JPH079535B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH079535B2
JPH079535B2 JP62152163A JP15216387A JPH079535B2 JP H079535 B2 JPH079535 B2 JP H079535B2 JP 62152163 A JP62152163 A JP 62152163A JP 15216387 A JP15216387 A JP 15216387A JP H079535 B2 JPH079535 B2 JP H079535B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感光材料に像様露光された画像を受像材料へ転
写することにより受像材料上に画像を得る画像記録装置
に関する。
[従来技術] 感光材料として、例えば熱現像感光材料を用いてカラー
画像を得る画像記録装置として、特開昭59−75247号に
示される如く、熱現像感光材料に露光部で画像を露光し
た後に現像部で現像し、熱現像後の画像を受像材料へ転
写するようにしたものが知られている。また、熱現像感
光材料を用いる他の装置として、本出願人の出願に係る
特願昭61−124047号明細書に開示されたものがある。
この装置においては、感光材料から画像が転写された受
像材料は、感光材料から剥離され、装置上方に設けられ
た乾燥装置を経て装置の頂部にあるトレイへと取り出さ
れるようになっている。また、受像材料への画像の転写
が終了して不要となった廃棄感光材料は受像材料と剥離
された後、装置下方にある廃棄感光材料収容箱へと排出
されるようになっている。
このような装置に用いられる感光材料と受像材料との剥
離構造は、第8図に示される如く、剥離ローラ80はアー
ム82へ軸支されており、アーム82はソレノイド84の駆動
力を受けるプランジヤ86の作動によって搬送ローラ94へ
と当接し、受像材料88の先端部よりも突出した状態で送
り出される感光材料90を搬送ローラ94とで挟持して廃棄
感光材料収容箱のある装置下方へと方向転換させるよう
になっている。一方、熱現像転写部から送り出される受
像材料88はその両端部が感光材料90よりも突出されてい
るので、搬送ベルト92によって装置上方へ方向転換され
て搬送されるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような剥離構造の場合受像材料88と
感光材料90との密着力が強いと、剥離ローラ80による感
光材料90の装置下方への方向転換時に受像材料88が追従
されていき、特に受像材料88の幅方向中央部分が腹出し
の状態となりやすい傾向にある。また感光材料90から剥
離された後も受像材料88は幅方向中央部分がたわみ、腹
出しの状態となり、受像材料88の幅方向中央部分が剥離
ローラ80と干渉することがある。このため、受像材料88
は剥離ローラ80と当接し剥離ローラ80と搬送ローラ94と
の間に巻き込まれ、紙づまりを発生するといった不具合
が生じる恐れがある。
これを解消するために、感光材料90の先端部を受像材料
88よりも突出させる場合に、この突出量を長くとり、剥
離作用を向上させることが考えられるが、このように突
出部分を長くすると感光材料90の不使用部分が多くな
り、コストアツプとなると共に装置自体の形状が大きく
なる。
本発明は上記事実を考慮し、幅方向端部が突出せしめら
れた感光材料又は受像材料と剥離手段との干渉を防止し
て、感光材料と受像材料との剥離動作を迅速かつ確実に
行なうことができる画像記録装置を得ることが目的であ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る画像記録装置は、 感光材料又は受像材料のうちの一方を搬送方向先端部で
突出させ他方を幅方向端部で突出させた状態で重ね合わ
せ、感光材料に記録された画像を受像材料へ転写するこ
とにより受像材料に画像を得る画像記録装置であって、 前記先端部で突出させた一方の材料と当接しその一方の
材料をこの重ね合わせ面から離れる第1の方向へ案内す
る第1当接部材と、前記幅方向端部で突出させた前記他
方の材料に当接しその他方の材料をこの重ね合わせ面か
ら離れる第2の方向へ案内する第2当接部材とからな
り、前記一方の材料と前記他方の材料とを剥離させる剥
離手段を備え、 前記第1当接部材における一方の材料への当接部が、そ
の一方の材料の少なくとも中央部分以外で当接するよう
に構成され、前記第2当接部材における他方の材料への
当接部がその他方の材料の幅方向突出端部で当接するよ
うに構成されたことを特徴とする。
[作用] 上記構成により、感光材料と受像材料とは、搬送方向先
端部で一方の材料が他方の材料よりも突出し、幅方向端
部で他方の材料が一方の材料よりも突出した状態で重ね
