JPH0793656B2 - 分散制御通信会議装置 - Google Patents

分散制御通信会議装置

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JPH0793656B2
JPH0793656B2 JP2293470A JP29347090A JPH0793656B2 JP H0793656 B2 JPH0793656 B2 JP H0793656B2 JP 2293470 A JP2293470 A JP 2293470A JP 29347090 A JP29347090 A JP 29347090A JP H0793656 B2 JPH0793656 B2 JP H0793656B2
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エヌ.ホーン デビッド
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アメリカン テレフォン アンド テレグラフ カムパニー
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    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
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    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
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    • H04M3/56Arrangements for connecting several subscribers to a common circuit, i.e. affording conference facilities

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の関係者間の通信に係わり、特に会議通
信に関する。
(従来技術) 電話通信においては、しばしば数人の人々と同時に通話
する必要が有る。この必要は現行の通信会議システムの
能力で満たされている。これらの能力は基本的には相互
に接続されている音声信号を結合するものである。この
結合は「通信会議接続ブリッジ」回路内で達成されてい
る。
従来技術で利用できる通信会議接続ブリッジに幾つかの
ものが有る。例えば、エー・ティ・アンド・ティ社(AT
&T company)はALLIANCE(商標名)通信会議接続ブ
リッジを提供しており、この通信会議接続ブリッジはエ
ー・ティ・アンド・ティ社の回線網で広く使用されてい
る。この通信会議接続ブリッジは、ユーザ若しくは出席
者或いはこれら両者が通信会議を組織し制御することに
よって可能となる複雑なシステムである。この通信会議
システムは、その参加者達が接続されている四つのセン
ター(全国的センター)のうちの一つを介して組織され
る。これらセンターの交換機内には音声ブリッジが有
り、そこでは発言者達の音声信号(受話者自信の音声を
差し引いて)がデジタル的に加算される。そのような発
言者の数はそのシステムによって、例えば三人に限られ
ている。ALLIANCE通信会議接続ブリッジは非常に優れて
いるが、発言者と受話者とのグループを個々に制御する
ことが望まれ、通信会議組織の改変をダイナミックに且
つ本質的には瞬時に為す必要が有る場合に適用するには
幾つかの制約を持っている。これらは周知の従来技術に
よる音声ブリッジにおいて代表的なものである。
しかしながら、もしユーザ達が個々に通信会議システム
を制御することが可能であれば、遠隔会議システムは効
果的である。そのような能力は、或る組織内の数人のユ
ーザがデータと音声の両方を包含することを意図してい
るLAN(構内情報通信網)設備内で接続されている環境
では特に重要である。そのような装置では中央制御が存
在しないので、個々の分散制御が必須である。
(発明の概要) データ及び音声を伴なう通信会議の設備は、会議組織に
個々の制御を提供する音声ブリッジを有する装置を介し
て用意される。音声ブリッジ・アーキテクチャは、基本
的には二個のスイッチと一個の低抗体との直列接続回路
を有する交差接続回路を持つクロスバーの技術である。
各交差接続回路の一方のスイッチがその交差接続回路の
行回路と関連付けられ、一方ではその交差接続回路の他
方のスイッチがその交差接続回路の列回路と関連付けら
れている。その行回路は増幅器によって電流を供給さ
