JPH079223A - 動力工具とそのハンマー機構 - Google Patents
動力工具とそのハンマー機構Info
- Publication number
- JPH079223A JPH079223A JP6093486A JP9348694A JPH079223A JP H079223 A JPH079223 A JP H079223A JP 6093486 A JP6093486 A JP 6093486A JP 9348694 A JP9348694 A JP 9348694A JP H079223 A JPH079223 A JP H079223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- ratchet
- hammer mechanism
- cam
- cam means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D16/00—Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
- B25D16/006—Mode changers; Mechanisms connected thereto
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D16/00—Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2211/00—Details of portable percussive tools with electromotor or other motor drive
- B25D2211/06—Means for driving the impulse member
- B25D2211/062—Cam-actuated impulse-driving mechanisms
- B25D2211/064—Axial cams, e.g. two camming surfaces coaxial with drill spindle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業者にとって望ましくない振動を抑制する
動力工具とそのための改良ハンマー機構を提供する。 【構成】 動力工具はハンマー機構(200,20
0′)を含み、この機構ではハウジング(203)内で
軸方向動の自由度を有する回転可能スピンドル(20
1)が数種の作業モードを有している。スピンドルはハ
ンマー作用を伴わずに回転自在であり得る。またスピン
ドルは弾性偏倚手段(213)によって緩衝化されたハ
ンマー作用を伴って回転し得る。スピンドルは非緩衝化
ハンマー作用を伴って回転し得る。
動力工具とそのための改良ハンマー機構を提供する。 【構成】 動力工具はハンマー機構(200,20
0′)を含み、この機構ではハウジング(203)内で
軸方向動の自由度を有する回転可能スピンドル(20
1)が数種の作業モードを有している。スピンドルはハ
ンマー作用を伴わずに回転自在であり得る。またスピン
ドルは弾性偏倚手段(213)によって緩衝化されたハ
ンマー作用を伴って回転し得る。スピンドルは非緩衝化
ハンマー作用を伴って回転し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動力工具、具体的にはこ
の動力工具のハンマー機構に関する。
の動力工具のハンマー機構に関する。
【従来の技術】ハウジング内で回転可能にジアーナル軸
支された軸方向移動可能なチアックスピンドルシャフ
ト、このシャフトに固定された回転ラチエット、ハウジ
ング内の固定ラチエット及び両ラチエットを選択的に離
間させる、即ちシャフトに掛ゝるユーザ加圧があるや係
合を可能にする手段を含んで成る動力工具のハンマー機
構は既知である。
支された軸方向移動可能なチアックスピンドルシャフ
ト、このシャフトに固定された回転ラチエット、ハウジ
ング内の固定ラチエット及び両ラチエットを選択的に離
間させる、即ちシャフトに掛ゝるユーザ加圧があるや係
合を可能にする手段を含んで成る動力工具のハンマー機
構は既知である。
【0002】動力工具がドリルであって、そのチアック
スピンドルシャフトに取付けたチアックが適宜の工具ビ
ットに適合させられているときには、往復(ハンマー)
作用が石造レンガ等の材料に対する穿孔(ドリル)性能
を大きく向上させる。しかし、シャフトの往復動作の反
作用がハウジングに伝達されて、これがユーザ、即ち作
業者に望ましくない振動を感知させることになる。他
方、非常に強靱な材料に対する切削性能は、ユーザがハ
ウジングに付与する加圧に直接的な関係があり得るの
で、ユーザはドリルの性能に対する直接制御能力を有し
ていることになる。
スピンドルシャフトに取付けたチアックが適宜の工具ビ
ットに適合させられているときには、往復(ハンマー)
作用が石造レンガ等の材料に対する穿孔(ドリル)性能
を大きく向上させる。しかし、シャフトの往復動作の反
作用がハウジングに伝達されて、これがユーザ、即ち作
業者に望ましくない振動を感知させることになる。他
方、非常に強靱な材料に対する切削性能は、ユーザがハ
ウジングに付与する加圧に直接的な関係があり得るの
で、ユーザはドリルの性能に対する直接制御能力を有し
ていることになる。
【0003】ハウジングから固定ラチエットを、スプリ
ングを介して孤立させ、ラチエットの反作用をスプリン
グによって吸収させることも既知である。これはユーザ
