JPH0797304B2 - 座標検出装置 - Google Patents
座標検出装置Info
- Publication number
- JPH0797304B2 JPH0797304B2 JP60143320A JP14332085A JPH0797304B2 JP H0797304 B2 JPH0797304 B2 JP H0797304B2 JP 60143320 A JP60143320 A JP 60143320A JP 14332085 A JP14332085 A JP 14332085A JP H0797304 B2 JPH0797304 B2 JP H0797304B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coordinate
- ultrasonic wave
- detecting
- coordinates
- wave generating
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- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、座標検出装置に関し、特に指示体から発振さ
れた超音波を複数位置で検知することにより指示体の3
次元座標を検出し、その3次元座標に基づいて指示座標
を検出するようにした座標検出装置に関する。
れた超音波を複数位置で検知することにより指示体の3
次元座標を検出し、その3次元座標に基づいて指示座標
を検出するようにした座標検出装置に関する。
[開示の概要] 本明細書および図面は、座標検出装置において、複数個
の超音波発生手段を有し、3次元に移動自在な座標指示
手段と、超音波発生手段から出力された超音波を検出す
る複数個の検出手段を有し、座標指示手段によって座標
が指示される座標指定手段と、超音波発生手段からの超
音波が複数個の検出手段に到達するまでのそれぞれの時
間を検出する時間検出手段と、時間検出手段により超音
波発生手段別に得られた情報に基づいて、超音波発生手
段の3次元座標を演算する手段とを具えることにより、
指示手段の3次元的位置座標の検出が可能な技術を開示
するものである。
の超音波発生手段を有し、3次元に移動自在な座標指示
手段と、超音波発生手段から出力された超音波を検出す
る複数個の検出手段を有し、座標指示手段によって座標
が指示される座標指定手段と、超音波発生手段からの超
音波が複数個の検出手段に到達するまでのそれぞれの時
間を検出する時間検出手段と、時間検出手段により超音
波発生手段別に得られた情報に基づいて、超音波発生手
段の3次元座標を演算する手段とを具えることにより、
指示手段の3次元的位置座標の検出が可能な技術を開示
するものである。
なお、この概要はあくまでも本発明の技術内容に迅速に
アクセスするためにのみ供されるものであって、本発明
の技術的範囲および権利解釈に対しては何の影響も及ぼ
さないものである。
アクセスするためにのみ供されるものであって、本発明
の技術的範囲および権利解釈に対しては何の影響も及ぼ
さないものである。
[従来の技術] 従来の超音波を用いて、座標検出を行うようにした装置
として知られているものに、例えば2次元ディジタイザ
がある(米国特許第4357672号参照)。第6図によっ
て、その動作原理を説明すると、ここで、8および9は
それぞれ超音波受信用のマイクロフォンであり、10は超
音波発振子11を有する指示ペン、12は動作エリアであ
る。そこで、いま指示ペン10がエリア12上において1つ
の点を指示したとすると、その指示点において、超音波
発振子11から出力された超音波は距離a,bに対応した時
間でマイクロフォン8および9に到達する。
として知られているものに、例えば2次元ディジタイザ
がある(米国特許第4357672号参照)。第6図によっ
て、その動作原理を説明すると、ここで、8および9は
それぞれ超音波受信用のマイクロフォンであり、10は超
音波発振子11を有する指示ペン、12は動作エリアであ
る。そこで、いま指示ペン10がエリア12上において1つ
の点を指示したとすると、その指示点において、超音波
発振子11から出力された超音波は距離a,bに対応した時
間でマイクロフォン8および9に到達する。
よって、このマイクロフォン8と9との両地点における
到達時間から座標xおよびyをマイクロコンピュータに
より算出することができる。すなわち、距離aおよびb
は到達に要したそれぞれの時間をtaおよびtbとし、音
速をυsとすれば、a=υs・ta,b=υs・tbによって
算出される。
到達時間から座標xおよびyをマイクロコンピュータに
