JPH079654Y2 - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

Info

Publication number
JPH079654Y2
JPH079654Y2 JP1987121425U JP12142587U JPH079654Y2 JP H079654 Y2 JPH079654 Y2 JP H079654Y2 JP 1987121425 U JP1987121425 U JP 1987121425U JP 12142587 U JP12142587 U JP 12142587U JP H079654 Y2 JPH079654 Y2 JP H079654Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
thermal
ink film
thermal transfer
transfer printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987121425U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6427244U (ja
Inventor
順一 山本
安国 小俣
善雄 遠山
明彦 小沼
巌 藤井
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP1987121425U priority Critical patent/JPH079654Y2/ja
Publication of JPS6427244U publication Critical patent/JPS6427244U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH079654Y2 publication Critical patent/JPH079654Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、感熱インクフィルムを用いて記録紙に熱転写
する熱転写プリンタ、特にサーマルヘッド部分をユニッ
ト化し、熱転写プリンタ本体に対し着脱自在に取付けた
ものに関する。
従来の技術 熱転写プリンタは、プラテンに向けて圧着移動自在とな
ったサーマルヘッドを有し、前記プラテンとサーマルヘ
ッドとの間に、記録紙をプラテン側に位置させると共
に、感熱インクフィルムをサーマルヘッド側に位置させ
て搬送するようにしている。
カラープリントを得るための多色熱転写プリンタにおい
ては、サーマルヘッドが1つのみであるシングルヘッド
タイプと、サーマルヘッドが複数個設けられたマルチヘ
ッドタイプとがある。
前記シングルヘッドの場合には、通常熱転写フィルムと
しては、イエローY、マゼンタM及びシアンCの三色あ
るいはこれにブラックBを加えた四色が繰り返し塗布さ
れた面順次方式と言われているものを使用し、マルチヘ
ッドの場合には、それぞれ一色が塗布された感熱インク
フィルムを、サーマルヘッドの数に対応する種類だけ使
用している。
このような熱転写プリンタには、感熱インクフィルムの
交換あるいはヘッドのクリーニングを容易にするため
に、感熱インクフィルムとサーマルヘッドとをカセット
ケース内に組み込み、このカセットケースを熱転写プリ
ンタ本体に対し着脱自在に構成したものが提案されてい
る(例えば、特開昭61-68,275号公報参照)。
この熱転写プリンタでは、第6図に示すように、カセッ
トケース1内に供給ロール2と巻取ロール3とを設け、
この両ロール2、3間に感熱インクフィルム4を掛渡し
ている。この感熱インクフィルム4の下面には、サーマ
ルヘッド5及びこのサーマルヘッド5をプラテン(図示
せず)に対し圧着する圧着機構6を前記カセットケース
1に固着して設け、この圧着機構6における手動の操作
レバー7を操作することによりサーマルヘッド5をプラ
テンに対して圧着するようにしている。
そして、前記感熱インクフィルム4の使用が完了した場
合、ヘッドクリーニングを行なう場合あるいは紙詰りが
生じた場合には、カセットケース1ごと熱転写プリンタ
の本体から取出し、前記ヘッドクリーニング等の各作業
を行なうようにしたものである。
考案が解決しようとする問題点 ところが、この熱転写プリンタでは、カセットケース1
に、感熱インクフィルム4用のロール2,3、サーマルヘ
ッド5及び圧着機構6等がすべて一緒に取付けられてい
るので、このカセットケースを引き出すと、感熱インク
