JPH0792553B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0792553B2
JPH0792553B2 JP4029144A JP2914492A JPH0792553B2 JP H0792553 B2 JPH0792553 B2 JP H0792553B2 JP 4029144 A JP4029144 A JP 4029144A JP 2914492 A JP2914492 A JP 2914492A JP H0792553 B2 JPH0792553 B2 JP H0792553B2
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spot light
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達夫 長崎
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡装置に係り、特に
被写体を撮像する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば実公昭59
−31212号に示されているように、内視鏡内にイメ
ージガイドを設ける代りに内視鏡先端に固体撮像素子を
挿入し、被写体を撮像して画像信号を内視鏡内を介して
外部のモニタに供給して表示する内視鏡装置がある。こ
のような内視鏡装置の性能は固体撮像素子の性能に委ね
られている。特に、その画素数が多いことが望まれてい
る。しかしながら、内視鏡は狭い管状部材の中や体腔内
に挿入されることが多いので、その先端の径は大きくで
きないという事情もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の技術
においては、内視鏡先端に内蔵される固体撮像素子に対
して大画素数、小形状という相反する要求が課せられて
いた。
【0004】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、内視鏡の径を大きくすることなく、被写体
を高解像度で撮像する撮像装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置は
異なる特定波長特性を有する複数のスポット光を順次所
定の周期で走査しながら発生するスポット光発生手段
と、スポット光発生手段から発生される所定の周期で走
査されるスポット光を光学的に伝送して被写体に照射す
るスポット光照射手段と、スポット光が照射される前記
被写体からの反射光を光電変換する単一画素の受光手段
と、異なる特定波長特性と対応して設けられ所定の周期
で走査されるスポット光に基づき受光手段から順次出力
される光電変換出力信号を各々記憶する複数の光電変換
信号記憶手段と、複数の光電変換信号記憶手段に記憶さ
れた信号に基づき被写体の画像を表示する画像表示手段
とを具備するものである。
【0006】
【作用】本発明による撮像装置によれば、特定波長特性
を有するスポット光を2次元走査しながら被写体を照明
し、被写体からの反射光を受光素子により光電変換し、
光電変換出力をスポット光の走査に対応して記憶手段に
書き込むことにより、被写体を撮像素子を用いて撮像し
た場合と同様な被写体上の反射強度の2次元分布、すな
わち、光学像が求められる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による撮像装置
の一実施例を説明する。図1は第1実施例の構成を示す
ブロック図である。内視鏡本体10に光源ユニット1
9、ビデオプロセッサ22が接続される。光源ユニット
20は電子銃44と蛍光板52を有し、電子銃44から
の電子線46が電子レンズ48で収束された後、偏向コ
イル50で蛍光板52上を2次元的にラスタ走査され
る。電子線46が照射されることにより、蛍光板52か
ら発生されたスポット光が結像レンズ54により面56
で結像され、その後、回転色フィルタ60を介してセル
フォックファイバレンズ18に入射される。結像レンズ
54はセルフォックファイバレンズ18への入射光量を
増加するためのリレーレンズの役目とセルフォックファ
イバレンズ18の色収差を補正する役目を持っている。
回転色フィルタ60は図2に示すようにR(赤)、G
(緑)、B(青)の3原色の透過色フィルタが円板の円
周に沿って順次配列されてなる。各色のフィルタは電子
線の1回のラスタ走査が終了した時点の休み時間にモー
タ58により切り換わるようになっている。
【0008】セルフォックファイバレンズ18に入射さ
れたスポット光は内視鏡先端の拡大用レンズ16により
必要な配光角に応じて拡大され被写体20上に投影さ
れ、被写体が照明される。このため、電子線のラスタ走
査に応じてスポット光が被写体20を走査する。また、
このスポット光は回転色フィルタ60により1回の走査
毎にそれぞれ特定波長を有するR、G、Bの3原色に切
り換えられている。被写体20からの反射光が内視鏡1
2の先端に内蔵された受光素子12で光電変換される。
内視鏡により撮影される箇所は体腔内等の自然光が全く
あるいは殆ど無い箇所であるので、スポット光が照射さ
れた部分の反射光のみが受光素子12に入射される。こ
こで、スポット光がラスタ走査されているので、受光素
子12からは被写体20上の反射強度の2次元分布情報
が時系列的に出力される。これにより、受光素子12が
撮像走査しなくても、すなわち、1画素しかなくても実
質的に被写体が撮像走査されることになる。
【0009】受光素子12から出力された受光信号がプ
リアンプ14を介してビデオプロセッサ22に供給され
る。受光信号はビデオプロセッサ22内で先ずAGC
(オートゲインコントロール)回路24、γ補正回路2
6でTV信号に必要な信号処理を受けた後、A/D変換
器28によりディジタル化される。ディジタル化された
TV信号はマルチプレクサ回路30により、電子線の1
回のラスタ走査に同期して、すなわち、回転色フィルタ
60の各原色が切り換えられるタイミングと同期して切
り換えられる。そして、Rのスポット光で照明した時の
TV信号がR画像用のフレームメモリ32−1に、Gの
スポット光で照明した時のTV信号がG画像用のフレー
ムメモリ32−2に、Bのスポット光で照明した時のT
V信号がB画像用のフレームメモリ32−3にそれぞれ
供給される。R、G、Bの3枚の成分画像がフレームメ
モリ32−1、32−2、32−3に書き込まれると、
各フレームメモリ32−1、32−2、32−3内の信
号が並列的に読み出され、それぞれD/A変換器34−
1、34−2、34−3を介してカラーモニタ36に供
給される。
【0010】マルチプレクサ30の切り換え、フレーム
メモリ32−1、32−2、32−3の読み書き、カラ
ーモニタ36の制御は光源ユニット19内に設けられた
タイミングジェネレータ42により制御される。タイミ
ングジェネレータ42は電子銃44からの電子線のラス
タ走査、回転色フィルタ60を回転させるモータ58も
制御している。回転色フィルタ60の回転は円板の外周
部に対応して設けられた光学的な回転検出器62により
検出され、回転検出器62の出力がタイミングジェネレ
ータ42に供給される。
【0011】一方、ビデオプロセッサ22内に入力され
た受光信号はローパスフィルタ38を介して比較器40
にも供給される。比較器40はこの受光信号を基準電圧
と比較し、その差を電子銃44の加速電圧に負帰還す
る。これにより、電子銃44の加速電圧は自動的に調整
され、照明光の強度は自動調光される。
【0012】このように第1実施例によれば、内視鏡撮
像は専用光源の下で行なわれるので撮像素子上で被写体
を走査する代りに専用光源からの特定波長特性を有する
スポット光を被写体上を2次元走査させ、受光素子から
時系列的に出力される反射光信号をスポット光の走査に
対応してメモリに書込むことにより、1画素の受光素子
により被写体の反射強度情報の2次元分布、すなわち、
光学像が得られる。このため、受光面上に被写体像を結
像させるレンズ系が不要である。この場合、撮像画像の
解像度はスポット光の径を細くする、または、走査線の
数を増加することにより向上されるので、内視鏡先端の
径を太くすることなく、高解像度で被写体を撮像できる
撮像装置が実現される。
【0013】なお、第1実施例においてセルフォックフ
ァイバレンズ18の入射端を図示矢印の方向に移動する
ことにより、被写体20上のスポット光のラスタ走査範
囲を可変することができ、撮像する像の拡大、縮小が自
由にできる。
【0014】この発明の第2実施例を図3に示す。第2
実施例は回転色フィルタで3原色の照明を切り換えるの
ではなく、3つの光源を具備し、各光源からの光を順次
照射し3原色の照明を切り換えている。R用、G用、B
用のレーザ発振器70、72、74が設けられ、これら
のレーザ発振器70、72、74からのレーザ光線がそ
れぞれR、G、Bのレーザ光線のみを反射するダイクロ
イックミラー76、78、80を介してX方向の偏向用
の回転多面体ミラー(ポリゴンミラー)82に入射さ
れ、X方向(図面の紙面の上下方向)に偏向される。こ
の回転多面体ミラー82で反射されたX偏向レーザ光線
はY方向の偏向用の回転多面体ミラー84に入射され、
Y方向(図面の紙面に垂直な方向)に偏向される。この
回転多面体ミラー84から出射されたXY偏向レーザ光
線は結像用レンズ系86によって面88の位置で結像さ
れ、その後、セルフォックファイバレンズ18に入射さ
れる。その他の構成は第1実施例と同様であるので、説
明は省略する。このような構成で、各レーザ発振器7
0、72、
【0015】74は第1実施例で回転色フィルタ60が
切り換えられるタイミングと同様なタイミングで切り換
えられ、第1実施例と同様に動作する。レーザ光線は電
子銃からの電子線に比べて径が細いので、第2実施例は
第1実施例に比べてさらに解像度を向上できる。なお、
回転多面体ミラー82、84を表面波を応用した光角度
変調器に置き換えてもよい。
【0016】図4にこの発明の第3実施例を示す。この
実施例は光源ユニットは設けずに、内視鏡本体10の先
端にレーザ発振器92、表面波を応用した光角度変調器
94を内蔵し、内視鏡先端でレーザ光線を走査させてい
る。
【0017】
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像素子が被写体を走査するのではなく、特定波長特性を
有するスポット光が被写体を走査するので、受光手段と
しては撮像素子を設ける必要はなく単一画素の受光素子
を設けるだけでよい。このため、撮像画像の解像度は被
写体を2次元走査するスポット光の径と走査線の数によ
り決まるので、内視鏡の径を太くすることなく、高分解
能で被写体を撮像できるとともに、照明光を全体的に照
射する場合に比べてまわりの乱反射の影響を受けにく
く、スポット光の反射情報のみを得ることができる撮像
装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撮像装置の第1実施例の構成を示
すブロック図。
【図2】第1実施例に用いられる回転色フィルタを示す
図。
【図3】本発明による撮像装置の第2実施例の要部を示
す図。
【図4】本発明による撮像装置の第3実施例の要部を示
す図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる特定波長特性を有する複数のスポ
    ット光を順次所定の周期で走査しながら発生するスポッ
    ト光発生手段と、 前記スポット光発生手段から発生される所定の周期で走
    査されるスポット光を光学的に伝送して被写体に照射す
    るスポット光照射手段と、 前記スポット光が照射される前記被写体からの反射光を
    光電変換する単一画素の受光手段と、 前記異なる特定波長特性と対応して設けられ、前記所定
    の周期で走査されるスポット光に基づき前記受光手段か
    ら順次出力される光電変換出力信号を各々記憶する複数
    の光電変換信号記憶手段と、 前記複数の光電変換信号記憶手段に記憶された信号に基
    づき前記被写体の画像を表示する画像表示手段とを具備
    することを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5467756B2 (ja) * 2008-11-14 2014-04-09 Hoya株式会社 内視鏡装置

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JPS5850936A (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 富士写真光機株式会社 ラインセンサ−型撮像素子を有する内視鏡
JPS59187310A (ja) * 1983-04-07 1984-10-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 内部観察装置

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