JPH0792624B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0792624B2
JPH0792624B2 JP63246312A JP24631288A JPH0792624B2 JP H0792624 B2 JPH0792624 B2 JP H0792624B2 JP 63246312 A JP63246312 A JP 63246312A JP 24631288 A JP24631288 A JP 24631288A JP H0792624 B2 JPH0792624 B2 JP H0792624B2
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敬士 大沢
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、静電複写機、同プリンタなど静電記録プロ
セスを利用する画像形成装置、とくにその現像装置に関
するものである。
[従来の技術] 像担持体表面に形成した潜像にトナーを付着させてこれ
を顕像化する周知の画像形成装置において、現像剤とし
てトナーとキヤリアとを混合したいわゆる二成分系現像
剤を使用するものが従来からひろく実用されている。
このような装置においては、実際に潜像の顕像化に寄与
するのはトナーのみであるから、現像剤を収納する現像
装置内においては、次第にトナーの量が減少して、画像
濃度が低下することを免かれない。
したがって、安定した良好な画像を得るためには、現像
剤内のトナー量を検知して、適時トナーを補給すること
が必要である。
このような要請に対応するためのトナー濃度検知手段と
しては、検知部位に存在する現像剤の、トナー量による
反射率の変化を検知する光学的手段、透磁率の変化によ
る磁気的手段などが従来から幾多提案されている。
像担持体表面の潜像にトナーを供給するための現像剤担
持体(以下スリーブという)の近傍に検知手段を配する
ことがすでに提案されている。即ち、現像剤量規制手段
の規制面に検知面を配するものである。
このように構成することによって、現像装置内の現像剤
のうちの、像担持体の潜像の顕像化に直ちに影響する部
分のトナー濃度を検知できるので、その点では好都合で
ある。
[発明が解決しようとしている問題点] しかし、現像剤量規制部材の材質と、トナー量検知面の
材質が異なる場合それぞれの部材へのトナーの付着度が
変化し、現像に寄与する現像剤規制部材通過後の現像剤
のトナー濃度又はトナーの電荷量が変化して、トナー量
検知面の跡が画像に生じる問題が発生した。
これは材質の違いだけでなく、表面性の違いでも生じや
すい。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決する本発明は、トナーとキャリアと、
を有する現像剤を収容する現像剤収容部と、静電像を担
持する像担持体と対向して現像部を形成し現像剤を担持
して回転する現像剤担持体と、現像剤担持体と所定の間
隙で設けられ現像剤が摺擦しトナーと逆極性に帯電する
現像剤規制面と、現像剤担持体の軸方向で現像剤規制面
の所定位置に設けられ現像剤中のトナー濃度を検知しト
ナーと同極性に帯電する検知面を有する検知手段と、を
有し、検知面と現像剤担持体との距離を現像剤規制面と
現像剤担持体間の距離よりも小さくすることで現像剤担
持体の軸方向の濃度ムラの発生を防止したという特徴を
有する。このように構成することで材質及び表面性が異
なる前記現像剤量規制部材とトナー濃度検知面であって
も現像剤規制部材通過後の現像剤のトナー濃度又はトナ
ーの電荷量を同一にでき、トナー量検知面の跡も画像に
生じさせずに常時安定した現像作用を奏することができ
る。
[実施例] 第1図は本発明を適用した現像装置の断面図であって、
紙面に垂直方向にのびる容器D内には、不図示の制御手
段によって適時作動停止するトナー搬送部材3を内包す
るトナー収納部2、これとメツシユ状の隔壁4を介して
連通し、搬送攪拌スクリユー5を有する現像剤収納部1
1、これと隔壁7を介し、同様のスクリユー6を有する
現像剤収納部12および、複数の極をそなえたマグネツト
ローラ1aを内包し、非磁性材料からなる回転スリーブ1
が形成配設してあり、さらに、前記現像剤収納部12に
は、スリーブ1に近接して現像剤量規制部材8が配設し
てある。
なお、第2図に示すように、両スクリユーを隔てる隔壁
7はその両端に開口7a,7bが形成してあり、また、スク
リユー5,6は非磁性トナーと磁性キヤリアを含む現像剤
を互いに逆方向に送給するように構成してあって、前記
開口によって現像剤の授受を行なうものとする。
このように構成されているから、スリーブに付着した現
像剤は、その一部は規制部材8によってかき落され、一
部はスリーブ1表面と、規制部材8のスリーブへの対向
面8a(規制面)との間隙に一定の密度で押込まれるよう
に対向面を摺擦しつつ進入し、ついで像担持体10に対向
する部位に至ってトナーは像担持体表面の潜像に転移し
てこれを顕像化することになる。このようなものにおい
て、図示の装置には、前記規制部材8に検知手段14を配
設してある。
第3図は、第1図白抜き矢印X方向からみた図であっ
て、スリーブ1によって搬送される現像剤Tは、前述の
ように、規制部材8のスリーブに対向する規制面8aによ
ってその量が規制されて進行するが、該規制面8aと同一
面側に透光性の検知面部材13が取着してある。
前記規制部材8の内部には光源15が配設してあり、その
光束の一部は、前記検知面部材13を介して面部材13を摺
擦する現像剤からの反射光を受光素子16に達し、また光
束の他の一部は直接受光素子17に達してそれぞれの光量
に相当する出力信号が得られるから、以後、この種の公
知の装置におけると同様に、両者を比較して、差信号が
なくなるまで、前述トナー搬送部材3を発動して現像剤
収納部11にトナーを供給すればよい。
このように構成してあるから、規制部材8によって規制
されながら、スリーブ1によって現像部位に送給される
現像剤は、検知手段の存在によってスリーブ上の現像剤
がかき落されてその流れが乱されたり、トナーがスリー
ブに固着したりするおそれがまったく無く、現像剤が現
像を行なう位置の近傍においてトナー濃度を測定するこ
とが可能であるので、誤検知、これに基ずく画質の劣化
を解消することができる。
本実施例では現像剤として樹脂コートフエライトキヤリ
アと負帯電性非磁性トナーを用いた。
この時トナー量検知面に負帯電性非磁性トナーの付着を
防止するため強く負に帯電するフツ素系樹脂具体的には
PFA(テトラフルオロエチレン−フルオロアルキルビニ
ルエーテル共重合体)を用い、他の現像剤量規制部材に
はABS(アクリルブチルスチレン)系の樹脂の型成形を
用いた。この樹脂は正に帯電し、負帯電性非磁性トナー
の付着を引き起す。
スリーブ1と現像剤量規制部材規制面8aとの距離をd1
しスリーブ1とトナー量検知面13との距離をd2とする
と、d1=d2の場合トナー量検知面にはトナーが付着せ
ず、他の現像剤量規制部材にはトナーが付着するため、
現像剤規制部材(謂るブレード)通過後の現像剤のトナ
ー濃度も変化し、トナー量検知面のみ画像で濃くなる現
象として現われた。
そしてこの時トナー量検知面とそれ以外のスリーブ上の
トナーの電荷量を測定すると、トナー量検知面内のスリ
ーブ上トナーの電荷量が他に比べて若干小さくなってお
り、現像剤と現像剤量規制部材及びトナー量検知面それ
ぞれとの摩擦帯電の差も画像に生じているものと判断で
きる。(具体的にはトナー量検知面上のトナーは略20uq
/g〜−22uq/gであり、その他のトナーは略−22uq/g〜−
24uq/gであった) 第3図に画像濃度に対するスリーブとトナー量検知面と
の距離及びスリーブと現像剤量規制部材との距離の関係
を示す。
この結果から第2図に示すようにd1を2.0mmd2を1.8mmと
トナー量検知面をスリーブに近づけることでトナー量検
知面の画像跡を消去することが可能となった。これは現
像剤量規制部材のスリーブ上現像剤への影響をトナー量
検知面より遠ざけることで軽減したと考えてよい。
さらにトナー量検知面をよりスリーブに近づけられるこ
とから検知装置の感度も向上する結果を得た。
以上はトナー量検知面の材質をトナーが付着しないもの
の実施例を述べてきたが、逆にトナー量検知面に故意に
トナーを付着させ、そのトナー量によりトナー濃度を検
知する場合は上述と逆の構成が考えられる。具体的には
現像剤量規制部材及びトナー量検知窓を同一材質のアク
リル樹脂にし、かつ故意にトナー量検知窓にトナーを付
着させるべく表面にサンドブラストを施して表面を荒く
した。
この実施例では、現像剤量規制部材よりトナー量検知面
をスリーブより遠ざけることで画像濃度を均一にでき
る。また表面性の違いから、現像剤量規制部材とトナー
量検知面のスリーブへの距離を互いに変えることも十分
考えうる。つまり現像剤に対する摩擦抵抗の大きい表面
性の荒い方を摩擦抵抗の小さい滑り性の良い方よりスリ
ーブから遠ざけることで画像濃度均一が保たれる。
以上、本発明を光学的な検知手段を用いた実施例につい
て説明したが、本発明がこれに限定されるものではな
く、磁気的手段など、他の検知手段にも適用できるもの
であることは容易に理解できるところであろう。
[発明の効果] 本発明は、材質及び表面性が異なる現像剤量規制部材と
トナー量検知窓でもスリーブからの距離を変えることで
画像に濃度ムラを発生させることなく、長期にわたって
安定して良質の画像を得ることが可能となった。又スリ
ーブにトナー量検知窓が近づくことで検知感度もより向
上させる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による現像装置の実施例を示す断面図、 第2図は現像剤収納部を示す断面図、 第3図は画像濃度に対するスリーブとトナー量検知面と
の距離の関係及びスリーブと現像剤量規制部材との距離
の関係を示す、 第4図は現像剤量規制部材と検知手段の構成を示す断面
図である。 1……スリーブ 2……トナー収納部 4,7……隔壁 5,6……攪拌搬送スクリユー 8……現像剤量規制部材 13……トナー量検知窓 14……検知手段 15……光源 16,17……受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーとキャリアと、を有する現像剤を収
    容する現像剤収容部と、静電像を担持する像担持体と対
    向して現像部を形成し現像剤を担持して回転する現像剤
    担持体と、現像剤担持体と所定の間隙で設けられ現像剤
    が摺擦しトナーと逆極性に帯電する現像剤規制面と、現
    像剤担持体の軸方向で現像剤規制面の所定位置に設けら
    れ現像剤中のトナー濃度を検知しトナーと同極性に帯電
    する検知面を有する検知手段と、を有し、検知面と現像
    剤担持体との距離を現像剤規制面と現像剤担持体間の距
    離よりも小さくすることで現像剤担持体の軸方向の濃度
    ムラの発生を防止したことを特徴とする現像装置。
JP63246312A 1988-09-30 1988-09-30 現像装置 Expired - Lifetime JPH0792624B2 (ja)

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