JPH079002U - 電気自動車のブレーキ表示装置 - Google Patents

電気自動車のブレーキ表示装置

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Publication number
JPH079002U
JPH079002U JP3744093U JP3744093U JPH079002U JP H079002 U JPH079002 U JP H079002U JP 3744093 U JP3744093 U JP 3744093U JP 3744093 U JP3744093 U JP 3744093U JP H079002 U JPH079002 U JP H079002U
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JP
Japan
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electric
power
regenerative
unit
brake lamp
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Application number
JP3744093U
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English (en)
Inventor
高司 加藤
晶雄 館野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機により駆動される電気自動車におい
て、アクセルを離したことによる減速時にもブレーキラ
ンプを点灯させて安全性を向上せしめる。 【構成】 バッテリ11と、交流側が誘導電動機14に
接続されたインバータ部12とを結ぶ電路に電流方向検
出装置1を介挿する。走行中(力行運転中)にアクセル
を緩めるか又はアクセルを離すと、力行から回生状態に
切り替わって電流の方向が破線の矢印方向に逆転する。
この回生時の電流を検出することによって回生中である
と判定し、ブレーキランプを点灯する。これによってブ
レーキペダルを踏んでいない回生運転により減速した場
合でも、ブレーキランプが点灯し、追突等の事故発生を
防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動機により駆動される電気自動車の安全性向上に係り、特に減速時 の回生現象を利用し、検出してブレーキランプを点灯させる電気自動車のブレー キ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエンジン自動車のブレーキランプはブレーキペダルを踏んで初めてブレ ーキランプが点灯するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように現状ではブレーキペダルを踏まないとブレーキの赤ランプが点灯 しない。このため前方を走る自動車がアクセルを離したことによりエンジンブレ ーキがかかって減速したとき、後続車の運転手が驚く場合が多い。またこの場合 ブレーキランプの点灯なしで減速するため車間距離やスピードによっては追突す る恐れがあり、非常に危険である。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、アクセルを離したこと による減速時にもブレーキランプを点灯させて安全性を向上せしめた電気自動車 のブレーキ表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電動機により駆動される電気自動車において、 (1)電源の電力を所定電力に変換して前記電動機に供給する電力変換部と、前 記電源と電力変換部を結ぶ電路に流れる電流の方向を検出する電流方向検出部と 、前記電流方向検出部の検出方向に基づいて回生運転中であるか否かを判定する 判定部とを備え、前記判定部が回生運転中であることを判定したときにブレーキ ランプを点灯させることを特徴とし、 (2)電源の電力を所定電力に変換して前記電動機に供給する電力変換部と、前 記電源と電力変換部を結ぶ電路に流れる電流の方向を検出する電流方向検出部と 、前記電流方向検出部の検出方向に基づいて回生運転中であるか否かを判定する 判定部と、回生電力の大きさを検出する回生電力検出部と、前記回生電力検出部 の検出回生電力の大きさに応じてブレーキランプの点灯輝度を調整する輝度調整 部とを備え、前記判定部が回生運転中であることを判定したときにブレーキラン プを点灯させることを特徴とし、 (3)前記電力変換部は電圧形インバータであることを特徴とし、 (4)前記電力変換部はチョッパ回路であり、前記電動機は直流電動機であるこ とを特徴としている。
【0006】
【作用】
電気自動車の力行運転中にアクセルを緩めるか又はアクセルを離すと、力行か ら回生状態に切り替わって電流の方向が逆転する。このため判定部が回生中であ ることを判定しブレーキランプが点灯される。これによってブレーキペダルを踏 んでいない回生運転により減速した場合でも、ブレーキランプが点灯し、追突等 の事故発生を防止することができる。
【0007】 また請求項2に記載の本考案によれば、回生中の電力の大きさに応じて、例え ば回生電力が大のときはブレーキランプの点灯輝度を大きくし、回生電力が小の ときはブレーキランプの点灯輝度を小さくすることができる。
【0008】
【実施例】
以下図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。本考案は電気自動車の 電動機が、力行運転中と回生運転中では電流の向きが逆になることに着目し、図 1のような構成によって回生中にブレーキランプを点灯させるものである。
【0009】 図1において1は電流方向検出装置、2は電流方向検出装置1の検出出力によ り電動機が回生中であるか否かを判定する判定部、3は判定部2が回生中である ことを判定したときにオン制御されてブレーキの点灯を行うブレーキランプ回路 である。
【0010】 前記電流方向検出装置1は、電源と電動機用の電力変換部との間に設けられる もので、誘導電動機駆動の電気自動車であれば図2のように、バッテリ11とイ ンバータ部12を結ぶ電路に介挿される。
【0011】 尚図中13は電解コンデンサ、14は誘導電動機であり、インバータ部12は 力行時と回生時で電流の方向が異なる電圧形インバータで構成されている。
