JPH079387A - 板状体の切断装置 - Google Patents

板状体の切断装置

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Publication number
JPH079387A
JPH079387A JP5235755A JP23575593A JPH079387A JP H079387 A JPH079387 A JP H079387A JP 5235755 A JP5235755 A JP 5235755A JP 23575593 A JP23575593 A JP 23575593A JP H079387 A JPH079387 A JP H079387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cutter head
bridge frame
cutting
shaped body
Prior art date
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Pending
Application number
JP5235755A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Bando
茂 坂東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Kiko Co Ltd
Original Assignee
Bando Kiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bando Kiko Co Ltd filed Critical Bando Kiko Co Ltd
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Publication of JPH079387A publication Critical patent/JPH079387A/ja
Priority to US08/864,359 priority patent/US5832801A/en
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  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッタヘッドを板状体に対して切断すべき形
状に沿って高速かつ精確に相対的に移動させることがで
き、しかして作業能率を向上させ得ると共に高品質な加
工品を得ることができる板状体の切断装置を提供するこ
とにある。 【構成】 ガラス板の切断装置1は、カッタヘッド2を
支持するブリッジフレーム3を両側4及び5でY方向に
移動自在に支持し、ブリッジフレーム3の両側4及び5
と基台6との間にそれぞれ、ブリッジフレーム3をY方
向に直動させるY方向直動手段7及び8を設け、各Y方
向直動手段7及び8をリニアモータ9及び10で構成
し、両リニアモータ9及び10を同期して作動させるよ
うにしてなる上に、ブリッジフレーム3にカッタヘッド
2をX方向に移動自在に支持し、ブリッジフレーム3と
カッタヘッド2との間に、カッタヘッド2をX軸方向に
直動させるX方向直動手段11を設け、X方向直動手段
11をリニアモータ12で構成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス板、プラスチック
板、木板等の板状体の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば従来のガラス板の切断装置、換言
すればガラス板に折割り線(切線)を形成する装置にお
いては、カッタヘッドが搭載された移動台にナットを介
してねじ軸を連結し、このねじ軸を電動モータの出力回
転軸にプーリ、ベルト等を介して連結し、電動モータの
出力軸の回転によりねじ軸を回転させて移動台を例えば
X方向に移動させ、ガラス板が載置されたベッドにナッ
トを介してねじ軸を連結し、このねじ軸を電動モータの
出力回転軸にプーリ、ベルト等を介して連結し、電動モ
ータの出力軸の回転によりねじ軸を回転させてベッドを
例えばY方向に移動させ、しかしてカッタヘッドのカッ
タホイールをガラス板に対して切断すべき形状、すなわ
ち形成すべき折割り線に沿って相対的に移動させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
従来のガラス板の切断装置では、比較的長尺のねじ軸を
回転させているため、危険速度域でねじ軸に容易に大き
な撓み振動が発生し、したがってねじ軸を高速回転させ
移動台及びベッドを高速に移動させて作業能率を向上さ
せるようにすることが困難である。なお、上記のような
問題は、切線を形成することなしに、プラスチック板、
木板、鉄板、鋼板等の板状体を直接切断する場合にも生
じる。
【0004】本発明は前記諸点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、カッタヘッドを板状
体に対して切断すべき形状に沿って高速かつ精確に相対
的に移動させることができ、しかして作業能率を向上さ
せ得ると共に高品質な加工品を得ることができる板状体
の切断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、カッタヘッドを支持するブリッジフレームを両側で
Y方向に移動自在に支持し、このブリッジフレームの両
側と基台との間にそれぞれ、ブリッジフレームをY方向
に直動させるY方向直動手段を設け、各Y方向直動手段
をリニアモータで構成し、両リニアモータを同期して作
動させるようにしてなる板状体の切断装置によって達成
される。
【0006】また本発明によれば前記目的は、ブリッジ
フレームにカッタヘッドをX方向に移動自在に支持し、
ブリッジフレームとカッタヘッドとの間に、カッタヘッ
ドをX軸方向に直動させるX方向直動手段を設け、この
