JPH0795993B2 - 電気掃除機の接続管 - Google Patents

電気掃除機の接続管

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JPH0795993B2
JPH0795993B2 JP62214730A JP21473087A JPH0795993B2 JP H0795993 B2 JPH0795993 B2 JP H0795993B2 JP 62214730 A JP62214730 A JP 62214730A JP 21473087 A JP21473087 A JP 21473087A JP H0795993 B2 JPH0795993 B2 JP H0795993B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、雌管体および雄管体が着脱自在に気密性が保
持されて接続される電気掃除機の接続管に関する。
(従来の技術) 従来、吸込み用のホース、延長管などの接続部におい
て、雌管体と雄管体とを着脱自在にテーパ嵌合するとと
もにクランプにより係脱自在に係止する構造とした電気
掃除機の接続管が知られている。
そして、この種の電気掃除機の接続管において、一方の
管体に設けたクランプを他方の管体に形成した被係合部
に係合したときに、雌管体の内周面に雄管体の外周面が
気密に密着するように形成すると、雌管体の内径および
雄管体の外径の寸法のばらつきにより密着嵌合しない場
合、例えば雌管体の内径が規定寸法より小さい場合に
は、クランプの係合性が悪くなるため、従来においては
クランプが被係合部に係合したとき、雌管体の内周面と
雄管体の外周面との間に若干の隙間が生じるように形成
した構造が採られ、この隙間により内外径の寸法のばら
つきを吸収し、クランプの係合性を確保している。
しかしながら、上記従来の構造では、雌管体と雄管体と
の間の隙間から空気漏れが生じるので、騒音が大きくな
るとともに、吸込仕事率における損失も生じ、また、接
続された雌管体および雄管体間にがたが生じるので、使
い勝手も悪い。特に、掃除機本体にホースおよび延長管
を介して接続される吸込口体に回転ブラシを駆動する電
動機を内蔵し、この電動機への給電線を掃除機本体から
ホースおよび延長管に沿って設けるとともに、着脱自在
のホースおよび延長管などの接続部に給電線の接点部を
有する着脱自在のコネクターを設けた電気掃除機におい
ては、雌管体の内周面と雄管体の外周面との間の隙間に
よりがたが生じ、コネクターが損傷するおそれがある。
そこで、雌管体および雄管体間の隙間をなくすために、
例えば実公昭52−44888号公報の構造、すなわち、雌管
体の内周面に周方向に沿って環状のシール部材を配設
し、雄管体を雌管体に嵌合した際にシール部材が雄管体
の外周面に径方向から気密に密着する構造が採られてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記実公昭52−44888号公報に記載の電
気掃除機の接続管は、雄管体および雌管体の着脱時に雄
管体の外周面とシール部材の内周面とが周接するため、
摩擦による負荷が大きく、着脱性が悪く操作性が低下し
て、使い勝手に問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みて、雌管体および雄
管体の着脱性が良好で気密な接続が得られる電気掃除機
の接続管を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の電気掃除機の接続管は、雌管体と、この雌管体
の一端内周側に軸方向に沿って着脱自在に嵌合される雄
管体と、これら雌管体および雄管体を係脱自在に係止す
るクランプとを備え、前記雌管体の内周面に周方向に沿
って設けられ、前記雌管体および雄管体の嵌合方向の端
面に設けられたシール面、および、内周面に周方向に沿
って設けられ径方向に開口する肉逃げ部を有する環状の
シール部材と、前記雄管体の先端部に設けられ前記シー
ル部材のシール面に軸方向から当接する環状の当接面と
を具備したものである。
(作用) 本発明の電気掃除機の接続管は、雌管体の内周面に周方
向に沿って設けられるとともにその周方向に沿って径方
向に開口する肉逃げ部を有する環状のシール部材の嵌合
方向の端面のシール面に、雄管体の先端部に設けた当接
面を軸方向から当接するため、雌管体に雄管体を嵌合し
た際に、シール部材が肉逃げ部により嵌合方向に撓み可
能で、シール部材に対する雄管体の密着性が向上して良
好な気密性が保持されがたつきが防止されるとともに、
雌管体および雄管体の着脱の際に雄管体とシール部材と
の間に摩擦抵抗が生じず、雌管体および雄管体の着脱が
容易で、操作性が向上する。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の接続管の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
第1図ないし第4図において、1は延長管で、この延長
管1は、図示しない電動送風機を内蔵した掃除機本体の
集塵室に臨む吸込口に、ホース2を介して吸込口体を着
脱自在に連通接続するものである。なお、吸込口体に
は、じゅうたんなどから塵埃を掻き出す回転ブラシとこ
の回転ブラシを駆動する電動機とが内蔵されている。
そして、延長管1は、第1図ないし第3図に示すよう
に、ほぼ円筒形状の主管3を有し、この主管3の外周面
には軸方向へコード通路4が一体に形成されている。ま
た、この主管3の一端部の内周面には、筒状の雌管体5
の基端部の外周面が嵌合され例えば接着剤により固定さ
れている。そして、この雌管体5は、基端部から先端に
向けてテーパ状に若干拡径されている。
また、主管3の一端部の外周面には筒状の第1カバー体
6の基端部の内周面が嵌合され例えば接着剤により固定
されている。そして、この第1カバー体6の先端側はラ
ッパ状に拡径形成されている。
一方、主管3の他端部の内周面には、雄管体7の基端部
の外周面が嵌合され接着剤により固定されている。そし
て、この雄管体7は基端部から先端に向けてテーパ状に
拡径され、主管3の一端部に嵌合された雌管体5の一端
内周側にラップして着脱自在にテーパ嵌合可能に形成さ
れている。また、主管3の他端部の外周面には、筒状の
第2カバー体8の基端部の内周面が嵌合固定されてい
る。そして、この第2カバー体8の先端側は第1カバー
体6の先端側と同径に径大に形成されている。
また、雌管体5と第1カバー体6との間には、これら雌
管体5と第1カバー体6との周方向に沿って、正面ほぼ
C字形状で板ばね状のクランプ11が設けられている。そ
して、このクランプ11の中央部には押釦部12が形成さ
れ、この押釦部12は第1カバー体6に形成された挿通孔
13より上方へ進退自在に突出形成されている。さらに、
このクランプ11の内周面には、その中心を挟んで相対向
する一対の係止突部14が形成され、これら係止突部14の
相対向する面には先端に向けて離れる方向へ傾斜したテ
ーパ部が形成されている。また、雌管体5にはその中心
軸を挟む対称位置に貫通孔15が形成され、これら貫通孔
15に係止突部14が進退自在に貫通され、係止突部14の先
端が雌管体5の内周面より内方へ突出するようになって
いる。
一方、雄管体7の外周面には、その中心軸を挟む対称位
置に、係止突部14が係脱される係止凹部16が形成されて
いる。なお、一対の延長管1のクランプ11の係止突部14
と係止凹部16とが係合されたとき、雌管体5の内周面と
雄管体7の外周面との間には、第2図に示すように、径
方向に若干の隙間C1が生じるように雌管体5の内径と雄
管体7の外径とが設定されている。
また、雌管体5の外周面と第1カバー体6の内周面とに
電源側コネクター17が挾持固定されているとともに、雄
管体7の外周面と第2カバー体8の内周面とに受電側コ
ネクター18が挾持固定され、これら両コネクター17,18
の図示しない電極は、主管3のコード通路4に挿通され
た給電線19により互いに電気的に接続されるようになっ
ている。なお、両コネクター17,18は着脱自在に接続可
能な形状となっている。
さらに、雌管体5の内周面には、周方向に沿って径方向
である内方に向けて開口する円環状溝状の溝部21が設け
られている。なお、この溝部21は、一対の延長管1の一
方の延長管1の雌管体5に他方の延長管1の雄管体7を
嵌合させ、クランプ11の係止突部14を係止凹部16に係合
させた状態で、雄管体7の当接面としての周方向に沿う
円環状の先端面22が位置する付近に形成されている。
そして、この溝部21は、円環状のシール部材23が固定さ
れている。
また、シール部材23は、天然ゴム、合成ゴム、あるい
は、ゴム系発泡部材すなわちスポンジゴムなどにより円
環状に一体成形されている。そして、このシール部材23
には、円環状の本体部24の内周側に、内径方向へ開口し
た円環凹溝状の肉逃げ部24aが形成されている。また、
本体部24の軸方向である嵌合方向の一方の端面の内周側
から軸方向へ突出して円筒状の筒状部25が形成されてい
る。さらに、この筒状部25の内周面先端側には、先端に
向かって拡径する方向へ傾斜した傾斜面25aが形成され
ている。また、本体部24の他方の端面には、雌管体5に
雄管体7が嵌合した際に雄管体7の先端面22が気密に当
接するシール面が設けられている。
そして、シール部材23は、本体部24の外周側が雌管体5
の溝部21に嵌合保持され、かつ、本体部24より雌管体5
の基端側に位置された筒状部25の外周面が雌管体5の内
周面に接合されて、雌管体5に固定されている。
一方、ホース2は、第4図に示すように、屈曲自在な蛇
腹状のホース体26と、このホース体26の一端部に設けら
れ図示しない掃除機本体の吸込口に接続される差込管
と、ホース体26の他端部に設けられた屈曲した円筒形状
の握り管27とからなっている。そして、握り管27の先端
部の内周面には、雌管体5の基端部の外周面が嵌合され
接着剤により固定されている。また、握り管27の外周面
上側には、握り管カバー体28がねじ29により固定され、
握り管27の先端部の外周面下側には握り管カバー体28に
連続するカバー部30が形成されている。
さらに、握り管カバー体28と握り管27の外周面との間の
空間部に、図示しない掃除機本体の電動送風機の吸込力
を制御する可変抵抗器31と、吸込口体の電動機をオン・
オフするスイッチとが支持固定されているとともに、握
り管カバー体28の上面に可変抵抗器31を操作するための
スライダ33とスイッチ32を操作するための摘み体34とが
それぞれ摺動自在に支持されている。また、可変抵抗器
31およびスイッチ32は、握り管27の外周面と握り管かば
ー体28との間に形成されたコード通路35内に挿通され、
かつ、ホース体26に埋設された信号線36および給電線37
を介して掃除機本体内の制御回路および電源回路にそれ
ぞれ電気的に接続されている。
そして、ホース2の雌管体5付近の構造は、延長管1の
雌管体5付近の構造とほぼ同じになっている。すなわ
ち、ホース2の雌管体5に延長管1の雄管体7が着脱自
在に嵌合されるようになっており、また、ホース2の雌
管体5付近にもクランプ11、スイッチ32に給電線38を介
して電気的に接続された電源側コネクター17およびシー
ル部材23が設けられている。なお、これらの細部につい
ては、延長管1の対応する部分と同一符号を付し、その
説明を省略する。
また、図示しない吸込口体は、延長管1の雌管体5側に
接続される連結管を有し、この連結管付近の構造は、延
長管1の雄管体7付近の構造とほぼ同じになっている。
すなわち、吸込口体の連結管も、雌管体5に着脱自在に
嵌合され係止凹部を形成した雄管体、受電側コネクター
などを有している。
次に、上記実施例の作用について説明する。
通常の掃除時には、図示しない掃除機本体の吸込口にホ
ース2の差込管を接続し、ホース2の握り管27に延長管
1の雄管体7側を接続し、この延長管1の雌管体5側に
もう1つの延長管1の雄管体7側を接続し、さらにこの
延長管1の雌管体5側に吸込口体の連結管を接続する。
この雌管体5の一端内周側に雄管体7を嵌合する際、ま
ず雄管体7に係止突部14のテーパ部が押圧されてこれら
係止突部14が離反する方向にクランプ11が変形する。さ
らに、雄管体7の係止凹部16に雌管体5の貫通孔15が重
合すると、クランプ11の付勢によりその係止突部14が係
止凹部16に係合され、雌管体5および雄管体7が係止さ
れる。これら雌管体5および雄管体7の係止にともなっ
て、第1図に示すように、雌管体5のシール部材23に雄
管体7の先端面22がこの雄管体7の嵌合方向すなわち軸
方向からシール部材23の端面のシール面に気密に当接
し、シール部材23を軸方向に圧縮する。同時に、電源側
コネクター17と受電側コネクター18が接続される。
そして、コネクター17,18により中継された給電線19,3
7,38を介して、図示しない掃除機本体から吸込口体の電
動機に給電され、この電動機により回転ブラシが回転さ
れて、じゅうたんなどから塵埃が掻き上げらえるととも
に、掃除機本体内の電動送風機の駆動により、掻き上げ
られた塵埃が吸込口体から吸い込まれ、延長管1および
ホース2を介して掃除機本体の集塵室へ導かれる。
その際、雌管体5のシール部材23に雄管体7の先端面22
が軸方向から気密に当接しているので、雌管体5の内周
面と雄管体7の外周面との間に隙間C1があっても、雌管
体5および雄管体7間からの空気漏れを確実に防止でき
る。したがって、空気漏れにより騒音の発生を防止でき
るとともに、吸込仕事率の損失がなくなり、吸込性能を
向上できる。また、雌管体5と雄管体7との間のがたも
防止できるので、使い勝手、商品性を向上できる。さら
に、がたを防止できることにより、コネクター17,18の
破損も防止できる。
ところで、雄管体7の先端面22がシール部材23の本体部
24に当接されたとき、この本体部24は軸方向に1mmほど
撓んで圧縮されるが、この本体部24は、肉逃げ部24aを
有しているので、撓みやすくスムーズに弾性圧縮され
る。すなわち、このシール部材23の本体部24の圧縮裕度
が大きいので、この本体部24に雄管体7の先端面22を確
実に密着でき、気密性を向上できる。また、シール部材
23の筒状部25が雌管体5の内周面に接合しているため、
気密性をさらに向上できる。
また、吸込口体、延長管1、ホース2を互いに脱すとき
は、まず押釦部12を押して、クランプ11を各係止突部1
4,14が離れる方向へ変形させて、これら係止突部14,14
と雄管体7の係止凹部16との係合を解除する。そして、
この状態で、雌管体5から雄管体7を抜く。
ところで、上述のように、雌管体5のシール部材23に雄
管体7の先端面22が嵌合方向から当接、すなわち、雌管
体5および雄管体7の嵌合完了時にのみ雌管体5のシー
ル部材23の端面のシール面に雄管体7が当接するので、
従来のように雌管体または雄管体の一方に設けたシール
部材を他方に径方向から当接させる構造とした場合より
も、雌管体5および雄管体7の着脱時のシール部材23の
摩擦抵抗がなく負荷が小さくなり、着脱性を向上でき、
使い勝手がよい。
また、シール部材23の本体部24が肉逃げ部24aを有して
おり撓みやすいので、気密性を高めるため本体部24の撓
み量を大きくしても、軽い力で雄管体7と雌管体5とを
着脱することができ、クランプ11の係合性もさらに向上
する。
さらに、シール部材23が筒状部25を有しているため、こ
のシール部材23は、雌管体5に安定して位置決めされる
とともに、接着剤を用いずに単に嵌合保持されているだ
けであっても、外れにくい。
なお、上記実施例において、吸込口体内に電動機を設
け、延長管1などにコネクター17,18を設けて説明した
が、コネクターのない延長管などにも適用できる。
次に、本発明の他の実施例を第5図を参照して説明す
る。
第5図に示す実施例は、第1図ないし第4図に示す実施
例のシール部材23の筒状部25がない形状となっている。
そして、この第5図に示す実施例のシール部材23は、筒
状部25がなく肉逃げ部24aがあるだけでも、気密性およ
び雌管体5および雄管体7の着脱性が向上する効果は得
られる。
次に、本発明のさらに他の実施例を第6図を参照して説
明する。
第6図に示す実施例は、第5図に示す実施例のシール部
材23の肉逃げ部24bを内径方向ではなく外径方向に開口
させたものである。
ところで、組立性上、雌管体5の溝部21は、この溝部21
に嵌合されるシール部材23の外周側の部分よりも若干大
きい寸法に設定して形成する必要がある。
しかしながら、第6図に示す実施例の構造によれば、シ
ール部材23の外周側の形状によるラビリンス効果、すな
わち、雌管体5の溝部21内にシール部材23の肉逃げ部24
bが開口していることにより抵抗の増大により、雌管体
5の溝部21とシール部材23の外周側の部分との寸法関係
による気密性の低下を防止でき、気密性をより向上でき
る。
また、シール部材23の肉逃げ部24bの開口が雌管体5の
溝部21内に隠れているため、第5図に示す実施例のよう
に、肉逃げ部24aの開口付近で風が渦を巻くことを防止
できる。したがって、乱流の発生による騒音の発生およ
び吸込仕事率の損失を防止できる。
さらに、上記第1図ないし第4図に示す実施例および第
5図に示す実施例ほどではないが、シール部材23の圧縮
裕度を大きくできる。
次に、本発明のさらに他の実施例を第7図を参照して説
明する。
第7図に示す実施例は、第5図に示す実施例のシール部
材23を断面ほぼH字形状に形成したもので、このシール
部材23は内径方向に開口した肉逃げ部24aと外径方向に
開口した肉逃げ部24bとの2つの肉逃げ部24a,24bを有し
ている。
この構造によれば、上記第5図に示す実施例よりもシー
ル部材23の圧縮裕度を大きくできるとともに、上記第6
図に示す実施例のようにラビリンス効果も得られる。
なお、上記第5図に示す実施例、第6図に示す実施例お
よび第7図に示す実施例のシール部材23に、上記第1図
ないし第4図に示す実施例と同様の筒状部25を設けても
よい。
次に、本発明のさらに他の実施例を第8図を参照して説
明する。
第8図に示す実施例は、第6図に示す実施例の雌管体5
の内周面に、溝部21の雌管体5の基端側の端縁に臨ん
で、スポンジゴムなどからなるシール部材23の端面に押
える押え部41を形成したものである。また、この押え部
41の表面は雌管体5の基端に向かって拡径する方向へ傾
斜した傾斜面42となっている。さらに、押え部41の先端
面の内径位置とシール部材23の内径位置とは一致してい
る。
この構造によれば、上記第5図に示す実施例、第6図に
示す実施例、ないし第7図に示す実施例よりも、シール
部材23の保持の安定性を向上できる。
ところで、天然ゴムは保形性があり、全体的に変形する
のに対して、スポンジゴムは局部的に変形するため、ス
ポンジゴムを材質とした方が、シール部材23は外れにく
い。さらに、押え部41を設けたため、例えば子供などが
いたずらして雌管体5内に指を入れても、シール部材23
の基端側、すなわち嵌合方向の反対側に指を掛けること
ができないので、シール部材23はより一層外れにくい。
なお、上記各実施例において、シール部材23を溝部21,4
3に単に嵌合保持するだけではなく、接着剤を用いて固
定状態をより確実なものとしてもよい。
(発明の効果) 本発明の電気掃除機の接続管によれば、雌管体の内周面
に設けた肉逃げ部を有するシール部材のシール面に、雄
管体の先端部に設けた当接面を軸方向から当接させるた
め、雌管体に雄管体を嵌合した際に、肉逃げ部によりシ
ール部材が嵌合方向に撓みやすくなり、シール部材に対
する雄管体の密着性を向上でき良好な気密性を保持でき
がたつきを防止できるとともに、雌管体および雄管体の
着脱の際に雄管体とシール部材との間に摩擦抵抗が生じ
ることなく雌管体および雄管体の着脱を容易にでき、操
作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の接続管の第1実施例を示
す嵌合接続された管体付近の軸方向断面図、第2図は同
上第1図のII−II断面図、第3図は同上管体を設けた延
長管全体の軸方向断面図、第4図は同上管体を設けたホ
ースの一部の軸方向断面図、第5図ないし第8図は本発
明の第2ないし第5実施例をそれぞれを示す嵌合接続さ
れた管体のシール部材付近の軸方向断面図である。 5……雌管体、7……雄管体、11……クランプ、21,43
……溝部、22……当接面としての先端面、23……シール
部材、24a,24b……肉逃げ部、25……筒状部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌管体と、この雌管体の一端内周側に軸方
    向に沿って着脱自在に嵌合される雄管体と、これら雌管
    体および雄管体を係脱自在に係止するクランプとを備
    え、 前記雌管体の内周面に周方向に沿って設けられ、前記雌
    管体および雄管体の嵌合方向の端面に設けられたシール
    面、および、内周面に周方向に沿って設けられ径方向に
    開口する肉逃げ部を有する環状のシール部材と、 前記雄管体の先端部に設けられ前記シール部材のシール
    面に軸方向から当接する環状の当接面と を具備したことを特徴とする電気掃除機の接続管。
  2. 【請求項2】シール部材は、雄管体の当接方向と反対方
    向へ向けて突出し前記雌管体の内周面に接合される筒状
    部を有し、雌管体の内周面に形成された溝部に保持され
    る ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気掃除
    機の接続管。
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