JPH0790509B2 - シート連続打ち技き装置 - Google Patents

シート連続打ち技き装置

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Publication number
JPH0790509B2
JPH0790509B2 JP2301768A JP30176890A JPH0790509B2 JP H0790509 B2 JPH0790509 B2 JP H0790509B2 JP 2301768 A JP2301768 A JP 2301768A JP 30176890 A JP30176890 A JP 30176890A JP H0790509 B2 JPH0790509 B2 JP H0790509B2
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JP
Japan
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sheet
punching
guide
guide unit
product
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2301768A
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JPH04176597A (ja
Inventor
功 弥田
Original Assignee
北越化成株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 北越化成株式会社 filed Critical 北越化成株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、押し出し成形等によって連続的に成形されて
くるシートを連続的に打ち抜き処理できる装置に関す
る。
【従来の技術】 第4図に示すような、クリアーポケットと称される事務
用品が提供されている。このクリアーポケット1は、ポ
リプロピレン等からなるシートを大まかに裁断したあ
と、裁断されたシートを2〜3枚づつビク抜きすること
によって製造されている。すなわち、第5図に示すよう
な刃型2を備えた打ち抜き装置3に裁断されたシート4
を投入し所定形状に打ち抜いていた。こうして所定形状
とされたシートは、2つ折りされたあと折り曲げ部と交
わる一辺が溶着により閉じられ前記クリアーポケット1
とされる。
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の打ち抜き装置にあっては、次のような
課題があった。 ビク抜きは処理速度が遅いため、処理コストが高
い。また大量の処理を行えない。 ビク抜きは家内工業的な作業であり、近年職人が減
少しているため、安定した処理量を確保しにくい。 この発明は前記事情に鑑みてなされたもので、シートを
連続的に打ち抜き処理でき、処理コストの低減、大量処
理への対応、安定した処理量の確保を実現できるシート
連続処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明のシート連続打ち抜き装置は、上下に動作するプ
レス装置の両側に、多数の吸引口が穿設されると共に水
平に配置されたガイド面を備えたガイドユニットが設け
られ、プレス装置の下流側に設けられたガイドユニット
は、その吸引口が上記プラスチックシートを打ち抜いて
形成された製品部を固定すると共に、耳部を製品部から
切り離す剥離ロールを有することを特徴とする装置であ
る。
【作用】
この発明の装置では、ガイドユニットのガイド面の吸引
口から空気が吸い込まれることにより発生する負担によ
って、連続的に走行するシートがガイド面に接するよう
に押さえられる。この結果、シートは、2台のガイドユ
ニットによってゆがむことなく安定した水平状態に保持
される。 この状態で抜き型を上下動させると、シートを精密に打
ち抜くことができる。 またこの発明の装置では、シートがガイド面上を水平に
走行するので、自重によるシートの伸びが最小限に抑え
られる。 さらに、本発明の装置において上記のように打ち抜かれ
たシートは、プレス装置の下流側に設けられたガイドユ
ニットにおいて耳部と製品部とがローラに別々に導かれ
ることにより容易に切り離される。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明のシート連続打ち抜き装置
を詳しく説明する。 第1図は、本発明のシート連続打ち抜き装置の一実施例
を示すものである。第1図中符号9は押し出し成形装置
である。この成形装置9のTダイ10から押し出されたポ
リプロピレン製のシート8は、互い違いに配置されたア
ニールロール11…の間を蛇行するように流されて、後述
する打ち抜き装置14の抜き型によって打ち抜かれたとき
に抜き刃に付着しない程度まで冷却されると共に、十分
成形収縮せしめられる。 こうして連続的に走行するシート8は、第1図中矢印13
で示すように上下に移動する緩衝ローラ12を介して、打
ち抜き装置14に間欠的に送られる。緩衝ローラ12は、打
ち抜き装置14へのシート8の走行が停止されているとき
は下方に移動して連続的に送られてくるシート8を上流
側に蓄える。そして打ち抜き装置14にシート8が送られ
る時には、上方に移動して上流側に蓄えられていたシー
ト8を繰り出す。 打ち抜き装置14は、上流側ガイドユニット15、下流側ガ
イドユニット16およびプレス装置17を備えたものであ
る。 ガイドユニット15,16は、水平なガイド面15a,16aを有す
る断面長方形状の中空本体15b,16bを備えたものであ
る。ガイド面15a,16aには、第2図に示すように、多数
の吸引口30が穿設されている。またガイド面15a,16aに
は、シートに擦り傷が付くのを防止するために、ポリウ
レタンやネルが貼着されている。前記中空本体15b,16b
には、図示しない排気装置が連結されている。この中空
本体15b,16bの上流側、下流側にはローラ15d,15e,16d,1
6eが設けられている。 これら2台のガイドユニット15,16間には、上下に動作
されるプレス装置17が設けられている。このプレス装置
17には、シート8に第3図に示すようなスリット18を入
れる切り刃と、折り目19を入れる押刃を備えた抜き型が
取り付けられている。前記切り刃と押刃はプレス装置17
の下盤17a側に設けられている。下盤17aにはエアー吹き
出し口が多数設けられており、スリット18の入れられた
シート8が切り刃から容易に解放されるようになってい
る。スリット18に囲まれた製品となる部分(以下、製品
部と記す)21とその他の部分(以下、耳部と記す)22と
は、スリット18が途切れた未切断部20,20で接続されて
おり、製品部21が耳部22と一体となってプレス装置17か
ら送り出されるようになっている。この未切断部20は容
易に切断される強度に形成されている。 プレス装置17を通過したシート8は、下流側ガイドユニ
ット16に送られる。そしてガイド面16aの上に配置され
た剥離ローラ23を通過したあと耳部22のみが上方に引き
上げられる。そして複数のローラ24に導かれ駆動装置25
を経て、シュータ26に送られる。この装置では、駆動装
置25によってシート8が前述のような所定のタイミグで
前記打ち抜き装置14を通過せしめられている。 前記剥離ローラ23の部分では、大気圧によって下流側ガ