フィルム4とサーマルヘッド5等が一緒に引き出される
ことになる。
ここに、前記サーマルヘッド5は度々クリーニングを行
なわなければならないが、前記カセットケース1のよう
にサーマルヘッド5の上面をフィルムが覆っている状態
のものでは、このフィルムが邪魔になって簡単にクリー
ニングを行なうことができないという不都合がある。さ
らに、このサーマルヘッド5は圧着力の調整を行なわな
ければならないこともあるが、このような場合にも、前
記フィルムが邪魔になり、調整作業が困難になる。
なお、前記特開昭61-68,275号公報に開示されたもの
は、操作レバー7が手動であるので、一度サーマルヘッ
ド5のプラテンに対して圧着動作を行なえば、そのまま
の状態でプリントしなければならない構成となってい
る。前述したようにマルチヘッドタイプの熱転写プリン
タは、それぞれ一色が塗布された感熱インクフィルム
を、サーマルヘッドの数に対応する種類だけ使用してい
るが、このマルチヘッドタイプの熱転写プリンタに、前
述したカセットケース1を使用すれば、サーマルヘッド
5がプラテンに常時圧着した状態になっているので、プ
リントしていないサーマルヘッドも感熱インクフィルム
に圧接することになり、不必要に感熱インクフィルムを
使用する虞れがある。
また、面順次方式のフィルムを使用し、少なくとも記録
紙を複数回往復搬送してカラープリントするシングルヘ
ッドタイプのものに、前記カセットケース1を組み込む
と、前述のようにサーマルヘッド5とプラテンがが常時
圧着したものでは、フィルムの反転が困難となり、カラ
ープリントを行なうことができないなど、実際の使用上
においても種々の不都合がある。
本考案は、上述した従来技術に伴なう問題点を解決する
ためになされたもので、サーマルヘッドのクリーニン
グ、あるいは圧着力の調整等のメンテナンスを容易にし
た熱転写プリンタを提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記目的を達成するため、記録ヘッドをプラ
テンに圧着し、前記記録ヘッドと前記プラテンの間に供
給されたインクフィルムのインクを熱によって記録紙に
転写させる熱転写プリンタにおいて、 前記記録ヘッドと、この記録ヘッドをプラテンに圧着す
る圧着機構と、この圧着機構を駆動する駆動源とをケー
シング内に内蔵するヘッドユニットと、 前記インクフィルムを保持し、当該インクフィルムを前
記記録ヘッドへ供給する供給機構とを備え、 前記ヘッドユニットを、プリンタ本体に対して着脱自在
に構成し、プリンタ本体側に前記供給機構を残した状態
で、プリンタ本体から独立して外部に取出せるようにし
たことを特徴とする。
また、前記ヘッドユニットの着脱方向が、前記供給機構
に保持される前記インクフィルムの幅方向であることを
特徴とする。
考案の作用 このようにすれば、記録ヘッド及び圧着機構等を、感熱
インクフィルム側の供給機構とは別体に構成することが
できるので、感熱インクフィルムを熱転写プリンタの本
体側に残したまま、ヘッドユニットを独立してプリンタ
本体の外部に取出すことができ、例えば、記録ヘッドの
クリーニング、あるいは圧着力の調整等のメンテナンス
を行なう場合に、各種作業を極めて容易に行なうことが
できる。
実施例 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
まず、熱転写プリンタの概略について説明する。
第1図は、本考案に係る熱転写プリンタの要部を示す概
略側面図である。
この熱転写プリンタは、マルチヘッドタイプのものであ
り、各原色(イエロー、マゼンタ、シアン)ごとのフィ
ルムユニット10内に、それぞれヘッドユニット11を組み
込んだものを、反時計方向に一定速度で回転するプラテ
ンローラ13の周囲に上下と、右横に計3個設け、1個の
プラテンローラ13を共用する方式としたものである。そ
して前記フィルムユニット10はプラテンローラ13の上流
側からイエロー、マゼンタ、シアンの各色のユニット1
0,10M,10Cが順に設けられている。
なお、この各フィルムユニット10は、ほぼ同一構成のた
め、最下位のイエロー用のものについて説明し、他のユ
ニットのものは図中添字「M」「C」を付し説明は省略
する。
このフィルムユニット10では、カセットケース12の内部
に供給ロール14と巻取ロール15とを設け、この両ロール
14,15の間に感熱インクフィルム16が掛渡されている。
この両ロール14,15間に生じる空間内には、プラテンロ
ーラ13に対向するように、後に詳述する前記ヘッドユニ
ット11が着脱自在に収納されている。