れ、各列回路に供給される電流は加算され且つ従来構成
の演算増幅器において電圧に変換される。行回路の増幅
器がユーザの「発言」信号を伝送した後、そのユーザは
そのユーザの行回路に接続されている交差接続回路の行
回路スイッチを制御する。このようにして、そのユーザ
は自分の音声を受話できる相手ユーザを制御する。同様
にして、列回路増幅器の各々は別のユーザの受話経路を
形成する。各ユーザは自分の列回路に接続されている交
差接続回路の列回路スイッチを制御する。列回路スイッ
チを制御することによって、各ユーザは自分が受話して
いる相手ユーザを決定する。
(実施例の説明) 計算機装置間の通信能力が向上するにつれて、LAN(構
内情報通信網)は単にコンピューターだけではなく、多
くの様々な音声・映像・データ通信装置を相互に接続す
るように発展しつつある。会議参加者達は共有のマルチ
・メディア情報を見たり操作したりすることができ、且
つ、会議参加者全員が見ているデータを討議するために
通信会議の音声通信能力を利用することができる。その
ような解決方法の一つを第1図に図示されるマルチ・メ
ディア通信会議システムで提供することができる。この
システムは、一若しくはそれ以上のユーザ・グループが
映像、音声及びデータにより融通のきく方法で会議する
ことができるコンピューターをベースとするデスク同士
間のマルチ・メディア通信会議システムである。実際に
は、ユーザは従来通りの会議で行なわれている相互交信
の殆どをそれに勝るとも劣らず行なうことが可能な「電
子会議」室内に入れられる。幾つかの点において、第1
図のシステムには実生活での会議システムより遥かに広
い応用性が有り、例えばユーザ達は彼等が参加する会議
及び参加の程度を単に適切なコマンドを与えるだけで選
択することができる。
第1図のシステムの説明においては、各ユーザはブロッ
ク5で表されているどこかのローケーションに設置され
ている設置との間で相互交信を行なうものと考える。一
般に、ブロック5は第1図のマルチ・メディア通信装置
の全体が設置されているそのユーザの事務所を表してい
る。第1図には電話機だけが図示されているが、多くの
インターフェース装置が可能であることが推測される。
コンピューターだけでなく外のものも有する構成は、時
々「ワーク・ステーション」と呼ばれている。各ユーザ
が少なくともコンピューター10と電話機30それに電話機
インターフェース回路20を持っていることが意図されて
いる。電話機インターフェース回路20、はそのユーザの
電話機30及び共通の通信会議用音声ブリッジ40に接続さ
れている。この電話機インターフェース回路20はまた従
来の電話回線14とも接続されている。コンピューター10
はライン11を介して電話機インターフェース回路20と音
声ブリッジ40とに接続されている。コンピューター10そ
れぞれまたはイーサーネット・バス(Ethernet bus)1
5を介して相互に接続されている。この相互接続によっ
て、音声・データのLAN(構内情報通信網)が構成され
ている。
電話機インターフェース回路20と音声ブリッジ40へのコ
ンピューター10の接続(例えば、ライン11)は、制御接
続である。この制御接続は、コンピューター10のRS232
ポートを介して行なうことができ、この制御接続により
ユーザがコンピューター10のユーザ・インターフェース
手段(例えば、マウス、キーボード等)を介して電話機
インターフェース回路20と音声ブリッジ40とを制御する
ことができる。電話機インターフェース回路20と音声ブ
リッジ40とは、両方ともライン11に接続されているが、
それら各々はそれ自身にアドレスされるメッセージだけ
に応答する。電話機インターフェース回路20へのコマン
ドの例には、「ピックアップ呼出しをせよ」、「ハング
アップ呼出しをせよ」、「電話番号をダイヤルせよ」、
「電話或いは音声ブリッジを接続/遮断せよ」等が含ま
れている。逆方向に伝送される応答情報には、「呼びだ
し音が検知された」、「電話が取り上げられた」、「電
話が切られた」等が有り得る。
要約すると、各ブロック5は、他のブロック5と共有さ
れるか或いは通信される三種類の信号、即ち、音声信
号、制御信号及びデータ信号により相互交信を行なう。
これは、三本のBチャンネル(情報搬送チャンネル)と
一本のDチャンネル(制御チャンネル)を持つベーシッ
ク・レート統合サービス・デジタル網(以下ISDNとい
う)に旨く適合している。一方のBチャンネルはデータ
信号専用とすることができ、バースト・モードで且つ非
実時間伝送を行なう。他方のBチャンネルはデジタル変
換された音声信号専用とされて必ず実時間伝送を行な
い、制御チャンネルは制御信号専用とされている。この