X方向直動手段をリニアモータで構成してなる上記の板
状体の切断装置によっても達成される。
【0007】本発明においてカッタヘッドは、一つの例
では、板状体、特にガラス板に切線を形成するカッタホ
イールを具備しており、他の例では、板状体を切断する
レーザ装置を具備している。カッタヘッドとしては、カ
ッタホイール又はレーザ装置に代えて、ガス切断、アー
ク切断、ウォータジェット切断、プラズマ切断、酸素ア
ーク切断等を行うトーチ等を具備していてもよい。
【0008】本発明の切断装置における切断対象として
は、ガラス板、プラスチック板、木板、鉄板、鋼板等の
板状体である。板状体は多少湾曲していてもよい。
【0009】
【作用】本発明の板状体の切断装置では、リニアモータ
で構成されたY方向直動手段の同期的作動により、ブリ
ッジフレームはY方向に移動される。そしてX方向直動
手段が設けられている場合、カッタヘッドは本X方向直
動手段によりX方向に直動される。しかしてカッタヘッ
ドはX−Y平面内において切断すべき板状体の形状に沿
って高速に移動されることとなる。
【0010】次に、図に示すガラス板に折割り用の切線
を形成するガラス板の切断装置の好ましい具体例に基づ
いて、本発明を更に詳細に説明する。なお、本発明はこ
れら具体例に何等限定されないのである。
【0011】
【具体例】図1から図4において、板状体の切断装置と
しての本例のガラス板の切断装置1は、カッタヘッド2
を支持するブリッジフレーム3を両側4及び5でY方向
に移動自在に支持し、ブリッジフレーム3の両側4及び
5と基台6との間にそれぞれ、ブリッジフレーム3をY
方向に直動させるY方向直動手段7及び8を設け、各Y
方向直動手段7及び8をリニアモータ9及び10で構成
し、両リニアモータ9及び10を同期して作動させるよ
うにしてなる上に、ブリッジフレーム3にカッタヘッド
2をX方向に移動自在に支持し、ブリッジフレーム3と
カッタヘッド2との間に、カッタヘッド2をX軸方向に
直動させるX方向直動手段11を設け、X方向直動手段
11をリニアモータ12で構成してなる。
【0012】カッタヘッド2は、ブラケット21に取り
付けられたエアシリンダ装置22と、カッタホイール2
3を有してエアシリンダ装置22のピストンロッドに取
り付けられたカッタブロック24とを具備しており、エ
アシリンダ装置22に高圧空気が給排されることによ
り、カッタブロック24は上下動されてカッタホイール
23はガラス板25の面に対して進退される。エアシリ
ンダ装置22の空気圧によりカッタホイール23がガラ
ス板25の面に押し付けられることにより、ガラス板2
5に切断線(折割線)Cが付される。
【0013】ブリッジフレーム3の両端4及び5の下面
には、スライダ31及び32が取り付けられており、ス
ライダ31は、ガラス板25が載置される基台6にY方
向に伸びて取り付けられたレール34にY方向に摺動自
在に嵌合されており、スライダ32もまた基台6にY方
向に伸びて取り付けられたレール35にY方向に摺動自
在に嵌合されており、こうしてブリッジフレーム3はレ
ール34及び35に案内されてY方向に移動自在とされ
ている。
【0014】ブリッジフレーム3の一端4に設けられた
Y方向直動手段7のリニアモータ9は、レール34の中
央部にY方向に沿って配された固定子41と、固定子4
1に対して一定の隙間をもってスライダ31に設けられ
た可動子42とを具備し、磁性材製の長尺板からなる固
定子41は、可動子42に対面する面に等間隔に複数の
歯43が形成されてなり、可動子42は、一対の鉄心入
りコイル44及び45と、永久磁石46とを具備してい
る。本リニアモータ9では、2相励磁の場合、コイル4
4及び45への供給電流の位相を順次変化させることに
より、可動子42が歯43のピッチ(間隔)の1/4ピ
ッチづつ移動されるようになっている。ブリッジフレー
ム3の他端5に設けられたY方向直動手段8のリニアモ
ータ10もまたリニアモータ9と同様に形成されてお
り、レール35の中央部にY方向に沿って配された固定
子51と、固定子51に対して一定の隙間をもってスラ
イダ32に設けられた可動子52とを具備し、磁性材製
の長尺板からなる固定子51は、可動子52に対面する
面に等間隔に複数の歯53が形成されてなり、可動子5
2は、一対の鉄心入りコイル54及び55と、永久磁石
56とを具備している。本リニアモータ10もまたリニ
アモータ9と同様に動作する。リニアモータ9及び10
は、同一速度で同方向にスライダ31及び32を移動さ
せるように同期して作動される結果、ブリッジフレーム
3の両端4及び5もまた同期してY方向に移動されるこ
ととなる。
【0015】ブラケット21はベースプレート61に取
り付けられており、ベースプレート61には、ボルト6
2を介してスライダ63が取り付けられている。スライ
ダ63はブリッジフレーム3の側面に取り付けられたレ
ール64にX方向に摺動自在に嵌合されており、こうし
てカッタヘッド2は、ブリッジフレーム3にX方向に移
動自在に支持されている。リニアモータ12はリニアモ
ータ9及び10と同様に形成されており、レール64の
中央部にX方向に沿って配された固定子と、固定子に対
して一定の隙間をもってスライダ63に設けられた可動
子とを具備し、リニアモータ9及び10と同様に動作す
る。
【0016】なお、モータ9、10、12及び空気圧シ
リンダ装置22はそれぞれ数値制御装置91に接続され
ており、数値制御装置91の記憶装置に予め記憶された
プログラムによりモータ9、10、12及び空気圧シリ
ンダ装置22は作動制御されるようになっている。
【0017】このように形成されたガラス板の切断装置
1は次のように作動する。数値制御装置91に制御され
てモータ9及び10は同期して作動され、これによりブ
リッジフレーム3の両端4及び5は同じく同期してY方
向に移動される。同時に数値制御装置91に制御されて
モータ12は作動され、モータ12の作動でベースプレ
ート61はX方向に移動される。ブリッジフレーム3の