の受ける衝撃に対する緩衝(クッション)作用を奏する
ことから工具に大きな振動を生じさせないだけでなく、
反作用のエネルギーがスプリングに貯えられて、スプリ
ングの復帰時に回転ラチエットに再度伝えられる。或る
種の軟質材料に対する切削性能はスプリングによって改
良される。それはスプリングの反発時間が、工具とユー
ザの両者の慣性が許容するものより短いためである。
ングを介して孤立させ、ラチエットの反作用をスプリン
グによって吸収させることも既知である。これはユーザ
の受ける衝撃に対する緩衝(クッション)作用を奏する
ことから工具に大きな振動を生じさせないだけでなく、
反作用のエネルギーがスプリングに貯えられて、スプリ
ングの復帰時に回転ラチエットに再度伝えられる。或る
種の軟質材料に対する切削性能はスプリングによって改
良される。それはスプリングの反発時間が、工具とユー
ザの両者の慣性が許容するものより短いためである。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は既知の
ものから改良されたハンマー機構を提供することにあ
る。第1の問題としては、ハンマー作用中に軸方向動可
能チアックスピンドルに与えられる往復動がドリルのハ
ウジングに伝達され、従ってドリル作業者の手にも伝わ
る、斯ゝる望ましくない振動の発生がある。第2の問題
としては、第1の問題と関係しているが、ある種のドリ
ル作業の用途では、作業者によるドリル工具に付与する
人為的圧力がドリル切削性能に直接に関与していること
である。従って、望ましくない上記の振動が生じるとす
れば、作業者はドリルに一段と強い人為的圧力を与えて
まで自己の気分を悪くしてしまうような積極的行為を必
らずしも望むものではなく、回避しようとし、その結果
は切削性能が低下してしまう。本発明の目的はこのよう
な問題を解消することにある。
ものから改良されたハンマー機構を提供することにあ
る。第1の問題としては、ハンマー作用中に軸方向動可
能チアックスピンドルに与えられる往復動がドリルのハ
ウジングに伝達され、従ってドリル作業者の手にも伝わ
る、斯ゝる望ましくない振動の発生がある。第2の問題
としては、第1の問題と関係しているが、ある種のドリ
ル作業の用途では、作業者によるドリル工具に付与する
人為的圧力がドリル切削性能に直接に関与していること
である。従って、望ましくない上記の振動が生じるとす
れば、作業者はドリルに一段と強い人為的圧力を与えて
まで自己の気分を悪くしてしまうような積極的行為を必
らずしも望むものではなく、回避しようとし、その結果
は切削性能が低下してしまう。本発明の目的はこのよう
な問題を解消することにある。
【課題を解決するための手段】本発明に係る動力工具の
ハンマー機構は:ハウジング;当該ハウジングにおいて
回転可能にジャーナル軸支され、軸方向動可能に配設さ
れたチアックスピンドル;該スピンドルに固定されてい
て、該ハウジングの後端に配向している歯を有する回転
ラチエット;該ハウジング内に回転可能に保持され、軸
方向動の自由度を有するラチエットであって、該スピン
ドルを取り囲み、該回転ラチエット歯に対面した歯を有
している斯ゝる固定ラチエット;該固定ラチエットと該
ハウジングの間に配置されて当該固定ラチエットを該回
転ラチエットの方へ付勢する弾性偏倚手段;該固定ラチ
エットと該回転ラチエットの間に配置されたカム手段で
あって、少くとも該ハウジング後端に向けて移動してそ
れにより回転中の該スピンドルに往復動作を付与すると
きに当該両ラチエットを相互係合させる第1の位置と、
該両ラチエットの互相係合を阻止する第2の位置とを有
する斯ゝる第1のカム手段;及び該固定ラチエットと該
ハウジングの間に配置されたカム手段であって、該ハウ
ジング内で該固定ラチエットの後方移動を実質的に阻止
する第1の位置と、該固定ラチエットの該偏倚手段に抗
した後方移動を許容する第2の位置を有している斯ゝる
第2カム手段を含んで構成される。
ハンマー機構は:ハウジング;当該ハウジングにおいて
回転可能にジャーナル軸支され、軸方向動可能に配設さ
れたチアックスピンドル;該スピンドルに固定されてい
て、該ハウジングの後端に配向している歯を有する回転
ラチエット;該ハウジング内に回転可能に保持され、軸
方向動の自由度を有するラチエットであって、該スピン
ドルを取り囲み、該回転ラチエット歯に対面した歯を有
している斯ゝる固定ラチエット;該固定ラチエットと該
ハウジングの間に配置されて当該固定ラチエットを該回
転ラチエットの方へ付勢する弾性偏倚手段;該固定ラチ
エットと該回転ラチエットの間に配置されたカム手段で
あって、少くとも該ハウジング後端に向けて移動してそ
れにより回転中の該スピンドルに往復動作を付与すると
きに当該両ラチエットを相互係合させる第1の位置と、
該両ラチエットの互相係合を阻止する第2の位置とを有
する斯ゝる第1のカム手段;及び該固定ラチエットと該
ハウジングの間に配置されたカム手段であって、該ハウ
ジング内で該固定ラチエットの後方移動を実質的に阻止
する第1の位置と、該固定ラチエットの該偏倚手段に抗
した後方移動を許容する第2の位置を有している斯ゝる
第2カム手段を含んで構成される。
【0004】好ましくは、該第1、第2カム手段の各々
が該スピンドルを取り囲むリングを含み、且つ各々が胸
壁(歯形の山に準じた突出局部)を有しており、当該胸
壁が該第2位置において該固定ラチエットに配設された
対面する対応胸壁と合致し、該第1位置において該胸壁
が相互に歯合(係合)している。
が該スピンドルを取り囲むリングを含み、且つ各々が胸
