JPH0794100A - 電気絶縁体、それを用いた電気絶縁装置及び陰極線管の製造方法 - Google Patents

電気絶縁体、それを用いた電気絶縁装置及び陰極線管の製造方法

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JPH0794100A
JPH0794100A JP5235122A JP23512293A JPH0794100A JP H0794100 A JPH0794100 A JP H0794100A JP 5235122 A JP5235122 A JP 5235122A JP 23512293 A JP23512293 A JP 23512293A JP H0794100 A JPH0794100 A JP H0794100A
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pin
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cathode ray
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一幸 太田
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    • H01R33/74Devices having four or more poles, e.g. holders for compact fluorescent lamps
    • H01R33/76Holders with sockets, clips, or analogous contacts adapted for axially-sliding engagement with parallely-arranged pins, blades, or analogous contacts on counterpart, e.g. electronic tube socket
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    • HELECTRICITY
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 陰極線管の高電圧用などのステムピン間の絶
縁耐圧を確実に確保すること。 【構成】 粘土状のシリコーンコンパウンドからなる電
気絶縁材を成形して、チップ用貫通孔21、ピン貫通孔
22A、22B、22C・・・が形成された電気絶縁体
20、またはこの電気絶縁体20をステムベース30に
貼着した電気絶縁体付きステムベース40であり、この
いずれかを陰極線管のステム2に装着、加圧して固定
し、ステムピン間の電気絶縁装置を構成している。 【効果】 電気絶縁材に起因する気泡の発生がなく、取
扱いが容易であり、ステムへのこの電気絶縁体の機械に
よる自動装着化を実現できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高圧電極を備えた電
気機器、特にカラーテレビ受像機、映像用やコンピュー
ター用モニターなどに使用する陰極線管の高電圧ステム
ピン間、その他高電圧が印加される電極間などを絶縁で
きる電気絶縁体、それを用いた電気絶縁方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧電極を備えた電気機器の一例とし
て、前記陰極線管を採り挙げ、図4及び図5を用いて、
従来技術の陰極線管の高電圧ステムピン間の電気絶縁用
絶縁体、それを用いた陰極線管の製造方法を説明する。
図4は従来技術の高電圧ステムピンを含む複数のステム
ピン間の電気絶縁方法を説明するための図で、同図Aは
ステムベースの斜視図、同図Bは陰極線管のネック部の
斜視図であり、図5は図4を用いて説明した電気絶縁方
法によって構成された陰極線管のネック部を示してい
て、同図Aはその斜視図、同図Bは同図AのAーA線上
における断面図である。
【0003】図4Bにおいて、符号1は、現在、カラー
テレビ受像機、映像用やコンピューター用モニターなど
に組み込まれている陰極線管のネック部を指す。このネ
ック部1は、図には電子銃を示していないが、ネック部
1内に複数の電極であるステムピン3A、3B、3C・
