JPH0792899B2 - 消去ヘッド - Google Patents
消去ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0792899B2 JPH0792899B2 JP63289738A JP28973888A JPH0792899B2 JP H0792899 B2 JPH0792899 B2 JP H0792899B2 JP 63289738 A JP63289738 A JP 63289738A JP 28973888 A JP28973888 A JP 28973888A JP H0792899 B2 JPH0792899 B2 JP H0792899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- magnetized
- pole
- magnetizing
- magnetized surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/325—Erasing heads using permanent magnets
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は磁気テープに記録された内容を消去するための
永久磁石消去ヘッドに関するものである。
永久磁石消去ヘッドに関するものである。
（従来の技術） 従来、テープへの接触面に複数磁極の着磁面と無着磁面
とをもち両方側面に着磁面をもたないものは、特開昭59
−42602号公報によって開示されている。
とをもち両方側面に着磁面をもたないものは、特開昭59
−42602号公報によって開示されている。
（発明が解決しようとする課題） 前記従来の技術において述べた消去ヘッド、前記公報に
おける第11図および第13図にしめされているように着磁
用磁気ヘッド装置を何度もずらす要領でテープへの接触
面に複数磁極の着磁面と無着磁面とを得ていた。このよ
うに着磁用磁気ヘッド装置を何度もずらす要領では着磁
に時間と手数がかかって生産性が悪いのみならず両側面
への着磁は得られない。
おける第11図および第13図にしめされているように着磁
用磁気ヘッド装置を何度もずらす要領でテープへの接触
面に複数磁極の着磁面と無着磁面とを得ていた。このよ
うに着磁用磁気ヘッド装置を何度もずらす要領では着磁
に時間と手数がかかって生産性が悪いのみならず両側面
への着磁は得られない。
本発明は生産性の極めて高い新規の両側面に着磁面をも
つ消去ヘッドを提供することを目的とするものである。
つ消去ヘッドを提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明消去ヘッドは、フェラ
イト製永久磁石材料を以て構成されたテープへの接触面
１を正面に有するヘッド本体２と、ヘッド本体２のテー
プ進入側全側面およびテープ退出側全側面に着磁された
Ｎ極着磁面３およびＳ極着磁面３′と、前記接触面１に
テープ進入側からテープ退出側に向うテープ流れ方向の
交互配列で着磁された同流れ方向に直交する部分着磁面
４および無着磁面５とをもつものである。
イト製永久磁石材料を以て構成されたテープへの接触面
１を正面に有するヘッド本体２と、ヘッド本体２のテー
プ進入側全側面およびテープ退出側全側面に着磁された
Ｎ極着磁面３およびＳ極着磁面３′と、前記接触面１に
テープ進入側からテープ退出側に向うテープ流れ方向の
交互配列で着磁された同流れ方向に直交する部分着磁面
４および無着磁面５とをもつものである。
（実施例） 第１図乃至第４図に示す第１実施例は粉末のフェライト
製永久磁石を以てテープ弧状接触面１を正面に、また着
磁識別用溝７を一方側面に有するヘッド本体２を成形に
より構成し、このヘッド本体２のテープ進入側全側面お
よびテープ退出側全側面にＮ極着磁工程およびＳ極着磁
工程を単極全体着磁法（多数個を一度に着磁する方法）
により施して当該テープ進入側全側面およびテープ退出
側全側面をＮ極着磁面３およびＳ極着磁面３′とし、然
るのち前記接触面１の中央個所に２極着磁用磁気ヘッド
装置８によるＮ極およびＳ極の着磁工程を１回で行って
同中央個所に部分着磁面４および無着磁面５を、また前
記接触面１の両側個所には着磁工程を施さずに同両側個
所に無着磁面５を夫々設けたものであり、 第５図乃至第８図に示す第２実施例は前記第１実施例と
同じようにしてテープ進入側全側面およびテープ退出側
全側面をＮ極着磁面３およびＳ極着磁面３′とされたヘ
ッド本体２を構成したのち接触面１の中央個所に１極着
磁用磁気ヘッド装置10によるＳ極の着磁工程を１回で行
って同中央個所に部分着磁面４を、また前記接触面１の
両側個所には着磁工程を施さずに同両側個所に無着磁面
５を夫々設けたものである。
製永久磁石を以てテープ弧状接触面１を正面に、また着
磁識別用溝７を一方側面に有するヘッド本体２を成形に
より構成し、このヘッド本体２のテープ進入側全側面お
よびテープ退出側全側面にＮ極着磁工程およびＳ極着磁
工程を単極全体着磁法（多数個を一度に着磁する方法）
