JPH0797013A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JPH0797013A
JPH0797013A JP5242396A JP24239693A JPH0797013A JP H0797013 A JPH0797013 A JP H0797013A JP 5242396 A JP5242396 A JP 5242396A JP 24239693 A JP24239693 A JP 24239693A JP H0797013 A JPH0797013 A JP H0797013A
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JP
Japan
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transfer robot
robot
library
operation rate
recording medium
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Pending
Application number
JP5242396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Toki
謙治 土岐
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】想定される、現実的な使用状態での性能を確保
した上で、モータ、モータ駆動回路、電源等の大幅な小
型、軽量化を実現できる制御方式を提供することを目的
とする。 【構成】ロボット制御装置6の指示により、搬送ロボッ
ト3を制御するライブラリ装置において、稼働率監視機
構9により搬送ロボット3の稼働率を監視し、この稼働
率情報に基づき、稼働率制御装置10は、搬送ロボット
3の稼働率が一定値以下となるように、搬送ロボット3
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライブラリ装置の搬送
ロボットの制御方式に係わり、特に搬送ロボットの稼働
率が規定値を超えないように搬送ロボットを制御する制
御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ライブラリ装置における主要性能の一つ
に、記録媒体の搬送時間がある。この搬送時間は速けれ
ば速いほどよいが、搬送時間を速くすると、ロボットを
搬送するためのモータ、モータ駆動回路及び電源容量が
大きくなる。一般的にライブラリ装置の設計では、まず
最初に主要性能である搬送時間を決定し、この搬送時間
を順守するための搬送ロボット各軸の性能(起動時間、
走行速度他)を決定する。次に、モータ、モータ駆動回
路及び電源他を設計するが、搬送ロボットの最頻動作を
想定して設計する為、装置の小型化、軽量化、低価格化
が困難であった。しかしながら、実使用状態でこのよう
な最頻動作で運用されるケースはあまり無く、もし有っ
たとしても長時間続くケースは殆ど無いのが実情であ
り、重装備なハードウエアは無駄なものになっていた。
【0003】搬送時間について検討された従来の技術と
して、例えば特開昭59−213060号公報に記載さ
れているものがある。この装置は、使用頻度の高い記録
媒体を記録再生装置の近くに配置換えすることにより、
搬送時間を速くするものであり、搬送時間の高速化につ
いては検討されていたが、ハードウェアは相変わらず重
装備であり、装置の小型化、軽量化、低価格かについて
は考慮されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、最頻
動作の連続でも搬送ロボットが所定の性能を維持できる
様に検討されていたが、装置の小型化、軽量化、低価格
化について考慮されていなかった。また、ハードウェア
の持っているポテンシャルを有効に活用する点について
十分検討されていなかった。
【0005】従って、本発明は、ハードウェアの持って
いるポテンシャルを有効に活用して装置の小型化、軽量
化、低価格化を容易に実現する制御方式を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、稼働率監視手段と稼働率制御手段とを設
け、認識した稼働率に基づきロボットの稼働率が規定値
以下となるように、搬送ロボットの動作間隔を制御する
ように構成する。
【0007】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0008】搬送ロボットの稼働率を監視する稼働率監
視手段は、現時点から一定時間前までの搬送ロボットの
動作時間と休止時間を記憶しておき、これより稼働率を
計算する。稼働率制御手段はこの稼働率が規定値以上で
あれば稼働率が規定値以下となるまで、搬送ロボットの
動作間隔を一定時間確保する様に搬送ロボットを制御す
る。
【0009】これにより、実使用状態を想定したハード
ウェアの設計でも、短時間の最頻動作であれば、所定の
性能を満足できる。また、長時間最頻動作が続いた場合
でも性能は落ちるが、モータ、モータ駆動回路及び電源
が規定の容量をオーバーすることは無く、十分な信頼性
を確保できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2、図3
により説明する。
【0011】図1にライブラリ装置の外観図を、図2に
ライブラリ装置の透視図を、図3にライブラリ装置の機
能ブロック図を示す。
【0012】図2において、1は記録媒体収納棚、2は
記録再生装置、3は搬送ロボットを示す。
【0013】まず最初に、ライブラリ装置全体の動作を
記録媒体を取り出す場合について説明する。図3におい
て、ライブラリ制御装置6は上位装置7からの指令に基
づき、ロボット制御装置8に対して、記録媒体の搬送を
指示し、同時に上位装置7から指示された所定の記録媒
体4が収納されている収納棚1の物理的な位置を指示す
る。本指令に基づき、ロボット制御装置8は搬送ロボッ
ト3を水平方向及び垂直方向に移動させ、搬送ロボット
3を所定の位置に位置付け後、ハンドを駆動させ、記録
媒体4を取り出す。
【0014】ここで、従来の制御方式はライブラリ制御
装置6から、ロボット制御装置8に対して記録媒体の搬
送指示がくると、ロボット制御装置8は搬送ロボット3
が記録媒体を搬送中でなければ、搬送ロボット3を待ち
時間なしに駆動する。このため、ライブラリ制御装置6
から連続で記録媒体の搬送が指示されると、搬送ロボッ
ト3は、連続動作することになり、この動作に耐えうる