合わされ、画像の転写が行われる。
転写後、一方の材料は、他方の材料よりも先行し、第1
当接部材へ当接することによって、重ね合わせ面と離れ
る第1の方向へ案内される。
一方、他方の材料は、一方の材料より遅れて追従し、幅
方向突出端部で第2当接部の当接部と当接することによ
って、重ね合わせ面と離れる第2の方向へ案内される。
こうして、感光材料と受像材料とは剥離されて分離され
る。
ここで、感光材料と受像材料との粘着力が強いと、一方
の材料と他方の材料とを分離する際に、先行する一方の
材料に遅れをとって追従する他方の材料が、この幅方向
中央部でたわんで腹出しの状態となる事態が予想され
る。このような事態にあっても、第1当接部材の当接部
が、一方の材料の少なくとも中央部分以外で当接するの
で、他方の材料の幅方向中央部の第1当接部材との干渉
が起きることなく、感光材料、受像材料のつまりの発生
が防止されて感光材料と受像材料との剥離作用、すなわ
ち分離搬送が確実に行われる。
また、感光材料と受像材料とは、互いに重ね合わせ面か
ら離れる方向へそれぞれ案内されるので、感光材料と受
像材料との剥離、ないし分離は一層確実となる。
本発明において、感光材料とは該感光材料に露光された
画像を被転写材料(受像材料)に転写して可視像を得る
タイプのものであればどのようなものであっても良い。
例えば、前述した熱現像感光材料がある。この熱現像感
光材料にあっては、加熱により画像状に可動性の色素を
放出させこの可動性の色素を、水などの溶媒によって媒
染剤を有する受像材料(色素固定材料)に転写が行なわ
れるもの、高沸点有機溶剤により受像材料に転写が行な
われるもの、受像材料に内蔵された親水性熱溶剤により
受像材料に転写されるもの、あるいは、可動性の色素が
熱拡散性または昇華性であり、支持体等の色素受容材料
に転写するもの等が知られており、具体的には、米国特
許第4,463,079号、同第4,474,867号、同第4,478,927
号、同第4,507,380号、同第4,500,626号、同第4,483,91
4号、特開昭58−149046号、同58−149047号、同59−152
440号、同59−154445号、同59−165054号、同59−18054
8号、同59−168439号、同59−174832号、同59−174833
号、同59−174834号、同59−174835号、などに開示され
ている。
また、他の例としては、像様露光により生じた画像を受
像層を有する受像材料へ圧力により転写させて可視像を
得るいわゆる感光感圧性材料がある。
この感光感圧性材料としては、例えば、本出願人の出願
に係わる特開昭57−179836号公報に開示された像様露光
により重合性化合物を像様に硬化させ、その後受像材料
と重ねて圧力を加えて可視像を得るタイプのものがあ
る。この感光感圧性材料は支持体上にビニル化合物、光
重合開始剤、および着色プリカーサーを含有する合成高
分子樹脂壁カプセルを担持したものである。
また、像様露光により生じた潜像を予備的に熱現像した
り湿式現像を行なった後、受像材料と重ねて圧力を加え
て可視像を得るタイプのものが上げられる。このような
材料の例としては、本出願人の出願に係わる特開昭61−
278849号公報に開示されたものがある。
この材料は、熱現像を行なった後受像層を有する受像材
料に色画像形成物質を転写させて受像材料上に画像を得
るもので、支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、
還元剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗設され
ており、少なくとも該重合性化合物および色画像形成物
質が同一のマイクロカプセルに封入されているものであ
る。
[実施例] 以下に本発明の実施例に係る画像記録装置を説明する。
第2図に示される如く本発明が適用された画像記録装置
10は機台12へ収容されるマガジン14へロール状の熱現像
感光材料16が収容されている。この感光材料16はその外
周から引き出されカツタ18で所定長さに切断された後に
回転ドラム20の外周へと巻き付けられるようになってい
る。この回転ドラム20の外周に対応して露光ヘツド22が
配置されており、回転ドラム20を矢印A方向へ回転さ
せ、巻き付けられた感光材料16へ画像を露光する。
露光後の感光材料16は回転ドラム20の逆転により、スク
レーパ24で回転ドラム20から剥離され、水塗布部26で画
像形成用溶媒としての水が付与された後に内部が加熱部
とされる熱現像転写部28へと送られる。
一方、トレイ30へ収容された複数枚の受像材料32は、そ
の最上層が熱現像転写部28へと送られる。
熱現像転写部28では互いに密着する搬送ローラ34、36が
入口部に設けられて感光材料16と受像材料32を密着させ
