JPH079731U

JPH079731U - 袋入り菓子

Info

Publication number: JPH079731U
Application number: JP4444493U
Authority: JP
Inventors: 俊雄松井
Original assignee: 俊雄松井
Priority date: 1993-07-21
Filing date: 1993-07-21
Publication date: 1995-02-10

Abstract

(57)【要約】【目的】従来の箱入り菓子のような過剰包装を止め、
見栄えのよい袋入り菓子とし、手軽に買うことができる
と共に、贈り物としても好適なものとする。【構成】菓子２を収容した透明袋１の側面を除き、前
後面及び底面に帯状に厚紙製の外装体３を設ける。外装
体３の表面に商品名、商標、模様を表す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、菓子店、土産品店等で販売される袋入り菓子に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、袋入り菓子は袋に直接商品名や各種デザインが施され、手軽に買い求めることができるが、和菓子や洋菓子の殆どは箱入りで販売されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

贈り物等、他人に贈る菓子は体裁のよい箱入りが適しているのであるが、家族や仲間で食べる場合は手軽に買うことができる袋入りの方が価格も安く、又、包装の無駄も省けるのである。そして、土産品店等では特に過剰包装を施された箱入り菓子が多く陳列され、家族で気軽に食する場合でも箱入りの菓子を買わざるを得ないのである。

【０００４】そこで、本考案は手軽に買い求めることができると共に、体裁もよく、贈り物としても好適で、従来の箱入り菓子のような過剰包装を防止した袋入り菓子を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため本考案袋入り菓子は、菓子を収容した透明袋の側面を除いて、前後面及び底面に商品名や模様を表した厚紙製の外装体を設けたことを特徴とするものである。

【０００６】

【作用】

本考案袋入り菓子の作用を説明すれば、透明袋の側面を除いて、前後面より後面にかけ外装体を設け、外装体に商品名、商標、模様等を表示してあるため見栄えがし、従来の袋入り菓子のような安っぽさがない。

【０００７】そして、透明袋の側面は外装体で覆われることがないので、内容物の確認も容易である。又、外装体は厚紙を使用しているため、外部の衝撃から菓子を保護すると共に、陳列時に袋を安定して立たせるものである。

【０００８】

【実施例】

以下、本考案袋入り菓子の一実施例を図面に基づき説明すれば、図１は本考案袋入り菓子の斜視図である。而して、図中１はセロハン等の透明フィルムより成る透明袋で、内部に菓子２が収容される。３は透明袋１の両側を除き、上端開口部より帯状に前面、底面、背面にかけて覆った厚紙製の任意形状の外装体であり、外装体３の両端は透明袋１の上端で透明袋１と共に止着されている。そして、外装体３の底面は平坦で袋が安定して立つように形成されている。外装体３の表面には商品名、商標及び適宜模様が表示されている。

【０００９】

【考案の効果】

本考案によれば、菓子を収容した透明袋に厚紙製の外装体を設けて、外装体に商品名、商標及び適宜模様を表示してあるため、従来の透明袋の表面に直接表示したものに比べて体裁がよい。又、従来の箱入り菓子に比べて安価で、家族や仲間と食する目的で気軽に買うことができると共に、外見も安っぽさがなく贈り物としても好適なものである。又、箱入り菓子のように過剰包装を防ぐことができ、材料の無駄を省ける等の経済的効果も有する。又、外装体は厚紙を使用しているので、従来の袋と異なり陳列時に安定して袋を立てて置くことができる。更に、透明袋の両側は外装体で覆われないため、内容物の確認が容易で、箱入り菓子のように上げ底等の不正品の発生を防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案袋入り菓子の一実施例を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１透明袋２菓子３外装体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】菓子を収容した透明袋の側面を除いて、
前後面及び底面に商品名や模様を表した厚紙製の外装体
を設けたことを特徴とする袋入り菓子。