ここに、前記インクフィルム16は、顔料系の熱溶融性の
ソリッドインク又は染料系の熱昇華性のソリッドインク
が塗布されたものである。このインクフィルム16は、フ
ィルムユニット10内においては、未使用のものが巻回さ
れた供給ロール14からガイドロール17を経て前記プラテ
ンローラ13と前記ヘッドユニット11に設けられたサーマ
ルヘッド(記録ヘッド)18との間に供給され、熱転写後
はプラテンローラ13に非接触状態で近接配置された圧接
剥離ロール19を経て、巻取ロール15に巻き取られるよう
になっている。
前記ロール14、15、17、19により、インクフィルム16を
保持し、当該インクフィルム16をサーマルヘッド18へ供
給する供給機構が構成されている。
一方、記録紙Pは、給紙カセット20内に収容され、給紙
ロール21により順次1枚ずつ取出され、一対のレジスト
ロール22,22により先端整位され、プラテンローラ13に
向って搬送されるようになっている。そして、この記録
紙Pはプラテンローラ13に巻付けられた状態とされ、こ
のプラテンローラ13の回転に伴なって搬送されている間
に、前記各ヘッドユニット11によりインクフィルム16の
インクが記録紙Pに転写され、その表面に画像が形成さ
れる。このプリントされた後の記録紙Pは、一対の排紙
ロール23,23に受け渡され、排紙トレイ24上に排紙され
る。
前記ヘッドユニット11の熱転写プリンタ本体(図示せ
ず)に対する脱着は、この本体に設けられたガイド(図
示せず)に沿ってプラテンローラ13の軸方向にスライド
することにより行なわれるが、この装着は第2図A,Bに
示すような位置決め手段Iが用いられている。
この位置決め手段Iは、前記インクフィルムユニット10
に一対の移動板aを設け、この両移動板aの中心に形成
される開口bに、図示されぬ操作部材を操作することに
より、前記ヘッドユニット11から垂下する状態に移動さ
れる断面楕円形の爪cを嵌挿し、ばね部材dの弾撥力を
利用して前記移動板aによりロックするようにしたもの
である。なお、このロックを解除するには、第2図Bに
示すような、一対の差込板eを前記移動板aの切欠部f
に差し込むことにより、両移動板aを拡開し、前記常c
と移動板aとの係合を解くようにしている。
第3図は、本考案の一実施例におけるヘッドユニットを
示す斜視図、第4図は、同ヘッドユニットの分解斜視
図、第5図は、第3図のV−V線に沿う断面図である。
本実施例のヘッドユニット11は、ケーシング25の頂部に
サーマルヘッド18を有し、このサーマルヘッド18を駆動
源Kにより駆動される圧着機構Aによりプラテンローラ
13に対し圧着するようにしたものである。
このヘッドユニット11は、第1図に示すように、前記プ
ラテンローラ13を中心に各々90度の間隔で放射状に取付
けており、前記サーマルヘッド18の頂部に設けられた発
熱素子は、例えば8ドット/mmのものが直線的に配置さ
れ、その各々は別々に駆動されるようになっている。
さらに、前記ヘッドユニット11について詳述する。
このヘッドユニット11では、サーマルヘッド18が、放熱
フィンfを有するブロック状のヒートシンク26にビス等
により固着され、このヒートシンク26を前記圧接機構A
により駆動するようになっている。
この圧接機構Aは、前記ヒートシンク26を所定の範囲内
で確実に直線移動させるように保持する保持手段Hと、
駆動源Kであるソレノイド33の駆動力を前記サーマルヘ
ッド18に伝達する動力変換手段Dと、圧接したサーマル
ヘッド18に所定のばね力に調整されたばね部材28の弾撥
力を付与する圧力調整手段Tとを有している。
まず、前記保持手段Hは、ケーシング25の台板29にビス
30により固着された一対の支柱31,31を有し、この支柱3
1,31は水平断面コ字状となっており、内側面にガイド溝
32,32が形成されている。このガイド溝32,32内には、前
記ヒートシンク26の案内部26a,26aが嵌挿され、このガ
イド溝32,32に沿ってヒートシンク26が確実に直線移動
し得るようになっている。
また、前記動力伝達手段Dは、前記台板29上に固着され
た圧接駆動源としてのソレノイド33の動力をプランジャ
34を介して台形平板状のカム部材35に伝達し、このカム
部材35がコロ37を介して座板38を昇降するようにしたも
のである。前記カム部材35は、プレート状ベアリング36
上に載置され、円滑に水平移動し得るように構成されて
いる。このカム部材35の上面に形成された斜面35aに
は、コロ37が当接され、このコロ37は座板38の下面より