壁(歯形の山に準じた突出局部)を有しており、当該胸
壁が該第2位置において該固定ラチエットに配設された
対面する対応胸壁と合致し、該第1位置において該胸壁
が相互に歯合(係合)している。
【0005】好ましくは、少くとも該第1カム手段の胸
壁が傾側面を有し、該カムリングの回動だけで以って該
第1、第2位置間の移動が充分可能になるようになって
いる。
壁が傾側面を有し、該カムリングの回動だけで以って該
第1、第2位置間の移動が充分可能になるようになって
いる。
【0006】
【作用】本発明のハンマー機構によれば、この機構装置
を適合させた動力ドリル(工具)が3種のドリルモード
を有するように、同じ装置において2種のハンマーモー
ドが選択出来るようになった。第1のモードとは、該第
1カム手段がその第2位置にあるときに、チアックスピ
ンドルがハンマー動作(往復動)の無い回転のみの動作
状態である。第2カム手段がその第2位置にあるなら
ば、そのときはチアックスピンドルが該偏倚手段に抗し
て回転自在になり、工具にスポンジ感(spongy
feel)を与える。
を適合させた動力ドリル(工具)が3種のドリルモード
を有するように、同じ装置において2種のハンマーモー
ドが選択出来るようになった。第1のモードとは、該第
1カム手段がその第2位置にあるときに、チアックスピ
ンドルがハンマー動作(往復動)の無い回転のみの動作
状態である。第2カム手段がその第2位置にあるなら
ば、そのときはチアックスピンドルが該偏倚手段に抗し
て回転自在になり、工具にスポンジ感(spongy
feel)を与える。
【0007】第2モードとは、正規のハンマーモードで
あり、この状態では該両カム手段が共に夫々の第1位置
にあり、それによって該両ラチエットは係合し、且つ該
固定ラチエットが該ハウジングに対し有効に不動状態に
ある。
あり、この状態では該両カム手段が共に夫々の第1位置
にあり、それによって該両ラチエットは係合し、且つ該
固定ラチエットが該ハウジングに対し有効に不動状態に
ある。
【0008】第3モードとは第2カム手段がその第2位
置に切換えられた状態であり、この状態になるとハウジ
ング内で固定ラチエットが該偏倚手段に抗して移動する
ことが許容されるが故に、そのおかげでスプリング付勢
ハンマーモード(sprung hammer mod
e)が達成される。
置に切換えられた状態であり、この状態になるとハウジ
ング内で固定ラチエットが該偏倚手段に抗して移動する
ことが許容されるが故に、そのおかげでスプリング付勢
ハンマーモード(sprung hammer mod
e)が達成される。
【0009】好ましくは、該弾性偏倚手段が該固定ラチ
エットと該第2カム手段の間に配設される。この場合に
は、該第2カム手段が該ハウジングの端部キャップに押
圧されているようにし、当該端部キャップと該第2カム
手段には両者間に該第1、第2位置のいづれにおいて
も、該第2カム手段を解放可能に保留する回り止め手段
を具備せしめることが出来る。
エットと該第2カム手段の間に配設される。この場合に
は、該第2カム手段が該ハウジングの端部キャップに押
圧されているようにし、当該端部キャップと該第2カム
手段には両者間に該第1、第2位置のいづれにおいて
も、該第2カム手段を解放可能に保留する回り止め手段
を具備せしめることが出来る。
【0010】好ましくは、操作手段が該第1、第2カム
手段を共に起動するように作動し、該回り止め手段が該
第1、第2カム手段の第2と第1の位置に夫々対応する
位置;両カム手段の第1と第2の位置に夫々対応する位
置;及び両カム手段の第1と第2の位置に夫々対応する
位置である少くとも3種の位置を有している、好ましく
はこの順序で3種の位置を有している。
手段を共に起動するように作動し、該回り止め手段が該
第1、第2カム手段の第2と第1の位置に夫々対応する
位置;両カム手段の第1と第2の位置に夫々対応する位
置;及び両カム手段の第1と第2の位置に夫々対応する
位置である少くとも3種の位置を有している、好ましく
はこの順序で3種の位置を有している。
【0011】好ましくは、該リングの各々に配設され
て、該ハウジングのスロットを通じて外出しているノブ
を該操作手段で起動させる。
て、該ハウジングのスロットを通じて外出しているノブ
を該操作手段で起動させる。
【0012】好ましくは、該回り止め手段が該端部キャ
ップと該第2カム手段に設けた凹所に受容されたボール
を含む。
ップと該第2カム手段に設けた凹所に受容されたボール
を含む。
【0013】好ましくは、該固定ラチエットが該ハウジ
ングのスロットに係合して、該ハウジング内に当該固定
ラチエットを回転可能に係留し、且つ該回転ラチエット
の方への当該固定ラチエットの軸方向動を制限するよう
に作用する脚部を有している。
ングのスロットに係合して、該ハウジング内に当該固定
ラチエットを回転可能に係留し、且つ該回転ラチエット
の方への当該固定ラチエットの軸方向動を制限するよう
に作用する脚部を有している。
【0014】このハンマー機構はハウジングの1端から
部品を順次挿入することにより実質的に完全に組立るこ
とが出来るのが好ましい。
部品を順次挿入することにより実質的に完全に組立るこ
とが出来るのが好ましい。
【0015】本発明によれば、更にこのようなハンマー
機構を組込んだ動力工具であって、当該動力工具のハウ
ジング内に配位して、該ハンマー機構を取り囲む回転自
在のノーズリングを含んで成り、該操作手段が該ノーズ
リングに設けたチアネルを含む、斯ゝる動力工具が提供
される。
機構を組込んだ動力工具であって、当該動力工具のハウ
ジング内に配位して、該ハンマー機構を取り囲む回転自
在のノーズリングを含んで成り、該操作手段が該ノーズ
リングに設けたチアネルを含む、斯ゝる動力工具が提供
される。
【実施例】図1は駆動スピンドル201を前部ベアリン
グ202を介して取付けたハウジング203を有するハ
ンマー機構200を示す。回転ラチエット板204は駆
動スピンドルに固定されている。固定ラチエット板20
5はハウジング203内で、回転可能に且つ軸方向移動
可能に固定されている。
グ202を介して取付けたハウジング203を有するハ
ンマー機構200を示す。回転ラチエット板204は駆
動スピンドルに固定されている。固定ラチエット板20
5はハウジング203内で、回転可能に且つ軸方向移動
可能に固定されている。
【0016】外部から操作可能な第1カムリング208
はラチエット板間に配設され、操作すると、スラストリ
ング211の作用で両ラチエット板を離間させる。
はラチエット板間に配設され、操作すると、スラストリ
ング211の作用で両ラチエット板を離間させる。
【0017】スプリング213は固定ラチエット205
を回転ラチエット204の方へ偏倚させ、即ち付勢し、
カム208が許容するときに、両ラチエット板204,
205の対面する、ラチエット歯207が互いに係合す
るようになっている。しかし、作業者(ユーザ)が動力
工具を工作物(図示省略)に当て、シャフト201を図
1上の左方へ押し進め、それによりラチエット歯207
をスプリング213の圧力に抗して係合させるまではハ
ンマー作用は体験されることはない。作業者の人為圧力
をスピンドル201に付与しなければハンマー作用を体
験することはない。それは固定ラチエット205の脚部
270(図3参照)がハウジング203に形成されたス
ロット(図示省略)の1端に係合し、固定ラチエット2
05が右方へ図1に示す位置を越えて移動するのを阻止
するからである。
を回転ラチエット204の方へ偏倚させ、即ち付勢し、
カム208が許容するときに、両ラチエット板204,
205の対面する、ラチエット歯207が互いに係合す
るようになっている。しかし、作業者(ユーザ)が動力
工具を工作物(図示省略)に当て、シャフト201を図
1上の左方へ押し進め、それによりラチエット歯207
をスプリング213の圧力に抗して係合させるまではハ
ンマー作用は体験されることはない。作業者の人為圧力
をスピンドル201に付与しなければハンマー作用を体
験することはない。それは固定ラチエット205の脚部
270(図3参照)がハウジング203に形成されたス
ロット(図示省略)の1端に係合し、固定ラチエット2
05が右方へ図1に示す位置を越えて移動するのを阻止
するからである。
【0018】スプリング213は機構200の端部キャ
ップ212に当接支承された外部操作可能な第2のカム
リング224に対して作用する。端部キャップはシャフ
ト201を取付けたもう1つのベアリング214を有し
ている。この第2カムリング224はシャフト201の
周りにリング配置の胸壁256とこのリングを断続させ
る溝252(図4C参照)を有している。固定ラチエッ
ト205は適合させる胸壁254(castellat
ions)と溝(troughs)255(図3c参
照)を有し、第2カムリング224が正しい回転位置
(図1に示すように)にあるときにラチエット胸壁25
4がカムリング溝252と係合することが出来るように
なっており、そしてそれとは反対に、固定ラチエットが
後退ストローク長を有し、このストローク長の範囲でス
プリング213を圧縮することが出来るようになってい
る。しかし、作業者はハウジング203に充分な荷重/
力を与えることが出来て、それにより胸壁254が溝2
52の底に当るまで、回転ラチエット204と固定ラチ
エット205(これらの間に担持されたカムリング20
8とスラストリング211と共に)を伴ってシャフト2
01を図1上の左方へ押し出すことが出来る。
ップ212に当接支承された外部操作可能な第2のカム
リング224に対して作用する。端部キャップはシャフ
ト201を取付けたもう1つのベアリング214を有し
ている。この第2カムリング224はシャフト201の
周りにリング配置の胸壁256とこのリングを断続させ
る溝252(図4C参照)を有している。固定ラチエッ
ト205は適合させる胸壁254(castellat
ions)と溝(troughs)255(図3c参
照)を有し、第2カムリング224が正しい回転位置
(図1に示すように)にあるときにラチエット胸壁25
4がカムリング溝252と係合することが出来るように
なっており、そしてそれとは反対に、固定ラチエットが
後退ストローク長を有し、このストローク長の範囲でス
プリング213を圧縮することが出来るようになってい
る。しかし、作業者はハウジング203に充分な荷重/
力を与えることが出来て、それにより胸壁254が溝2
52の底に当るまで、回転ラチエット204と固定ラチ
エット205(これらの間に担持されたカムリング20
8とスラストリング211と共に)を伴ってシャフト2
01を図1上の左方へ押し出すことが出来る。
【0019】しかし、この構成体はスプリング213を
圧縮する必要な力を付与することを要さずに、ロックさ
れ得る。これはハウジング203内の第2カムリング2
24を回動させて、このカムリング上の胸壁256をラ
チエット上の胸壁254と整合させることにより達成さ
れる。そのとき、固定ラチエット205はハウジング2
03とソリッドリンク(solid link)する前
にスプリング213を圧縮し始めるだけ左方へ移動する