だけの、モータ容量、電源容量が必要となり装置の小型
化、低価格化を困難にしていた。しかも、実使用状態に
おいて、搬送ロボット3が長時間連続動作する事は、殆
ど無いため、このような重装備なハードウェアは無駄な
ものになっていた。
【0015】本発明は、実使用状態で所定の搬送時間を
確保し、しかも装置の小型化、低価格化を実現できる制
御方式を提供するものである。
【0016】理解を容易にする為、具体的な数値をもっ
て説明する。実使用状態での搬送ロボットの平均稼働率
が30%の場合を考える。従来の設計においては、この
ような場合でも、稼働率100%を想定してハードウェ
アの設計を実施していた為、重装備なハードウェアにな
っていた。本発明では、平均稼働率を50%として設計
することにより、ハードウェアを軽量化する。更に稼働
率監視機構9及び稼働率制御装置10を設けることによ
り、稼働率が45%を超えたらロボット制御装置8は一
定の待ち時間をおいて搬送ロボット3を駆動し、稼働率
が40%以下になったら、再び待ち時間なしで搬送ロボ
ット3を駆動する。これにより、小形軽量かつ実使用状
態で所定の搬送時間を確保できるライブラリ装置を実現
できる。本発明の一実施例を図4を用いて説明する。
【0017】本発明において、ロボット制御装置8は、
ライブラリ制御装置6からの指示に基づき搬送ロボット
3を駆動する。
【0018】稼働率監視機構9はロボット制御装置8か
ら一定時間a秒〈1秒〉毎に、搬送ロボット3が動作状
態か休止状態かの情報を受け取り、動作状態であれば所
定のメモリの値をインクリメントする。稼働率監視機構
9はT秒〈600秒〉間の平均稼働率を監視するもので
あり、t秒〈60秒〉間の稼働状況を記憶するメモリを
T/t個〈10個〉持つ様に構成される。メモリ1は電
源投入後0〜t秒〈0〜60秒〉までの情報を、メモリ
2はt〜2・t秒〈60〜120秒〉までの情報を格納
する。同様にメモリT/t〈メモリ10〉は(T/t−
1)・t〜T/t・t秒〈540〜600秒〉までの情
報を格納し、T/t・t〜(T/t+1)・t〈600
〜660秒〉までの情報は、再びメモリ1に格納され
る。これにより、メモリ1からメモリT/t〈メモリ1
0〉までの情報を加算する事により、現在からT秒〈6
00秒〉前までのT秒〈600秒〉間の平均稼働率を認
識出来る。
【0019】稼働率制御装置10は、稼働率監視機構9
から、搬送ロボット3の稼働率情報を受け取り、稼働率
が規定値Aを超えると、稼働率オーバー=1をロボット
制御装置8に報告し、稼働率が規定値B以下になると、
稼働率オーバー=0をロボット制御装置8に報告する。
【0020】ロボット制御装置8は稼働率制御装置10
からの稼働率オーバー信号を受け取り、稼働率オーバー
=0のときは、ライブラリ制御装置6からの搬送ロボッ
ト駆動指示と同時に搬送ロボット3を駆動し、稼働率オ
ーバー=1のときは、ライブラリ制御装置6からの搬送
ロボット駆動指示受け取り後、規定時間C秒経過後に搬
送ロボット3を駆動する。
【0021】本実施例によれば、ロボット及びロボット
を駆動するモータ、モータ駆動回路、電源等の大幅な小
型化が実現できる。また、ロボットの小形、軽量化によ
り動作性能を大幅に向上できる。また、ロボットの稼働
率が一定値以下となる様に制御する為、モータ、モータ
駆動回路、電源等が規定の容量を超える事は無く、十分
な信頼性を確保できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ライブラリ装置の実使
用状態に見合ったハードウェア構成により、所定の性能
を満足できるので、装置の大幅な小型化、低価格化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ライブラリ装置外観図。
【図2】ライブラリ装置透視図。
【図3】ライブラリ装置機能ブロック図。
【符号の説明】
1…記録媒体収納棚、 2…記録再生装置、 3…搬送ロボット、 4…記録媒体、 6…ライブラリ制御装置、 7…上位装置、 8…ロボット制御装置、 9…稼働率監視機構、 10…稼働率制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体及び記録媒体収納棚と、記録媒体
    にデータを記録再生する記録再生装置と、記録媒体を搬
    送する搬送ロボット及び搬送ロボット制御装置と、記録
    媒体、記録再生装置、搬送ロボット制御装置を管理し、
    上位装置からの指示により、これらを制御するライブラ
    リ制御装置よりなるライブラリ装置において、搬送ロボ
    ットの稼働率を監視する稼働率監視機構を有することを
    特徴とするライブラリ装置。
  2. 【請求項2】該稼働率監視機構にて認識する搬送ロボッ
    トの稼働率がある規定値を超えた場合、搬送ロボットの
    稼働率がある規定値以下になるまで、搬送ロボットの動
    作間隔を一定時間以上確保する様に制御する稼働率制御
    装置を有することを特徴とするライブラリ装置。
JP5242396A 1993-09-29 1993-09-29 ライブラリ装置 Pending JPH0797013A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5242396A JPH0797013A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ライブラリ装置

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JP5242396A JPH0797013A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ライブラリ装置

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JPH0797013A true JPH0797013A (ja) 1995-04-11

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ID=17088532

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JP5242396A Pending JPH0797013A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ライブラリ装置

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