により施して当該テープ進入側全側面およびテープ退出
側全側面をＮ極着磁面３およびＳ極着磁面３′とし、然
るのち前記接触面１の中央個所に２極着磁用磁気ヘッド
装置８によるＮ極およびＳ極の着磁工程を１回で行って
同中央個所に部分着磁面４および無着磁面５を、また前
記接触面１の両側個所には着磁工程を施さずに同両側個
所に無着磁面５を夫々設けたものであり、 第５図乃至第８図に示す第２実施例は前記第１実施例と
同じようにしてテープ進入側全側面およびテープ退出側
全側面をＮ極着磁面３およびＳ極着磁面３′とされたヘ
ッド本体２を構成したのち接触面１の中央個所に１極着
磁用磁気ヘッド装置10によるＳ極の着磁工程を１回で行
って同中央個所に部分着磁面４を、また前記接触面１の
両側個所には着磁工程を施さずに同両側個所に無着磁面
５を夫々設けたものである。
本発明は第９図に示す蛇行する導電線14および３枚のヨ
ーク15により構成された３極着磁用磁気ヘッド装置16を
以てテープの接触面にＳ・Ｎ・Ｓの３極着磁を一挙にな
す方法で実施することもある。
ーク15により構成された３極着磁用磁気ヘッド装置16を
以てテープの接触面にＳ・Ｎ・Ｓの３極着磁を一挙にな
す方法で実施することもある。
（作用） 本発明は前記のようにフェライト製永久磁石材料を以て
構成されたテープへの接触面１を正面に有するヘッド本
体２と、ヘッド本体２のテープ進入側全側面およびテー
プ退出側全側面に着磁されたＮ極着磁面３およびＳ極着
磁面３′と、前記接触面１にテープ進入側からテープ退
出側に向うテープ流れ方向の交互配列で着磁された同流
れ方向に直交する部分着磁面４および無着磁面５とをも
つものであって、第４図および第８図に示すようなガウ
ス曲線12、13を得ることができるものである。
構成されたテープへの接触面１を正面に有するヘッド本
体２と、ヘッド本体２のテープ進入側全側面およびテー
プ退出側全側面に着磁されたＮ極着磁面３およびＳ極着
磁面３′と、前記接触面１にテープ進入側からテープ退
出側に向うテープ流れ方向の交互配列で着磁された同流
れ方向に直交する部分着磁面４および無着磁面５とをも
つものであって、第４図および第８図に示すようなガウ
ス曲線12、13を得ることができるものである。
尚、前記ガウス曲線12、13は、磁気テープ17がＮ極着
磁面３の磁界中を通過することおよび同Ｎ極着磁面３が
殊更に強磁界とされていないことにより録音時のストッ
プ・ノイズおよび消去ノイズが小さくされ、Ｎ極着磁
面３およびテープの接触面１を介してＳ極着磁面３′の
磁界中を通過することで消去率アップされ、低い山状
部からＳ極着磁面３′の磁界中を通過することで歪率が
良くされることを示している。
磁面３の磁界中を通過することおよび同Ｎ極着磁面３が
殊更に強磁界とされていないことにより録音時のストッ
プ・ノイズおよび消去ノイズが小さくされ、Ｎ極着磁
面３およびテープの接触面１を介してＳ極着磁面３′の
磁界中を通過することで消去率アップされ、低い山状
部からＳ極着磁面３′の磁界中を通過することで歪率が
良くされることを示している。
（発明の効果） 本発明はフェライト製永久磁石材料を以て正面に有する
ヘッド本体２を構成し、このヘッド本体２のテープ進入
側全側面およびテープ退出側全側面にＮ極着磁およびＳ
極着磁工程を施して当該テープ進入側全側面およびテー
プ退出側全側面をＮ極着磁面３およびＳ極着磁面３′と
すると共に前記接触面１に着磁用磁気ヘッド装置による
着磁工程を行ってテープ進入側からテープ退出側に向う
テープ流れ方向の交互配列で同流れ方向に直交する部分
着磁面４および無着磁面５を夫々設けたことを特徴とす
るので、録音時のストップ・ノイズおよび消去ノイズが
共に小さく、消去率および歪率が極めて良い製品の提供
を可能とする著効があるは勿論であるが、特に前記のよ
うな構成であるので、実施例において説明したように成
形により得たヘッド本体２に多数個を一度に着磁できる
単極全体着磁法を施したのち当該ヘッド本体２における
テープへの接触面１に着磁用磁気ヘッド装置８、10、16
による１回の部分着磁法を施すこと（第２図および第３
図もしくは第６図および第７図参照）により得ることが
できるものであって前記従来の着磁用磁気ヘッド装置を
ずらす要領によるものよりも時間も手数もかからない簡
単且つ容易な手段で完成品を得ることができ極めて生産
性がよく量産にも適しているものである。
ヘッド本体２を構成し、このヘッド本体２のテープ進入
側全側面およびテープ退出側全側面にＮ極着磁およびＳ
極着磁工程を施して当該テープ進入側全側面およびテー
プ退出側全側面をＮ極着磁面３およびＳ極着磁面３′と
すると共に前記接触面１に着磁用磁気ヘッド装置による
着磁工程を行ってテープ進入側からテープ退出側に向う
テープ流れ方向の交互配列で同流れ方向に直交する部分
着磁面４および無着磁面５を夫々設けたことを特徴とす
るので、録音時のストップ・ノイズおよび消去ノイズが
共に小さく、消去率および歪率が極めて良い製品の提供
を可能とする著効があるは勿論であるが、特に前記のよ
うな構成であるので、実施例において説明したように成
形により得たヘッド本体２に多数個を一度に着磁できる
