JPH0790Y2 - 磁石による連結具 - Google Patents

磁石による連結具

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JPH0790Y2
JPH0790Y2 JP8271792U JP8271792U JPH0790Y2 JP H0790 Y2 JPH0790 Y2 JP H0790Y2 JP 8271792 U JP8271792 U JP 8271792U JP 8271792 U JP8271792 U JP 8271792U JP H0790 Y2 JPH0790 Y2 JP H0790Y2
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JP
Japan
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pair
concrete
continuous yarns
magnet
concave part
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Application number
JP8271792U
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JPH0644416U (ja
Inventor
幸保 加藤
Original Assignee
田崎真珠株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ネックレスなどの装身
具の両端に掛脱しうるよう備えた磁石による連結具に関
する。
【0002】
【従来の技術】ネックレスなどの装身具における鎖、連
糸等の両端を掛脱自在に連結させるに当り、対接内面に
永久磁石を備えしめた各種態様の連結具(留金)が提
案、使用されているのであるが、磁石を備えしめた上記
対接内面を夫々平滑な板面としたり、実開昭60−13
17号公報のように凹凸部を連糸の反引張り方向に嵌合
させる構造では、連糸類に引張りの外力が加わると容易
に外れることになるので、その対策として、実公昭58
−46656号(その他、特開昭60−119901
号、同61−137504号)公報のように、対接され
る強磁性板の一方の内面に筒状の永久磁石を固設すると
共に、他方の内面に上記筒状磁石内へ軸方向に嵌入させ
るようにした円柱状の突起を突設せしめた構成のもの、
あるいは実開昭60−79313号、同61−8601
8号公報のように、一対よりなる磁石の対接面の一方に
ホゾ(又はあり)、他方にホゾ穴(又はありみぞ)を何
れも引張り外力がかかる方向と直角方向に形成した主と
して二形式の連結具が知られているのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記二形式
のものは、互いに掛合させた留具体を連糸類により左右
に引張っても外れない利点を有しているのであるが、両
者を分離させるとき、前者の実公昭58−46656号
にかかるものは、穴内より相手がわの突起を軸方向へ平
行に引き抜かねばならないのであり、また後者のものは
双方を前後方向へある長さ平行にスライドさせる必要が
ある。このように従来のものは分離時に拘束状態からあ
る長さを平行に摺動させねばならないので、分離時に際
し、こじれが生じ易く、かつ掛合時には双方の入り口を
正面向きに一致させることを要し、しかも穴とか、あり
みぞ内に汗水が溜まったり、ホコリが附着すると除去が
面倒であるばかりか被装飾性に乏しい欠点を有してい
る。
【0004】本考案は、このような実情に対処してなし
たもので、板状の永久磁石を各埋設した対接内面を平滑
とするにかかわらず、一対よりなる留具体の掛合を確実
にし、かつ掛脱操作を簡易ならしめた連結具の提供を課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、平滑な対接が
わの内面に夫々永久磁石を埋設せしめた一対よりなる留
具体の各外端に連糸類を連結させる係環を備えしめると
共に、各留具体の内端がわには、上記連糸類による左右
引張り外力の加わる方向と交差する側部面に設けた凹曲
部へ相互に掛合しうる弯曲部を上記内面がわへ折曲して
形成せしめたことを特徴とする。
【0006】なお、上記一対の留具体は夫々同形状に形
成することができるのである。
【0007】
【作用】上記構成を有する本考案の連結具は、各留具体
の弯曲部を相手がわ留具体に設けた凹曲部を対応させる
ようにして夫々永久磁石を埋設した内面を対接させると
連糸類をループ状につなぎうるのであり、然して分離時
は、上記弯曲部を互いに外方へ押し出す方向へ各留具体
を引き離すことで分離させうるのである。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。
【0009】図1〜図6に示す連結具1において、該連
結具1は、貴金属、陶磁器その他合成樹脂などの非磁性
材により夫々正面からみて略鳩尾形に形成した一対の留
具体2,2の各平滑とした対接がわ内面2aに異極N,
Sを露出させるようにして板状の永久磁石3を埋設し、
さらに該留具体の各鳩尾状外端2bに鎖又は連糸類4を
連結する係環5を突設させると共に、反鳩尾がわの内端
には上記平滑とした内面2aを対接せしめたとき夫々相
手側留具体2の連糸類4により引張り外力の加わる方向
と交差する側部面に設けた凹曲部2cへ相互に掛合しう
る弯曲部2dが対接内面2aがわへ折曲して形成されて
いる。
【0010】上記一対の各留具体2は、連結状態で全体
が扁平な卵形を呈する形をしているが、その形体は適宜
定めればよく、さらに図例では外表面にあたかも手指の
先を引き揃えて折り曲げた(ないしは三本のバナナを束
ね併せた)ような筋目の入った同形の模様形状2′を形
成したものを示したが、他の模様形状を採用し、あるい
は上記留具体の模様形状2′は相互に異ならしめてもよ
く、また前記永久磁石3の周りにはヨーク6を介在させ
ているが、このようなヨークは用いなくても差支えない
のである。
【0011】上記構成を有する連結具1は、一対の留具
体2,2を図2の線矢印で示しているように、各弯曲部
2dを相手がわ留具体の凹曲部2cに対応させた状態
で、永久磁石3を埋設した各内面2aを対接させるよう
にすると、各留具体2は図1のように掌合状に掛合され
て連糸4をループ状に連結しるうのである。また、上記
留具体2を分離させるときは、各留具体の弯曲部2dを
図1の太矢印で示すように、あたかも口を開かせる如く
夫々外表面がわへ押出させて対接内面2aを一側部から
引き離すようにするとよいのである。
【0012】
【考案の効果】本考案によるときは、互いに吸着する板
状の永久磁石を平滑とした各留具体の対接内面へ埋設さ
せているにかかわらず連糸類の引張り外力により分離す
る懸念をなくし、しかも留具体を分離させるときは該留
具体の内端がわに設けた弯曲部を夫々外表面がわへ引き
剥すように押出させることにより簡易に分離させうるの
である。
【0013】さらに上記一対の留具体を同形のものとし
て形成するときは該留具体の外表面への模様形状の成形
を含めてその製造、加工を容易ならしめ、安価に提供し
うるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の正面図。
【図2】 同分離時の斜面図。
【図3】 図1の平面図。
【図4】 図1の底面図。
【図5】 (イ)留具の表正面図,(ロ)留具の裏正
面図。
【図6】 図5(ロ)のA−A線拡大断面図。
【符号の説明】
1 連結具 2 一対の留具体 2a 対接がわ内面 2b 外端 2c 凹曲部 2d 弯曲部 3 永久磁石 4 連糸類

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平滑な対接がわの内面に夫々永久磁石を
    埋設せしめた一対よりなる留具体の各外端に連糸類を連
    結させる係環を備えしめると共に、各留具体の内端がわ
    には、上記連糸類による左右引張り外力の加わる方向と
    交差する側部面に設けた凹曲部へ相互に掛合しうる弯曲
    部を上記内面がわへ折曲して形成せしめたことを特徴と
    する磁石による連結具。
  2. 【請求項2】 一対よりなる各留具体を夫々同形状に形
    成せしめたことを特徴とする請求項1に記載の磁石によ
    る連結具。
JP8271792U 1992-11-04 1992-11-04 磁石による連結具 Expired - Lifetime JPH0790Y2 (ja)

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JP8271792U JPH0790Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 磁石による連結具

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JPH0644416U JPH0644416U (ja) 1994-06-14
JPH0790Y2 true JPH0790Y2 (ja) 1995-01-11

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JP2007209529A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Tazaki Shinjiyu Kk 磁石による連結具

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JPH0644416U (ja) 1994-06-14

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