突出したステー39に回動自在に取付けられている。前記
ソレノイド33からの動力は、前記座板38に伝達される
が、この座板38もその両側端部は前記ガイド溝32,32に
嵌挿され、確実に上下方向に直線移動し得るようになっ
ている。
また、前記カム部材の斜面35aは、前記座板38が前記サ
ーマルヘッド18を前記プラテンローラ13に圧接するまで
作動させる程度の長さに設定されている。
ここにおいて、カム部材35をソレノイド33を用いて駆動
するように構成すれば、カム部材35の、いわゆる楔効果
により、源動力の数倍の力で、コロ37、座板38あるいは
後述の圧力調整手段Tを介してヒートシンク26を駆動す
ることができることになる。
また、駆動源Kとしてソレノイド33を使用すれば、ソレ
ノイド33の特性を生かし、強力な駆動力が得られること
になる。
一般に、ソレノイドは、吸引ストロークが次第に短くな
るにつれて、吸引力が増大する傾向にある。つまり、ソ
レノイドの作動最終段階において、強力な吸引力を発揮
する傾向にある。したがって、本実施例のように吸引ス
トロークを比較的長尺(例えば4mm程度)に設定するこ
とができ、しかも最終段階で所定の圧着力を発揮すれば
よいものでは、不必要に大きなソレノイドを使用しなく
てもよく、小さなソレノイドで所望の駆動力が得られる
ことになる。
前記圧力調整手段Tは、前記ヒートシンク26の案内部26
a,26aに開設された座ぐり孔40,40を挿通して垂下されか
つ前記座ぐり孔40,40の底面40a,40aに当接する頭部41a
を有する一対のボルト41と、このボルト41の下端部位に
螺合されかつ前記支柱31,31の案内溝32,32により回動が
規制されたばね押え42と、このばね押え42及び前記ヒー
トシンク26の下面の間に介装されたばね部材43と、前記
ボルト41の下端を前記座板38に固着する一対の挟持ワッ
シャ44,45とからなり、前記ボルト41を回動することに
より前記ばね押え42と、ヒートシンク26の下面との間の
距離lを調整し、前記ばね部材43の圧縮状態を調整する
ようにしている。
このように、本実施例のヘッドユニット11は、動力伝達
手段Dにおけるカム部材35の水平方向駆動力を、コロ37
により、水平方向移動に変換し、サーマルヘッドをプラ
テンローラ13に対し垂直に駆動することにより圧着力を
得るようにしているので、サーマルヘッド18はこのヘッ
ドユニット11から垂直方向に出没を繰り返すのみとな
る。
したがって、コンパクトに駆動することができ、特にマ
ルチヘッドタイプの熱転写プリンタのようにプラテンロ
ーラの周辺に複数個のサーマルヘッドを配置しなければ
ならないものでは、サーマルヘッドが相互に干渉を起す
ことなく配置することができる。しかも、このサーマル
ヘッド18はケーシング25内に収納されてユニット化され
ているので、マルチヘッドタイプの場合でも装着性、作
業性も優れたものとなる。
このように構成したヘッドユニット11の作用を説明す
る。
このヘッドユニット11を感熱インクフィルムユニット10
に取付けるには、第1図のプラテンローラ13の軸方向か
ら挿入する。このヘッドユニット11の挿入の後、図示さ
れぬ操作部材を操作することによってヘッドユニット11
の爪cを下方に移動させると、爪cが移動板aの切欠部
fに係合して両移動板aをばね部材dの弾撥力に抗して
押し開き、中央の開口bに係合し、ロックされる。
つぎに、熱転写を行ない、例えば、ヘッドクリーニング
を行なう場合には、前記切欠部fに差込板eを差し込め
ば、ヘッドユニット11の爪cの係合状態が解除されると
ともに、図示されぬ付勢手段によって前記爪cが上方に
付勢されていることから、爪cが上方に移動してヘッド
ユニット11のロック状態が解除され、このヘッドユニッ
ト11のみを感熱インクフィルムユニット10より取出すこ
とができる。
つまり、感熱インクフィルム16は、本体側に残したま
ま、ヘッドユニット11のみを取り出すことができるの
で、フィルムを破損する心配をすることなく、簡単にヘ
ッドユニット11を取り出すことができる。
また、サーマルヘッド18の圧着力を調整するには、熱転
写プリンタのフィルムユニット10からヘッドユニット11
を取出し、ヒートシンク26の両側に設けられた座ぐり孔
40,40の上方から六各レンチ等を差し込み、ボルト41を
回動する。
この回動により支柱31のガイド溝32に嵌挿された回動が
規制されているばね押え42とヒートシンク26の下面との
間の距離lが調整され、ばね部材43の弾撥力が調整され
ることになる。
