JPH079070Y2 - ビデオポインター表示装置 - Google Patents
ビデオポインター表示装置Info
- Publication number
- JPH079070Y2 JPH079070Y2 JP6317192U JP6317192U JPH079070Y2 JP H079070 Y2 JPH079070 Y2 JP H079070Y2 JP 6317192 U JP6317192 U JP 6317192U JP 6317192 U JP6317192 U JP 6317192U JP H079070 Y2 JPH079070 Y2 JP H079070Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- video
- signal
- data
- image pickup
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Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば顕微鏡等にビ
デオカメラを装着して、拡大像をビデオモニタで見る場
合に有効なビデオポインター表示装置に関する。
デオカメラを装着して、拡大像をビデオモニタで見る場
合に有効なビデオポインター表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のビデオカメラはCCDを用いた固
体撮像素子により構成されて小形化が可能となってい
る。これに伴い、ビデオカメラを顕微鏡等の接眼レンズ
部に装着して、被写体(拡大対象)をレンズを通して直
接見るよりもテレビモニタで見る手法が考えられてい
る。
体撮像素子により構成されて小形化が可能となってい
る。これに伴い、ビデオカメラを顕微鏡等の接眼レンズ
部に装着して、被写体(拡大対象)をレンズを通して直
接見るよりもテレビモニタで見る手法が考えられてい
る。
【0003】ここで、顕微鏡等を通して見る場合、非常
に小さなものを10倍乃至1000倍もの範囲で拡大し
て見るのであるから、その大きさが実感として分からな
い場合がある。そこで、モニタの画面の隅にスケールを
同時に映し出して、被写体像の大きさをビューアが推測
できるようにすることも考えられる。しかしながら、顕
微鏡で拡大して見るものによっては、正確な実測値等が
要求される場合がある。このような場合、ビューアによ
る画面上でのスケールと画像の対比による計測では、誤
差が生じる。
に小さなものを10倍乃至1000倍もの範囲で拡大し
て見るのであるから、その大きさが実感として分からな
い場合がある。そこで、モニタの画面の隅にスケールを
同時に映し出して、被写体像の大きさをビューアが推測
できるようにすることも考えられる。しかしながら、顕
微鏡で拡大して見るものによっては、正確な実測値等が
要求される場合がある。このような場合、ビューアによ
る画面上でのスケールと画像の対比による計測では、誤
差が生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記したように従来の
システムでは、モニタに映出された被写体の実際の長さ
や大きさを正確に計測する手段がなく、この点の改善が
望まれている。
システムでは、モニタに映出された被写体の実際の長さ
や大きさを正確に計測する手段がなく、この点の改善が
望まれている。
【0005】そこでこの考案では、モニタに映し出され
るビデオポインターをスケールとして利用でき、被写体
の実際長等を計測できるようにしたビデオポインター表
示装置を提供することを目的とする。
るビデオポインターをスケールとして利用でき、被写体
の実際長等を計測できるようにしたビデオポインター表
示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】十字型のポインター表示
用のデータを発生し、外部操作にて前記ポインターの横
バー或いは縦バーの長さを任意に可変できるポインター
発生手段と、前記ポインター発生手段から得られたポイ
ンター表示用のデータと、撮像部からの撮像信号を合成
する手段と、前記合成手段からの信号を画面表示する表
示手段とを備えるものである。
用のデータを発生し、外部操作にて前記ポインターの横
バー或いは縦バーの長さを任意に可変できるポインター
発生手段と、前記ポインター発生手段から得られたポイ
ンター表示用のデータと、撮像部からの撮像信号を合成
する手段と、前記合成手段からの信号を画面表示する表
示手段とを備えるものである。
【0007】
【作用】上記の手段により、ビデオポインターがスケー
ルとしての機能を持つことになり、適確にビデオモニタ
上で被写体の実測を行うことができる。
ルとしての機能を持つことになり、適確にビデオモニタ
上で被写体の実測を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0009】図1において、10は顕微鏡であり、この
顕微鏡10の接眼レンズ部11には、固体撮像素子によ
るビデオカメラ20が装着されている。ビデオカメラ2
0で撮像された撮像信号は、カメラコントロールユニッ
ト(CCU)30に導かれる。カメラコントロールユニ
ット30は、ビデオカメラ20に対する電源供給、駆動
信号の供給等を行うと共に、撮像信号を取り込みビデオ
信号に生成する信号処理部301を有する、信号処理部
301からのビデオ信号は、合成回路302を通してビ
デオモニタ40に供給される。
顕微鏡10の接眼レンズ部11には、固体撮像素子によ
るビデオカメラ20が装着されている。ビデオカメラ2
0で撮像された撮像信号は、カメラコントロールユニッ
ト(CCU)30に導かれる。カメラコントロールユニ
ット30は、ビデオカメラ20に対する電源供給、駆動
信号の供給等を行うと共に、撮像信号を取り込みビデオ
信号に生成する信号処理部301を有する、信号処理部
301からのビデオ信号は、合成回路302を通してビ
デオモニタ40に供給される。
【0010】さらにカメラコントロールユニット30
は、ポインター表示用のデータを発生するポインター発
生部305を含む。ポインター発生部305から出力さ
れたポインター表示用のデータは、データ加工部306
に入力される。データ加工部306は、カメラコントロ
ールユニット30に設けられているスケール調整操作子
307をビューアが調整することにより、例えば十字型
の形状の横バー長を可変できる。
は、ポインター表示用のデータを発生するポインター発
生部305を含む。ポインター発生部305から出力さ
れたポインター表示用のデータは、データ加工部306
に入力される。データ加工部306は、カメラコントロ
ールユニット30に設けられているスケール調整操作子
307をビューアが調整することにより、例えば十字型
の形状の横バー長を可変できる。
【0011】このデータ制御は容易であり、例えば十字
形状のビデオポインターの基本データを縦横にクロスし
た形でメモリに格納し、横方向のアドレスに操作子の回
転角に応じてデータを追加入力するようにすれば良い。
形状のビデオポインターの基本データを縦横にクロスし
た形でメモリに格納し、横方向のアドレスに操作子の回
転角に応じてデータを追加入力するようにすれば良い。
【0012】信号処理部301からタイミング信号が供
給されると、例えば水平同期信号が供給されると、その
水平同期信号の所定の値から、データ加工部306のデ
ータ読み出しが開始され、合成回路302に供給され
る。これにより、ビデオ信号にビデオポインターのデー
タが重畳されることになる。ビデオポインターの表示位
置を可変する場合は、例えばジョイスティク操作子30
8が操作される。これにより、データ加工部306のデ
ータ読み出しタイミングが調整され、モニタ40の画面
上ではビデオポインターの表示位置を任意の位置に移動
させることができる。またビデオ信号は、ビデオプリン
タ50あるいはビデオ記録機に送られておりプリントア
ウトあるいは記録することができる。次に上記のシステ
ムの使用形態を説明する。
給されると、例えば水平同期信号が供給されると、その
水平同期信号の所定の値から、データ加工部306のデ
ータ読み出しが開始され、合成回路302に供給され
る。これにより、ビデオ信号にビデオポインターのデー
タが重畳されることになる。ビデオポインターの表示位
置を可変する場合は、例えばジョイスティク操作子30
8が操作される。これにより、データ加工部306のデ
ータ読み出しタイミングが調整され、モニタ40の画面
上ではビデオポインターの表示位置を任意の位置に移動
させることができる。またビデオ信号は、ビデオプリン
タ50あるいはビデオ記録機に送られておりプリントア
ウトあるいは記録することができる。次に上記のシステ
ムの使用形態を説明する。
【0013】図2はビデオモニタ40の画面例を示して
いる。図2(a)に示すようにまず顕微鏡10に基準ス
ケール61がセットされ、基準スケール61が撮影され
る。次に、この基準スケール61に合わせて、ビデオポ
インター62の横バー62aの長さが先の操作子を操作
することにより調整され、希望の基準長(L)に設定さ
れる。これによりビデオポインター62の横バー62a
の長さは予め認識されたものとなる。次に、顕微鏡10
に検査対象となる被写体がセットされる。すると、ビデ
オポインター62をその被写体像70の位置に移動させ
て合わせれば、被写体の実測が可能となる。また、ビデ
オポインター62を移動させれば被写体の各部を測定す
ることができる(図2(b))。顕微鏡10における倍
率を変えた場合は、再度、基準スケールの設定が行われ
る。
いる。図2(a)に示すようにまず顕微鏡10に基準ス
ケール61がセットされ、基準スケール61が撮影され
る。次に、この基準スケール61に合わせて、ビデオポ
インター62の横バー62aの長さが先の操作子を操作
することにより調整され、希望の基準長(L)に設定さ
れる。これによりビデオポインター62の横バー62a
の長さは予め認識されたものとなる。次に、顕微鏡10
に検査対象となる被写体がセットされる。すると、ビデ
オポインター62をその被写体像70の位置に移動させ
て合わせれば、被写体の実測が可能となる。また、ビデ
オポインター62を移動させれば被写体の各部を測定す
ることができる(図2(b))。顕微鏡10における倍
率を変えた場合は、再度、基準スケールの設定が行われ
る。
【0014】上記の実施例は、ビデオポインター62の
横バー62aを調整するとして説明したが、図2(c)
に示すように、縦バー62bの長さをスケールとして設
定しても良い。さらに上記の実施例は、横バー62aが
実線のビデオポインターであったが、例えば図2(d)
に示すようにドットラインの横バーとして、その刻みに
よりさらに細かい長さを測定できるようにしても良い。
このようにドットラインとするのは容易であり、例えば
データ加工部307に格納される横バーのデータにアド
レス間隔を設けておけば良い。さらに上記の実施例で
は、顕微鏡の被写体を撮像する例として説明したが、こ
れに限るものではなく、基準スケールを撮像することが
できれば可能である。
横バー62aを調整するとして説明したが、図2(c)
に示すように、縦バー62bの長さをスケールとして設
定しても良い。さらに上記の実施例は、横バー62aが
実線のビデオポインターであったが、例えば図2(d)
に示すようにドットラインの横バーとして、その刻みに
よりさらに細かい長さを測定できるようにしても良い。
このようにドットラインとするのは容易であり、例えば
データ加工部307に格納される横バーのデータにアド
レス間隔を設けておけば良い。さらに上記の実施例で
は、顕微鏡の被写体を撮像する例として説明したが、こ
れに限るものではなく、基準スケールを撮像することが
できれば可能である。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、モニタに映し出さ
れるビデオポインターをスケールとして利用でき、被写
体の実際長等を容易に計測できる。
れるビデオポインターをスケールとして利用でき、被写
体の実際長等を容易に計測できる。
【図1】この考案の一実施例を示す構成説明図。
【図2】図1の装置の使用例を説明するために示した画
面説明図。
面説明図。
10…顕微鏡、20…ビデオカメラ、30…カメラコン
トロールユニット、301…信号処理部、302…合成
回路、305…ポインター発生部、306…データ加工
部、307…スケール調整操作子、308…ジョイステ
ィク操作子、40…ビデオモニタ、50…ビデオプリン
タ。
トロールユニット、301…信号処理部、302…合成
回路、305…ポインター発生部、306…データ加工
部、307…スケール調整操作子、308…ジョイステ
ィク操作子、40…ビデオモニタ、50…ビデオプリン
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 河上 和之 東京都日野市旭が丘4丁目7番地1 東京 電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−280294(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 十字型のポインター表示用のデータを発
生し、外部操作にて前記ポインターの横バー或いは縦バ
ーの長さを任意に可変できるポインター発生手段と、 前記ポインター発生手段から得られたポインター表示用
のデータと、撮像部からの撮像信号を合成する手段と、 前記合成手段からの信号を画面表示する表示手段とを具
備したことを特徴とするビデオポインター表示装置。 - 【請求項2】 前記ポインター発生手段は、前記撮像信
号に合成するタイミングを外部操作に応じて可変自在で
あることを特徴とする請求項1記載のビデオポインター
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317192U JPH079070Y2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ビデオポインター表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317192U JPH079070Y2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ビデオポインター表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628724U JPH0628724U (ja) | 1994-04-15 |
JPH079070Y2 true JPH079070Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=13221547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317192U Expired - Fee Related JPH079070Y2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ビデオポインター表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079070Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007334141A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 培養物観察システム |
JP7199687B2 (ja) * | 2018-06-26 | 2023-01-06 | 株式会社ソーシャル・キャピタル・デザイン | クラック計測システム |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP6317192U patent/JPH079070Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0628724U (ja) | 1994-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |