JPH0796162B2 - タレツト刃物台 - Google Patents

タレツト刃物台

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Publication number
JPH0796162B2
JPH0796162B2 JP1225033A JP22503389A JPH0796162B2 JP H0796162 B2 JPH0796162 B2 JP H0796162B2 JP 1225033 A JP1225033 A JP 1225033A JP 22503389 A JP22503389 A JP 22503389A JP H0796162 B2 JPH0796162 B2 JP H0796162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turret
shaft
gear
tool
rotary tool
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1225033A
Other languages
English (en)
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JPH0386406A (ja
Inventor
陸夫 今井
孝治 伊藤
Original Assignee
オ−クマ株式会社
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Publication date
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  • Drilling And Boring (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は工作機械特に旋盤におけるタレット刃物台に関
する。
従来の技術 従来一般に旋盤タレットの回転工具軸駆動はタレット本
体固定側からタレット旋回軸中心か中心を外れた位置を
通りタレット又はホルダを介して行うように設けられて
いる。例えば(イ)特開昭61−252006号,(ロ)特公昭
55−32491号,(ハ)実公昭57−3685号が知られてい
る。
発明が解決しようとする課題 上記(イ)(ロ)(ハ)のものはタレット本体固定側に
モータ等の駆動機構スペースが大きく必要でそれで確保
するのに設計上苦労する。上記(ロ)(ハ)のものは回
転工具用刃物台として専用ユニットとなり、切削工具の
みの刃物台との共通化ができない。上記(ハ)のものは
タレットが大径若しくは厚くなって大形化して高速化が
困難である。また上記(ロ)(ハ)のものは多くの歯車
群が必要となり高価なものとなり、バックラッシュの騒
音が問題である。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものでその目的とするところはコスト上昇を抑え
て高速インデックスを可能とするものであり、向かい合
わせて接近して2刃物台として配置可能なタレット刃物
台を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために本発明は、回転工具用タレ
ット刃物台において、タレット,タレットのクランプア
ンクランプ駆動機構,タレットの旋回割出し駆動機構,
回転工具の駆動機構をまとめてユニットとなるように刃
物台ユニット枠に設け、前記回転工具の駆動機構の駆動
経路部材をタレット支持側と反対側タレット中心部で前
記刃物台ユニット枠の部材に支持して中心外部入力とし
たものである。
また、回転工具用タレット刃物台において、旋回,軸方
向移動可能に設けられ放射方向に回転工具軸を軸承した
タレットと、該タレットの位置決め部材の係脱のための
軸方向移動と割出しのための旋回とを一連の動作で行わ
せる駆動部材と、前記タレットの中心部位で加工位置の
回転工具軸と同心に設けられ回転工具軸への回転力を切
断するクラッチ軸と、タレット支持側と反対側の外部で
前記クラッチ軸と平行に配置した駆動軸に設けた第1歯
車と前記クラッチ軸に設けた第2歯車と該第1歯車と同
心で旋回可能な第1レバー,該第2歯車と同心で旋回可
能な第2レバーの両方で支持されるとともに第1歯車,
第2歯車の両方に噛合う第3歯車よりなるタレット浮き
上がり量吸収機構を有するクラッチ軸回転駆動部材と、
前記タレットの位置決め部材の切り離しの浮き上がり動
作によって旋回され前記クラッチ軸を引いて接続を離す
レバー部材とを含んでなり、タレットの旋回割出し位置
決め並びに回転工具軸の駆動系の入切を一動作で行うよ
うに構成したものである。
作用 モータの回転でタレットが浮き上がって位置決め部材の
噛合いが外される。このとき回転工具軸を駆動する中心
部のクラッチ軸も同時に浮き上がり、この浮き上がり動
作によってクラッチ外し用のレバーが作動してクラッチ
軸が回転工具軸と離間する。このクラッチ軸への動力供
給部材の浮き上がり量吸収機構によりクラッチ軸の浮き
上がりは吸収される。引続きモータの回転によってタレ
ットは旋回割出しされ1回転の終わりでタレットは位置
決めされる。
実施例 以下第1図〜第5図に基づき説明する。周知の旋盤のX
軸中台1に設けられた刃物台ユニット枠2には前側中心
部を凹所に形成したタレット3がZ軸と平行な方向に移
動且Z軸と平行な軸を中心として旋回可能に軸承されて
いる。タレット3は本例では外周12等分位置に内端にク
ラッチ歯4aを刻設した回転工具取付用の回転工具軸4が
回転のみ可能にタレット旋回軸と直交して軸承されてい
る。またタレット3には凹所と反対側の側面に先端を刃
物台ユニット枠2に軸承された中空円筒5が同心に突設
されており、中空円筒5には円周に12個のローラを有す
