JPH079436A - 混練方法及び配合薬品回収装置 - Google Patents

混練方法及び配合薬品回収装置

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JPH079436A
JPH079436A JP34941692A JP34941692A JPH079436A JP H079436 A JPH079436 A JP H079436A JP 34941692 A JP34941692 A JP 34941692A JP 34941692 A JP34941692 A JP 34941692A JP H079436 A JPH079436 A JP H079436A
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JP
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chemicals
casing
compounded
passage
kneading
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JP34941692A
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Hideaki Kato
英明 加藤
Hiroshi Kajiyama
博史 梶山
Iwami Nagata
岩美 永田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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    • B29B7/06Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type with movable mixing or kneading devices
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配合薬品の飛散によるロス及び周囲への汚染
を防止し、一定した配合重量で配合薬品を混練させて混
練物質の品質を安定させる。 【構成】 ケーシング12内に浮遊した配合薬品は、輸
送管32及びダクト39を介して第2集塵装置40で吸
引して回収する。混練中において、第2集塵機40を常
時作動することによりケーシング12の配合薬品が外界
へ出ることがない。これによって配合薬品のロスが無く
なり、配合混練物質の品質が安定し、また、機外の汚染
が防止される。所定時間毎にバイブレーター50を作動
させてフィルタ48に付着した配合薬品49を落下させ
る。輸送管58内に所定量の配合薬品が所定量堆積した
場合には、次工程の配合薬品の量を、堆積した配合薬品
の分量だけ減らしてケーシング12内に供給して再利用
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム原料やプラスチッ
ク原料等と配合薬品とを混練する混練方法及びゴム原料
やプラスチック原料等と配合薬品とを混練するための密
閉型混練機に用いられ、密閉型混練機のケーシング内に
浮遊する配合薬品を回収するための配合薬品回収装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ゴム原料やプラスチック原料等と配合薬
品とを混練するために密閉型の混練機が用いられてい
る。例えば、ゴム用の密閉型混練機は、箱状のケーシン
グを有し上部には原料ゴムを投入する開口部が設けられ
ており、上下方向中間部には、粉体状の配合薬品を投入
するための開口部が設けられ、下部には原料ゴムと配合
薬品とを混練する混練ロータが設けられている。
【0003】ところで、混練機の混練ロータが作動する
と、ケーシング内に粉体状の配合薬品が多量に浮遊する
こととなり、ケーシングの開口部と開口部を塞ぐ蓋との
隙間等から浮遊した配合薬品がケーシング外へ出ること
がある。また、次の混練工程の配合薬品を投入する為に
蓋を開けた際に、ケーシング内に浮遊している配合薬品
がケーシング外へ出ることもあるこのため、ケーシング
の外側には、開口部の近傍に配合薬品を吸引するための
フードが配設されている。このフードは、ダクトを介し
て集塵装置に連結されている。
【0004】従来、集塵装置で吸引された配合薬品は、
一括して回収品をして集められ、用途に応じて再使用又
は廃棄処分をしている。
【0005】また、混練物質の規定配合重量を設定する
際には、粉体状或いはこれに類する配合薬品に関して
