JPH0793461A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH0793461A
JPH0793461A JP5256468A JP25646893A JPH0793461A JP H0793461 A JPH0793461 A JP H0793461A JP 5256468 A JP5256468 A JP 5256468A JP 25646893 A JP25646893 A JP 25646893A JP H0793461 A JPH0793461 A JP H0793461A
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修三 瀬尾
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信博 谷
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 データシンボル読み取り装置1のシンボル読
み取り領域36を照明する照明装置40において、複数
の配列された光源41を有し、各光源41からの光がシ
ンボル読み取り領域36の基準面37に単独で照射され
た時の照明中心位置Pの輝度が、シンボル読み取り領域
36の外縁部に近いものが最も高くなるように調整し、
前記基準面37が均一に照明されるように構成した。照
明中心位置Pの輝度は、例えば、光源41自体の輝度の
調節の他、拡散板を設けたり、光源41の配置位置を変
更することなどで調整する。 【効果】 少ない数の光源で、二次元のシンボル読み取
り領域を均一に照明することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば2次元データシ
ンボルのようなコード化された情報を読み取るデータシ
ンボル読み取り装置に搭載される照明装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】今日、例えばPOSシステム等に適用す
るために、商品情報をバーコード化し、バーコードリー
ダーにより読み取る方法、装置が普及している。
【0003】しかしながら、バーコードは、バーの配列
方向にレーザー光による走査を行って1次元的に読み取
るものであり、情報量に限界がある。
【0004】そこで、近年、より多くの情報を担持し得
るものとして、例えば白黒のモザイクパターンが2次元
的に配列された2次元データシンボルが開発されている
が、この2次元データシンボルを読み取る装置、特にエ
リアセンサーを用いた装置はほとんどない。
【0005】一方、このようなデータシンボル読み取り
装置を開発するにあたって、2次元データシンボルを平
面的に同時に読み取る方式を採用すると、読取領域内に
配置された2次元データシンボルを2次元的に均一に照
明する必要があるため、直線上を均一に照らすだけで済
む1次元コードの読み取りに用いられる照明装置を用い
たのでは、均一に照らすことはできず、読取領域内の平
面を同時に均一に照明する装置の開発が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シン
ボル読み取り領域内を均一に照明することができる照明
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明により達成される。
【0008】(1) データシンボル読み取り装置にお
ける、矩形のシンボル読み取り領域を照明する照明装置
であって、前記シンボル読み取り領域を照明する複数の
光源を有し、前記光源からの光がシンボル読み取り領域
の基準面に単独で照射された時の照明中心位置の輝度を
各光源毎に調整して、前記基準面を均一に照明すること
を特徴とする照明装置。
【0009】(2) 前記光源の輝度を調節することに
よって、前記照明中心位置の輝度を調整する上記(1)
に記載の照明装置。
【0010】(3) 光源からその照明中心位置までの
距離を調節することによって、前記照明中心位置の輝度
を調整する上記(1)に記載の照明装置。
【0011】(4) 前記基準面と光源との間に拡散光
学系を配置し、前記拡散光学系の拡散度を調節すること
によって、前記照明中心位置の輝度を調整する上記
(1)に記載の照明装置。
【0012】(5) 前記基準面と光源との間に減光手
段を設け、該減光手段によって、前記照明中心位置の輝
度を調整する上記(1)に記載の照明装置。
【0013】(6) 前記各光源から照射される光の光
軸は、前記シンボル読み取り領域の基準面に対し所定角
度傾斜しており、前記各照明中心位置の前記基準面上で
の位置は、その光源側の前記基準面の一対の対向する辺
から、他の一対の対向する辺の長さの0.1〜0.34
倍の距離の範囲内に位置する上記(1)ないし(5)の
いずれかに記載の照明装置。
【0014】(7) 前記複数光源による各々の照明中
心位置における輝度は、その配列状態において、その外
端に位置するものが最も高くなるように調整されている