るローラギャ6が固設され、また軸方法に摺動可能にフ
ランジ体7が嵌装され、さらにタレット位置決め時に作
用する皿ばね8が介装されている。ローラギャ6は刃物
台ユニット枠2に設けられた油圧モータ11で回転される
カム軸10に固着したローラギャカム9によって割出し旋
回される。またローラギャカム9と一体回転するように
カム軸10に板カム12が設けられており、板カム12は先端
を二股状としてフランジ体7に係合し刃物台ユニット枠
2にピン13で中央を支持されたクランプアンクランプ用
レバー14の一端のカムフオロア15に当接されている。そ
してクランプアンクランプ用レバー14端には2本の強い
圧縮ばね16が張設されていて板カムとカムフオロアとを
常時圧接している。タレット3の中空円筒側には位置決
め用クラッチ17が固設され刃物台ユニット枠2に設けた
クラッチ18に噛合って割出し時の位置決めがなされる。
中空円筒5の中心には一端が刃物台ユニット枠2に固設
され他端近くで中空円筒5を軸承する固定軸20が挿通さ
れており、タレット3の中央凹所に突出した先端には腕
形のケーシング案内体21が同心に固設されている。ケー
シング案内体21は加工位置の工具軸心を挟んで対称且固
定軸20の中心に対称な位置に固定軸20の軸心と平行な5
本の設立されたボルト22によってデイスタンスカラ23を
介して連結板24が固設されている。デイスタンスカラ23
には加工位置の工具軸心と同心の貫通穴を有するドーナ
ッツ形の軸受ケーシング25が摺動可能に案内されるとと
もにタレットに設けたブシュ27の管状顎27aによってタ
レット3の軸方向浮き上がりと一体に浮き上がる。軸受
ケーシング25には軸受28によってクラッチ軸30がブシュ
29を介して加工位置の回転工具軸4と同心且軸方向摺動
可能に軸承されている。クラッチ軸30は先端に回転工具
軸4のクラッチ歯4aと噛合うクラッチ歯30aが刻設さ
れ、後端には環状溝30bが形成されており、中央に歯車3
1がスプライン噛合されている。そしてクラッチ歯30aが
回転工具軸4のクラッチ歯4aと噛合う方向にばね32で付
勢されている。さらに環状溝30bにはタレット3にピン3
3で枢支されたL形レバー34の先端二股部が係合されて
おり、L形レバー34のL部のローラ35は連結板24に取付
けられたL形板36に当接されている。歯車31には軸受37
を介して一対のリンクレバー38が軸承されており、一対
のリンクレバー38の先端には中間軸39が回転可能に軸承
されている。
刃物台ユニット枠2の上部には回転工具用のモータ40が
垂直に設けられており、また刃物台ユニット枠2のタレ
ット3の前面では中間軸39と平行に駆動軸41が刃物台ユ
ニット枠体に固設のケース部2aの軸受42でまた刃物台ユ
ニット枠2と連結板24に固定されたブラケット26の軸受
43で回転可能に軸承されている。そしてモータ40の出力
軸のプーリ44と駆動軸41のプーリ45とがベルトによって
連結されている。駆動軸41には歯車46がスプライン嵌合
され、歯車31と噛合い中間軸39に軸受47で軸承された中
間歯車48と噛合している。歯車46のボス上の軸受49にそ
れぞれ一対のリンクレバー50が軸承されており、リンク
レバー端は中間軸39を支持している。したがってタレッ
ト3の浮き上がり時によるクラッチ軸30の歯車31の浮き
上がり量はリンクレバー38と50のリンク機構により第
3図のように吸収される。歯車48,46の駆動部を内蔵す
る刃物台ユニット枠2のケース部2bは第5図のように中
心よりずれた位置で鼻状に突出しており、その上に駆動
軸41のケース部2aが設立されている。したがって刃物台
ユニットを第5図のように対向して配置したときタレッ
ト3は接近した位置をとることができる。
固定軸20に軸受52を介してタイミングベルト54のプーリ
53が軸承されており、プーリ53は中空円筒5とキーによ
って一体回転可能且軸方向相対移動可能とされている。
タイミングベルト54はドッグ群56を取付けたドッグ軸55
のプーリ57に掛けられ、タレット3の割出し時にリミッ
トスイッチ群58を作用させタレット割出し位置を検出す
る。
タレット3の次工具の1ピッチ割出しが指令されると油
圧モータ11が旋回され先ず板カム12のリフトによりクラ
ンプアンクランプ用レバー14が押されていた二股部がタ
レット3を位置決め位置に保持されていた状態から、板
カムが平坦部になるにつれクランプアンクランプレバー
14は第1図反時計方向に圧縮ばね16の力により旋回され
フランジ体7を右方に押しタレット3をクラッチ18より
浮き上がらせて、クラッチ17,18の噛合いが外される。
タレット3の浮き上がりによりブシュ27で保持されたド
ーナッツ形の軸受ケーシング25とともにクラッチ軸30が
タレット3と共に浮き上がり方向に移動され、リンクレ
バー38,50はく字形を更に折れ曲げられ浮き上がり量
が吸収される。またタレット3に伴うL形レバー34の移
動でローラ35がL形板36に押されて第2図で時計方向に
旋回されクラッチ軸30を軸方向に引きクラッチ歯30aと4
aの噛合いを外す。
油圧モータ11の引続く旋回により、ローラギャカム9が
回されローラギャカムのカム溝のカムリフトによりロー
ラギャ6がすなわちタレット3が一ピッチ本例では1/12
回転され、次の回転工具軸4が割出される。なお2ピッ
チ割出し指令された場合は油圧モータ11は2回転しタレ
ット3は途中1回位置決めされることになる。
タレット3が割出された時点で板カム12のリフトにより
クランプアンクランプ用のレバー14は圧縮ばね16の力に
抗して押されフランジ体7を左方に押す。フランジ体7
は皿ばね8を介して中空円筒5,タレット3を左行させ位
置決めクラッチ17を18に噛合わせる。このとき皿ばね8
の強力な力によって強く確実にクラッチは嵌合される。
タレット3の左行により軸受ケーシング25,クラッチ軸3
0も左行されL形レバー34がL形板36より離れることに
よりローラ35の拘束が徐々に解かればね32の力によりク
ラッチ軸30は下方に移動してクラッチ歯30aは4aと噛合
され、回転工具軸4の割出しと動力系路が連結される。
割出し完了はプーリ53からドッグ群56が回転されリミッ
トスイッチ群58により検出される。モータ40が駆動され
ることにより、駆動軸41,歯車46・48・31,クラッチ軸30
から回転工具軸4が回転工具によって加工が行われる。
効果 上述のように構成されているので本発明は以下の効果を
奏する。
請求項1のタレット刃物台は刃物台ユニット取付台から
タレット迄の距離を短く且タレットを薄形小形にするこ
とができて割出旋回速度を向上させることができる。ま
たタレットの剛性を向上させることができる。
請求項2のタレット刃物台はタレットのクランプアンク
ランプと割出し旋回及び回転工具駆動系の遮断,接続を
モータの一回転動作でできて、割出時間が短縮される。
アクチュエータを少なくし簡素化したコンパクトな構成
にすることができる。さらに配管配線が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタレット刃物台の主要部の縦断面図、
第2図はクラッチ軸をタレットの浮き上がり時に引くL
形レバーを示す図、第3図は回転工具軸駆動径路部の浮
き上がり量吸収のリンク機構を示す第4図のA−A断面
図、第4図は刃物台ユニットの正面図、第5図は刃物台
ユニットを対向配置した図である。 2……刃物台ユニット枠、3……タレット 4……回転工具軸、5……中空円筒 6……ローラギャ、7……フランジ体 9……ローラギャカム、11……油圧モータ 12……板カム 14……クランプアンクランプ用レバー 20……固定軸、25……軸受ケーシング 30……クラッチ軸 31,48,46……歯車 38,50……リンクレバー、41……駆動軸 40……モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転工具用タレット刃物台において、タレ
    ット,タレットのクランプアンクランプ駆動機構,タレ
    ットの旋回割出し駆動機構,回転工具の駆動機構をまと
    めてユニットとなるように刃物台ユニット枠に設け、前
    記回転工具の駆動機構の駆動経路部材をタレット支持側
    と反対側タレット中心部で前記刃物台ユニット枠の部材
    に支持して中心外部入力としたことを特徴とするタレッ
    ト刃物台。
  2. 【請求項2】回転工具用タレット刃物台において、旋
    回,軸方向移動可能に設けられ放射方向に回転工具軸を
    軸承したタレットと、該タレットの位置決め部材の係脱
    のための軸方向移動と割出しのための旋回とを一連の動
    作で行わせる駆動部材と、前記タレットの中心部位で加
    工位置の回転工具軸と同心に設けられ回転工具軸への回
    転力を接断するクラッチ軸と、タレット支持側と反対側
    の外部で前記クラッチ軸と平行に配置した駆動軸に設け
    た第1歯車と前記クラッチ軸に設けた第2歯車と該第1
    歯車と同心で旋回可能な第1レバー,該第2歯車と同心
    で旋回可能な第2レバーの両方で支持されるとともに第
    1歯車,第2歯車の両方に噛合う第3歯車よりなるタレ
    ット浮き上がり量吸収機構を有するクラッチ軸回転駆動
    部材と、前記タレットの位置決め部材の切り離しの浮き
    上がり動作によって旋回され前記クラッチ軸を引いて接
    続を離すレバー部材とを含んでなり、タレットの旋回割
    出し位置決め並びに回転工具軸の駆動系の入切を一動作
    で行うように構成したことを特徴とするタレット刃物
    台。
JP1225033A 1989-08-31 1989-08-31 タレツト刃物台 Expired - Lifetime JPH0796162B2 (ja)

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JP1225033A JPH0796162B2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 タレツト刃物台

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JPH0386406A JPH0386406A (ja) 1991-04-11
JPH0796162B2 true JPH0796162B2 (ja) 1995-10-18

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JP1225033A Expired - Lifetime JPH0796162B2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 タレツト刃物台

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047041B2 (ja) * 1981-07-31 1985-10-19 株式会社大隈鐵工所 回転工具用タレツト刃物台
JPS6138806A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Robotsuto Giken Kk タ−レットヘッドユニット

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JPH0386406A (ja) 1991-04-11

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