イドユニット16のガイド面16aに製品部21が押さえ付け
られた状態で耳部22が上方に引き上げられるので、前記
シート8の未切断部20が刃断されて製品部21がガイドユ
ニット16側に残る。この残された製品部21は、中空本体
16bの下流側に設けられているエアー吹き出し部27から
吹き出される空気によってストック部28に吹き飛ばされ
て、変形しにくい略水平な状態に積み重ねられる。 この例のシート連続打ち抜き装置にあっては、上下に動
作されるプレス装置17の両側に多数の吸引口30を備えた
ガイド面15a,16aが水平に配置されてなるガイドユニッ
ト15,16が設けられているので、ガイド面15a,16aの吸引
口30から空気が吸い込まれることにより発生する負圧に
よって、走行するシート8がガイド面15a,16aに接する
ように押さえられる。この結果、走行するシート8は、
2台のガイドユニット15,16によってゆがみのない正常
な状態で安定した水平状態に保持される。従って、プレ
ス装置17によるシート8の打ち抜きを精密に行うことが
できる。またこの装置では、シート8がガイド面15a,16
a上を水平に走行するので、押し出し成形された直後の
まだ変形し易いシート8の自重による伸びが最小限に抑
えられる。 従ってこのシート連続打ち抜き装置によれば、製品寸法
の安定した打ち抜き製品を得ることができる。 またこの打ち抜き装置では、ガイドユニット15,16でシ
ート8を安定した状態に保ちながらプレス装置17を通過
させるので、シート8を連続的に打ち抜き処理できる。
従ってこの打ち抜き装置によれば、打ち抜き処理コスト
を低減でき、大量処理への対応、処理量の確保が容易で
ある。
【発明の効果】
以上説明したように本発明のシート連続打ち抜き装置
は、上下に動作し、連続的に走行するプラスチックシー
トを打ち抜くプレス装置の両側に、多数の吸引口が穿設
されると共に水平に配置されたガイド面を備えたガイド
ユニットが設けられ、プレス装置の下流側に設けられた
ガイドユニットは、上記プラスチックシートを打ち抜い
て形成された製品部を上記吸引口で吸引して固定し、耳
部を製品部から切り離す剥離ロールを有するものなので
ガイドユニットのガイド面の吸引口から空気が吸い込ま
れることにより発生する負圧によって、走行するシート
がガイド面に接するように押さえられる。この結果、走
行するシートは、ガイドユニットによってゆがみのない
状態で安定した水平状態に保持される。従って、プレス
装置によるシートの打ち抜きを、精密に行うことができ
る。またこの装置では、シートがガイド面上を水平に走
行するので、押し出し成形された直後のまだ変形し易い
シートの自重による伸びが最小限に抑えられる。さら
に、打ち抜きされたシートは、プレス装置の下流側に設
けられたガイドユニットのガイド面上を水平に走行し、
その耳部のみが剥離ロールに導かれて引き上げられるの
で、容易に耳部と製品部とを切り離すことができ、製品
部は安定なほぼ水平の状態を保ったままストック部まで
搬送することができる。 従って本発明のシート連続打ち抜き装置によれば、製品
寸法の安定した打ち抜き製品を得ることができる。 また本発明の打ち抜き装置では、シートがガイドユニッ
トによって安定した状態に保たれながら抜き型を通過す
るので、シートを連続的に打ち抜き処理できる。従って
この打ち抜き装置によれば、打ち抜き処理コストを低減
でき、大量処理への対応、処理量の確保が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシート連続打ち抜き装置の一実施例を
示す概略構成図、第2図は同実施例のガイドユニットの
部分を示す平面図、第3図は同実施例の打ち抜き装置に
よって形成されるスリットを示す平面図、第4図は従来
より提供されている事務用品であるクリアーポケットを
示す斜視図、第5図は従来のビク抜きによる打ち抜き加
工に用いられる装置を示す斜視図である。 8……シート、15……上流側ガイドユニット、15a……
ガイド面、16……下流側ガイドユニット、16a……ガイ
ド面、17……プレス装置、30……吸引口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に動作し、連続的に走行するプラスチ
    ックシートを打ち抜くプレス装置の両側に、多数の吸引
    口が穿設されると共に水平に配置されたガイド面を備え
    たガイドユニットが設けられ、プレス装置の下流側に設
    けられたガイドユニットは、その吸引口がプラスチック
    シートを打ち抜いて形成された製品部を固定すると共
    に、耳部を製品部から切り離す剥離ロールを有すること
    を特徴とするシート連続打ち抜き装置。
JP2301768A 1990-11-07 1990-11-07 シート連続打ち技き装置 Expired - Lifetime JPH0790509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2301768A JPH0790509B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 シート連続打ち技き装置

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JP2301768A JPH0790509B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 シート連続打ち技き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04176597A JPH04176597A (ja) 1992-06-24
JPH0790509B2 true JPH0790509B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=17900942

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JP2301768A Expired - Lifetime JPH0790509B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 シート連続打ち技き装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015201325A1 (de) * 2014-02-21 2015-08-27 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren und Vorrichtung zum Niederhalten eines Bogens auf dem Zuführtisch einer Bogen verarbeitenden Maschine

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JPS592572A (ja) * 1982-06-28 1984-01-09 Denki Onkyo Co Ltd 高圧発生装置

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JPH04176597A (ja) 1992-06-24

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