JPH0795795A - 巻上機制御装置 - Google Patents
巻上機制御装置Info
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- JPH0795795A JPH0795795A JP5237033A JP23703393A JPH0795795A JP H0795795 A JPH0795795 A JP H0795795A JP 5237033 A JP5237033 A JP 5237033A JP 23703393 A JP23703393 A JP 23703393A JP H0795795 A JPH0795795 A JP H0795795A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の巻上機制御装置は、トルク制限発生
器から出力されたトルク制限値とトルク基準とからトル
クリミット制御を行なうトルクリミット回路と、トルク
リミット回路から出力されたトルクリミット信号によっ
てトルク制御回路の出力を制限する信号加算回路とを具
備したことを特徴とする。また、請求項２に記載した巻
上機制御装置は速度検出器によって出力された速度信号
から巻上機の巻上げ上昇率を検出するストール検出回路
と、このストール検出回路によって検出された上昇率が
予め定めた設定上昇率以下の場合に警報信号を出力する
ことを特徴とする。 【効果】 本発明により巻上機制御装置の安全性を向上
させることが可能である。
器から出力されたトルク制限値とトルク基準とからトル
クリミット制御を行なうトルクリミット回路と、トルク
リミット回路から出力されたトルクリミット信号によっ
てトルク制御回路の出力を制限する信号加算回路とを具
備したことを特徴とする。また、請求項２に記載した巻
上機制御装置は速度検出器によって出力された速度信号
から巻上機の巻上げ上昇率を検出するストール検出回路
と、このストール検出回路によって検出された上昇率が
予め定めた設定上昇率以下の場合に警報信号を出力する
ことを特徴とする。 【効果】 本発明により巻上機制御装置の安全性を向上
させることが可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は重量機を巻き上げる巻上
機制御装置に関する。
機制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】巻上機の巻上力（電動機のトルク）は、
その最大定格荷重を巻き上げるのに必要な力（トルク）
によって決定されるため、駆動制御装置及び電動機は、
この最大定格によって選定される。従って、この巻上機
が最大定格荷重よりも小さい荷重を巻き上げる時にも、
最大定格荷重に見合ったトルクを駆動制御装置と電動機
により出力することができる。いま、定格荷重よりも小
さい荷重を巻上げる場合、この物体がボルト等により地
面あるいは固定物に固定されていたり、固定物に引掛か
っていたりする場合には、最大定格荷重に見合った巻上
げトルクを出力できる駆動装置が最大トルクを出力する
ため、荷重を巻き上げるトルク以外は、固定しているボ
ルトあるいは引掛かった固定物に印加され、ボルトある
いは荷重の破壊を引き起こすことがあった。
その最大定格荷重を巻き上げるのに必要な力（トルク）
によって決定されるため、駆動制御装置及び電動機は、
この最大定格によって選定される。従って、この巻上機
が最大定格荷重よりも小さい荷重を巻き上げる時にも、
最大定格荷重に見合ったトルクを駆動制御装置と電動機
により出力することができる。いま、定格荷重よりも小
さい荷重を巻上げる場合、この物体がボルト等により地
面あるいは固定物に固定されていたり、固定物に引掛か
っていたりする場合には、最大定格荷重に見合った巻上
げトルクを出力できる駆動装置が最大トルクを出力する
ため、荷重を巻き上げるトルク以外は、固定しているボ
ルトあるいは引掛かった固定物に印加され、ボルトある
いは荷重の破壊を引き起こすことがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
に、最大定格荷重より小さい物体を持ち上げる場合に
も、荷重、ボルト等の破壊を防止するためになされたも
ので、軽荷重時には、それに見合ったトルクを出力する
巻上機制御装置を提供することを目的としている。
に、最大定格荷重より小さい物体を持ち上げる場合に
も、荷重、ボルト等の破壊を防止するためになされたも
ので、軽荷重時には、それに見合ったトルクを出力する
巻上機制御装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の巻上機制御装置
は、重量物を巻上げドラムの回転によって吊上げまたは
吊下げる巻上機と、巻上げドラムの回転を駆動する直流
電動機と、直流電動機の正逆回転および回転速度を制御
する電力変換器と、電力変換器を構成する電力変換素子
の点弧制御を行なう位相制御器と、電力変換器の電源回
路に流れる交流電流値を計測する電流検出器と、電流検
出器で検出した交流電流値からトルクを演算して位相制
御器にトルク基準を出力するトルク制御回路と、直流電
動機の回転速度を検出して速度信号を出力する速度検出
器と、巻上機の巻上速度の速度基準を予め定める速度設
定器と、速度信号と速度基準を比較してトルク基準を出
力する速度制御器とからなる巻上制御装置において、巻
上機の巻上げ荷重を予め定める荷重設定器と、荷重設定
器によって設定された荷重値から直流電動機のトルク制
限値を演算するトルク制限発生器と、トルク制限発生器
から出力されたトルク制限値とトルク基準とからトルク
リミット制御を行なうトルクリミット回路と、トルクリ
ミット回路から出力されたトルクリミット信号によって
トルク制御回路の出力を制限する信号加算回路とを具備
したことを特徴とする。また、請求項２に記載した巻上
機制御装置は速度検出器によって出力された速度信号か
ら巻上機の巻上げ上昇率を検出するストール検出回路
と、このストール検出回路によって検出された上昇率が
予め定めた設定上昇率以下の場合に警報信号を出力する
ことを特徴とする。
は、重量物を巻上げドラムの回転によって吊上げまたは
吊下げる巻上機と、巻上げドラムの回転を駆動する直流
電動機と、直流電動機の正逆回転および回転速度を制御
する電力変換器と、電力変換器を構成する電力変換素子
の点弧制御を行なう位相制御器と、電力変換器の電源回
路に流れる交流電流値を計測する電流検出器と、電流検
出器で検出した交流電流値からトルクを演算して位相制
御器にトルク基準を出力するトルク制御回路と、直流電
動機の回転速度を検出して速度信号を出力する速度検出
器と、巻上機の巻上速度の速度基準を予め定める速度設
定器と、速度信号と速度基準を比較してトルク基準を出
力する速度制御器とからなる巻上制御装置において、巻
上機の巻上げ荷重を予め定める荷重設定器と、荷重設定
器によって設定された荷重値から直流電動機のトルク制
限値を演算するトルク制限発生器と、トルク制限発生器
から出力されたトルク制限値とトルク基準とからトルク
リミット制御を行なうトルクリミット回路と、トルクリ
ミット回路から出力されたトルクリミット信号によって
トルク制御回路の出力を制限する信号加算回路とを具備
したことを特徴とする。また、請求項２に記載した巻上
機制御装置は速度検出器によって出力された速度信号か
ら巻上機の巻上げ上昇率を検出するストール検出回路
と、このストール検出回路によって検出された上昇率が
予め定めた設定上昇率以下の場合に警報信号を出力する
ことを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明の巻上機制御装置においては、重量物を
巻上機の巻上げドラム回転によって吊上げまたは吊下げ
し、巻上げドラムの回転を直流電動機によって駆動し、
直流電動機の正逆回転および回転速度を電力変換器によ
って制御し、電力変換器を構成する電力変換素子の点弧
制御を位相制御器によって行ない、電力変換器の電源回
路に流れる交流電流値を電流検出器によって計測し、電
流検出器で検出した交流電流値からトルクを演算して位
相制御器にトルク基準を出力し、直流電動機の回転速度
を検出して速度信号を出力し、巻上機の巻上速度の速度
基準を予め定め、速度信号と速度基準を比較してトルク
基準を出力し、巻上機の巻上げ荷重を予め荷重設定器に
よって定め、荷重設定器によって設定された荷重値から
直流電動機のトルク制限値をトルク制限発生器を用いて
演算し、トルク制限発生器から出力されたトルク制限値
とトルク基準とからトルクリミット制御を行ない、トル
クリミット回路から出力されたトルクリミット信号によ
ってトルク制御回路の出力を制限することを特徴とす
る。また、請求項２に記載した巻上機制御装置は速度検
出器によって出力された速度信号から巻上機の巻上げ上
昇率を検出し、ストール検出回路によって検出された上
昇率が予め定めた設定上昇率以下の場合に警報信号を出
力する。
巻上機の巻上げドラム回転によって吊上げまたは吊下げ
し、巻上げドラムの回転を直流電動機によって駆動し、
直流電動機の正逆回転および回転速度を電力変換器によ
って制御し、電力変換器を構成する電力変換素子の点弧
制御を位相制御器によって行ない、電力変換器の電源回
路に流れる交流電流値を電流検出器によって計測し、電
