JPH0793174B2 - 電気コネクタ製造装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、電気コネクター製造装置に係り、より具体的
には、汎用かつ、異なる作業のためのセットアップが容
易な、電気コネクター製造装置に関する。

【従来の技術】

電気コネクターは、電気伝導体ケーブル、プリント回路
板、及び、電気回路コンポーネントと云った各種のコン
ポーネント間の電気接続を行なうために電気、及び、電
子装置において使用される。ほとんどの電気コネクター
は、電気伝導体、或いは、他の電気ターミナルとかみ合
わせることのできる接続部分を有する一連の金属電気タ
ーミナルを支持する絶縁材質より形成されるハウジング
を含有するタイプのものである。 この一般的クラスの電気コネクターのうちに、各種のバ
リエーションが見られる。電気ターミナルの伝導体かみ
合わせ接触部分は、絶縁解除（displacement）タイプの
もの、絶縁貫通タイプのもの、クリンプ・タイプのも
の、及び、その他のものがある。隣接ターミナル間の中
心線間隔は、コネクターの種類によって大巾に異なる。
多くの異なるハウジング形態、及び、サイズが用いられ
ている。ハウジングは、隣接ハウジング間で維持され
る。ターミナル中心線の間隔が均一であっても、不均一
であっても、端末どうしを合わせて積み重ねることが可
能である。 ある特定の完成コネクターの製造に当たっては、多くの
異なった操作のうちの１種、或いは、複数のものが必要
とされる。そうした操作の例としては、伝導体の、コネ
クターのターミナルの絶縁解除スロットへの挿入、ター
ミナルの電気伝導体へのクリンピング、ターミナル担体
ストリップの破断、ターミナルのハウジング内への挿
入、ハウジング内に空洞を残すためのターミナルの位置
のスキップ、コネクター・ハウジングへの印証のマーキ
ング、或いは、プリンティング、ターミナル、及び電気
伝導体間の接続テスト、及び、キー化、或いは、極性化
の目的のためのハウジングの変形などがある。 費用を最小限に押さえるために、電気コネクターに係わ
るこれ等の製造工程を自動化することが望ましい。製造
用の装置として知られる多くの装置が、この目的のため
に開発されてきた。過去において、公用に供されるるコ
ネクター製造装置が、こうしたコネクターに必要とされ
る特定の操作を行なうために、デザインされ、製造され
てきた。典型的なアプローチとしては、特定タイプ、或
いは、複数のタイプのコネクターに使用する、ワイヤー
リング・ハーネス、或いは、ケーブル・アセンブリー、
ジャンパー、或いは、同様のものと云ったような特定の
製品を製造するための、特定目的の為の製造装置を供す
ることがある。特定目的機械は、簡単に変更したり、他
のコネクター・タイプ、或いは、他の操作に適用するこ
とができない。異なるコネクター・タイプ、及び、製品
用の特定目的機械に求められる要求項目が異なるため
に、製造業者、及び、製造装置のユーザー側に、不便と
コストを負わせることになる。 発明が解決しようとする課題 本発明の主要な目的は、機械が、こうしたコネクターに
使用するケーブル・アセンブリー、或いは、ハーネスと
云った製品の製造において必要とされる異なった操作、
及び、異なったコネクター・タイプに適用できると云う
目的で、各種動作ユニットを有するコネクター製造装置
を提供することである。他の目的は、異なった目的に使
用される共通のユニットを有するコネクター製造装置を
提供すること： ユニットを迅速に変更でき、異なる操作、及び、異なる
コネクター用にセットアップできるコネクター製造装置
を提供すること： 送りのため、及び、電気コネクターで、異なる選択され
た操作を実行するために、選択された異なったユニット
と組み合わせることのできる、ペース・ユニットを有す
るコネクター製造装置を提供すること： 多くの異なるコネクター・タイプに簡単に適用可能なコ
ネクター送り、及び、ワークステーション駆動システム
を有するようなベース・ユニットを提供すること： 及び、既知のコネクター製造装置において生じる不利益
を克服し、費用を回避することである。 課題を解決するための手段、作用 簡単に云えば、本発明の目的、及び、利点は、コネクタ
ー送り駆動システム、及び、ワークステーション駆動シ
ステムを有するベース・ユニットを含有する、ハウジン
グ、及び、電気ターミナルを有する電気コネクター用の
製造装置を供給することにより達成できる。コネクター
送りトラック・ユニットには、送りトラックに沿って、
送り方向へ伸張する送りトラックを規定するトラック・
セグメントが含まれる。ベース・ユニットには、電気コ
ネクターを、送りトラックに搬送するためのコネクター
搬送ユニットが含まれる。プッシャー・ユニットには、
送り方向に運動可能なボディ部分が含まれる。爪メンバ
ーは、ボディー部分により支持され、電気コネクターを
送りトラックに沿って前進させるため、送りトラック内
へ受け入れ可能である。コネクター送り駆動システムに
は、プッシャー・ユニットを送り方向に選択的に移動さ
せるための手段が含まれる。ワークステーションユニッ
トには、送りトラックに相対して運動可能なツール・コ
ンポーネントが含まれる。ワークステーションユニット
にはツール・コンポーネントを選択的に操作するため
の、ワークステーション駆動システム、及びツール・コ
ンポーネント間で接続された、動力取り出しシステムが
含まれる。

【実施例】

図面に関しては、図１は、全体的に参照番号20により指
定され、本発明の原理に従て構築された、コネクター製
造装置の上画図である。一般的に、機械20には、その上
