JPH0795160B2 - Ｌｃｄ駆動方法 - Google Patents
Ｌｃｄ駆動方法Info
- Publication number
- JPH0795160B2 JPH0795160B2 JP63264118A JP26411888A JPH0795160B2 JP H0795160 B2 JPH0795160 B2 JP H0795160B2 JP 63264118 A JP63264118 A JP 63264118A JP 26411888 A JP26411888 A JP 26411888A JP H0795160 B2 JPH0795160 B2 JP H0795160B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- lcd
- side electrode
- dot
- column
- Prior art date
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に単純マトリックス形のLCDパネルのLCD
駆動方法に関するものである。
駆動方法に関するものである。
単純マトリックス形LCDパネルは、マトリックス電極構
造を持つ二組の帯状電極群間に液晶を封入した構成を有
しており、各々の帯状電極、つまりカラム側電極（信号
電極）及びロウ側電極（走査電極）に駆動回路が接続さ
れている。そして、ロウ側電極には順次パルス電圧を印
加していき、カラム側電極にその位相を変調させた信号
パルスを印加することにより、中間調表示を含めたパネ
ル表示を行うことができる。その際、各LCDドットの透
過光強度（反射光強度）は、印加電圧の実効値に依存
し、印加電圧を増加させていくと、あるしきい値電圧で
変化し始め、印加電圧がある電圧に達すると飽和する特
性をもっている。
造を持つ二組の帯状電極群間に液晶を封入した構成を有
しており、各々の帯状電極、つまりカラム側電極（信号
電極）及びロウ側電極（走査電極）に駆動回路が接続さ
れている。そして、ロウ側電極には順次パルス電圧を印
加していき、カラム側電極にその位相を変調させた信号
パルスを印加することにより、中間調表示を含めたパネ
ル表示を行うことができる。その際、各LCDドットの透
過光強度（反射光強度）は、印加電圧の実効値に依存
し、印加電圧を増加させていくと、あるしきい値電圧で
変化し始め、印加電圧がある電圧に達すると飽和する特
性をもっている。
第５図は上記のような従来のLCDパネルのｎ行目のカラ
ム側電極に印加される駆動波形の一例を示したもので、
第５図（ａ）はｎ行目の全ドットの表示モードが黒，白
交互モード、第５図（ｂ）はｎ行目の全ドットの表示モ
ードが黒モードの場合をそれぞれ示している。また、第
６図はｉ列目のロウ側電極に印加される駆動波形を示し
たものである。そして、これらの合成電圧がｎ行目の各
LCD素子に印加され、上記の表示モードに対応したパネ
ル表示が得られる。第７図はその合成電圧の波形を示し
たもので、第７図（ａ）は黒，白交互モードの駆動波
形、第７図（ｂ）は黒モードの駆動波形をそれぞれ示し
ている。
ム側電極に印加される駆動波形の一例を示したもので、
第５図（ａ）はｎ行目の全ドットの表示モードが黒，白
交互モード、第５図（ｂ）はｎ行目の全ドットの表示モ
ードが黒モードの場合をそれぞれ示している。また、第
６図はｉ列目のロウ側電極に印加される駆動波形を示し
たものである。そして、これらの合成電圧がｎ行目の各
LCD素子に印加され、上記の表示モードに対応したパネ
ル表示が得られる。第７図はその合成電圧の波形を示し
たもので、第７図（ａ）は黒，白交互モードの駆動波
形、第７図（ｂ）は黒モードの駆動波形をそれぞれ示し
ている。
ところで、上記のような従来のLCD駆動方法にあって
は、上述のようにLCDドットの透過率が印加電圧の周波
数に依存していると、表示モードに応じて印加電圧の周
波数が変化し、表示モードによりLCDドットの透過率が
変化するので、表示品位が低下するという問題点があっ
た。例えば、フレーム周波数をｆ、デューティをI/Nと
すれば、全ドット黒あるいは白のモード時の周波数は3f
/2となり、黒，白交互モードの時の周波数はf/2・Ｎと
なる。また、液晶セルのCR成分によってカラム側電極の
駆動波形に歪が生じるので、周波数の変化により印加電
圧の実効値も変化し、階調性が低下するという問題点が
あった。
は、上述のようにLCDドットの透過率が印加電圧の周波
数に依存していると、表示モードに応じて印加電圧の周
波数が変化し、表示モードによりLCDドットの透過率が
変化するので、表示品位が低下するという問題点があっ
た。例えば、フレーム周波数をｆ、デューティをI/Nと
すれば、全ドット黒あるいは白のモード時の周波数は3f
/2となり、黒，白交互モードの時の周波数はf/2・Ｎと
なる。また、液晶セルのCR成分によってカラム側電極の
駆動波形に歪が生じるので、周波数の変化により印加電
圧の実効値も変化し、階調性が低下するという問題点が
あった。
この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、クロストークが低減すると同時に、表示品位が向上
し、また階調性が向上するLCD駆動方法を得ることを目
的としている。
で、クロストークが低減すると同時に、表示品位が向上
し、また階調性が向上するLCD駆動方法を得ることを目
的としている。
この発明のLCD駆動方法は、各選択ドットの表示モード
に応じてカラム側電極にそのLCDドットに対するオン，
オフの電圧を印加する際、オン電圧を印加する時にはそ
のドット選択時間内で短時間のオフ電圧も印加するよう
にし、オフ電圧を印加する時にはそのドット選択時間内
で短時間のオン電圧も印加するようにしたものである。
