JPH0793123A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0793123A
JPH0793123A JP5233844A JP23384493A JPH0793123A JP H0793123 A JPH0793123 A JP H0793123A JP 5233844 A JP5233844 A JP 5233844A JP 23384493 A JP23384493 A JP 23384493A JP H0793123 A JPH0793123 A JP H0793123A
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screen
display
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JP5233844A
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Takayuki Nakazawa
孝之 中澤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置に関し、ウィンドウサイズ変更時に
所定画面をウィンドウ内の所定位置に表示させることを
目的とし、 【構成】 表示画面上のウィンドウ(33)内の所定位置に
画面(34)を表示する表示装置であって、該画面のウィン
ドウ内相対位置が該ウィンドウ(33)の4角のうちのいず
れかを基準点として設定された画面構成情報(30)を格納
した画面構成情報ファイル(31)と、該画面のウィンドウ
内表示位置を、該ウィンドウの表示画面上の位置および
大きさの指定に応じて、前記画面構成情報に基づき設定
するウィンドウ内画面構成部(32)とを有するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィンドウ内に画面を
表示する表示装置の改良に関する。近年、他画面を参照
しつつ入力画面にデータを入力する端末装置が普及して
いる。
【0002】このように一表示画面に用途の異なる複数
の画面を表示させる場合、複数のウィンドウを設けてそ
れぞれ対応するウィンドウ内に画面を表示するように構
成しているが、従来では画面の表示位置をウィンドウの
左上角を基準とした相対位置で表示していたため、ウィ
ンドウサイズが変更されると、場合によってはその画面
中の参照すべき表示領域がウィンドウ内から消滅する。
【0003】このような不具合を解消するため、従来で
は、ウィンドウサイズが変更されてもウィンドウ内から
消えない位置に参照領域の画面内位置を設定しておくと
か、ウィンドウサイズが変更された時点で、画面のウィ
ンドウ内相対位置を変更して再描画させるなどの方法が
行われているが、業務処理ごとに対処させねばならな
い。
【0004】このため、このような画面構成処理を異な
る業務処理間で共用化することが必要とされる。
【0005】
【従来の技術】図5はウィンドウ表示例を表す図、図6
は従来例の構成図である。以下、ウィンドウサイズ変更
例として、金融端末装置でオペレータが取引処理を行
い、役席端末装置で役席者がこの取引処理を承認する場
合の画面構成例について説明する。
【0006】顧客から入出金取引等を依頼された場合、
オペレータは、図5に示すオペレータ端末11を操作し、
顧客から受け取った伝票の記入データを入力して、依頼
された取引処理を行う。
【0007】この際、オペレータ端末11には、操作画面
として、複数の画面A,画面B、例えば入(出)金画
面, 記帳画面等の取引処理に必要な画面が、ウィンドウ
の左上角(1,1) (行,桁で表す)を基準として、縦位
置,縦サイズおよび横位置, 横サイズが指定されて表示
される。例えば、画面Bは(縦位置,横位置)が(1,41)
で、縦サイズは24行、横サイズは40桁のごとくである。
【0008】オペレータ端末11における取引処理が終了
すると、オペレータ端末11より役席端末12に、直接、ま
たは図示省略したファイルを介して、操作画面への出力
データ(オペレータの入力データ,処理結果データ等)
が送信され、役席端末12にオペレータ端末11における図
5の操作画面で取引処理済みの画面(状態a)が表示さ
れる。
【0009】この表示を役席者が見て取引処理が正当で
あると判断した場合は、承認画面(ウィンドウ内の画
面C)を表示させ(図5の状態b)、この画面Cに承認
データを入力してオペレータ端末11に承認データを応答
させる。
