JPH0792561A - 透過原稿・反射原稿兼用型プロジェクタ - Google Patents

透過原稿・反射原稿兼用型プロジェクタ

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Publication number
JPH0792561A
JPH0792561A JP23352493A JP23352493A JPH0792561A JP H0792561 A JPH0792561 A JP H0792561A JP 23352493 A JP23352493 A JP 23352493A JP 23352493 A JP23352493 A JP 23352493A JP H0792561 A JPH0792561 A JP H0792561A
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JP
Japan
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light source
reflective
transparent
housing
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Pending
Application number
JP23352493A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Ushiro
成明 後
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過原稿及び反射原稿のいずれを用いても投
影が行え、かつ視聴者の視界を妨げることのない透過原
稿・反射原稿兼用型プロジェクタを提供する。 【構成】 ハウジング11の上面には、ステージ用開口
11aが形成されており、このステージ用開口11aに
透過フレネルレンズ12とステージガラス13とが嵌め
込まれている。ハウジング11の上部には、内側に反射
フレネルレンズ17を有する原稿カバー15が上下方向
に回動自在に取り付けられている。ハウジング11の側
壁には投影レンズユニット25、内部には反射ミラー2
0,透過原稿用光源ランプ21,反射原稿用光源ランプ
22,及び電源ユニット23が設けられている。透過原
稿用光源ランプ21と反射原稿用光源ランプ22とは、
光源切替えスイッチ27の切替え操作によってどちらか
一方が点灯される。投影レンズユニット25には可変絞
り29が内蔵され、その開口の大きさを調節すること
で、投影像の明るさを調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過原稿及び反射原稿
のいずれを用いても投影を行うことができる透過原稿・
反射原稿兼用型プロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】文字や図形等を記録した原稿を照明し、
その画像をスクリーン上に拡大投影するオーバーヘッド
プロジェクタは、一般に、プロジェクタ本体の上面に原
稿を載せるステージを形成し、使用時には投影ランプ,
反射ミラー及び投影レンズを装備した投影ヘッドを支柱
を介してステージの上方にセットするように構成されて
いる。このため、投影ヘッドがプロジェクタ本体上に突
き出た形状となり、これが視聴者の視界を妨げることも
ある。最近では、例えば特開平4−155323号公報
に記載されているように、投影ヘッドを構成する投影ラ
ンプ,反射ミラー,投影レンズなどをプロジェクタ本体
に内蔵させ、使用形態を薄型としたプロジェクタが提案
されている。
【0003】一方、プロジェクタには、使用する原稿の
種類の違いから、透過原稿用と反射原稿用との2種類が
ある。透過原稿用のプロジェクタは、樹脂製の透明シー
トに画像を記録した原稿を用いる時に使用され、原稿の
背面側から照明光を照射し、反射ミラー及び投影レンズ
を介してスクリーン上に投影する。また、反射原稿用の
プロジェクタは、不透明なシートに画像を記録した原稿
を用いる時に使用され、原稿の画像記録面に照明光を照
射し、原稿からの反射像を反射ミラー及び投影レンズを
介して投影する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、透過原稿と反射原稿とでは画像の投影方法が
異なるため、種類の異なる原稿を混在させて投影を行う
場合には、透過原稿用及び反射原稿用の2台のプロジェ
クタを用意しなくてはならない。さらに、画像を鮮明に
投影するためにはプロジェクタをスクリーンの前面に配
置しなくてはならないので、映像を投影するためのスク
リーンを2台のプロジェクタで兼用に使用する場合に
は、原稿の種類が変わる毎に2台のプロジェクタの配置
替えを行うという煩わしさがある。
【0005】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、透過原稿及び反射原稿のいずれを用いても簡単
な操作で投影が行えるようにし、かつ視聴者の視界を妨
げることのない透過原稿・反射原稿兼用型プロジェクタ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の透過原稿・反射原稿兼用型プロジェクタ
は、上面に形成された開口を透光板で覆い、画像が記録
された透過原稿又は反射原稿を載置するためのステージ
面を形成したハウジングの側面に投影レンズを設けると
ともに、このハウジングに、記録画像に投影光を与える
第1及び第2の光源ランプと、これらの光源ランプによ
り照明された画像の投影光を投影レンズに向けて反射さ
せる反射ミラーと、第1及び第2の光源ランプに駆動電
力を与えるための電源と、第1及び第2の光源ランプの
うちいずれか一方を選択して点灯させるための光源切替
え手段とを内蔵し、内側に反射フレネルレンズを装備し
たステージカバーをステージ面の上位に開閉自在に設
け、透過原稿及び反射原稿のいずれを用いても記録画像
の投影を行えるようにしたものである。
【0007】また、請求項2記載の透過原稿・反射原稿
兼用型プロジェクタは、投影レンズの光軸上に、絞り開
口の大きさを変化させる可変絞りを設け、投影像の明る
さを調節するようにしたものである。
【0008】
【実施例】本発明の透過原稿・反射原稿兼用型プロジェ
クタ10を示す図1において、樹脂成型されたハウジン
グ11の上面には、ステージ用開口11aが形成されて
おり、このステージ用開口11aに透過フレネルレンズ
12とステージガラス13とが嵌め込まれている。そし
て、ステージガラス13の上に、画像を記録した原稿1
4が、その記録面を下向きにして載置される。原稿14
としては、樹脂製の透明シートに画像を記録した透過原
稿、または不透明なシートに画像を記録した反射原稿の
いずれかが用いられる。
【0009】ハウジング11の上部には、ハウジング1
1と同材質の樹脂で成型された原稿カバー15が軸16
により上下方向に回動自在に取り付けられている。この
原稿カバー15の内側には、反射フレネルレンズ17が
取り付けられている。反射フレネルレンズ17は、その
裏面側に反射層17aが形成されている。原稿カバー1
5を閉じると、反射フレネルレンズ17の表面側がステ
ージガラス13の上面に重ね合わせられ、これによって
ステージガラス13上に載置された原稿14が押さえら
れる。
【0010】ハウジング11の内部には、反射ミラー2
0,透過原稿用光源ランプ21,反射原稿用光源ランプ
22,及び電源ユニット23が設けられている。反射ミ
ラー20は、一定の角度でハウジング11に固定されて
おり、この反射面に向けて透過原稿用光源ランプ21が
配置されている。また反射原稿用光源ランプ22は、図
2に示すように、4個のランプ22a〜22dにより構
成されている。各ランプ22a〜22dは、ステージ用
開口11aの四隅に1個ずつ配置され、原稿14の全面
を均一に照明するように、それぞれの発光面がステージ
用開口11aの中央部に向けられている。
【0011】ハウジング11の側壁には、投影レンズユ
ニット25,メインスイッチ26,及び透過原稿用光源
ランプ21と反射原稿用光源ランプ22との切替えを行
う光源切替えスイッチ27とが設けられている。投影レ
ンズユニット25は、複数個のレンズを鏡筒に納めたも
ので、ハウジング11の全面側壁に配置され、反射ミラ
ー20からの反射光をスクリーン28に拡大投影する。
また、投影レンズユニット25には可変絞り29が内蔵
され、その開口の大きさを調節することで、投影される
像の明るさを調節することができる。光源切替えスイッ
チ27としては、例えば2つの接点間での切替え式のも
のを用い、一方の接点は透過原稿用光源ランプ21、他
方の接点は反射原稿用光源ランプ22を点灯させる時に
オンにする。
【0012】以下、上記構成による作用について説明す
る。投影を行う時には、まず透過原稿・反射原稿兼用型
プロジェクタ10を、その投影レンズユニット25がス
クリーン28に向かうように配置し、メインスイッチ2
6をオンにする。そして図1に2点鎖線で示したよう
に、原稿カバー15を上方に開き、ステージガラス13
上に画像記録面を下にして原稿14を載置する。この
後、原稿カバー15を閉じ位置に戻すと、原稿14は、
ステージガラス13と反射フレネルレンズ17とに挟ま
れて保持される。
【0013】原稿14が透明シートからなる透過原稿で
あるときには、光源切替えスイッチ27を「透過原稿」
側に切替え、透過原稿用光源ランプ21を点灯させる。
透過原稿用光源ランプ21から放出された照明光は、反
射ミラー20によってステージ用開口11aに向けて反
射され、透過フレネルレンズ12,ステージガラス1
3,及び原稿14を透過して反射フレネルレンズ17に
達する。反射フレネルレンズ17に達した照明光は、こ
の裏面側に形成された反射層17aで再び反射ミラー1
3に向けて反射される。
【0014】反射層17aによって反射された照明光
は、反射フレネルレンズ17によって集光され、原稿1
4を背面側から照射してその記録画像を投影する。この
記録画像の投影光は、透過フレネルレンズ12によって
フレア光を除去された後に、反射ミラー20に達する
と、ここで投影レンズユニット25に向けて反射され
る。そして、原稿14の記録画像は、投影レンズユニッ
ト25によって拡大され、スクリーン28に投影され
る。
【0015】スクリーン28に投影された像の明るさが
適当でない時には、投影レンズユニット25に内蔵され
る可変絞り29を操作して、その絞り開口の大きさを調
節する。像の明るさを増加させる時には、可変絞り29
の絞り開口がより大きくなるように調節し、像の明るさ
を減少させる時には、絞り開口が小さくなるように調節
する。
【0016】一方、原稿14が不透明シートからなる反
射原稿であるときには、ステージガラス13の上に原稿
14を載置して原稿カバー15で原稿14を押さえた後
に、光源切替えスイッチ27を「反射原稿」側に切替
え、4個のランプ22a〜22dを点灯させる。
【0017】ランプ22a〜22dから放出された照明
光は、透過フレネルレンズ12で集光された後にステー
ジガラス13を透過し、原稿14の画像記録面を照明す
る。この際、ランプ22a〜22dがステージ用開口1
1aの四隅に1個ずつ設けられ、それぞれの発光面をこ
のステージ用開口11aの中央部に向けて配置されてい
るので、原稿14の画像記録面は、その全面において均
一な光量で照明されている。
【0018】ランプ22a〜22dからの照明光で原稿
14の画像記録面が照明されると、この照明光によって
記録画像が反射ミラー20に投影される。この記録画像
の投影光は、透過フレネルレンズ12によってフレア光
を除去されるとともに集光され、反射ミラー20で投影
レンズユニット25に向けて反射される。そして、この
投影レンズユニット25によって拡大され、原稿14の
記録画像がスクリーン28に投影される。またスクリー
ン28に投影された像の明るさが適切でないときには、
可変絞り29の絞り開口の大きさを変化させて調節すれ
ばよい。
【0019】図3は、反射原稿用光源ランプの他の配置
例を示すものである。この実施例では、ハウジング31
のステージ用開口31aの四辺に棒状ランプ32a〜3
2dを配置したものである。この実施例によれば、原稿
14の外周側の全てから照明光が照射されるので、より
均一な照明を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の透過原
稿・反射原稿兼用型プロジェクタによれば、ハウジング
に透過原稿用及び反射原稿用のそれぞれの投影光源と反
射ミラーと投影レンズとを備えるとともに、原稿カバー
の内側に反射フレネルレンズを配置し、光源切替えスイ
ッチの操作によって2つの投影光源の一方が点灯するよ
うにしたので、一台のプロジェクタで、透過原稿及び反
射原稿のいずれを用いても記録画像を投影することがで
きるようになる。したがって、透過原稿と反射原稿とを
混在して投影する場合にも、各原稿専用のプロジェクタ
をそれぞれに準備する必要がなくなり、その購入予算が
半減するとともに、2台のプロジェクタの配置換えを行
う煩わしさが解消される。
【0021】また、原稿を載置するステージ面,反射ミ
ラー,投影レンズ,及び投影光源用の電源を透過原稿用
と反射原稿用とに兼用に用いるようにしたので、プロジ
ェクタの構造が簡単になる。
【0022】また、投影レンズの光軸上に可変絞りを設
け、その開口の大きさを調節できるようにしたので、ス
クリーンに投影される像の明るさを調節することがで
き、透過原稿,反射原稿のいずれを用いても、スクリー
ン上には鮮明に記録画像を投影することができる。
【0023】さらに、ハウジング内に光源ランプと反射
ミラーと投影レンズとからなる投影機構を内蔵したの
で、プロジェクタ本体の上部に投影機構が突出すること
がなくなり、視聴者の視界を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透過原稿・反射原稿兼用型プロジェク
タを示す概略図である。
【図2】反射原稿用光源ランプの配置を示す上部平面図
である。
【図3】反射原稿用光源ランプの別の配置例を示す上部
平面図である。
【符号の説明】
10 透過原稿・反射原稿兼用型プロジェクタ 11 ハウジング 12 透過フレネルレンズ 13 ステージガラス 14 原稿 15 原稿カバー 17 反射フレネルレンズ 20 反射ミラー 21 透過原稿用光源ランプ 22 反射原稿用光源ランプ 25 投影レンズユニット 27 光源切替えスイッチ 29 可変絞り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に形成された開口を透光板で覆い、
    画像が記録された透過原稿又は反射原稿を載置するため
    のステージ面を形成したハウジングの側面に投影レンズ
    を設けるとともに、このハウジングに、記録画像に投影
    光を与える第1及び第2の光源ランプと、これらの光源
    ランプにより照明された画像の投影光を前記投影レンズ
    に向けて反射させる反射ミラーと、第1及び第2の光源
    ランプに駆動電力を与えるための電源と、第1及び第2
    の光源ランプのうちいずれか一方を選択して点灯させる
    ための光源切替え手段とを内蔵し、内側に反射フレネル
    レンズを装備したステージカバーを前記ステージ面の上
    位に開閉自在に設けたことを特徴とする透過原稿・反射
    原稿兼用型プロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記投影レンズの光軸上に、絞り開口の
    大きさを変化させる可変絞りを設け、投影像の明るさを
    調節することを特徴とする請求項1記載の透過原稿・反
    射原稿兼用型プロジェクタ。
JP23352493A 1993-09-20 1993-09-20 透過原稿・反射原稿兼用型プロジェクタ Pending JPH0792561A (ja)

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