上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の照明装置。
【0015】
【実施例】以下、本発明の照明装置を添付図面に示す好
適実施例に基づき詳細に説明する。
【0016】図1は、データシンボル読み取り装置の構
成例を模式的に示す断面側面図である。同図に示すよう
に、データシンボル読み取り装置1は、ケーシング2を
有し、このケーシング2内には、照明装置40と、デー
タシンボル38を読み取る読み取り部4とが、一体化さ
れた状態で設置されている。
【0017】照明装置40には、照明装置40を構成す
る光源41を点灯する光源駆動回路42が接続されてい
る。光源41としては、例えばLEDのような発光素
子、ハロゲンランプ、半導体レーザ等を用いることがで
きる。
【0018】光源41の間には、エリアセンサーである
CCD(charge coupled device )43と、このCCD
43へ後述するシンボル読み取り領域2での反射光を結
像するように導く光学系44とで構成される読み取り部
4が設置されている。CCD43では、多数の画素が行
列状に配置され、各画素のそれぞれが受光した光の光量
に応じた電荷を蓄積し、この電荷を所定時に順次排出す
るように構成されている。この排出された電荷は、読み
取られた画像の画像信号を構成する。
【0019】なお、本実施例においては、CCD43
は、データシンボル38の各部の明度(輝度)を検出し
得るものであればよいが、読み取るデータシンボルの構
成によっては、カラー画像用のCCD43を用いること
もできる。また、光学系44は、各種レンズ、プリズ
ム、フィルター、ミラー等の光学部品を所望に組み合わ
せて構成される。
【0020】図2は、シンボル読み取り領域36を示す
平面図である。同図に示すように、シンボル読み取り領
域(図中一点鎖線で示す)36は、基準面(データシン
ボル38が位置する面)37上において、照明装置40
による光の照射がなされ、かつその反射光を読み取り部
4により受光し、データを読み取ることができる領域で
ある。
【0021】図示の構成では、データシンボル(シンボ
ルコード)38は、x行×y列(x、yは2以上の整
数)に配列された黒色または白色(または透明)のモザ
イクで構成されている。このモザイクの黒色または白色
は、例えば2進法における0または1を表し、この組み
合わせにより所望の情報が特定される。なお、データシ
ンボル38は、図示のような構成のものに限定されな
い。
【0022】このような照明装置40および読み取り部
4においては、光源駆動回路42により後述のように配
置された光源41が点灯し、各光源41から発せられた
光は、シンボル読み取り領域36に照射され、その反射
光が光学系を介してCCD43の受光面上に結像され、
この受光光量に応じた画像信号(アナログ信号)が出力
される。
【0023】以下、図3に基づいて、照明装置40の第
1実施例について詳細に説明する。照明装置40は、複
数の光源41のアレイ45、46と、前記光源41とシ
ンボル読み取り領域36との間に設けられた拡散板4
7、48よりなる拡散光学系とを有している。
【0024】本実施例では、アレイ45、46は、それ
ぞれ3つの光源41a、41b、41aによって構成さ
れている。アレイ45、46は、読取状態において、シ
ンボル読み取り領域36の上方に、シンボル読み取り領
域36の両長辺に沿って配置されている。また本実施例
では、拡散光学系は、拡散面を有する拡散板47、48
であるが、円筒レンズ等の他の光学系を用いてもよい。
さらに、指向性の低い光源を用いた場合には、拡散光学
系を用いなくても良い。本実施例の光源41a、41b
の配光特性は、図4に示されている。
【0025】各アレイ45、46を構成する光源41
a、41b、41aの各光軸49a、49b、49a
は、互いに平行となっており、これらの光軸49a、4
9b、49aを含む平面は、シンボル読み取り領域36
の基準面37に対して所定角度傾斜して交差している。
前記平面と基準面37との交線は、シンボル読み取り領
域36の両長辺に平行で、かつ前記平面はCCD43に
向かって外側に開くように設けられている。
【0026】前記光軸49a、49b、49aを含む平
面と基準面37とのなす角度は、30〜60°であり、
好ましくは40〜50°である。このような角度の範囲
であれば、本発明の照明装置による基準面37に対する
照明がより均一になされるので好ましい。
【0027】また、前記平面と基準面37が交差する位
置の直線nは、シンボル読み取り領域36の両長辺に平
行でかつ短辺を2等分する中心線my に平行であり、か
つ前記直線nに対して、前記平面の内の各光軸49a、
49b、49aはそれぞれ直角に交差する。この交差点
が、光源による照明中心位置Pa 、Pb 、Pa となり、
この照明中心位置Pa 、Pb 、Pa が各光源による照明
部分の中心となる。照明中心位置Pa 、Pb 、Pa は、
本実施例のような配光特性を有する光源では、単独の光
源で基準面37を照射した時の最も明るい部分となる。
【0028】光源41から出射された光は、拡散板4