ことが出来る。
圧縮する必要な力を付与することを要さずに、ロックさ
れ得る。これはハウジング203内の第2カムリング2
24を回動させて、このカムリング上の胸壁256をラ
チエット上の胸壁254と整合させることにより達成さ
れる。そのとき、固定ラチエット205はハウジング2
03とソリッドリンク(solid link)する前
にスプリング213を圧縮し始めるだけ左方へ移動する
ことが出来る。
【0020】従って、両カムリング208,224は作
業者に3種の位置間での作動を要求する。両リングは夫
々ノブ260,258を有し、夫々がハウジング203
を通って外出している。これらの両ノブは単1のスライ
ドスイッチ、即ちレバー(図示省略)によって一体化さ
れ、同時に作動することが出来る。或いは、動力工具に
組み込まれるときに、機構200を動力工具ハウジング
の開口から突出させ、ノーズリングを配設してもよい。
このノーズリングは機構200を囲み、両ノブ260,
258を係合させるチアネルを有している。このノーズ
リングは動力工具ハウジング内に回転可能に配設して、
ノーズリングの回動が両ノブ258,260を作動させ
るようにする。
業者に3種の位置間での作動を要求する。両リングは夫
々ノブ260,258を有し、夫々がハウジング203
を通って外出している。これらの両ノブは単1のスライ
ドスイッチ、即ちレバー(図示省略)によって一体化さ
れ、同時に作動することが出来る。或いは、動力工具に
組み込まれるときに、機構200を動力工具ハウジング
の開口から突出させ、ノーズリングを配設してもよい。
このノーズリングは機構200を囲み、両ノブ260,
258を係合させるチアネルを有している。このノーズ
リングは動力工具ハウジング内に回転可能に配設して、
ノーズリングの回動が両ノブ258,260を作動させ
るようにする。
【0021】両カムリング208,224の1体動作の
第2位置では、ハンマーモードが選定から外れる。従っ
て、ラチエット歯207はカムリング208と固定ラチ
エット205の間の第1のカム手段209によって分離
される。これは、ラチエット歯207が互いに係合する
ことによるのではなく、カムリング208の前面221
がスラストリング211上のボールと接触するまで図1
上で右方へカムリング208をカム209が移動させる
ことによって達成される。従って、シャフトには往復動
が付与されずに、機構200によって滑かな回転動が伝
達される。更に、非ハンマーモードにおいては、動力工
具とハウジングの間に強固な連結が通常要求される。ス
プリング213がシャフト201に圧力を付与するに従
って圧縮されるならば、ドリルはスポンジ的な感じのも
のになる。その結果、このモードでは、胸壁254,2
56は正常には整合されるべきである。
第2位置では、ハンマーモードが選定から外れる。従っ
て、ラチエット歯207はカムリング208と固定ラチ
エット205の間の第1のカム手段209によって分離
される。これは、ラチエット歯207が互いに係合する
ことによるのではなく、カムリング208の前面221
がスラストリング211上のボールと接触するまで図1
上で右方へカムリング208をカム209が移動させる
ことによって達成される。従って、シャフトには往復動
が付与されずに、機構200によって滑かな回転動が伝
達される。更に、非ハンマーモードにおいては、動力工
具とハウジングの間に強固な連結が通常要求される。ス
プリング213がシャフト201に圧力を付与するに従
って圧縮されるならば、ドリルはスポンジ的な感じのも
のになる。その結果、このモードでは、胸壁254,2
56は正常には整合されるべきである。
【0022】両カムリング208,224の1体回動
で、カムリング224の後面223に配設した凹所26
2(この凹所262は端部キャップ212に保留されて
いるボール264と係合状態にある)はスプリング21
3によるスプリング圧に抗して当該ボールとの係合から
離脱する、即ちスナップアウトする。歯(胸壁)25
4,256間にはカムリング224のこの動作(右方移
動)を許容するために小さな間隙が必要である。小角度
の回動の後に、第2の凹所266(図4の(a)参照)
がボール264とスナップ係合する。この位置におい
て、第1カム手段209は解放されて、カムリング20
8を図1に示す第1の位置に復帰させる。この場合、シ
ャフト201の左方動作が回転ラチエット204を固定
ラチエット205と係合させ、且つラチエット歯207
を係合させる。従ってカムリング208とスラストリン
グ211は歯の引き離しを維持することが出来ない。
で、カムリング224の後面223に配設した凹所26
2(この凹所262は端部キャップ212に保留されて
いるボール264と係合状態にある)はスプリング21
3によるスプリング圧に抗して当該ボールとの係合から
離脱する、即ちスナップアウトする。歯(胸壁)25
4,256間にはカムリング224のこの動作(右方移
動)を許容するために小さな間隙が必要である。小角度
の回動の後に、第2の凹所266(図4の(a)参照)
がボール264とスナップ係合する。この位置におい
て、第1カム手段209は解放されて、カムリング20
8を図1に示す第1の位置に復帰させる。この場合、シ
ャフト201の左方動作が回転ラチエット204を固定
ラチエット205と係合させ、且つラチエット歯207
を係合させる。従ってカムリング208とスラストリン
グ211は歯の引き離しを維持することが出来ない。
【0023】要求に依っては、この第1位置は固定ハン
マーモードであり得る。この場合には胸壁256,25