に、コネクター搬送ワークステーション24、多くのコネ
クター送りトラック・ユニット26、プッシャー・ユニッ
ト28及び30を備えている。図示された実施態様において
は、ターミナルワークステーションユニット32、及び、
担体ストリップ・プレークオフ・ワークステーションユ
ニット34である一対のワークステーションユニット及
び、ケーブル・アセンブリ輸送ワークステーション36が
支持される支持台、云い換えれば、テーブル22が含まれ
る。 ケーブル・アセンブリー 各々の構成要素をユニット化したと云う性質のために、
機械20は、極めて汎用的で、多くの異なるタイプの電気
コネクターに、多くのタイプの作業操作を行なうことが
できる。図示された機械は、操作のサイクルを繰り返し
て、図３、及び、図４に見られるようなアセンブリー38
のような単一端末ケーブル・アセンブリーを製造する機
能を果たす。アセンブリー38には、伝導体である多くの
ケーブル40、及び、電気コネクター42が含まれる。ケー
ブル40の各々には、絶縁の層に取り囲まれた伝導性ワイ
ヤーが含まれる。ケーブル40の各々は、電気的、及び、
機械的に、ハウジング46の空洞45に含有される多くの電
気ターミナル44のうちの１つに接続される。 ハウジング46は、プラスティックによる成型の一体ボデ
ィーであり、これには、前面壁48、後部壁50、及び、対
向側壁52が含まれる。空洞45は、前面壁48、及び後部壁
50の間で側壁52の方向に並んでいる。空洞45の各々に
は、開いた上方部分54が含まれ、これを通してケーブル
40が、ターミナル44への接続のために挿入される。 ターミナル44は各々、金属板ストックからスタンプによ
り成型され、これには、空洞45の前方端を通して受け入
れられた接触ピン、或いは、ポストと対になるための前
方接触部分56が含まれる。ターミナル44の後部セグメン
トには、絶縁解除スロット59及び、クリンプされた緊張
解放部分60を有する一対のプレート58が含まれる。 ターミナルワークステーションユニット32は、ケーブル
の絶縁が解除される、スロット59において、金属対金属
接触が、金属ワイヤーと行なわれるように、開いた上方
部分54を通してケーブルを挿入するのに役立つ。同時に
緊張解放部分60は、ターミナル44、及び、ケーブルを一
緒に堅固に保持するために、ケーブルの絶縁層のまわり
にクリンプされる。 機械20に供給されるとき、各々のコネクターのターミナ
ル44は、その後方部分において、担体ストリップ62に、
一体的に結合されている。密接な接触空間を確保するた
めに、担体ストリップは、各々の上に重ね合わせられた
二重層を有し、各々の層は、コネクター42の長さに沿っ
て、一つおきのターミナル44に接続されている。 担体ストリップ62は、ターミナルワークステーションユ
ニット32の操作中、正確な位置づけのために使用される
が、終端接続後は、コネクター42より除去されなければ
ならない。担体ストリップ・ブレークオフ・ワークステ
ーションユニット34は、機械20の操作中この機能を実行
する。 機械20には、終端接続の為のターミナルワークステーシ
ョンユニット32、及び、ケーブル・アセンブリー38の製
造に必要とされる担体ストリップ・ブレークオフ・ワー
クステーションユニット34が含まれる。ユニットと称す
るのは、ワークステーションユニットが代替可能であ
り、或いは、多くのタイプの電気コネクターに、多くの
タイプの操作を行なうために追加することができる為で
ある。二方端末ケーブル・アセンブリーは、機械20の各
構成部材を、対称的に設置し、ケーブル40の双方の端末
において、電気コネクターにワークステーション操作を
行なうことにより製造できる。対応する送りトラック、
及び、プッシャー・ユニットを有する適正なワークステ
ーションユニットを設置することによって、クリンプを
終結させ、分離したワイヤーの絶縁解除、或いは、絶縁
貫通ターミナルに、リボン・ケーブル、又は、平坦弾性
ケーブルを機械20により組み立てることができる。ケー
ブル・アセンブリー38と同様に、大量にでも、或いは、
一度に１個でも終端接続することができる。ターミナル
ワークステーションユニットは、完了した終端接続を電
気プローブによりテストすること、部分的にロードされ
たターミナルを、完全にコネクター・ハウジング内に設
置すること、コネクターに、キー或いは、極性化特性を
供すること、及び、コネクターを、プリント、ホット・
スタンピング・ラベル、或いは、同様のもので印字する
ことなどと云った、他のタイプの操作作用にも利用でき
る。 ベース・ユニット 図１に関して云えば、機械20には、ベース・ユニット64
が含有され、これにより、選択された異なるワークステ
ーションユニット、送りトラック・ユニット26、及び、
プッシャー・ユニット28及び、30が関連されて、電気コ
ネクター製品の特定の選択されたシリーズを製造する操
作のための機械を提供できる。ベース・ユニット64に
は、テーブル22、及び、関連したフレーム・エレメン
ト、コネクター搬送ワークステーション24、コネクター
送り駆動システム66、及び、ワークステーション駆動シ
ステム68が含まれる。コネクター搬送ワークステーショ
ン24（図１及び５）は、コネクター供給トラック70より
コネクター42を１度に１個受け入れ、各々のコネクター
を、プッシャー・ユニット28により、入力トラック72を
通して、コネクター送りトラック・ユニット26へ送るた
めの位置に設置する。一般的には扇形の輸送フレーム74
は、テーブル22に相対する固定位置に組み立てられた棚
80上で支持されたプラケット78上で支持されたピン76を
中心にして組み立てられる。棚80、及び、輸送フレーム
74の間で接続されたエアー・シリンダー82は、フレーム
74を、図１に見られるコネクター受け入れ位置、及び、
図５に見られるコネクター輸送位置の間で、約90度の回
転を通して枢軸回転させる。一対の感知スイッチ84、及
び、86は、フレーム74に固着したスイッチ接続子88で操
作され、輸送フレーム74の位置を検出する。好ましく
は、シリンダー82のような活性的機械コンポーネント
は、マイクロプロセッサーをベースとした、プログラム
指令、及び、ユーザー選択の入力、及び、スイッチ84、
及び、86のような検知装置により供される入力に応答す
るコントローラーにより制御する。 コネクター供給トラック70は、コネクター搬送ワークス
テーション24により伸張し、端部と端部をあわせた関係
で、コネクター42を滑行的に受け入れるような形態とな
っている。例えば、トラック70は、断面でにおいて、以
下に説明するように、送りトラック・ユニット26の上方
部分と類似していても良い。コネクター42は、手動で
も、カートリッジ、或いは、テープ輸送システム、或い
は、同様のものなど任意の方法で、トラック70に導入し
て良い。トラック70内のコネクターは、適合する傾斜配
列によって、コネクター搬送ワークステーション24方向
へ強制的に搬送される。 コネクター輸送フレーム74には、コネクター42を滑行的
に受け入れるような形態のトラック・セグメント90が含
まれる。例えば、トラック・セグメント90は、断面図に
おいて、以下に説明するように、コネクター送りトラッ
ク・ユニット26と類似していても良い。しかしながら、
トラック・セグメント90は、好ましくは、送りトラック
・ユニットの分離コンポーネントを含有するよりは、１
個のエレメントより形成されるものが望ましい。 輸送フレーム74が、コネクター受け入れ位置（図１）に
在る時、１個のコネクター42は、供給トラック70より、
ストップ92に対して、トラック・セグメント90の方へ移
動する。ストップ92は（輸送フーレム74が、コネクター
受け入れ位置より枢軸回転する時に）、単一コネクター
42が、供給トラック70より移動し、次の隣接するコネク
ターが供給トラック内に留まるように位置される。サム
・スクリュー94は、コネクター・ハウジング46の側壁52
間の長さに相対する、連続的に変動する位置にあるスト
ップ92をクランプするために、ストップ92内のスロット
（示していない）を通して、選択された、プレート96内
のスレッド・ホール内に伸張する。異なった長さ、及
び、異なった数の空洞45、及び、ターミナル44を有する
コネクターが収容できる。 コネクター42が、トラック・セグメント90内に完全に配
置されると、光ファイバー発光体98を含有する光学感知
システムにより、シグナルが供給される。すると、輸送
フレーム74は、コネクター受け入れ位置より、トラック
・セグメント90が、送りトラック・ユニット26に到る入
力トラック72と整列している、図５に示されている、コ
ネクター輸送位置に移動する。入力トラック72は、断面
において送りトラック・ユニット26と同じであり、断面
において、以下に説明する送りトラック・ユニット26に
類似のコンポーネントを含有しても良い。プッシャー・
ユニット28は、輸送されたコネクターを、トラック・セ
グメント90より、入力トラック72を通して、ワークステ
ーションユニット32、及び、34方向へ送る。 ワークステーション駆動システム68には、駆動プーリー
104（図１）を回転させるための、駆動モーター100、及
び、減速ユニット102が含まれる。駆動ベルト106は、回
転をターミナルワークステーションユニット32（図２）
内に配置され、ベアリング・アセンブリー110により支
持される、駆動プーリー108にモーターの回転を転送す
る。駆動モーター100は、ワークステーションユニット3
2、及び、34の操作のために必要な時に、動力が常に使
用できるように、機械20の作動中は、常に運転される。 図６、及び７に示されたコネクター送り駆動システム
は、コネクター42を制御して、これ等を、送りトラック
・ユニット26に沿って、選択された、正確に指標づけら
れた位置に送る。コネクターは、ワークステーションか
らワークステーションへ、厳密な精度で送ることもで
き、いずれのワークステーション内での、いずれの望み
のターミナル中心線スペース間隔でも送ることができ
る。 この駆動システムには、棚80の上方に、プラケット116
上に支持されたプレート114により支えられる駆動モー
ター112が含有される。駆動プーリー118は、歯形ベルト
120によりプーリー122にカップリングされる。ベアリン
グ・アセンブリー124、及び、ベアリング126は、一対の
ハウジング壁130、及び、132の間で、ウォーム・ギア、
或いは、スレッド・シャフト128を支持する。プーリー1
22は、シャフト128の一方の端末で連結され、ハウジン
グ136のボール・ナット134は、シャフト128とかみ合わ
せされる。ハウジング136は、プッシャー・ユニット28
に係合する、駆動ピン138を備えている。 コネクター送り駆動モーター112は、コネクター42を間
欠的に送るために操作され、好みの送り量を供するため
に正確に制御できるタイプのものである。デジタル制御
のステップ・モーターが望ましい。光学コード化フィー
ドバック制御によるモーターを使用しても構わない。シ
ャフト128、及び、ボール・ナット134との組み合わせに
より使用すれば、モーター112は、コネクター42を、送
りトラック・ユニット26に沿ってどこでも正確な位置に
配置することができる。こうした配列では、コネクター
の正確な位置は、モーター励磁化の強度、例えば、ステ
ップ・モーター用のステップの数によって決定される。 コネクター送りトラック・ユニット １個のコネクター送りトラック・ユニット26は、各々の
ワークステーションユニット32、及び、34と関連し、１
個は、ケーブル・アセンブリー輸送ワークステーション
36と関連する。各々の送りトラック・ユニットの標準長
さは、ワークステーションユニットの標準巾に等しい。
ワークステーションユニットは、特定の製造工程につい
て望ましいように、相応する送りトラック・ユニットに
沿って機械20に加えられたり、取りはずされたりでき
る。 標準トラック・ユニット26には、図８の正面図に見られ
るように、標準化コンポーネントが含まれる。前方プッ
シャー・ガイド140、及び、後部プッシャー・ガイド142
は、棚エレメント144上で支持される。 ガイド140、及び、142の内端部は、トラック・セグメン
ト90の類似トラックより、ケーブル・アセンブリー輸送
ワークステーション36のコネクター出口、或いは下流端
部へ伸張するプッシャー・トラック146を規定するよう
になっている。 前方トラック・メンバー148、及び、後部トラック・メ
ンバー150は、ガイド140、及び、142上で支持され、ト
ラック・カバー152は、後部トラック・メンバー150上で
支持される。トラック・カバー152、及び、トラック・
メンバー148,及び、150の上方面は、コネクター42の外
形に合うようになっており、コネクター送りトラック15
4を規定するが、これに沿い、コネクターは、コネクタ
ー搬送ワークステーション24より、ケーブル・アセンブ
リー輸送ワークステーション36の出口端部へ滑行する。
トラック・メンバー148、及び150の内部表面は、プッシ
ャー・トラック146から、送りトラック154に垂直に伸張
し、トラック146,及び、154の全長に沿って垂直に伸張
する爪スロット156を規定するようになっており間隔を
空けられている。 トラック・カバー152、及び、トラック・メンバー148、
及び、150は、装置の他の部分を見えるようにするため
に、図１より除外されている。送りトラック・ユニット
26のコンポーネントは、望みの場所に位置し、棚エレメ
ント144内へ伸張するスクリューにより、アセンブリー
内に保持される。送りトラック・ユニット・コンポーネ
ントが標準パーツである一方、これ等のうちのあるもの
は、関連ワークステーションユニットにより実行される
特定機能が行なえる様に変更できる。加えて、ワークス
テーションユニット32に関連する送りトラック・ユニッ
ト26の前部、或いは、後部トラック・メンバーのどちら
かには、コネクター42が、送りトラック154に沿って、
逆方向に、コネクター搬送ワークステーション24方向へ
移動させられないようにするために、反バックアップ爪
158（図１）が具備されている。 ターミナルワークステーションユニット32と関連する反
バックアップ爪158は、図11に示してある。爪158は、ト
ラック・メンバー148内に形成された後退部162内ピン16
0上で枢軸回転する。スプリング164は、爪の先端部166
を、送りトラック154内に傾斜させる。この位置は、ス
トップ・レグ168の後退部162の壁面とかみ合いによって
決定される。コネクター42が、コネクター搬送ワークス
テーション24より、前方、或いは、下流へ送られる場
合、爪は、送りトラック154よ枢軸回転して退避する。
逆方向への移動は、先端部166が、コネクター42に対し
てかみ合うことにより妨げられる。 棚エレメント144は、後部壁170、及び、一対のポセット
172により、テーブル22の上方で支持される。ワークス
テーションユニット32、及び、34と関連する送りトラッ
ク・ユニット26の場合には、後部壁170は、ワークステ
ーションユニットの前面に追加される。ケーブル・アセ
ンブリー輸送ワークステーション36の場合には前面壁は
一対の支持壁174により、テーブル22に関して支持され
る。ケーブル・アセンブリー輸送ワークステーション36
は、これ等の製造が完了した時に、完了ケーブル・アセ
ンブリーを受け入れるために供されている。 プッシャー・ユニット プッシャー・ユニット28、及び、30は、送り駆動システ
ム66により、プッシャー・トラック146内に正確に移動
され、コネクター42を、ワークステーションユニット32
及び34に相対して正確に配置するために、送りトラック
154にかみ合わせる。機械20においては、２種類の異な
るタイプのプッシャー・ユニット28、及び、30が使用さ
れている。図９に見られるユニット28には、プッシャー
・トラック146で滑行する形状になったプッシャー・ボ
ディー176が含まれる。ボディー176は、２つのプッシャ
ー爪180を定常スペース間隔で支持する。図10に見られ
るユニット30には、単一爪180を支持する、より短いプ
ッシャー・ボディー176が含まれる。ユニット28は、長
さが、２個の送りトラック・ユニット26と等しく、コネ
クター42を、２台の隣接ワークステーションに送ること
ができる。ユニット30は、長さが単一送りトラック・ユ
ニットと等しく、コネクターを、単一ワークステーショ
ンに送ることができる。 他の点では、ユニット28及び30は、相互に類似してお
り、同一エレメントを含有する。 各々の爪180は、プッシャー・ボディー176内で枢軸回転
し、送りトラック154内でコネクター42とかみ合わせ可
能な、減少された厚さの先端部分182を含有する。先端
部分は、通常は、スプリング・カートリッジ184（図1
0）により上方に傾斜され、プッシャー・ユニットが、
プッシャー・トラック146に沿って逆方向に引き戻され
る時に、コネクター42との接触により下方に枢軸回転さ
れる。各々の爪180は、プッシャー・ボディー176内に形
成された開口部186に隣接する。開口部186は、ワークス
テーションユニットにより作動されるツーリング・コン
ポーネントが望みの場合に、送りトラック154内のコネ
クター42が下面に到達できるように供されている。 プッシャー・ユニット28及び30は、相互に、及び、プッ
シャー・トラック146で滑行的に運動可能な列、或い
は、ストリング様のトレイン内の送り駆動システム66の
ボール・ナット・ハウジング136にカップリングされて
いる。カップリングは、各々のプッシャー・ボディー17
6の前方端部で、段付けされた伸張部188により担われる
駆動ピン139、及び、後方端部の対になる孔190により達
成される。爪180は、爪スロット156内に受け入れられ、
爪の上方運動は、ストップ表面191と、プッシャー・ボ
ディー176の上面のかみ合いによって制限される。 ワークステーションユニット 機械のワークステーションユニット32及び34は、各種の
タイプの電気コネクターへの各種の操作を実行するため
に採用できる幅広い種類の異なるユニットの例である。 ワークステーションユニットには各々、類似ユニット全
てに共通のいくつかのエレメント、及び、特定のコネク
ター、或いは、特定の機能用に使用される特定ユニット
用のいくつかのエレメントが含まれる。異なったユニッ
トに一般的に共通のコンポーネントは、ペースト194、
及び、動力取り出しシステム196を具備したハウジング1
92を含有する。 図２において、ユニット・ハウジング192の各々に、ベ
ース壁面194と同様に、側部198、及び、上部壁面200が
含有されていることが分かる。ベース194の側面端部202
は、隣接するワークステーションが相互に係合するよう
に段のついた形状をしている。機械のこれ等多くのユニ
ットによる設置の間、これにより、ユニットの整列、及
び、これらが正確に、テーブル22で方向づけられている
事を確実にするのに役立つ。 動力取り出しシステム196は、継続的作動のワークステ
ーション駆動モーター100により駆動されるワークステ
ーション操作の１回のサイクルを実行するため、求めら
れた時に作動する。このシステム196は、相互に類似し
ており、図２に最も明確に示されている。各々のユニッ
トにおいて、マイター・ギア・アセンブリー204は、ベ
ース194の上方で支持される。アセンブリー204には、水
平シャフト・セグメント206及び208、及び、側壁面198
と平行に上方に伸張する垂直シャフト210が含まれる。
シャフト206、208及び210は、同時に回転するように、
相互に接続されている。シャフト206及び208は、１個、
或いは、複数の隣接ワークステーションユニットを駆動
するため、回転駆動を、ワークステーションユニットを
通して直接的にカップリングするための駆動延長部の役
割を果たす。 垂直シャフトと210は、オーバーロードせん断カップリ
ング212により、クラッチ、及び、ブレーキ・アセンブ
リー214の制御カラー220をかみあわせるアクチュエータ
ー・アーム218、及び、アクチュエーター216により制御
される単一回転クラッチ、及び、ブレーキ・アセンブリ
ー214に接続される。アセンブリー214は、望ましくは、
Warner Electric Clutch and Brake Company社より市販
のモデルCB−６ラップ・スプリング・クラッチ及びブレ
ーキ・アセンブリー或いは、ここで参照で説明されてい
る米国特許3,987,947に開示の類似のユニットが使用さ
れる。アセンブリー214は、支持ブラケット222上に組み
立てられる。シャフト210は、継続的に回転するが、ア
センブリー214の出力シャフト224は、通常は、カラー22
0上のアーム218のラグ226とのかみ合いにより固定的に
保持される。アクチュエーター216がカラー220よりアー
ム218を瞬間的に持ち上げる時、シャフト224は、１回
転、或いは、360度回転するために、シャフト210と共に
回転する。１回転の終りに、ラグ226は、アーム218によ
り停止され、クラッチ及びブレーキ・アセンブリー214
が、シャフト224を固定的に保持するために作動され
る。作動カム228は、シャフト224に接続され、上部壁面
200内で回転するようにジャーナルされる。 ワークステーションユニットの上流の１個、この場合、
ターミナルワークステーションユニット32は、ワークス
テーション駆動システム68の駆動されたプーリー108を
含有する。プーリー108は、ユニット32のシャフト206に
組み付けられる。ターミナルワークステーションユニッ
ト32のシャフト208は、一対のカップリング232及び23
4、及び、延長シャフト236により、ブレークオフ・ワー
クステーションユニット34のシャフト206にカップリン
グされる。同様の方法で、他のワークステーションユニ
ットも望みのように、共にカップリングできる。ワーク
ステーションユニットのシャフト206、208及び210は全
て、継続的に回転するので、いずれのユニット作動カム
の全回転は、選択されたアクチュエーター216を瞬間的
に起動させることにより、いかなる時でもプログラム制
御の下に実行することができる。いずれのユニットによ
り実行される作業操作の性質は、そのユニットに特定の
コンポーネントにより決定される。 ターミナルワークステーションユニット ターミナルワークステーションユニット32に特定のコン
ポーネントは、１個のケーブル40を、各ワークサイクル
おいて、１個のターミナル44の絶縁解除スロット59及
び、クリンプ部分60に終端接続させるために作動する。
ユニット32は、図２と同様、図12〜14に示されている。
カム228には、単一工程カム・トラック238が含有され
る。スライドアセンブリー240は、ユニット・ハウジン
グ192の前面上のスライドトラック242間で垂直運動可能
に支持され、カム・トラックと係合したカム従動部244
に従ってスライドする。図14に見られるように、スライ
ドアセンブリー240には、刃組み立てブロック248が取り
付けられるツーリング・マウント246が含有される。挿
入刃250、及び、パイロット・ピン254の形態のツーリン
グ・コンポーネントは実施例のユニット32に特有のもの
である。挿入刃250は、刃クランプ252により保持され、
コネクター送りトラック154の方向に向って下方に伸張
する。パイロット・ピン254（図４及び14）も同様に、
スライドアセンブリー240より下方に伸張する。 挿入刃250の下方には、コネクター送りユニットのトラ
ック・カバー152に、Ｖ型ワイヤー・ガイド・スロット2
56（図12及び13）が具備される。ケーブルが、ユニット
32により終端接続される前に、ケーブル40は、手動か、
或いはワイヤー送り装置のどちらかにより、スロット内
に配置される。検地装置（示してはいない）を、ケーブ
ル40が配置される時に、終端接続作業サイクルを起動す
るために使用しても良い。 カム228の単一回転中、スライドアセンブリー240は、上
方復帰工程に続いて終端接続工程で下方に移動する。ア
センブリーが下方に移動するにつれ、パイロット・ピン
254は、担体ストリップ62内の一連のパイロット孔の一
つに入り、前面トラック・メンバー148内のクリアラン
ス・パス内下方に移動する。これにより、図13に示され
るように、挿入刃が、スロット256内のケーブル、及
び、１個のターミナル44と組み合わされて正確に配置さ
れる。挿入刃には、ケーブル40をスロット58に押し入れ
るための後部挿入部分258、及び、ターミナル44の緊張
解放部分60をケーブル40の絶縁層上にとじるための前方
クリンピング部分260が図13に示されるように含有され
る。リテーナー261（図14）は、パイロット・ピン254、
及び、挿入刃250が後退する時に、担体ストリップを保
持するために、担体ストリップ62の上に重なる。 担体ストリップ・ブレークオフ・ユニット 担体ストリップ・ブレークオフ・ワークステーションユ
ニット34は、ユニット34の作動サイクル中、コネクター
42のターミナル44より担体ストリップ62を分離させる。
ユニット34は、図15〜17、及び、図２に示されている。
ユニット34のカム228は、多重工程カム・トラック262を
含有する。スライドアセンブリー264は、ユニット34の
後部で、スライドトラック間で垂直運動ができるように
組み立てられる。スライドアセンブリー240、及び、264
は、共通の転化パーツを使用しても良い。スライドアセ
ンブリー264は、カム・トラック262と係合するカム従動
部268を支持する。ツーリング・マウント270は、ユニッ
トの一側壁面198に枢軸回転されたロッカー・アーム274
の１端部内のスロットに受け入れられたローラー272を
支持している。アーム274のもう一方の端部は、ユニッ
ト34の前面に位置する相互ブロック278に支持されたロ
ーラー276を受け入れるスロットを有する。アーム274、
及び、ローラー272と276を含有する機構がユニット34の
両側に存在する。 送りトラック・ユニット26の前方トラック・メンバー14
8のセグメントは、ブレークオフ・ブロック280の形態の
ツーリング・コンポーネント受け入れるため、ブレーク
オフ・ユニットに隣接して除外される。ブロック280
は、支持ブラケット283内で垂直スライド運動ができる
ように支持された一対のロッド282により、ブロック278
に連結される。ブレークオフ・ブロック280には、送り
トラック154の前面の延長マウス、或いは、スロット284
を規定する空洞、及び、スロット284から下方、及び、
前方に伸張するスクラップ廃棄ランプ286が含まれる。
通常の場合、ブレークオフ・ブロック280は、図17に示
されるように配置される。 コネクター42がブレークオフ・ユニット34に隣接して送
りトラック154に配置されると、担体ストリップ62は、
スロット284に受け入れられる。ユニット34が作動され
ると、カム228の単一回転は、スライドアセンブリー26
4、及び、ロッカー・アーム274によりカップリングされ
たブロック278の相互運動に応答する、ブレークオフ・
ブロック280の繰り返しの上下運動と云う結果になる。
この運動中スロット284に隣接する上部表面288、及び、
下部表面290（図17）は金属の疲労によって担体ストリ
ップが分裂し、ランプ286を降下させるように、担体ス
トリップを上下に曲げる。 操 作 機械20を操作する前に、処理すべき電気コネクタのタイ
プに合わせ、又、機械の行なうべき操作に合わせて、適
正なワークステーションユニットを選択する。これ等の
ユニットを、テーブル22に方向づけをし組み立てる。１
個のユニットは、駆動されるプーリー108を使用してワ
ークステーション駆動システム68に接続され、ユニット
は、シャフト236、及び、カップリング232及び234によ
り相互接続される。ケーブル・アセンブリー輸送ワーク
ステーションは、一連のワークステーションユニットの
下流端部に組み立てられる。送りトラック・ユニット2
6、及び、プッシャー・ユニット28及び／或いは、30も
同様に選択され設置される。送りトラック・ユニット
は、トラック70及び72、及び、トラック・セグメント90
と共に、特定のコネクターの形、及び、サイズに合わせ
て作っても良く、又、トラック・コンポーネントは、選
択されたワークステーションユニットの特定のツーリン
グ・コンポーネントにより適用できるように変更でき
る。設定時間、或いは、異なる製品間の変更時間は、現
存する応用ツーリング機械の場合に必要とされる時間よ
りはるかに短い。 機械の設置が、図面に示されている形態で設置された
ら、供給コネクター42を供給トラック70に配置する。ス
トップ92を、コネクター42の長さに応じて調整する。ワ
ークステーション駆動モーター100は、ワークステーシ
ョンユニット32、及び、34にあわせて、必要な電力を得
るために、継続的に作動される。輸送フレーム74を、図
１に示してあるコネクターを受け入れ位置に移動し、単
一コネクターとトラック・セグメント90に受け入れる。
輸送フレーム74は、シリンダー82により、コネクター送
りトラック154を整列したトラック・セグメント側に枢
軸回転される。 コネクター送り駆動システム66は、ボールナット・ハウ
ジング136、及び、プッシャー・ユニット28及び30を、
上流方向に完全に引き戻すために操作される。上流爪18
0は、コネクター42をトラック・セグメント90にかみ合
わせる。送り駆動モーター112はコネクター42の空洞45
がターミナルワークステーションユニットで挿入刃250
と整列するまで、コネクターをトラック・セグメント90
から，及び、送りトラック154に沿って前進させるため
に制御された量操作される。送り駆動モーターは、コネ
クター42をこの位置で停止させるために停止され、ケー
ブル40は、ワイヤー・ガイド・スロット256内に配置さ
れる。ターミナルワークステーションユニット32は、コ
ネクターをパイロット・ピンと共に配置させ、ケーブル
40をターミナル44に終端接続させるために１サイクル作
動される。 コネクター送り駆動システムは再び、コネクター42の次
の空洞を終端接続位置内に前進させるために作動され
る。コネクターは停止され、ターミナルワークステーシ
ョンユニットのもう１サイクル操作が行なわれる。この
操作シーケンスは、コネクター42のターミナル44の全て
が終端接続されるまで繰り返される。ケーブル・アセン
ブリー38にケーブル不存在部分を有する場合には、コネ
クター42の空洞45はスキップされても良い。 輸送フレームは、第２コネクターを、供給トラック70よ
り、コネクター送りトラック154との整列関係に前進さ
せるために、回転される。プッシャー・ユニット28及び
30は、爪180と共に、再び、完全に上流へ引き戻され
る。ターミナルワークステーションユニット32に隣接す
る終端接続されたコネクターは、そのユニットに位置す
る反バックアップ爪158により、逆運動に抗して保持さ
れる。送り駆動システムが、第２のコネクター42をター
ミナルワークステーションユニット32へ前進させるため
に操作される時、プッシャー・ユニット28の下流爪180
は、第１のコネクター42を同時に、送りトラック154に
沿って、担体ストリップ・ブレークオフ・ワークステー
ションユニット34へ前進させる。 第２のコネクターは、ターミナルワークステーションユ
ニットの一連の操作サイクルでケーブルと終端接続され
る。プッシャー・ユニット28及び30が、第３のコネクタ
ー42を輸送するために引き戻される以前のある時点で、
ブレークオフ・ユニットは、担体ストリップ62を、ブレ
ークオフ・ブロック280の繰り返し運動によって、第１
のコネクター42より除去するために、単一操作サイクル
で作動される。 第３のコネクターが、ターミナルワークステーションユ
ニット32へ前進される時、第２のコネクターはブレーク
オフ・ユニット34に前進され、第１のコネクター42を含
有する完了したケーブル・アセンブリー38は、プッシャ
ー・ユニット30の爪180により、ケーブル・アセンブリ
ー輸送ワークステーション36へ前進させられる。これ等
の相互関連操作は、完了したケーブル・アセンブリー38
を輸送ワークステーション36へ供給するために継続して
繰り返される。 本発明を図示説明された実施態様の詳細を参照して説明
してきたが、これ等の詳細は、付随クレームに定義され
た本発明の観点を限定する事を意図したものではない。 効 果 本発明によれば、機械が、こうしたコネクターを使用す
るケーブル・アセンブリー、或いは、ハーネスと云った
製品の製造において必要とされる異なった操作、及び異
なったコネクター・タイプに適用できると云う目的で、
ユニット・コンポーネントを有する製造装置を提供する
ことができる。また、異なった目的に使用される共通の
コンポーネントを有するコネクター製造装置を提供で
き、ワークステーションを、製造装置に追加するために
利用できるユニットのキットを用いて、迅速に変更で
き、異なる操作、及び、異なるコネクター用にセットア
ップできる製造装置を提供することができ、及び、送り
のため、及び、電気コネクターで、異なる選択された操
作を実行するために、選択された異なったユニットと組
み合わせることのできるベース・ユニットを有する製造
装置を提供することができ、及び、多くの異なるコネク
ター・タイプに簡単に適用可能なコネクター送り、及
び、ワークステーション駆動システムを有するようなベ
ース・ユニットを提供することができ、且つ、既知の製
造装置において生じる不利益を克服し、費用を回避する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図１は、本発明に従って構築された電気コネクター製造
装置の部分の分割的上面図である。 図２は、装置の分割的後面図で、終端接続、及び、担体
ストリップ・ブレークオフ・ワークステーションを示し
ている。 図３は、装置に組み立てられた、完成単一端末ケーブル
・アセンブリーの透視図である。 図４は、図３の４−４線に沿って取られた、更に、図３
には示されていない装置のターミナルワークステーショ
ンのコンポーネントを含有するケーブル・アセンブリー
の拡大、分割的断面図である。 図５は、装置のコネクター輸送ワークステーションの拡
大、分割的上面図である。 図６は、図１の６−６線により取った、コネクター送り
ドライブ・システムを示すために除いてある、別の構造
を有する分割図である。 図７は、図６コネクター送り駆動システムの部分の拡
大、分割的側面図である。 図８は、図１の８−８線より取った、装置の送りトラッ
ク部分の分割的端末図である。 図９は、図１の装置のプッシャー・ユニットの透視図で
ある。 図10は、装置のもう一つのプッシャー・ユニットの側面
図である。 図11は、装置の逆バックアップ爪を示す、拡大側面図で
ある。 図12は、装置のターミナルワークステーションユニット
の前面図である。 図13は、装置のターミナルワークステーションの部分を
示す、部分的に分割の、拡大、分割的前面図である。 図14は、装置のターミナルワークステーションの部分の
拡大側面立面図である。 図15は、装置の担体ストリップ・ブレークオフ・ワーク
ステーションの前面図である。 図16は、装置の担体ストリップ・ブレークオフ・ワーク
ステーションの、明瞭さを記して一部を除外した、簡略
ダイヤグラム側面図である。 図17は、操作の担体ストリップ・ブレークオフ・ワーク
ステーションの部分の拡大断面図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ピー ペレグリノ アメリカ合衆国 イリノイ州 ライルバレ イ フォッジロード 2882 (72)発明者 ハスマック シャー アメリカ合衆国 イリノイ州 ウィートン アイブイコート 1600 (72)発明者 ロバート アラン スサード アメリカ合衆国 イリノイ州 ウッドリッ ジ シェリダン ドライブ 2909

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】各々が、１個のハウジング（46）及び複数
   の電気ターミナル（44）を有する、電気コネクター（4
   2）用の製造装置で、 ベースユニット（64）と、 送りの方向に沿って伸長する送りトラック（154）を規
   定するトラック・メンバー（148、150）を含む、最低一
   つのコネクター送りトラック・ユニット（26）と、 電気コネクター（42）を、当該送りトラック（154）に
   搬送するための、コネクター搬送ワークステーション
   （24）と、 当該送り方向へ移動可能なボディー部分（176）及び当
   該ボディー部分（176）により支持され当該送りトラッ
   ク（154）に沿って電気コネクター（42）を前進させる
   ため当該送りトラック（154）内に受入れ可能な爪メン
   バー（180）を含む少なくとも１個のプッシャー・ユニ
   ット（28、30）と、 当該プッシャー・ユニット（28、30）を、当該送り方向
   に、選択的に移動させるための手段（112、128、134）
   を含むコネクター送り駆動システム（66）及び、当該コ
   ネクター送りトラック・ユニット（26）に搬送された電
   気コネクター（42）に対して作用可能なツールコンポー
   ネント（258、260、280）を含み、当該ツールコンポー
   ネント（258、260、280）を、選択的に操作するためワ
   ークステーション駆動システム（68）と当該ツールコン
   ポーネント（258、260、280）の間で接続された動力取
   り出しシステム（196）を含むワークステーションユニ
   ット（32、34）により構成されており、 当該コネクター送り駆動システム（66）が、間欠的に操
   作されるステップモータ（112）を含有し、更に、当該
   ステップモータ（112）及び当該プッシャー・ユニット
   （28）のボディー部分（176）との間に接続されたウォ
   ーム・スクリュー（128）及び接続するナット（134）を
   含有し、 当該ワークステーション駆動システム（68）が、継続的
   に操作されるワークステーション駆動モーター（100）
   より構成され、 当該動力取り出しシステム（196）が、当該ワークステ
   ーション駆動モーター（100）及び当該ツールコンポー
   ネント（258、260、280）間で接続された、単一回転ク
   ラッチ及びブレーキアセンブリ（214）を含有し、当該
   動力取り出しシステム（196）が更に、当該単一回転ク
   ラッチ及びブレーキアセンブリ（214）及び当該ツール
   コンポーネント（258、260、280）間で接続されたカム
   （228）及びカム従動部（238）を含有し、 更に当該ワークステーションユニット（32、34）が、第
   １及び第２のワークステーションを備え、少なくとも一
   つの駆動モーター（100）と接続され、各々のワークス
   テーション（32、34）が当該ワークステーション駆動モ
   ーター（100）にカップリングされ、延長シャフト（23
   6）及び、当該ツールコンポーネント（258、260、280）
   間で接続されたマイター・ギア・アセンブリ（204）を
   含有していることを特徴とする電気コネクター製造装
   置。