JPH078977B2 - 接着方法 - Google Patents

接着方法

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JPH078977B2
JPH078977B2 JP61154154A JP15415486A JPH078977B2 JP H078977 B2 JPH078977 B2 JP H078977B2 JP 61154154 A JP61154154 A JP 61154154A JP 15415486 A JP15415486 A JP 15415486A JP H078977 B2 JPH078977 B2 JP H078977B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a) 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は加熱、加圧、紫外線照射などの特殊な処理等を
施さなくとも短時間に被着体を固定(仮止め)すること
ができ、しかも一定時間経過後には十分な接着強度が得
られる接着方法に関する。
(従来の技術) 接着剤による接着は、各種の工業分野や家庭等において
広く行なわれているが、近年、その接着に対する要求に
は、接着性能は勿論のこと無毒性、非引火性、接着作業
のスピード化、簡略化、貼合わせ後の圧締時間の短縮、
一般の被着体に限らず、多孔質や凹凸のある被着体に対
する接着性能等の様々な要求がある。しかし、これらの
諸要求を同時に満すことのできる接着方法は知られてい
ない。
たとえば、工業的に使用される接着剤には、ホットメル
ト接着剤、ゴム系溶剤型接着剤、紫外線硬化型接着剤、
二液型アクリル系接着剤、α−シアノアクリレート系接
着剤等が優れた接着剤として、紙包装、電気部品、精密
機器、建築、土木、家庭用品等の各種分野における被着
体の接着に使用されている。しかし、これらの接着剤は
それぞれ様々な問題点をかかえている。
すなわち、ホットメルト接着剤は、高温に加熱し溶融し
て使用されるために加熱塗布装置を必要とするし、接着
後の接着力が接着剤の軟化温度に近づくにつれて急速に
低下するし、さらに接着力を発揮できる被着体の種類に
制限がある。
ゴム系溶剤型接着剤は、接着剤塗布後貼合わせるまでに
大量の溶剤を揮散させて除く必要があり、その待ち時間
が長くて接着に時間がかかるし、溶剤の揮散にもとづく
臭気、毒性及び引火の危険等の欠点がある。
紫外線硬化型接着剤は、紫外線発生装置を必要とする
し、かつ透明な部品等の接着にしか適用できない。
二液型アクリル系接着剤は、二液の秤量及び混合装置が
必要であり、接着作業が繁雑となる。
α−シアノアクリレート系接着剤は、加熱、混合、紫外
線照射などの必要がなく、室温で短時間に硬化・接着さ
せることができる。しかし、この接着剤は衝撃接着力及
びはく離接着力が低く、接着性能の信頼性に乏しい。ま
た、木材、布、コンクリート等の多孔質被着体や凹凸の
ある被着面に対する接着性に乏しい。
α−シアノアクリレート系接着剤に、増粘剤、可塑剤、
硬化促進剤等の種々の改質剤を添加したり、或いはプラ
イマーを併用して上記の欠点を改善する試みもあるが、
いずれも充分な成果が得られない。
1,1−ジ置換ジエン化合物系接着剤も、前記のα−シア
ノアクリレート系接着剤と同様に短時間で硬化する優れ
た性能があるが、多孔質被着体や凹凸面に対する接着性
能に劣る点でα−シアノアクリレート系接着剤と同様の
欠点を有する。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来の接着剤を用いる接着方法の前記の欠点
に鑑み、被着体の貼合わせ後に他の器具等を使用せずに
短時間に仮止めをすることができ、貼合わせ後に一定時
間経過すれば充分な接着性能、特に充分なはく離接着強
度及び衝撃接着強度が得られ、しかも通常の被着体は勿
論、多孔質被着体や表面に凹凸のある被着体に対しても
充分な接着性能を発揮することができ、したがって、広
範な分野の被着体の接着に適用可能な接着方法を提供し
ようとするものである。
(b) 発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は、前記の問題点を解決するために種々研究を重