【0010】ここで、承認データを入力する際にウィン
ドウ内の画面を参照させると便利な場合は、ウィンド
ウとウィンドウとを同一画面に表示するように画面
を構成するが、ウィンドウ+ウィンドウのサイズが
全表示画面サイズより大きい場合は、少なくとも参照す
べき領域(参照領域R)が表示できるサイズにウィンド
ウを縮小(ウィンドウ−1)する。
【0011】このウィンドウのサイズ縮小処理におい
て、ウィンドウの位置、およびサイズが表示画面上の
左上角を原点として定義され、且つ画面A,画面Bのウ
ィンドウ内における相対位置がウィンドウの左上角
を原点として定義されているので、ウィンドウサイズの
み変更すると、場合によっては参照領域Rが画面上消滅
する。
【0012】例えば、図5の状態aにおいて、ウィンド
ウの縦サイズを24行から10行に変更すると、ウィ
ンドウの左上角位置はそのままで縦サイズが10行に
短くなる。画面A,画面Bはそれぞれウィンドウの原
点 (1,1) を基準として画面A,Bの左上角から表示さ
れるから、参照領域Rが11行目以降にある場合は、参
照領域Rはウィンドウ−1内から消滅する。
【0013】この不都合を解決するため、参照領域Rを
原点から10行以内に設ければよいが、操作入力順序と
対応しない画面になると操作効率が低下する。このた
め、通常は、ウィンドウの初期画面表示時の場合と同
様に、縮小されたウィンドウ−1を定義し、且つ参照
領域Rの表示位置がウィンドウ−1内に表示されるよ
うに画面A,Bの表示開始位置を定義して、再度表示用
のメモリ(画面メモリ)に書き直す。
【0014】以下、図6の従来例の構成図(承認端末1
2,オペレータ端末11も同一構成)において、承認端末1
2としての動作を説明しておく。図6において、画面構
成情報ファイル15にウィンドウ, ウィンドウ-1, ウ
ィンドウの画面構成情報がファイルされている。
【0015】ここで、ウィンドウについて説明する
と、ウィンドウの表示画面上の縦位置, 縦サイズ, 横
位置, 横サイズが行,桁を単位として定義されており、
そのウィンドウ内の画面構成情報として、画面A,B
のウィンドウ内縦位置,ウィンドウ内横位置,縦サイ
ズ,横サイズがそれぞれ定義されている。
【0016】一方、画面定義体4には、画面A,画面B
の固定画面データ(項目名等)が格納されており、デー
タメモリ3には、画面定義体4とリンクされた画面A,
画面Bへの出力データ(操作入力データ,処理結果デー
タ等)が、オペレータ端末11より通信制御部8経由で受
信して格納されている。
【0017】プロセッサユニットCPU2で動作する業
務処理部10は、ここでは承認業務を行うもので、オペレ
ータ端末11に指示して各画面A,Bへの前記出力データ
の送信を要求するとともに、受信した出力データをデー
タメモリ3に格納し、表示処理部5にウィンドウを指
定して画面A,画面Bの表示を指示する。
【0018】これにより、表示処理部5は、画面構成情
報ファイル15を参照して、ウィンドウのウィンドウ枠
表示データを画面メモリ9に格納するとともに、画面
A,Bの画面定義体4に基づく固定表示データと、対応
する出力データを画面メモリ9に格納する。
【0019】この際、画面A,画面Bの固定表示デー
タ,出力データは、ウィンドウの左上角、ここでは画
面構成情報ファイル15のウィンドウの縦位置,横位置
を基準として、対応する画面メモリ9のアドレスに格納
される。
【0020】この画面メモリ9の内容はVRAM機構6
に送出され、VRAM機構6では、パターンデータに展
開されて図示省略したVRAM(ビデオRAM,ビット
マップメモリ)に格納され、繰り返し走査読み出されて
表示部7に表示される。
【0021】以上により、役席端末12の表示部7に、オ
ペレータ端末11での取引処理画面が再現されて表示され
る。ここで、承認画面(画面C)の読出し操作が行われ
ると、業務処理部10は、表示処理部10に承認画面の表示
指示を行う。この場合、業務処理部10は、ウィンドウ
-1と、ウィンドウとを指定するが、このウィンドウ
-1の画面構成情報には、ウィンドウサイズ変更後の画面
A,画面Bの表示開始位置、つまりウィンドウサイズ縮
小分変更した表示開始位置が格納されている。
【0022】これにより、表示処理部10は、前述したウ
ィンドウの表示処理と同様に、ウィンドウ-1とウィ
ンドウの表示処理を行う。以上により、図5の状態b
に示すように、参照領域Rがウィンドウサイズの縮小に
応じて上方に移動した画面が表示され、ウィンドウ-1
内に表示されて参照可能となっている。
