JPH079491Y2 - ダイナミックコンバーゼンス回路 - Google Patents

ダイナミックコンバーゼンス回路

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JPH079491Y2
JPH079491Y2 JP491089U JP491089U JPH079491Y2 JP H079491 Y2 JPH079491 Y2 JP H079491Y2 JP 491089 U JP491089 U JP 491089U JP 491089 U JP491089 U JP 491089U JP H079491 Y2 JPH079491 Y2 JP H079491Y2
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capacitor
circuit
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sawtooth wave
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敬一 津屋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、プロジエクションモニタ等のディスプレイ装
置に備えられるダイナミックコンバーゼンス回路に関
し、特に2つのモードの走査周波数に対応できるものに
関する。
(ロ)従来の技術 従来からの、プロジェクションモニタ等のディスプレイ
装置に備えられるダイナミックコンバーゼンス回路の一
例を第2図及び第3図に示す。
第2図において(1)は、各種補正波形を形成するため
の基本と成る波形を形成する基本波形発生回路で、垂直
パルス(H)、水平パルス(V)をそれぞれ入力し、鋸
波状波(以下単に鋸波という)を形成する垂直鋸波発生
回路(11)、水平鋸波発生回路(12)と、これら鋸波発
生回路から発生された垂直鋸波、水平鋸波をそれぞれ積
分して、垂直パルス、あるいは水平パルスに同期した、
垂直パラボラ波、水平パラボラ波を発生する垂直パラボ
ラ波発生回路(13)、水平パラボラ波発生回路(14)か
ら構成される。
(2)は基本波形発生回路(1)で発生された垂直、水
平鋸波や垂直、水平パラボラ波を合成分割などしてダイ
ナミックコンバーゼンス補正に必要な各種の補正波形を
形成する各種補正波形発生回路である。この各種補正波
形発生回路(2)で得られる各種の補正波形の振幅は、
基本波形発生回路(1)で発生された垂直、垂直鋸波や
垂直、水平パラボラ波の振幅に比例したものである。
(3)はコンバーゼンス調整の為の可変抵抗部で、コン
バーゼンスヨークの数(例えばカラーのプロジェクショ
ンモニタでは、R(赤)、B(青)、G(緑)で垂直、
水平方向があるので計6個)と、必要とする補正波形の
数で可変抵抗の数が決まる。
(5)は可変抵抗部(3)からの出力をバッファ回路
(4)を介して入力し、図示しないコンバーゼンスヨー
クを駆動させるための出力回路である。
基本波形発生回路(1)の鋸波及びパラボラ波を形成す
る回路の概略図を第3図に示す。
(6)は定電流源で、この定電流源(6)からの定電流
IをコンデンサC1に充電し、入力パルスに同期してスイ
ッチS1を閉じて、コンデンサC1から放電させることによ
り、鋸波Nを発生させる。
ここで、鋸波Nは振幅の中心と一波形の中心(電圧が発
生している長さ(時間軸)の中心)が一致していないの
で、鋸波Nをそのまま積分すると、頂点に対して左右非
対称なパラボラ波となっていしまう。そこで、バッファ
A1を通った後、入力パルスに同期してスイッチS2を開く
ことで、ある点を通る線分を引いたときにこの線分の上
下で面積が等しくなる点であるDCの中心と、振幅の中心
とが一致した鋸波N′を得る。また、この鋸波N′を積
分することにより、頂点に対しては左右対称なパラボラ
波が形成される。尚、Q1は増幅用のトランジスタであ
る。
パラボラ波を形成する積分回路(7)は、OPアンプA2
抵抗R2とコンデンサC3とで構成され、OPアンプA2の入出
力間にスイッチS3が設けられている。このスイッチS3
入力パルスに同期して閉じることにより、コンデンサC3
がシャントされ、最低電位がOPアンプA2の基準電位であ
るVREFにクランプされたパラボラ波が形成される。この
ため、DC帰還をかけなくても、積分回路のドリフトが防
止される。
(ハ)考案が解決しようとする課題 近年においては、モニタ装置に高い解像度が要求され、
画面の大型化がそれに拍車を掛けている。
高解像度化は、水平、あるいは垂直同期信号の周波数を
高めることによって実現されてきた。
しかし、モニタ装置に、例えば2つのモード(周波数)
の垂直(あるいは水平)同期信号のどちらにも対応させ
るようにするには、ダイナミックコンバーゼンス回路
(第2図)における基本波形発生回路(1)、各種補正
波形発生回路(2)、可変抵抗部(3)、バッファ回路
(4)までを2系統設け、これらを切換えるようにする
必要があった。すると、回路数、部品数が増加し、装置
の大型化や工程の増加、更にはコストの増加を招いてし
まう。
また、このようにダイナミックコンバーゼンス回路を2
系統備えた場合、フロントタイプのプロジェクションモ
ニタではスクリーンの位置の移動の度に、2つの周波数
モードで、それぞれコンバーゼンスを調整しなくてはな
らず、面倒であった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、第1のコンデンサに定電流源からの電流を充
電し、同期パルスに同期して前記第1のコンデンサから
放電させて鋸波を形成し、抵抗と第2のコンデンサを備
える積分回路により、形成した鋸波を積分してパラボラ
波を形成する手段を具備するダイナミックコンバーゼン
ス回路であって、 入力される同期パルスの周波数に応じて選択的に前記第
1のコンデンサと並列に接続される第1の補助コンデン
サと、入力される同期パルスの周波数に応じて選択的に
前記第2のコンデンサと並列に接続される第2の補助コ
ンデンサと、形成される鋸波の振幅を入力される同期パ
ルスの周波数に対応して一定の値に調整する鋸波振幅調
整手段と、形成されるパラボラ波の振幅を入力される同
期パルスの周波数に対応して一定の値に調整するパラボ
ラ波振幅調整手段とを備えるものである。
(ホ)作用 入力される同期パルスの周波数に応じて、第1のコンデ
ンサ及び第2のコンデンサに選択的に補助コンデンサが
並列に接続され、これらコンデンサを含む回路手段によ
って形成された鋸波及びパラボラ波の振幅が、鋸波振幅
調整手段及びパラボラ波振幅調整手段により一定の値に
なるように調整される。同期パルスの周波数によらずに
鋸波及びパラボラ波の振幅が一定に保たれるので、同期
パルスの周波数ごとに、2系統の回路を設ける必要がな
くなる。
(ヘ)実施例 第1図に本考案一実施例の要部の概略回路図を示す。
尚、第3図と同一部分には同じ符号を付して説明を省略
する。
本考案一実施例においては、第3図に比して、コンデン
サC1(第1のコンデンサ)と並列にコンデンサC4(第1
の補助コンデンサ)が、コンデンサC4と直列に接続され
たスイッチS4と共に接続されている。
トランジスタQ1のエミッタ抵抗R1には、エミッタとの間
に、可変抵抗VR1(鋸波振幅調整手段)が接続され、こ
の可変抵抗VR1と並列にスイッチS5が接続されている。
また積分回路(7′)では、コンデンサC2と抵抗R2との
間に可変抵抗VR2(パラボラ波振幅調整手段)が、この
可変抵抗VR2に並列なスイッチS6と共に直列に接続され
ている。更に、直列に接続されたコンデンサC5(第2の
補助コンデンサ)とスイッチS7が、コンデンサC3(第2
のコンデンサ)と並列に接続されている。
今、このダイナミックコンバーゼンス回路は垂直同期信
号(同期パルス)として、60Hzと120Hzの2つの周波数
モードに対応できるものとする。そして、入力パルスの
周波数が60Hzの時、スイッチS4とスイッチS7はON(閉)
で、スイッチS5とスイッチS6はOFF(開)となるように
設定され、入力パルスの周波数が120Hzの時、スイッチS
4とスイッチS7はOFFで、スイッチS5とスイッチS6はONと
なるように設定されている。斯様なスイッチは、具体的
にはアナログスイッチで実現される。
第1図の回路において、コンデンサC4の容量値は、60Hz
の周波数モードで鋸波N′の振幅が、可変抵抗VR1の抵
抗値を最少としたときに、120Hzの周波数モードでの鋸
波N′の振幅よりやや大きくなるように選択設定され
る。そして、可変抵抗VR1を調整することにより、60Hz
と120Hzの2つの周波数モードでの鋸波N′の振幅が同
じになる様に調整される。
また同様に、コンデンサC5の容量値も、60Hzの周波数モ
ードでのパラボラ波の振幅が、可変抵抗VR2の抵抗値を
最少としたときに、120Hzの周波数モードでのパラボラ
波の振幅よりやや大きくなるように選択設定される。そ
して、可変抵抗VR2を調整して、60Hzと120Hzの2つの周
波数モードでのパラボラ波の振幅が同じになる様に、パ
ラボラ波の振幅は調整される。
従って、斯様な回路においては、60Hzと120Hzの2つの
周波数モードで、鋸波、パラボラ波が夫々一定の振幅に
保たれる。
各種補正波形発生回路(2)から発生される補正波形の
振幅は、基本波形発生回路(1)から発生される鋸波や
パラボラ波等の基本波形の振幅に比例するので、60Hzと
120Hzの2つの周波数モードで、各種補正波形発生回路
(2)から発生される補正波形の振幅を一定にすること
ができる。
そして、各種補正波形発生回路(2)から発生される補
正波形の振幅が一定であるので、60Hzと120Hzの2つの
周波数モードごとに、周波数に対応した可変抵抗部
(3)や、バッファ回路(4)を設けることなく、図示
しないコンバーゼンスヨークに流れる補正電流を一定に
することができる。
即ち、基本波形(鋸波、パラボラ波)の周波数によらず
に、一系統のダイナミックコンバーゼンス回路で良好な
コンバーゼンスが得られる。
また、本実施例の如き2つの周波数モードに対応できる
フロントタイプのプロジェクションモニタにおいては、
スクリーンの位置を移動したときには、一方の周波数モ
ードでコンバーゼンスの調整を行なうだけで、他方の周
波数モードでのコンバーゼンスの調整も同時に行なえる
ことになる。
尚、本実施例では垂直同期信号の周波数が異なる2つの
モードの場合について述べたが、水平同期信号の周波数
が異なる2つのモードの場合にも適用可能である。
(ト)考案の効果 本考案は以上の説明から明らかな様に、同期信号(同期
パルス)の周波数によらずに、鋸波及びパラボラ波の振
幅を一定に保つことができるので、同期信号(同期パル
ス)の周波数ごとに基本波形発生回路、各種補正波形発
生回路、可変抵抗部、バッファ回路を備える必要はな
く、1系統の回路だけで、2つの周波数モードに対応で
きる。従って、簡単な回路構成とすることができ、部品
数の削減、工程の簡略化が可能となりコストの低減に寄
与できる。
又、2つの周波数モードに対応できるフロントタイプの
プロジェクションモニタにおいて、スクリーンの位置を
移動したときには、一方の周波数モードでコンバーゼン
スの調整を行なうだけで、他方の周波数モードでのコン
バーゼンスの調整も同時に行なえるので、調整作業の簡
略化もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路の一実施例の要部概略図、第2図は
ダイナミックコンバーゼンス回路の概略構成図、第3図
は従来のダイナミックコンバーゼンス回路の要部概略図
である。 (1)……基本波形発生回路、(11)……垂直鋸波発生
回路、(12)……水平鋸波発生回路、(13)……垂直パ
ラボラ波発生回路、(14)……水平パラボラ波発生回路
(14)、(2)……各種補正波形発生回路、(3)……
可変抵抗部、(4)……バッファ回路(4)、(5)…
…出力回路、(6)……定電流源、(7)(7′)……
積分回路、C1……コンデンサ(第1のコンデンサ)、C4
……コンデンサ(第1の補助コンデンサ)、C3……コン
デンサ(第2のコンデンサ)、C5……コンデンサ(第2
の補助コンデンサ)、C2……コンデンサ、VR1……可変
抵抗(鋸波振幅調整手段)、VR2……可変抵抗(パラボ
ラ波振幅調整手段)、Q1……トランジスタ、A1……バッ
ファ、A2……OPアンプ、S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7……スイ
ッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のコンデンサに定電流源からの電流を
    充電し、同期パルスに同期して前記第1のコンデンサか
    ら放電させて鋸波を形成し、抵抗と第2のコンデンサを
    備える積分回路により、形成した鋸波を積分してパラボ
    ラ波を形成する手段を具備するダイナミックコンバーゼ
    ンス回路において、 入力される同期パルスの周波数に応じて選択的に前記第
    1のコンデンサと並列に接続される第1の補助コンデン
    サと、入力される同期パルスの周波数に応じて選択的に
    前記第2のコンデンサと並列に接続される第2の補助コ
    ンデンサと、形成される鋸波の振幅を入力される同期パ
    ルスの周波数に対応して一定の値に調整する鋸波振幅調
    整手段と、形成されるパラボラ波の振幅を入力される同
    期パルスの周波数に対応して一定の値に調整するパラボ
    ラ波振幅調整手段とを備える事を特徴とするダイナミッ
    クコンバーゼンス回路。
JP491089U 1989-01-18 1989-01-18 ダイナミックコンバーゼンス回路 Expired - Lifetime JPH079491Y2 (ja)

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