4が互いに整合したままである。従って、シャフト20
1と回転ラチエット204が復帰して、スプリング21
3を圧縮し始めると、歯(胸壁)256,254の間隙
が埋められて、固定ラチエット205が最早や後方へ移
動出来なくなるに至る前にはほんの短い距離しかない。
マーモードであり得る。この場合には胸壁256,25
4が互いに整合したままである。従って、シャフト20
1と回転ラチエット204が復帰して、スプリング21
3を圧縮し始めると、歯(胸壁)256,254の間隙
が埋められて、固定ラチエット205が最早や後方へ移
動出来なくなるに至る前にはほんの短い距離しかない。
【0024】第1と第2のカムリング208,224を
更に回動させると、ボール264は凹所266との係合
からスナップアウトして、別の凹所268に素早く落着
する。カムリング208,224の第3位置への当該回
動はラチエット板204,205に何らの作用を与え
ず、従って両板はハンマーモードにおいて互いに係合し
ているが、胸壁254,256を固定ラチエット205
と第2カムリング224上の溝252,255に夫々整
合させることは充分可能である。従って、ストッパを設
ける代りに、第2カムリング224により固定ラチエッ
ト板205をハウジング203に付与する作業者による
加圧を増加させてスプリング213の圧縮を進めるに伴
って左方へ移動させることが出来る。ラチエット構造2
07の反作用はハウジング203に直接作用する代り
に、一方でスプリング213によって吸収されると共
に、他方でシャフト201を一層効果的にハンマーには
ね返すように働く。
更に回動させると、ボール264は凹所266との係合
からスナップアウトして、別の凹所268に素早く落着
する。カムリング208,224の第3位置への当該回
動はラチエット板204,205に何らの作用を与え
ず、従って両板はハンマーモードにおいて互いに係合し
ているが、胸壁254,256を固定ラチエット205
と第2カムリング224上の溝252,255に夫々整
合させることは充分可能である。従って、ストッパを設
ける代りに、第2カムリング224により固定ラチエッ
ト板205をハウジング203に付与する作業者による
加圧を増加させてスプリング213の圧縮を進めるに伴
って左方へ移動させることが出来る。ラチエット構造2
07の反作用はハウジング203に直接作用する代り
に、一方でスプリング213によって吸収されると共
に、他方でシャフト201を一層効果的にハンマーには
ね返すように働く。
【0025】図5に示す好ましい実施例は、図1−4に
示す例とは僅かな事項で相違するに過ぎない。図5の
(a)はダイヤゴナル(diagonal)断面図であ
り、(b)は裏側から見た縦断面図である。本例のその
相違は第2カムリング224′にあり、このカムリング
224′は第1例のように後方へ延在する固定ラチエッ
ト205′よりむしろ前方へ延在していて、共にスプリ
ング213の長さに亘るものである。
示す例とは僅かな事項で相違するに過ぎない。図5の
(a)はダイヤゴナル(diagonal)断面図であ
り、(b)は裏側から見た縦断面図である。本例のその
相違は第2カムリング224′にあり、このカムリング
224′は第1例のように後方へ延在する固定ラチエッ
ト205′よりむしろ前方へ延在していて、共にスプリ
ング213の長さに亘るものである。
【0026】更に、ベアンリグ202がハウジング20
3′の後部から挿置され、第1例におけるような止め輪
(サークリップ)261ではなくあぶみ金(スプリング
ステイアップ)261′によって保留されている。この
あぶみ金261′はハウジング203′の孔263に挿
通している。スプリング299は、第1カムリング20
8が許容するとき、スピンドル201′をハウジング2
03′の外へ押出して、作業者の加圧によってラチエッ
ト204,205′が1体にされるまでは両ラチエット
を引き離している。
3′の後部から挿置され、第1例におけるような止め輪
(サークリップ)261ではなくあぶみ金(スプリング
ステイアップ)261′によって保留されている。この
あぶみ金261′はハウジング203′の孔263に挿
通している。スプリング299は、第1カムリング20
8が許容するとき、スピンドル201′をハウジング2
03′の外へ押出して、作業者の加圧によってラチエッ
ト204,205′が1体にされるまでは両ラチエット
を引き離している。
【0027】第1例のベアリング214は第1例のもの
から変形されて成る端部キャップ212′のベアンリグ
ブッシュ214′によって置換されている。
から変形されて成る端部キャップ212′のベアンリグ
ブッシュ214′によって置換されている。
【0028】第1例との比較で第2例の主要な利点は機
構の組立てが容易になることにある。先ず、スピンドル
201′を回転ラチエット204をシャフトに当接圧す
る前にシャフトにスプリング299とベヤリング202
を位置付けることにより組込まれる。これによってプレ
組立ユニットが得られる。次に、機構200′全体は、
その自動的組立てが容易に出来るように下記の要素を順
次ハウジング203′にその同じ端部から挿入すること
により組立てられる。先ず、プレ組込みの駆動スピンド
ル201′とベアリング;次いでスラストベアリング2
11、それに後続させて第1カムリング208、固定ラ
チエット205′、スプリング213、第2カムリング
224′、そして最後に端部キャップ212′を挿入す
る。次いでクリップ(あぶみ金)261′を挿入して、
ベアリング202を定位置に保留する。