は、混練機外への飛散ロスを見越して、飛散見込み分を
上乗せして規定配合重量を設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フード
を介して吸引する方法では、機外へ飛散した配合薬品を
完全に補足することが困難であり、補足出来なかった配
合薬品が周囲に飛散して作業環境を悪化させる原因とな
る。
【0007】また、集塵装置で回収した配合薬品を再利
用するにしても、大まかな選別はなされているものの、
細かい選別がなされていないため、再使用の点で著しい
制限を受ける。
【0008】さらに、混練機外への飛散ロスを見越し
て、規定配合重量を設定しているものの、配合薬品の飛
散状態にはばらつきがある。このため、配合薬品の配合
重量が変動し、混練物質の品質が一定しない。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、密閉型の混練
機における配合薬品の飛散によるロス及び周囲への汚染
を防止し、一定した配合重量で配合薬品を混練させて混
練物質の品質を安定させることのできる混練方法及び配
合薬品回収装置を提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
混練方法は、混練機本体の密閉されたケーシング内に浮
遊する配合薬品を前記ケーシングに連通する通路から吸
引して回収する回収工程と、回収された配合薬品を前記
ケーシングのロータ区域に投入する投入工程と、を外界
から実質的に密閉された状態の下で行い、回収された配
合薬品を混練時に再利用することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明は、混練用ロータを
備え密閉されたケーシングを有する密閉型混練機に用い
られる配合薬品回収装置であって、前記ケーシングに一
端が連通する第1の通路と、前記第1の通路の他端に連
通し前記第1の通路から前記ケーシング内に浮遊する配
合薬品を吸引して回収する集塵装置と、前記集塵装置に
一端が連通し、他端が前記密閉型混練機のロータ区域に
連通し、回収された配合薬品を前記ロータ区域に投入す
るための第2の通路と、を有することを特徴としてい
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の配合薬品回収装置において、前記集塵装置は、配合薬
品を付着させるフィルタと、前記フィルタに付着した配
合薬品を振動によって前記フィルタから離間させる振動
発生手段と、を有することを特徴としている。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または請求項3に記載の配合薬品回収装置において、前
記第2の通路は、回収された配合薬品を前記ロータ区域
に所定量投入する計量投入手段を有することを特徴とし
ている。
【0014】
【作用】請求項1に記載の混練方法によれば、回収工程
で混練機本体の密閉されたケーシング内に浮遊する配合
薬品はケーシングに連通する通路から吸引されて回収さ
れ、回収された配合薬品は投入工程でケーシングのロー
タ区域に投入される。これらは外界から実質的に密閉さ
れた状態の下で行われ、吸引時にケーシング内が負圧に
なるため、混練機外界へ配合薬品が出ることがない。ま
た、回収された配合薬品を混練時に再利用することによ
り、配合薬品にロスが生じない。
【0015】請求項2に記載の配合薬品回収装置によれ
ば、ケーシング内に浮遊する配合薬品は、第1の通路か
ら吸引されて集塵装置に回収される。集塵装置に回収さ
れた配合薬品は第2の通路を介して密閉型混練機のロー
タ区域に投入される。集塵装置を作動させることによっ
てケーシング内が負圧となるため、仮にケーシングに隙
間があったとしても、配合薬品がこの隙間からケーシン
グ外へ出ることがない。また、回収された配合薬品を混
練時に再利用することにより、配合薬品にロスが生じな
い。
【0016】請求項3に記載の配合薬品回収装置によれ
ば、集塵装置は、配合薬品を付着させるフィルタと、フ
ィルタに付着した配合薬品を振動によってフィルタから
離間さる振動発生手段と、を有しているため、例えば、
所定時間毎にフィルタを振動させることにより、フィル
タの目詰まりを防止することができ、また、自動的にフ
ィルタに付着した配合薬品を払い落として回収された配
合薬品を第2の通路へ効率良く付与することができる。
【0017】また、請求項4に記載の配合薬品回収装置
によれば、第2の通路に回収された配合薬品をロータ区
域に所定量投入する計量投入手段が設けられているた