【0023】以後、この画面上に承認データが入力さ
れ、オペレータ端末11に承認データが返送される。この
承認データはオペレータ端末11に表示されるので、オペ
レータは記帳, 現金の取扱い等を行って取引を終結させ
る。
【0024】なお、オペレータ端末11も、図6と同一構
成をなす。この場合、業務処理部10に対応するものとし
てオペレータ処理業務を行うものが設けられる。この場
合、初期画面は、ウィンドウが表示され、画面A,画
面Bのデータ入出力項目は空欄で、オペレータの操作に
より入力部1より入力されたデータ、処理結果データが
データメモリ3に画面定義体対応で格納され、且つ表示
処理部5によって表示部7に表示される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
サイズを縮小変更したウィンドウ内に表示すべき画面領
域を残すためには、ウィンドウサイズの変更とともに、
ウィンドウ内における画面表示開始位置を変更する必要
がある。このため、従来例で示したように、再度画面を
描画し直すと画面更新に時間がかかるとともに、各業務
処理部で対応させねばならない。
【0026】また、VRAM機構6にシフト機能を持た
せ、ハード的にリード/ライトして画面をウィンドウの
縮小方向に移動させる方法もあるが、業務処理ごとに移
動先を指定しなければならず、これも各業務処理部でた
いしいさせねばならないため、設計上の制約となる。
【0027】本発明は、上記課題に鑑み、業務処理とは
独立に、ウィンドウサイズ指定によって画面表示位置が
変更処理される表示装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の表示装置は、図1本発明の原理図に示すよ
うに、表示画面上のウィンドウ33内の所定位置に画面34
を表示する表示装置であって、該画面34のウィンドウ内
相対位置が該ウィンドウ33の4角のうちのいずれかを基
準点として設定された画面構成情報30を格納した画面構
成情報ファイル31と、該画面34のウィンドウ内表示位置
を、該ウィンドウ33の表示画面上の位置および大きさの
指定に応じて、前記画面構成情報30に基づき設定するウ
ィンドウ内画面構成部32とを有するように構成する。
【0029】
【作用】画面34のウィンドウ内相対位置として、ウィン
ドウ33の4角のうちのいずれかを基準点として設定し、
画面構成情報30として画面構成情報ファイル31に格納し
ておく。
【0030】そして、ウィンドウ内画面構成部32は、ウ
ィンドウ内画面をこの画面構成情報30に基づき構成す
る。これにより、例えば、画面34の所定基準点(原点,
以下画面34の左上角とする) がウィンドウ33の左下角を
基準として定義されていれば、ウィンドウ33が縦方向の
み上方に縮小される場合、画面34を縮小分上方に移動
し、ウィンドウ33の右上角が基準として定義されいれ
ば、ウィンドウ33の横(左)方向縮小に対して画面34を
縮小分左方向に移動する。
【0031】以上により、ウィンドウ33の4角のいずれ
かを基準とした画面構成情報30により、ウィンドウの大
きさ、位置を定義することにより自動的に画面34を構成
することができ、特に、ウィンドウサイズを縮小する場
合はウィンドウサイズを指定のみでよく、個々の業務処
理部で移動先を指定する必要がないので画面構成設計上
の制約が緩和される。
【0032】
【実施例】図2は一実施例の構成図、図3は動作フロー
チャート図、図4は一実施例の画面制御例を表す図であ
る。
【0033】本実施例では、図2に示すVRAM機構24
に具備する表示用のビットマップメモリ上でドットデー
タを移動させることにより、ウィンドウサイズ縮小に対
処させる例を示す。
【0034】図2において、21は画面構成情報で、後述
するように、ウィンドウの4角のいずれかを基準点とし
た画面の構成情報であり、画面構成情報ファイル20に格
納されている。
【0035】25はウィンドウ内画面構成部で、業務処理
部22より指示されたウィンドウNO,ウィンドウ位置,ウ
ィンドウサイズ, 複数画面の場合の処理順序等に従い、
画面構成情報21を従来例で示したウィンドウ左上角を基
準とした画面構成情報(以下端末表示情報) に変換し、
端末表示情報メモリ26を介して表示処理部23に通知す
る。
【0036】23は表示処理部で、ウィンドウ内画面構成
部25から通知された端末表示情報に基づき、ウィンドウ
枠データ, 画面データ等を画面メモリ9に格納し、ウィ
ンドウサイズ変更の場合は、画面の移動元/移動先先頭
