JPH0795358B2 - 車種判別方法 - Google Patents

車種判別方法

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JPH0795358B2
JPH0795358B2 JP61019575A JP1957586A JPH0795358B2 JP H0795358 B2 JPH0795358 B2 JP H0795358B2 JP 61019575 A JP61019575 A JP 61019575A JP 1957586 A JP1957586 A JP 1957586A JP H0795358 B2 JPH0795358 B2 JP H0795358B2
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JP
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vehicle width
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誉司 日南
直志 野口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有料道路の料金所等に設置され通行車両の車
種判別を行なう車種判別装置の車種判別方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、有料道路においては、通行料金を車種に応じて
設定している場合が多い。このため、料金所等には車種
判別装置が設置されており、通行車両の車種を判別して
いる。
第8図は従来の車種判別装置の構成を示す模式図であ
る。同図において1は料金所進入車線であって、この車
線1を挟んで縦列に光電センサ群2を配列した車両分離
器3a,3bと、車両の第1軸目から車両前面までの長さい
わゆるオーバーハングを検知するオーバハング検知器4
a,4bとがそれぞれ対向設置されている。また、上記車両
分離器3a,3b上には車高検知器5a,5bが設けられており、
車線1上には幅方向に軸輪検知器6が設けられている。
そして、通行車両が図中矢印A方向から進入すると、車
両検知器3a,3b間に形成された光膜を車両が遮ることに
より車両の進入が検知される。また、車両が軸輪検知器
6上を通過することにより車両の進行方向が検知される
と共に、上記車両の軸数およびトレッド(輪距)が検出
される。さらに、車高検知器により車両の高さが検出さ
れ、オーバハング検知器6a,6bによりオーバハングが検
出される。かくして、これら検出データ(軸数,トレッ
ド,車高,オーバハング)に基いて通行車両の車種判別
を行なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記従来の車種判別装置においては、次のよ
うな問題点があった。すなわち、車種判別するための基
本データとなる軸数とトレッドとの検出を接触型の軸輪
検知器6で行なっていたので、この検知器6は消耗が激
しく、特に交通量の多い料金所では寿命が短いため交換
頻度が多くなり、大変に不経済であった。そこで従来、
非接触による車種判別方法として、特開昭60−24700号
公報にみられるように車両のナンバープレートを非接触
で撮像し、そのナンバープレートの大きさから車種を判
別する方法が考えられていた。また、実願昭50−86813
号(実開昭52−1156号)のマイクロフィルムに見られる
ように車両の車幅を非接触で計測し、その車幅から車種
を判別する方法も考えられていた。
しかし、ナンバープレートの大きさのみによる車種判別
方法では、ナンバープレートの傾きや汚れまたは変形等
によってナンバープレートの大きさを認識できなかった
場合、車種を判別できなくなる問題があった。また、第
6図に示すように大型車の車幅と小型車の車幅とは車幅
2.2m〜2.3mの範囲内で重複しており、車幅情報だけで車
種を判別するのは困難であった。
本発明はこのような事情に基いてなされたもので、その
目的とするところは、通常は車幅に基いて車種を判別
し、車幅が大型車と普通車の重複範囲内であり判別でき
ない場合に限りナンバープレートの大きさから車種を判
別するようにして、車種判別を高精度に行い得る車種判
別方法を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解決し目的を達成するために、
次のような手段を講じたことを特徴としている。すなわ
ち、車両分離器により車両の進入を検知すると共に進行
方向を検出し、また、前記車両の車幅を車幅計測機によ
り非接触で計測すると共に、車両のナンバープレートの
大小判別をナンバープレート判別機により行ない、この
ナンバープレート判別機により判別されたナンバープレ
ートサイズ情報と車両計測機により計測された車幅情報
とに基いて車種判別機により車種を判別するようにした
ことを特徴としている。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、非接触で自動的に
車種が判別され、かつ車種に応じて異なるナンバープレ