ねた結果、特定の常温アニオン重合硬化型接着剤とアニ
オン重合促進剤を添加した特定の常温湿気硬化型接着剤
との2種類の接着剤を組合わせて使用し、しかも接着を
すべき被着体の接着界面に前記の2種類の接着剤を、相
互になるべく混合しないようにかつ重ならないように別
々に施用して接着を行なわせることにより、その目的を
容易に接成することができたものである。
すなわち、本発明の接着方法は、(A)一般式 (式中、Rは炭素数が1〜16のアルキル基、全炭素数が
2〜16のアルコキシアルキル基、炭素数が1〜16のハロ
アルキル基、全炭素数が2〜16のシアノアルキル基、全
炭素数が6〜12のアラルキル基、全炭素数が2〜16のア
シルオキシアルキル基、炭素数が3〜16のシクロアルキ
ル基、全炭素数が2〜16のアルケニル基、又は全炭素数
が6〜12のアリール基である。) で表わされるα−シアノアクリレート系化合物、及び一
般式 (式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子、炭素数が1〜5
のアルキル基、アリール基、全炭素数が6〜12のアラル
キル基、又はハロゲン原子であり、R1とR2とは同一であ
っても異なっていてもよい。R3は水素原子又はメチル基
である。X及びYはそれぞれシアノ基、全炭素数が2〜
12のカルボン酸エステル基、エチルスルホン基、フェニ
ルスルホン基、ホルミル基、アセチル基、ベンゾイル
基、アミド基、ジエチルホスホニル基又はフェニル基で
あり、XとYとは同一であっても異なっていてもよ
い。) で表わされる1,1−ジ置換ジエン系化合物よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種のアニオン重合性化合物を主
成分とする水分による常温アニオン重合硬化型接触剤
と、(B)イソシアネート基を分子中に少なくとも2個
有するポリイソシアネート化合物、及び加水分解可能な
基が結合したケイ素原子を分子中に少なくとも2個有す
る有機シリコン化合物よりなる群から選ばれた少なくと
も1種の湿気硬化性化合物を主成分とし、これにさらに
アニオン重合促進剤を添加した常温湿気硬化型接着剤と
の2種類の接着剤を使用し、接着をすべき両被着体の接
着界面に前記の2種類の接着剤をなるべく互いに混合し
ないようにかつ互いに重ならないように(ただし一部で
混合し又は重なるのを妨げない)、別々に施用して接着
を行なわせることを特徴とする方法である。
本発明の接着方法において用いる接着剤(B)は、イソ
シアネート基を分子中に少なくとも2個有するポリイソ
シアネート化合物、及び加水分解可能な基が結合したケ
イ素原子を分子中に少なくとも2個有する有機シリコン
化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種の湿気硬
化性化合物を主成分とし、これにさらにアニオン重合促
進剤を添加した常温湿気硬化型接着剤である。そして、
この接着剤(B)は、アニオン重合促進剤が添加されて
いる点において新規であり、かつ本発明の接着方法にお
いて使用すれば優れた硬化を奏するものである。
このように、本発明の接着方法において用いる接着剤
は、アニオン重合促進剤を常温湿気硬化型接着剤(B)
の方に添加するのは、アニオン重合促進剤を常温アニオ
ン重合硬化型接着剤(A)に添加すればその貯蔵安定性
ないしは可使用時間を短かくするおそれがあるし、かつ
本発明の接着方法を用いれば、予想に反して、アニオン
重合促進剤を常温湿気硬化型接着剤(B)に添加した場
合の方がむしろセットタイム(仮止め時間)の優れた短
縮効果がえられることが判明したからである。なお、こ
の場合に常温湿気硬化型接着剤(B)に添加しておいた
アニオン重合促進剤は、滲透・拡散等により常温アニオ
ン重合硬化型接着剤(A)に作用して、同接着剤(A)
の重合硬化を促進させ、速やかに仮止め硬化を発揮せし
めるのである。
本発明の接着方法における接着剤(A)で用いられる前
記一般式(I)で表わされるα−シアノアクリレート系
化合物の具体例としては、たとえばメチル−α−シアノ
アクリレート、エチル−α−シアノアクリレート、プロ
ピル−α−シアノアクリレート、ブチル−α−シアノア
クリレート、2−メトキシメチル−α−シアノアクリレ
ート、2−メトキシエチル−α−シアノアクリレート、
