JPH0794860A - 無洗浄フラックス塗布装置 - Google Patents

無洗浄フラックス塗布装置

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Publication number
JPH0794860A
JPH0794860A JP5261720A JP26172093A JPH0794860A JP H0794860 A JPH0794860 A JP H0794860A JP 5261720 A JP5261720 A JP 5261720A JP 26172093 A JP26172093 A JP 26172093A JP H0794860 A JPH0794860 A JP H0794860A
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JP
Japan
Prior art keywords
flux
substrate
spray
cleaning
washless
Prior art date
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Pending
Application number
JP5261720A
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English (en)
Inventor
Takeo Orihara
武夫 折原
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WORLD DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
WORLD DENSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板面に対して無洗浄フラックスを噴霧して
塗布することにより半田付け作業に必要な量で乾燥度の
高い塗布面を形成することができる無洗浄フラックス塗
布装置を提供する。 【構成】 器筐1の上面に搬送手段Dによって所定スピ
ードで搬送移動される基板Cに対向して所定の噴霧量を
得る吹出口2を形成すると共に、前記基板Cの移動方向
に添う前後方向に前記吹出口2に向う噴霧規制板3を形
成し、かつ該噴霧規制板3の下方に一又は二以上の上方
へ向けたノズル7を配設し、更に前記器筐1の側面に排
気口8を形成し、該排気口8に濾過装置Bを接続するこ
とにより、ノズル7の噴霧量を規制して基板C面に対す
る無洗浄フラックスの塗布量を減少し、半田付け作業に
必要な量による塗布面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子部品を搭載す
る基板に対する半田付け作業の前処理としてフラックス
を塗布する装置に係り、特に半田付け処理後に洗浄除去
する必要のない無洗浄フラックスを自動的に基板面に噴
霧塗布することができる無洗浄フラックス塗布装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】基板に搭載する各種電子部品は、基板面
にプリントされた配線に対して接続導通した後半田付け
固定する構造になっており、一般的には、該半田付け処
理に先立て基板面に対してフラックスを塗布すると共
に、半田付け作業終了後には該フラックスを洗浄除去し
て製品化していた。ところが、近年基板面に塗布したフ
ラックスを洗浄するための使用後の洗浄液(アルコール
系希釈剤)の垂れ流しによる環境汚染や公害の発生が問
題となり、無公害洗浄液の開発や無洗浄フラックスの開
発が要望され、一部実用化が進んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記無洗浄フ
ラックスを基板面に塗布する作業は、搬送装置によって
順次所定位置まで搬送移動された基板をフラックス溶剤
中に自動的に浸漬して塗布する方法によっている。した
がって、該基板面に対するフラックス溶剤の塗布量は、
溶剤自体の粘性によって半田付け作業に必要な量以上に
多くなり、半田付け処理後においても塗布面が粘着性を
有しており、製品搭載後に塵埃が付着し易いという問題
を有するものであった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために創案
されたものであり、フラックス塗布面の乾燥度を向上す
るために、基板面に対して無洗浄フラックスを噴霧して
塗布することにより半田付け作業に必要な量の塗布面を
形成することができる無洗浄フラックス塗布装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る無洗浄フラックス塗布装置は、器筐の
上面に搬送手段によって所定スピードで搬送移動される
基板に対向し、該基板の幅方向の形成長さに対応する横
方向開口幅と、該基板の移送方向に対して所定の噴霧量
を得る縦方向開口幅を有する吹出口を形成すると共に、
前記基板の移動方向に添う前後方向に前記該吹出口に向
う噴霧規制板を形成し、かつ該噴霧規制板の下方に一又
は二以上の上方へ向けたノズルを配設し、更に前記器筐
の側面には排気口を形成すると共に、該排気口には濾過
装置を接続したことを要旨とするものである。
【0006】上記ノズルの近傍に通気路を穿設し、霧状
化して無洗浄フラックスの基板面に対する噴霧効果を高