構の組立てが容易になることにある。先ず、スピンドル
201′を回転ラチエット204をシャフトに当接圧す
る前にシャフトにスプリング299とベヤリング202
を位置付けることにより組込まれる。これによってプレ
組立ユニットが得られる。次に、機構200′全体は、
その自動的組立てが容易に出来るように下記の要素を順
次ハウジング203′にその同じ端部から挿入すること
により組立てられる。先ず、プレ組込みの駆動スピンド
ル201′とベアリング;次いでスラストベアリング2
11、それに後続させて第1カムリング208、固定ラ
チエット205′、スプリング213、第2カムリング
224′、そして最後に端部キャップ212′を挿入す
る。次いでクリップ(あぶみ金)261′を挿入して、
ベアリング202を定位置に保留する。
【0029】
【発明の効果】本発明のハンマー機構によれば、動力工
具に望ましくない振動の発生を抑制する手段が提供され
ることになる。
具に望ましくない振動の発生を抑制する手段が提供され
ることになる。
【図1】本発明に係る動力工具ハンマー機構の縦断面図
である。
である。
【図2】(a),(b)及び(c)は夫々図1のハンマ
ー機構の第1カムリングの断面図、背面図及び側面図で
ある。
ー機構の第1カムリングの断面図、背面図及び側面図で
ある。
【図3】(a),(b)及び(c)は夫々図1のハンマ
ー機構の固定ラチエットの正面図、側面図及び背面図で
ある。
ー機構の固定ラチエットの正面図、側面図及び背面図で
ある。
【図4】(a),(b)及び(c)は夫々図1のハンマ
ー機構の第2カムリング手段の背面図、側面図及び正面
図である。
ー機構の第2カムリング手段の背面図、側面図及び正面
図である。
【図5】(a),(b),(c)及び(d)は本発明に
係るハンマー機構の別の実施例を示す、ダイヤゴナル断
面図、側断面図、側面図(反対側の)及び平面図であ
る。
係るハンマー機構の別の実施例を示す、ダイヤゴナル断
面図、側断面図、側面図(反対側の)及び平面図であ
る。
200,200′…ハンマー機構 201,201′…駆動スピンドル(或いはシャフト) 202…前部ベアリング 203,203′…ハウジング 204…回転ラチエット(板) 205,205′…固定ラチエット(板) 207…ラチエット歯 208…第1カム(リング) 209…第1カム手段 211…スラストリング 212,212′…端部キャップ 213…スプリング 214…ベアリング 214′…ベアリングブッシュ 223…リングの後面 224,224′…第2カム(リング) 252,255…カムリングの溝 254,256…カムリングの胸壁(或いは歯) 261…サークリップ(止め輪) 261′…あぶみ金 262…凹所 264…ボール 266…第2凹所 268…凹所 299…スプリング
Claims (13)
- 【請求項1】 ハウジング;当該ハウジングにおいて回
転可能にジャーナル軸支され、軸方向動可能に配設され
たチアックスピンドル;該スピンドルに固定されてい
て、該ハウジングの後端に配向している歯を有する回転
ラチエット;該ハウジング内に回転可能に保持され、軸
方向動の自由度を有するラチエットであって、該スピン
ドルを取り囲み、該回転ラチエット歯に対面した歯を有
している斯ゝる固定ラチエット;該固定ラチエットと該
ハウジングの間に、配置されて当該固定ラチエットを該
回転ラチエットの方へ付勢する弾性偏倚手段;該固定ラ
チエットと該回転ラチエットの間に配置されたカム手段
であって、少くとも該ハウジング後端に向けて移動して
それにより回転中の該スピンドルに往復動作を付与する
ときに当該両ラチエットを相互係合させる第1の位置
と、該両ラチエットの互相係合を阻止する第2の位置と
を有する斯ゝる第1のカム手段;及び該固定ラチエット
と該ハウジングの間に配置されたカム手段であって、該
ハウジング内で該固定ラチエットの後方移動を実質的に
阻止する第1の位置と、該固定ラチエットの該偏倚手段
に抗した後方移動を許容する第2の位置を有している斯
ゝる第2カム手段を含んで構成された動力工具のハンマ
ー機構。 - 【請求項2】 該第1、第2カム手段の各々が該スピン
ドルを取り囲むリングを含み、且つ各々が胸壁を有して
おり、当該胸壁が該第2位置において該固定ラチエット
に配設された対面する対応胸壁と合致し、該第1位置に
おいて該胸壁が相互に歯合している、請求項1に記載の
ハンマー機構。 - 【請求項3】 少くとも該第1カム手段の胸壁が傾側壁
を有し、該カムリングの回動だけで以って該第1、第2
位置間の移動が充分可能になるようにした、請求項2に
記載のハンマー機構。 - 【請求項4】 該弾性偏倚手段が該固定ラチエットと該
第2カム手段の間に配置されている、請求項1−3のい
づれか1項に記載のハンマー機構。 - 【請求項5】 該第2カム手段が該ハウジングの端部キ
ャップに押圧されており、当該端部キャップと該第2カ
ム手段が両者間に該第1、第2位置のいづれにおいて
も、該第2カム手段を解放可能に保留する回り止め手段
を有している、請求項4に記載のハンマー機構。 - 【請求項6】 操作手段が該第1、第2カム手段を共に
起動するように作動し、該回り止め手段が該第1、第2
カム手段の第2と第1の位置に夫々対応する位置;両カ
ム手段の第1と第2の位置に夫々対応する位置;及び両
カム手段の第1と第2の位置に夫々対応する位置である
少くとも3種の位置を有している、請求項5に記載のハ
ンマー機構。 - 【請求項7】 該操作手段が請求項6に特定された順序
で該カム手段を起動するようにした、請求項6に記載の