・・が植設されたステム2に組み込まれた電子銃を挿入
し、このステム2の周縁部とネック部1の端縁周辺部と
のガラスを溶着させて両者を一体化し、その後、陰極線
管内の空気をステム2の中央部に形成された排気管のチ
ップ部4から排気し、そして封止されている。前記複数
のステムピン3A、3B、3C・・・は所定のピンサー
クル上に植設されている。
【0004】図4Aにおいて、符号10はステムベース
を指している。このステムベース10は円形の底板11
と、その中央部に形成され、前記チップ部4を保護する
チップ収納部12と、一部チップ収納部12の側壁を兼
用する扇形状で、高電圧用ステムピン3Bを収納するた
めの高電圧用ステムピン収納部13と、前記底板11の
周縁部に形成されたネック部1の端部周辺部を覆い、後
記のペースト状電気絶縁材5が垂れ落ちるのを防ぐ役目
をするスカート部14と、そしてこの底板11の周辺部
に前記ステムピン3A、3B、3C・・・に対応した複
数の貫通孔15A、15B、15C・・・が開けられて
構成されている。
【0005】通常、このステムベース10の材質はポリ
カーボネートなどの絶縁性の優れた樹脂が使用されてい
る。このポリカーボネート樹脂の絶縁破壊電圧は30k
V/mmである。
【0006】このような陰極線管のネック部1のステム
2に植設されたステムピン3A、3B、3C・・・間を
電気絶縁する従来の方法は、陰極線管を排気し、前記チ
ップ部4を封止後、図4Bに示したように、先ず、その
ステム2のステムピン3A、3B、3C・・・間に、ペ
ースト状の電気絶縁材5が入ったチューブ6の口先を差
し込み、手指7でチューブ6内の電気絶縁材5を少量搾
り出すようにして塗布している。
【0007】その後、前記電気絶縁材5の上から、図4
Aのステムベース10を被せる。この場合、そのチップ
収納部12がチップ部4を収納するように、高電圧用ス
テムピン収納部13が高電圧用ステムピン3Bを収納す
るように、そして複数の貫通孔15A、15B、15C
・・・に各ステムピン3A、3B、3C・・・が挿入す
るように合わせて装着し、少々押圧して固定すると、図
5に示した構造になり、このような構造でステムピン3
A、3B、3C・・・間の電気絶縁が確保されている。
【0008】現在、カラーテレビ受像機、映像用やコン
ピューター用モニターなどに見受けられるように、それ
らに用いられる陰極線管は高輝度、高解像度化が要望さ
れている。そのため、例えば、陰極線管のアノード電圧
以外にも陰極線管の電子銃の電極、特にフォーカス電極
にもフォーカス特性を上げるために必然的に高電圧を印
加する傾向にある。
【0009】また、電子銃が収容されるネック部1の外
径も電子ビームの偏向パワーをセーブする上からも太く
することに制約があり、従って、ステム2の面積が限ら
れてくる。そのような小面積のステム2に何種類もの電
圧が供給される複数のステムピン3A、3B、3C・・
・が導出されているのであるが、それらのステムピン3
A、3B、3C・・・の間隔は必然的に狭くなる。
【0010】例えば、ソニー(株)製の20型グラフィ
ック・ディスプレイ.モニター用カラー陰極線管では、
ピンサークルの径は15.24mmであり、ピン数は1
4本導出されており、それらのピン間隔は3.42mm
に設計されている。
【0011】このように設計された複数のステムピン3
A、3B、3C・・・の内、例えば、ステムピン3Aは
1 ピンと呼ばれ、0〜数Vの電圧が印加され、ステム
ピン3Bはフォーカス電極用のピンで、最大9800V
の電圧が印加され、そしてステムピン3Cはコンバージ
ェンス電極へ電圧を供給するピンで、0〜2000Vの
電圧が印加される。
【0012】従って、ステムピン3Aと3Bとの間には
最大9800Vの電位差が、ステムピン3Bと3Cとの
間には最大9750Vの電位差が存在する。通常、全く
新しい陰極線管であれば、即ち、ガラスのステム2の表
面が綺麗であればステムピン3Aと3B、ステムピン3
Bと3Cとの間のガラス絶縁耐圧(ステムガラス表面上
の沿面リーク)に問題はないのであるが、温度の上昇や
使用中に発生する静電気による塵埃の付着などにより絶
縁耐圧が低下し、また、前記ステムピン間に前記絶縁耐
圧以上の電圧がしばしば供給されるので、その絶縁耐圧
を十分に確保できなくなる。
【0013】この絶縁耐圧を確保するために、現在は、
