JPH0792490B2 - Icの位置決め装置 - Google Patents

Icの位置決め装置

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JPH0792490B2
JPH0792490B2 JP4265634A JP26563492A JPH0792490B2 JP H0792490 B2 JPH0792490 B2 JP H0792490B2 JP 4265634 A JP4265634 A JP 4265634A JP 26563492 A JP26563492 A JP 26563492A JP H0792490 B2 JPH0792490 B2 JP H0792490B2
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JP
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pin
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JP4265634A
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Inventor
敏 長島
Original Assignee
桑野電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立が完了したICを
自動的にテストシステムに供給し、テスト結果に基づい
て自動的に分類収納するICハンドラに関し、特に、I
CハンドラにおけるICの位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のICハンドラにおいて
は、搬送レール上を1秒以内の間隔で断続的に滑落する
ICを一時的に停止させて位置決めし、しかるのち、搬
送レール上からテストシステム、たとえばテスト用ソケ
ットにICを挿入し、ICのリードとソケットのピンと
を電気的に接続させ、ICテスタでICの良否を測定し
て、再び搬送レール上に戻し、良否の測定結果に基づい
てICを自動的に分類収納している。
【0003】そして、ICを搬送レール上で一時的に停
止させ位置決めする装置としては、搬送路内に進退自在
な停止ピンが設けられ、この停止ピンを搬送路内を滑落
するICの樹脂モールドされた本体部に当接させて、I
Cを一時的に停止、位置決めさせる方法がある。また、
別の方法は、停止ピンがICのリードに対応して配設さ
れ、リードに当接して、ICを一時的に停止、位置決め
させる方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の方法の
ように、ICの樹脂モールドされた本体部に停止ピンを
当接させて停止させる場合には、樹脂モールドの剛性に
よって、樹脂モールドが停止ピンにあたる際に、衝撃で
ICが弾み、ソケットにICを挿入する際に位置ずれを
起こすため、測定ができなかったり、無理にソケットに
ICを挿入するために、リードを破損するといった問題
があった。さらに、樹脂モールドの本体部分とリードと
の間に製造誤差があると、ソケットに対するリードの正
確な位置決めができないといった欠点があった。また、
第2の方法のように、リードを停止ピンで当接させる場
合には、停止ピンにあたる衝撃によって、リード曲がり
を起こすといった問題があった。
【0005】したがって、本発明は上述したような従来
の欠点あるいは問題に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、リード曲がりを起こすことなく、
正確な位置決めを行い得るICの位置決め装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るICの位置決め装置は、ICの搬送路
内に進退自在な長さの異なる第1および第2の停止ピン
が設けられ、第1の停止ピンはICの樹脂モールドされ
た本体部に当接し、第2の停止ピンはリードに当接し、
これら両ピンを1つの可動部材に取り付け、可動部材を
駆動手段で移動させることによって第1の停止ピンが先
に退出し、第2の停止ピンでICの位置決めをする。
【0007】
【作用】本発明によれば、搬送路上を滑落するICの停
止ピンに対する衝撃は、樹脂モールドによって吸収さ
れ、位置決めは、リードと停止ピンとの当接により行わ
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係るICの位置決め装置を示し、
(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は要部正面
図、(d)は要部斜視図である。これらの図において、
符号2で示すものは、装置の台座で、搬送レール3が上
下方向に沿って固定されている。この搬送レール3上を
完成されたIC5が、同図(a)中、上方から断続的に
滑落してくる。IC5は、樹脂モールドされた本体部6
と本体部6の両側面から一列に突出した複数のリード7
とから構成されている。
【0009】10は、ブロック状の可動部材で、3本の
ピン11、12a、12bが一列に植設されており、図
中A方向、すなわち、搬送レール3から離間する方向に
図示しない付勢手段によって移動習性が付与されてい
る。同図(b)中、中央に位置する第1のピン11は、
搬送レール3上を滑落するIC5の本体部6に対応し、
同一形状の第2のピン12a、12bはリード7に対応
している。第2のピン12a、12bは、先端部分が細
径状に、かつ、第1のピン11よりもlだけ長く形成さ
れている。
【0010】14、15は、第1および第2ピンの作動
用シリンダで、それぞれに作動用ロッド14a、15a
を有し、ロッド14aの作動ストロークが、15aより
もLだけ長く設定されている。このストロークの差L
は、前記第1および第2のピン11、12の長さの差l
とほぼ同一である。これらロッド14a、15aは、シ
リンダ14、15がOFFとなるとシリンダ14、15
から突出して、先端が可動部10に当接して、可動部1
0を矢印A方向と反対方向に移動させる。この状態にお
いては、一方のロッド14aが可動部10に当接し、第
1のピン11および第2のピン12a、12bが搬送レ
ール3側に進出している。
【0011】次に、IC5を位置決めする動作を説明す
る。完成されたIC5が、搬送レール3上を滑落してく
ると、両シリンダ14、15がともにOFFとなり、一
方のロッド14aが可動部10を矢印A方向と反対方向
に押圧して移動させる。この状態においては、前述した
ように第1および第2のピン11、12a、12bの先
端部分がともに、搬送レール3側に進出しているが、第
2のピン12a、12bの先端部分が細径状に形成さ