2−エトキシメチル−α−シアノアクリレート、2−エ
トキシエチル−α−シアノアクリレート、2−プロポキ
シエチル−α−シアノアクリレート、2−ブトキシエチ
ル−α−シアノアクリレート、テトラヒドロフルフリル
−α−シアノアクリレート、アリル−α−シアノアクリ
レート、プロパルギル−α−シアノアクリレート、2−
クロルエチル−α−シアノアクリレート、2−(2,2,2
−トリフルオロエトキシ)エチル−α−シアノアクリレ
ートなどがあげられる。
本発明の接着方法における接着剤(A)で用いられる前
記一般式(II)で表わされる1,1−ジ置換ジエン系化合
物の具体例としては、たとえば1−シアノ−1−カルボ
メトキシブタジエン−1,3、1−シアノ−1−カルボエ
トキシブタジエン−1,3、1−シアノ−1−カルボn−
プロポキシブタジエン−1,3、1,1−ジカルボエトキシブ
タジエン−1,3などがあげられる。
本発明の接着方法における接着剤(A)の調製には、前
記一般式(I)で表わされるα−シアノアクリレート系
化合物及び前記一般式(II)で表わされる1,1−ジ置換
ジエン系化合物から1種類を選んで使用してもよいし、
2種以上を選んでその混合物として使用してもよい。さ
らに、その接着剤(A)には必要に応じて、SO2、カル
ボン酸類、リン酸類、スルホン酸類;ハイドロキンノ
ン、ハイドロキノンモノメチルエーテル等の貯蔵安定
剤;アクリルゴム、アクリル酸エステル(共)重合体
類、ポリエステル類、ポリウレタン類等の増粘剤;ゲル
化剤(たとえば特開昭54−107993号公報に記載されてい
るようなゲル化剤);フタル酸エステル類、リン酸エス
テル類等の可塑剤;さらには着色剤、硬化促進剤(たと
えばラクトン化合物類、サイラクラウン化合物類、クラ
ウン化合物類など)、有機溶媒等を、接着剤性能を著し
く損なわない範囲内において配合することができる。
本発明の接着方法における接着剤(B)で用いられるイ
ソシアネート基を分子中に少なくとも2個有する有機イ
ソシアネート化合物としては、有機ポリヒドロキシ化合
物と有機ポリイソシアネートとの反応によって得られる
イソシアネート末端ポリウレタン、有機ポリチオール化
合物と有機ポリイソシアネートとの反応によって得られ
るイソシアネート末端ポリウレタン等があげられる。
そして、その原料の有機ポリヒドロキシ化合物として
は、たとえば下記の化合物などがあげられる。
(a) ラクトンポリオール及びそのアルキレンオキサ
イド付加物: (b) ポリエステルポリオール及びそのアルキンオキ
サイド付加物: (c) ポリオキシアルキレンポリオール、ポリオキシ
シクロアルキレンポリオール及びそれらのアルキレンオ
キサイド付加物: (d) ポリアルカノールアミン及びそのアルキレンオ
キサイド付加物: (e) ポリアミンにアルキレンオキサイドを付加する
ことによりポリアミンから誘導されるポリオール: (f) 非環元性糖類、糖誘導体及びそれらのアルキレ
ンオキサイド付加物: (g) 芳香族アミン−フェノール−アルデヒド三成分
縮合生成物のアルキレンオキサイド付加物: (h) ポリフェノールのアルキレンオキサイド付加
物: (i) ポリテトラメチレングリコール: (j) ひまし油のような多官能グリセリド: (k) ポリヒドロキシ基含有ビニル重合体: (l) ポリヒドロキシポリスルフィド重合体: (m) ラクトンポリエステルをビスフェノールA等の
ようなポリオールとホスゲン反応させることにより調製
される5000〜75000の範囲内の分子量を有するヒドロキ
シ末端長鎖ラクトンポリエステル: (n) ヒドロキシ基を含有するポリブタジエン、アク
リロニトリル・ブチジエン共重合体等のジエン系(共)
重合体: また、その原料の有機ポリチオール化合物としては、た
とえばペンタエリスリトールのチオグリコレート、メル
カプトエチルアジペート等があげられ、さらにその市販
品としては、チオコールLP−3、チオコールLP−8(以
上はトーレ・チオコール社商品名)、エポメートQX−1
0、エポメートQX−11(以上は油化シェルエポキシ株式
会社商品名)、ポリチオールDION 3−800LC(ダイアモ
ンド・シャムロック社商品名)等があげられる。
また、その原料の有機ポリイソシアネートとしては、た
とえばm−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレ
ンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネー
ト、2,6−トリレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、ベンジジンジイソシアネー
ト、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、4,4′,4″−トリフェニルメタ
ントリイソシアネート、デカメチレンジイソシアネー
ト、ポリフェニルメチレンポリイソシアネート(アニリ
ン−ホルムアルデヒド縮合物にホスゲンを作用させて製
造される)、ジアニシジンジイソシアネート、キシレン
ジイソシアネート、ビス−(2−イソシアネートエチ
ル)−フマレート、ビス−(2−イソシアネートエチ
ル)−シクロヘキ−4−セン−1,2−ジカルボキシレー
ト、ビス−(2−イソシアネートエチル)カルボネー
ト、及び“アンナレン(Annalen),562,122135(194
9)中にジーフケン(Siefken)氏が開示しているような
有機ポリイソシアネート等があげられる。
本発明の接着方法における接着剤(B)で用いられる加
水分解可能な基が結合したケイ素原子を分子中に少なく
とも2個有する有機シリコン化合物としては、一般式 (式中、Zは加水分解可能な基であり、R4は加水分解可
能な基以外の基であり、nは0〜2の整数である。) で表わされる基(以下、これを「反応性シリコン官能
基」ということがある。)を分子中に少なくとも2個有
する化合物があげられる。
前記一般式(III)における加水分解可能な基Zの具体
例としては、たとえばアセトキシ基、オクタノイルオキ
シ基、ベンゾイルオキシ基等のアシロキシ基;ジメチル
ケトオキシム基、メチルエチルケトオキシム基、ジエチ
ルケトオキシム基等のケトオキキム基;メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基;イソプロペ
ニルオキシ基、1−エチル−2−メチルビニルオキシ基
等のアルケニルオキシ基;ジメチルアミノ基、ジエチル
アミノ基、ブチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基等
のアミノ基;ジメチルアミノキシ基、ジエチルアミノキ
シ基等のアミノキシ基;N−メチルアセトアミド基、N−
エチルアセトアミド基、N−メチルベンズアミド基等の
アミド基などがあげられる。
また、前記一般式(III)における加水分解可能な基以
外の基R4としては、たとえばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等のアルキル基;シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、ア
リル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基、ナフ
チル基等のアリール基;2−フェニルエチル基等のアラル
キル基; 等のイミノアルキル基、及びこれらの各基の水素原子の
一部若しくは全部が塩素原子等のハロゲン原子で置換さ
れた基があげられる。
その加水分解可能な基が結合したケイ素原子を分子中に
少なくとも2個有する有機シリコン化合物の具体例とし
ては下記の化合物があげられる。
(イ) シラノールで末端停止したポリジオルガノシロ
キサンに、分子中に前記一般式(III)で表わされる反
応性シリコン官能基を有するシラン化合物を反応させて
得られる室温硬化性シリコン化合物: (ロ) 分子中にイソシアネート基と反応可能な基と前
記一般式(III)で表わされる反応性シリコン官能基と
を有する化合物と、前記した接着剤(B)において主成
分として用いられるのと同様なポリイソシアネート化合
物とを反応させて得られる室温硬化性ケイ素末端化合物
(特公昭46−30711号公報等参照): (ハ) 分子中にイソシアネート基と前記一般式(II
I)で表わされる反応性シリコン官能基を有する化合物
と、前記の接着剤(B)の主成分の有機ポリイソシアネ
ート化合物の製造用原料用に用いられるのと同様な有機
ポリヒドロキシ化合物又は有機ポリチオール化合物とを
反応させて得られる室温硬化性ケイ素末端化合物: (ニ) 分子末端にアリル基を有する種種のポリオキシ