アドレス,サイズ等をVRAM機構24に指示して移動さ
せる。
【0037】24はVRAM機構で、画面メモリ9の内容
を図示省略したVRAM(ビットマップメモリ)に展開
するとともに、画面移動が指定されたとき、指定された
範囲の画面のドットデータをワード単位にリード/ライ
トして指定された位置に移動する。
【0038】22は業務処理部で、ここでは従来例で示し
た承認処理を行うものとし、先ずウィンドウ位置、サイ
ズを指定してウィンドウNO 1の取引処理済み画面(従来
例のウィンドウに対応)を表示させ、承認画面を表示
させるときは、ウィンドウNO2の位置, サイズを指定し
て表示指示するとともに、ウィンドウ縮小時にはウィン
ドウNO 1の変更後のサイズおよび画面の処理順序をウィ
ンドウ内画面構成部25に指示する。
【0039】なお、ウィンドウNO 1, NO 2の初期画面の
ウィンドウ縦位置, 横位置, ウィンドウサイズは、画面
構成情報21に含めてもよい。画面構成情報21は次のよう
に設定する。図2の画面構成情報21において、各画面の
ウィンドウ内縦位置, 横位置(いずれも画面左上角のウ
ィンドウ内相対位置)および縦サイズ, 横サイズは行ま
たは桁で表すとし、ウィンドウ内縦位置をウィンドウの
上端を基準とする場合は正の値とし、ウィンドウの下端
を基準とする場合は負および"0" の値とする。
【0040】同様にして、ウィンドウ内横位置は、ウィ
ンドウの左端を基準とする場合は正の値とし、ウィンド
ウの右端を基準とする場合は負または"0" の値とする。
これにより、ウィンドウ内縦位置, 横位置とも正の場合
は、従来と同様にウィンドウの左上角が基準となり、と
もに負の場合は、ウィンドウの右下角が基準となる。
【0041】以上のことを図4の画面構成情報例で説明
すると、画面4は、ウィンドウ内縦位置(-11), ウィン
ドウ内横位置(-39) が共に負の値であるから、画面4の
先頭位置である左上角(画面の基準点) の相対位置が、
ウィンドウの右下角P4を基準として設定されていること
を表す。そして、画面4は、P4から左方向に39桁目、上
方向に11桁目をその画面の先頭位置とし、元のウィンド
ウ縦サイズ,横サイズがそれぞれ24行、80桁の場合は、
縦サイズが12行、横サイズが40桁の画面であることを表
す。なお、この処理方法については図3に示し後述す
る。
【0042】以上の構成により、以下の処理が行われ
る。 (初期画面の表示) 図3, 図4参照 ウィンドウ内画面構成部24は、例えば、図4に示した画
面構成情報で示される画面1〜画面4で構成されるウィ
ンドウ画面表示が指示されたとき、画面構成情報ファイ
ル20を参照し、該当する画面構成情報21を従来例で示し
たウィンドウの左上角を基準とした端末表示情報に変換
して端末表示情報メモリ26に格納し、表示処理部23にウ
ィンドウ画面を表示させる。以下はその処理を示す。
【0043】(1) 業務処理部22より指定されたウィンド
ウNOの縦/横サイズを獲得し、且つ端末表示情報メモリ
26に保存しておく。 (2) 業務処理部22より指定された順序、ここでは画面1
→画面4の順序で画面処理を行う。
【0044】(3) 画面構成情報21から画面1のウィンド
ウ内縦位置を検索する。 (4) ウィンドウ内縦位置が正ならば、表示処理部23に渡
すウィンドウ内縦位置として検索したウィンドウ内縦位
置を設定する。
【0045】(5) ウィンドウ内縦位置が"0" または負な
らば、(ウィンドウ縦サイズ+ウィンドウ内縦位置)を
表示処理部23へのウィンドウ内縦位置として設定する。 (6) 画面構成情報21からウィンドウ内横位置を検索す
る。
【0046】(7) ウィンドウ内横位置が正ならば、表示
処理部23に渡すウィンドウ内横位置として検索したウィ
ンドウ内横位置を設定する。 (8) ウィンドウ内横位置が"0" または負ならば、(ウィ
ンドウ横サイズ+ウィンドウ内横位置)を表示処理部23
へのウィンドウ内横位置として設定する。
【0047】(9) 以上のごとく設定したウィンドウ内縦
位置, 横位置とともに、検索した縦サイズ, 横サイズを
端末表示メモリ26に格納する。以上の処理を図面2〜図
面4について行い、ウィンドウ表示を表示処理部23に通
知する。
【0048】(10) これにより、表示処理部23は、端末
表示情報メモリ26の内容を参照し、ウィンドウ枠データ
とともに、指定された画面順序でデータメモリ3よりデ
ータを、画面定義体4より対応する画面の固定画面デー
タを獲得して画面メモリ9に格納し、VRAM機構24