7、48を透過する際に、光の配光領域が広げられ、シ
ンボル読み取り領域36内の一定の範囲内に広がって照
射される。
【0029】ここで、各アレイ45、46をそれぞれ構
成する光源41a、41b、41aの輝度は、アレイ4
5、46の両端に位置する光源41a、41aが同一
で、中央に位置する光源41bが他の光源41aより輝
度が小さい(暗い)ものとなっている。
【0030】光源41a、41b、41aを各単独で照
射した時に、照明中心位置Pにおける基準面37の輝度
は、Pb と比較して、Pa が明るくなっている。このよ
うな構成において、各光源41の全てを点灯させると、
隣接する光源41a、41aからの拡散光が、両側から
光源41bの照明中心位置Pb の付近までおよび、直線
n上における各部が均一に照射される。そして、例えば
中心線my のように、前記直線nに平行な任意の直線上
においても、該各直線方向において、それぞれ均一に照
射され、各部の輝度は同程度のものとなる。
【0031】アレイ45、46を構成する光源41が4
つ以上ある場合には、アレイの外端に位置するものの輝
度が高くなるように配置することにより、上記と同様に
シンボル読み取り領域36を均一に照明することが可能
となる。アレイを構成する光源の配置間隔がそれぞれほ
ぼ等間隔である場合、輝度が大きい光源はそれぞれ同じ
輝度とし、また輝度が小さい光源もそれぞれ同じ輝度に
設定することが好ましい。また、この様な照明中心位置
Pの配置は、中心線my に対して、対称であることが好
ましい。
【0032】また、輝度の異なる光源を予め配置した構
成や、光源の駆動電圧を変更して、、前記輝度の差異を
設けることができる。具体的には、輝度を大きくする光
源の印加電圧を大とし、輝度を小さくする光源の印加電
圧を小とする構成とすればよい。上記第1実施例では、
光源41bが光源41aよりも駆動電圧が低く設定され
ている。そのため、配光特性に変化はないが、光強度が
低下するものである。
【0033】また、直線nの短辺方向における位置は、
図3に示されているように、長辺から距離ΔLの位置に
ある。このΔLの範囲は短辺の0.1〜0.34倍の距
離、より好ましくは0.15〜0.25倍の距離の範囲
内であることが好ましい。これにより、シンボル読み取
り領域36の基準面37は、二次元的に、さらに均一に
照明され、各部の輝度の差はさらに少ないものとなる。
【0034】上記説明した第1実施例の他の実施例につ
いて説明する。第2実施例は、例えば図5に示されてい
るように、アレイ45、46を構成する複数の光源41
の内、中央の光源41bと、シンボル読み取り領域36
との距離を、他の光源41aの距離よりも遠くする構成
となっている。このような構成とすることによって、照
明中心位置Pb 付近の照明部分の、光源41bの照明に
よる輝度を、他の部分よりも小さくすることができる。
【0035】また、図6に示されているように、第3実
施例では、拡散板47、48を、各光源41毎に別々に
分割して、各光源41毎に拡散板47a、47b、47
a、48a、48b、48aをそれぞれ設け、中央の光
源41bに配置された拡散板47b、48bの拡散度や
透過率を変えた構成となっている。この構成では、拡散
板47b、48bの拡散度を大きくするか、または透過
率を低くすることによって、照明中心位置Pb 付近の照
明部分の、光源41bの照明による輝度を、他の部分よ
りも小さくしている。
【0036】第4実施例としては、光源41bの光路上
に、減光手段である光学フィルターを設置して、照明中
心位置Pb に到達する光を減光する構成となっている。
【0037】なお、上記第2、第3および第4実施例の
場合には、全ての光源に同一の特性を有するものを用い
ることができ、部品の統一を図ることができる。
【0038】以上説明した照明装置では、シンボル読み
取り領域36の中心線my に直交する中心線mx に対し
ても照明部分が対称となっている。このように、各照明
部分が位置することによって、より均一にシンボル読み
取り領域36を照明することが可能となる。
【0039】ケーシング2内には、読み取り部4からの
画像信号を処理する信号処理回路5が設けられている。
図7に示されているように、この信号処理回路5は、C
CD駆動回路6、増幅回路8、2値化回路10、メモリ
ー12、制御手段(CPU)15、通信用ドライバー1
6、およびこれらの接続ラインで構成されている。
【0040】また、制御手段15には、光源駆動回路4
2や、必要に応じてスイッチ回路や、LCD(liquid c
rystal display)のような表示部(図示しない)とが接
続されている。
【0041】信号処理回路5にて処理された信号は、必
要なデータにデコードされた後、通信用ドライバー16
により外部の、例えばパソコンやワークステーションの
ようなコンピュータ17に入力される。このようなコン
ピュータ17においては、入力されたデータの格納およ
び集計等が行われる。
【0042】光源駆動回路42は、光源41に電力を供
給して点灯する回路であり、制御手段15により制御さ
れる。メインスイッチをオンすることによって、制御手
段15は、光源駆動回路42を作動させ、これにより光
源41が点灯する。ここで、光源41の点灯時間は、光
源駆動回路42または制御手段15により所望に設定さ
れている。
【0043】また、メインスイッチのオンによって、制
御手段15は、CCD駆動回路6を作動させる。CCD
駆動回路6からCCD43へは、CCD水平駆動パルス
と、CCD垂直駆動パルスとが出力され、CCD43で
の電荷の蓄積および転送が制御される。
【0044】また、CCD駆動回路6では、クロック信
号を生成し、さらにこの信号に水平同期信号および垂直
同期信号を複合した信号(複合クロック信号)を制御手
段15へ送出する。
【0045】読み取り部4のCCD43から順次出力さ
れる画像信号(アナログ信号)は、増幅回路8により増
幅され、A/D変換されて2値化回路10に入力され
る。
【0046】2値化回路10では、デジタル画像信号が
しきい値データと比較されて2値化される。2値化回路
10より出力された2値化データは、制御手段15に内
蔵されているアドレスカウンタにより、メモリー12の
所定のアドレスに入力される。アドレスカウンタは前記
CCD駆動回路6から入力される複合クロック信号によ
って駆動する。
【0047】メモリー12からは、前記内蔵されている
アドレスカウンタに指定されたアドレスに従って、デー
タが順次読み出され、1画面分のデータに対して、制御
手段15の演算部において、例えば輪郭検出(データシ
ンボル38に関する情報のみの抽出)、ドロップアウト
補正、回転等の画像処理を行い、さらに、制御手段15
に内蔵されるデコーダにて、データシンボルの体系に応
じたデータにデコードする。このデコードされたデータ
は、通信用ドライバー16を介して、ホストコンピュー
タ17に出力される。
【0048】なお、光源の数、照明中心位置Pは、シン
ボル読み取り領域の大きさや、光源の配光特性、輝度な
どによって適宜変更される。
【0049】さらに、本発明の実施例は、上記説明した
ものに限られるものではなく、シンボル読み取り領域の
大きさが異なったり、前記領域の形状が正方形であって
も良い。
【0050】次に、本発明の具体的実施例を挙げて、さ
らに詳細に説明する。図3に示される第1実施例の構造
を有する照明装置を用いて、シンボル読み取り領域の輝
度分布を測定した。光源として使用した6つの発光ダイ
オードは、全て同じ特性のものを用い、その配光特性は
図4に示されているものであった。なお、シンボル読み
取り領域の大きさは、Lx (短辺)=18.5mm、Ly
(長辺)=24.5mmとした。その他の条件について
は、下記に記す条件で測定を行った。
【0051】図8は、下記条件で図2に示されるシンボ
ル読み取り領域36を照射した場合のシンボル読み取り
領域36の輝度分布を示すもので、縦軸は直線n上のビ
デオ信号のレベル(単位:IRE)を示し、横軸は前記
直線n上の位置を示すものである。照明中心位置Pの位
置は、シンボル読み取り領域36の短辺から照明中心位
置Pa までの距離をL1 とし、照明中心位置Pa と照明
中心位置Pb との距離をL2 とすると、L1 :L2
5:7となる割合の位置とした。
【0052】また、照明中心位置Pa 、Pb 、Pa の長
辺からの距離は、短辺の0.2倍の距離の位置とし、各
光源41からの光軸の、基準面37の法線に対する角度
は、45°とした。
【0053】曲線は直線n上の輝度分布を示すものであ
り、平坦である程直線n上が均一に照らされていること
を示している。
【0054】<比較例>
【0055】光源41bの輝度を、他の光源41a、4
1aと同一とし、光源41bの単独光による照明中心位
置Pb での輝度と、光源41aの単独光による照明中心
位置Pa での輝度とが、同一となるようにして、上記測
定を行った。結果は、図8(a)に示されている。
【0056】<実施例1>
【0057】光源駆動回路に抵抗を付設して、光源41
bの駆動電圧を低くし、その輝度を他の光源41a、4
1aよりも暗くし、光源41bの単独光による照明中心
位置Pb での輝度が、光源41aの単独光による照明中
心位置Pa での輝度より17%程度減少した状態とし
て、上記測定を行った。結果は、図8(b)に示されて
いる。
【0058】<結果>
【0059】図8(a)に示されているように、比較例
では中心付近の輝度が高くなり、明るい部分と暗い部分
との相対的な差e1 は、実施例における差e2 (図8
(b))よりも大きくなっている。即ち、本発明の実施
例の方が、比較例よりもシンボル読み取り領域36内の
直線n上において、均一に照明されていることがわか
る。また、上記直線nに直交する中心線mx 上(短辺方
向)の輝度分布について測定したところ、長辺方向にお
ける明るさの差e2 以下の差があった。
【0060】<実施例2>
【0061】上記実施例1で用いた構成の他、上記実施
例1と同じ光源と、同じ角度および照明中心位置におい
て、各光源の輝度を同一とし、光源41bを他の光源4
1aよりも基準面37より遠避けることによって、照明
中心位置Pb での輝度を、上記実施例1と同様の輝度と
して、上記測定を行ったところ、実施例1の結果とほぼ
同一の結果が得られた。
【0062】<実施例3>
【0063】拡散板を光源毎に設けた構造とし、光源4
1bの拡散板47b、48bの拡散度を他の拡散板より
大きくすることによって、照明中心位置Pb での輝度
を、上記実施例1と同様の輝度として、上記測定を行っ
たところ、実施例1の結果とほぼ同一の結果が得られ
た。
【0064】<実施例4>
【0065】光源41bと基準面37との間に、フィル
ターを配置して、光源41bからの照射光を減光するこ
とによって、照明中心位置Pb での輝度を、上記実施例
と同様の輝度として、上記測定を行ったところ、実施例
1の結果とほぼ同一の結果が得られた。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の照明装置
によれば、2次元のシンボル読み取り領域を均一に照明
することができ、正確にコード化された情報を読み取る
ことができる。
【0067】光源からの光軸を、シンボル読み取り領域
の基準面に対して傾斜させ、さらに前記基準面の端辺か
ら所定の範囲に照明中心位置を設けることによって、シ
ンボル読み取り領域を一層均一に照明することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】データシンボル読み取り装置の構成例を模式的
に示す断面側面図である。
【図2】シンボル読み取り領域を示す平面図である。
【図3】照明装置および読取部の構成を示す全体斜視図
である。
【図4】光源(発光ダイオード)の配光特性を示すグラ
フである。
【図5】第2の実施例を示す、照明装置および読取部の
構成を示す全体斜視図である。
【図6】第3の実施例を示す、照明装置および読取部の
構成を示す全体斜視図である。
【図7】データシンボル読み取り装置の回路構成を示す
回路図である。
【図8】シンボル読み取り領域上の輝度分布を示すもの
で、(a)は比較例における輝度分布であり、(b)は
実施例における輝度分布である。
【符号の説明】
1 データシンボル読み取り装置 2 ケーシング 4 読み取り部 40 照明装置 41a 光源 41b 光源 42 光源駆動回路 43 CCD 44 光学系 45 アレイ 46 アレイ 47 拡散板 48 拡散板 49 光軸 5 信号処理回路 6 CCD駆動回路 8 増幅回路 10 2値化回路(コンパレータ) 12 メモリー 15 制御手段(CPU) 16 通信用ドライバー 17 ホストコンピュータ 36 シンボル読み取り領域 37 基準面 38 データシンボル mx 、my 中心線 P 照明中心位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データシンボル読み取り装置における、
    矩形のシンボル読み取り領域を照明する照明装置であっ
    て、 前記シンボル読み取り領域を照明する複数の光源を有
    し、前記光源からの光がシンボル読み取り領域の基準面
    に単独で照射された時の照明中心位置の輝度を各光源毎
    に調整して、前記基準面を均一に照明することを特徴と
    する照明装置。
  2. 【請求項2】 前記光源の輝度を調節することによっ
    て、前記照明中心位置の輝度を調整する請求項1に記載
    の照明装置。
  3. 【請求項3】 光源からその照明中心位置までの距離を
    調節することによって、前記照明中心位置の輝度を調整
    する請求項1に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記基準面と光源との間に拡散光学系を
    配置し、前記拡散光学系の拡散度を調節することによっ
    て、前記照明中心位置の輝度を調整する請求項1に記載
    の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記基準面と光源との間に減光手段を設
    け、該減光手段によって、前記照明中心位置の輝度を調
    整する請求項1に記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記各光源から照射される光の光軸は、
    前記シンボル読み取り領域の基準面に対し所定角度傾斜
    しており、 前記各照明中心位置の前記基準面上での位置は、その光
    源側の前記基準面の一対の対向する辺から、他の一対の
    対向する辺の長さの0.1〜0.34倍の距離の範囲内
    に位置する請求項1ないし5のいずれかに記載の照明装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数光源による各々の照明中心位置
    における輝度は、その配列状態において、その外端に位
    置するものが最も高くなるように調整されている請求項
    1ないし6のいずれかに記載の照明装置。
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