JPH0791462B2 - 保護膜形成型シリコーンエマルジョン組成物 - Google Patents

保護膜形成型シリコーンエマルジョン組成物

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JPH0791462B2
JPH0791462B2 JP15231190A JP15231190A JPH0791462B2 JP H0791462 B2 JPH0791462 B2 JP H0791462B2 JP 15231190 A JP15231190 A JP 15231190A JP 15231190 A JP15231190 A JP 15231190A JP H0791462 B2 JPH0791462 B2 JP H0791462B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は保護膜形成型シリコーンエマルジョン組成物、
特には水、低沸点油、低級アルコールを発揮させると容
易にシリコーンゴム皮膜を形成することから、基材にコ
ーティングして離型剤、艶出し剤、繊維処理剤、化粧用
剤として有用とされる保護膜形成型シリコーンエマルジ
ョン組成物に関するものである。
[従来の技術] シリコーンエマルジョンについてはオルガノポリシロキ
サンオイルを界面活性剤を用いて乳化分散したものが、
消泡剤、繊維処理剤、離型剤、艶出し剤、化粧品など多
くの分野に応用されている。
しかし、このオルガノポリシロキサンオイルはジメチル
ポリシロキサンを主体とするものであるために表面張力
が低く、疎水性が強いために乳化分散が難しく、そのた
めにこれはある限定された乳化剤を用いてW/O型からO/W
型への転相時にコロイドミル、ホモミキサー、ホモジナ
イザーなどの物理的エネルギー付与機を用いて乳化分散
させないと安定なエマルジョンが得られないし、このよ
うな方法で乳化分散可能なオルガノポリシロキサンは装
置の構造上可能な物理的エネルギーの及ぶ範囲の粘度の
ものしか乳化転相することができず、最も高粘度のオル
ガノポリシロキサンオイルを高せん断エネルギーを付与
して乳化できるとされるコンビミックスやサンドグライ
ンダーを用いても、この粘度はせいぜい500,000cSまで
とされている(特開昭56−109227号、特開昭63−125530
号公報参照)。
他方、高分子量のオルガノポリシロキサンを乳化分散す
る方法については低分子量のオルガノポリシロキサンを
乳化分散したのち、強酸または強アルカリ触媒を添加し
て重合する方法(特公昭34−2041号公報参照)、低分子
量のオルガノポリシロキサンを触媒活性のある界面活性
剤を用いて乳化分散させたのち、重合する方法(特公昭
43−18800号公報参照)、また高分子量のオルガノポリ
シロキサンをベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香
族系の有機溶媒で希釈したのち、乳化分散する方法(特
開昭60−1258号、特開昭60−1259号、特公昭63−45748
号公報参照)が知られており、これについては重合度が
3,000以上の高分子量のオルガノポリシロキサンを低沸
点油と混合し乳化して化粧料を作る方法(特開昭63−18
3515号、特開昭63−183516号公報参照)、さらにオルガ
ノポリシロキサンと環状オルガノポリシロキサンおよび
界面活性剤と水とからなる主ゴム領域のような高粘度の
シリコーン化合物の安定な可溶化物を作る方法(特開昭
63−37154号公報参照)も提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、高分子量のオルガノポリシロキサンを主材とす
るシリコーンエマルジョンの製造において、低分子量の
シロキサンを乳化したのち重合する方法には平衡化反応
であるため、低分子量シロキサンが残存するという不利
があり、高分子量のオルガノポリシロキサンを芳香族系
の有機溶媒で希釈してから乳化する方法には溶剤臭、可
燃性の問題があるし、これは乳化可能なオイルは重合度
が2,200位までのものであり、高分子量のオルガノポリ
シロキサンに低沸点油を添加する方法には安定性のエマ
ルジョンを得るための組成、方法が何も示されていない
し、オルガノポリシロキサン、環状シロキサン、界面活
性剤、水とからなるものは低級アルコールとの併用性の
よい安定なO/W型エマルジョンを与えることができない
という欠点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明はこのような不利を解決した保護膜形成型シリコ
ーンエマルジョン組成物に関するものであり、これは
A)a)一般式 (ここにR1は同一または異種の非置換または置換の1価
炭化水素基、R2は水素原子またはメチル基、エチル基、