ハンマー機構。 - 【請求項8】 該操作手段が該ハウジングのスロットを
通じて延出している、該リングの各々に配設されたノブ
を起動する、請求項2,6及び7のいづれか1項に記載
のハンマー機構。 - 【請求項9】 該回り止め手段が該端部キャップと該第
2カム手段に設けた凹所に受容されたボールを含む、請
求項5−8のいづれか1項に記載のハンマー機構。 - 【請求項10】 該固定ラチエットが該ハウジングのス
ロットに係合して、該ハウジング内に当該固定ラチエッ
トを回転可能に係留し、且つ該回転ラチエットの方への
当該固定ラチエットの軸方向動を制限するように作用す
る脚部を有している、請求項1−9のいづれか1項に記
載のハンマー機構。 - 【請求項11】 該第2カム手段が該第1位置にあると
きに、該第2カム手段と該固定ラチエットの間に回転中
の該第2カム手段の軸方向動と該回り止め手段の係合離
脱を許容するだけの間隙が存在する、請求項9或いは1
0に記載のハンマー機構。 - 【請求項12】 請求項1−11のいづれか1項に記載
のハンマー機構を組込んだ動力工具。 - 【請求項13】 請求項6に記載のハンマー機構を組込
んだ動力工具であって、当該動力工具のハウジング内に
配位して、該ハンマー機構を取り囲む回転自在のノーズ
リングを含んで成り、該操作手段が該ノーズリングに設
けたチアネルを含む、請求項12に記載の動力工具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB939309054A GB9309054D0 (en) | 1993-05-01 | 1993-05-01 | Power tools and hammer mechanisms therefor |
GB9309054:6 | 1993-05-01 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004200182A Division JP4149967B2 (ja) | 1993-05-01 | 2004-07-07 | 動力工具とそのハンマー機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079223A true JPH079223A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=10734811
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6093486A Pending JPH079223A (ja) | 1993-05-01 | 1994-05-02 | 動力工具とそのハンマー機構 |
JP2004200182A Expired - Lifetime JP4149967B2 (ja) | 1993-05-01 | 2004-07-07 | 動力工具とそのハンマー機構 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004200182A Expired - Lifetime JP4149967B2 (ja) | 1993-05-01 | 2004-07-07 | 動力工具とそのハンマー機構 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5505271A (ja) |
EP (1) | EP0623427B1 (ja) |
JP (2) | JPH079223A (ja) |
CA (1) | CA2122405C (ja) |
DE (1) | DE69419657T2 (ja) |
GB (1) | GB9309054D0 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175562A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 振動ドリル |
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US6230819B1 (en) * | 1999-11-03 | 2001-05-15 | Yueh Chen | Gyration/reciprocating action switching mechanism for a power hand tool |
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DE10127103B4 (de) * | 2001-06-02 | 2008-08-21 | Robert Bosch Gmbh | Werkzeughalterung |
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- 2004-07-07 JP JP2004200182A patent/JP4149967B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4149967B2 (ja) | 2008-09-17 |
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CA2122405C (en) | 2002-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031222 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |