実施例構成
【図4】第1発明による入出力制御の処理機能を示した
説明図
【図5】第1発明のゲストVMに対する磁気ディスク装
置の割付け説明図
【図6】第1発明のディスク制御装置に保持されるアク
セスパスとグループIDの対応を示すテーブルの説明図
【図7】入出力に関する図4のVMモニタの処理動作を
示したフローチャート
【図8】図4のゲストVMの入出力処理を示したフロー
チャート
【図9】ゲストVMが発行するグループID設定命令の
コマンド形式の説明図
【図10】VMモニタに基づいて発行するグループID
クリア命令のコマンド形式の説明図
【図11】第2発明による入出力制御の処理機能を示し
た説明図
【図12】第2発明のゲストVMに対する磁気ディスク
装置の割付け説明図
【図13】図11のディスク制御装置に保持されるアク
セスパスとグループIDの対応を示すテーブルの説明図
【図14】ゲストVMに磁気ディスク装置を1対1に割
付けた従来の入出力制御の説明図
【図15】複数のゲストVMで1つの磁気ディスク装置
を共用する従来の入出力制御の説明図
【符号の説明】
10−1,10−2:ゲスト仮想計算機(ゲストVM) 12−1,12−2:入出力装置(磁気ディスク装置) 14:入出力制御装置(ディスク制御装置) 16−1,16−2:チャネル装置 16:保持部(保持手段) 18:クリア部(クリア手段) 20:入出力実行手段 22:仮想計算機モニタプログラム(VMモニタ) 24−1,24−2:チャネルアダプタ 25:制御記憶 26:コントローラ 28:主記憶制御装置(MCU) 30−1〜30−n:CPU 32:主記憶装置(MSU) 34:グループIDのクリア処理部 36:IO装置の割り付け変更部 38:命令エミュレーション部 40:排他制御部

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮想計算機システムを制御する仮想計算機
    モニタプログラム(22)で実現される複数のゲスト仮
    想計算機(10−1,10−2)の各々に、複数の入出
    力装置(12−1,12−2)の中のいずれか1つを1
    対1に割当てる割当過程と;該割当過程の結果に基づ
    き、前記複数のゲスト仮想計算機(10−1,10−
    2)、複数のチャネル装置(16−1,16−2)及び
    入出力制御装置(14)を経由して前記入出力装置(1
    2−1,12−2)に至る複数のアクセスパス(11
    1,112,221,222)毎に、前記ゲスト仮想計
    算機(10−1,10−2)の各々が設定したグループ
    IDを入出力制御装置(14)内のテーブルに保持する
    グループID保持過程と;前記仮想計算機(10−1,
    10−2)のいずれかで発行した入出力命令を前記入出
    力制御装置(14)で受付けた際に、前記テーブルを参
    照して命令で指定された入出力装置に至る複数のアクセ
    スパスの中から同一グループに属するアクセスパスを検
    出し、入出力を実行する入出力実行過程と;を備えたこ
    とを特徴とする仮想計算機システムの入出力制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の仮想計算機システムの入出
    力制御方法に於いて、前記グループID保持過程は、仮
    想計算機モニタプログラム(22)による入出力装置
    (12−1,12−2)の割当て結果に基づいて前記ゲ
    スト仮想計算機(10−1,10−2)を起動し、該仮
    想計算機上で動作するオペレーティングシステム(O
    S)のグループID設定処理によりグループIDの設定
    を受けることを特徴とする仮想計算機システムの入出力
    制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の仮想計算機システムの入出
    力制御方法に於いて、更に、仮想計算機モニタプログラ
    ム(22)の指示により前記入出力制御装置(14)に
    設けたクリア手段(18)が特定のグループIDをクリ
    アするクリア過程を設けたことを特徴とする仮想計算機
    システムの入出力制御方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の仮想計算機システムの入出
    力制御方法に於いて、前記クリア過程は、前記仮想計算
    機モニタプログラム(22)によるゲスト仮想計算機
    (10−1,10−2)に対する入出力装置(12−
    1,12−2)の割当て変更時に、前記入出力制御装置
    (14)のクリア手段(18)にクリアを指示して該ゲ
    スト仮想計算機(10−1,10−2)が使用していた
    グループIDをクリアさせることを特徴とする仮想計算
    機システムの入出力制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の仮想計算機システムの入出
    力制御方法に於いて、前記グループID保持過程は、前
    記入出力制御装置(14)に、前記複数のチャネル装置
    (16−1,16−)ごとに前記グループIDを複数
    設定するテーブルを設けたことを特徴とする仮想計算機
    システムの入出力制御方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の仮想計算機システムの入出
    力制御方法に於いて、入出力実行過程は、前記テーブル
    を参照して検出された同一のグループに属するアクセス
    パスを使用して入出力処理を実行することを特徴とする
    仮想計算機システムの入出力制御方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6記載の仮想計算機システム
    の入出力制御方法に於いて、前記入出力装置(12−
    1,12−2)は磁気ディスク装置であり、入出力制御
    装置(14)はディスク制御装置であることを特徴とす
    る仮想計算機システムの入出力制御方法。
  8. 【請求項8】仮想計算機システムを制御する仮想計算機
    モニタプログラム(22)で実現される複数のゲスト仮
    想計算機(10−1,10−2)と;該複数のゲスト仮
    想計算機(10−1,10−2)の各々に1対1に割当
    られた複数の入出力装置(12−1,12−2)と、 該複数の入出力装置(12−1,12−2)の各々に対
    して少なくとも2系統のパスで結合した入出力制御装置
    (14)と、 該入出力制御装置(14)を前記複数のゲスト仮想計算
    機(10−1,10−2)に結合する少なくとも2つの
    チャネル装置(16−1,16−2)とを備え、 前記入出力制御装置(14)に、 前記ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)からチャ
    ネル装置(16−1,16−2)及び入出力制御装置
    (14)を経由して前記入出力装置(12−1,12−
    2)に至る複数のアクセスパス(111,112,22
    1,222)毎に、前記ゲスト仮想計算機(10−1,
    10−2)の各々が設定したグループIDをテーブルに
    保持するグループID保持手段(16)と、 該グループID保持手段(16)のテーブルに保持した
    特定のグループIDをクリアするクリア手段(18)
    と、 前記仮想計算機(10−1,10−2)のいずれかが発
    行した入出力命令を受付けた際に、前記グループID保
    持手段(16)のテーブルを参照して命令で指定された
    入出力装置に至る複数のアクセスパスの中から同一グル
    ープに属するアクセスパスを検出し、入出力を実行する
    入出力実行手段(20)と、を設けたことを特徴とする
    仮想計算機システムの入出力制御装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の仮想計算機システムの入出
    力制御装置に於いて、前記グループID保持手段(1
    6)は、仮想計算機モニタプログラム(22)による入
    出力装置(12−1,12−2)の割当て結果に基づい
    て前記ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)を起動
    し、該仮想計算機上で動作するオペレーティングシステ
    ム(OS)のグループID設定処理によるグループID
    の設定を受けることを特徴とする仮想計算機システムの
    入出力制御装置。
  10. 【請求項10】請求項8記載の仮想計算機システムの入
    出力制御装置に於いて、前記入出力制御装置(14)に
    設けたクリア手段(18)は、仮想計算機モニタプログ
    ラム(22)の指示により特定のグループIDをクリア
    することを特徴とする仮想計算機システムの入出力制御
    装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の仮想計算機システムの
    入出力制御装置に於いて、前記仮想計算機モニタプログ
    ラム(22)は、入出力装置(12−1,12−2)の
    ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)への割り当て
    変更時に、該ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)
    が使用していたグループIDをクリアするために前記入
    出力制御装置(14)のクリア手段(18)にクリアを
    指示することを特徴とする仮想計算機システムの入出力
    制御装置。
  12. 【請求項12】請求項8記載の仮想計算機システムの入
    出力制御装置に於いて、前記入出力制御装置(14)は
    前記複数のチャネル装置(16−1,16−)ごとに
    前記グループIDを複数設定するテーブルを設けたこと
    を特徴とする仮想計算機システムの入出力制御装置。
  13. 【請求項13】請求項8記載の仮想計算機システムの入
    出力制御装置に於いて、前記入出力実行手段(20)
    は、前記保持手段(16)のテーブルから得られたグル
    ープIDで指定された2つ以上のアクセスパスを使用し
    て入出力処理を実行することを特徴とする仮想計算機シ
    ステムの入出力制御装置。
  14. 【請求項14】請求項8乃至13記載の仮想計算機シス
    テムの入出力制御装置に於いて、前記入出力装置(12
    −1,12−2)は磁気ディスク装置であり、入出力制
    御装置(14)はディスク制御装置であることを特徴と
    する仮想計算機システムの入出力制御装置。
  15. 【請求項15】仮想計算機システムを制御する仮想計算
    機モニタプログラム(22)で実現される複数のゲスト
    仮想計算機(10−1,10−2)に、チャネル装置
    (16−1)、入出力制御装置(14)を介して少なく
    とも1つの物理アクセスパス(111)と2つの論理ア
    クセスパス(1111,2111)で結合される1つの
    入出力装置(12−1)を共通に割当てる割当過程と;
    該割当過程の結果に基づき、前記論理アクセスパス(1
    111,2111)と前記物理アクセスパス(111)
    との対応関係、および前記論理アクセスパス(111
    1,2111)ごとに前記ゲスト仮想計算機(10−
    1,10−2)の各々が設定したグループIDを入出力
    制御装置(14)内のテーブルに保持するグループID
    保持過程と;前記仮想計算機(10−1,10−2)の
    いずれかで発行した入出力命令を前記入出力制御装置
    (14)で受付けた際に、前記テーブルを参照して論理
    アクセスパスを物理アクセスパスに変換して、物理アク
    セスパスの競合を制御する排他制御過程と;該排他制御
    過程の制御結果に基づいて前記入出力装置(12−1)
    に対する入出力命令を実行する入出力実行過程と;を備
    えたことを特徴とする仮想計算機システムの入出力制御
    方法。
  16. 【請求項16】請求項15記載の仮想計算機システムの
    入出力制御方法に於いて、前記グループID保持過程
    は、仮想計算機モニタプログラム(22)による入出力
    装置(12−1)の割当て結果に基づいて前記ゲスト仮
    想計算機(10−1,10−2)を起動し、該仮想計算
    機上で動作するオペレーティングシステム(OS)のグ
    ループID設定処理によりグループIDの設定を受ける
    ことを特徴とする仮想計算機システムの入出力制御方
    法。
  17. 【請求項17】請求項15記載の仮想計算機システムの
    入出力制御方法に於いて、更に、仮想計算機モニタプロ
    グラム(22)の指示により前記入出力制御装置(1
    4)に設けたクリア手段(18)が特定のグループID
    をクリアするクリア過程を設けたことを特徴とする仮想
    計算機システムの入出力制御方法。
  18. 【請求項18】請求項17記載の仮想計算機システムの
    入出力制御方法に於いて、前記クリア過程は、前記仮想
    計算機モニタプログラム(22)によるゲスト仮想計算
    機(10−1)に対する入出力装置(12−1)の割り
    当て変更時に、前記入出力制御装置(14)のクリア手
    段(18)にクリアを指示して該ゲスト仮想計算機(1
    0−1,10−2)が使用していたグループIDをクリ
    アさせることを特徴とする仮想計算機システムの入出力
    制御方法。
  19. 【請求項19】請求項15記載の仮想計算機システムの
    入出力制御方法に於いて、前記グループID保持過程
    は、前記複数のチャネル装置(16−1,16−)ご
    とに前記グループIDを複数設定するテーブルを設けた
    ことを特徴とする仮想計算機システムの入出力制御方
    法。
  20. 【請求項20】請求項15記載の仮想計算機システムの
    入出力制御方法に於いて、前記ゲスト仮想計算機(10
    −1,10−2)の各々に異なる複数の入出力装置(1
    2−1,12−2)を共通に割当てた場合、前記入出力
    実行過程は、前記テーブルから得られたグループIDで
    指定された1又は複数の物理アクセスパスを使用して入
    出力処理を実行することを特徴とする仮想計算機システ
    ムの入出力制御方法。
  21. 【請求項21】請求項15乃至20記載の仮想計算機シ
    ステムの入出力制御方法に於いて、前記入出力装置(1
    2−1,12−2)は磁気ディスク装置であり、入出力
    制御装置(14)はディスク制御装置であることを特徴
    とする仮想計算機システムの入出力制御方法。
  22. 【請求項22】仮想計算機システムを制御する仮想計算
    機モニタプログラム(22)で実現される複数のゲスト
    仮想計算機(10−1,10−2)と;該複数のゲスト
    仮想計算機(10−1,10−2)に共通に割当られた
    1つの入出力装置(12−1)と、 該入出力装置(12−1)に1つの物理アクセスパス
    (111)で結合した入出力制御装置(14)と、 該入出力制御装置(14)を介して複数の論理アクセス
    パス(1111,2111)により前記複数のゲスト仮
    想計算機(10−1,10−2)に結合する少なくとも
    1つのチャネル装置(16−1)とを備え、 前記入出力制御装置(14)に、 前記ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)からの入
    出力命令で指示された論理アクセスパス(1111,2
    111)を物理アクセスパス(111)に変換すると共
    に、前記ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)から
    前記入出力装置(12−1,12−2)に至る複数の論
    理アクセスパス(1111,2111)毎に、前記ゲス
    ト仮想計算機(10−1,10−2)の各々が設定した
    グループIDをテーブルに保持するグループID保持手
    段(16)と、 該グループID保持手段(16)のテーブルに保持した
    特定のグループIDをクリアするクリア手段(18)
    と、 前記ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)のいずれ
    かが発行した入出力命令を受付けた際に、前記グループ
    ID保持手段(16)のテーブル参照により論理アクセ
    スパスから物理アクセスパス(111)に変換してアク
    セスの競合を制御する排他制御手段(40)と、 該排他制御手段(40)の制御結果に基づいて前記入出
    力装置(12−1)に対する入出力命令を実行する入出
    力実行手段(20)と、を設けたことを特徴とする仮想
    計算機システムの入出力制御装置。
  23. 【請求項23】請求項22記載の仮想計算機システムの
    入出力制御装置に於いて、前記入出力制御装置(14)
    に設けたグループID保持手段(16)は、仮想計算機
    モニタプログラム(22)による特定の入出力装置(1
    2−1)の割当て結果に基づいて前記ゲスト仮想計算機
    (10−1,10−2)を起動し、該仮想計算機上で動
    作するオペレーティングシステム(OS)のグループI
    D設定処理によりグループIDの設定を受けることを特
    徴とする仮想計算機システムの入出力制御装置。
  24. 【請求項24】請求項22記載の仮想計算機システムの
    入出力制御装置に於いて、前記入出力制御装置(14)
    に設けたクリア手段(18)は、仮想計算機モニタプロ
    グラム(22)の指示により特定のグループIDをクリ
    アすることを特徴とする仮想計算機システムの入出力制
    御装置。
  25. 【請求項25】請求項24記載の仮想計算機システムの
    入出力制御装置に於いて、前記仮想計算機モニタプログ
    ラム(22)は、入出力装置(12−1)のゲスト仮想
    計算機(10−1,10−2)への割り当て変更時に、
    該ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)が使用して
    いたグループIDをクリアするために前記入出力制御装
    置(14)のクリア手段(18)にクリアを指示するこ
    とを特徴とする仮想計算機システムの入出力制御装置。
  26. 【請求項26】請求項22記載の仮想計算機システムの
    入出力制御装置に於いて、前記入出力制御装置(14)
    は前記複数のチャネル装置(16−1,16−)ごと
    に前記グループIDを複数設定するテーブルを設けたこ
    とを特徴とする仮想計算機システムの入出力制御装置。
  27. 【請求項27】請求項22記載の仮想計算機システムの
    入出力制御装置に於いて、前記入出力実行手段(20)
    は、前記ゲスト仮想計算機(10−1,10−2)の各
    々に複数の入出力装置(12−1,12−2)を割当て
    た場合、前記グループID保持手段(16)のテーブル
    から得られた同じグループIDをもつ2つ以上の物理ア
    クセスパスを使用して入出力処理を実行することを特徴
    とする仮想計算機システムの入出力制御装置。
  28. 【請求項28】請求項22乃至27記載の仮想計算機シ
    ステムの入出力制御装置に於いて、前記入出力装置(1
    2−1,12−2)は磁気ディスク装置であり、入出力
    制御装置(14)はディスク制御装置であることを特徴
    とする仮想計算機システムの入出力制御装置。
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