めるように構成することもできる。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ノズルの噴霧量を規制する
ことにより基板面に対する無洗浄フラックスの塗布量を
減少し、半田付け作業に必要な量による塗布面を形成す
ることができるため、半田付け作業終了後における乾燥
度を向上することができ、基板面のべた付きの発生を防
止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る無洗浄フラックス塗布装
置に関する好適な実施例を図面に従って説明する。本発
明に使用する無洗浄フラックスは、概ね樹脂分について
はイオン性物質や重金属等の不純物の混入が少なく、リ
ーク電流発生を最小限に押さえると共に、結晶やクラッ
クの発生が少ないものによってブレンドし、また活性剤
成分については、非イオン性活性剤を中心として高半田
付け性を有するハロゲン系活性剤を併用し、上記樹脂分
に対して均一分散性又は相溶性を有する性質を有するも
のをブレンドしてなり、高半田付け性と高信頼性を有す
るものである。而して、半田付け後のフラックス残渣の
信頼性を高め、半田付け後の基板の無洗浄化を可能にし
たものを使用する。
【0009】図1は、本発明に係る無洗浄フラックス塗
布装置の原理を説明する概略構成図である。本発明に係
る無洗浄フラックス塗布装置は、噴霧装置Aと濾過装置
Bによって構成されるものであり、噴霧装置Aを複数の
基板Cを一側から他側へ自動的に搬送(矢印X)するベ
ルトコンベヤ等の搬送装置Dの搬送経路中に配置し、上
記搬送装置Dに係止されて所定速度で搬送移動する基板
Cを検知して自動的に噴霧動作するように構成してあ
る。また濾過装置Bは、上記噴霧装置A内空間に滞留し
た霧状の残留フラックスを濾過し、清浄空気として排出
させるためのものであり、排気パイプEを介して上記噴
霧装置Aに濾過装置Bを接続し、噴霧装置A内に残留し
たフラックス混入空気を濾過装置B内へ吸引(矢印Y)
し、該濾過装置Bから清浄空気を適宜大気中に排気(矢
印Z)させる構造になっている。Fは、本発明に係る無
洗浄フラックス塗布装置の制御装置である。
【0010】図2及び図3は、噴霧装置Aの第一の実施
例に係る基本構造を示すものである。この噴霧装置A
は、上方に開口した有底の器筐1内に、該器筐1の上方
を上記搬送装置Dによって所定スピードで順次搬送され
る基板Cに対向し、該基板Cの幅方向の形成長さに対応
する横方向開口幅W1と、該基板Cの搬送方向に対して
所定の噴霧量を得る縦方向開口幅W2を有する吹出口2
を形成すると共に、上記基板Cの搬送方向に添う前後方
向に前記該吹出口2に向う噴霧規制板3,3を配置し、
その外側に整流板4,4をそれぞれ並設してなり、該噴
霧規制板3と整流板4の間に形成される流路5を上記噴
霧規制板3の下方からその内側へ連通させる通気口6を
形成し、かつ上記噴霧規制板3,3の略中央部分に一又
は二以上の上方へ向けたノズル7,7…を配設し、更に
上記器筐1の側面には排気口8を形成してある。符号9
は、整流板4と器筐1内面間の仕切り板である。
【0011】図4及び図5は、同じく噴霧装置Aの第二
の実施例に係る基本構造を示すものであり、上記第一の
実施例と異なる部分についてのみ説明する。即ち、本実
施例においては、上記基板Cの搬送方向に添う前後に配
設する噴霧規制板3,3を上記吹出口2に向い、その下
方から徐々に幅を狭めるように傾斜させるように形成し
たものであり、基板Cの下面に対する噴霧量を開口幅W
2によって規制するように構成したものである。
【0012】図6は、濾過装置Bの構造を示すものであ
る。この濾過装置Bは、上方に開口する有底箱状の器筐
10の側面に開設した吸気口11と排気口12間に複数
の不織布等でなるフィルター13,13…を所定間隔を
おいて並設すると共に、排気側経路中に電動機14で駆
動させる排気ファン(図示していない)を介装し、霧状
の余剰フラックスが混入した噴霧装置A側の空気を強制
的に吸引し、濾過装置B内を通過させるように構成した
ものである。器筐10内に内装したフィルター13,1
3…は、適宜器筐10の上面を覆う蓋15を開放して、
器筐10上部の開口から自在に脱着することができるよ
うになっており、所定使用時間経過後又はフィルター1
3,13…の汚れ具合を勘案して新しいフィルター1
3,13…と交換することができるように構成してあ
る。16は、フイルター13,13…による濾過処理後
に器筐10内に液化残留した無洗浄フラックスを排出す
るためのドレン口である。
【0013】図7乃至図10は、本発明に係る無洗浄フ
ラックス塗布装置をユニット化構成したものであり、装
置本体17内に噴霧装置Aと濾過装置Bを収納すると共
に、フラックス溶液槽Gを併置してなるものであり、適
宜搬送装置Dの始端又は中間に配置して使用することが
できる。18は、噴霧中の無洗浄フラックスの飛散を防
止する防塵蓋である。
【0014】本実施例において、噴霧装置Aは図11に
示すように、器筐1の底面に排気孔8を開設すると共
に、吹出口2を囲む器筐1上面開口部をネット19で覆
った構造になるものであり、器筐1の上方から排気口8
内へ吸引される塵や埃を該ネット19によって遮断する
ものである。
【0015】尚、本実施例において、器筐1の上方に配
置される部分の搬送装置Dについては、予め該部分のみ
を器筐1上面に配置固定しておき、該搬送装置Dを適宜
別構成の搬送装置に連結して使用することができるよう
