JPH0794051A - コントロールスイッチ - Google Patents

コントロールスイッチ

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JPH0794051A
JPH0794051A JP8680994A JP8680994A JPH0794051A JP H0794051 A JPH0794051 A JP H0794051A JP 8680994 A JP8680994 A JP 8680994A JP 8680994 A JP8680994 A JP 8680994A JP H0794051 A JPH0794051 A JP H0794051A
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JP
Japan
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shaft
drive lever
housing
control switch
step portion
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JP8680994A
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English (en)
Inventor
Tokuhiro Ida
徳浩 位田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 寿命を長くする。 【構成】 ハウジング1の駆動レバー32に対応する面
にシャフト31の軸芯を中心とする円形の突条33を形
成し、駆動レバー32に突条33が嵌まる凹条34を形
成する。凹凸条33,34でダストシールを行い、シー
ル用のOリングを1つとし、偏荷重がかかることが少な
く、シール寿命及びコントロールスイッチ自体の作動寿
命を長くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートマチック車のシ
フトレバー操作に応じた切換出力を発生するコントロー
ルスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シフトレバーの切換操作に応じてドライ
ビングポジションの各ポジションに対応する切換出力を
発生するオートマチック車用のコントロールスイッチ
は、ハウジング内部に可動体が回動自在に収められ可動
体の回動位置に応じた切換出力を発生するスイッチ本体
と、可動体の回動軸に連結され端部がハウジング外部に
突出するシャフトと、シャフトの突出部に連結されシフ
トレバーの操作に応じて回動する駆動レバーとを備えて
いる。
【0003】この種のコントロールスイッチでは、ハウ
ジングにシャフトを嵌挿した部分をシールする必要があ
り、従来はシャフトとハウジングとの間に2つのOリン
グを取り付け、一方をダストシール用とし、もう一方を
メインシール用として用いていた。またこのコントロー
ルスイッチでは、図12に示すように金属にて形成せる
シャフト31の端部にねじ軸aを突設し、ねじ軸aを駆
動レバー32に挿通し、ねじ軸aにナットbを螺合して
シャフト31と駆動レバー32を結合している。またシ
ャフト31には全周に凹溝cを穿設し、凹溝cにOリン
グ35を取り付けている。かかる従来例の図は1つのO
リングを介装した例を示してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に2つのOリングを用いると、偏荷重がかかり、シール
寿命が短くなり、またコントロールスイッチ自体の作動
寿命も短くなるという問題があった。また、この種のコ
ントロールスイッチでは、駆動レバー及びシャフトが金
属製であるため、塩害などによる腐食を起こし、またシ
ャフト31と駆動レバー32との結合がねじ締めで行わ
なければならなく、組み立て性が悪いという問題があ
る。またOリング35を装着するためにはシャフト31
に凹溝cを加工しなければならなく、シャフト31の加
工が複雑になるという問題がある。殊にシャフト31を
合成樹脂で成形したりする場合、金型の構造が複雑にな
るという問題がある。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、シール寿命及びコント