システムがISDNと適合することにより得られる利点を述
べると、第1図は各ブロック5をISDN中央局と接続する
ISDNバス25を有している。このISDNバス25の接続によっ
て、このLAN(構内情報通信網)で取り扱うことができ
るユーザよりはるかに遠方のユーザとの接続性が提供さ
れている。即ち、第1図の構成はISDN環境におけるのと
同様にLAN環境においても音声ブリッジを使用すること
が可能であることを示している。このシステムはなおそ
れらを併合した環境においても使用することが可能であ
るが、LAN環境とISDN環境のいずれが特定の通信会議シ
ステムで使用されるべきかを識別するために何等かの手
段を含める必要が有るであろう。
説明を簡潔且つ明瞭にするため、ここ以降の説明ではIS
DNに関する接続には詳しい言及を行なわない。しかしな
がら、音声ブリッジ回路40のブリッジ接続原理は、以下
で詳しく説明するように、ダイヤル結合通信会議接続に
あずかっている中央局の交換機に適用できる利点があ
る。即ち、各中央局即ちトール交換機は、この交換機に
接続されており且つ通信会議の開始を欲しているいずれ
かの関係者によって使用することができる関連した音声
ブリッジ40を持つことができる。
第2図は本発明による音声ブリッジ40の概略図を示して
いる。第2図の音声ブリッジ40は、四人のユーザ間の通
信会議を取り扱うように適用されており、各行回路を各
列回路に接続するスイッチ回路45を持つ四列・四行のク
ロスバー構成を有している。実際には、スイッチ回路45
は一対のスイッチ41、42及び抵抗46を有し、それらが直
列に接続されている。各スイッチ回路45は行制御信号及
び列制御信号を受信し、具体的にはスイッチ41が行制御
信号を受信しスイッチ42が列制御信号を受信する。各行
回路はユーザ・インターフェース回路43の「送話」イン
ターフェース部分に接続され、各列回路はユーザ・イン
ターフェース回路43の「受話」インターフェース部分に
接続されている。ユーザ・インターフェース回路43は特
定ユーザの電話機インターフェース回路20と接続されて
いる。或る列回路の列制御信号は或るユーザの「受話」
制御信号であり、或る行回路の行制御信号は或るユーザ
の「送話」制御信号である。これらの制御信号はこのユ
ーザの電話機インターフェース回路20により制御バス12
を介して与えられる。第2図中の各ユーザ・インターフ
ェース回路43はユーザ等の各事務所5のうちの一つとの
インターフェースを行なう。このユーザ・インターフェ
ース回路43はアナログ若しくはデジタルの音声チャンネ
ル及びRS232ライン11が接続される制御チャンネルを有
する。ユーザ・インターフェース回路43内では、ライン
11が、ライン11のRS232信号を受け入れこれらRS232信号
をスイッチ閉成情報に変換してバス12上へ出力する制御
回路44に与えられている。この制御回路44は、、簡単な
RS232信号検知器及び直列・並列変換器(例えばシフト
・レジスター)で構成するか或いはマイクロプロセッサ
ーで構成することができる。本発明では、マイクロプロ
セッサーが使用され、スイッチ全部の詳しいスイッチ位
置よりはむしろ制御回路44内で翻訳されるのでライン11
上ではコンパクトな作用コードの使用が容易に可能とな
る。
ユーザ・インターフェース回路43の「送話」インターフ
ェース部分には、信号調節回路431が有り、その後段の
増幅器432に接続されている。信号調節回路431はその入
力がアナログ信号であるときは平衡変圧器で構成し、そ
の入力がデジタル信号であるときはD/Aコンバーターで
構成することができる。増幅器432の出力はクロスバー
・スイッチの一つの行回路に接続されている。ユーザ・
インターフェース回路43の「受話」インターフェース部
分では、増幅器442がクロスバー・スイッチの一つの列
回路に接続され、信号調節回路441がその増幅器442の出
力端に接続されている。信号調節回路441は、伝送され
るべき信号の種類に従って、平衡変圧器或いはD/Aコン
バーターとすることができる。増幅器442はその出力端
とその反転入力端との間に接続されている抵抗を持つ演
算増幅器である。増幅器442の非反転入力端は接地され
ている。
ここで、信号調節回路431は、自動利得制御(AGC)回
路、エコー消去回路等のような種々の他のコンポーネン
トを含むことができる。同様に、信号調節回路441もま
た、総合AGC回路のような他の信号調節コンポーネント
を含むことができる。
動作中、増幅器442の反転入力端は実質的に接地電位に
ある。たまたま、それぞれが対応するスイッチ41及び42