ート情報にも基いて判別される。
〔実施例〕
第1図は本発明を有料道路に適用した場合の一実施例の
外観構成を示す模式図である。なお、第8図と同一部分
には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。第1図に
おいて、11a,11bは2連式車両分離器であって、並列に
配列された2つの光電センサ群12,13から構成されてお
り、車両の進入および進行方向を検知する。上記光電セ
ンサ群12および13は、各々複数の光電管12a〜12nおよび
13a〜13nから形成されており、相対する光電管との間で
光波の投受光が行なわれる。14および15は超音波車幅計
測機であって、それぞれ発信側超音波センサ14a,15aお
よび受信側超音波センサ14b,15bから構成されており、
通行車両の車幅を計測する。16は通行車両のナンバープ
レートを含む前面を撮影するテレビカメラであって、ナ
ンバープレート判別機17に接続されている。ナンバープ
レート判別機17は通行車両のナンバープレートサイズ情
報を得るものであって、車種判別機18に接続されてい
る。車種判別機18は、上記ナンバープレート判別機17よ
り与えられるナンバープレートサイズ情報と、前記車幅
計測機14,15より与えられる車幅情報とに基いて通行車
種判別機の車種を判別するものである。
第2図は同実施例のシステム構成を示すブロック図であ
る。すなわち、2連式車両分離器11a,11bは2つの光電
センサ群12,13により車両の進入を検知すると共に進行
方向を検出し、進行方向情報信号S1を車種判別機18に出
力する。また、超音波車幅計測機14,15は2組の超音波
センサ14a,14bおよび15a,15bにより車線1の両側面から
車両までの距離を検出することにより車幅を測定し、車
幅情報信号S2を前記車種判別機18に出力する。さらに、
ナンバープレート判別機17はテレビカメラ16により撮像
された車両前面画像によりナンバープレートのサイズを
求めて大小判定を行ない、プレートサイズ情報信号S3と
して前記車種判別機18に出力するものとなっている。
次に、このように構成された本実施例の動作について説
明する。今、第3図に示す如く通行車両20が2連式車両
分離器11a,11bにさしかかったとする。そうすると、車
両20は光電センサ群12が投光している光P1を遮り、続い
て光電センサ群13が投光している光P2を遮る。これによ
り、車両20の進入が検知されると同時に進行方向が検出
される。すなわち、第5図(a)に示す如く光P1の方が
先に遮られ(出力:HIGHレベル)、次いで、光P2が遮ら
れたならば車両20は前進しているとみなされ、第5図
(b)に示す如く、先ず光P2が遮られ(出力:HIGHレベ
ル)、次いで光P1が遮られたならば車両20は後進してい
るとみなされる。ここで、前進要因データの時間変化を
第1表に示し、後進要因データの時間変化を第2表に示
す。
今、上記前進要因データにしたがって車両20の前進が検
出されたならば、超音波車幅計測機14,15の超音波セン
サ14a,14bおよび15a,15bにより車幅計測を開始する。す
なわち、第4図に示す如く、先ず発信側超音波センサ14
a,15aより超音波Up1,Up2を発信し、通行車両20の車体か
らの反射波Ur1,Ur2を受信側超音波センサ14b,15bにて受
信する。この超音波を発信してから受信するまでの時間
(t11〜t1n,t21〜t2n)を計測することにより、車幅計
測機14,15から車体までの距離(11〜1n,l21〜l2n)
を車両20の両側面に対して計測する。この計測を一定時
間繰返して行ない、その中で最小のものを車幅計測機1
4,15から車体までの距離1,l2とする。すなわち 1=min(11,12…1n) …(1) l2=min(l21,l22…l2n) …(2) となり、これら距離データ1,l2は車幅情報信号S2とし
て車種判別機18に出力される。
一方、車両20の進入が2連式車両分離器11a,11bにより
検知されると、上記車両20が2連式車両分離器11a,11b
間を通過時にテレビカメラ16により車両20のナンバープ
レートを含む前面が撮影され、画像情報はナンバープレ
ート判別機17に送出される。そうすると、このナンバー
プレート判別機17において上記画像情報からナンバープ
レート部分の情報のみが切出され、この切出されたナン
バープレート部分の大きさが測定され、大小関係が判別
されてプレートサイズ情報信号S3として前記車種判別装
置18に出力される。
車種判別装置18においては、先ず超音波車幅計測機14,1
5より通知された距離データ1,l2に基いて車両20の車
幅Wを計算する。すなわち、超音波センサ14a,14bから
超音波センサ15a,15bまでの距離Lは予めわかっている
ので、 W=L−(1+l2) …(3) にて車幅Wは算出される。
ここで、車幅Wに対する車種(M:普通車,N:大型車)の
度数分布を第6図に示す。同図から明らかなように、車
幅Wが2.2m未満の場合は普通車に限られ、車幅Wが2.3m
よりも大きい場合には大型車に限られる。したがって、
車種判別機18においては車幅Wが2.2m未満の場合は普通