ロールスイッチ自体の作動寿命が長く、且つ駆動レバー
とシャフトとの連結も容易なコントロールスイッチを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明コントロールスイッチはハウジング内部に可動体
が回動自在に収められ可動体の回動位置に応じた切換出
力を発生するスイッチ本体と、可動体に連結されて端部
がハウジング外部に突出するシャフトと、シャフトの突
出部に連結されシフトレバーの操作に応じて回動する駆
動レバーとを備え、シフトレバーの切換操作を駆動レバ
ー及びシャフトを介して可動体に伝え、可動体の回動に
よりドライビングポジションの各ポジションに対応する
切換出力を発生するオートマチック車用のコントロール
スイッチにおいて、シャフトの外周部におけるハウジン
グと駆動レバーとの対向面に駆動レバーが回動自在な状
態で互いに凹凸嵌合する凹凸条部を形成して成ることを
特徴とする。
【0007】またハウジングの軸孔の内面とシャフトの
外面との間にOリングを介装するにあたって、シャフト
に段部を設けると共にシャフトの段部より駆動レバー側
を細径部とし、駆動レバーからシャフトの軸芯を中心と
する円筒状に突設した筒部をハウジングの軸孔の内面と
シャフトの細径部の外面との間に挿入し、段部と筒部の
先端面との間にOリングを位置させて成ることを特徴と
することも好ましい。
【0008】またハウジングの軸孔の内面とシャフトの
外面との間にOリングを介装するにあたって、シャフト
に段部を設けると共に軸孔の内面にシャフトの段部と間
隔を隔てて対向する段部を設け、シャフトの段部と軸孔
の段部との間にOリングを位置させて成ることを特徴と
することも好ましい。さらに駆動レバーとシャフトとを
合成樹脂にて形成し、駆動レバーとシャフトを溶着して
結合して成ることを特徴とすることも好ましい。
【0009】
【作用】上記構成によれば、シャフトの外周部における
ハウジングと駆動レバーとの対向面に駆動レバーが回動
自在な状態で互いに凹凸嵌合する凹凸条部を形成するこ
とにより、凹凸条部によりダストシールを行い、Oリン
グが1つで済むようにする。これにより、偏荷重がかか
ることを少なくし、シール寿命を長くすると共に、コン
トロールスイッチ自体の作動寿命も長くする。
【0010】またシャフトに段部を設けると共にシャフ
トの段部より駆動レバー側を細径部とし、駆動レバーか
らシャフトの軸芯を中心とする円筒状に突設した筒部を
ハウジングの軸孔の内面とシャフトの細径部の外面との
間に挿入し、段部と筒部の先端面との間にOリングを位
置させることにより、シャフトの外面に従来のように凹
溝を加工しないでもOリングを装着できてシャフトの構
造を簡単にでき、シャフトの加工が簡単にできる。
【0011】またシャフトに段部を設けると共に軸孔の
内面にシャフトの段部と間隔を隔てて対向する段部を設
け、シャフトの段部と軸孔の段部との間にOリングを位
置させることにより、シャフトの外面に従来のように凹
溝を加工しないでもOリングを装着できてシャフトの構
造を簡単にでき、シャフトの加工が簡単にできる。ま
た、シャフト及び駆動レバーを合成樹脂で形成すること
により、塩害などによる腐食を起こしにくくできる。さ
らにシャフト及び駆動レバーを合成樹脂で形成し、シャ
フトと駆動レバーを溶着することにより、熱溶着や超音
波溶着などにて駆動レバーとシャフトとの連結が可能と
なり、ねじ締めなどの手間をなくすことができる。
【0012】
【実施例】図1乃至図7に本発明の一実施例を示す。ま
ず、本実施例のコントロールスイッチのスイッチ本体3
0の説明を行う。このスイッチ本体30のハウジング1
は、ガラス繊維入りの強化樹脂等の樹脂成型品からなる
略扇形の2つのカバー体1a,1bで構成されている。
【0013】カバー体1aは裏側に図3(b)に示すよ
うに扇形の凹部5を形成し、この凹部5の要部位には可
動体7の回動軸3に貫通させた貫通孔3aに連通する軸
孔4を穿設し、カバー体1aの内側壁面の軸孔4の開口
周縁部位には図5に示すように上記凹部5の他の底面よ
り一段低く且つ軸孔4の内径より大きな内径の凹所6を
形成している。
【0014】カバー体1bは図4(b)に示すようにカ
バー体1aと同様に内側壁面に扇形の凹部8を形成し、