を介して特定の列回路に接続されている各増幅器432
は、それらが対応する各抵抗46を介して電流を供給する
電流源と成っている。それらの電流は増幅器442の反転
入力端で加算され、その増幅器442の出力端では電圧レ
ベルに変換されている。この変換で得られた出力電圧
は、その列回路に電流を供給している各増幅器432の出
力電圧の和に相当する。
上記で説明されているように、各ポートに接続されてい
る制御回路は、それ自身の列回路に接続されている各
「送話用」スイッチ及び各「受話用」スイッチを制御す
る。この制御構成により、ユーザ達が通信会議接続ブリ
ッジの各自のポートを、自然な人間同士の相互間のやり
取りに極めて似た形態で制御することが可能となってい
る。次の記述はこの音声ブリッジを用いたユーザ同士の
相互間交信を説明している。
通信会議を確立しようとする人は、コンピューター10へ
必要な情報を入力する。コンピューター10は、バス15の
データ回線網上の制御信号を適当な相手方へ伝送し、各
相手方へ誰かが彼等と通信会議を持つことを希望してい
ることを知らせる(ISDNシステムでは、この制御信号は
ライン11のDチャンネル上へ伝送されることとなろ
う)。この制御信号は、通常の電話システムにおける
「リンギング信号」に相当する。第1図のシステムで
は、この制御信号は、被呼側関係者のコンピューター10
によりライン11とインターフェース回路20を介して供給
される被呼側関係者の電話のリンギング信号であり、被
呼側関係者のコンピューター10のスクリーン上に表示さ
れる被呼側関係者及び通信会議に参加し得る他の人達を
唯一的に識別する表示である。この「表示」は多くの形
態を取ることができる。例えば、各コンピューター10は
LAN(構内情報通信網)に接続されているユーザ達の小
さな画像をアイコンの形で蓄積し、通信会議に参加し得
る人達のアイコンを表示することができる。通信会議開
催者のアイコンは或る速さで明滅するようにすることが
でき、他の通信会議参加者達のアイコンは別の速さで明
滅することにすることができる。
音声ブリッジが電話会社の交換機と関連しているISDNの
環境では、アイコンは利用することができない。このた
め、そのような環境ではその通信会議に参加している各
ユーザは、各ユーザが接続されている区域中央局からか
または彼自身のコンピューターから、各自のアイコンを
他の参加者達のアイコンにそれぞれ投影する。起呼側関
係者のコンピューター10は、データ・バスを介して信号
通信を行なうのと同時に、インターフェース回路20へ制
御信号を伝送し、そのインターフェース回路20が適切な
「送話」スイッチ及び「受話」スイッチを動作するよう
に指図する。
到来した呼びだし信号に注意を喚起されて、被呼側関係
者の各々はその呼びだし信号に応答するか或いは無視す
るかを選択する。応答する場合には、被呼側関係者はそ
のコンピューター10がその通信会議を受け入れ、且つそ
の音声ブリッジのポートに適切な「送話」スイッチ及び
「受話」スイッチを配置するように指図する。そのよう
に指図している間、応答している関係者はまたその動作
の性情を他の参加者のコンピューター10にデータ・バス
を介して伝達する。このようにして、その通信会議を参
加している関係者の各々は他の参加者を知る。続いて第
1図のシステムのデータ・バスはその通信会議の状態を
認識し続けるために利用される。このようにして、各ユ
ーザは、送話と受話の両機能共に接続されている相手方
や、単に受話状態に在る相手方、そのユーザに対して受
話ができない相手方、そのユーザが受話できない相手方
及びその通信会議から退去した相手方を知る。ピックア
ップしていなかったか若しくは退去してしまった通信会
議参加者はその通信会議の通常の進行を妨げないことが
特に付言的に言及することができる。他の関係者達が取
る必要の有る動作は何も無い。そのうえ、退去した通信
会議参加者は、他の関係者達による余分の動作を受ける
こと無くその通信会議に再度参加することができる。現
に存在している通信会議に新しいメンバーを参加させる
には、現在の参加者のクロスバー・スイッチの設定状態
を更新するために現在の参加者全員からの何らかの動作
を必要とするが、これら参加者のうちの一人は単に新し
いメンバーに呼びだしを掛けることが必要となるだけで
ある。勿論、前記クロスバー・スイッチの更新は、コン
ピューター10のソフトウエアによって制御される。即
ち、幾らかの参加者においては、そのソフトウエアは、
各ユーザのコンピューター10が必要なスイッチ接続を為
すように指図することによって、各参加者が必ず自発的
に別の参加者を受け入れるように構成することができ
る。他方、その他の参加者においては、別の参加者の受