前記電気絶縁材5に、例えば、信越化学工業(株)製の
KE−3490、または東レダウコーニング(株)製の
SE−9168などのペースト状の室温硬化型シリコー
ン樹脂(以下、単に「RTV樹脂」と記す)が用いられ
ている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このRTV樹脂はその
基本的な電気特性は満足するものの、ペースト状で流動
性に欠けるものであり、図4Bに示したように、ステム
ベース10をステム2に装着する前に、チューブ6に入
っているこのRTV樹脂5を搾り出し、ステム2の前記
ステムピン間に塗布し、その上からステムベース10を
装着するようにしていることは前記した通りであるが、
通常、この塗布作業は手作業で行われているものであ
る。
【0015】ところが、この塗布作業時にRTV樹脂が
気泡を巻き込みやすく、また、電子銃内にあるカソード
電極を活性化させるためのエージング工程などでの80
°C〜120°Cの熱によりRTV樹脂に含まれている
溶剤でRTV樹脂が発泡したり、そしてまた、RTV樹
脂の塗布から完全硬化までの期間(通常、7日)に陰極
線管の検査工程等で測定器のソケットの抜き差しが数回
行われるのであるが、このソケットの抜き差しにより気
泡が発生し、これらの気泡によりRTV樹脂が備えてい
る電気特性を100%引き出すことができず、前記絶縁
耐圧が劣化し、最悪の場合、ステムピン間で放電が発生
し、陰極線管が不良になってしまうという問題点があっ
た。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、 1.第1の発明である陰極線管の高電圧用ステムピン間
などの電極間用電気絶縁材として、下記の電気絶縁体を
発明し、前記課題を解決した。 (1)シリコーンコンパウンドからなる粘土状で、陰極
線管の高電圧用ステムピン間など電極間の電気絶縁を行
うために成形された電気絶縁体。 (2)その電気絶縁体を、体積抵抗1×1012Ω・cm
〜1×1015Ω・cm、絶縁破壊の強さ10kV/mm
〜30kV/mmのシリコーンコンパウンドで成形した
電気絶縁体。 (3)(1)の電気絶縁体を、可塑度が加圧10Kg−
fに対し変形量が4/10〜7/10である粘土状のシ
リコーンコンパンドで成形した電気絶縁体。 (4)(3)の電気絶縁体を、成形の厚さが0.8〜
2.0mmの範囲で成形した電気絶縁体。 (5)少なくとも電気機器の複数の電極の間隔に対応し
て、それらの電極が挿通できる複数の貫通孔が形成され
た請求項1乃至4に記載した電気絶縁体。 (6)(1)乃至(5)の電気絶縁体に、陰極線管の高
電圧用ステムピンを含む複数のステムピン及びその排気
管のチップ部に対応した貫通孔を形成した電気絶縁体。
また、
【0017】2.第2の発明として、陰極線管の複数の
ステムピン及びその排気管のチップ部に対応した貫通孔
が形成され、それらの貫通孔に前項1.(6)に記載し
た電極間用電気絶縁体の貫通孔を合致するようにこの絶
縁体を添着してステムベースを構成して、前記課題を解
決した。そしてまた、
【0018】3.陰極線管のステムの外表面に、そのス
テム外表面から外方に突き出ている高電圧用ステムピン
を含む複数のステムピン及びその排気管のチップ部で貫
通されるようにして前項1に記載した電気絶縁体を添着
し、その上に、貫通孔、チップ部収納部及び高電圧用ス
テムピン収納部が形成されたステムベースを、前記貫通
孔を前記ステムピンが挿通するように、前記チップ部収
納部で前記チップ部を覆うように、そして前記高電圧用
ステムピン収納部で前記高電圧用ステムピンを隔離する
ように装着して固定して陰極線管のステムピン間電気絶
縁装置を構成し、前記課題を解決した。そして更にま
た、
【0019】4.管体を構成するファンネルのネック部
に、高電圧用ステムピンを含む複数のステムピンと排気
管を導出したステムを備えた電子銃を装着し、前記ネッ
ク部の端縁周辺部と前記ステムの周縁部とを溶着し、そ
して前記排気管から管体の内部の空気を排気してチップ
部を形成して封止し、その後、前記ステムピンと排気管
のチップ部が挿通できる貫通孔がそれぞれ対応して形成
されたシリコーンコンパウンドからなる粘土状の電気絶
縁体を貼着し、一体化したステムベースを、前記ステム
ピン及び前記チップ部に挿通、装着して前記ステムに固