この凹部8の要部位には可動体7の回動軸3に貫通させ
た貫通孔3aに連通する軸孔9を穿設し、カバー体1b
の内側壁面の軸孔9の開口周縁部位には図5に示すよう
に上記凹部8の他の底面より一段低く且つ軸孔9の内径
より大きな内径の凹所10を形成している。
【0015】更にカバー体1a,1bの内側壁面には軸
孔4,9を中心とする円弧状の溝11a1 …、11b1
…を同心円的に複数条形成しており、これらの溝11a
1 …、11b1 …に対応するように夫々のカバー体1
a,1bにインサート成形されている導電板12a
1 …、12b1 …の一端部を配設し、夫々の導電板12
1…、12b1 …に適宜な長さで溝11a1 …、11
1 …の長手方向に沿うように一体形成した固定接点1
3a1 …、13b1 …を溝11a1 …、11b1 …の開
口面とほぼ面一となるように溝11内に露出させてい
る。導電板12a1 …、12b1 …は他端部に端子15
1 …、15b1 …を一体に設けており、これら端子1
5a1 …、15b1 …は各カバー体1a,1bの一端外
周面より外方へ突出されている。このように端子15a
1 …、15b1 …、導電板12a1 …、12b1 …、固
定接点13a1 …、13b1 …からなる各端子ブロック
は夫々のカバー体1a,1bにインサート成形により固
定保持される。
【0016】なお、カバー体1aは裏面の凹部5及び凹
所6の外周に沿うようにゴムパッキン嵌め込み用溝16
aを形成した突畝部16を突設し、この突畝部16を嵌
合するための凹部17をカバー体1bの内側壁面に形成
している。可動体7は図6に示すように可動片2の表面
に回動軸3の貫通孔3aを中心とする径方向が長手幅方
向である有底の細溝18aを開口し、更にこの細溝18
aに並行し且つ径方向の長手幅寸法が細溝18aより短
い細溝18bを開口している。この細溝18bは可動体
7の裏面に開口させている細溝18cに連通している。
細溝18cは細溝18aと長手幅寸法が同じように形成
されている。細溝18a〜18cの中央には丸孔20
a、20bを穿設しており、この丸孔20a,20bに
はコイルばね21a,21bが挿着される。
【0017】細溝18a,18cは夫々略E状に形成さ
れた導電材からなる可動接点体22a,22cが移動自
在に挿入され、各可動接点体22a,22cは中足26
a,26bを丸孔20a,20bに挿着されているコイ
ルばね21a,21bの一端に圧入する。これらの可動
接点体22a,22cの両端肩には外方に向けて可動接
点231 ,232 を夫々突出させている。
【0018】一方、細溝18bはやや小さなE状に形成
された可動接点体22bが移動自在に挿入され、可動接
点体22bは上記丸孔20bに挿着されているコイルば
ね21bの他端に中足26bを圧入する。この可動接点
体22bは中足26bの反対側に可動接点233 を突出
させている。上記可動接点体22a〜22cを上記のよ
うにして組み込んだ可動体7を図2に示すようにカバー
体1a,1bの組み込みに際しては、可動体7を挟み込
むようにしてカバー体1a,1b同士を嵌合するのであ
る。この場合、回動軸3の両端面がカバー体1a,1b
の軸孔4,9の開口周部の凹所6,10に回動自在に嵌
合される。また、カバー体1aの突畝部16がカバー体
1bの凹所17に嵌合されて、両カバー体1a,1bの
内側壁面周部が接面され、カバー体1a,1bの凹部
5、8で形成される空所内に可動体7の可動片2が移動
自在に収納される。ここで、嵌合接面部位を結合固定し
て上記空間を密封する手法としては接着剤による接着、
あるいは超音波溶接機による溶着等を用いる。特に全周
に亙って均一に密封できる超音波溶接機による溶着を用
いると、密封性が安定し、且つ組立作業性も向上するの
で好ましい。また、特に高い密封性が要求される場合に
は溝14にゴムパッキン25を嵌め込んで凹所17と突
畝部16との間にゴムパッキン25を介在させれば良
い。
【0019】カバー体1a,1bからなるハウジング1
内に収納された可動体7の可動片2の一面側に装着して
ある可動接点体22aはコイルばね21aで弾発され、
両端に設けてある可動接点231 、232 をカバー体1
b側に設けてある溝11b1,11b3 内に摺動自在に
配置され、また可動接点体22bはコイルばね21bで