つまり、ヘッドユニット11を上方からねじ調整するのみ
で、圧力調整がきわめて簡単に行なうことができ、これ
により保守点検、整備性も優れたものとなる。
なお、上述した実施例は、第1図のイエロー用のヘッド
ユニット11について説明したが、マジェンタ、シアン用
のもののように、水平あるいは下向きに設置されたヘッ
ドユニット11M,11Cに関しては、第5図に破線で示す補
助ばね部材47を取付け、この補助ばね部材47により座板
38をサーマルヘッド18の自重等に抗して後退させるよう
にすればよい。
また、前述した実施例は、カム部材35を作動させる駆動
源としてソレノイド33を用いたが、必ずしもこれのみで
なく、例えばモータとか負圧アクチュエータ等のような
ものでもよいことは言うまでもない。
このようにヘッドユニット11は、プラテンローラ13に対
し、直線的に作動して圧着−解除動作を行なうようにし
たため、サーマルヘッド18の周辺機器あ前記プラテンロ
ーラ13に対し放射状に設けることが可能となり、特に、
マルチヘッドタイプの熱転写プリンタのように前記ヘッ
ドユニット11をプラテンローラ13の周辺に複数配置する
ものでは、各ヘッドユニット11の相互間の干渉がなく、
コンパクトな装置が得られることになる。
また、第1図に示すようにフィルムユニットの中にヘッ
ドユニット11を組み込むようにした熱転写プリンタで
は、前記ヘッドユニット11全体がコンパクトなものとな
るので、装着が容易なばかりでなく、サーマルヘッド18
の圧着力の調整もを行なう場合にも、前記ヘッドユニッ
ト11のみを取出して調整することができるので、保守点
検、整備性がよくなり、取扱性のよい熱転写プリンタと
なる。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、記録ヘッド及び圧
着機構等が内蔵されたヘッドユニットを、インクフィル
ムとは別体に、プリンタ本体から独立して外部に取出す
ことができるので、記録ヘッドのクリーニング、あるい
は圧着力の調整等のメンテナンスの容易化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る熱転写プリンタの要部を示す側
面図、第2図A,Bは、本考案に係るヘッドユニットとイ
ンクフィルムユニットとの連結状態を示すもので、第2
図Aは、第3図のII-II線に沿う断面相当図、第2図B
は、第2図Aの要部斜視図、第3図は、本考案に係るヘ
ッドユニットの斜視図、第4図は、第3図の展開斜視
図、第5図は、第3図のV−V線に沿う断面図、第6図
は、従来の熱転写プリンタの要部断面図である。 11……ヘッドユニット、13……プラテンローラ(プラテ
ン)、14、15、17、19……ロール(供給機構)、16……
感熱インクフィルム、18……サーマルヘッド(記録ヘッ
ド)、25……ケーシング、A……圧着機構、H……保持
手段、K……駆動源、P……記録紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/304 B41J 3/20 109 C 117 C (72)考案者 小沼 明彦 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大 阪国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)考案者 藤井 巌 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大 阪国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−136344(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録ヘッドをプラテンに圧着し、前記記録
    ヘッドと前記プラテンの間に供給されたインクフィルム
    のインクを熱によって記録紙に転写させる熱転写プリン
    タにおいて、 前記記録ヘッドと、この記録ヘッドをプラテンに圧着す
    る圧着機構と、この圧着機構を駆動する駆動源とをケー
    シング内に内蔵するヘッドユニットと、 前記インクフィルムを保持し、当該インクフィルムを前
    記記録ヘッドへ供給する供給機構とを備え、 前記ヘッドユニットを、プリンタ本体に対して着脱自在
    に構成し、プリンタ本体側に前記供給機構を残した状態
    で、プリンタ本体から独立して外部に取出せるようにし
