JPH0789561A - キャップ - Google Patents
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- JPH0789561A JPH0789561A JP6129235A JP12923594A JPH0789561A JP H0789561 A JPH0789561 A JP H0789561A JP 6129235 A JP6129235 A JP 6129235A JP 12923594 A JP12923594 A JP 12923594A JP H0789561 A JPH0789561 A JP H0789561A
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- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
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Abstract
着を容易にし、且つ、開栓済みか未開栓かが容易にわか
るようにする。 【構成】 キャップ1をキャップ本体10とピルファプ
ルーフ環20とから構成し、ピルファプルーフ環20の
突起30,30Aをキャップ本体10の底面19に部分
的に接合することにより一体化する。ピルファプルーフ
環20には弾性掛止片40を設けておく。キャップ1を
容器50の口筒部51に装着する時には、弾性掛止片4
0が拡径して容器50の鍔部53を乗り越え、そのあと
縮径して鍔部53に引っ掛かる。キャップ1を開方向に
回転すると、キャップ本体10とピルファプルーフ環2
0との接合が1箇所を除いて破断され、ピルファプルー
フ環20は螺旋状になってキャップ本体10とともに容
器50の口筒部51から取り外される。
Description
けられるピルファプルーフ機構付きのキャップに関する
ものである。
キャップにはピルファプルーフ機構を備えたものがあ
る。ここでピルファプルーフ機構とは、キャップが未開
栓かあるいは開栓済みかを目で見て確認できるようにす
る機構である。
ップは、キャップ本体部とその下部に配された掛止片付
きのリング部とが細い橋部で周方向の何箇所か連結され
た一体成形品で構成されている。このキャップは、容器
の口筒部に螺合すると、リング部の掛止片が容器の口筒
部の鍔部に掛止して取り付けられる。
に回転すると橋部が破断されて、キャップ本体部が容器
の口筒部から取り外せるようになり、リング部だけが容
器の口筒部に残るようになっている。
は、開栓した時に容器の口筒部にリング部が環状のまま
残るので、開栓後に再びキャップ本体部を口筒部にねじ
込むと、離れた位置から見ると、キャップ本体部とリン
グ部が一体化して見え、あたかも未開栓のキャップであ
るかのように見える場合があった。
鑑みてなされたものであり、開栓あるいは未開栓状態を
間違いなく確認できるピルファプルーフ機構付きのキャ
ップを提供することを目的とする。
するために、以下の構成を採用した。本発明のキャップ
は、ボトル等の容器の口筒部の雄ねじ部に螺合される樹
脂製のキャップであり、開栓あるいは未開栓状態が確認
可能なピルファプルーフ機構を有している。キャップ
は、有頂筒状のキャップ本体と、このキャップ本体の底
部に取り付けられたピルファプルーフ環とを有する。キ
ャップ本体の上部内周面には雌ねじ部が形成されてい
る。ピルファプルーフ環は(イ)環体部と(ロ)弾性掛
止片とを具備する。
部が、隣同士を縦断面積の小さな第1連接部によって接
続されて構成されている。第1連接部のうちの一つは他
の連接部よりも縦断面積が小さくされて、破断可能にな
っている。
に部分的に接合されている。接合には超音波接合法等が
採用可能である。この接合部のうち前記破断可能な第1
連接部の開方向側に位置する接合部は、他に位置する接
合部よりも接合面積を大きくされて、接合強度を大きく
されている。
数設けられている。弾性掛止片は、環体部からキャップ