ビニル基、フェニル基、水酸基から選択される基、mは
2,300〜20,000の整数)で示されるオルガノポリシロキ
サン1〜50重量部、b)a)成分を溶解可能な低沸点油
99〜50重量部とからなるオルガノポリシロキサン組成物
100重量部、B)ポリオキシエチレンアルキルエーテル
カルボン酸またはその塩からなる界面活性剤1〜30重量
部、C)多価アルコール1〜100重量部、D)A),B),
C)の合計量100重量部に対し少なくとも10重量部の水を
乳化分散してなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは耐アルコール性がよく、安定し
たO/W型エマルジョンを形成する高分子量オルガノポリ
シロキサンのエマルジョン組成物を開発すべく種々検討
した結果、上記した一般式(1)で示される常温で軟質
ゴム状の性質を示す高分子量のオルガノポリシロキサン
を低沸点油と混合し、これをB)成分としての陰イオン
性界面活性剤とC)成分としての多価アルコール、D)
成分としての水の存在下に乳化分散装置を用いて乳化分
散させるとこれが安定したO/W型のシリコーンエマルジ
ョンとなることを見出すと共に、このシリコーンエマル
ジョンはこれを基材に塗布したのち低沸点分を揮発させ
ると基材表面にゴム状のオルガノポリシロキサンからな
る保護膜が形成され、この保護膜によってこの基材には
離型性、艶出し性、光沢性、柔軟性、潤滑性、反撥弾
性、撥水性などが付与されるということを確認し、ここ
に使用される各成分の種類、配合量などについての研究
を進めて本発明を完成させた。
以下にこれらをさらに詳述する。
[作用] 本発明は高分子量オルガノポリシロキサンを主材として
なる保護膜形成型シリコーンエマルジョン組成物に関す
るものである。
本発明の組成物を構成するA)成分は下記のa)成分と
b)成分とからなるものである。
このa)成分としてのオルガノポリシロキサンは一般式 で示され、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などのシクロ
アルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、
フェニル基、トリル基などのアリール基、またはこれら
の基の炭素原子に結合している水素原子の一部または全
部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメチ
ル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノエチル
基などから選択される、その少なくとも90%がメチル基
とされる同一または異種の非置換または置換の1価炭化
水素、R2は水素原子またはメチル基、エチル基、ビニル
基、フェニル基、水酸基から選択される基、mは2,300
〜20,000の整数で常温で、軟質ゴム状の性状を呈するも
のとされるが、これには分子鎖末端がトリメチルシリル
基で封鎖されたジメチルポリシロキサン、分子鎖末端が
水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン、分子鎖末
端がトリメチルシリル基で封鎖されたジメチルシロキサ
ンとジフェニルシロキサンとのコポリマー、分子鎖末端
が水酸基で封鎖されたジメチルシロキサンとメチルビニ
ルシロキサンとのコポリマー、分子鎖末端にビニル基を
含有するジメチルシロキサンとメチル−3,3,3−トリフ
ルオロプロピルシロキサンとのコポリマーなどが例示さ
れる。
また、このb)成分は上記したa)成分としてのオルガ
ノポリシロキサンを溶解することができる低沸点油であ
るが、これには低分子量の鎖状または環状シロキサン、
炭素数が1〜30であるイソパラフィン系の炭化水素など
が例示される。
この低分子量の鎖状シロキサンとしては一般式 で示され、R3は水素原子または上記したR1と同じ1価炭
化水素、R4は上記したR2と同じの水素原子またはメチル
基、エチル基、ビニル基、フェニル基、水酸基から選択
される基で、nが0〜7の整数とされるものであり、こ
れにはヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシ
ロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ヘキサデカメ
チルヘプタシロキサン、ヘキサエチルジシクロキサン、
テトラメチルジエチルジシロキサン、テトラメチルジビ
ニルジシロキサンなどが例示される。
また、この環状シロキサンは一般式 で示され、R5が水素原子またはR1と同じ1価炭化水素で
ある、lが平均3〜8の整数とされるものであり、これ
にはヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチル
シクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロ
キサン、1,1−ジエチルヘキサメチルシクロテトラシロ
キサン、フェニルヘプタメチルシクロテトラシロキサ
ン、1,1−ジフェニルヘキサメチルシクロテトラシロキ
サン、1,2,3,4−テトラビニル−1,2,3,4−テトラメチル
シクロテトラシロキサン、1,2,3,4−テトラメチルシク
ロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキ
サンなどが例示される。
なお、このイソパラフィン系炭化水素については常圧に
おける沸点が60〜80℃の範囲にある炭素原子数が1〜30
のものとすることが必要とされるが、これにはアイソパ
ーA、アイソパーC、アイソパーD、アイソパーE、ア
イソパーG、アイソパーH、アイソパーK、アイソパー
L、アイソパーM[いずれも米国エクソン社製商品
名]、アイソゾール200、アイソゾール300、アイソゾー
ル400、アイソゾール500[いずれも日本石油化学(株)
製商品名]、シェルゾール71[米国シェル社製商品
名]、ソルトール100[米国フィリップス社製商品
名]、ミネラルスピリット[昭和石油化学(株)製商品
名]をあげることができる。
これらの低沸点油はこれらのうちの任意の1種または2
種以上を用いればよいが、これらは本発明の組成物を基
材に塗布したのち、これらの低沸点油を水と共に揮発し
て基材表面に高分子量のオルガノポリシロキサンの保護
膜を形成する必要があるので、少なくとも16mmHgの減圧
における沸点が200℃以下のものであることが必要とさ
れるが、この配合量は上記したa)成分としてのオルガ
ノポリシロキサン1〜50重量部に対して99重量部より多
くすると高分子量オルガノポリシロキサンの含有量が少
なくなりすぎて保護膜としたときの性能が発揮できなく
なるし、50重量部未満ではこのA)成分としての組成物
の粘度が高くなりすぎて乳化分散が難しくなるので、99
〜50重量部の範囲とする必要がある。
また、本発明の組成物を構成するB)成分としての界面
活性剤は上記したA)成分としてのオルガノポリシロキ
サン組成物を乳化分散させるための必須成分とされるも
のであるが、これはポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルカルボン酸またはその塩から選択される陰イオン性界
面活性剤とされる。これにはポリオキシエチレン(4)
オクチルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
(4)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエ
チレン(4)トリデシルエーテル酢酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレン(4)セチルエーテル酢酸ナトリウム、
ポリオキシエチレン(4)ステアリルエーテル酢酸ナト
リウム、ポリオキシエチレン(8)トリデシルエーテル
酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(8)ステアリル
エーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(4)オ
クチルエーテル酢酸カルシウム、ポリオキシエチレン
(4)トリデシルエーテル酢酸カルシウム、ポリオキシ
エチレン(4)トリデシルエーテル酢酸アンモニウム、
ポリオキシエチレン(4)セチルエーテル酢酸アンモニ
ウム、ポリオキシエチレン(2)オクチルエーテル酢
酸、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル酢酸、
ポリオキシエチレン(4)トリデシルエーテル酢酸、ポ
リオキシエチレン(8)ステアリルエーテル酢酸、ポリ
オキシエチレン(8)ジスチルエーテル酢酸(例中にお
ける(2),(4),(8)などの数値はポリオキシエ
チレン基のモル数を示す)などが例示されるが、これら
はその乳化性能および得られるエマルジョンの安定性か
らはHLBが8以上のものとすることがよい。
しかし、この界面活性剤についてはこれに必要に応じラ
ウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、ラウリル硫酸アンモニウムなどのアルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル硫酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレン(13)セチルエーテル硫
酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(6)ステアリルエ
ーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(4)ラウ
リルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレン
(6)ステアリルエーテル硫酸トリエタノールアミンな
どのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリ
オキシエチレン(6)ノニルフェニルエーテル硫酸ナト
リウム、ポリオキシエチレン(9)オクチルフェニルエ
ーテル硫酸トリエタノールアミンなどのポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、あるいはラウリ
ルスルホカルボン酸ナトリウムなどのアルキルスルホン
カルボン酸塩などから選択される陰イオン界面活性剤を
前記したA)成分としてのオルガノポリシロキサン組成
物100重量部に対して1〜30重量部を併用してもよい
し、これにはまた必要に応じポリオキシエチレン(9)
ノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(9)オ
クチルフェニルエーテルなどのポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(13)セチ
ルエーテル、ポリオキシエチレン(12)ステアリルエー
テルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレン(14)モノステアレート、ポリオキシエ
チレン(20)モノマレエートなどのポリオキシエチレン
アルキルエステル、ポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ンモノステアレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビ
タンセスキオレエートなどのポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステルなどから選択される非イオン性界面
活性剤を前記したA)成分としてのオルガノポリシロキ
サン組成物100重量部に対して1重量部未満ではその界
面活性剤としての特性を十分に発揮できず、30重量部よ
り多くすると多過ぎてオルガノポリシロキサン組成物の
特性が損なわれるので、1〜30重量部の範囲で併用して
もよい。
つぎに本発明の組成物を構成するC)成分としての多価
アルコールは上記したA)成分としてのオルガノポリシ
ロキサン組成物をB)成分としての界面活性剤で乳化分
散するときのコーサーファクタントとして作動するもの
であり、生成するエマルジョンの安定性を保持させるた
めに添加するものであるが、これにはグリセリン、ジグ
リセリン、ポリグリセリン、ペンタエリスリトール、エ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレン
−プロピレンコポリマー、トリメチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3
−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、テ
トラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、
ペンタメチレングリコール、ヘキシレングリコール、ト
リメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサントリオール、
キシリトール、ソルビトール、マンニトール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、エ
チレングリコールモノオレイルエーエル、ヘキサグリセ
リン、オクタグリセリン、デカグリセリン、デカグリセ
リンモノラウレート、デカグリセリンジオレエートなど
が例示される。このC)成分としての多価アルコールの
配合量は上記したA)成分としてのオルガノポリシロキ
サン組成物100重量部に対して1重量部未満ではコーサ
ーファクタントとしての作動が不十分なものとなり、10
0重量部より多くしてもコーサーファクタントとしての
性能に変わりはないし、これ以上の配合は経済的に不利
となり、さらにはA)成分の保護膜形成能が損なわれる
おそれがあるので、1〜100重量部の範囲とする必要が
あるが、この好ましい範囲は5〜60重量部とされる。
また、本発明の組成物を構成するD)成分としての水は
本発明の組成物をO/W型エマルジョンにするために必要
とされるものであるが、この配合量は上記したA),
B),C)成分の合計量100重量部に対して10重量部未満で
はこの組成物をO/W型エマルジョンとすることが難し
く、この組成物がW/O型の可溶性のものとなるので、少
なくとも10重量部とすることが必要とされる。
本発明の組成物は上記したA),B),C),D)の所定量を
均一に混合することによって得ることができるが、この
混合に当ってはまずA)a)成分としてのオルガノポリ
シロキサンとA)b)成分としての低沸点油の所定量を
均一に混合してb)成分に溶解したa)成分を作り、こ
のA)成分としてのオルガノポリシロキサンとB)成分
としての界面活性剤、C)成分としての多価アルコール
の所定量を配合し、撹拌混合して均一な混合物としたの
ち、所定量のD)成分としての水を少しづつ加えていっ
てこの組成物をW/O型からO/W型に転相し、乳化すること
がよく、これによれば目的とするO/W型のエマルジョン
を容易に得ることができるが、これは上記したA)成分
とB)成分を配合して均一に撹拌混合したのち、これに
予めC)成分をD)成分に溶解混合したものを加えて同
様に転相、乳化してもよいし、このW/O型からO/W型への
転相、乳化のときにコロイドミル、ホモミキサー、ホモ
ジナイザー、コンビミックスあるいはサンドグラインダ
から選択される乳化分散装置を用いれば、より粒径が均
一で粒径の細かいO/W型のエマルジョン組成物を得るこ
とができる。
なお、本発明の組成物を作るときに、b)成分としての
水はその一部を低級アルコールに置換してもよく、これ
にはメタノール、エタノール、イソプロパノール、n−
ブタノール、イソブタノール、n−ペンタノール、ヘキ
サノールなどのように炭素原子数が1〜8のアルコール
が例示されるが、揮発性、安全性および臭いなどの点か
らはエタノールが好ましいものとされる。この低級アル
コールを添加した本発明の組成物はこれを例えば金型離
型剤や毛髪化粧料として用いる場合に、濡れ性向上や揮
発性コントロールがよくなるという効果が与えられる。
なお、一般にこのような低級アルコールエマルジョン破
壊剤として作用するのであるが、本発明の組成物はこの
低級アルコールとの併用性、耐性にすぐれているのでエ
マルジョンが破壊されることはないし、この低級アルコ
ールの添加量は本発明のエマルジョン組成物全量に対し
て25%を超える量とするとエマルジョンの安定性が損な
われるおそれがあるので25%以下、好ましくは20%以下
とすべきである。
本発明のエマルジョン組成物はこれを基材に塗布し、室
温で乾燥するか、必要に応じ60〜200℃に数秒ないし数
時間加熱して低沸点分を揮発させると、基材表面にシリ
コーンゴムを主材とする保護膜が形成されるので、この
ものは離型剤、艶出し剤、繊維処理剤、化粧品用剤とし
て使用することができる。
このエマルジョン組成物を離型剤として使用するときに
は、本発明の目的を損なわない範囲でマイカ、タルク、
酸化亜鉛、炭酸カルシウムなどのような無機質充填剤
や、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ソーダのような安定化剤、さらには
エポキシ基含有シラン、メルカプト基含有シラン、アク
リル基含有シラン、カルボキシル基含有シラン、ビニル
基含有シラン、オルガノオキシムシランなどのシラン
類、顔料、防腐剤、殺菌剤などを添加してもよく、これ
を離型剤として使用する場合にはこれを水で希釈して離
型する面にスプレー、エアブローまたははけで均一に吹
きつけまたは塗布すればよいが、この離型対象樹脂とし
てはフェニル樹脂エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂のよ
うな熱硬化性樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレンのような熱可塑性樹脂、天然ゴム、イソプ
レン、クロロプレン、スチレン−ブタジエンゴムのよう
なゴムが例示される。
また、このエマルジョン組成物を繊維処理剤として使用
するときには、これを水で希釈して繊維材料に対する付
着量が高分子量オルガロポリシロキサン分として0.05〜
5.0重量、好ましくは0.1〜1.0重量%の範囲となるよう
に調整して塗布すればよいが、この場合に必要に応じこ
れにグリオキザール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポ
リエステル樹脂またはアクリル樹脂のような樹脂加工
剤、オルガノハイドロジエンポリシロキサン、エポキシ
基含有オルガノポリシロキサン、アミノ基含有オルガノ
ポリシロキサンのエマルジョン、界面活性剤、防腐剤、
着色剤などを添加することは任意とされるし、この繊維
材料としては羊毛、絹、木綿、麻などの天然繊維、レー
ヨン、ベンベルグのような再生繊維、ポリエステル、ポ
リアクリロニトリル、ビニロン、ポリ塩化ビニル、ナイ
ロン、テトロンなどの合成繊維、ガラス繊維、カーボン
繊維などの無機繊維が例示される。
なお、このエマルジョン組成物を毛髪化粧料として用い
る場合にはこれを水、低級アルコールまたは水−低級ア
ルコール混合物などと適当な割合で混合して用いればよ
いが、これをセットローションとする場合にはこれらの
混合をそのままでヘアスプレーすればよく、泡状整髪料
とする場合にはこれらの混合物を適当な塩化ガスを噴射
剤と混合したエアゾール剤として用いればよい。
[実施例] つぎに本発明の実施例および応用例をあげるが、例中の
部は重量部を、粘度は25℃での測定値を示したものであ
り、得られたエマルジョンの保存安定性、遠心分離テス
ト、平均粒径の測定はそれぞれ下記による測定結果を示
したものである。
[保存安定性] 試料100gをガラス瓶に採取し、40℃の恒温槽中に1週間
放置したのちの外観を観察し、つぎの判定基準で安定性
を評価した。
○…油成分の分離が見られず、安定している、 △〜○…わずかに油成分が分離したが、ほぼ安定した状
態である、 △…下層の一部が分離している、 ×…下層の半分以上が分離しているか、または上層にク
リーミングが見られる。
[遠心分離テスト] 試料を20mlのガラス容器に秤取したのち、4,000rpmで15
分間遠心分離機にかけ、相分離をしらべるために上層部
と下層部のサンプル2gをアルミ皿に秤取し、105℃で3
時間加熱して不揮発分を測定し、その比によって安定性
を評価したが、この比が1.0に近いものほど安定とし
た。
[平均粒径の測定] 試料の粒径を光散乱式粒径測定装置・ナノサイザーN4
(米国コールター社製商品名)で測定した。
実施例1〜4 分子鎖末端がトリメチルシリル基で封鎖されている、重
合度が3,500のジメチルポリシロキサン生ゴム10部をオ
クタメチルシクロテトラシロキサン90部に溶解させて粘
度が1,630cSであるオイルーAを作った。
ついで、このオイル−A 100部に第1表に示した種類お
よび量のポリオキシエチレンエーテルカルボン酸塩系の
界面活性剤と多価アルコールを添加し、よく撹拌混合し
たのち、これに撹拌しながら第1表に示した量の転相水
を加えて乳化分散し、さらに第1表に示した量の希釈水
を加えてエマルジョンA〜Dを作り、これらのエマルジ
ョンの保存安定性、平均粒径を測定すると共にその遠心
分離テストを行なったところ、第1表に併記したとおり
の結果が得られた。
実施例5〜7,比較例1〜3 実施例1で作ったオイル−A 100部に第2表に示した種
類および量の陰イオン系界面活性剤と非イオン系界面活
性剤および多価アルコールを添加し、よく撹拌混合した
のち、これに撹拌しながら第2表に示した量の転相水を
加えて乳化分散させ、さらに第2表に示した量の水/エ
タノール混合液で希釈し、ついで316kg/cm2の圧力のガ
ウリンホモジナイザーを通して均質化してエマルジョン
E〜Gを作った。
また、比較のために実施例1で作ったオイル−A 100部
に第2表に示した種類および量の界面活性剤を添加し
(比較例2についてはグリセリンも添加)、上記と同様
の方法で乳化分散してエマルジョンH〜Jを作った。
ついで、このようにして得たエマルジョンE〜Jについ
ての保存安定性と粒径を測定すると共に、これらについ
ての遠心分離テストを行なったところ、第2表に示した
とおりの結果が得られた。
実施例8〜11 分子鎖末端がトリメチルシリル基で封鎖されている、重
合度が3,000のジメチルポシロキサン生ゴム12部をイソ
パラフィン系有機溶剤・アイソゾール400[日本石油化
学(株)製商品名]88部に溶解混合して、粘度が1,270c
Sであるオイル−Bを作った。
ついで、このオイル−B 100部に第3表に示した種類お
よび量の界面活性剤と多価アルコールを添加し、実施例
1〜4と同じ方法で乳化分散してエマルジョンK〜Nを
作り、このエマルジョン組成物の保存安定性と粒径を測
定すると共に、その遠心分離テストを行なったところ、
第3表に併記したとおりの結果が得られた。
実施例12〜14,比較例4〜6 実施例8で作られたオイル−B 100部に第4表に示した
種類および量の陰イオン系界面活性剤と非イオン系界面
活性剤および多価アルコールを添加し、よく撹拌混合し
たのち、これに撹拌しながら第4表に示した量の転相水
を加えて乳化分散し、さらに第4表に示した量の水/エ
タノール混合液で希釈し、ついで316kg/cm2の圧力ガウ
リンホモジナイザーを通して均質化してエマルジョンO
〜Qを作った。
また、比較のためにこのオイル−B 100部に第4表に示
した種類および量の界面活性剤を添加し(比較例4では
グリセリンも添加)、実施例12〜14と同様の方法で乳化
分散してエマルジョンR〜Tを作った。
つぎにこのようにして得たエマルジョン組成物O〜Tの
保存安定性、粒径を測定すると共に、これらについて遠
心分離テストを行なったところ、第4表に併記したとお
りの結果が得られた。
応用例1 上記した実施例1,2,8,10で得たエマルジョンA,B,K,Mを
高分子量シリコーン生ゴムの濃度が0.5%となるように
水で希釈して繊維処理剤を調製し、これにポリエステル
65重量%、綿35重量%の混合(T/C)ブロードを浸漬し
てから絞りローラーで絞り、温度110℃で予備乾燥し、
続いて150℃で3分間加熱処理した。
また、比較のために分子鎖末端がトリメチルシリル基で
封鎖されている、粘度が1,000cSのジメチルポリシロキ
サンの20%エマルジョンをシリコーン濃度が1.0%の処
理液となるようにした市販のエマルジョン液を用いて、
上記と同じポリエステル−綿混合ブロードを上記と同様
に処理した。
つぎにこのようにして得たシリコーン橇をしたブロード
について、その平滑性、反撥弾性、柔軟性、撥水性を手
触でしらべ、その撥水性をAATCCスプレーテスト法でし
らべたところ、つぎの第5表に示したとおりの結果が得
られた。
応用例2 実施例1で得られたエマルジョンA 40.0部にカルボキシ
メチルセルロース・セルゲンF[第一工業製薬(株)製
商品名]0.1部と水20部を混合し、撹拌機で2時間撹拌
し、ついで300メッシュのマイカ40.0部を加えて2時間
撹拌してタイヤ用離型剤を作り、これをスプレーを用い
て未加硫のブチルゴム製タイヤ用ライナ(5×5×0.5c
mのゴム板)に吹きつけ、ついでこれを加硫したブチル
ゴム板(15×15×0.5cm)の上に離型剤塗布面を重ね合
わせ、150℃のプレス成型機によって20kg/cm2の圧力で1
0分間加圧して未加硫のブチルゴムを加硫したのち、取
り出してその剥離性をしらべたところ、このものは良好
な剥離性を示した。
応用例3 実施例5で得られたエマルジョンEを噴霧器に詰め、こ
れを頭髪上に霧状に噴霧したところ、このものは噴霧性
がよく、頭髪にすぐれた光沢となめらかな感触を与えた
し、このように処理された頭髪はセット保持性も良好な
ものであった。
[発明の効果] 本発明は被処理物に高分子量シリコーンゴムの保護膜を
形成させることのできるシリコーンエマルジョン組成物
に関するものであり、これは前記したようにA)a)高
分子量オルガノポリシロキサンをb)低沸点油に溶解混
合したA)オルガノポリシロキサン組成物、B)ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルカルボン酸またはその塩
からなる界面活性剤、C)多価アルコール、D)水とか
らなるものを乳化分散させてなるシリコーンエマルジョ
ン組成物を要旨とするものであるが、これはA)成分と
しての高分子量オルガノポリシロキサン生ゴムがB)成
分、C)成分、D)成分を添加すると容易にエマルジョ
ン化されるし、このシリコーンエマルジョンはこれを基
材に塗布したのち低沸点分を揮発させると基材表面にゴ
ム状のオルガノポリシロキサンからなる保護膜が形成さ
れるので、このように処理すれば基材の離型性、艶出し
性、光沢性、撥水性などが付与されるので、このエマル
ジョン組成物には離型剤、繊維処理剤、艶出し剤、化粧
品用剤として有用とされるという工業的有利性が付与さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 7/06 D06M 13/148 13/217 15/643 D06M 13/20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)a)一般式 (ここにR1は同一または異種の非置換または置換の1価
    炭化水素基、R2は水素原子またはメチル基、エチル基、
    ビニル基、フェニル基、水酸基から選択される基、mは
    2,300〜20,000の整数)で示されるオルガノポリシロキ
    サン 1〜50重量部、 b)a)成分を溶解可能な低沸点油 99〜50重量部、 とからなるオルガノポリシロキサン組成物 100重量部、 B)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸ま
    たはその塩からなる界面活性剤 1〜30重量部、 C)多価アルコール 1〜100重量部、 D)A),B),C)の合計量100重量部に対し少なくとも1
    0重量部の水 を乳化分散してなることを特徴とする保護膜形成型シリ
    コーンエマルジョン組成物。
  2. 【請求項2】D)成分がA),B),C)成分の合計量100
    重量部に対して少なくとも20重量部の水と、組成物全重
    量部に対して25%以下の低級アルコールとからなるもの
    である請求項1に記載した保護膜形成型シリコーンエマ
    ルジョン組成物。
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