れ、しかも、滑落するIC5の本体部6の底面が最下方
のリード7a、7bよりも、下方に位置しているので、
IC5は、第1のピン11に本体部6が当接して停止す
る。
【0012】次に、図2に示すように、第1のシリンダ
14をONとして、ロッド14aを矢印B方向に作動さ
せる。この動作にともない、可動部10が図1の状態か
ら矢印A方向に長さL移動して、他方のロッド15aの
先端に当接して停止する。可動部10がL移動すること
によって、第1および第2のピン11、12a、12b
も約L移動して、第1のピン11は搬送レール3から退
出して、第1のピン11の先端部とIC5の本体部6と
の当接が解除する。一方、第2のピン12a、12bは
図1における第1のピン11とほぼ同一の位置、すなわ
ち、搬送レール3側に位置しているので、IC5は、最
下方のリード7a、7bが第2のピン12a、12bの
先端部分に当接して停止する。
【0013】IC5は、この状態で、搬送レール3上で
一時的に停止して、図示しないテスト用ソケットに対し
て位置決めがなされる。すなわち、IC5の搬送レール
3側に、IC5のリード7に対応してピンを設けたソケ
ットが配設されており、図示しない駆動手段によって、
IC5を搬送レール3とともに、矢印C側に移動させ
て、IC5をソケット内に嵌合させ、リード7とピンと
を電気的に接続し、IC5の良否を測定する。測定後、
再び、駆動手段によってIC5を搬送レール3ととも
に、元の位置、すなわち、第2のピン12a、12b上
にリード7a、7bを載置した状態に戻す。
【0014】最後に、図3に示すように、第2のシリン
ダ15をONとして、ロッド15aを矢印D方向に移動
させる。これにともない、可動部10も矢印A方向に移
動して、第2のピン12a、12bが搬送レール3から
退出するので、IC5には当接するものがなくなり、I
C5は搬送レール3上を落下し、前述した測定結果に基
づいた良否判定にしたがって、図示しないシュートに自
動的に分類収納される。
【0015】このように、IC5を位置決めするにあた
り、まず、第1のピン11でIC5の樹脂モールドされ
た本体部6を当接させて、IC5の衝突の衝撃を緩和
し、しかるのちに、第2のピン12a、12bにリード
を当接させて、位置決めを行うようにしたので、リード
曲げを起こすことなく、かつ、位置決めの精度を高める
ことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
体部が樹脂モールドされ両側面にリードを有するICが
滑落する搬送路が設けられ、搬送路内に進退自在でIC
の本体部とリードとにそれぞれ当接する第1および第2
のピンを有し、第1のピンが第2のピンよりも先に搬送
路から退出しICのリードが第2のピンに当接すること
によってICの位置決めを行うようして、滑落してくる
ICをまず、第1のピンに本体部を当接させることによ
って、ピンへの衝突の衝撃を緩和し、しかるのちに、リ
ードを第2のピンに当接させてICの位置決めを行うよ
うにしたので、リード曲げを起こすことなく、かつ、位
置決めの精度を高めることができる。また、第1および
第2のピンを駆動手段により移動させられる1つの可動
部材に取り付けるとともに、第1のピンを第2のピンよ
りも短く形成したことにより、第1および第2のピンの
進退を1つの可動部材の移動により行うことできるの
で、2つのピンを個別に移動させる場合と比較して、可
動部材を移動させる駆動手段を1つとすることができ、
このため装置の簡易化と大幅な小型化を図ることができ
る。また、2つのピンの進退を個別に行うことなく1つ
の可動部材で行うことができるので、第1のピンの退出
を確認したのちに第2のピンを退出するといった回路上
の遅延動作を必要としないため、2つのピンの進退動作
を連続的に行え、このため検査速度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICの位置決め装置を示し、
(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は要部正面
図、(d)は要部斜視図である。
【図2】本発明に係るICの位置決め装置における位置
決め状態を示し、(a)は側面図、(b)は底面図、
(c)は要部正面図、(d)は要部斜視図である。
【図3】本発明に係るICの位置決め装置における位置
決め後の排出状態を示し、(a)は側面図、(b)は底
面図、(c)は要部斜視図である。
【符号の説明】
3 搬送レール 5 IC 6 本体部 7 リード 11 第1のピン 12 第2のピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部が樹脂モールドされ両側面にリー
    ドを有するICが滑落する搬送路と、この搬送路中に滑
    落するICを一時的に停止させる停止ピンと、この停止
    ピンを前記搬送路内に進退自在とする駆動手段とが設け
    られ、前記停止ピンは前記ICの本体部とリードとのそ
    れぞれに当接する第1および第2のピンからなり、これ
    ら第1および第2のピンが前記駆動手段により移動させ
    られる1つの可動部材に取り付けられるとともに、第1
    のピンを第2のピンよりも短く形成し、前記駆動手段に
    より可動部材を移動させ第1のピンが第2のピンよりも
    先に搬送路から退出しICのリードが第2のピンに当接
    することによってICの位置決めを行うことを特徴とし
    たICの位置決め装置。
JP4265634A 1992-09-09 1992-09-09 Icの位置決め装置 Expired - Lifetime JPH0792490B2 (ja)

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JPH06167540A JPH06167540A (ja) 1994-06-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180001688A (ko) * 2016-06-27 2018-01-05 세메스 주식회사 베이크 유닛 및 방법

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JPS63127200U (ja) * 1987-02-10 1988-08-19

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KR20180001688A (ko) * 2016-06-27 2018-01-05 세메스 주식회사 베이크 유닛 및 방법

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