本体の頂部に向かって斜め内側に延びている。弾性掛止
片の先部は径方向に弾性変形して拡径できるようになっ
ていて、容器の口筒部の雄ねじ部の下部に設けた鍔部に
対して掛止可能にされている。
に、縦断面積を縮小した断面縮小部を設けておくと、こ
の第1連接部を破断し易くすることができる。前記環体
部の駒部に、キャップ本体の下部内側に挿入される起立
壁部を設けると、ピルファプルーフ環を取り付け易くな
る。
ないが、互いに隣接する起立壁部の上部を第2連接部に
よって接続し、全起立壁部を一体的に連接しておいても
よい。この場合、第2連接部を破断可能にしておく。
面縮小部を設けておくと、ピルファプルーフ環をキャッ
プ本体に超音波接合する際に第2連接部が切断される場
合にも、断面縮小部においてのみ切断されるようにな
り、第2連接部が起立壁部から離脱するのを防止するこ
とができる。
には、前記断面縮小部を第2連接部の開方向側端部に設
ける方が、安全性の面で好ましい。開栓後にピルファプ
ルーフ環を引っ張り除去する際に、第2連接部の破断部
分が手に刺さるのを防止できるからである。
に、前記キャップ本体に対する接合部としての突起を設
け、キャップ本体の下端底面に、ピルファプルーフ環の
前記突起が係合する位置決め用の環状溝を設けるのが好
ましい。ピルファプルーフ環をキャップ本体に超音波接
合する際に、両者に軸芯ずれが生じるのを防止すること
ができるからである。
の外径と鍔部の外径をほぼ同径にすると、キャップ下部
(ピルファプルーフ環が内装される部分)の外径を小径
にすることができる。
ない。
ァプルーフ環の弾性掛止片が弾性的に拡径しながら容器
の鍔部を乗り越え、乗り越えた後に萎まって鍔部に引っ
掛かる。弾性掛止片が鍔部に引っ掛かった後は、ピルフ
ァプルーフ環を引きちぎらない限り、キャップを容器か
ら外すことができない。
ると、キャップ本体には回転力が加わるとともに、ねじ
作用による上昇力が加わるが、ピルファプルーフ環は弾
性掛止片を容器の鍔部に引っ掛けて上方移動を阻止され
ている。その結果、キャップ本体とピルファプルーフ環
との接合部が破断されるとともに、ピルファプルーフ環
の第1連接部のうち予め破断可能に設定しておいた1つ
が破断される。他の第1連接部と、接合部のうちの面積
を大にされた接合部は破断されない。
プ本体とピルファプルーフ環との接合部が破断されるの
とほぼ同時に、第2連接部も破断される。したがって、
ピルファプルーフ環は一端をキャップ本体に連結させた
1本の帯状体となり、容器の口筒部の鍔部を乗り越えて
上昇することができるようになって、キャップ本体に引
っ張られながら螺旋状に引き上げられる。ピルファプル
ーフ環はキャップ本体とともに容器から取り外される。
フ環を引っ張って面積大の接合部を破断し、ピルファプ
ルーフ環をキャップ本体から離脱させることもできる。
ピルファプルーフ環を離脱せずにキャップを再度、口筒
部に装着することもできるが、既にピルファプルーフ環
は螺旋状をなしており、しかも螺旋状についた癖を環状
に戻すことは不可能であるので、未開栓と見間違うこと
はない。
面に基いて説明する。
ップとこのキャップが装着される容器の分解斜視図であ
り、図2はキャップの組立縦断面図である。
じに形成された雄ねじ部52と、リング状の鍔部53が
設けられている。鍔部53の外径は雄ねじ部52よりも
大きくされている。
に樹脂製のピルファプルーフ環20が取り付けられて構
成されている。図12はキャップ本体10の一部破断正
面図である。キャップ本体10は頂部11を有する筒状
をなし、上部が小径部12、下部が大径部13になって
いる。
じ部52に螺合する雌ねじ部14が形成されている。小
径部12の内周面と大径部13の内周面の間の段差面1
6からは環状をなす内リング17が下方に延びている。
キャップ本体10の頂部11の内側にはパッキン18が
セットされている。
性掛止片40とから構成されている。図3はピルファプ
ルーフ環20の平面図であり、図4は一部を破断して示
す正面図であり、図5(A),(B)はそれぞれ図3I
−I断面図、図3II−II断面図であり、図6は図5
(A)に対応する部位の平面図であり、図7は図5
(B)に対応する部位の平面図であり、図8は図5
(A)及び図5(B)に対応する部位の正面図であり、
図9は第1連接部25(25A)を中心とした拡大正面
図であり、図10は第2連接部26を中心とした拡大正
面図である。
を環状に連接して形成されており、1つの駒部22Aを
除いた7つの駒部22に各2つずつ弾性掛止片40が設
けられている。
し、基部23と起立壁部24とを有している。図5
(A)及び図6に示すように、互いに隣接する駒部22
及び22Aは、基部23の下部外側を縦断面積の小さな
第1連接部25によって連接されており、起立壁部24
の上部内側を縦断面積の小さな第2連接部26によって
連接されている。尚、第1連接部25の縦断面積は第2
連接部26の縦断面積よりも十分に大きい。
Aの左側に位置する駒部22との間の第1連接部25A
は、図5(B)及び図7に示すように、他の第1連接部
25よりも縦断面積が小さくされていて、第2連接部2
6の縦断面積と同程度かそれよりも小さくされている。
部26は、それぞれその全長に亙って同一縦断面積に形
成されている。弾性掛止片40は駒部22の基部23の
内周面から斜め上方に向かって延びており、先端部の内
径は、容器50の雄ねじ部52よりも大径で、鍔部53
の外径よりも若干小径にされている。
音波接合用の突起30,30Aが突設されている。図3
に示すように、4つの突起のうちの1つは、弾性掛止片
40を有しない駒部22Aに設けられており、この駒部
22Aに設けられた突起30Aは、その周方向に沿う長
さを長尺に形成されていて、キャップ本体10に対する
接合面積を大きくされている。
点として周方向に90度間隔で配されている。この3つ
の突起30は略円錐形状をなしていて、その周方向に沿
う長さは突起30Aに比べて極めて短く、キャップ本体
10に対する接合面積を小さくされている。本実施例で
は、突起30の形状を略円錐形状にしたが、この形状に
限るものではない。
20は、図2及び図11に示すように、起立壁部24を
キャップ本体10の大径部13の内周面と内リング17
との間に挿入し、基部23をキャップ本体10から露出
させた状態で、4つの突起30,30Aをキャップ本体
10の大径部13の段差底面19の内側段差面(下端底
面)19aに超音波接合することによって、キャップ本
体10に取り付けられている。即ち、ピルファプルーフ
環20は、突起30,30Aを接合部としてキャップ本
体10に部分的に接合されているのである。
よりも長くして接合面積を大きくしているので、突起3
0Aによる接合部の接合強度は、他の突起30による接
合部の接合強度よりも大きい。これに対して、他の3つ
の突起30は点接合になっており、比較的に容易に破断
することができるようになっている。
する場合には、キャップ1を口筒部51にねじ込んでい
く。口筒部51が閉塞される前に、ピルファプルーフ環
20の弾性掛止片40が容器50の鍔部53に接触する
が、弾性掛止片40は弾性により拡径しながら鍔部53
を乗り越える。鍔部53を乗り越えた弾性掛止片40は
再び縮径して、その先端が鍔部53に掛止するようにな
る。そして、この直後、口筒部51の先端面がキャップ
1のパッキン18に押圧接触し、口筒部51が閉塞され
る。図2はこの状態を示している。
50に装着することができる。キャップ1が未開栓状態
であることは、ピルファプルーフ環20が環状をなして
キャップ本体10に一体化していることから、容易に確
認することができる。
なる。キャップ1を開方向に回転しても、弾性掛止片4
0が容器50の鍔部53に突き当たるため、ピルファプ
ルーフ環20は上方へ移動できない。
ると、キャップ本体10には回転力が加わるとともに、
ねじ作用による上昇力が加わる。これらの力によって、
キャップ本体10とピルファプルーフ環20との接合部
