JPH0790742A - ワープビーム駆動装置 - Google Patents
ワープビーム駆動装置Info
- Publication number
- JPH0790742A JPH0790742A JP6196582A JP19658294A JPH0790742A JP H0790742 A JPH0790742 A JP H0790742A JP 6196582 A JP6196582 A JP 6196582A JP 19658294 A JP19658294 A JP 19658294A JP H0790742 A JPH0790742 A JP H0790742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warp beam
- power transmission
- gear ratio
- continuously variable
- yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02H—WARPING, BEAMING OR LEASING
- D02H13/00—Details of machines of the preceding groups
- D02H13/12—Variable-speed driving mechanisms
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B27/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, warp knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B27/10—Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
- D04B27/16—Warp beams; Bearings therefor
- D04B27/20—Warp beam driving devices
- D04B27/22—Warp beam driving devices electrically controlled
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D49/00—Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
- D03D49/04—Control of the tension in warp or cloth
- D03D49/06—Warp let-off mechanisms
- D03D49/10—Driving the warp beam to let the warp off
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
- Looms (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無段変速装置の動力伝達手段を高精度に且つ
迅速に装置始動前に制御でき、安価に提供できるワープ
ビーム駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】 ワープビームを駆動する装置が、無段変速装
置(7) を有する。無段変速装置(7) の動力伝達手段(8)
は操作手段(11)によって変位する。操作手段(11)を制御
する計算機(16)は、所定の給糸量(F)、機械、無段変
速装置(7) 及びワープビーム(3) のデータを、実際の糸
層周長(Ua )を表す糸層寸法(実際の巻数wa )を含
めて記録する入力装置(17)と、計算部(18)と、出力端(1
9)とを有する。この構成により、既に機械始動前に、動
力伝達手段(8) を正しい目標位置にもたらすことができ
る。計算機は、機械運転中制御装置の一部として利用す
ることもできる。
迅速に装置始動前に制御でき、安価に提供できるワープ
ビーム駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】 ワープビームを駆動する装置が、無段変速装
置(7) を有する。無段変速装置(7) の動力伝達手段(8)
は操作手段(11)によって変位する。操作手段(11)を制御
する計算機(16)は、所定の給糸量(F)、機械、無段変
速装置(7) 及びワープビーム(3) のデータを、実際の糸
層周長(Ua )を表す糸層寸法(実際の巻数wa )を含
めて記録する入力装置(17)と、計算部(18)と、出力端(1
9)とを有する。この構成により、既に機械始動前に、動
力伝達手段(8) を正しい目標位置にもたらすことができ
る。計算機は、機械運転中制御装置の一部として利用す
ることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワープビームを駆動す
る装置であって、このワープビームが機械の主軸(単
に、主軸ともいう)により無段変速装置を介して駆動さ
れ、この無段変速装置が、変速比を変えるための調整可
能な動力伝達手段を備えており、所定の給糸量を維持す
るために制御装置が動力伝達手段を調整 (制御) するよ
うに構成されたワープビーム駆動装置に関する。
る装置であって、このワープビームが機械の主軸(単
に、主軸ともいう)により無段変速装置を介して駆動さ
れ、この無段変速装置が、変速比を変えるための調整可
能な動力伝達手段を備えており、所定の給糸量を維持す
るために制御装置が動力伝達手段を調整 (制御) するよ
うに構成されたワープビーム駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種のワープビーム駆動装置は、経編機、織機等において
多数の糸を同時に供給するために使用され、供給速度は
経編機、織機等の機械の作動速度(編成速度あるいは織
成速度)に対し一定の関係にある。この作動速度に対し
て一定の関係にある供給速度を維持するために、ワープ
ビームの駆動回転速度(駆動回転数/分)は糸層径の減
少に伴って増加しなければならない。
種のワープビーム駆動装置は、経編機、織機等において
多数の糸を同時に供給するために使用され、供給速度は
経編機、織機等の機械の作動速度(編成速度あるいは織
成速度)に対し一定の関係にある。この作動速度に対し
て一定の関係にある供給速度を維持するために、ワープ
ビームの駆動回転速度(駆動回転数/分)は糸層径の減
少に伴って増加しなければならない。
【0003】ライスフェルト”ワープ・ニット・エンジ
ニアリング”(1966年発行)の291〜294 頁に記載され
ているような上述した種類の駆動装置は、無段変速装置
であるリング・コーン型の摩擦式変速装置の動力伝達用
のリング(動力伝達手段)を調整するための装置とし
て、歯車によって回転可能になったウォーム駆動装置を
有する。歯車は一方又は他方の方向にラチェット駆動機
構によって操作され、このラチェット駆動機構は機械式
の比較装置によって操作される。この比較装置は、リン
グ・コーン型の摩擦式変速装置の入力軸と接続された目
標値入力端と、ワープビームの糸層表面に当接するタッ
チローラに接続された実際値入力端とを有しており、こ
の実際値と上記目標値とに偏差が生じると上記動力伝達
手段を調整する。
ニアリング”(1966年発行)の291〜294 頁に記載され
ているような上述した種類の駆動装置は、無段変速装置
であるリング・コーン型の摩擦式変速装置の動力伝達用
のリング(動力伝達手段)を調整するための装置とし
て、歯車によって回転可能になったウォーム駆動装置を
有する。歯車は一方又は他方の方向にラチェット駆動機
構によって操作され、このラチェット駆動機構は機械式
の比較装置によって操作される。この比較装置は、リン
グ・コーン型の摩擦式変速装置の入力軸と接続された目
標値入力端と、ワープビームの糸層表面に当接するタッ
チローラに接続された実際値入力端とを有しており、こ
の実際値と上記目標値とに偏差が生じると上記動力伝達
手段を調整する。
【0004】このような無段変速装置を使用する利点と
して、1台の機械のすべてのワープビームが機械の主軸
によって駆動可能となる。しかし、多くの場合、タッチ
ローラは、糸材料を損傷させるため、あるいはスリップ
が発生するため、使用できないことがある。また、上記
タッチローラの使用は、かなり構造を複雑にするととも
に装置の製造原価を高くすることにもなる。さらに、上
記動力伝達手段は運転中の制御操作後にはじめてその正
しい位置にセットされ、またこの制御操作が比較的ゆっ
くりとおこなわれるので、巻き取られた最初の部分には
欠陥が存在し、製品の歩留りを低下させる。
して、1台の機械のすべてのワープビームが機械の主軸
によって駆動可能となる。しかし、多くの場合、タッチ
ローラは、糸材料を損傷させるため、あるいはスリップ
が発生するため、使用できないことがある。また、上記
タッチローラの使用は、かなり構造を複雑にするととも
に装置の製造原価を高くすることにもなる。さらに、上
記動力伝達手段は運転中の制御操作後にはじめてその正
しい位置にセットされ、またこの制御操作が比較的ゆっ
くりとおこなわれるので、巻き取られた最初の部分には
欠陥が存在し、製品の歩留りを低下させる。
【0005】ドイツ特許公報第 31 11 112号によって、
回転数を制御可能なモータによってワープビームを駆動
することが知られている。付属の制御装置が計算機を有
し、この計算機は、糸層径、糸層の層厚等の幾つかのワ
ープビームデータと、測定されたワープビーム回転角と
から、巻取られた糸又は繰出された糸の長さに関する測
定量を算出する。測定量、主軸回転角を表す信号及び調
整量を用いて、ワープビーム駆動装置の目標回転数が算
出され、適宜な回転数に関する信号が、ワープビーム駆
動装置を制御する制御装置に送られる。しかし、この駆
動装置の場合、ワープビームごとに独自の駆動モータを
必要とする。
回転数を制御可能なモータによってワープビームを駆動
することが知られている。付属の制御装置が計算機を有
し、この計算機は、糸層径、糸層の層厚等の幾つかのワ
ープビームデータと、測定されたワープビーム回転角と
から、巻取られた糸又は繰出された糸の長さに関する測
定量を算出する。測定量、主軸回転角を表す信号及び調
整量を用いて、ワープビーム駆動装置の目標回転数が算
出され、適宜な回転数に関する信号が、ワープビーム駆
動装置を制御する制御装置に送られる。しかし、この駆
動装置の場合、ワープビームごとに独自の駆動モータを
必要とする。
【0006】本発明は、実際の種々の要求にさらに良好
に適合する無段変速装置を備えたワープビーム駆動装置
を提供することを目的とする。
に適合する無段変速装置を備えたワープビーム駆動装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】この課題は、
本発明によれば、制御装置が操作手段と計算機とを有
し、該計算機が、所定の給糸量、機械、無段変速装置及
びワープビームのデータを、実際の糸層周長を表す糸層
寸法を含めて記録する入力装置と、入力された値から動
力伝達手段の目標位置を算出する計算部と、適宜な位置
信号を操作手段に送る信号出力端とを備えることによっ
て、解決される。
本発明によれば、制御装置が操作手段と計算機とを有
し、該計算機が、所定の給糸量、機械、無段変速装置及
びワープビームのデータを、実際の糸層周長を表す糸層
寸法を含めて記録する入力装置と、入力された値から動
力伝達手段の目標位置を算出する計算部と、適宜な位置
信号を操作手段に送る信号出力端とを備えることによっ
て、解決される。
【0008】この構成により、動力伝達手段の目標位置
を高精度で算出することが可能となる。このような高精
度の算出が可能となるのは、入力装置によって記録され
た無段変速装置のデータが、入力された他のデータと一
緒に数学的に処理されるからである。
を高精度で算出することが可能となる。このような高精
度の算出が可能となるのは、入力装置によって記録され
た無段変速装置のデータが、入力された他のデータと一
緒に数学的に処理されるからである。
【0009】目標位置の算出が機械の作動に依存しない
ことから、操作手段と動力伝達手段が、機械停止時に、
つまり機械作動前にそれ以前に算出された目標位置に調
整可能であることが望ましい。この場合、機械の始動時
に動力伝達手段が既に正しい位置にあるため、生地の最
初の部分を切除することなく、最初から欠陥のない状態
の作業がおこなわれることになる。
ことから、操作手段と動力伝達手段が、機械停止時に、
つまり機械作動前にそれ以前に算出された目標位置に調
整可能であることが望ましい。この場合、機械の始動時
に動力伝達手段が既に正しい位置にあるため、生地の最
初の部分を切除することなく、最初から欠陥のない状態
の作業がおこなわれることになる。
【0010】別の有利な1実施例としては、糸層寸法を
自動的に検出して入力する手段が設けられており、計算
機が動力伝達手段用制御装置の一部として機能し、動力
伝達手段の算出された目標位置が糸層寸法の変化に依存
して変化するよう構成することである。この場合、目標
位置の算出の精度と、この目標位置と無段変速装置の出
力回転数との間で密接な制御がおこなわれるため、目標
値と実際値とを比較しなくとも良好な作業結果が得ら
れ、特にタッチローラなしでおこなうことが可能とな
る。
自動的に検出して入力する手段が設けられており、計算
機が動力伝達手段用制御装置の一部として機能し、動力
伝達手段の算出された目標位置が糸層寸法の変化に依存
して変化するよう構成することである。この場合、目標
位置の算出の精度と、この目標位置と無段変速装置の出
力回転数との間で密接な制御がおこなわれるため、目標
値と実際値とを比較しなくとも良好な作業結果が得ら
れ、特にタッチローラなしでおこなうことが可能とな
る。
【0011】別の実施例では、実際の糸走行速度を表す
走行量を自動的に検出して入力する手段が設けられてお
り、計算機が動力伝達手段用制御装置の一部として機能
し、動力伝達手段が、糸走行速度の制御偏差又は比較可
能な量に依存して調整可能に構成することができる。こ
の場合、計算機は、機械始動前に目標位置を算定するこ
とができ、運転中は、制御操作によって動力伝達手段の
位置を算定するのに利用できる。
走行量を自動的に検出して入力する手段が設けられてお
り、計算機が動力伝達手段用制御装置の一部として機能
し、動力伝達手段が、糸走行速度の制御偏差又は比較可
能な量に依存して調整可能に構成することができる。こ
の場合、計算機は、機械始動前に目標位置を算定するこ
とができ、運転中は、制御操作によって動力伝達手段の
位置を算定するのに利用できる。
【0012】特に有利な構成としては、操作手段が電気
ステッピングモータ、位置信号がステップ信号で構成さ
れることである。無段変速装置の調整範囲が数多くのき
わめて小さなステップに分割することができるので、動
力伝達手段の位置はきわめて精密 (微細) に調整するこ
とができる。
ステッピングモータ、位置信号がステップ信号で構成さ
れることである。無段変速装置の調整範囲が数多くのき
わめて小さなステップに分割することができるので、動
力伝達手段の位置はきわめて精密 (微細) に調整するこ
とができる。
【0013】この場合、ステッピングモータが目標位置
にはじめて到達するよりも前に該基準点に到達するよう
になった調整ルーチンと、基準点とを設けることが望ま
しい。このように構成すると、機械停止中に発生する何
らかの外乱 (例えば、初期値の誤差) がごく僅かの影響
でとどまる。
にはじめて到達するよりも前に該基準点に到達するよう
になった調整ルーチンと、基準点とを設けることが望ま
しい。このように構成すると、機械停止中に発生する何
らかの外乱 (例えば、初期値の誤差) がごく僅かの影響
でとどまる。
【0014】機械のデータとして、特に、機械の主軸と
無段変速装置との間の変速比が入力可能である。無段変
速装置とワープビームとの間に別の変速装置が設けられ
ている場合、その変速比も機械データに含まれる。これ
らの変速装置は、通常、速比固定型変速装置(変速比が
固定の変速装置をいう)、多段式歯車変速装置、換え歯
車を備えた変速装置(歯車を換えることによって速比を
換える形式の変速装置をいう。以下、換え歯車式変速装
置という)である。
無段変速装置との間の変速比が入力可能である。無段変
速装置とワープビームとの間に別の変速装置が設けられ
ている場合、その変速比も機械データに含まれる。これ
らの変速装置は、通常、速比固定型変速装置(変速比が
固定の変速装置をいう)、多段式歯車変速装置、換え歯
車を備えた変速装置(歯車を換えることによって速比を
換える形式の変速装置をいう。以下、換え歯車式変速装
置という)である。
【0015】無段変速装置のデータとして、好ましく
は、最大変速比と、最小変速比と、該最大変速比と最小
変速比間の調整範囲を分割するのに必要な最大ステップ
数とが入力可能であることが望ましい。この場合、算出
されたステップ数が動力伝達手段の実際の位置を決定す
る。
は、最大変速比と、最小変速比と、該最大変速比と最小
変速比間の調整範囲を分割するのに必要な最大ステップ
数とが入力可能であることが望ましい。この場合、算出
されたステップ数が動力伝達手段の実際の位置を決定す
る。
【0016】計算機が測定ルーチンを有し、該測定ルー
チンでもって最大変速比と最小変速比と最大ステップ数
が自動的に測定されて入力されるよう構成することも、
好ましい。この場合、無段変速装置の測定は計算機を援
用して行われる。
チンでもって最大変速比と最小変速比と最大ステップ数
が自動的に測定されて入力されるよう構成することも、
好ましい。この場合、無段変速装置の測定は計算機を援
用して行われる。
【0017】ワープビームのデータとして、望ましく
は、内周長と外周長と最大巻数と実際の巻数が入力可能
である。これらのデータは、勿論、変形した形、例えば
直径、番手等の形態とすることもできる。
は、内周長と外周長と最大巻数と実際の巻数が入力可能
である。これらのデータは、勿論、変形した形、例えば
直径、番手等の形態とすることもできる。
【0018】実際の巻数だけは継続的(連続的)に変化
しなければならない。これは、自動的に、例えば、ワー
プビームに付属して設けられたセンサーを利用して行う
ことができ、該センサーが各回転ごとにパルスを発生
し、該パルスが実際の巻数を自動的に計測する。
しなければならない。これは、自動的に、例えば、ワー
プビームに付属して設けられたセンサーを利用して行う
ことができ、該センサーが各回転ごとにパルスを発生
し、該パルスが実際の巻数を自動的に計測する。
【0019】計算機は、該計算機が自動計算ルーチンを
有し、該自動計算ルーチンが所定の給糸量に基づいて所
要の機械変速比データとその際に許容される給糸量変動
範囲とを計算して表示させるとき、さらに上記とは別の
機能も具備する。その結果、機械の設定時に必要となる
のは、ワープビーム及び無段変速装置のデータと給糸量
(給糸量データ)とを入力することだけであり、その入
力を受けて計算機が多段歯車変速装置の変速段、換え歯
車を備えた変速装置の歯車の選択等に関し、変速段,選
択されるべき歯車等を算出する。これらの変速比データ
において給糸量がいかなる範囲で変化するかも、表示さ
れる。
有し、該自動計算ルーチンが所定の給糸量に基づいて所
要の機械変速比データとその際に許容される給糸量変動
範囲とを計算して表示させるとき、さらに上記とは別の
機能も具備する。その結果、機械の設定時に必要となる
のは、ワープビーム及び無段変速装置のデータと給糸量
(給糸量データ)とを入力することだけであり、その入
力を受けて計算機が多段歯車変速装置の変速段、換え歯
車を備えた変速装置の歯車の選択等に関し、変速段,選
択されるべき歯車等を算出する。これらの変速比データ
において給糸量がいかなる範囲で変化するかも、表示さ
れる。
【0020】
【実施例】図面に示した好ましい実施例に基づいて、以
下、本発明を詳しく説明する。
下、本発明を詳しく説明する。
【0021】経編機が、機械の主軸2を駆動する主モー
タ1と、少なくとも1つのワープビーム3とを有する。
ワープビーム3は、上記主軸2によって、速比固定型変
速装置4と多段式歯車変速装置5と換え歯車式装置6と
無段変速装置7(この場合リング・コーン型の摩擦式変
速装置)とを介して、駆動される。速比固定型変速装置
4は固定の変速比i1 を有する。多段式歯車変速装置5
は少なくとも2つの変速段を有し、その結果、少なくと
も2つの変速比i2 を有する。換え歯車式変速装置6
は、換え歯車の配置に依存した複数の変速比i3 を有す
る。
タ1と、少なくとも1つのワープビーム3とを有する。
ワープビーム3は、上記主軸2によって、速比固定型変
速装置4と多段式歯車変速装置5と換え歯車式装置6と
無段変速装置7(この場合リング・コーン型の摩擦式変
速装置)とを介して、駆動される。速比固定型変速装置
4は固定の変速比i1 を有する。多段式歯車変速装置5
は少なくとも2つの変速段を有し、その結果、少なくと
も2つの変速比i2 を有する。換え歯車式変速装置6
は、換え歯車の配置に依存した複数の変速比i3 を有す
る。
【0022】無段変速装置7は、2つの円錐体(コー
ン)9,10間に移動自在に配置されるリング状の動力伝
達手段(リング)8の位置、つまり円錐体9,10の長手
方向のリング(動力伝達手段8)の位置に依存した無段
変速比i4 を有する。図3には特定の変速比iX を与え
る目標位置が調整行程sX によって示してある。動力伝
達手段8が全調整行程s1 を移動することによって、変
速比は最大値imax から最小値imin の範囲で変化す
る。
ン)9,10間に移動自在に配置されるリング状の動力伝
達手段(リング)8の位置、つまり円錐体9,10の長手
方向のリング(動力伝達手段8)の位置に依存した無段
変速比i4 を有する。図3には特定の変速比iX を与え
る目標位置が調整行程sX によって示してある。動力伝
達手段8が全調整行程s1 を移動することによって、変
速比は最大値imax から最小値imin の範囲で変化す
る。
【0023】動力伝達手段8は、操作手段11、この場合
ステッピングモータによって移動させられる。動力伝達
手段8の事実上正確な無段変速が可能となるように、上
記ステッピングモータのステップ量はきわめて小さく選
定することができる。全調整行程s1 は、例えば、数万
ステップに分割しておくことができる。そのため、上記
値sX 、s1 は特定のステップ数に対応することとな
る。
ステッピングモータによって移動させられる。動力伝達
手段8の事実上正確な無段変速が可能となるように、上
記ステッピングモータのステップ量はきわめて小さく選
定することができる。全調整行程s1 は、例えば、数万
ステップに分割しておくことができる。そのため、上記
値sX 、s1 は特定のステップ数に対応することとな
る。
【0024】駆動されるワープビーム3はコア(円筒
体)12上に糸層13を担持しており、該糸層13はワープビ
ーム端に設けられた各1つのフランジ14、15によって規
制(制限)されている。図2には、破線で示される 100
%糸が巻かれたワープビーム(完全ワープビームとい
う)の巻数w1 から、糸が繰り出されて糸層13に減少す
る結果、巻数が実際値wa に低下する状態が略示されて
いる。この場合、同時に、糸層の外周長が減少する。こ
の外周長は、図2では周長に比例した直径として示して
ある。実際の外周長Ua は、完全ワープビームの外周長
U1 から、コア12の周長U0 又は原糸層13の内周長にわ
たって変化する。
体)12上に糸層13を担持しており、該糸層13はワープビ
ーム端に設けられた各1つのフランジ14、15によって規
制(制限)されている。図2には、破線で示される 100
%糸が巻かれたワープビーム(完全ワープビームとい
う)の巻数w1 から、糸が繰り出されて糸層13に減少す
る結果、巻数が実際値wa に低下する状態が略示されて
いる。この場合、同時に、糸層の外周長が減少する。こ
の外周長は、図2では周長に比例した直径として示して
ある。実際の外周長Ua は、完全ワープビームの外周長
U1 から、コア12の周長U0 又は原糸層13の内周長にわ
たって変化する。
【0025】計算機16は入力装置17と計算部18と出力端
19とを有し、出力端19は操作手段11に位置信号、即ちス
テッピングモータの場合にはステップ信号を、供給す
る。入力装置17は一連の入力端20〜23を有する。入力端
20は、所定の給糸量Fを記録する。給糸量Fは、経編機
の1作業周期(作業サイクル)の間にどの程度の糸長を
供給しなければならないのかを決定し、一般に480 メッ
シュ(=1ラック(1R))について、つまりmm/Rを
単位にして記録される。入力端21は、一定した機械デー
タ、例えば速比固定型変速装置4の変速比i1 が入力さ
れる。入力端22は、可変機械データ、つまり設定デー
タ、例えば多段式歯車変速装置5の変速段(つまりその
変速比i2 )、換え歯車式変速装置の換え歯車の配置
(つまり変速比i3 )が入力される。入力端23は、内周
長U0 、外周長U1 、最大巻数w1 等のワープビーム3
に関するデータを記録する。別の入力端24はセンサー25
と接続されており、該センサー25はワープビーム3のフ
ランジ15に設けられた目印26を通過するたびにパルスを
送り、1パルスが巻数の1巻の減少を表す。そのため、
最大巻数w1 からはじまり、計算機16は実際の巻数wa
を検知することができる。
19とを有し、出力端19は操作手段11に位置信号、即ちス
テッピングモータの場合にはステップ信号を、供給す
る。入力装置17は一連の入力端20〜23を有する。入力端
20は、所定の給糸量Fを記録する。給糸量Fは、経編機
の1作業周期(作業サイクル)の間にどの程度の糸長を
供給しなければならないのかを決定し、一般に480 メッ
シュ(=1ラック(1R))について、つまりmm/Rを
単位にして記録される。入力端21は、一定した機械デー
タ、例えば速比固定型変速装置4の変速比i1 が入力さ
れる。入力端22は、可変機械データ、つまり設定デー
タ、例えば多段式歯車変速装置5の変速段(つまりその
変速比i2 )、換え歯車式変速装置の換え歯車の配置
(つまり変速比i3 )が入力される。入力端23は、内周
長U0 、外周長U1 、最大巻数w1 等のワープビーム3
に関するデータを記録する。別の入力端24はセンサー25
と接続されており、該センサー25はワープビーム3のフ
ランジ15に設けられた目印26を通過するたびにパルスを
送り、1パルスが巻数の1巻の減少を表す。そのため、
最大巻数w1 からはじまり、計算機16は実際の巻数wa
を検知することができる。
【0026】別の入力端27は、無段変速装置7のデー
タ、特に最大変速比imax 、最小変速比imin 、そし
て、該最大変速比imax から最小変速比imin までの調
整範囲を分割するのに必要な最大ステップ数を記録す
る。これらのデータは既に製造時に入力され、計算機16
の測定ルーチンによって自動的に呼び出すことができる
ので、図において入力端27は破線で示してある。
タ、特に最大変速比imax 、最小変速比imin 、そし
て、該最大変速比imax から最小変速比imin までの調
整範囲を分割するのに必要な最大ステップ数を記録す
る。これらのデータは既に製造時に入力され、計算機16
の測定ルーチンによって自動的に呼び出すことができる
ので、図において入力端27は破線で示してある。
【0027】これらのデータでもって計算部18は動力伝
達手段8の目標位置sX を計算することができる。これ
は、例えば以下のようにに行われる:まず、下記の式
(1) に従って、糸層の実際の外周長が算出される。
達手段8の目標位置sX を計算することができる。これ
は、例えば以下のようにに行われる:まず、下記の式
(1) に従って、糸層の実際の外周長が算出される。
【0028】
【数1】
【0029】Ua :糸層の実際の外周長 U0 :糸層の内周長 U1 :完全ワープビーム時の外周長 wa :実際の巻数 w1 :完全ワープビームの巻数 実際の外周長Ua が既知であると、下記式(2) に従っ
て、無段変速装置の変速比i4 の希望する値iX が算出
される。
て、無段変速装置の変速比i4 の希望する値iX が算出
される。
【0030】
【数2】
【0031】iX :無段変速装置の変速比i4 の目標値 Ua :実際の外周長 i1 、i2 、i3 :変速比 F: 給糸量(mm/R) 480 :Fの設計基数(1R=480 メッシュ) 上記無段変速装置の変速比iX が既知であると、下記の
式(3) に従って、目標位置信号sX にとって必要なステ
ップ数が算出される。
式(3) に従って、目標位置信号sX にとって必要なステ
ップ数が算出される。
【0032】
【数3】
【0033】sX :目標位置のためのステップ数 s1 :全調整範囲のためのステップ数 iX :無段変速装置の変速比i4 の目標値 imin :変速比i4 の最小値 imax :変速比i4 の最大値 上述した個々の式においてそれぞれ複数の値をまとめて
共通の定数とすることができ、こうして計算作業と計算
時間を削減することができる。
共通の定数とすることができ、こうして計算作業と計算
時間を削減することができる。
【0034】そのため、全体的にみると、計算機16は、
与えられたデータから動力伝達手段8の目標位置を確定
する制御装置28の一部として機能する。機械始動前にこ