は、画面メモリ9の内容を具備するビットマップメモリ
にパターン展開して表示部7に表示させる。 (ウィンドウサイズの変更)ウィンドウサイズの変更が
通知されたとき、ウィンドウ内画面構成部25は、前述し
た処理中のステップ(1) 〜(9) の処理を指定の画面順序
で行う。
【0049】これにより得られた端末表示情報のうちの
ウィンドウ内縦位置, ウィンドウ内横位置は、ウィンド
ウ縮小に伴う各画面の先頭位置の移動先アドレス(ウィ
ンドウ左上角を基準とした)となる。
【0050】これにより、表示処理部23は、端末表示情
報メモリ26に格納された前回の端末表示情報で示される
画面領域を移動元とし、縮小指示で求められた画面位置
を移動先アドレスとしてVRAM機構24に移動処理を指
示する。
【0051】これにより、VRAM機構24は、元の画面
1〜画面4のドットデータを指定された順序でそれぞれ
ビットマップメモリ内で移動する。図4は、画面1〜画
面4の基準点をウィンドウの4角(P1〜P4) にそれぞれ
設定した例を示したもので、ウィンドウ縦サイズを24
行、ウィンドウ横サイズを80桁と指定すると、(イ)の
画面が表示される。
【0052】続いて、ウィンドウ縦サイズを14行, ウィ
ンドウ横サイズを50桁に変更する場合、処理順として画
面1,画面2,画面3,画面4の順を指定すると、画面
1はそのまま、画面2が左方向に30桁分移動し、画面3
は上方に12行分移動し、画面4は左方向30桁分、上方向
に12行分移動する。この移動処理は画面1→画面4の処
理順にビットマップメモリに上書きされるから、結果と
して(ロ)で示す画面が得られる。
【0053】以上のごとく、画面のウィンドウ内相対位
置をウィンドウの4角のいずれかに設けることにより、
ウィンドウサイズ縮小時に各画面中の任意の画面領域を
縮小されたウィンドウ内に残すことができる。
【0054】この結果、業務処理部22はウィンドウサイ
ズおよび処理順序を指定するのみでよいから、画面構成
処理を行うウィンドウ内画面構成部25を業務処理間で共
用させることができる。
【0055】なお、上記実施例では、VRAM機構24に
シフト機能を設け、移動先を指定してドットデータをビ
ットマップメモリ上で移動させることにより実現する例
を示したが、指定画面順序でビットマップメモリに再度
描画してもよいことは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ウィン
ドウを構成する画面のウィンドウ内相対位置をウィンド
ウの4角のいずれかに設定するようにしたので、ウィン
ドウ縮小時に個々の業務処理部で画面構成処理を行う必
要がなく、各業務処理部の設計が容易となるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 一実施例の構成図
【図3】 動作フローチャート図
【図4】 一実施例の画面制御例を表す図
【図5】 ウィンドウ表示例を表す図
【図6】 従来例の構成図
【符号の説明】
1 入力部 2 プロセッ
サユニットCPU 3 データメモリ 4 画面定義
体 5 表示処理部 6 VRAM
機構 7 表示部 8 通信制御
部 9 画面メモリ 10 業務処理
部 11 オペレータ端末 12 役席端末 15 画面構成情報ファイル 20 画面構成
情報ファイル 21 画面構成情報 22 業務処理
部 23 表示処理部 24 VRAM
機構 25 ウィンドウ内画面構成部 26 端末表示
情報メモリ 30 画面構成情報 31 画面構成
情報ファイル 32 ウィンドウ内画面構成部 33 ウィンド
ウ 34 画面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上のウィンドウ(33)内の所定
    位置に画面(34)を表示する表示装置であって、 該画面のウィンドウ内相対位置が該ウィンドウ(33)の4
    角のうちのいずれかを基準点として設定された画面構成
    情報(30)を格納した画面構成情報ファイル(31)と、 該画面のウィンドウ内表示位置を、該ウィンドウの表示
    画面上の位置および大きさの指定に応じて、前記画面構
    成情報に基づき設定するウィンドウ内画面構成部(32)と
    を有することを特徴とする表示装置。
JP5233844A 1993-09-20 1993-09-20 表示装置 Pending JPH0793123A (ja)

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