アルキレンポリエーテル化合物に、前記一般式(III)
で表わされる反応性シリコン官能基を有し、かつ−SH基
又はケイ素に直接結合した水素を有する化合物を付加反
応させて得られるシリコン変性ポリオキシアルキレンポ
リエーテル化合物: (ホ) その他、たとえば特公昭49−32673号公報等に
記載されたような末端反応性シリコン官能基含有化合
物: 本発明の方法における接着剤(B)には、さらにアニオ
ン重合促進剤が添加される。
そのアニオン重合促進剤としては、三級アミン化合物
類、ラクトン化合物類、サイラクラウン化合物類、クラ
ウン化合物類、N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド、コハク酸アミド、エチレンチオ尿素などがあげられ
る。
その三級アミン化合物類としては、脂肪族、脂環式、芳
香族置換脂肪族又は芳香族の任意の三級アミン化合物が
使用できる。その具体例としては、N,N−ジメチルアニ
リン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチル−p−ト
ルイジン、N,N−ジエチル−p−トルイジン、N,N−ジメ
チル−m−トルイジン、N,N−ジメチル−o−トルイジ
ン、N,N−ジエチル−m−トルイジン、N,N−ビス(2−
ヒドロキシプロピル)−p−トルイジン、トリフェニル
アミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチ
ルエタノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン、
フェニルエチルエタノールアミン、β−ジメチルアミノ
エチルアセテート、β−ジメチルアミノエチルベンゼン
等があげられる。
また、その三級アミン化合物類としては、前記の三級ア
ミン化合物に、前記した一般式(III)で表わされる反
応性シリコン官能基を含有せしめた化合物も用いられ
る。たとえば、(N,N−ジメチル−3−アミノプロピ
ル)トリメトキシシラン、(N,N−ジエチル−3−アミ
ノプロピル)トリメトキシシラン、(N,N−ジプロピル
−3−アミノプロピル)トリエトキシシラン、(N,N−
ジブチル−3−アミノプロピル)トリエトキシシラン、
(N,N−ジメチル−3−アミノプロピル)トリメチルシ
ラン、(N,N−ジエチル−3−アミノブチル)トリエチ
ルシラン、N,N−ジメチルアミノフェニルトリメトキシ
シラン、N,N−ジメチルアミノフェニルトリエトキシシ
ラン、N,N−ジエチルアミノフェニルトリメトキシシラ
ン、N,N−ジエチルアミノフェニルトリエトキシシラ
ン、N,N−ジメチルアミノフェニルトリメチルシランな
ども、アニオン重合促進剤用の三級アミン化合物として
使用することができる。
さらに、その三級アミン化合物としては、The Chemical
Rubber Co.発行の「Handbook of Tables for Organic
Compound Identification」第3巻(1967年)の三級ア
ミン類の項(319〜325頁)に記載されている種々の三級
アミンも使用することができる。
そのラクトン化合物類としては、たとえばγ−ブチロラ
クトン、β−プロピオラクトン、5−エチル−γ−ブチ
ロラクトン、ε−カプロラクトン及びクマリン等があげ
られる。
そのサイラクラウン化合物としては、たとえば1−(3
−アミノプロピル)−1−メチルサイラ−11−クラウン
−4、1−ビニル−1−メチルサイラクラウン−5、1
−ビニル−1−メチルサイラクラウン−6、1,1−ジメ
チルサイラ−11−クラウン−4、1,1−ジメチルサイラ
−14−クラウン−5、1,1−ジメチルサイラ−17−クラ
ウン−6、1,1−ジメチルサイラ−20−クラウン−7等
があげられる。
そのクラウン化合物としては、たとえば15−クラウン−
5、18−クラウン−6、ジベンゾ−18−クラウン−6、
ジベンゾ−24−クラウン−8、ジシクロヘキシル−18−
クラウン−6、ジシクロヘキシル−24−クラウン−8、
ジチア−15−クラウン等があげられる。
上記したアニオン重合促進剤として用いる化合物は1種
類を単独使用してもよいし、2種以上を適宜に併用する
ことができる。その添加量は、接触剤(B)に対して0.