の算出を既に行うことができるので、機械が起動するよ
りも前に動力伝達手段8を正しい位置に位置させておく
ことが可能であり、この場合、生成される生地は最初か
ら欠陥がないものとなる。
与えられたデータから動力伝達手段8の目標位置を確定
する制御装置28の一部として機能する。機械始動前にこ
の算出を既に行うことができるので、機械が起動するよ
りも前に動力伝達手段8を正しい位置に位置させておく
ことが可能であり、この場合、生成される生地は最初か
ら欠陥がないものとなる。
【0035】ワープビーム3の糸層が線形的に変化した
張力で巻付けられている場合、装置作動中においても、
動力伝達手段8を正しく調整するのに、この制御方式で
十分である。つまり、センサー25によって実際の巻数w
a 即ち実際の糸層周長Ua を、そして変速比iX から実
際の糸走行速度を算定することができるからである。
張力で巻付けられている場合、装置作動中においても、
動力伝達手段8を正しく調整するのに、この制御方式で
十分である。つまり、センサー25によって実際の巻数w
a 即ち実際の糸層周長Ua を、そして変速比iX から実
際の糸走行速度を算定することができるからである。
【0036】しかし、ワープビームが各部分で変化した
張力で巻付けられており、そのため巻付け時に張力の変
化に線形的な関係が成立していないと予想しなければな
らない場合、装置始動前に動力伝達手段を正しい位置に
制御しておくことが望ましく、但し、この場合、同じ計
算機16を用いて制御を行うのが望ましい。
張力で巻付けられており、そのため巻付け時に張力の変
化に線形的な関係が成立していないと予想しなければな
らない場合、装置始動前に動力伝達手段を正しい位置に
制御しておくことが望ましく、但し、この場合、同じ計
算機16を用いて制御を行うのが望ましい。
【0037】図4は、計算機16が制御装置29の一部を構
成する場合の図を示す。この場合、ワープビーム3に付
属して回転角計30が設けられており、回転角計30はワー
プビーム3の回転速度を検出することができ又同時に上
述したセンサー25(図1参照)の機能をも具備する。上
記回転角計30が目印の走査時に発生するパルスは、入力
端31を介して、入力装置17に供給される。更に、直径測
定装置32が設けられており、該直径測定装置32は例えば
光学式のもので構成され、測定された直径値を入力端33
を介して入力装置17に送る。実際の直径と実際の回転速
度とから、実際の糸走行速度を表す走行量を導き出すこ
とができる。この導き出された走行量が、所要の目標値
と比較される。この比較によって求められた制御偏差に
基づいて、動力伝達手段8を操作手段11によって制御
(操作)する。
成する場合の図を示す。この場合、ワープビーム3に付
属して回転角計30が設けられており、回転角計30はワー
プビーム3の回転速度を検出することができ又同時に上
述したセンサー25(図1参照)の機能をも具備する。上
記回転角計30が目印の走査時に発生するパルスは、入力
端31を介して、入力装置17に供給される。更に、直径測
定装置32が設けられており、該直径測定装置32は例えば
光学式のもので構成され、測定された直径値を入力端33
を介して入力装置17に送る。実際の直径と実際の回転速
度とから、実際の糸走行速度を表す走行量を導き出すこ
とができる。この導き出された走行量が、所要の目標値
と比較される。この比較によって求められた制御偏差に
基づいて、動力伝達手段8を操作手段11によって制御
(操作)する。
【0038】無段変速装置7が図3に図示する基準点34
(円錐体10の稜によって略示)を備えている。計算機16
は、ステッピングモータが目標位置に最初に到達するよ
りも前にこの基準点34に到達するようになった調整ルー
チンを有する。そこから(基準点34から)測定されたス
テップ数が動力伝達手段8を正確に希望する目標位置に
導く。1つの実施態様では、主軸の全作動工程 (全作動
回転数) を150 工程 (回転) とし、1ステップが1.8 °
のステッピングモータが使用される。ここで、半ステッ
プ動作(1ステップが0.9 °の動作) させると、調整範
囲は6万ステップとなる。
(円錐体10の稜によって略示)を備えている。計算機16
は、ステッピングモータが目標位置に最初に到達するよ
りも前にこの基準点34に到達するようになった調整ルー
チンを有する。そこから(基準点34から)測定されたス
テップ数が動力伝達手段8を正確に希望する目標位置に
導く。1つの実施態様では、主軸の全作動工程 (全作動
回転数) を150 工程 (回転) とし、1ステップが1.8 °
のステッピングモータが使用される。ここで、半ステッ
プ動作(1ステップが0.9 °の動作) させると、調整範
囲は6万ステップとなる。
【0039】本発明の基本思想を逸脱することなく、数
多くの変形態様が可能である。希望する変速比iX と目
標値sX との間の関係を表(テーブル)に蓄積しておく
こともでき、表は幾つかの測定によって予め定められ、
それらの中間値は補間処理することによって得ることが
できる。また、上述のようなセンサー25を利用しても、
ワープビームの回転数を求めることができる。制御操作
のとき直径測定装置を利用して実際の給糸量を算出する
代わりに、入力されたデータから計算によって求めるこ
ともできる。図示したリング・コーン型の摩擦式変速装
置の代わりに、無段変速装置として、摩擦車式の無段変
速装置(Reibsandgetriebe)、PIV無段変速装置 (チェー
ン式無段変速装置) 等の別の無段変速装置も使用するこ
とができる。
多くの変形態様が可能である。希望する変速比iX と目
標値sX との間の関係を表(テーブル)に蓄積しておく
こともでき、表は幾つかの測定によって予め定められ、
それらの中間値は補間処理することによって得ることが
できる。また、上述のようなセンサー25を利用しても、
ワープビームの回転数を求めることができる。制御操作
のとき直径測定装置を利用して実際の給糸量を算出する
代わりに、入力されたデータから計算によって求めるこ
ともできる。図示したリング・コーン型の摩擦式変速装
置の代わりに、無段変速装置として、摩擦車式の無段変
速装置(Reibsandgetriebe)、PIV無段変速装置 (チェー
ン式無段変速装置) 等の別の無段変速装置も使用するこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】本願発明にかかるワープビーム駆動装置
によれば、無段変速装置の動力伝達手段を高精度に制御
することが可能となり、しかも、制御が迅速にまた装置
始動前におこなわれるので、巻き取られる初期部分にも
欠陥が生じない。また、ワープビーム毎にモータを必要
としないため、安価に製造することが可能となる。
によれば、無段変速装置の動力伝達手段を高精度に制御
することが可能となり、しかも、制御が迅速にまた装置
始動前におこなわれるので、巻き取られる初期部分にも
欠陥が生じない。また、ワープビーム毎にモータを必要
としないため、安価に製造することが可能となる。
【図1】 本願発明の実施例にかかるワープビーム駆動
装置の全体の構成を示す概略図である。
装置の全体の構成を示す概略図である。
【図2】 図1に示すワープビームの巻数の変化を外周
長に比例した直径で表した概略図である。
長に比例した直径で表した概略図である。
【図3】 図1に示すリング・コーン型の摩擦式変速装
置(動力伝達手段)において特定の変速比を与える目標
位置が調整工程によって示された概略図である。
置(動力伝達手段)において特定の変速比を与える目標
位置が調整工程によって示された概略図である。
【図4】 計算機が制御装置の一部を構成する場合の概
略構成図である。
略構成図である。
3…ワープビーム 7…無段変速装置 8…動力伝達手段 11…操作手段 16…計算機 17…入力装置 18…計算部 19…出力端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ ハンデル ドイツ 72459 アルブスタット グレゴ ール ゲェツ−シュトラーセ 38 (72)発明者 ヨアヒム キルヒナー ドイツ 63533 マインハウゼン 2 ブ リュデール グリム−シュトラーセ 45
Claims (12)
- 【請求項1】 ワープビームを駆動するための駆動装置
であり、該ワープビームが機械の主軸によって無段変速
装置を介して駆動され、この無段変速装置が、変速比を
変えるための調整可能な動力伝達手段を備えており、所
定の給糸量を維持するために制御装置が上記動力伝達手
段を調整するように構成されたワープビーム駆動装置に
おいて、 上記制御装置が操作手段(11)と計算機(16)とを有し、該
計算機(16)が、所定の給糸量(F)、機械、無段変速装
置(7) 及びワープビーム(3) のデータを、実際の糸層周
長(Ua )を表す糸層寸法(巻数wa )を含めて記録す
る入力装置(17)と、入力された値から動力伝達手段(8)
の目標位置(sX )を算出する計算部(18)と、適宜な位
置信号を操作手段(11)に送る信号出力端(19)とを備えて
いることを特徴とするワープビーム駆動装置。 - 【請求項2】 前記操作手段(11)と動力伝達手段(8)
が、機械停止時に、算出された目標位置(sX )に予め
調整可能であることを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記糸層寸法(巻数wa )を自動的に検
出して入力する手段(25)が設けられており、前記計算機
(16)が動力伝達手段(8) 用制御装置(28)の一部として機
能し、該動力伝達手段(8) の算出された目標位置
(sX )が糸層寸法の変化に依存して変化することを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 実際の糸走行速度を表す走行量を自動的
に検出して入力する手段(30, 32)が設けられており、前
記計算機(16)が動力伝達手段(8) 用制御装置(29)の一部
として機能し、該動力伝達手段(8) が糸走行速度の制御
偏差又は比較可能な量に依存して調整可能であることを
特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項5】 前記操作手段(11)が電気ステッピングモ
ータであり、位置信号がステップ信号であることを特徴
とする請求項1から請求項4のいずれか1の項に記載の
装置。 - 【請求項6】 前記ステッピングモータ(11)が目標位置
(sX )にはじめて到達するよりも前に基準点に到達す
るようになった調整ルーチンと、該基準点(34)とを有す
ることを特徴とする請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 前記機械のデータとして、主軸(2) と無
段変速装置(7) との間の変速装置(4,5,6)の変速比(i
1 、i2 、i3 )が入力可能であることを特徴とする請
求項1から請求項6のいずれか1の項に記載の装置。 - 【請求項8】 前記無段変速装置(7) のデータとして、
最大変速比(imax)と、最小変速比(imin )と、該
最大変速比(imax )と最小変速比(imin)で限定さ
れた調整範囲を分割するのに必要な最大ステップ数(s
1 )が入力可能であることを特徴とする請求項5から請
求項7のいずれか1の項に記載の装置。 - 【請求項9】 前記計算機(16)が測定ルーチンを有し、
該測定ルーチンでもって最大変速比(imax )と最小変
速比(imin )と最大ステップ数(s1 )が自動的に測
定されて入力されることを特徴とする請求項8記載の装
置。 - 【請求項10】 前記ワープビーム(3) のデータとし
て、内周長(U0 )と外周長(U1 )と最大巻数
(w1 )と実際の巻数(wa )が入力可能であることを
特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1の項に記
載の装置。 - 【請求項11】 前記ワープビーム(3) に付属して設け
られたセンサー(25)が各回転ごとにパルスを発生し、該
パルスが実際の巻数(wa )を自動的に計測することを
特徴とする請求項10記載の装置。 - 【請求項12】 前記計算機(16)が自動計算ルーチンを
有し、該自動計算ルーチンが、所定の給糸量(F)に基
づいて所要の機械変速比データ(i2 、i3)とその際
に許容される給糸量変動範囲とを計算して表示すること
を特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1の項に
記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4328814.6 | 1993-08-27 | ||
DE4328814 | 1993-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0790742A true JPH0790742A (ja) | 1995-04-04 |
JP2957092B2 JP2957092B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=6496140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6196582A Expired - Lifetime JP2957092B2 (ja) | 1993-08-27 | 1994-08-22 | ワープビーム駆動装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5461881A (ja) |
JP (1) | JP2957092B2 (ja) |
KR (1) | KR0120935B1 (ja) |
CN (1) | CN1103847A (ja) |
DE (1) | DE4426199C3 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5967445A (en) * | 1996-09-20 | 1999-10-19 | Kabushiki Kaisha Yuyama Seisakusho | Method of adjusting tension applied to sheet, and device for the same |
CN1789100B (zh) * | 1997-09-19 | 2014-12-24 | 株式会社汤山制作所 | 一种中空芯管以及一种中空芯管和纸卷的组合 |
SE510138C2 (sv) * | 1998-02-05 | 1999-04-19 | Texo Ab | Varptrådsåtgång sparande och/eller anpassande anordning vid vävmaskin |
US20040212803A1 (en) * | 2003-04-22 | 2004-10-28 | Sultex Ag | Measuring device for movements on a weaving machine |
EP1686207B1 (en) * | 2005-01-31 | 2012-07-04 | Luigi Omodeo Zorini | Textile machine with yarn feeding control |
US8903577B2 (en) | 2009-10-30 | 2014-12-02 | Lsi Industries, Inc. | Traction system for electrically powered vehicles |
US7598683B1 (en) | 2007-07-31 | 2009-10-06 | Lsi Industries, Inc. | Control of light intensity using pulses of a fixed duration and frequency |
US8604709B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-12-10 | Lsi Industries, Inc. | Methods and systems for controlling electrical power to DC loads |
KR101043811B1 (ko) * | 2009-04-21 | 2011-06-23 | 주식회사 샘케이시스템 | 프로젝션 디스플레이 장치 |
CN101831757A (zh) * | 2010-05-20 | 2010-09-15 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 双轴向经编机的恒线速送经方法 |
CN101942726B (zh) * | 2010-07-05 | 2012-05-30 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 经轴定位夹紧系统及其夹紧方法 |
CN111776893B (zh) * | 2020-07-01 | 2022-02-22 | 以太龙精密机械江苏有限公司 | 一种高效率线缆收放装置 |
CN113699653B (zh) * | 2021-09-08 | 2022-08-09 | 江苏佩捷纺织智能科技有限公司 | 一种宽幅织机张力式供经纱梁结构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3221519A (en) * | 1964-01-13 | 1965-12-07 | Rudolph G Bassist | Mechanism for controlling the rotation of a warp beam of a warp knitting machine |
JPS545165A (en) * | 1977-06-14 | 1979-01-16 | Shinpo Kogyo Kk | Friction-type stepless change gear |
JPS6245339A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | 有機溶剤の脱水方法 |
JPH0253349A (ja) * | 1988-08-17 | 1990-02-22 | Nec Corp | 情報処理システム |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2224405A1 (de) * | 1972-05-18 | 1973-11-29 | Sp K Buero Trikotashnych Masch | Fadenzufuehrungseinrichtung fuer wirkmaschinen |
DE2363411A1 (de) * | 1973-12-20 | 1975-07-03 | Schlafhorst & Co W | Verfahren zur digitalen messung und regelung der kettfadenlaenge von wirkmaschinen |
US3961500A (en) * | 1974-10-15 | 1976-06-08 | Gould Inc. | Yarn runner-length controller for knitting machines |
SU821576A1 (ru) * | 1979-05-25 | 1981-04-15 | Ленинградское Машиностроительноеобъединение Им. K.Mapkca | Устройство дл регулировани пОдАчи НиТи |
JPS5835607B2 (ja) * | 1980-03-21 | 1983-08-03 | 保土谷化学工業株式会社 | ポリウレタン変性ポリイソシアヌレ−トフオ−ムの製造法 |
SU926111A1 (ru) * | 1980-05-08 | 1982-05-07 | Киевский технологический институт легкой промышленности | Устройство дл измерени подачи основы на основов зальных машинах |
DE3111112C2 (de) * | 1981-03-20 | 1989-06-29 | Karl Mayer Textil-Maschinen-Fabrik Gmbh, 6053 Obertshausen | Meßvorrichtung für eine Textilmaschinen-Wickelvorrichtung |
DE3219132C2 (de) * | 1982-05-21 | 1985-11-21 | Karl Mayer Textil-Maschinen-Fabrik Gmbh, 6053 Obertshausen | Direktschärmaschine mit einer Einrichtung zum Regeln der Schärgeschwindigkeit |
US4519039A (en) * | 1982-07-23 | 1985-05-21 | Westinghouse Electric Corp. | Digital coil diameter function generator and reel motor drive system embodying the same |
JPH02163265A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-22 | Meidensha Corp | 巻出し機の制御装置 |
SU1687671A1 (ru) * | 1989-06-29 | 1991-10-30 | Всесоюзный научно-исследовательский институт трикотажной промышленности | Устройство управлени подачей нити к основов зальным машинам |
DE9103530U1 (de) * | 1991-03-22 | 1991-06-27 | Wirkbau Textilmaschinen GmbH, O-9010 Chemnitz | Fadenliefervorrichtung für Fadenscharen verarbeitende Textilmaschinen |
DE4235082C2 (de) * | 1992-10-17 | 1994-07-14 | Mayer Textilmaschf | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern der Fadenzufuhr bei einer Kettenwirkmaschine |
-
1994
- 1994-07-23 DE DE4426199A patent/DE4426199C3/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-22 US US08/293,701 patent/US5461881A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-22 JP JP6196582A patent/JP2957092B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-26 CN CN94115730A patent/CN1103847A/zh active Pending
- 1994-08-27 KR KR1019940021283A patent/KR0120935B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3221519A (en) * | 1964-01-13 | 1965-12-07 | Rudolph G Bassist | Mechanism for controlling the rotation of a warp beam of a warp knitting machine |
JPS545165A (en) * | 1977-06-14 | 1979-01-16 | Shinpo Kogyo Kk | Friction-type stepless change gear |
JPS6245339A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | 有機溶剤の脱水方法 |
JPH0253349A (ja) * | 1988-08-17 | 1990-02-22 | Nec Corp | 情報処理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0120935B1 (ko) | 1998-07-01 |
US5461881A (en) | 1995-10-31 |
JP2957092B2 (ja) | 1999-10-04 |
CN1103847A (zh) | 1995-06-21 |
DE4426199C2 (de) | 1995-10-12 |
DE4426199A1 (de) | 1995-03-02 |
KR950006052A (ko) | 1995-03-20 |
DE4426199C3 (de) | 1998-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4666096A (en) | Thread spooler | |
JPH0790742A (ja) | ワープビーム駆動装置 | |
JP2735605B2 (ja) | 綾巻きパッケージのパッケージ円周を求め、かつ結果を利用するための方法および装置 | |
US4528631A (en) | Process for the control of warping speed and a direct warping machine for carrying out this process | |
US5056724A (en) | Process and apparatus for controlling distribution of thread on a package in a collection unit for synthetic threads | |
GB2127443A (en) | Method and traverse winding frame for winding a thread on a bobbin | |
JPH0411459B2 (ja) | ||
US5410786A (en) | Process and arrangement for the warping of threads onto a drum having a conical surface | |
US3961500A (en) | Yarn runner-length controller for knitting machines | |
US3986330A (en) | Method of and apparatus for twisting a yarn | |
US4426856A (en) | Measuring arrangement for determining a process variable of a winding arrangement | |
CN109226296A (zh) | 一种拉丝机排线控制的方法、装置及存储介质 | |
EP0077199A2 (en) | Method and apparatus for automatically controlling winding tension of a roving in a roving machine | |
JPH1199466A (ja) | ワイヤソー | |
JP2755887B2 (ja) | 連続式伸線機における線径の寸法算出方法 | |
US6402076B1 (en) | Method of controlling speed and rotation counts of a spindle of an exact sheet-count metered winder | |
JPS6194975A (ja) | 巻線機におけるトラバース速度制御装置 | |
JPS6129303B2 (ja) | ||
JPH08122046A (ja) | 連続伸線機のダイス径測定方法およびダイス径測定装置 | |
KR20020066591A (ko) | 인쇄기의 피딩 오차 보정장치 및 방법 | |
JPH07502961A (ja) | 糸を巻き取るための方法と装置 | |
KR100235189B1 (ko) | 사속조정이 가능한 펀와인더 제어 시스템 | |
JPH0710376A (ja) | 巻取り制御方法 | |
JPH05299284A (ja) | 分割巻きトロイダルコイル巻線機とその制御方法 | |
SU1516753A1 (ru) | Устройство дл измерени длины наматываемого на барабан материала |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961126 |