流検出器で検出した交流電流値からトルクを演算して位
相制御器にトルク基準を出力し、直流電動機の回転速度
を検出して速度信号を出力し、巻上機の巻上速度の速度
基準を予め定め、速度信号と速度基準を比較してトルク
基準を出力し、巻上機の巻上げ荷重を予め荷重設定器に
よって定め、荷重設定器によって設定された荷重値から
直流電動機のトルク制限値をトルク制限発生器を用いて
演算し、トルク制限発生器から出力されたトルク制限値
とトルク基準とからトルクリミット制御を行ない、トル
クリミット回路から出力されたトルクリミット信号によ
ってトルク制御回路の出力を制限することを特徴とす
る。また、請求項２に記載した巻上機制御装置は速度検
出器によって出力された速度信号から巻上機の巻上げ上
昇率を検出し、ストール検出回路によって検出された上
昇率が予め定めた設定上昇率以下の場合に警報信号を出
力する。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の巻上機制御装置の一実施例を
説明する。図１において２は重量物を巻上げドラムの回
転によって吊上げまたは吊下げる巻上機、３は巻上げド
ラムの回転を駆動する直流電動機、13は直流電動機３の
正逆回転および回転速度を制御する電力変換器、12は電
力変換器13を構成する電力変換素子の点弧制御を行なう
位相制御器、11は電力変換器13の電源回路に流れる交流
電流値を計測する電流検出器、10は電流検出器11で検出
した交流電流値からトルクを演算して位相制御器12にト
ルク基準を出力するトルク制御回路、６は直流電動機３
の回転速度を検出して速度信号を出力する速度検出器、
４は巻上機２の巻上速度の速度基準を予め定める速度設
定器、５は速度信号と速度基準を比較してトルク基準を
出力する速度制御器、７は巻上機２の巻上げ荷重を予め
定める荷重設定器、８は荷重設定器７によって設定され
た荷重値から直流電動機３のトルク制限値を演算するト
ルク制限発生器、９はトルク制限発生器８から出力され
たトルク制限値とトルク基準とからトルクリミット制御
を行なうトルクリミット回路、15はトルクリミット回路
９から出力されたトルクリミット信号によってトルク制
御回路10の出力を制限する信号加算回路であり、重量物
を持ち上げる巻上機２の駆動制御装置において、巻上機
２を巻き上げる直流電動機３と、直流電動機３を可変速
駆動する駆動装置と、直流電動機３の速度を検出する速
度検出器６と、巻上機２の巻上速度を設定する速度設定
器４と、速度設定器４の速度基準と速度検出器６の検出
する巻上機２の速度信号を比較制御トルク基準を出力す
る速度制御器５と、巻上機２の巻上げ荷重を設定する荷
重設定器７と、荷重設定器によりセットされた荷重値か
ら巻上げ電動機のトルク値の制限値を出力するトルク制
限発生器８と、速度制御器５の出力するトルク基準をト
ルク制限発生器８により制限されたトルク基準を入力し
トルク制御を行なうトルク制御回路10と、トルク制御回
路10の出力信号により位相制御を行い電力変換素子のス
イッチング制御を行う位相制御器12と、直流電動機３に
電力を供給する電力変換器13とからなる巻上機の駆動制
御装置である。
説明する。図１において２は重量物を巻上げドラムの回
転によって吊上げまたは吊下げる巻上機、３は巻上げド
ラムの回転を駆動する直流電動機、13は直流電動機３の
正逆回転および回転速度を制御する電力変換器、12は電
力変換器13を構成する電力変換素子の点弧制御を行なう
位相制御器、11は電力変換器13の電源回路に流れる交流
電流値を計測する電流検出器、10は電流検出器11で検出
した交流電流値からトルクを演算して位相制御器12にト
ルク基準を出力するトルク制御回路、６は直流電動機３
の回転速度を検出して速度信号を出力する速度検出器、
４は巻上機２の巻上速度の速度基準を予め定める速度設
定器、５は速度信号と速度基準を比較してトルク基準を
出力する速度制御器、７は巻上機２の巻上げ荷重を予め
定める荷重設定器、８は荷重設定器７によって設定され
た荷重値から直流電動機３のトルク制限値を演算するト
ルク制限発生器、９はトルク制限発生器８から出力され
たトルク制限値とトルク基準とからトルクリミット制御
を行なうトルクリミット回路、15はトルクリミット回路
９から出力されたトルクリミット信号によってトルク制
御回路10の出力を制限する信号加算回路であり、重量物
を持ち上げる巻上機２の駆動制御装置において、巻上機
２を巻き上げる直流電動機３と、直流電動機３を可変速
駆動する駆動装置と、直流電動機３の速度を検出する速
度検出器６と、巻上機２の巻上速度を設定する速度設定
器４と、速度設定器４の速度基準と速度検出器６の検出
する巻上機２の速度信号を比較制御トルク基準を出力す
る速度制御器５と、巻上機２の巻上げ荷重を設定する荷
重設定器７と、荷重設定器によりセットされた荷重値か
ら巻上げ電動機のトルク値の制限値を出力するトルク制
限発生器８と、速度制御器５の出力するトルク基準をト
ルク制限発生器８により制限されたトルク基準を入力し
トルク制御を行なうトルク制御回路10と、トルク制御回
路10の出力信号により位相制御を行い電力変換素子のス
イッチング制御を行う位相制御器12と、直流電動機３に
電力を供給する電力変換器13とからなる巻上機の駆動制
御装置である。
【０００７】そして、荷重１が巻上機２に接続され、巻
上げを行うとき、直流電動機３は速度設定器４の速度指
令に従って速度制御器５により、直流電動機３の速度を
検出する速度検出器６の速度帰還信号と比較し、速度制
御される。一方、吊り上げ荷重１の重量をセットする荷
重設定器７に従い、電動機出力トルクの制限値を演算す
るトルク制限演算回路８は、速度制御器５の出力するト
ルクをトルクリミット回路９に制限トルクを出力して、
トルク基準を制限する。
上げを行うとき、直流電動機３は速度設定器４の速度指
令に従って速度制御器５により、直流電動機３の速度を
検出する速度検出器６の速度帰還信号と比較し、速度制
御される。一方、吊り上げ荷重１の重量をセットする荷
重設定器７に従い、電動機出力トルクの制限値を演算す
るトルク制限演算回路８は、速度制御器５の出力するト
ルクをトルクリミット回路９に制限トルクを出力して、
トルク基準を制限する。
【０００８】トルク演算回路８は、下式に従い、トルク
制限値を演算する。
制限値を演算する。
【０００９】 ＴLIMIT ＝Ｍｇ・Ｒ×ａ （１） ここで、Ｍ：荷重（kg） ｇ：重力加速度（ｍ／ｓ2 ） Ｒ：ドラム半径（ｍ） ａ：比例定数 ＴLIMIT ：トルク制限値（Ｎ−ｍ） ドラムと直流電動機３の間に、減速比１／Ｇの減速機が
設置されている場合には、直流電動機３のトルク制限値
ＴLIMIT(M)は、 ＴLIMIT(M)＝ＴLIMIT ／Ｇ （２） として演算される。
設置されている場合には、直流電動機３のトルク制限値
ＴLIMIT(M)は、 ＴLIMIT(M)＝ＴLIMIT ／Ｇ （２） として演算される。
【００１０】トルクリミット回路９の出力は、トルク制
御回路10へのトルク基準信号となり、電流検出器11によ
り検出したトルクに比例する信号を帰還信号として、ト
ルク制御回路10はトルク制御を行い、位相制御回路12に
位相基準信号を出力する。位相制御回路12は、電力変換
素子13のスイッチングを制御し、直流電動機３に可変電
力を与える。荷重設定器７に荷重を設定することによっ
て、電動機３は余分なトルクを発生することがなく、荷
重を誤って固定してしまった場合に荷重あるいは固定物
を破損することがない。
御回路10へのトルク基準信号となり、電流検出器11によ
り検出したトルクに比例する信号を帰還信号として、ト
ルク制御回路10はトルク制御を行い、位相制御回路12に
位相基準信号を出力する。位相制御回路12は、電力変換
素子13のスイッチングを制御し、直流電動機３に可変電
力を与える。荷重設定器７に荷重を設定することによっ
て、電動機３は余分なトルクを発生することがなく、荷
重を誤って固定してしまった場合に荷重あるいは固定物
を破損することがない。
【００１１】また、請求項２に記載した巻上機制御装置
は速度検出器によって出力された速度信号から巻上機の
巻上げ上昇率を検出するストール検出回路14と、ストー
ル検出回路14によって検出された上昇率が予め定めた設
定上昇率以下の場合に警報信号を出力することを特徴と
する。
は速度検出器によって出力された速度信号から巻上機の
巻上げ上昇率を検出するストール検出回路14と、ストー
ル検出回路14によって検出された上昇率が予め定めた設
定上昇率以下の場合に警報信号を出力することを特徴と
する。
【００１２】
【発明の効果】巻き上げ荷重が固定されたり、引掛かっ
ていたりする場合に、荷重及び固定物を破損させること
がない。
ていたりする場合に、荷重及び固定物を破損させること
がない。
【００１３】また、速度の上昇率を監視するストール検
出回路により、速度上昇が検出されない場合には、荷重
設定値が小さすぎるか、荷重が固定されているかを判断
できるための表示器に表示し、オペレータにアラームを
発することができる。
出回路により、速度上昇が検出されない場合には、荷重
設定値が小さすぎるか、荷重が固定されているかを判断
できるための表示器に表示し、オペレータにアラームを
発することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す巻上機制御装置の構成
図である。
図である。
４…速度検出器 ５…速度制御器 ６…速度検出器 ７…荷重設定器 ８…トルク制限演算器 ９…トルクリミット回路 10…トルク制御回路 11…電流検出器 12…位相制御回路 13…電力変換器 14…ストール検出器
Claims (2)
- 【請求項１】 重量物を巻上げドラムの回転によって吊
上げまたは吊下げる巻上機と、前記巻上げドラムの回転
を駆動する直流電動機と、この直流電動機の正逆回転お
よび回転速度を制御する電力変換器と、この電力変換器
を構成する電力変換素子の点弧制御を行なう位相制御器
と、前記電力変換器の電源回路に流れる交流電流値を計
測する電流検出器と、この電流検出器で検出した前記交
流電流値からトルクを演算して前記位相制御器にトルク
基準を出力するトルク制御回路と、前記直流電動機の回
転速度を検出して速度信号を出力する速度検出器と、前
記巻上機の巻上速度の速度基準を予め定める速度設定器
と、前記速度信号と前記速度基準を比較してトルク基準
を出力する速度制御器と、からなる巻上機制御装置にお
いて、前記巻上機の巻上げ荷重を予め定める荷重設定器
と、この荷重設定器によって設定された荷重値から前記
直流電動機のトルク制限値を演算するトルク制限発生器
と、このトルク制限発生器から出力されたトルク制限値
と前記トルク基準とからトルクリミット制御を行なうト
ルクリミット回路と、このトルクリミット回路から出力
されたトルクリミット信号によって前記トルク制御回路
の出力を制限する信号加算回路と、を具備したことを特
徴とする巻上機制御装置。 - 【請求項２】 前記速度検出器によって出力された速度
信号から前記巻上機の巻上げ上昇率を検出するストール
検出回路と、このストール検出回路によって検出された
前記上昇率が予め定めた設定上昇率以下の場合に警報信
号を出力する前記請求項１に記載した巻上機制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5237033A JPH0795795A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 巻上機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5237033A JPH0795795A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 巻上機制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795795A true JPH0795795A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17009406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5237033A Pending JPH0795795A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 巻上機制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0795795A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100828002B1 (ko) * | 2007-02-20 | 2008-05-08 | 한국산업안전공단 | 제어장치를 구비한 드럼형 호이스트 및 그 제어방법. |
| JP2010043948A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験機の駆動制御方法及びタイヤ試験機 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5237033A patent/JPH0795795A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100828002B1 (ko) * | 2007-02-20 | 2008-05-08 | 한국산업안전공단 | 제어장치를 구비한 드럼형 호이스트 및 그 제어방법. |
| JP2010043948A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験機の駆動制御方法及びタイヤ試験機 |
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