    たことを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】前記ヘッドユニットの着脱方向が、前記供
    給機構に保持される前記インクフィルムの幅方向である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    熱転写プリンタ。
JP1987121425U 1987-08-10 1987-08-10 熱転写プリンタ Expired - Lifetime JPH079654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987121425U JPH079654Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10 熱転写プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987121425U JPH079654Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10 熱転写プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6427244U JPS6427244U (ja) 1989-02-16
JPH079654Y2 true JPH079654Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31368416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987121425U Expired - Lifetime JPH079654Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10 熱転写プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH079654Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62136344U (ja) * 1986-02-20 1987-08-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6427244U (ja) 1989-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6195112B1 (en) Steering apparatus for re-inkable belt
US5248207A (en) Thermal printer provided with detachable head unit having built-in thermal head unit
US5017943A (en) Thermal transfer type color printer
JPH079654Y2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH0867038A (ja) ロール紙型記録装置
JP3337549B2 (ja) 転写式プリンタ及びこのプリンタに用いるインクリボンマガジン
JP3865267B2 (ja) 熱転写プリンターにおけるカーボンリボンの送りローラー装置
JP2864588B2 (ja) カラーサーマルプリンタ
EP1496001A1 (en) Paper carrying mechanism
JPS60105561A (ja) サ−マルプリンタ
JPS61172769A (ja) 熱転写プリンタのサ−マルヘツド押圧装置
JPS629975A (ja) カラ−記録装置の記録紙クランプ機構
JP2999107B2 (ja) マルチヘッドプリンタ
JPH0811385A (ja) ラインサーマルプリンタのヘッドリトラクション機構
JPH0730368Y2 (ja) ヘッド調整機構
JPH05208533A (ja) 熱転写プリンタ
JPH0357490Y2 (ja)
JP3663381B2 (ja) プリンタ
CN1153710A (zh) 热转移打印机
JP2002079701A (ja) 熱転写プリンタ
JPS62140861A (ja) サ−マルプリンタ
JPS62122769A (ja) 感熱転写型カラ−記録装置
JPH0629852U (ja) リボン供給装置
JP2003053936A (ja) ローラ保持装置およびそれを備えた印刷装置
JPS621557A (ja) 多色サ−マル転写記録装置