JPH0791031A - 化粧縁 - Google Patents

化粧縁

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Publication number
JPH0791031A
JPH0791031A JP23792593A JP23792593A JPH0791031A JP H0791031 A JPH0791031 A JP H0791031A JP 23792593 A JP23792593 A JP 23792593A JP 23792593 A JP23792593 A JP 23792593A JP H0791031 A JPH0791031 A JP H0791031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
floating dust
dust
decorative edge
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23792593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Hirai
希一 平井
Takeru Koike
長 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP23792593A priority Critical patent/JPH0791031A/ja
Publication of JPH0791031A publication Critical patent/JPH0791031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】浮遊塵埃の付着を防止出来る化粧縁を提供す
る。 【構成】基材1の表面にエレクトレットフィルム2が積
層され、エレクトレットフィルム2の表面が浮遊塵埃と
同一の極性に帯電されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巾木、回り縁等の化粧
縁に関する。
【0002】
【従来の技術】通常室内には巾木、回り縁等の化粧縁を
使用する。例えば、人間の脚等が当ることによる壁の損
傷や汚染の防止、美観の向上の為に、壁の最下部、床に
接する箇所に略帯状の巾木を取着する。(従来例 実開
昭63−192542号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな巾木では、屋内の微細な浮遊塵埃が巾木に付着し、
壁と巾木との境界もしくは巾木と床との境界に綿埃状と
なって溜まるのを防止することは出来ないという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、浮
遊塵埃の付着を防止出来る化粧縁を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の化粧縁
は、基材の表面にエレクトレットフィルムが積層され、
エレクトレットフィルムの表面が浮遊塵埃と同一の極性
に帯電されていることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明の化粧縁は、基材の表面に
金属箔と化粧シートがこの順に積層されて電位が印加さ
れており、化粧シートの表面が浮遊塵埃と同一の極性に
帯電されていることを特徴とする。
【0007】本発明化粧縁に使用される基材の材質は、
特に限定されず、例えば、木材、合成樹脂、合成ゴム、
合成樹脂もしくは合成ゴム製発泡体等の何れでもよい。
又、その形状は、特に限定されないが、断面が略直角三
角形状で、表面が略凹円弧状もしくは複数の略凹円弧を
並設した形状とされるのが、化粧縁表面の清掃作業が容
易に行えるので好ましい。
【0008】原材料の使用量を節減する為、化粧縁裏面
の直角の隅角部を面取りしてもよく、全体を中空体とし
てもよい。又、壁もしくは床に当接される裏面に、長手
方向に沿って凹溝を刻設してもよい。
【0009】請求項1の発明の化粧縁に使用されるエレ
クトレットフィルムの製造に用いられる強誘電体の材質
は、特に限定されず、例えば、ポリ弗化ビニリデン、ポ
リ四弗化エチレン、ポリ三弗化塩化エチレン、弗化ビニ
リデン−四弗化エチレン共重合体、四弗化エチレン−六
弗化プロピレン共重合体、シアン化ビニリデン−酢酸ビ
ニル共重合体等の合成樹脂、又は、ポリ弗化ビニリデ
ン、弗素ゴム、エポキシ樹脂等にロッシェル塩(L-酒石
酸ナトリウムカリウム)、燐酸二水素カリウム、(ペロ
ブスカイト型構造)(メタ)チタン酸バリウム、チオ尿
素、硝酸ナトリウム、チタン・ジルコン酸鉛(PZ
T)、チタン・ジルコン酸ランタン鉛(PLZT)等を
分散混合した混合物等が挙げられる。
【0010】又、その分極法は、特に限定されず、例え
ば、熱エレクトレット、ホト−エレクトレット、ラジオ
−エレクトレット、エレクトロ−エレクトレット、メカ
ノ−エレクトレット等が挙げられる。
【0011】請求項2の発明の化粧縁に使用される金属
箔の材質は、特に限定されず、例えば、アルミニウム、
銅等が挙げられる。
【0012】請求項2の発明の化粧縁に使用される化粧
シートの材質は、特に限定されず、例えば、ポリ塩化ビ
ニル等の合成樹脂シートが挙げられ、着色しても、裏面
から模様等を印刷してもよい。
【0013】金属箔と化粧シートを基材の表面に積層す
る方法は、特に限定されず、例えば、金属箔と化粧シー
トとを押出積層により圧着し、金属箔面を内側にして基
材の表面に接着してもよい。
【0014】
【作用】請求項1の発明は、基材の表面にエレクトレッ
トフィルムが積層され、エレクトレットフィルムの表面
が浮遊塵埃と同一の極性に帯電されているので、表面が
帯電している塵埃は、電気的に反発されて化粧縁の表面
に付着するのを妨げられる。
【0015】請求項2の発明は、基材の表面に金属箔と
化粧シートがこの順に積層されて電位が印加されてお
り、化粧シートの表面が浮遊塵埃と同一の極性に帯電さ
れているので、表面が帯電している塵埃は、電気的に反
発されて化粧縁の表面に付着するのを妨げられる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は請求項1の発明の化粧縁である巾木の一例を
示す断面図、図2は請求項2の発明の化粧縁である巾木
の一例を示す断面図である。
【0017】図1に於いて、1は直角の裏面隅角部が面
取りされた断面略直角三角形状の長尺体からなる基材で
あって、表面11は略凹円弧状となされている。表面11に
は、厚み 100μmのポリ弗化ビニリデン製フィルムにコ
ロナ放電処理を施したエレクトレットフィルム2が積層
されており、エレクトレットフィルム2の表面は浮遊塵
埃と同一の極性に帯電されている。
【0018】図2に於いては、直角の裏面隅角部が面取
りされた基材1aの表面11a は、2個の凹円弧を上下に並
設した形状となされている。表面11a には、アルミニウ
ムよりなる金属箔3と厚み 100μmのポリ塩化ビニル製
化粧シート4がこの順に積層されて電位が印加されてお
り、化粧シート4の表面は浮遊塵埃と同一の極性に帯電
されている。
【0019】以上、本発明の実施例について説明してき
たが、具体的な構成は、上記の実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あってもこの発明に含まれる。例えば、実施例では、断
面略直角三角形状の基材の表面は略凹円弧状となされて
いるが、平滑となされていてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は、叙上の通り構成されているの
で、化粧縁の表面に浮遊塵埃が付着せず、埃や埃溜まり
を温床とするダニによるアレルギー疾患の防止の一助と
なることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の化粧縁である巾木の一例を示
す断面図。
【図2】請求項2の発明の化粧縁である巾木の一例を示
す断面図。
【符号の説明】
1 基材 1a 基材 2 エレクトレットフィルム 3 金属箔 4 化粧シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 21/08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の表面にエレクトレットフィルムが
    積層され、エレクトレットフィルムの表面が浮遊塵埃と
    同一の極性に帯電されていることを特徴とする化粧縁。
  2. 【請求項2】 基材の表面に金属箔と化粧シートがこの
    順に積層されて電位が印加されており、化粧シートの表
    面が浮遊塵埃と同一の極性に帯電されていることを特徴
    とする化粧縁。
JP23792593A 1993-09-24 1993-09-24 化粧縁 Pending JPH0791031A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23792593A JPH0791031A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 化粧縁

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JP23792593A JPH0791031A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 化粧縁

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JPH0791031A true JPH0791031A (ja) 1995-04-04

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ID=17022493

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JP23792593A Pending JPH0791031A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 化粧縁

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JP (1) JPH0791031A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127324A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Sekisui Jushi Co Ltd 建材
JP2011183390A (ja) * 2006-07-25 2011-09-22 Sustainable Titania Technology Inc 基体の保護方法

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