弾発され、中央に設けてある可動接点233 をカバー体
1b側に設けてある溝11b2 内に摺動自在に配置され
る。ここで、可動接点体22aの可動接点23 1 ,23
2 に対応する対の固定接点が13b1 と13b5 、13
2 と13b6となり、可動接点体22bの可動接点2
3 に対応する固定接点13b3 、13b4 は後述の共
通接点を構成する。
【0020】可動片2の他面側に装着してある可動接点
体22cはコイルばね21cにより弾発されて両端に設
けてある可動接点231 、232 をカバー体1a側に設
けてある溝11a1 、11a2 内に摺動自在に配置され
る。ここで、可動接点体22cに対応する対の固定接点
は13a1 と、13a2 ,13a3 ,13a4 ,13a
5 との組み合わせとなる。
【0021】本実施例のコントロールスイッチでは、可
動体7の回動軸3を回動させると、可動片2が移動して
溝11a1 …、11b1 …で摺動する可動接点231
23 3 が所定角度の回動によって固定接点13a1 …、
13b1 …と接触することになり、可動接点体22aの
対の可動接点231 ,232 で通電回路が形成され、ま
た可動接点22cの対の可動接点231 ,232 で形成
される通電回路はコイルばね12bを通じて可動接点体
22bに電気的に接続され、可動接点体22bの可動接
点233 と接触する固定接点13b3 ,13b4 側を共
通接点回路とすることになる。この共通接点回路により
スイッチを固定接点の2分割配置を可能としている。
【0022】ここで、コイルばね12a,12bの弾発
力により接点圧が得られて確実な電気的接続ができ、ま
た可動接点231 …のスムーズな摺動が行える。なお、
コントロールスイッチを固定する際には振動等を考慮し
て金属取付板等を併用することが好ましく、この場合に
は取付孔19,24を用いて夫々カバー体1a,1bを
金属取付板に取り付ける。
【0023】上述の説明したスイッチ本体30には、図
1に示すように、シャフト31と駆動レバー32とが取
り付けられる。シャフト31は、カバー体1a,1bの
軸孔4,9のいずれかを通して、可動体7の回動軸3に
形成された貫通孔3aに嵌着される。ここで、図2乃至
図7におけるスイッチ本体30では、カバー体1a,1
bに夫々貫通する軸孔4,9を設けてあったが、シール
性を配慮した場合には、図1(c)に示すように、いず
れか一方の軸孔4,9は閉塞しておくことが望ましい。
【0024】駆動レバー32は、上記シャフト31のハ
ウジング1の外部に突出する端部に連結される。ここ
で、本実施例の場合には、シャフト31及び駆動レバー
32を合成樹脂で形成し、超音波溶着などによりシャフ
ト31と駆動レバー32とを連結するようにしてある。
このため、ねじ締めなどの手間を無くし、シャフト31
と駆動レバー32との連結が容易となる。また、シャフ
ト31及び駆動レバー32が合成樹脂製であるため、塩
害などによる腐食も起こしにくくなっている。
【0025】ハウジング1の駆動レバー32に対応する
面には、シャフト31の軸芯を中心とする円形の凸条3
3を形成し、駆動レバー32には上記凸条33が嵌まる
凹条34を形成してあり、上記凸条33及び凹条34
は、駆動レバー32がスムーズに回動し、且つダストシ
ール効果を発揮可能な程度に遊嵌状態で嵌合するように
してある。この凹凸条33,34でダストシールを行う
ことにより、シャフト31とハウジング1の軸孔9にシ
ールのために装着されるOリング35を1つとすること
ができ、このため偏荷重がかかることが少なく、シール
寿命及びコントロールスイッチ自体の作動寿命を長くで
きる。
【0026】図8、図9、図10は他の実施例を示すも
のである。本実施例の場合、可動体7とシャフト31と
は合成樹脂にて一体に形成されており、シャフト31が
可動体7の回動軸3を兼用している。このように可動体
7とシャフト31を一体にしてあると、部品点数を削減
できる。シャフト31の軸孔4から突出する端部の連結
軸部40は合成樹脂製の駆動レバー32の取り付け孔4
1に挿通し、熱溶着等で固定してある。42は熱溶着部
である。シャフト31の回りでハウジング1と駆動レバ
ー32との間には上記実施例と同様に凸条33と凹条3
4にてダストシールしてある。つまり、駆動シャフト3
2から円筒状の凸条33を突設し、ハウジング1側に設
