JPH079526B2 - 簡易ストロボ製造方法 - Google Patents

簡易ストロボ製造方法

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JPH079526B2
JPH079526B2 JP31124787A JP31124787A JPH079526B2 JP H079526 B2 JPH079526 B2 JP H079526B2 JP 31124787 A JP31124787 A JP 31124787A JP 31124787 A JP31124787 A JP 31124787A JP H079526 B2 JPH079526 B2 JP H079526B2
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JP
Japan
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strobe
circuit board
printed circuit
manufacturing
case body
Prior art date
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JP31124787A
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徳次 佐藤
高秋 小谷
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真撮影に利用される照明用の簡易なストロ
ボの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
フイルムを内蔵した容器に簡単な撮影機構を組み込ん
で、非常に低価格で提供されているレンズ付きフイルム
ユニット(以下、フイルムユニットと記す)に、ストロ
ボを同調発光させるためのシンクロ信号を発生させる機
構を組み込んで、ストロボを併用した撮影ができるよう
にする試みがなされており、このようなフイルムユニッ
トと併用するための非常に低価格の簡易ストロボが提案
されている。この簡易ストロボは、プリント基板に発光
部や回路素子等のみならず、予め電源電池やコンデンサ
をハンダ付けなどにより固着しておき、このプリント基
板をケース本体内に装着して蓋を取り付けるという簡単
な方法によって組み立てられている。これによって、非
常な低価格化を達成することができ、簡易ストロボの使
い捨てを可能としている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これまでに提案されてきている簡易ストロボの製造方法
では、上記のようにプリント基板に予め電源電池やコン
デンサを組み込んでおき、このプリント基板をケース本
体に組み込む製造方法がとられていた。しかし、この方
法ではプリント基板を組み込む際に、不用意に電源スイ
ッチを押圧すれば、無駄に電源電池を消耗させてしまう
ので、電源スイッチに触らないように作業をしなければ
ならない。また、予め電源電池やコンデンサ等が組み込
まれていると、充電されたコンデンサに触れて感電する
などの危険が伴いという問題点があった。これ等のこと
から、慎重な作業が要求されるため、作業効率が低下す
るという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
組み立て時の無駄な電源電池の消耗及び感電を防止し、
延いては作業効率の向上を達成することができる簡易ス
トロボ製造方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、これまでの簡易ス
トロボの組み立て工程において、予め電源電池やコンデ
ンサを組み込んでいるために感電の危険が伴い、作業効
率が低下していることに着目し、発光部や回路素子等を
組み込んだプリント基板をケース本体内に固定した後
に、電源電池及びコンデンサをプリント基板に取り付け
るようにしたものである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
〔実施例〕
本発明の簡易ストロボ製造方法を実施したストロボ1
と、これを装着するフイルムユニット50との外観を示す
第2図において、ストロボ1の前面には発光部13,充電
スイッチをONさせる際に押圧する可動部14,シンクロ信
号を受け取るための一対の接片を備えた脚部15が設けら
れている。また、フイルムユニット50には撮影レンズ5
5,ファインダ開口部56,レリーズボタン57,フイルムカウ
ンタ表示窓58,巻き上げノブ59及びホットシュー部52が
設けられている。なお、さらにストロボ1とフイルムユ
ニット50には、各操作部を操作できるように、各操作部
に対応した位置に開口を設けた紙箱が被せられる。これ
によって、ストロボ1及びフイルムユニット50の表面仕
上げの簡略化が図られ、ローコスト化に寄与している。
ストロボ1の組み立て途中の状態を示す第1図におい
て、ストロボ1は本体部2,プリント基板18,蓋25から構
成されている。本体部2は、前記発光部13が嵌合される
ため開口及び可動部14が形成された前面3と、脚部15の
形成された側面4と、この側面4に相対する側面5とか
ら構成されており、これら前面3,側面4及び側面5はそ
れぞれ直角をなして一体にプチスチックで成形されてい