定する製造方法を採り、前記課題を解決した。
【0020】
【作用】従って、この発明の電気絶縁体を用いると、前
記各種の気泡が発生する程度が低く、或いは皆無であ
り、前記沿面リークを確実に防ぐことができて、陰極線
管の高電圧用ステムピン間などの電気絶縁を確実に行う
ことができ、従って、陰極線管を駄目にしてしまうこと
がない。また、この発明の電気絶縁体は粘土状の成形品
であるので、陰極線管の高電圧用ステムピン間などの電
気絶縁作業を格段に能率良く行うことができる。更にま
た、この発明の電気絶縁体が貼着されたステムベースを
用いると、高電圧用ステムピン間などの電気絶縁作業を
更に一層能率良く行うことができる。そして更にまた、
この発明のステムベースを用いると、高電圧用ステムピ
ン間などの電気絶縁装置の装着を手作業によることな
く、機械を用いて行うことができ、それはまた、自動化
できることを意味する。
【0021】
【実施例】以下、図1乃至図3を用いて、この発明の電
気絶縁体、それを用いた電気絶縁装置及び陰極線管の製
造方法を説明する。図1はこの発明の電気絶縁体を示し
ていて、同図Aはその斜視図、同図Bは同図AのAーA
線上における断面図であり、図2は図1に示した電気絶
縁体をステムベースに貼着する工程を説明する図であっ
て、同図Aは図1に示した電気絶縁体を再掲したものの
斜視図、同図Bはそのステム側に対面する側から見たス
テムベースの斜視図、同図Cはこの発明の一つである電
気絶縁体が貼着されたステムベースであり、図3は図1
に示した電気絶縁体または図2に示したステムベースを
用いて、高電圧ステムピンを含む複数のステムピン間の
電気絶縁が施された陰極線管のネック部のこの発明の電
気絶縁装置の構造を示した図であって、同図Aはその斜
視図、同図Bは同図AのAーA線上における断面図、同
図Cは陰極線管を構成するネックのステム部分の断面図
である。なお、従来技術の陰極線管の高電圧用ステムピ
ン間などの電気絶縁装置と同一の構成部分には同一の符
号を付し、それらの説明を省略する。
【0022】先ず、この発明の電気絶縁体を説明する。
図1に示したように、この発明の電気絶縁体20は、後
記の厚さがある円板状の形状に形成されており、その中
央部に前記ステム2に形成されたチップ部4が挿入でき
るチップ用貫通孔21と、前記高電圧用ステムピン3B
を含む複数のステムピン3A、3B、3C・・・の位置
に対応して、これらのステムピン3A、3B、3C・・
・を挿入できるピン貫通孔22A、22B、22C・・
・とが形成されている。
【0023】これらの貫通孔は大面積の平板状電気絶縁
体から成形金型で電気絶縁体20を打ち抜く場合に同時
に成形することができる。また、その成形時に、前記チ
ップ用貫通孔21の内周部に十字状のスリット23を形
成して打ち抜くとよい。このようなスリット23入りの
電気絶縁体20は、そのチップ用貫通孔21にチップ部
4を挿入した場合に、チップ部4を挿入し易く、また、
チップ用貫通孔21の内周縁部をそのチップ部4の外周
面に確実に貼り付けることができ、それだけ電気絶縁性
を良好に確保することができる。
【0024】この電気絶縁体20の材質は粘土状のシリ
コーンコンパウンドであって、その一例として富士高分
子工業(株)から市販されている「パテ・ストックSM
X−5999」をベースに用いるとよい。この「パテ・
ストックSMX−5999」に可塑剤などを調合する
と、後記のような好適な可塑度の電気絶縁体20を得る
ことができる。
【0025】図1には電気絶縁体20としてチップ用貫
通孔21、ピン貫通孔22A、22B、22C・・・そ
してスリット23が形成されたものの実施例を示した
が、粘土状のシリコーンコンパウンドから単に外径だけ
を打ち抜いた電気絶縁体をネック部1のチップ部4及び
ステムピン3A、3B、3C・・・などに押しつけ、そ
の加圧力で貫通孔を開け、ステム2に装着してもよい。
しかし、図1に示した各貫通孔が形成された電気絶縁体
20であれば、その形状を損ねることなく、しかもチッ
プ部4やステムピン3A、3B、3C・・・などに容易
に装着することができ、作業がし易いという利点があ
る。
【0026】この発明者等は更に作業性を突き詰めて、
図2Cに示したような第2の発明である電気絶縁体付き
ステムベース40を発明した。この電気絶縁体付きステ
ムベース40は、図2A(図1)に示した電気絶縁体2