車と判定し、車幅Wが2.3mよりも大きい場合には大型車
と判定する。
これに対し、車幅Wが2.2〜2.3m以内の場合は、第6図
中Hで示す如く大型車Nと普通車Mとではラップしてい
るので、車幅情報だけで車種を判定するのは困難であ
る。そこで、ナンバープレート判別機17より与えられる
プレートサイズ情報に基いて車種判別を行なう。すなわ
ち、車両に取付けられるナンバープレートサイズは大型
車の場合は第7図(a)で示すサイズ(横440×縦220m
m)となり、普通車の場合は同図(b)で示すサイズ
(横330×縦165mm)と決められている。したがって、ナ
ンバープレート判別機17より大型車用のプレートサイズ
情報が与えられたならば大型車と判別し、普通車用のプ
レートサイズ情報が与えられたならば普通車と判別す
る。かくして、車種判別処理が終了する。
なお、2連式車両分離器11a,11bにおいて前進要因によ
り車両20の前進を検知すると、車幅計測およびナンバー
プレートサイズの測定が開始されるが、1台の車両が通
過するまでに前記車両分離器11a,11bにおいて後進要因
を検知した場合は、車両20がバックして該料金所から退
出したものと認識し、車種判別処理を中止する。また、
車種20の前進要因を検知せずに後進要因を検知した場合
は、車両20が逆発進したものと認識し、車種判別処理は
行なわない。
このように、本実施例によれば、車両20の進入および進
行方向の検知を2連式車両分離器11a,11bにより非接触
で行なうと共に、車種判別データの要因となる車幅を超
音波車幅計測機14,15にて計測する。また、車種固有の
データであるナンバープレートサイズを求めるために、
ナンバープレートを含む車両前面をテレビカメラ16によ
り撮影し、この画像情報に基いてナンバープレート判別
機によりナンバープレートの大小を判定する。そして、
車幅情報のみでは車種判別が困難な場合はナンバープレ
ート情報により車種を判別する。したがって、自動的に
非接触でかつ高精度に車種を判別することができる。ま
た、従来の軸輪検知器6のように車両20の通過により消
耗するような構成機器を必要としないので、交換頻度が
少なくなり、システム全体の長寿命化をはかり得、大変
経済的である。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例では本発明を有料道路に適用した場
合を示したが、駐車場等のように車種判別を必要とする
他のシステムに適用できるのは言うまでもない。このほ
か、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、通常は車幅に基
いて車種を判別し、車幅が大型車と普通車の重複範囲内
であり判別できない場合に限りナンバープレートの大き
さから車種を判別するようにしたので、車幅が普通車と
大型車の重複範囲内でかつナンバープレートが認識不明
である場合を除き車種判別が可能となり、より高精度に
車種を判別できる車種判別方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図は外観構成を示す模式図、第2図はシステム構成
を示すブロック図、第3図および第4図は車幅計測を説
明するための図、第5図は前・後進要因を説明するため
の図、第6図は車幅に対する車種別の度数分布図、第7
図(a)(b)は車種別のナンバープレートサイズを示
す図、第8図は従来例の外観構成を示す模式図である。 11a,11b…2連式車両分離器、12,13…光電センサ、14,1
5…超音波車幅計測機、16…テレビカメラ、17…ナンバ
ープレート判別機、18…車種判別機、20…車両。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の進入を検知すると共に進行方向を検
    出する車両分離器と、前記車両の車幅を非接触で計測す
    る車幅計測機と、前記車両のナンバープレートを含む画
    像を撮影する撮像装置と、この撮像装置により撮影され
    た画像に基いて前記ナンバープレートの大きさを検出す
    るナンバープレート判別機とを具備した車種判別装置の
    車種判別方法において、 前記車両分離器にて進入車両の前進が検出されると前記
    車幅計測機による車幅計測を行うとともに前記撮像装置
    による撮影を行い、前記車幅計測機にて計測された前記
    車両の車幅が普通車と大型車の車幅重複範囲よりも大き
    いか小さいかまたは重複範囲内かを判断し、大きい場合
    には前記車両を大型車と判別し、小さい場合には前記車
    両を普通車と判別する第1のステップと、この第1のス
    テップにて前記車両の車幅が前記車幅重複範囲内と判断
    されたとき、前記ナンバープレート判別機により検出さ
    れた前記ナンバープレートの大きさによって前記車両が
    普通車か大型車かを判別する第2のステップとによって
    前記進入車両の車種を判別するようにしたことを特徴と
    する車種判別方法。
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