た後に出口部の搬送ローラ38、40へと送り込むようにな
っている。中間部には搬送ローラ42、44が設けられ、搬
送ローラ34、36から送り出される密着された感光材料16
と受像材料32とを搬送ローラ38、40へと送り出す役目を
有している。各搬送ローラは図示しないモータの駆動力
が伝達されて回転力を受ける構成である。
各搬送ローラは感光材料16と受像材料32との搬送経路の
反対側にヒータ46がそれぞれ配置されており、通電発熱
体で構成される発熱素子によって所定温度まで上昇され
るようになっている。
熱現像転写部28の後流には剥離手段48が配置されてお
り、熱現像転写部28から送り出される感光材料16は搬送
ローラ55に巻き掛けられ廃棄感光材料収容箱50へ、受像
材料32は受像材料搬送ベルト59に幅方向両端部が挟持さ
れて、上方へ向い乾燥装置52へと送り出されるようにな
っている。この受像材料搬送ベルト59一方は中間部が縮
径された搬送ローラ61と、乾燥装置52の上方に配置され
た図示しない搬送ローラとの間に巻き掛けられている。
また他方の受像材料搬送ベルト59は搬送ローラ55と、乾
燥装置52の上方に配置された図示しない搬送ローラとの
間に巻き掛けられている。受像材料32は乾燥装置52で乾
燥された後に機台12の頂部に形成される取出トレイ54上
へ送り出されるようになっている。
ここで、受像材料32と感光材料16とは、第4図に示され
る如く、搬送方向(第4図矢印方向)先端は感光材料16
が突出され、幅方向両端部は受像材料32が突出されてい
る。剥離手段48ではこの貼り合わせ時に意図的に行なっ
た寸法のずれを利用して、感光材料16と受像材料32とを
剥離するようにしている。
第1図及び第3図に示されるように、剥離手段48は剥離
部材としての一対の剥離ローラ56、57が同軸的に設けら
れている。これらの剥離ローラ55、57の両端部は4個の
スイングアーム58、60、62、64で軸支されている。これ
らの4個のスイングアーム58〜64は夫々一方の端部をシ
ヤフト66が貫通しており、シヤフト66回りに同一回転位
置で固定されている。このシヤフト66は両端が側板68、
70に回転可能に支持されている。
これらのスイングアーム58〜64の中でスイングアーム58
の外周からはシヤフト66の半径方向へレバー72が突出形
成されている。このレバー72の先端部はソレノイド74の
プランジヤ76とピン77を介して連結されている。
スイングアーム58〜64の他方の端部には鍵状の孔58A、6
0A、62A、64Aが夫々設けられている。孔58Aと孔60Aには
剥離ローラ56の両端部に取り付けられたシヤフト56Aが
夫々遊嵌されてスイングアーム58、60の長手方向へ移動
可能となっている。また孔62A、64Aも同様に剥離ローラ
57の両端部に取り付けられたシヤフト57Aが夫々遊嵌さ
れてスイングアーム62、64の長手方向へ移動可能となっ
ている。
孔58A〜64Aの他の一部は拡幅され、圧縮コイルばね73が
夫々配置されている。これらの圧縮コイルばねの一端部
は孔58A〜64Aの一端部に当接され、他方の端部は支持ピ
ース75に当接されている。支持ピース75は孔58A〜64Aに
長手方向中間部に形成される細幅部に収容され、圧縮コ
イルばね73の付勢力で剥離ローラ56、57を孔58A〜64Aの
一端へ押圧している。
これらの剥離ローラ56、57の間、すなわちスイングアー
ム60とスイングアーム62との間は通過する受像材料32の
幅方向中央部から退避した凹部である隙間85となってい
る。
ところで、これらのスイングアーム58〜64はソレノイド
74への非通電状態では第3図に示されるように、剥離ロ
ーラ56、57を搬送ローラ55から離間させ水平方向に搬送
される感光材料16の移動軌跡よりも上方に配置してい
る。またソレノイド74へ通電されプランジヤ76が突出さ
れると、第5図に示されるようにスイングアーム58〜64
は第5図矢印B方向へ回転されて、剥離ローラ56、57が
搬送ローラ57と当接するようになっている。
またソレノイド68への通電状態すなわち第5図の状態で
は剥離ローラ56、57は熱現像転写部28から感光材料16よ
り遅れて排出される受像材料32の通過経路(第5図に示
す想像線C参照)よりも廃棄感光材料収容箱側(装置下
方側)の領域(第5図斜線部参照)へ全て入り込むよう
になっている。すなわち、剥離ローラ56、57は感光材料
16との当接時から少なくとも剥離ローラ56、57の外径寸
法分はスイングアーム58〜64によって移動されるように
なっている。
以下に本実施例の作用を説明する。
マガジン14から引き出された感光材料16がカツタ18で切
断された後に回転ドラム20の外周へ巻き付けられると、
回転ドラム20は高速で回転し、感光ヘッド22により画像
が露光される。
露光後に感光材料16はスクレーパ24で剥離され、水塗布