05〜50重量%、好ましくは0.5〜40重量%である。その
添加量が少なすぎると、接着時に接着剤(A)を充分に
速やかに重合硬化させることができなくなり、仮止めに
要する時間を有効に短縮できないし、多くなりすぎると
接着強度を低下させる。
本発明の方法における接着剤(B)を調製するには、前
述の有機ポリイソシアネート化合物及び有機シリコン化
合物中より適当な化合物を1種選んで使用し、又は2種
以上を選んで混合物として用い、これにアニオン重合促
進剤を添加して接着剤(B)とすることができる。ま
た、その接着剤には、必要に応じてフタル酸エステル等
の可塑剤;炭酸カルシウムやカーボンブラック等の充填
剤;有機スズ化合物等の硬化促進剤;シラン化合物等の
接着性付与剤;煙霧質シリカ等のタレ防止剤;モレキュ
ラーシーブ等の脱水剤;その他酸化防止剤、紫外線吸収
剤、着色剤等を配合することができる。
また、有機ポリイソシアネート化合物を用いる接着剤
(B)においては、特公昭43−12510号、同57−16126
号、同48−20639号、同55−35407号、及び特開昭60−19
5177号各公報に開示されているように、加水分解してポ
リアミノ化合物、ポリイミノ化合物又はアミノアルコー
ル等を生成するケチミン化合物、エナミン化合物又はオ
キサゾリン化合物を併用することができるし、有機ポリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基をフェノール
類、オキシム類等で適当にブロックしたものとして使用
することができる。
さらに、有機シリコン化合物を主成分とする接着剤
(B)においては、オルガノシロキサンと前記一般式
(III)で表わされる反応性シリコン官能基を有するシ
ラン化合物を予め反応させて有機シリコン化合物にして
配合する代りに、その原料のオルガノシロキサンと反応
性シリコン官能基を有するシラン化合物をそのまま配合
して接着剤(B)を調製することができる。
本発明の接着方法は、前記のようにして調製された接着
剤(A)と接着剤(B)の2種類の接着剤を使用し、接
着をすべき両被着体の接着界面に、その2種類の接着剤
を、該2種類の接着剤が互いになるべく混合しないよう
に、かつ互いに重ならないように(ただし一部で混合し
又は重なるのを妨げない)、別々に施用して接着を行な
わせる。
このように、2種類の接着剤を互いになるべく混合しな
いように、かつ重ならないように別々に施用するには種
々の態様があるが、第1図〜第9図はその態様例を示し
たものである。
第1図〜第5図に示す態様例では、接着剤(A)及び接
着剤(B)をともに両被着体のうちの一方の被着体1の
表面に、しかも両接着剤が混合したり重ならないように
施用したのち、他方の被着体2の接着面をこれに重ねて
接着を行なわせる。
また、第6図〜第8図に示す態様例では、両被着体1及
び2のそれぞれの接着面に接着剤(A)又は接着剤
(B)をそれぞれ別々に、しかも両被着体の接着面を重
ねた場合にも接着剤(A)の施用面と接着剤(B)の施
用面とが互いに重ならないように塗布したのち、両被着
体の接着面を重ねて接着を行なわせる。
さらに、第9図に示す態様例では、まずa工程において
被着体1の接着面に相当する下面の比較的狭い範囲に接
着剤(B)を施用してから、b工程においてその接着剤
(B)の施用された被着体1の下面に被着体2を重ね
る。次いでc工程において被着体1と被着体2の接着面
間の施用された接着剤(B)の廻りの隙間に別の接着剤
(A)を施用して接着を完結させる。
(実施例等) 次に、接着剤調製例、実施例及び比較例をあげてさらに
詳述する。これらの例に記載の「部」は「重量部」を意
味する。
接着剤調製例A1〜A6 表Aに示す各種の組成からなる各種の接着剤A1〜A6を調
製した。
接着剤調製例B1〜B16 まず、下記の表bに示す各種の組成からなる接着剤
(B)用のベース組成物b1〜b5を調製した。
表bに示す各種のベース組成物を用い、これに表Bに示
すように種々のアニオン重合促進剤を組合わせて添加し
て接着剤B1〜B16を調製した。
実施例1〜29 比較例1〜4 上記の接着剤調製例A及びBにおいて調製した各種の接
着剤を第1表に示すように様々に組合わせて使用して接
着試験を行なった。その際の接着剤の塗布状態は第1表