Y方向の移動とベースプレート61のX方向の移動とに
よりカッタヘッド2は、付すべき切断線Cに沿って移動
される。切断線Cを付すべき部位にカッタヘッド2が移
動されると、数値制御装置91は、空気圧シリンダ装置
22を作動させてカッタブロック24を下降させ、カッ
タホイール23をガラス板25の面に押圧させる。この
結果、ガラス板25の面には折割されるべき形状に対応
して所定の切断線Cが付けられることになる。
【0018】ところでガラス板の切断装置1では、長尺
のボールねじを回転させることなしに、ブリッジフレー
ム3及びカッタヘッド2をY方向及びX方向に移動さ
せ、しかして切断線Cを付すべきガラス板25の部位に
カッタヘッド2を移動させているため、長尺のボールね
じの高速回転による撓み振動が生ることがなく、高速に
カッタヘッド2の移動を行うことができる。
【0019】なお、上記の具体例ではカッタヘッド2を
X方向に移動させたが、カッタヘッド2をブリッジフレ
ーム3に固定して取り付け、ガラス板25が載置される
基台6の部位を、同様の機構でX方向に移動させるよう
にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブリッジ
フレームをY方向に直動させるリニアモータからなるY
方向直動手段を設けてなるため、高速にカッタヘッドを
Y方向に移動させることができる上に、ブリッジフレー
ムの両端を同期して移動させるため、精確にカッタヘッ
ドのY方向の移動を行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の平面図である。
【図2】図1に示す具体例の正面図である。
【図3】図1に示す具体例の一部詳細断面図である。
【図4】図1に示す具体例のリニアモータの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ガラス板の切断装置 2 カッタヘッド 3 ブリッジフレーム 6 基台 7、8 Y方向直動手段 11 X方向直動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C03B 33/02 9041−4G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッタヘッドを支持するブリッジフレー
    ムを両側でY方向に移動自在に支持し、このブリッジフ
    レームの両側と基台との間にそれぞれ、ブリッジフレー
    ムをY方向に直動させるY方向直動手段を設け、各Y方
    向直動手段をリニアモータで構成し、両リニアモータを
    同期して作動させるようにしてなる板状体のガラス板の
    切断装置。
  2. 【請求項2】 ブリッジフレームにカッタヘッドをX方
    向に移動自在に支持し、ブリッジフレームとカッタヘッ
    ドとの間に、カッタヘッドをX軸方向に直動させるX方
    向直動手段を設け、このX方向直動手段をリニアモータ
    で構成してなる請求項1に記載の板状体の切断装置。
  3. 【請求項3】 カッタヘッドが、板状体に切線を形成す
    るカッタホイールを具備している請求項1又は2に記載
    の板状体の切断装置。
  4. 【請求項4】 カッタヘッドが、板状体を切断するレー
    ザ装置を具備している請求項1又は2に記載の板状体の
    切断装置。
  5. 【請求項5】 板状体がガラス板である請求項1から4
    のいずれか一項に記載の板状体の切断装置。
  6. 【請求項6】 板状体がプラスチック板である請求項1
    から4のいずれか一項に記載の板状体の切断装置。
JP5235755A 1993-04-27 1993-08-27 板状体の切断装置 Pending JPH079387A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5235755A JPH079387A (ja) 1993-04-27 1993-08-27 板状体の切断装置
US08/864,359 US5832801A (en) 1993-04-27 1997-05-28 Numerical controller cutter apparatus for cutting a glass plate

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-122165 1993-04-27
JP12216593 1993-04-27
JP5235755A JPH079387A (ja) 1993-04-27 1993-08-27 板状体の切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH079387A true JPH079387A (ja) 1995-01-13

Family

ID=26459348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5235755A Pending JPH079387A (ja) 1993-04-27 1993-08-27 板状体の切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH079387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255773A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Komatsu Sanki Kk 熱切断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255773A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Komatsu Sanki Kk 熱切断装置

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