0をステムベース30に貼着、合体させた構造のもので
ある。このステムベース30の材質は従来技術ものと同
様にポリカーボネートなどの絶縁性の優れた樹脂を使用
してよい。
【0027】図2Bに示したように、このステムベース
30はその円形の基板31の中央部に開けられたチップ
部4を挿入できるチップ用貫通孔32と、その基板31
の周辺部に開けられた前記高電圧用ステムピン3Bを含
む複数のステムピン3A、3B、3C・・・の位置に対
応して、これらのステムピン3A、3B、3C・・・が
挿入できるピン貫通孔33A、33B、33C・・・
と、前記基板31のステム2に対面しない面に、ネック
部1のチップ部4を保護するチップ収納部34と高電圧
用ステムピン収納部35とを形成した構造で構成されて
いる。
【0028】このステムベース30には前記従来技術の
ステムベース10にあるスカート部14はないが、必要
に応じてそのようなスカート部14を設けてもよいが、
この発明では前記粘土状の電気絶縁体20を用い、これ
は従来技術のようなペースト状の電気絶縁材5ではない
ため、垂れ落ちる心配はなく、従って、前記スカート部
14を必要としない。また、このスカート部14がない
方が次に説明する電気絶縁体付きステムベース40を得
る場合に製作し易い。
【0029】即ち、この発明の電気絶縁体付きステムベ
ース40は、図1の電気絶縁体20を、そのチップ用貫
通孔21とピン貫通孔22A、22B、22C・・・と
を前記ステムベース30のチップ用貫通孔32とピン貫
通孔33A、33B、33C・・・とにそれぞれ合致さ
せて、ステムベース30に予め貼着することによって完
成させることができる。つまり両者を合体させた構造の
ものである。
【0030】このような構造の電気絶縁体付きステムベ
ース40を予め用意しておくと、陰極線管の組立工場に
おいて、その陰極線管の製造工程を短縮することがで
き、後記のようにこの電気絶縁体付きステムベース40
をステム2へ機械により自動装着することができるとい
う極めて優れた利点がある。しかも手作業でこの組立作
業を行うにしても作業性が格段に向上することは容易に
理解されよう。
【0031】即ち、図3に示したように、空気を排気し
た陰極線管のネック部1にこの発明の電気絶縁体付きス
テムベース40を、そのチップ用貫通孔32と合致した
電気絶縁体20のチップ用貫通孔21と、そのピン貫通
孔33A、33B、33C・・・と合致した電気絶縁体
20のピン貫通孔22A、22B、22C・・・とをそ
れぞれステム2のチップ部4及び各ステムピン3A、3
B、3C・・・に合わせ、その状態で電気絶縁体付きス
テムベース40を押し下げ、前記ステム2に密着するよ
うに加圧する。この場合の加圧力は後述する。そうする
と、図3A及びBに示したような構造の電気絶縁装置を
以てステムピン間を絶縁することができる。
【0032】また、前記のように、図1に示した電気絶
縁体20を、直接、ステム2のステムピン3A、3B、
3C・・・及びチップ部4に装着し、その上から図2B
に示したステムベース30或いは従来技術のステムベー
ス10を装着するようにしてもよい。しかし、図2Cに
示したこの発明の電気絶縁体付きステムベース40でを
用いると、ロボットにより装着させることができ、陰極
線管の製造工程を自動化させることができる。
【0033】この発明のいずれの電気絶縁体を用いるに
しても、これらの電気絶縁体を室温でステム2に装着
し、その後、前記のようにカソードエージングの熱(8
0°C〜120°C)を利用して硬化を促進させること
ができる。この発明の電気絶縁体は粘土状であるため、
従来技術のペースト状の電気絶縁材と比べて、それに含
まれている溶剤が極めて少ないため、この熱による硬化
時に発生する気泡は極めて少なく、必要とする前記電気
絶縁耐圧は十分に保つことができる。
【0034】次に、シリコーンコンパウンドからなる粘
土状のこの発明の電気絶縁体の実験例を挙げる。 〔実験例1〕粘土状シリコーンコンパウンドとして、次
の条件を備えたものを使用し、図1Bの電気絶縁体20
の厚さTを変えて種々実験した。 1.体積抵抗 1×1014Ω・cm 2.絶縁破壊の強さ 25kV/mm 3.ピン貫通孔径 0.97mmφ 4.可塑度(注1) 1/2 5.接着力(注2) 10Kg・f 6.厚さは、0.5mm、0.8mm、1.3mm、
1.8mm、2.0mm、そして2.3mmのものを用
意した。
【0035】このような特性を持つ粘土状シリコーンコ
ンパウンドを成形金型で成形して、直径22mmφ、ス
テムピン3Aと3Bとの間隔及びステムピン3Bと3C
との間隔に相当するピン貫通孔間隔が4mmの前記電気
絶縁体20を得、ステム2に装着してステムピン間の絶
縁耐圧を測定した結果、〔表1〕の結果を得た。なお、
前記「可塑度」とは、10mm角のこの粘土状シリコー
ンコンパウンドの試料を板ガラスで挟み、10Kg・f
の加圧力でその試料の厚みが収縮する割合をいう。ま
た、前記「接着力」とは、板ガラスと図2Bに示したス
テムベース30との間にこの試料を挟み、10Kg・f
で加圧した時の接着力をいう。
【0036】
【表1】
【0037】図3Cに示した陰極線管の封止工程ででき
るステム2の窪み2Aの深さDは、通常、0.3mm〜
0.5mmであり、電気絶縁体20の厚さが0.5mm
では前記窪み2Aを吸収できず、絶縁耐圧が低下する恐
れがある。また、電気絶縁体20の厚さが2.0mmを
越すと厚くなり過ぎ、ガタが発生する。いずれの場合
も、ステム2とステムベース30との間に気泡が存在し
ていた。従って、電気絶縁体20の好ましい厚さは0.
8mm〜2.0mmであった。
【0038】〔実験例2〕粘土状シリコーンコンパウン
ドとして、次の条件を備えたものを使用し、図1の電気
絶縁体20の可塑度を変えて種々実験した。 1.体積抵抗 実験例1と同一 2.絶縁破壊の強さ 実験例1と同一 3.ピン貫通孔径 実験例1と同一 4.可塑度 2/10、4/10、5/1
0、6/10、8/10 5.接着力 実験例1と同一 6.厚さ 1.8mm
【0039】このような特性を持つ粘土状シリコーンコ
ンパウンドを成形金型で成形して、直径22mmφ、ス
テムピン3Aと3Bとの間隔及びステムピン3Bと3C
との間隔に相当するピン貫通孔間隔が4mmの前記電気
絶縁体20を得、ステム2に装着してステムピン間の絶
縁耐圧を測定した結果、〔表2〕の結果を得た。なお、
可塑度の調整はジメチル系シリコーンオイルを使用し
た。
【0040】
【表2】
【0041】この結果から可塑度が小さい(固過ぎる)
と、実験例1のように、前記ステム2の窪み2Aを吸収
することができず、気泡を残しがちになるので、前記絶
縁耐圧が低下する傾向が見受けられた。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の電気
絶縁体は、従来のRTV樹脂の欠点である気泡の発生、
塗布時の塗りムラなどの不所望な現象によるステムピン
間の絶縁耐圧の低下または破壊がなく、従って、ピン間
の放電によるトラブルもなく、シリコーンコンパウンド
が元々備えている電気特性を十分に活用することができ
る。また、成形金型によって打ち抜き、同時に必要なピ
ン貫通孔やチップ用貫通孔を開けることができて、ステ
ムに装着し易い電気絶縁体を大量に生産することができ
る。
【0043】また、この発明の電気絶縁体付きステムベ
ースは、前記のように、手作業で行うにしても、作業が
し易く、機械による装着もでき、これまでできなかった
その装着作業を自動化することができるなど、数々の優
れた効果が得られた。なお、前記の説明では、電気機器
の実施例として陰極線管を挙げて説明したが、この発明
は陰極線管のみに限定されるものではなく、高圧トラン
スの電極間など高圧を扱う電気機器の電極間の電気絶縁
をも対象になることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の電気絶縁体を示していて、同図A
はその斜視図、同図Bは同図AのAーA線上における断
面図である。
【図2】 図1に示した電気絶縁体をステムベースに貼
着する工程を説明する図であって、同図Aは図1に示し
た電気絶縁体を再掲したものの斜視図、同図Bはそのス
テム側に対面する側から見たステムベースの斜視図、同
図Cはこの発明の一つである電気絶縁体が貼着されたス
テムベースである。
【図3】 図1に示した電気絶縁体または図2に示した
ステムベースを用いて、高電圧ステムピンを含む複数の
ステムピン間の電気絶縁が施された陰極線管のネック部
のこの発明の電気絶縁装置の構造を示した図であって、
同図Aはその斜視図、同図Bは同図AのAーA線上にお