め、計量された配合薬品を混練物に付与することがで
き、混練物における配合薬品の割合を所定の値に保つこ
とができ、混練物の品質が安定する。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2にしたがっ
て説明する。
【0019】図1に示すように、混練機10には筒状の
ケーシング12が備えられており、ケーシング12の側
部には、原料のカーボンを落下させるカーボンホッパー
14が連結されている。なお、ケーシング12とカーボ
ンホッパー14との間には図示されないダンパーが設け
られており、このダンパーは図示されない制御装置によ
って開閉が制御される。
【0020】ケーシング12内部下側には一対のロータ
20が備えられており、各ロータ20は、それぞれ軸方
向に捩じれた羽根22を有している。このロータ20は
図示されないモータによって回転駆動される。
【0021】ケーシング12の底面12Dには開口部1
3が形成されており、この開口部13は、図示されない
駆動装置により開閉される開閉蓋24で閉塞することが
できる。
【0022】ケーシング12の下端部には、一体的にフ
ード26が取り付けられている。このフード26の下方
には、開口部13から落下するゴム練生地を受け、シー
ト状に加工するシート加工装置28が配設されている。
このフード26には、ダクト27を介して第1集塵装置
36が連結されている。
【0023】ケーシング12の図1紙面表面側の側壁1
2Aには、孔30が設けられており、この孔30には、
第1の通路の一部を構成する輸送管32が接続されてい
る。輸送管32は途中で二股に分かれ、一方の輸送管3
2Aは第1ダンパー34を介して第1集塵装置36へ連
結されており、他方の輸送管32Bは第2ダンパー38
及び第1の通路の他の一部を構成するダクト39を介し
てケーシング12よりも上方へ配置された第2集塵装置
40へ連結されている。
【0024】図2に示すように、第2集塵装置40は、
本体ケース42内が隔壁44によって上下に2室に区画
されている。隔壁44には、孔46が形成されており、
この孔46の縁部には円筒状のフィルタ48の下端縁部
が取り付けられている。なお、フィルタ48の上端は閉
塞されている。このフィルタ48は、ゴム材料に混入す
る粉体状とされた配合薬品は通さず、空気は通すような
メッシュを有している。
【0025】本体ケース42の上部には、本体ケース4
2内の隔壁44で区画された上側の室内を負圧にするた
めの排気ブロア54が取り付けられている。また、フィ
ルタ48の上端には、本体ケース42の内部に設けられ
たバイブレーター50の振動棒52が係止されている。
振動棒52は、上下または左右方向に振動してフィルタ
48を振動させ、フィルタ48内面に付着した配合薬品
49を下方へ落下させることができる。
【0026】本体ケース42は、下側がロート状とさ
れ、下端には第3ダンパー56を介して下方へ延びる第
2の通路としての輸送管58が連結されている。
【0027】図1に示すように、輸送管58の下部に
は、計量投入手段の一部を構成する第4ダンパー59が
連結されており、第4ダンパー59の先方では輸送管5
8がケーシング12側へ真っ直ぐに延びる輸送管58A
と真下へ延びる輸送管58Bとの二股に分かれている。
【0028】輸送管58Aの先端はケーシング12の前
記輸送管32の下側の側壁12Bに連結されている。
【0029】一方、輸送管58Bは、輸送管58Aとの
分岐部分近傍に設けられた第5ダンパー60を介して前
記第1集塵装置36へ連結されている。
【0030】輸送管58には、第3ダンパー56と第4
ダンパー59との間に、所定間隔で計量投入手段の他の
一部を構成する光センサー61が設けられている。この
光センサー61は図示されない制御装置に連結されてお
り、輸送管58B内に堆積した配合薬品の分量を計るこ
とができる。なお、輸送管58Bに堆積した配合薬品の
量を計れるものであれば、光センサー61に限らず、例
えば、超音波式のセンサーや重量センサー等を用いても
よい。
【0031】ケーシング12の側壁12Bに対向する側
壁12Cには、開口部62が設けられており、この開口
部62は図示されない駆動装置によって開閉される開閉
蓋64で閉塞することができる。
【0032】開口部62の側方には、コンベア66が配
置されており、コンベア66はゴム原料及び配合薬品を
開口部62からケーシング12内へ投入する。なお、こ
のコンベア66は図示されない制御装置によって作動が
制御される。
【0033】また、ケーシング12の外側には、輸送管
68を介して第1集塵装置36に連結されるフード70
が開口部62の上方に設けられている。
【0034】なお、第1の通路を構成する輸送管32及
びダクト39、第2集塵装置40及び第2の通路を構成
する輸送管58等によって配合薬品回収装置が構成され
ている。
【0035】次に、本実施例の作用を説明する。先ず、
混練の開始前では、第2ダンパー38、第4ダンパー5
9、第5ダンパー60、開閉蓋64及び開閉蓋24は閉
じられている。
【0036】ここで、カーボンホッパー14から所定量
のカーボンがケーシング12内に投入され、また、開閉
蓋64が開けられてコンベア66によって搬送された原
料ゴム及び配合薬品が開口部62からケーシング12内
に投入される。ここで、配合薬品が舞い上がる場合に
は、第1集塵装置36を作動さて、フード70から吸引
を行えばよい。
【0037】原料ゴム及び配合薬品の所定量の投入が終
了したら、開閉蓋64を閉じてロータ20を作動させて
混練を開始すると同時に第1ダンパー34を閉じ、第2
ダンパー38を開けて第2集塵装置40を作動させる。
なお、開閉蓋64を閉じた後には、第1集塵装置36は
停止して良い。
【0038】次に、ロータ20を作動させる。ロータ2
0の作動によって配合薬品、カーボン及び原料ゴムが攪
拌されるため、ケーシング12内には粉体状の配合薬品
が浮遊するが、この浮遊した配合薬品は、輸送管32、
第2ダンパー38及びダクト39を介して第2集塵装置
40に吸引され、吸引された配合薬品はフィルタ48に
付着して回収される。
【0039】混練中においては、第2集塵機40が常時
作動しているため、ケーシング12内は外界よりも負圧
となる。従って、ケーシング12の開口部62と開閉蓋
64との間、あるいはその他に隙間があったとしても、
隙間からは外界の空気がケーシング12内に流入するの
みでケーシング12の配合薬品が外界へ出ることは無
く、混練機10の周辺の作業環境を良好な状態に保つこ
とができる。
【0040】なお、制御装置は所定時間毎にバイブレー
ター50を作動させてフィルタ48を振動させ、フィル
タ48の目詰まり防止すると共にフィルタ48に付着し
た配合薬品49を落下させる。なお、フィルタ48に付
着した配合薬品49を落下させる際には、第3ダンパー
56を開け、一次的に排気ブロア54を停止する。フィ
ルタ48から落下した配合薬品49は、輸送管58内へ
堆積する。
【0041】その後、第3ダンパー56を閉め、混練が
終了するまで排気ブロア54を運転する。
【0042】所定の混練時間が経過し、混練が終了した
後には、開閉蓋24を開いて、混練されたゴム材料をシ
ート加工装置28へ落下させる。
【0043】この時、ゴム材料は高温となっており、ガ
スを発生するため、第1集塵機36を作動させてフード
26を介してガスを吸引する。
【0044】その後、開閉蓋24を閉じ、第1集塵装置
36及び第2集塵装置40を停止する。以上で混練工程
が終了する。
【0045】以後、同様の工程を繰り返し、輸送管58
内に所定量の配合薬品が堆積した場合には、次工程の配
合薬品の量を、堆積した配合薬品の分量だけ減らしてケ
ーシング12内に供給することができる。
【0046】即ち、光センサー61によって輸送管58
内の配合薬品が所定量に達したと制御装置が判断した場
合には、第4ダンパー59を開けて、堆積した配合薬品
を混練開始時に投入する。
【0047】これによって、ケーシング内に浮遊した配
合薬品を無駄にすることなく再利用を図ることができ
る。
【0048】なお、ロット終了後、例えば、次ロットの
配合薬品が異なる場合等においては、第5ダンパー60
を開けて第1集塵機36を作動させ、輸送管58内に残
った配合薬品を強制的に吸引して、輸送管58内をクリ
ーニングする。
【0049】また、混練機10内を強制的にクリーニン
グする場合には、第1ダンパー34、第2ダンパー3
8、第3ダンパー56、第4ダンパー59及び第5ダン
パー60を全て開くと共にフィルタ48をバイブレータ
ー50によって振動させ、第1集塵機36を作動させる
ことによって、内部のクリーニングを行うことができ
る。
【0050】なお、本実施例の第2集塵装置40はフィ
ルター式の集塵装置であったが、本発明はこれに限ら
ず、第2集塵装置40はフィルター式以外の、例えば、
サイクロン等の他の方式の集塵装置であってもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の混練方法では、混練機
周辺を配合薬品で汚染させることが無く、配合薬品の正
規配合量を保証することにより混練物質の品質を安定さ
せることができ、回収された配合薬品を混練時に再利用
して回収された配合薬品の有効利用を図ることができる
という優れた効果を有する。
【0052】請求項2に記載の配合薬品回収装置は上記
構成としたので、混練機周辺を配合薬品で汚染させるこ
とが無く、配合薬品の正規配合量を保証することにより
混練物質の品質を安定させることができ、回収された配
合薬品を混練時に再利用して回収された配合薬品の有効
利用を図ることができるという優れた効果を有する。
【0053】請求項3に記載の配合薬品回収装置は上記
構成としたので、フィルタの目詰まりを防止することが
でき、また、手作業によることなくフィルタに回収され
た配合薬品を第2の通路へ効率良く付与することができ
るという優れた効果を有する。
【0054】また、請求項4に記載の配合薬品回収装置
は上記構成としたので、計量された配合薬品を混練物に
付与することができ、混練物における配合薬品の割合を
所定の値に保ち、混練物の品質を安定させることができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用された混練機の全体構成図であ
る。
【図2】第2集塵装置の一部断面図である。
【符号の説明】
10 混練機 12 ケーシング 20 ロータ 32 輸送管(第1の通路、配合薬品回収装置) 39 ダクト(第1の通路、配合薬品回収装置) 40 第2集塵装置(配合薬品回収装置) 48 フィルタ 50 バイブレーター(振動発生手段) 58 輸送管(第2の通路、配合薬品回収装置) 59 第4ダンパー(計量投入手段) 61 光センサー(計量投入手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29B 17/00 9350−4F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混練機本体の密閉されたケーシング内に
    浮遊する配合薬品を前記ケーシングに連通する通路から
    吸引して回収する回収工程と、回収された配合薬品を前
    記ケーシングのロータ区域に投入する投入工程と、を外
    界から実質的に密閉された状態の下で行い、回収された
    配合薬品を混練時に再利用することを特徴とする混練方
    法。
  2. 【請求項2】 混練用ロータを備え密閉されたケーシン
    グを有する密閉型混練機に用いられる配合薬品回収装置
    であって、 前記ケーシングに一端が連通する第1の通路と、 前記第1の通路の他端に連通し前記第1の通路から前記
    ケーシング内に浮遊する配合薬品を吸引して回収する集
    塵装置と、 前記集塵装置に一端が連通し、他端が前記密閉型混練機
    のロータ区域に連通し、回収された配合薬品を前記ロー
    タ区域に投入するための第2の通路と、 を有することを特徴とする配合薬品回収装置。
  3. 【請求項3】 前記集塵装置は、配合薬品を付着させる
    フィルタと、前記フィルタに付着した配合薬品を振動に
    よって前記フィルタから離間させる振動発生手段と、を
    有することを特徴とする請求項2に記載の配合薬品回収
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の通路は、回収された配合薬品
    を前記ロータ区域に所定量投入する計量投入手段を有す
    ることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の配
    合薬品回収装置。
JP34941692A 1992-12-28 1992-12-28 混練方法及び配合薬品回収装置 Pending JPH079436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34941692A JPH079436A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 混練方法及び配合薬品回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34941692A JPH079436A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 混練方法及び配合薬品回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH079436A true JPH079436A (ja) 1995-01-13

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