る。なお、本体部2の内側の四隅には、プリント基板を
取り付けるための4つの基台16がそれぞれ設けられお
り、各々の頂部に突起16aがそれぞれ形成されている。
また、側面4,5の自由端の両端には、微小な突起がそれ
ぞれ形成されている。
プリント基板18はストロボ回路を構成する部品の配線部
としての機能はもちろん、回路部品等を保持する支持体
としての役も果している。プリント基板18の前面上部に
は発光部13が取り付けられているとともに、ストロボ1
の充電完了時に点灯し、発光準備OKを知らせるネオン管
19がコード線を介して接続されている。また、中間部に
はストロボ回路,下部には充電スイッチがそれぞれ取り
付けられている。なお、発光部13の内部には周知の放電
管が取り付けられており、ストロボ回路に接続されてい
る。
プリント基板18の背面には、電源としての単三又は単四
等の乾電池20及びメインコンデンサ21をハンダ付けによ
って接続するための端子がプリントされている。また、
プリント基板18の四隅には、前記ピン16aにそれぞれ対
応する4つの穴が開設されている。
なお、乾電池20の両端子には金属接片22,23がそれぞれ
スポット溶接されており、メインコンデンサ21の両端子
には金属接片24,25がそれぞれ接続されている。
前記蓋25は本体部2の開口2aを封止するための矩形状の
屋根部26と、本体部2の開口2bを封止するための背面部
27と、本体部2の開口2cを封止するための底部28とから
なっている。これら屋根部26,背面部27及び底部28はそ
れぞれ直角をなしており、プラスチックで一体に成形さ
れている。この屋根部26と底部28は、本体部2の開口2
a,2cのそれぞれの両サイドに形成された溝32,33,34,35
に案内されて、スライド式に落とし込まれる。
前記屋根部26には2本の細いリブ部を隔ててコ字型のス
リット26a,26bが形成されており、このスリット26a,26b
によって矩形部26cが形成されている。この矩形部26c
は、使用済のストロボ1を廃棄する際に、公害の因とな
る乾電池20を抜き取るために設けられおり、前記リブ部
を切断して矩形部26cを取り除けば、ストロボ1を分解
することなく容易に乾電池20を取り出すことができる。
また、矩形部26cは強く押圧することによっても取り外
すことが可能である。
背面部27の上部にはネオン管19の発光を確認するための
開口27aが開設されており、この開口27aの近傍にはネオ
ン管19を嵌入させることによってネオン管19を開口27a
の背後に配置するための鉤状突起27bが背面部27と一体
に形成されている。また、背面部27の四隅には、前記本
体部2側に設けられた4つの突起にそれぞれ対応する微
小な穴が設けられている。
底部28には乾電池20のプラス端子に対応する位置に突起
部28aが形成されており、この突起部28aによって乾電池
20のストロボ1内での遊動を防止している。また、この
突起部28aの近傍には開口28bが開設されており、乾電池
20を抜き取る際、この開口28bからニッパーの先を差し
入れることによって、金属接片22を切断することができ
る。
ストロボ1を組み立てるには、まず、脚部15に設けられ
た2つの接片に溶着されたリード線の端をプリント基板
18のストロボ回路にハンダ付けする。次に本体部2の突
起16aにプリント基板18の4つの穴をそれぞれ嵌入させ
ると、各突起16aの頭部が各穴から突出されるので、こ
の各頭部を加熱して変形させることにより、プリント基
板18は4つの基台16上に固定される。このとき同時に、
本体部2の開口に発光部13が嵌合され、また充電スイッ
チが可動部14の背後に配置される。
この作業の際、プリント基板には乾電池20及びメインコ
ンデンサ21が取り付けられていないので、充電スイッチ
部分を保持して作業を行っても、メインコンデンサ21が
無駄に充電されて乾電池20が消耗してしまったり、メイ
ンコンデンサ21に不用意に触れて感電するということが
なく、作業効率が向上する。
次に、乾電池20及びメインコンデンサ21をプリント基板
18上に載置して、接片22,23,24,25の各自由端をそれぞ
れ対応するプリント端子にハンダ付けする。そして、プ
リント基板18にリード線を介して接続されているネオン
管19を蓋25の鉤状突起27bに嵌入させるとともに、この
蓋25の屋根部26及び底部28を本体部2の溝32,33,34,35
にそれぞれ嵌合,摺動させて落とし込む。すると、本体
部2側に設けられた4つの微小な突起が背面部27の四隅
の穴にそれぞれ嵌合されて、蓋25は本体部2に嵌合され
る。
本発明のストロボ1は第2図に示すようなフイルムユニ
ット50に装着されて使用される。ストロボ1の脚部15に
嵌合されるフイルムユニット50のホットシュー部52は、
プラスチック製の本体部51の側面に形成された凹部53
と、この凹部53の底面に一体に形成された突出部54とか
ら構成されている。この突出部54は先端がややすぼまっ
た長細い形状をなしており、この中央部の上下に設けら
れた2つの溝にはストロボ1側の接片に対応する一対の
接片が取り付けられている。
フイルムルニット50の前方から、ストロボ1の脚部15を
フイルムユニット50のホットシュー部52の凹部53にスラ
イドさせながら押し込むと、ストロボ1がフイルムユニ
ット50の側面に取り付けられるとともに、脚部15に組み
込まれた一対の接片が突出部54に組み込まれた一対の接
片にそれぞれ接触される。このように接続され、一体化