け入れ動作はそのソフトウエアにより自動的に行われ、
その結果、或る通信会議参加者がその通信会議に新しい
メンバーを参加させるときには通信会議参加者全員のコ
ンピューター10がクロスバー・スイッチの設定に必要な
調整を自動的に行なう。
音声ブリッジ40のこのクロスバー・アーキテクチャーの
一つの特質は、このクロスバー・アーキテクチャーが多
数の同様な通信会議を支援することでいる。実際、この
クロスバー・アーキテクチャーによって、一人のパーテ
ィが二以上の通信会議に参加することが可能である。そ
のパーティはそれらの通信会議に代る代る参加したり或
いは幾つかの通信会議に同時に参加することができる。
なお、それら通信会議の各々における他の参加者が他の
通信会議を知ることは無い。
第2図のクロスバー・アーキテクチャーの一つの特質
は、スイッチ41と42の直列接続によって、ミューティン
グしたり或いは大きな通信会議の中で「副会議」を遂行
したりすることが可能なことである。後者は普通の会合
で誰かと囁くことと相似しており、他の参加者の注意を
散らすことが少ない。ミューティングはそのユーザが誰
もそのユーザに対して受話ができないようにすることに
よって達成され、しかるに副会議はそのユーザがその通
信会議の一部の参加者のみがそのユーザに対して受話す
ることができるようにすることによって引き起こされ
る。
上述の如く、音声ブリッジ40は完全な分散型通信会議制
御装置を持っている。通信会議を設定しその通信会議で
の電話を管理するための総合制御は、各コンピューター
10はそのコンピューター10自身の参加を制御するように
分散され、且つ各コンピューター10により相手方達に信
号通信を行ないその状態を全員へ複合的に伝送するため
にデジタル回線網が使用されるようにすることによって
分散されている。
音声ブリッジはアナログ領域で達成されるので、各自が
自分達の音声信号に別々の符号化技術を採用しているユ
ーザ達の通信会議を構成することは極めて容易であるこ
とを特に言及することができる。音声ブリッジ40内の各
ポートは、そのユーザの好みに対応するために相違する
D/AとA/Dの符号器対を、或いはミュー法・A法PCM、CCI
TT・G722コーデック及びその他のような幾つかの選択可
能なコーデックを持つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が応用された一実施例を示す図、第2図
は第1図の音声ブリッジ40のブロック・ダイヤグラムを
表わす図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行信号線及び列信号線と、 各々が前記行信号線のうちの一つと前記列信号線のうち
    の一つとに接続されている複数の交差接続回路と、 前記行信号線の各々と関連付けられ、前記行信号線の各
    々に接続されている前記交差接続回路へ流入する信号を
    制御する行制御バスと、 前記行信号線の各々と関連付けられ、前記列信号線の各
    々と接続されている前記交差接続回路から流出する信号
    を制御する列制御バスと、 各々が、前記行信号線のうちの一つとこの一つ行信号線
    と関連する行制御バス及び前記列信号線のうちの一つと
    この一つの列信号線と関連する列制御バスとに接続さ
    れ、その行信号線へ信号を供給し、その行信号線と列信
    号線とに接続された交差接続回路を介して流れる信号を
    制御し、さらにその列信号線からの信号を受信する複数
    のユーザ・インターフェース回路と、 を有することを特徴とする分散制御通信会議装置。
  2. 【請求項2】前記交差接続回路の各々が、二個のスイッ
    チによる直列接続回路を有することを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記二個のスイッチによる直列接続回路
    は、前記交差接続回路に接続されている前記行信号線と
    前記交差接続回路に接続されている前記列信号線との間
    に介挿され、更に、前記行制御バスに接続され前記直列
    接続回路中の前記スイッチのうちの一方の状態を制御す
    る第一制御ポートと、前記列制御バスに接続され前記直
    列接続回路中の前記スイッチのうちの他方の状態を制御
    する第二制御ポートと、を有することを特徴とする請求
    項2記載の装置。
  4. 【請求項4】前記スイッチの直列接続回路は、一個の抵
    抗体を有することを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】前記ユーザ・インターフェース回路の各々