に応じてカラム側電極にそのLCDドットに対するオン，
オフの電圧を印加する際、オン電圧を印加する時にはそ
のドット選択時間内で短時間のオフ電圧も印加するよう
にし、オフ電圧を印加する時にはそのドット選択時間内
で短時間のオン電圧も印加するようにしたものである。
この発明のLCD駆動方法においては、カラム側電極にLCD
ドットに対するオン，オフの電圧を印加する時に、短時
間逆の電圧も印加するようにしているので、合成電圧の
周波数が一定になり、実効電圧の変化量も一定になる。
ドットに対するオン，オフの電圧を印加する時に、短時
間逆の電圧も印加するようにしているので、合成電圧の
周波数が一定になり、実効電圧の変化量も一定になる。
以下、この発明の一実施例を第１図ないし第４図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は単純マトリックス形LCDパネルの要部を示す構
成図である。このLCDパネルは、カラム側電極１とロウ
側電極２とでマトリックス電極群を構成して、電極群間
に液晶を封入配置しており、図外の駆動回路により各々
の電極群間のLCDドット３を駆動するようになってい
る。
成図である。このLCDパネルは、カラム側電極１とロウ
側電極２とでマトリックス電極群を構成して、電極群間
に液晶を封入配置しており、図外の駆動回路により各々
の電極群間のLCDドット３を駆動するようになってい
る。
第２図は上記ｎ行目のカラム側電極１に印加される駆動
電圧の一例を示す波形図であり、第２図（ａ）はｎ行目
の全ドットの表示モードが黒モード、第２図（ｂ）はｎ
行目の全ドットの表示モードが白モード、第２図（ｃ）
はｎ行目の全ドットの表示モードが黒，白交互モードの
場合をそれぞれ示している。また、第３図はｉ列目のロ
ウ側電極２に印加される駆動電圧を示す波形図である。
各図中、T1,T2はドット選択時間、ｆは１フレーム周
期、V1,−V1はLCD素子３に対するオン（ON）電圧、V2−
V2はLCD素子３に対するオフ（OFF）電圧、またV3,−V3
は走査線選択電圧、V4,−V4は走査線非選択電圧をそれ
ぞれ示している。第４図は上記各モード時の合成電圧の
波形を示したもので、第４図（ａ）は黒モード、第４図
（ｂ）は白モード、第４図（ｃ）は黒，白交互モードの
時の駆動波形である。
電圧の一例を示す波形図であり、第２図（ａ）はｎ行目
の全ドットの表示モードが黒モード、第２図（ｂ）はｎ
行目の全ドットの表示モードが白モード、第２図（ｃ）
はｎ行目の全ドットの表示モードが黒，白交互モードの
場合をそれぞれ示している。また、第３図はｉ列目のロ
ウ側電極２に印加される駆動電圧を示す波形図である。
各図中、T1,T2はドット選択時間、ｆは１フレーム周
期、V1,−V1はLCD素子３に対するオン（ON）電圧、V2−
V2はLCD素子３に対するオフ（OFF）電圧、またV3,−V3
は走査線選択電圧、V4,−V4は走査線非選択電圧をそれ
ぞれ示している。第４図は上記各モード時の合成電圧の
波形を示したもので、第４図（ａ）は黒モード、第４図
（ｂ）は白モード、第４図（ｃ）は黒，白交互モードの
時の駆動波形である。
第１図のカラム側電極１及びロウ側電極２には図外の駆
動回路により各ドットの表示モードに応じた電圧が印加
され、その印加電圧により各LCDドット３が駆動され
る。そして、LCDパネルに所望の画像がドット表示され
る。
動回路により各ドットの表示モードに応じた電圧が印加
され、その印加電圧により各LCDドット３が駆動され
る。そして、LCDパネルに所望の画像がドット表示され
る。
ここで、ｎ行目のカラム側電極１には、例えばその表示
モードに応じて第２図に示すような駆動電圧が印加され
るが、その際、第２図に示すように、LCDドット３に対
してオン電圧を印加する時にはそのドット選択時間T1内
で短時間のオフ電圧も印加するようにし、オフ電圧を印
加する時にはそのドット選択時間T1内で短時間のオン電
圧も印加するようにしている。即ち、黒モード出力時は
カラム側電極１にオフ電圧出力の他に時間的に極短いオ
ン電圧出力も供給し、白モード出力時はオン電圧出力の
他に極短いオフ電圧出力も供給する。これにより、LCD
ドット３に印加される合成電圧の周波数を表示モードに
かかわらず一定にすることができ、また液晶セルのCR成
分によって生じる波形の歪による実効電圧の変化量も一
定にすることができる。このため、クロストークが低減
すると同時に、表示品位が向上し、パルス幅変調制御に
よる階調表示においても、黒レベル及び白レベル付近の
階調性が向上する。
モードに応じて第２図に示すような駆動電圧が印加され
るが、その際、第２図に示すように、LCDドット３に対
してオン電圧を印加する時にはそのドット選択時間T1内
で短時間のオフ電圧も印加するようにし、オフ電圧を印
加する時にはそのドット選択時間T1内で短時間のオン電
圧も印加するようにしている。即ち、黒モード出力時は
カラム側電極１にオフ電圧出力の他に時間的に極短いオ
ン電圧出力も供給し、白モード出力時はオン電圧出力の
他に極短いオフ電圧出力も供給する。これにより、LCD
ドット３に印加される合成電圧の周波数を表示モードに
かかわらず一定にすることができ、また液晶セルのCR成
分によって生じる波形の歪による実効電圧の変化量も一
定にすることができる。このため、クロストークが低減
すると同時に、表示品位が向上し、パルス幅変調制御に
よる階調表示においても、黒レベル及び白レベル付近の
階調性が向上する。
以上のように、この発明によれば、カラム側電極にLCD
ドット対するオン，オフの電圧を印加する時に、ドット
選択時間内で短時間逆の電圧も印加するようにしたた
め、クロストークが低減すると同時に、合成電圧の周波
数が一定になるので表示品位が向上し、また実効電圧の
変化量も一定になるので階調性が向上するという効果が