にそれぞれ示すとおりであった。また、各試験方法は下
記のとおりであった。
(1) セットタイム(仮止め時間) 合板(縦100mm×横25mm×厚さ3mm)を2枚用い、第1表
に示すそれぞれの接着剤を第1表に示す塗布態様で塗布
し、直ちに貼合わせたのち(両板のラップ面積は25mm×
25mm)、1kgの静荷重に耐えるまでの時間を測定し、セ
ットタイム(仮止め時間)とした。
(2) 耐衝撃性 軟鋼板(縦100mm×横25mm×厚さ1.6mm)を2枚用い、第
1表にそれぞれ示す接着剤をそれぞれの態様で塗布し、
直ちに両板を十文字形に貼合わせた(両板のラップ面積
が25mm×25mm)。20℃で7日間放置して養生したのち、
2mの高さからコンクリート面に落下させ、ばがれるか否
かを観察した。その評価は下記の基準にしたがった。
○…5回の落下試験ではがれない。
×…1回の落下試験ではがれる。
(3) はく離試験 軟鋼板(縦200mm×横25mm×厚さ0.5mm)を2枚用い、第
1表に示すそれぞれの接着剤をそれぞれの態様で塗布
し、直ちに貼合わせて(両板のラップ面積が170mm×25m
m)。20℃で7日間放置して養生したのち、はく離強度
を測定した。
第1表の結果から明らかなように、各実施例ではいずれ
も著しく短時間に仮止めをすることができ、接着の耐衝
撃性及びはく離強度も優れていた。
これに対し、接着剤(B)の代りにアニオン重合促進剤
を添加しない水分による常温湿気硬化型接着剤を使用し
た場合(比較例1)には、仮止めに比較的長時間(120
秒)を要した。
また、接着剤(B)の代りに、アニオン重合性硬化剤の
みを用いた場合(比較例2)には、仮止め時間が10秒と
短かかったが、接着の耐衝撃性及びはく離強度が著しく
悪かった。
また、接着剤(A)のみを用いて接着した場合(比較例
3)には、仮止めには比較的長時間を要し(240秒)、
また耐衝撃性及びはく離強度も劣った。
さらに、接着剤(B)のみを用いて接着した場合(比較
例4)には、仮止めに1時間30分を要した。
比較例5 実施例22と同様にして接着剤A2及び接着剤B1を、第2図
に示す塗布態様で被着体1に塗布した。ただし、実施例
22の場合とは異なり、その塗布面上に直ちに被着体2を
乗せ、速やかに被着体2を前後・左右に2〜3秒間ずり
動かして、接着剤A2と接着剤B1とを混合させて混合塗布
層を形成させてから、被着体1と被着体2とを貼合わ
せ、接着試験をした。
その結果は、セットタイムが1時間30分であり、はく離
強度が2.0Kgf/25mmであった。この結果は、実施例22の
セットタイム10秒、はく離強度が4.6Kgf/25mmと較べ
て、セットタイムが著しく長く、かつはく離強度が著し
く小さい。そして、その原因は、被着体2をずり動かし
て接着A2と接着剤B1とが混合した塗布層を形成せしめた
ことによるのは明白である。
比較例6 実施例22の場合と同様に接着剤(A)として接着剤A2
用い、接着剤(B)として接着剤B1を用いたが、実施例
22の場合とは異なり、第10図のaに示した態様で被着体
1の片面全面に接着剤A2を塗布し、また第10図のbに示
した態様で被着体2の片面全面に接着剤B1を塗布したの
ち、第10図のcに示した態様でその被着体1と被着体2
との接着剤塗布面どうしを重ね貼合わせ、接着試験をし
た。
その結果は、セットタイムが1時間30分であり、はく離
強度が2.5Kgf/25mmであり、かつ耐衝撃性が×(すなわ
ち、1回の落下試験がはがれる)であった。この結果
は、実施例22のセットタイム10秒、はく離強度が4.6Kgf
/25mm、及び耐衝撃性○(すなわち、5回の落下試験で
はがれない)と較べて、セットタイムが著しく長く、は
く離強度が著しく小さく、かつ耐衝撃性に劣るものであ
る。そして、その原因は、接着剤A2と接着剤B1とを、そ
れらの塗布面が互いに全面的に重なるように塗布したこ
とによるのは明白である。
(c) 発明の効果 本発明の接着方法は、接着剤(A)が被着体の水分によ
って速やかに硬化するとともに、接着剤(B)に添加さ
れているアニオン重合促進剤の作用でより速やかに重合
硬化するので、セットタイム(仮止めに要する時間)が
著しく短かいし、しかも接着剤(B時は空気中の湿気等