部26で水塗布されて熱現像転写部28へと送られる。
一方トレイ30内の受像材料32はその最上層から熱現像転
写部28へと送られて感光材料16と密着される。
密着された後の感光材料16と受像材料32とは搬送ローラ
34、36を通って搬送ローラ42、44へと送られる。更にこ
の搬送ローラ42、44間から搬送ローラ38、40を通って送
り出される。このように、複数対の搬送ローラはヒータ
46により加熱されているため、感光材料16と受像材料32
とは直ちに所定温度とされ、感光材料16に記録された画
像か熱現像されると共に、受像材料32へと熱転写され
る。
転写後は剥離手段48によって感光材料16と、受像材料32
とが剥離され、感光材料16は搬送ローラ57に巻き掛けら
れ廃棄感光材料収容箱50へ、受像材料32は剥離手段48の
一部を構成する受像材料搬送ベルト59で略直角方向(第
5図上方)へ反転され、乾燥装置52を経て取出トレイ54
へと取り出される。
ここで、熱転写現像部28から排出された感光材料16と受
像材料32は貼り合わされた状態で略直線的に搬送され
る。
感光材料16の先端の受像材料32よりも突出された部分が
剥離ローラ56、57のスイングアーム58〜64による移動軌
跡上まで到達すると、ソレノイド74が通電されプランジ
ヤ76が延び出す。これに応じて、スイングアーム58〜64
は第5図矢印B方向へ回転され、剥離ローラ56、57が感
光材料16の幅方向両側部と夫々当接すると共にこの感光
材料16を下方へと押し下げる。剥離ローラ56、57は最終
的には搬送ローラ55の外周と当接し、この搬送ローラ55
と剥離ローラ56、57とで感光材料16を挟持する。なお、
剥離ローラ56、57の搬送ローラ55への当接力、すなわ
ち、感光材料16の挟持力は圧縮コイルばね73と支持ピー
ス74の作用により調整されるので、ソレノイド74による
スイングアーム58〜64の移動量は多少の誤差があっても
よい。
感光材料16が方向転換されて搬送ローラ57と剥離ローラ
56との間に挟持されると同時に受像材料32はその軸方向
両端部から突出された部分が受像材料搬送ベルト59に挟
持され、方向が転換されて乾燥装置52方向へ搬送され
る。
ここで、受像材料32と感光材料16との粘着力が強い場
合、感光材料16を剥離ローラ56で押し下げるときに受像
材料32と感光材料16が剥離されずに、受像材料32が感光
材料16に若干追従されて剥離されることがある。この場
合、この剥離ローラ56、57をソレノイド74への通電時に
移動方向延長線C(第5図参照)よりも下方の領域に配
置するようにしたので、受像材料32の寸端部が剥離ロー
ラ56と干渉されることがなく、受像材料32の先端部がつ
ぶされるような不具合が生じない。
また受像材料32の幅方向中央部分が感光材料16との間の
密着力で剥離ローラ56、57方向へたわむことがある。こ
の場合本発明では、剥離ローラ56、57の間すなわち、受
像材料32の幅方向中央部分に対応する部分に凹部である
隙間85が設けられているので、剥離ローラ56、57が受像
材料32の幅方向中央部分と干渉することがない。
従って、感光材料16と受像材料32とを円滑に剥離させる
ことができる。
次に本発明の第2実施例について説明する。
第6図には第2実施例の剥離部材100が示されている。
この剥離部材100はシヤフト104の外周にガイド板102が
取付けられている。シヤフト104は前記実施例と同様に
側板68、側板70に両端が支持されて図示しない駆動手段
の駆動力で回転されるようになっている。またガイド板
102には切欠き102Aにより凹部が設けられている。この
切欠き102Aは、受像材料32の幅方向中間部と対応されて
いる。
従ってこの剥離部材100はガイド板102が転写後の感光材
料16の幅方向両端部を方向転換させて感光材料16と、受
像材料32とを剥離する。また受像材料32の幅方向中央部
分がガイド板102の方向へ撓んだ場合にも受像材料32の
幅方向中央部分に対応する部分には凹部である切欠き10
2Aが設けられているので、受像材料32の幅方向中央部分
がガイド板102と干渉するような不具合は生じない。
従って、感光材料と受像材料とを円滑に剥離させること
ができる。
次に本発明の第3実施例について説明する。
第7図には第3実施例の剥離部材106が示されている。
この剥離部材106はシヤフト108の外周にガイド板110が
取付けられている。シヤフト108は前記実施例と同様に
側板68、70に両端が支持されて駆動力を受けて回転する
ようになっている。またガイド板110は中間部が肉厚方
向に屈曲されて凹部を形成しており、この屈曲部110A
は、受像材料32の幅方向中央部に対応している。
この剥離部材106は前記各実施例と同様に転写後の感光
材料16を方向転換させて感光材料16と、受像材料とを剥