得られる。
ドット対するオン，オフの電圧を印加する時に、ドット
選択時間内で短時間逆の電圧も印加するようにしたた
め、クロストークが低減すると同時に、合成電圧の周波
数が一定になるので表示品位が向上し、また実効電圧の
変化量も一定になるので階調性が向上するという効果が
得られる。
第１図ないし第４図はこの発明の一実施例を示す図で、
第１図は単純マトリックス形LCDパネルの要部を示す構
成図、第２図（ａ），（ｂ），（ｃ）は第１図のカラム
側電極に印加される駆動電圧の一例を示す波形図、第３
図は第１図のロウ側電極に印加される駆動電圧を示す波
形図、第４図（ａ），（ｂ），（ｃ）はLCDドットに印
加される合成電圧を示す波形図、第５図（ａ），（ｂ）
は従来のカラム側電極に印加される駆動電圧の一例を示
す波形図、第６図は従来のロウ側電極に印加される駆動
電圧を示す波形図、第７図（ａ），（ｂ）はそれらの合
成電圧を示す波形図である。 １……カラム側電極 ２……ロウ側電極 ３……LCDドット
第１図は単純マトリックス形LCDパネルの要部を示す構
成図、第２図（ａ），（ｂ），（ｃ）は第１図のカラム
側電極に印加される駆動電圧の一例を示す波形図、第３
図は第１図のロウ側電極に印加される駆動電圧を示す波
形図、第４図（ａ），（ｂ），（ｃ）はLCDドットに印
加される合成電圧を示す波形図、第５図（ａ），（ｂ）
は従来のカラム側電極に印加される駆動電圧の一例を示
す波形図、第６図は従来のロウ側電極に印加される駆動
電圧を示す波形図、第７図（ａ），（ｂ）はそれらの合
成電圧を示す波形図である。 １……カラム側電極 ２……ロウ側電極 ３……LCDドット
Claims (1)
- 【請求項１】マトリックス形のLCD駆動方法において、
各選択ドットの表示モードに応じてカラム側電極にその
LCDドットに対するオン，オフの電圧を印加する際、オ
ン電圧を印加する時にはそのドット選択時間内で短時間
のオフ電圧も印加するようにし、オフ電圧を印加する時
にはそのドット選択時間内で短時間のオン電圧も印加す
るようにしたことを特徴とするLCD駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63264118A JPH0795160B2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | Ｌｃｄ駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63264118A JPH0795160B2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | Ｌｃｄ駆動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02111919A JPH02111919A (ja) | 1990-04-24 |
| JPH0795160B2 true JPH0795160B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=17398739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63264118A Expired - Lifetime JPH0795160B2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | Ｌｃｄ駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0795160B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05333315A (ja) * | 1992-06-03 | 1993-12-17 | Sharp Corp | 液晶駆動方式 |
| GB9305608D0 (en) * | 1993-03-18 | 1993-05-05 | Philips Electronics Uk Ltd | Method of driving a matrix display device |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56117287A (en) * | 1980-02-21 | 1981-09-14 | Sharp Kk | Indicator driving system |
| JPS60120327A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | Casio Comput Co Ltd | 液晶駆動方法 |
| JPS61144698A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-02 | 松下電器産業株式会社 | 液晶駆動方法 |
| JPS62141520A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-25 | Casio Comput Co Ltd | 液晶駆動方法 |
| JPS62150331A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-04 | Canon Inc | 液晶装置 |
-
1988
- 1988-10-21 JP JP63264118A patent/JPH0795160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02111919A (ja) | 1990-04-24 |
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