に構成することも可能である。
【0016】また、図12は濾過装置Bの蓋を開いて内
部構造を示すものであり、器筐10の内部にフィルター
13,13…を横置きに構成したものである。従って、
上方に配置した噴霧装置Aの排気口8側から吸引される
噴霧状の無洗浄フラックスの流れを上方から下方へ整流
し、該濾過装置Bの器筐10内への吸引を容易にするこ
とができる。
【0017】次に、本発明に係る無洗浄フラックス塗布
装置の動作を図13に従って説明する。噴霧装置Aに供
給される無洗浄フラックスは、空気源20から供給さ
れ、レギュレータ21によって所定圧力に制御された圧
縮空気によってノズル7側へ供給されると共に、同一空
気源20から供給され、レギュレータ22によって所定
圧力に制御された圧縮空気によって該ノズル7から基板
面に噴霧される。また、フラックス溶液槽Gからノズル
7に対する無洗浄フラックスの供給及びノズル7自体の
開閉動作は、各圧縮空気経路Hの途中に配設した電磁弁
23,24によって駆動制御する構造になっている。こ
れらの電磁弁23,24は、基板Cの先端が搬送装置D
によって噴霧装置Aの吹出口2の近傍に接近したことを
センサ(図示していない)によって検知し、該検知信号
によってON動作すると共に、同センサによって該基板
Cの後端が所定速度で吹出口2上部を通過したことを検
知し、該検知信号によってOFF動作する。符号25は
ノズル洗浄液槽,26はノズル洗浄液槽25を圧縮空気
経路Hに接続する三方弁であり、所望によりノズル洗浄
液をノズル7に供給して洗浄する。圧縮空気経路H全体
の空気圧はレギュレータ27によって制御される。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る無洗浄フラックス塗布装置
は、以上のように構成したから、基板に対するフラック
スの塗布量の調節や塗布面のパターン調節が可能にな
り、適切なフラックス塗布をすることができると共に、
基板の大きさを検知して基板の大きさに応じた塗布作業
を可能にする。また、基板の表面側へのフラックスかぶ
りや部品内部へのフラックスの侵入を防止すると共に、
フラックスを原液のまま使用することを可能にし、従っ
て比重管理の手間を排除し、かつフラックス塗布後の基
板洗浄作業を省略する等、基板に対するフラックス塗布
作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無洗浄フラックス塗布装置の構成
を示す概略構成斜視図である。
【図2】噴霧装置に関する第一の実施例を示す分解斜視
図である。
【図3】同じく要部縦断面図である。
【図4】噴霧装置の第二の実施例を示す斜視図である。
【図5】同じく要部縦断面図である。
【図6】濾過装置の構造を示す分解斜視図である。
【図7】ユニット化構成した無洗浄フラックス塗布装置
の斜視図である。
【図8】同じく内部構造を示す側面図である。
【図9】同じく正面図である。
【図10】同じく平面図である。
【図11】同じく噴霧装置の内部構造を示す拡大側断面
図である。
【図12】同じく濾過装置の構造を示す拡大斜視図であ
る。
【図13】本発明に係る無洗浄フラックス塗布装置の駆
動回路図である。
【符号の説明】
A 噴霧装置 B 濾過装置 C 基板 D 搬送装置 E 排気パイプ F 制御装置 G フラックス溶液槽 1 器筐 2 吹出口 3 噴霧規制板 4 整流板 5 流路 6 通気口 7 ノズル 8 排気口 10 器筐 11 吸気口 12 排気口 13 フィルター 14 電動機 17 装置本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器筐の上面に搬送手段によって所定スピ
    ードで搬送移動される基板に対向し、該基板の幅方向の
    形成長さに対応する横方向開口幅と、該基板の移送方向
    に対して所定の噴霧量を得る縦方向開口幅を有する吹出
    口を形成すると共に、前記基板の移動方向に添う前後方
    向に前記吹出口に向う噴霧規制板を形成し、かつ該噴霧
    規制板の下方に一又は二以上の上方へ向けたノズルを配
    設し、更に前記器筐の側面には排気口を形成すると共
    に、該排気口には濾過装置を接続したことを特徴とする
    無洗浄フラックス塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルの近傍に通気口を穿設したこ
    とを特徴とする請求項1の無洗浄フラックス塗布装置。
JP5261720A 1993-09-24 1993-09-24 無洗浄フラックス塗布装置 Pending JPH0794860A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106000758A (zh) * 2016-06-17 2016-10-12 上海勤琨信息科技有限公司 一种可自动喷漆的电气元件承载柜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106000758A (zh) * 2016-06-17 2016-10-12 上海勤琨信息科技有限公司 一种可自动喷漆的电气元件承载柜
CN106000758B (zh) * 2016-06-17 2018-08-31 石媛瑗 一种可自动喷漆的电气元件承载柜

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