されたストロボ1とフイルムユニット50に、商品名等を
印刷した紙箱を被せれば、ストロボ付きのフイルムユニ
ットが完成される。なお、ストロボ1,フイルムユニット
50にそれぞれ紙箱を被せ、着脱自在式にしてもよい。
このように完成されたストロボ1を使用するには、スト
ロボ1が装着されたフイルムユニット50をホールドする
ときに、左の人差指等で可動部14を押圧する。これによ
って、この可動部14の背後に設けられた充電スイッチが
ONされてメインコンデサ21に電流が流れ始める。このメ
インコンデンサ21に電荷が充分に溜まるとネオン管19が
点灯し、充電が完了したことを知らせる。
次にフイルムユニット50のレリーズボタン57を押し込む
と、シャッタの開放と同時にホットシュー部52の接片及
びこれらに接触している脚部15の接片を介して、ストロ
ボ回路内のトリガ回路に短絡信号が供給され、メインコ
ンデンサ21に充電されていた高圧の電荷が、発光部13の
放電管に流れて放電発光され、被写体に向けて補助照明
が与えられる。次の瞬間、シャッタが閉じられ、ネオン
管19は放電管が放電発光されたと同時に消灯してメイン
コンデンサ21が再び充電されるまで点灯されない。可動
部14の押圧を止めれば、ストロボ回路の充電は停止され
る。
上述したストロボ1は、予め本体部2内に組み込まれた
乾電池20が消耗した時点で使用済みとなるが、この電池
消耗はネオン管19による充電完了表示の間隔が長くなる
ことで知ることができる。ところで、ストロボ1内に電
源として収納されている電池には有害物質が多く含まれ
ており、この電池をストロボ1と一緒に廃棄することは
公害防止の面から好ましくない。
そこで、撮影済のフイルムユニット50とともに、用済み
のストロボ1を回収した現像所等において、屋根部26の
リブ部を切断して矩形部26cを取り外す。この矩形部26c
が取り外されたことによって開設された開口部からニッ
パーの先を差し入れて金属接片23を切断し、さらに底部
28の開口28bからニッパーの先を差し入れて金属接片22
を切断する。このような簡単な作業によって、本体部2
そのものを分解するという手間をかけずに、容易に電池
を取り出すことができる。
なお、開口28bから棒状部材を差し入れて強く乾電池20
の端部を押圧することにより、乾電池20が矩形部26cを
突き破り排出されるようにしてもよい。また、使用済み
となったストロボ1は原則として再利用されることはな
いが、現像取扱店等で蓋25を取り外し、電池交換サービ
スを行うようにすれば、再利用することも可能となる。
〔発明の効果〕 以上のように、本発明では、発光部や回路素子等を組み
込んだプリント基板を本体部内に固定した後に、電源電
池及びコンデンサをプリント基板に取り付けるようにし
たので、組み立て時の無駄な電源電池の消耗及び危険な
感電を防止することができるようになり、延いては安全
で効率の高い組立作業を構築することができる簡易スト
ロボ製造方法を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したストロボの組立途中を示す分
解斜視図である。 第2図は本発明を実施したストロボをフイルムユニット
に取り付けた状態を示す斜視図である。 1……ストロボ 2……本体部 13……発光部 18……プリント基板 20……乾電池 21……メインコンデンサ 25……蓋。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と、ケース本体内に固定された
    プリント基板と、前記ケース本体に対して嵌合可能な蓋
    体とを備えた簡易ストロボの製造方法において、 前記プリント基板を支持体として、これに発光部及び回
    路素子等のストロボ用部品を組み込む第1工程と、前記
    プリント基板を前記ケース本体に装填する第2工程と、
    前記プリント基板に電源電池及びメインコンデンサを取
    り付ける第3工程と、前記ケース本体の開口を蓋体によ
    って封止する第4工程とからなることを特徴とする簡易
    ストロボ製造方法。
  2. 【請求項2】前記第3工程は、電源電池及びメインコン
    デンサをハンダ付けによってプリント基板の背面に取り
    付けることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の簡
    易ストロボ製造方法。
  3. 【請求項3】前記第4工程は、前記蓋体がケース本体に
    設けられた嵌合溝に摺動可能に嵌合されて結合されるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の簡
    易ストロボ製造方法。
  4. 【請求項4】前記蓋体は、ケース本体の隣接した上面と
    背面と底面に開設された3方向の開口を同時に封止する
    コ字形をなしていることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の簡易ストロボ製造方法。
JP31124787A 1987-12-09 1987-12-09 簡易ストロボ製造方法 Expired - Lifetime JPH079526B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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