離する。また受像材料32の幅方向中央部分がガイド板11
0方向へ撓んだ場合にもこの場合屈曲部110Aが設けられ
ているので、受像材料32の幅方向中央部がガイド板110
と干渉するような不具合は生じない。
従って、前記実施例、第2実施例と同様に、感光材料と
受像材料とを円滑に剥離させることができる。
なお、以上説明した各実施例では、受像材料32は受像材
料搬送ベルト59により略直角方向へ方向転換されるよう
になっているが、略直角方向以外に受像材料32を搬送さ
せるものでも適用できる。
[発明の効果] 以上説明した如く、一方の材料と他方の材料とを分離す
る際に、先行する一方の材料に遅れをとって追従する他
方の材料が、この幅方向中央部でたわんで腹出しの状態
となる事態にあっても、第1当接部材の当接部が、一方
の材料の少なくとも中央部分以外で当接するので、他方
の材料の幅方向中央部の第1当接部材との干渉が起きる
ことなく、感光材料、受像材料のつまりの発生が防止さ
れて感光材料と受像材料との剥離作用、すなわち分離搬
送が確実に行われる。
また、感光材料と受像材料とは、互いに重ね合わせ面か
ら離れる方向へそれぞれ案内されるので、感光材料と受
像材料との剥離、ないし分離は一層確実となる優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る剥離手段を示す分解斜視図、
第2図は本発明が適用された画像記録装置の概略構成
図、第3図は第1実施例に係る剥離手段を示す断面図、
第4図は受像材料と感光材料との貼り合わせ状態を示す
平面図、第5図は第3図に示す剥離手段の作動状態を示
す作動図、第6図は第2実施例に係る剥離手段のガイド
板を示す斜視図、第7図は第3実施例に係る剥離手段の
ガイド板を示す斜視図、第8図は従来の剥離構造を示す
正面図である。 10……画像記録装置、 16……感光材料、 32……受像材料、 56、57……剥離ローラ、 58、60、62、64……スイングアーム、 59……受像材料搬送ベルト、 102、110……ガイド板。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−18951(JP,A) 特開 昭60−135944(JP,A) 特開 昭63−159852(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料又は受像材料のうちの一方を搬送
    方向先端部で突出させ他方を幅方向端部で突出させた状
    態で重ね合わせ、感光材料に記録された画像を受像材料
    へ転写することにより受像材料に画像を得る画像記録装
    置であって、 前記先端部で突出させた一方の材料と当接しその一方の
    材料をこの重ね合わせ面から離れる第1の方向へ案内す
    る第1当接部材と、前記幅方向端部で突出させた前記他
    方の材料に当接しその他方の材料をこの重ね合わせ面か
    ら離れる第2の方向へ案内する第2当接部材とからな
    り、前記一方の材料と前記他方の材料とを剥離させる剥
    離手段を備え、 前記第1当接部材における一方の材料への当接部が、そ
    の一方の材料の少なくとも中央部分以外で当接するよう
    に構成され、前記第2当接部材における他方の材料への
    当接部がその他方の材料の幅方向突出端部で当接するよ
    うに構成されたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記剥離手段の前記一方の材料と当接する
    第1当接部材は、軸方向が前記一方の材料の幅方向に沿
    って、所定の間隔で、同軸的に配置される2本のローラ
    であることを特徴とする前記特許請求の範囲第(1)項
    記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記剥離手段の一方の材料と当接する第1
    当接部材は、前記一方の材料と当接する先端部の中央部
    分に切り欠きが設けられたガイド板であることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第(1)項記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】前記剥離手段の前記一方の材料と当接する
    第1当接部材は、前記一方の材料と当接する先端部の中
    央部分が前記一方の材料の搬送方向に対してほぼ垂直な
    方向へ屈曲されたガイド板であることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第(1)項記載の画像記録装置。
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