の水分と化学量論的に反応して硬化するので、一般被着
体は勿論のこと、繊維質被着体等の多孔質被着体や凹凸
のある被着体に対しても優れた接着性を示し、特に耐水
性、耐はく離性、耐衝撃性及び耐熱老化性に優れた接着
を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は、本発明の接着方法を実施する際の接
着剤(A)及び接着剤(B)の施用態様例を図示したも
のであり、1及び2は互いに接着をする両被着体を示
す。 第10図は比較例6で用いた接着剤の施用態様例及び貼合
わせ態様例を示したものであり、a及びbはそれぞれ接
着剤(A)及び接着剤(B)の施用態様例を示し、cは
貼合わせ態様例を示し、1及び2は互いに接着する両被
着体を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−66276(JP,A) 特開 昭63−46282(JP,A) 特開 昭53−66945(JP,A) 特開 昭58−89674(JP,A) 特開 昭56−135570(JP,A) 特開 昭53−40027(JP,A) 特公 昭38−19845(JP,B1) 奥田平編「[高分子加工別冊7]瞬間接 着」昭和45年6月30日,高分子刊行会発 行,第113頁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 一般式 (式中、Rは炭素数が1〜16のアルキル基、全炭素数が
    2〜16のアルコキシアルキル基、炭素数が1〜16のハロ
    アルキル基、全炭素数が2〜16のシアノアルキル基、全
    炭素数が6〜12のアラルキル基、全炭素数が2〜16のア
    シルオキシアルキル基、炭素数が3〜16のシクロアルキ
    ル基、全炭素数が2〜16のアルケニル基、又は全炭素数
    が6〜12のアリール基である。) で表わされるα−シアノアクリレート系化合物、及び一
    般式 (式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子、炭素数が1〜5
    のアルキル基、アリール基、全炭素数が6〜12のアラル
    キル基、又はハロゲン原子であり、R1とR2とは同一であ
    っても異なっていてもよい。R3は水素原子又はメチル基
    である。X及びYはそれぞれシアノ基、全炭素数が2〜
    12のカルボン酸エステル基、エチルスルホン基、フェニ
    ルスルホン基、ホルミル基、アセチル基、ベンゾイル
    基、アミド基、ジエチルホスホニル基、又はフェニル基
    であり、XとYとは同一であっても異なっていてもよ
    い。) で表わされる1,1−ジ置換ジエン系化合物よりなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種のアニオン重合性化合物を主
    成分とする水分による常温アニオン重合硬化型接着剤
    と、(B)イソシアネート基を分子中に少なくとも2個
    有するポリイソシアネート化合物、及び加水分解可能な
    基が結合したケイ素原子を分子中に少なくとも2個有す
    る有機シリコン化合物よりなる群から選ばれた少なくと
    も1種の湿気硬化性化合物を主成分とし、これにさらに
    アニオン重合促進剤を添加した常温湿気硬化型接着剤と
    の2種類の接着剤を使用し、接着をすべき両被着体の接
    着界面に前記の2種類の接着剤をなるべく互いに混合し
    ないようにかつ互いに重ならないように(ただし一部で
    混合し又は重なるのを妨げない)、別々に施用して接着
    を行なわせることを特徴とする接着方法。
  2. 【請求項2】アニオン重合促進剤が、三級アミン化合物
    類、ラクトン化合物類、サイラクラウン化合物類、クラ
    ウン化合物類、N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミ
    ド、コハク酸アミド及びエチレンチオ尿素よりなる群か
    ら選ばれた1種又は2種以上の混合物である特許請求の
    範囲第1項記載の接着方法。
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