JPH079059A - 冷間圧造工具 - Google Patents

冷間圧造工具

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JPH079059A
JPH079059A JP8646694A JP8646694A JPH079059A JP H079059 A JPH079059 A JP H079059A JP 8646694 A JP8646694 A JP 8646694A JP 8646694 A JP8646694 A JP 8646694A JP H079059 A JPH079059 A JP H079059A
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Japan
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hole
ejector pin
nib
liner
die case
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JP8646694A
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Seiji Kawahara
誠二 河原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルトやリベット等のような機械要素ブラン
クの圧造品の寸法精度を良くすると共に、耐久性のある
冷間圧造工具を安価に提供すること。 【構成】 ダイスケース45の貫通孔45aには、エジ
ェクターピン47を支持するライナー51と、ニブ43
の内径Dよりも太い径の孔52aを有する筒状部材52
とが嵌入されている。エジェクターピン47は、ライナ
ー51に密着状態で摺動可能に支持され、機械要素ブラ
ンクの圧造時にガタつくことがない。この結果、圧造品
の寸法精度が上がり、冷間圧造工具41の寿命も延び
る。ライナー51は、部分的に設けられているだけなの
で、密着状態であっても摩擦抵抗は小さく、しかも、圧
造過程で発生するスラッジはスラッジ溜り53に溜るの
で、エジェクターピン47の摺動は妨げられない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷間塑性加工によって
金属素材等を所定形状に成型する際に用いられる冷間圧
造工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボルトやリベット等の様な機
械要素のブランク(以下、「機械要素ブランク」とい
う)の圧造品を冷間塑性加工によって成型する際に用い
られる冷間圧造工具が知られている。この冷間圧造工具
は、例えば、図6に示す冷間圧造工具100のように、
機械要素ブランクの型枠となるニブ101と、ニブ10
1の外側に嵌められるダイスケース103と、ダイスケ
ース103に挿通されるエジェクターピン105とから
構成され、素材をニブ101内に入れてパンチして、機
械要素ブランクを成型していた。この冷間圧造工具10
0では、素材をパンチするときには、エジェクターピン
105が成型孔101aの一端を塞いで型枠の一部とな
り、次いで、機械要素ブランクの成型後には、エジェク
ターピン105が摺動して成型した機械要素ブランクを
ニブ101から押し出すようになっていた。
【0003】ところで、冷間圧造工具100では、エジ
ェクターピン105の外径Pは、成型された機械要素ブ
ランクを押し出しやすくするために、ニブ101の成型
孔101aの最も細い部分の内径Dより0.02mm〜
0.04mmだけ細くされていた。これにより、エジェ
クターピン105は、ニブ101に対して密着状態であ
りながらも、内部を摺動できるようになっていた。一
方、成型孔101aの端部の内径D1および貫通孔10
3aの内径D2は、圧造過程に発生するスラッジによっ
てエジェクターピン105が動かなくなるのを防止する
ために、上記内径Dより0.05mmだけ太くされて、
隙間にスラッジが溜るようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術によれば、上述した寸法の関係から、エジェクター
ピン105の外径Pと貫通孔103aの内径D2とのギ
ャップは、0.07〜0.1mmになっていた。このた
め、機械要素ブランクを成型する際にエジェクターピン
105がガタついて、成型される機械要素ブランクの寸
法精度が損なわれることがあった。また、ガタつくこと
によって、エジェクターピン105自体の耐久性も損な
われていた。
【0005】そこで本発明は、機械要素ブランクの圧造
品の寸法精度を良くすると共に、耐久性のある冷間圧造
工具を安価に提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上述した目的
を達成するために、本発明は課題を解決するための手段
を次の通り構成した。すなわち、貫通する所定形状の成
型孔を有し、冷間圧造にて成型される圧造品の型枠とな
るニブと、該ニブの外側に嵌められ、中心に前記成型孔
に連通する貫通孔を有するダイスケースと、該ダイスケ
ースの貫通孔に挿通され、前記ニブの成型孔の一端を塞
ぐと共に、摺動して前記ニブ内の圧造品を押し出すエジ
ェクターピンとを備える冷間圧造工具において、前記ダ
イスケースの貫通孔には、前記エジェクターピンを密着
状態で摺動可能に支持するライナーが、部分的に設けら
れ、前記ニブの成型孔と前記ライナーとの間の部分で
は、前記貫通孔の径を太くして、スラッジ溜りが形成さ
れていることを特徴とする冷間圧造工具の構成がそれで
ある。
【0007】前記構成を有する本発明の冷間圧造工具に
よれば、エジェクターピンは、ダイスケースの貫通孔に
設けられたライナーに密着状態で支持されて、圧造品の
成型、あるいは押し出しの際に、ガタつくことなく機能
する。そして、このライナーは部分的に設けられている
だけなので、密着状態であるにもかかわらず摩擦抵抗は
小さく、エジェクターピンの摺動を妨げない。
【0008】また、圧造時に発生するスラッジは、スラ
ッジ溜りに抜ける。このため、スラッジによってエジェ
クターピンの動きが妨げられることがない。ところで、
このようなライナー,及びスラッジ溜りを有する冷間圧
造工具は、ダイスケースにライナー取付部を形成する必
要がある。ライナー取付部は、ダイスケースの貫通孔の
端部を穴ぐりバイト等でくり抜いて加工しても良いが、
特に請求項2記載の通り、前記ダイスケースの貫通孔の
軸方向に垂直な断面の形状が、全長に渡って前記ライナ
ーを嵌入可能な形状にされると共に、該貫通孔には、中
心に前記エジェクターピンの外径よりも太い径の孔を有
する筒状部材が、前記ライナーと共に嵌入され、該筒状
部材の有する前記孔により、前記スラッジ溜りが形成さ
れていると良い。
【0009】このように構成すれば、ダイスケースに
は、ライナーを嵌入可能な寸法の穴をドリル加工等で形
成し、ライナーと共に筒状部材を嵌入するだけで、ライ
ナー,及びスラッジ溜りを設けることができる。また、
エジェクターピンを通すための貫通穴よりひとまわり大
きい径の貫通穴が形成されるので、ニブを嵌め込むため
の凹部を形成するにあたって、容易に穴ぐりバイトでの
くり抜き加工ができるようになる。したがって、ダイス
ケースの加工コストが大幅に低減される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1実施例としての冷間圧造工
具を示す断面図である。冷間圧造工具1は、図1に示す
ように、機械要素ブランクの型枠となる成型孔3aを有
するニブ3と、ニブ3の外側に嵌められ、高圧の加わる
ニブ3を補強するダイスケース5と、ダイスケース5の
貫通孔5aに挿通されたエジェクターピン7と、ダイス
ケース5の貫通孔5aの両端に設けられ、エジェクター
ピン7を摺動可能に支持するライナー11,13とから
構成されている。
【0011】ニブ3およびエジェクターピン7は、従来
例として示したニブ101およびエジェクターピン10
5と同じ形状であり、図中、従来例と同じ符号で示した
内径D,内径D1,および外径Pは、従来例と同じであ
る。すなわち、エジェクターピン7の外径Pは、ニブ3
の最も細い部分の内径Dより0.02mm〜0.04m
mだけ細くされ、エジェクターピン7は、ニブ3に対し
て密着状態でありながら、内部を摺動できるようになっ
ている。また、ニブ3の端部の内径D1は、上記内径D
より0.05mmだけ太くされて、スラッジ溜り15を
形成している。
【0012】ダイスケース5には、軸受孔11a,13
aによってエジェクターピン7を支持するライナー1
1,13が設けられている。このライナー11,13
は、軸受孔11a,13aの内径D3,D4を、成型孔
3aの内径Dと同じ径にされている。このため、エジェ
クターピン7は、ライナー11,13に対しても密着状
態のまま摺動する。一方、ダイスケース5の貫通孔5a
の内径D5は、成型孔3aの端部の内径D1より、0.
1〜0.3mm程度太くされている。このように、貫通
孔5aの内径D5をエジェクターピン7の外径Pに対し
て太めに形成しても、エジェクターピン7は、ライナー
11,13によって支持されているので、ガタつくこと
がない。したがって、貫通孔5aを設けるに当たって
は、厳密な寸法精度を必要としない。
【0013】なお、本実施例では、成型時に高圧が加わ
るニブ3は、タングステン炭化物(WC)製としてあ
る。また、ダイスケース5は、工具鋼SKD61製また
はそれに類するもので、エジェクターピン7は、ハイス
鋼製またはそれに類するものである。さらに、ライナー
11,13は、エジェクターピン7を密着状態で摺動可
能に支持するので、比較的、摩擦抵抗が小さく、かつ寸
法安定性が良好な工具鋼SKD11製またはSKH51
製、あるいは超硬合金製としてある。
【0014】以上のように構成された冷間圧造工具1で
は、機械要素ブランクを成型する際には、エジェクター
ピン7がニブ3の成型孔3aの一端を塞いで型枠の一部
となる。そして、成型孔3aに入れた素材をパンチして
成型する。そして、エジェクターピン7が摺動して、成
型された機械要素ブランクをニブ3から押し出す。この
ように機能するエジェクターピン7は、ライナー11,
13によって密着状態で支持されて、ガタつくことがな
い。このため、成型される機械要素ブランクの寸法精度
が損なわれず、均一な品質の機械要素ブランクを製造す
ることができる。しかも、ガタつかないことにより、エ
ジェクターピン7自体の耐久性も上がり、冷間圧造工具
1そのものの寿命が延びる。
【0015】また、圧造過程で発生するスラッジは、ス
ラッジ溜り15に溜るので、スラッジによってエジェク
ターピン7の摺動が妨げられることはない。さらに、貫
通孔5aは、厳密な加工精度を必要とせず、例えば、き
り穴加工によって形成すればよいので、冷間圧造工具1
自体の製造コストを大幅に削減できる。
【0016】次に、第2実施例について説明する。図2
は、本発明の第2実施例としての冷間圧造工具を示す断
面図である。冷間圧造工具21は、図2に示すように、
ピンの型枠となる成型孔23aを有するニブ23と、ニ
ブ23の外側に嵌められ、高圧の加わるニブ23を補強
するダイスケース25と、ダイスケース25の貫通孔2
5aに挿通されたエジェクターピン27と、ダイスケー
ス25の貫通孔25aの一端(図示下側)に設けられ、
エジェクターピン27を摺動可能に支持するライナー3
1とから構成されている。
【0017】ライナー31は、軸受孔31aの内径D6
を、成型孔23aの内径Dと同じ径にされている。そし
て、エジェクターピン27は、ニブ23およびライナー
31に対して密着状態のまま摺動するように、ニブ23
の内径Dより0.02mm〜0.04mmだけ細くされ
ている。一方、ダイスケース25の貫通孔25aの内径
D7は、ニブ23の内径Dより、さらに0.1〜0.3
mm太くされ、スラッジ溜り33を形成している。つま
り、第2実施例では、ライナー31を貫通孔25aの一
端にだけ設けることによって、やや太い径で設けられて
いる貫通孔25aにスラッジ溜り33を形成している。
したがって、ニブ23には、第1実施例のニブ3のよう
に、スラッジ溜りを形成する太い径の部分が形成されて
いないが、貫通孔25aによって形成したスラッジ溜り
33にスラッジが溜り、エジェクターピン27の摺動が
スラッジによって妨げられることはない。
【0018】さて、本実施例のように、ライナー31を
貫通孔25aの一端にしか設けない場合には、ライナー
31にある程度の厚みがないと、エジェクターピン27
のガタつきを抑え込めない。このため本実施例では、ラ
イナー31の軸方向の厚さを、軸受孔31aの内径D6
の3倍またはその前後の寸法にしてある。このライナー
31の厚さが、厚すぎると、軸受孔31aの加工精度が
要求される上に、ライナー31の使用時にはエジェクタ
ーピン27と軸受孔31aとの間の摩擦抵抗が大きくな
って、エジェクターピン27を滑らかに摺動させること
が困難になる。逆に、薄すぎると、軸受孔31aの加工
は簡単であるが、エジェクターピン27のガタつきを十
分に抑え込むことができない。したがって、本実施例で
示したライナー31の厚さが、最も適当である。
【0019】このように構成された冷間圧造工具21で
も、第1実施例の冷間圧造工具1と同様の効果を奏し、
さらに、ライナー31がダイスケース25の貫通孔25
aの一端にしか設けられていないので、第1実施例の冷
間圧造工具1より組立が簡単で、製造コストは低くな
る。
【0020】次に、第3実施例について説明する。図3
は、本発明の第3実施例としての冷間圧造工具を示す断
面図である。冷間圧造工具41は、図3に示すように、
ピンの型枠となる成型孔43aを有するニブ43と、ニ
ブ43の外側に嵌められ、高圧の加わるニブ43を補強
するダイスケース45と、ダイスケース45の貫通孔4
5aの一端(図示下側)に設けられたライナー51に摺
動可能に支持されるエジェクターピン47と、ダイスケ
ース45の貫通孔45aにライナー51と共に嵌入され
た筒状部材52とから構成されている。
【0021】ライナー51は、軸受孔51aの内径D8
を、成型孔43aの内径Dと同じ径にされている。そし
て、エジェクターピン47は、ニブ43およびライナー
51に対して密着状態のまま摺動するように、ニブ43
の内径Dより0.02mm〜0.04mmだけ細くされ
ている。また、第3実施例では、ダイスケース45の貫
通孔45aの内径D9は、全長に渡ってライナー51,
および筒状部材52がぴったりと嵌入される寸法にされ
ている。更に、筒状部材52は、ニブ43の内径Dより
も0.2〜0.3mmだけ太い径の孔52aを有し、エ
ジェクターピン47との間に、スラッジ溜り53を形成
している。
【0022】このように構成された冷間圧造工具41で
も、第1,第2実施例の冷間圧造工具1,21と同様の
効果を奏し、さらに、ダイスケース45の加工がきわめ
て容易になる。即ち、第1,第2実施例においては、ラ
イナーを取り付けるためにダイスケースにくり抜き加工
を施す必要があったのに対し、第3実施例においては、
ダイスケース45に貫通孔45aが形成され、そこにラ
イナー51が嵌入されるため、手間のかかるくり抜き加
工を廃して、ドリル等で貫通孔を加工すれば良くなる。
また、ニブ43を嵌め込むための凹部55については、
第1,第2実施例と同様、くり抜き加工を施す必要があ
るが、事前にドリル加工される貫通孔45aの内径D9
は、第1,第2実施例の貫通孔5a,25aの内径D
5,D7よりもひとまわり大きいので(本実施例では、
内径D9は凹部55の径D10の0.6倍)、極端に細
い穴ぐりバイトを用いなくても、容易に挿入してくり抜
き加工ができるようになる。これらの結果、ダイスケー
ス45の加工にあたっては、大幅にコストが低減され、
より一層安価な冷間圧造工具を提供することが可能にな
る。
【0023】なお、例えば、ピンの型枠となるニブ43
を、図4に示すように、機械要素ブランクの型枠となる
ニブ61に代えれば、他の構成は全く同様のまま、種々
の形状の圧造品を製造することができる。また、図5に
示すように、2つのライナー63,65を設けることも
可能であり、この場合は、第1実施例と同様に、エジェ
クターピン67が、確実に安定した状態で支持されると
いう利点がある。
【0024】以上説明したように、いずれの実施例の冷
間圧造工具においても、ライナーを設けてエジェクター
ピンを支持するように構成したので、エジェクターピン
のガタつきがなくなり、圧造品の寸法精度が上がり、エ
ジェクターピンの耐久性も上がる。そして、このライナ
ーを部分的に設けられているだけなので、エジェクター
ピンが密着状態で摺動するにもかかわらず、摩擦抵抗は
小さく、摺動を妨げない。さらに、スラッジ溜りが形成
されているので、スラッジによってエジェクターピンの
摺動が妨げられることもない。加えて、ダイスケースに
設ける貫通孔は、厳密な加工精度を必要とせず、例え
ば、きり穴加工によって形成すればよいので、冷間圧造
工具の製造コストを大幅に削減できる。
【0025】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
の種々なる態様を採用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、エジェクタ
ーピンのガタつきがないので、成型される圧造品の寸法
精度が損なわれず、均一な品質で製造することができ
る。また、エジェクターピンの耐久性が上がり、冷間圧
造工具そのものの寿命が延びる。さらに、スラッジによ
ってエジェクターピンの摺動が妨げられることもなく、
連続使用でき、圧造品の生産効率が良好になる。
【0027】特に、請求項2に記載の通り構成すれば、
ダイスケースにライナーを取り付けるための加工にコス
トがかからず、更にニブを取り付けるための加工も容易
になり、本発明にかかる冷間圧造工具をきわめて安価に
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の冷間圧造工具を示す断面図であ
る。
【図2】 第2実施例の冷間圧造工具を示す断面図であ
る。
【図3】 第3実施例の冷間圧造工具を示す断面図であ
る。
【図4】 変形例としての冷間圧造工具を示す断面図で
ある。
【図5】 別の変形例としての冷間圧造工具を示す断面
図である。
【図6】 従来の冷間圧造工具を示す断面図である。
【符号の説明】
1,21,41・・・冷間圧造工具、3,23,43,
61・・・ニブ、5,25,45・・・ダイスケース、
7,27,47,67・・・エジェクターピン、11,
13,31,51,63,65・・・ライナー、15,
33,53・・・スラッジ溜り、52・・・筒状部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通する所定形状の成型孔を有し、冷間
    圧造にて成型される圧造品の型枠となるニブと、該ニブ
    の外側に嵌められ、中心に前記成型孔に連通する貫通孔
    を有するダイスケースと、該ダイスケースの貫通孔に挿
    通され、前記ニブの成型孔の一端を塞ぐと共に、摺動し
    て前記ニブ内の圧造品を押し出すエジェクターピンとを
    備える冷間圧造工具において、 前記ダイスケースの貫通孔には、前記エジェクターピン
    を密着状態で摺動可能に支持するライナーが、部分的に
    設けられ、 前記ニブの成型孔と前記ライナーとの間の部分では、前
    記貫通孔の径を太くして、スラッジ溜りが形成されてい
    ることを特徴とする冷間圧造工具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷間圧造工具において、 前記ダイスケースの貫通孔の軸方向に垂直な断面の形状
    が、全長に渡って前記ライナーを嵌入可能な形状にされ
    ると共に、 該貫通孔には、中心に前記エジェクターピンの外径より
    も太い径の孔を有する筒状部材が、前記ライナーと共に
    嵌入され、 該筒状部材の有する前記孔により、前記スラッジ溜りが
    形成されていることを特徴とする冷間圧造工具。
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