単極全体着磁法を施したのち当該ヘッド本体２における
テープへの接触面１に着磁用磁気ヘッド装置８、10、16
による１回の部分着磁法を施すこと（第２図および第３
図もしくは第６図および第７図参照）により得ることが
できるものであって前記従来の着磁用磁気ヘッド装置を
ずらす要領によるものよりも時間も手数もかからない簡
単且つ容易な手段で完成品を得ることができ極めて生産
性がよく量産にも適しているものである。
第１図は本発明消去ヘッドの第１実施例を示す全体の斜
視図、第２図は同じく製造工程を示すフローチャート、
第３図は部分着磁の工程を示す説明図、第４図はガウス
曲線図、第５図は第２実施例を示す全体の斜視図、第６
図は同じく製造工程を示すフローチャート、第７図は部
分着磁の工程を示す説明図、第８図はガウス曲線図、第
９図は第３実施例の部分着磁工程を示す説明図である。 １……接触面、２……ヘッド本体、３……Ｎ極着磁面、
３′……Ｓ極着磁面、４……部分着磁面、５……無着磁
面、７……着磁識別溝、８……２極着磁用磁気ヘッド装
置、10……１極着磁用ヘッド装置、12、13……ガウス曲
線、14……導電線、15……ヨーク、16……３極着磁用磁
気ヘッド装置、17……磁気テープ。
視図、第２図は同じく製造工程を示すフローチャート、
第３図は部分着磁の工程を示す説明図、第４図はガウス
曲線図、第５図は第２実施例を示す全体の斜視図、第６
図は同じく製造工程を示すフローチャート、第７図は部
分着磁の工程を示す説明図、第８図はガウス曲線図、第
９図は第３実施例の部分着磁工程を示す説明図である。 １……接触面、２……ヘッド本体、３……Ｎ極着磁面、
３′……Ｓ極着磁面、４……部分着磁面、５……無着磁
面、７……着磁識別溝、８……２極着磁用磁気ヘッド装
置、10……１極着磁用ヘッド装置、12、13……ガウス曲
線、14……導電線、15……ヨーク、16……３極着磁用磁
気ヘッド装置、17……磁気テープ。
Claims (1)
- 【請求項１】フェライト製永久磁石材料を以て構成され
たテープへの接触面１を正面に有するヘッド本体２と、
ヘッド本体２のテープ進入側全側面およびテープ退出側
全側面に着磁されたＮ極着磁面３およびＳ極着磁面３′
と、前記接触面１にテープ進入側からテープ退出側に向
うテープ流れ方向の交互配列で着磁された同流れ方向に
直交する部分着磁面４および無着磁面５とをもつことを
特徴とする消去ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63289738A JPH0792899B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 消去ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63289738A JPH0792899B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 消去ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02134708A JPH02134708A (ja) | 1990-05-23 |
| JPH0792899B2 true JPH0792899B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=17747117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63289738A Expired - Lifetime JPH0792899B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 消去ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792899B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008297507A (ja) | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Espo Chemical Corp | 清浄化剤 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57172507A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-23 | Alps Electric Co Ltd | Erasing head |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP63289738A patent/JPH0792899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02134708A (ja) | 1990-05-23 |
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