けた円環状の凹条34に凸条33をはめ込んである。ま
たシャフト31には軸孔4内に位置する部分で段部43
を設けてあり、段部43より駆動レバー32側を細径部
45としてある。駆動レバー32には取り付け孔41の
回りでハウジング1側に向けて円筒状の筒部46を突設
してあり、この筒部46を軸孔4の内面と細径部45と
の間に挿通してある。この筒部46の先端面とシャフト
31の段部43との間にOリング35を位置させて取り
付けてある。このようにOリング35を取り付けると、
シャフト31に従来のように凹溝を設ける必要がなく、
シャフト31を合成樹脂で成形するときの金型を簡単に
できると共に成形も簡単にできる。また駆動レバー32
のシャフト31に連結する側と反対側は二股状に分岐し
てあり、分岐した各片47,48の適所にはハウジング
1に向けて突出する突部50,51を設けてある。とこ
ろで、コントロールスイッチをミッション等の取り付け
部に取り付けるとき、駆動レバー32に図8の矢印B方
向の力が加わることがあるが、このとき突部50,51
がハウジング1に当ってそれ以上変形するのを防止で
き、駆動レバー32の反り変形を防止できる。なお、5
4はコネクターハウジングである。
【0027】また図11は他の実施例を示す。本実施例
の場合、シャフト31の段部43と間隔を隔てて対向す
る段部52を軸孔4に設けてある。この段部52は軸孔
4の内周に全周に亙って円環状の突壁53を設けること
により形成してある。そしてシャフト31の段部43と
軸孔4の段部52との間にOリング35を位置させてO
リング35を取り付けてある。この実施例の場合、シャ
フト31を合成樹脂で成形するときの金型を簡単にでき
ると共に成形を容易にできる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように、ハウジング内部
に可動体が回動自在に収められ可動体の回動位置に応じ
た切換出力を発生するスイッチ本体と、可動体に連結さ
れ端部がハウジング外部に突出するシャフトと、シャフ
トの突出部に連結されシフトレバーの操作に応じて回動
する駆動レバーとを備え、シフトレバーの切換操作を駆
動レバー及びシャフトを介して可動体に伝え、可動体の
回動によりドライビングポジションの各ポジションに対
応する切換出力を発生するオートマチック車用のコント
ロールスイッチにおいて、シャフトの外周部におけるハ
ウジングと駆動レバーとの対向面に駆動レバーが回動自
在な状態で互いに凹凸嵌合する凹凸条部を形成してある
ので、凹凸条部によりダストシールを行い、Oリングが
1つで済み、このため偏荷重がかかることが少なく、シ
ール寿命及びコントロールスイッチ自体の作動寿命を長
くできるものである。
【0029】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、シャフトに段部を設けると共にシャフトの段部より
駆動レバー側を細径部とし、駆動レバーからシャフトの
軸芯を中心とする円筒状に突設した筒部をハウジングの
軸孔の内面とシャフトの細径部の外面との間に挿入し、
段部と筒部の先端面との間にOリングを位置させている
ので、シャフトの外面に従来のように凹溝を加工しない
でもOリングを装着できてシャフトの構造を簡単にで
き、シャフトの加工が簡単にできるものであり、特にシ
ャフトを合成樹脂で成形する場合、金型を簡単にできる
と共に成形を容易にできるものである。
【0030】また本発明の請求項3記載の発明にあって
は、シャフトに段部を設けると共に軸孔の内面にシャフ
トの段部と間隔を隔てて対向する段部を設け、シャフト
の段部と軸孔の段部との間にOリングを位置させている
ので、シャフトの外面に従来のように凹溝を加工しない
でもOリングを装着できて請求項2の発明と同様にシャ
フトの構造を簡単にでき、シャフトの加工が簡単にでき
るものである。
【0031】さらに本発明の請求項4記載の発明にあっ
ては、シャフト及び駆動レバーを合成樹脂で形成してあ
るので、塩害などによる腐食を起こしにくく、コントロ
ールスイッチの寿命を長くできるものであり、しかも駆
動レバーとシャフトを溶着して結合しているので、超音
波溶着、熱溶着などにより駆動レバーとシャフトとを連
結することができ、ねじ締めなどの手間を無くすことが