    が、前記装置の異なるユーザ・ポートに接続され、 前記ユーザ・ポートの各々が入力信号線と出力信号線と
    制御信号線とを有し、 さらに前記ユーザ・インターフェース回路の各々が、そ
    の入力信号線とその行信号線との間に介挿された送話セ
    クションと、その出力信号線とその列信号線との間に介
    挿された受話セクションと、その制御信号線と行制御バ
    スと列制御バスとの間に介挿された制御セクションとを
    有する、 ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】前記送話セクションは、その行信号線にそ
    の入力線で受信された電圧と対応する電圧を供給する第
    一増幅器を有し、 前記受話セクションは、その列信号線における電流の和
    に応答して、前記出力線へ電流の和と対応する出力信号
    を引き渡す第二増幅器を有し、 前記制御セクションは、前記制御信号線から受信されて
    いる制御メッセージから、前記行制御バスと前記列制御
    バスとに対するスイッチ制御信号を引き出す信号操作手
    段と、前記スイッチ制御信号を蓄積する手段とを有す
    る、 ことを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】前記送話セクションは、前記第一増幅器と
    前記入力信号線との間に介挿された信号調節手段を有す
    ることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】前記信号調節手段は、D/Aコンバータを有
    することを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】前記信号調節手段は、平衡変圧器を有する
    ことを特徴とする請求項7記載の装置。
  10. 【請求項10】前記受話セクションは、前記第二増幅器
    と前記出力信号線との間に介挿された信号調節手段を有
    することを特徴とする請求項6記載の装置。
  11. 【請求項11】各々が前記ユーザ・ポートのうちの異な
    るユーザ・ポートと接続されている複数のコンピュータ
    ーを更に有することを特徴とする請求項5記載の装置。
  12. 【請求項12】前記各コンピューターを相互接続するた
    めのデジタル回路網を更に有することを特徴とする請求
    項11記載の装置。
  13. 【請求項13】各々が前記ユーザ・ポートのうちの異な
    るユーザ・ポートと接続されている複数のワーク・ステ
    ーションと、 前記各ワーク・ステーションを相互接続するためのデジ
    タル回路網と、 を更に有することを特徴とする請求項5記載の装置。
  14. 【請求項14】前記ワーク・ステーションの各々が、 前記デジタル回路網に接続された第一ポート及び第二ポ
    ートを有するコンピューターと、 電話機と、 前記第二ポートと前記電話機とに接続された音声インタ
    ーフェース回路と、 を有することを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】前記第二ポートは、前記ユーザ・ポート
    の前記制御信号線に接続され、前記音声インターフェー
    ス回路は、前記ユーザ・ポートの前記入力信号線と前記
    出力信号線とに接続されていることを特徴とする請求項
    14記載の装置。
  16. 【請求項16】前記第二ポートは、RS232直列ポートで
    あることを特徴とする請求項15記載の装置。
JP2293470A 1989-10-31 1990-10-30 分散制御通信会議装置 Expired - Fee Related JPH0793656B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US429579 1989-10-31
US07/429,579 US5113431A (en) 1989-10-31 1989-10-31 Distributed control teleconferencing voice bridge

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03155257A JPH03155257A (ja) 1991-07-03
JPH0793656B2 true JPH0793656B2 (ja) 1995-10-09

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