ける断面図、同図Cは陰極線管を構成するネックのステ
ム部分の断面図である。
【図4】 従来技術の高電圧ステムピンを含む複数のス
テムピン間の電気絶縁方法を説明するための図で、同図
Aはステムベースの斜視図、同図Bは陰極線管のネック
部の斜視図である。
【図5】 図4を用いて説明した電気絶縁方法によって
構成された陰極線管のネック部を示していて、同図Aは
その斜視図、同図Bは同図AのAーA線上における断面
図である。
【符号の説明】
1 陰極線管のネック部 2 ステム 2A 窪み 3A ステムピン 3B ステムピン 3C ステムピン 4 排気管のチップ部 5 電気絶縁材 20 この発明の電気絶縁体 21 チップ用貫通孔 22A ピン貫通孔 22B ピン貫通孔 22C ピン貫通孔 23 スリット 30 ステムベース 31 基板 32 チップ用貫通孔 33A ピン貫通孔 33B ピン貫通孔 33C ピン貫通孔 34 チップ収納部 35 高電圧用ステムピン収納部 40 この発明の電気絶縁体付きステムベース
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 治男 愛知県稲沢市大矢町茨島30番地ソニー稲沢 株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーンコンパウンドからなる粘土状
    で、陰極線管の高電圧用ステムピン間などの電気絶縁を
    行うために成形された電気絶縁体。
  2. 【請求項2】 体積抵抗1×1012Ω・cm〜1×10
    15Ω・cm、絶縁破壊の強さ10kV/mm〜30kV
    /mmのシリコーンコンパウンドからなる請求項1に記
    載した電気絶縁体。
  3. 【請求項3】 可塑度が加圧10Kg−fに対し変形量
    が4/10〜7/10である粘土状の請求項1に記載し
    た電気絶縁体。
  4. 【請求項4】 成形の厚さが0.8〜2.0mmである
    請求項3に記載した電気絶縁体。
  5. 【請求項5】 少なくとも電気機器の複数の電極の間隔
    に対応して、それらの電極が挿通できる複数の貫通孔が
    形成された請求項1乃至4に記載した電気絶縁体。
  6. 【請求項6】 陰極線管の高電圧用ステムピンを含む複
    数のステムピン及びその排気管のチップ部に対応した貫
    通孔が形成された請求項1乃至4に記載した電気絶縁
    体。
  7. 【請求項7】 陰極線管の複数のステムピン及びその排
    気管のチップ部に対応した貫通孔が形成され、それらの
    貫通孔に請求項6に記載した電気絶縁体の貫通孔を合致
    するように前記電気絶縁体を添着して構成されているこ
    とを特徴とするステムベース。
  8. 【請求項8】 陰極線管のステムの外表面に、そのステ
    ム外表面から外方に突き出ている高電圧用ステムピンを
    含む複数のステムピン及びその排気管のチップ部で貫通
    されるようにして請求項1乃至6に記載した電気絶縁体
    を添着し、その上に、貫通孔、チップ部収納部及び高電
    圧用ステムピン収納部が形成されたステムベースを、前
    記貫通孔を前記ステムピンが挿通するように、前記チッ
    プ部収納部で前記チップ部を覆うように、そして前記高
    電圧用ステムピン収納部で前記高電圧用ステムピンを隔
    離するように装着して固定したことを特徴とする陰極線
    管のステムピン間電気絶縁装置。
  9. 【請求項9】 管体を構成するファンネルのネック部
    に、高電圧用ステムピンを含む複数のステムピンと排気
    管を導出したステムを備えた電子銃を装着し、前記ネッ
    ク部の端縁周辺部と前記ステムの周縁部とを溶着し、そ
    して前記排気管から管体の内部の空気を排気してチップ
    部を形成して封止し、その後、前記ステムピンと排気管
    のチップ部が挿通できる貫通孔がそれぞれ対応して形成
    されたシリコーンコンパウンドからなる粘土状の電気絶
    縁体を添着し、一体化したステムベースを、前記ステム
    ピン及び前記チップ部に挿通、装着して前記ステムに固
    定することを特徴とする陰極線管の製造方法。
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