【0012】 電気自動車の力行運転中は電流方向検出装置1に流れる電流の方向は図示実線 の矢印方向となる。このときアクセルを緩めるか又はアクセルを離すと、力行か ら回生状態に切り替わって電流の方向が破線の矢印方向に逆転する。このため判 定部2が回生中であることを判定しブレーキランプ回路3がオンされて、ブレー キランプが点灯される。これによってブレーキペダルを踏んでいない回生運転に より減速した場合でも、ブレーキランプが点灯し、追突等の事故発生を防止する ことができる。
【0013】 また前記回生時にブレーキランプを点灯する場合、図3に示すように回生電力 を利用し、制動の強さにより(回生電力の大きさの違いにより)ブレーキランプ の輝度を変えるように構成してもよい。図3において21は前記バッテリ11側 に回生される回生電力を検出する回生電力検出部、22は前記検出された回生電 力の大きさに応じてブレーキランプの点灯輝度を調整する輝度調整部である。
【0014】 このように構成することにより、回生中の電力の大きさに応じて、例えば回生 電力が大のときはブレーキランプの点灯輝度を大きくし、回生電力が小のときは ブレーキランプの点灯輝度を小さくすることができる。これによって電気自動車 の減速の度合をブレーキランプの輝度により認識することができ、より安全性が 向上する。
【0015】 尚電動機は図2において誘導電動機で説明したがこれに限らず同期電動機であ っても同様の作用、効果を奏する。また電気自動車は直流電動機駆動の電気自動 車であっても良い。この場合図2のインバータ部12の替わりにチョッパ回路が 用いられ、前記と同様の作用、効果を奏する。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、電源の電力を所定電力に変換して電動機に供給 する電力変換部と、前記電源と電力変換部を結ぶ電路に流れる電流の方向を検出 する電流方向検出部と、前記電流方向検出部の検出方向に基づいて回生運転中で あるか否かを判定する判定部とを備え、前記判定部が回生運転中であることを判 定したときにブレーキランプを点灯させるように構成したので、アクセルを離し たときのみならずアクセルを緩めた時の減速でもブレーキランプが点灯し、これ によって追突が避けられ電気自動車の安全性が著しく向上する。
【0017】 また請求項2に記載の本考案によれば回生電力検出部および輝度調整部を設け ているので、電気自動車の減速の度合をブレーキランプの輝度によって知ること ができ、安全性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図。
【図2】本考案の一実施例の要部回路図。
【図3】本考案の他の実施例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…電流方向検出装置 2…判定部 3…ブレーキランプ回路 11…バッテリ 12…インバータ部 13…電解コンデンサ 14…誘導電動機 21…回生電力検出部 22…輝度調整部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機により駆動される電気自動車にお
    いて、電源の電力を所定電力に変換して前記電動機に供
    給する電力変換部と、前記電源と電力変換部を結ぶ電路
    に流れる電流の方向を検出する電流方向検出部と、前記
    電流方向検出部の検出方向に基づいて回生運転中である
    か否かを判定する判定部とを備え、前記判定部が回生運
    転中であることを判定したときにブレーキランプを点灯
    させることを特徴とする電気自動車のブレーキ表示装
    置。
  2. 【請求項2】 電動機により駆動される電気自動車にお
    いて、電源の電力を所定電力に変換して前記電動機に供
    給する電力変換部と、前記電源と電力変換部を結ぶ電路
    に流れる電流の方向を検出する電流方向検出部と、前記
    電流方向検出部の検出方向に基づいて回生運転中である
    か否かを判定する判定部と、回生電力の大きさを検出す
    る回生電力検出部と、前記回生電力検出部の検出回生電
    力の大きさに応じてブレーキランプの点灯輝度を調整す
    る輝度調整部とを備え、前記判定部が回生運転中である
    ことを判定したときにブレーキランプを点灯させること
    を特徴とする電気自動車のブレーキ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電力変換部は電圧形インバータであ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気自動車
    のブレーキ表示装置。
  4. 【請求項4】 前記電力変換部はチョッパ回路であり、
    前記電動機は直流電動機であることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の電気自動車のブレーキ表示装置。
JP3744093U 1993-07-09 1993-07-09 電気自動車のブレーキ表示装置 Pending JPH079002U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435591U (ja) * 1977-08-15 1979-03-08
KR100986321B1 (ko) * 2008-09-29 2010-10-08 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 감속경고방법
JP2012153294A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Mitsubishi Motors Corp 車両の制動灯制御装置
WO2013085633A1 (en) * 2011-12-05 2013-06-13 Aberizk David Vehicle regenerative deceleration actuator and indicator system and method
CN116331098A (zh) * 2021-12-24 2023-06-27 比亚迪股份有限公司 能量回馈时的减速提示方法与装置、车辆、存储介质

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