より算出することができる。すなわち、距離aおよびb
は到達に要したそれぞれの時間をtaおよびtbとし、音
速をυsとすれば、a=υs・ta,b=υs・tbによって
算出される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の座標検出装置において
は、平面上すなわち、2次元での位置座標の検出しか得
られず、殊に指示ペン10がマイクロフォン8および9と
同一平面上に無いような場合には、誤差を生じるという
欠点があった。
は、平面上すなわち、2次元での位置座標の検出しか得
られず、殊に指示ペン10がマイクロフォン8および9と
同一平面上に無いような場合には、誤差を生じるという
欠点があった。
そこで本発明の目的は、従来のような2次元位置座標の
検出にとどまらず、3次元座標の数値化具現を可能に
し、また画面上への指示を行う場合に指示ペンを画面の
表面やディジタル化表示が行われる面に接触することな
く離れて行うことが可能で、2次元入力を行う場合にお
いてもその精度を上げることができる座標検出装置を提
供することにある。
検出にとどまらず、3次元座標の数値化具現を可能に
し、また画面上への指示を行う場合に指示ペンを画面の
表面やディジタル化表示が行われる面に接触することな
く離れて行うことが可能で、2次元入力を行う場合にお
いてもその精度を上げることができる座標検出装置を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本発明は、2個以上の超
音波発生手段を有し、3次元に移動可能な座標指示手段
と、前記2個以上の超音波発生手段から出力されたそれ
ぞれの超音波を検出する3個以上の検出手段と、前記2
個以上の超音波発生手段からの超音波が前記3個以上の
検出手段に到達するまでのそれぞれの時間を検出する時
間検出手段と、該時間検出手段により検出された前記超
音波発生手段別の時間情報に基づいて、前記2個以上の
超音波発生手段の座標位置により決定される直線と前記
3個以上の検出手段の座標位置によって決定される平面
との交点の座標を求める手段とを備えたことを特徴とす
る。
音波発生手段を有し、3次元に移動可能な座標指示手段
と、前記2個以上の超音波発生手段から出力されたそれ
ぞれの超音波を検出する3個以上の検出手段と、前記2
個以上の超音波発生手段からの超音波が前記3個以上の
検出手段に到達するまでのそれぞれの時間を検出する時
間検出手段と、該時間検出手段により検出された前記超
音波発生手段別の時間情報に基づいて、前記2個以上の
超音波発生手段の座標位置により決定される直線と前記
3個以上の検出手段の座標位置によって決定される平面
との交点の座標を求める手段とを備えたことを特徴とす
る。
[作用] このように構成した座標検出装置においては、指示手段
に設けた複数個の発振源から発振された超音波を指示面
上の複数個の受信用マイクロフォンによって受信させる
ことにより、複数個の発振源の位置が3次元的に検知さ
れ、更にこれらの発振源の相対位置から指示手段によっ
て指示された指示面上の位置やその指示方向を検知する
ことも可能となる。
に設けた複数個の発振源から発振された超音波を指示面
上の複数個の受信用マイクロフォンによって受信させる
ことにより、複数個の発振源の位置が3次元的に検知さ
れ、更にこれらの発振源の相対位置から指示手段によっ
て指示された指示面上の位置やその指示方向を検知する
ことも可能となる。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す。ここで、1は指示
面としての例えばディスプレイであり、2,3および4は
受信用マイクロフォン、5は指示ペン、6および7は指
示ペン5に設けられている超音波発振源である。このよ
うに構成した座標検出装置においては、発振源6および
7から発振された超音波が個々のマイク2,3および4に
よってそれぞれ受信されると出力されてからの時間から
演算によって発振源6および7の位置を検出することが
できる。
面としての例えばディスプレイであり、2,3および4は
受信用マイクロフォン、5は指示ペン、6および7は指
示ペン5に設けられている超音波発振源である。このよ
うに構成した座標検出装置においては、発振源6および
7から発振された超音波が個々のマイク2,3および4に
よってそれぞれ受信されると出力されてからの時間から
演算によって発振源6および7の位置を検出することが
できる。
その発振源6および7の位置算出方法を第2図によって
説明する。ここで、A,BおよびCは第1図に示した受信
用マイクロフォン2,3および4の座標上の位置であり、
これらの座標をそれぞれ(0,0,0),(0,yb,0)および
(0,yc,Zc)とする。また、Pは1つの発振源の空間位
置であり、その位置座標を(X,Y,Z)として、位置A,Bお
よびCから位置Pまでのそれぞれの距離をRa,RbおよびR
cとすると、位置(点)A,BおよびCを中心とし、半径を
Ra,RbおよびRcとする球の方程式はそれぞれ次式で示さ
れる。
説明する。ここで、A,BおよびCは第1図に示した受信
用マイクロフォン2,3および4の座標上の位置であり、
これらの座標をそれぞれ(0,0,0),(0,yb,0)および
(0,yc,Zc)とする。また、Pは1つの発振源の空間位
置であり、その位置座標を(X,Y,Z)として、位置A,Bお
よびCから位置Pまでのそれぞれの距離をRa,RbおよびR
cとすると、位置(点)A,BおよびCを中心とし、半径を
Ra,RbおよびRcとする球の方程式はそれぞれ次式で示さ
れる。
X2+Y2+Z2=Ra2 (1) X2+(yb−Y)2+Z2=Rb2 (2) X2+(yc+Y)2+(Zc−Z)=Rc2) (3) すなわち、上記三式の連立方程式を解くことによりX,Y
およびZの値を求めることができるもので、点Pまでの
距離が検知されることによってマイクロフォンの位置座
標との双方から点Pの3次元座標を検出することができ
る。なお、上記の説明においては点Aを原点とし、点B
およびCをYZ平面内においたが、これらの値は、任意の
位置であっても同様な手順により算出できることは勿論
である。
およびZの値を求めることができるもので、点Pまでの
距離が検知されることによってマイクロフォンの位置座
標との双方から点Pの3次元座標を検出することができ
る。なお、上記の説明においては点Aを原点とし、点B
およびCをYZ平面内においたが、これらの値は、任意の
位置であっても同様な手順により算出できることは勿論
である。
以上の説明は3次元ディジタイザとしての場合について
述べたが、3次元ディジタイザとしてではなく、ディス
プレイ1の画面上のポイントPAの指示をするのにディス
プレイ1から離れた空間位置から画面に接触することな
く指示する場合に利用することもできる。この場合は第
1図の実施例のように指示ペン5に2個の発振源6およ
び7を設け、これらの発振源6および7における座標を
それぞれ求めるようにすればよい。
述べたが、3次元ディジタイザとしてではなく、ディス
プレイ1の画面上のポイントPAの指示をするのにディス
プレイ1から離れた空間位置から画面に接触することな
く指示する場合に利用することもできる。この場合は第
1図の実施例のように指示ペン5に2個の発振源6およ
び7を設け、これらの発振源6および7における座標を
それぞれ求めるようにすればよい。
すなわち発振源6および7におけるそれぞれの座標を
(Xa,Ya,Za)および(Xb,Yb,Zb)とし、更に点PAにおけ
る座標を(x,y,z)とすればこの2点を通る直線の方程
式は で表わせる。
(Xa,Ya,Za)および(Xb,Yb,Zb)とし、更に点PAにおけ
る座標を(x,y,z)とすればこの2点を通る直線の方程
式は で表わせる。
そこで、ディスプレイ1の表面がy−z平面にあるとす
ると、ディスプレイ1の画面上の指示点PAの座標は(0,
y,z)で表わされることになり、式(4)から として算出される。
ると、ディスプレイ1の画面上の指示点PAの座標は(0,
y,z)で表わされることになり、式(4)から として算出される。
このように、指示ペン5内の2つの発振源6および7の
座標を検出することにより、ライトペンのように画面に
直接触れて位置を指示しなくとも、画面上の任意の点を
指示することができる。
座標を検出することにより、ライトペンのように画面に
直接触れて位置を指示しなくとも、画面上の任意の点を
指示することができる。
ついで第3図の本発明にかかる回路構成図によりその検
出動作を説明する。
出動作を説明する。
まず、中央処理装置CPU13から検出信号が出力されると
その検出信号がインタフェース14を介してワンショット
パルス発生回路15に伝えられワンショットパルスを発生
する。また、この検出信号はカウンタ16にスタート信号
として供給されカウンタ16においては計数が開始され
る。
その検出信号がインタフェース14を介してワンショット
パルス発生回路15に伝えられワンショットパルスを発生
する。また、この検出信号はカウンタ16にスタート信号
として供給されカウンタ16においては計数が開始され
る。
一方、パルス発生回路15から出力されたワンショットパ
ルスが発振源ドライバ17に供給されることによって発振
源6および7からは超音波が発射される。この超音波は
空気中に伝搬されて、それぞれ距離に応じた時間遅れで
マイクロフォン2,3および4に到達する。更にマイクロ
フォン2,3および4によって受信された超音波は電気信
号に変換されて増幅器18により増幅され、波形整形回路
19によって整形されてカウンタ16に入力される。
ルスが発振源ドライバ17に供給されることによって発振
源6および7からは超音波が発射される。この超音波は
空気中に伝搬されて、それぞれ距離に応じた時間遅れで
マイクロフォン2,3および4に到達する。更にマイクロ
フォン2,3および4によって受信された超音波は電気信
号に変換されて増幅器18により増幅され、波形整形回路
19によって整形されてカウンタ16に入力される。
よって、カウンタ16では、この信号により計数を停止
し、マイクロフォン2,3および4への到達時間としての
カウンタの計数値を信号として、それぞれインタフェー
ス14を介してCPU13に出力する。かくしてCPU13では、こ
れらの計数値から前記の式によって発振源6および7の
座標位置を演算し、外部インタフェース22を介して図示
しない外部装置へ出力することができる。なお20はプロ
グラム等を格納しているROM、21はRAMである。
し、マイクロフォン2,3および4への到達時間としての
カウンタの計数値を信号として、それぞれインタフェー
ス14を介してCPU13に出力する。かくしてCPU13では、こ
れらの計数値から前記の式によって発振源6および7の
座標位置を演算し、外部インタフェース22を介して図示
しない外部装置へ出力することができる。なお20はプロ
グラム等を格納しているROM、21はRAMである。
続いて第4図によりその中央処置装置CPU13においてな
される座標の検出手順について述べる。
される座標の検出手順について述べる。
なお本例の場合は例えば、時分割によって、1つずつ発
振源6および7からの超音波がマイクロフォン2,3およ
び4に到達する時間をカウントするもので、カウンタ16
はこれらのマイクロフォンの数に対応して具えられるも
のとする。
振源6および7からの超音波がマイクロフォン2,3およ
び4に到達する時間をカウントするもので、カウンタ16
はこれらのマイクロフォンの数に対応して具えられるも
のとする。
まずステップS31で予め設定した順序で発振源を選択
し、ステップS32で全てのカウンタ16をクリアした後、
ステップS33においてスタート信号としてワンショット
パルスカウンタ16に供給される。かくしてステップ34に
おいて、波形成回路19からのストップ信号によって個々
のマイクロフォン2,3および4に対応したカウンタが選
択され、ステップ35でその選択されたカウンタによる超
音波の到達時間が計数値として読み込まれ、ステップ36
に進んでその計数値がメモリRAM21に格納される。
し、ステップS32で全てのカウンタ16をクリアした後、
ステップS33においてスタート信号としてワンショット
パルスカウンタ16に供給される。かくしてステップ34に
おいて、波形成回路19からのストップ信号によって個々
のマイクロフォン2,3および4に対応したカウンタが選
択され、ステップ35でその選択されたカウンタによる超
音波の到達時間が計数値として読み込まれ、ステップ36
に進んでその計数値がメモリRAM21に格納される。
ついでステップS37に進んで、全てのマイクロフォンか
らの計数値がメモリに格納されたか否かが判断され、そ
の繰返しによって全ての計数値の格納が終了したならば
更にステップS38に進み、全ての発振源6および7につ
いて上述したステップS32からステップS37までの動作が
なされたか否かが判断される。
らの計数値がメモリに格納されたか否かが判断され、そ
の繰返しによって全ての計数値の格納が終了したならば
更にステップS38に進み、全ての発振源6および7につ
いて上述したステップS32からステップS37までの動作が
なされたか否かが判断される。
かくしてステップS38で全てもの発振源からの計数値の
格納が得られたと判断されたならば、ステップS39に進
み、座標X,YおよびZに対する計算を行い、ステップS40
で検出座標を出力する。
格納が得られたと判断されたならば、ステップS39に進
み、座標X,YおよびZに対する計算を行い、ステップS40
で検出座標を出力する。
なお、本実施例の場合、複数の発振源6および7の座標
を検出するにあたっては、時分割で1つずつ検出するよ
うにしたが、周波数成分の異なる音波を発振させて受信
信号をフィルタによって分離し、同時に検出するように
してもよい。また、本実施例では、2つの発振源を用い
たが発振源の数は2つに限らず2つ以上の複数であって
もよい。更にまた、受信用マイクロフォンについても3
つ以上の複数であってもよいことは勿論である。
を検出するにあたっては、時分割で1つずつ検出するよ
うにしたが、周波数成分の異なる音波を発振させて受信
信号をフィルタによって分離し、同時に検出するように
してもよい。また、本実施例では、2つの発振源を用い
たが発振源の数は2つに限らず2つ以上の複数であって
もよい。更にまた、受信用マイクロフォンについても3
つ以上の複数であってもよいことは勿論である。
なお、先に述べたように、このような構成によって2つ
の発振源の相対位置からその指示方向を検知することが
できるので3次元ジョイスティックとして用いることも
できる。更にまた、ペン先の上述したような発振部だけ
を装着し、3次元ディジタイザとして用いることも可能
である。
の発振源の相対位置からその指示方向を検知することが
できるので3次元ジョイスティックとして用いることも
できる。更にまた、ペン先の上述したような発振部だけ
を装着し、3次元ディジタイザとして用いることも可能
である。
また、上記の実施例においては、指示ペン5をコードに
よって、装置と接続するようにしたが、コードレスとす
ることもできる。第5図はその実施例を示し、本例は指
示ペン5内に発振源6および7の外に発光ダイオード
(LED)23の発振源およびLED用のドライバ24,スイッチ2
5,電源26および光出力用の透明窓27を設けたものであ
る。すなわち、本例ではスイッチ25が閉成されることに
よってドライバ24によりLED23と発振源6および7が駆
動されLED23からの光が透明窓27からペン5外に出力さ
れる。
よって、装置と接続するようにしたが、コードレスとす
ることもできる。第5図はその実施例を示し、本例は指
示ペン5内に発振源6および7の外に発光ダイオード
(LED)23の発振源およびLED用のドライバ24,スイッチ2
5,電源26および光出力用の透明窓27を設けたものであ
る。すなわち、本例ではスイッチ25が閉成されることに
よってドライバ24によりLED23と発振源6および7が駆
動されLED23からの光が透明窓27からペン5外に出力さ
れる。
そこで、この光を本体側例えばディスプレイの方で検出
し、これによってCPU13から検出信号を出力させるよう
にする。なお、このLED発光は繰返しのパルス発光でも
よく、あるいはこの発光信号にその他の信号を重畳させ
るようにしてもよい。
し、これによってCPU13から検出信号を出力させるよう
にする。なお、このLED発光は繰返しのパルス発光でも
よく、あるいはこの発光信号にその他の信号を重畳させ
るようにしてもよい。
また、指示ペン5は、ペン形状でなく任意の形でもよい
ことは勿論であり、更にディスプレイ1としては陰極線
管CRTに限らず、任意のものを選択することができる。
ことは勿論であり、更にディスプレイ1としては陰極線
管CRTに限らず、任意のものを選択することができる。
更にまた、本発明は、ディジタイザや画面上へのポイン
ティングデバイス以外にテレビ等のリモコン装置として
も用いることができる。
ティングデバイス以外にテレビ等のリモコン装置として
も用いることができる。
なお、音速は空気の密度や周囲の温度によって変化する
ので、温度を検出して音速の補正を行うようにすれば、
距離測定の誤差を防止し、より正確に位置座標の検出を
行うことができる。また、電源投入時あるいは作業開始
時におけるペンの位置を予め決めておいて、その位置の
座標をベースにして自動補正をするようにしても良い。
ので、温度を検出して音速の補正を行うようにすれば、
距離測定の誤差を防止し、より正確に位置座標の検出を
行うことができる。また、電源投入時あるいは作業開始
時におけるペンの位置を予め決めておいて、その位置の
座標をベースにして自動補正をするようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数の受信用マ
イクによって、指示手段に設けた複数個の発振源からの
超音波を受信させることにより、その位置座標を3次元
的に検知することができる。
イクによって、指示手段に設けた複数個の発振源からの
超音波を受信させることにより、その位置座標を3次元
的に検知することができる。
また、複数個の発振源の相対位置が検知されることによ
って、ディスプレイ画面等、任意平面上に指示手段によ
る指示位置の検知が可能なポインティングデバイスに適
用することができるのみならず、指示された方向の検知
が可能なことで3次元ジョイスティックとしても適用で
きるものである。
って、ディスプレイ画面等、任意平面上に指示手段によ
る指示位置の検知が可能なポインティングデバイスに適
用することができるのみならず、指示された方向の検知
が可能なことで3次元ジョイスティックとしても適用で
きるものである。
第1図は本発明座標検出装置の構成の概要を示す模式
図、 第2図はその3次元座標検出のための位置座標を幾何学
的に示す説明図、 第3図は本発明座標検出装置の回路の構成図、 第4図はその回路によって座標を検出する手順を示す流
れ図、 第5図は本発明の他の実施例によるコードレス指示ペン
の構成図、 第6図は従来の2次元的座標検出装置の原理的な説明図
である。 1……ディスプレイ、2,3,4……マイクロフォン、5…
…指示ペン、6,7……超音波発振源、8,9……マイクロフ
ォン、10……指示ペン、11……超音波発振源、12……動
作エリア、13……CPU、14,22……インタフェース、15…
…ワンショットパルス発生回路、16……カウンタ、17…
…ドライバ、18……増幅器、19……波形整形回路、20…
…ROM、21……RAM。
図、 第2図はその3次元座標検出のための位置座標を幾何学
的に示す説明図、 第3図は本発明座標検出装置の回路の構成図、 第4図はその回路によって座標を検出する手順を示す流
れ図、 第5図は本発明の他の実施例によるコードレス指示ペン
の構成図、 第6図は従来の2次元的座標検出装置の原理的な説明図
である。 1……ディスプレイ、2,3,4……マイクロフォン、5…
…指示ペン、6,7……超音波発振源、8,9……マイクロフ
ォン、10……指示ペン、11……超音波発振源、12……動
作エリア、13……CPU、14,22……インタフェース、15…
…ワンショットパルス発生回路、16……カウンタ、17…
…ドライバ、18……増幅器、19……波形整形回路、20…
…ROM、21……RAM。
Claims (2)
- 【請求項1】2個以上の超音波発生手段を有し、3次元
に移動可能な座標指示手段と、 前記2個以上の超音波発生手段から出力されたそれぞれ
の超音波を検出する3個以上の検出手段と、 前記2個以上の超音波発生手段からの超音波が前記3個
以上の検出手段に到達するまでのそれぞれの時間を検出
する時間検出手段と、 該時間検出手段により検出された前記超音波発生手段別
の時間情報に基づいて、前記2個以上の超音波発生手段
の座標位置により決定される直線と前記3個以上の検出
手段の座標位置によって決定される平面との交点の座標
を求める手段と を備えたことを特徴とする座標検出装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の座標検出装
置において、前記座標指示手段は、前記2個以上の超音
波発生手段の駆動手段と電源供給手段をも有しかつ前記
座標検出装置とは配線されていない指示体を構成するこ
とを特徴とする座標検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60143320A JPH0797304B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 座標検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60143320A JPH0797304B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 座標検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS623318A JPS623318A (ja) | 1987-01-09 |
JPH0797304B2 true JPH0797304B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=15336038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60143320A Expired - Fee Related JPH0797304B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 座標検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797304B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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