でき、駆動レバーとシャフトとの連結が容易となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の一実施例の平面図、
側面図、及び(a)におけるA−A’線断面図である。
【図2】同上のシャフト及び駆動レバーを外した状態に
おける断面図である。
【図3】(a),(b)は同上の一方のカバー体の平面
図及び底面図である。
【図4】(a),(b)は同上の他方のカバー体の平面
図及び底面図である。
【図5】同上の分解断面図である。
【図6】(a)〜(c)は可動体の平面図、断面図及び
(a)におけるA−A’線断面図である。
【図7】一方のカバー体に可動体を取り付けた状態を示
す平面図である。
【図8】同上の他の実施例の断面図である。
【図9】図8の実施例の一方のカバー体の側面図であ
る。
【図10】図8の実施例の下面図である。
【図11】同上のさらに他の実施例の要部の断面図であ
る。
【図12】従来例を説明する断面図である。
【符号の説明】
7 可動体 30 スイッチ本体 31 シャフト 32 駆動レバー 33 凸条 34 凹条 35 Oリング 42 熱溶着部 43 段部 45 細径部 46 筒部 52 段部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内部に可動体が回動自在に収
    められ可動体の回動位置に応じた切換出力を発生するス
    イッチ本体と、可動体に連結されて端部がハウジング外
    部に突出するシャフトと、シャフトの突出部に連結され
    シフトレバーの操作に応じて回動する駆動レバーとを備
    え、シフトレバーの切換操作を駆動レバー及びシャフト
    を介して可動体に伝え、可動体の回動によりドライビン
    グポジションの各ポジションに対応する切換出力を発生
    するオートマチック車用のコントロールスイッチにおい
    て、シャフトの外周部におけるハウジングと駆動レバー
    との対向面に駆動レバーが回動自在な状態で互いに凹凸
    嵌合する凹凸条部を形成して成ることを特徴とするコン
    トロールスイッチ。
  2. 【請求項2】 ハウジングの軸孔の内面とシャフトの外
    面との間にOリングを介装するにあたって、シャフトに
    段部を設けると共にシャフトの段部より駆動レバー側を
    細径部とし、駆動レバーからシャフトの軸芯を中心とす
    る円筒状に突設した筒部をハウジングの軸孔の内面とシ
    ャフトの細径部の外面との間に挿入し、段部と筒部の先
    端面との間にOリングを位置させて成ることを特徴とす
    る請求項1記載のコントロールスイッチ。
  3. 【請求項3】 ハウジングの軸孔の内面とシャフトの外
    面との間にOリングを介装するにあたって、シャフトに
    段部を設けると共に軸孔の内面にシャフトの段部と間隔
    を隔てて対向する段部を設け、シャフトの段部と軸孔の
    段部との間にOリングを位置させて成ることを特徴とす
    る請求項1記載のコントロールスイッチ。
  4. 【請求項4】 駆動レバーとシャフトとを合成樹脂にて
    形成し、駆動レバーとシャフトを溶着して結合して成る
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項
    3記載のコントロールスイッチ。
JP8680994A 1993-07-27 1994-04-25 コントロールスイッチ Withdrawn JPH0794051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5855445A (en) * 1996-05-13 1999-01-05 Niles Parts Co.,Ltd. Bonding construction of rotary members

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5855445A (en) * 1996-05-13 1999-01-05 Niles Parts Co.,Ltd. Bonding construction of rotary members

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