のうち突起30における接合部が破断し、これとほぼ同
時に、ピルファプルーフ環20の第1連接部25Aと第
2連接部26が破断する。他の第1連接部25と、接合
面積を大きくされた突起30Aにおける接合部はこの時
には破断されない。
端を突起30Aの接合部によってキャップ本体10に連
結された1本の帯状体となり、しかも各第1連接部25
を屈曲点として自在に曲がるようになる。そして、キャ
ップ本体10の上昇に伴い、ピルファプルーフ環20は
螺旋状になって容器50の鍔部53の外側を通り、口筒
部51を登っていき、キャップ本体10とともに容器5
0から取り外される。
プ本体10に取り付けたままの状態にしておくこともで
きるが、ピルファプルーフ環20を強く引っ張って、突
起30Aによる接合部をも破断しキャップ本体10から
離脱することもできる。
0から離脱すれば、キャップ本体10を再び容器50の
口筒部51にねじ込んでも、ピルファプルーフ環20が
ないことによって、キャップ1が開栓済みであることが
一目で確認できる。
るキャップ本体10を再び口筒部51にねじ込んだ場合
にあっても、ピルファプルーフ環20は既に環状をなし
ておらず螺旋状になっており、しかも、螺旋状となった
癖を環状に戻すことは不可能であるので、キャップ1が
開栓済みであることが一目で確認でき、未開栓と見誤る
ことはない。
1の第2実施例を示すものであり、図2に対応する縦断
面図である。以下に、この第2実施例のキャップ1が第
1実施例と相違する点について説明し、第1実施例と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
リング17がない。一方、容器50の鍔部53の外径は
雄ねじ部52とほぼ同径にされている。このような構成
からなる第2実施例のキャップ1では、キャップ本体1
の下部であってピルファプルーフ環20が内装される部
分の外径を、第1実施例のものよりも小径にすることが
できる。
キャップ1の第3実施例の図面を示すものであって、図
14は図8に対応するピルファプルーフ環20の部分正
面図であり、図15は第2連接部26の拡大正面図であ
る。
いては、第2連接部26の右端部に断面縮小部26aが
設けられている。この断面縮小部26aの底面は開方向
に向かって上り勾配になっていて、その縦断面積が第2
連接部26の左側部分よりも漸次小さくなるようにされ
ている。このように第2連接部26に断面縮小部26a
を設けた点が第1実施例との相違点であり、他の構成に
ついては第1実施例のものと全く同じである。
りである。ピルファプルーフ環20をキャップ本体10
に超音波接合する際、その振動によって第2連接部26
が破断する場合がある。その際、前記第1実施例のよう
に第2連接部26の縦断面積を全長に亙って同一になっ
ていると、第2連接部26の左右両端が破断されて、そ
の破断片がピルファプルーフ環20から分離することが
ある。
に残ったままになっていると、キャップ1を容器50に
装着した時に、前記破断片がキャップ1から脱落して容
器50内に混入する虞がある。
部26aを設けておくと、超音波接合を行った際に第2
連接部26が破断されるとしても断面縮小部26aだけ
が破断されるようになり、第2連接部26の左側部分は
破断されずに起立壁部24に連結されたままの状態に保
持される。図16は断面縮小部26aが破断された状態
を示すピルファプルーフ環20の概略部分正面図であ
る。
ーフ環20から脱落することがなく、容器50内に混入
することもない。図17及び図18は第3実施例の変形
例を示すものであり、図15に対応した第2連接部26
の拡大正面図である。図17は断面縮小部26aを第2
連接部26の左端部に設けた例を示しており、図18は
断面縮小部26aを第2連接部26の中央に設けた例を
示している。断面縮小部26aをこのように配置して
も、第2連接部26をピルファプルーフ環20から脱落
不能にすることができる。図19は、断面縮小部26a
を第2連接部26の左端部に設けた場合に、断面縮小部
26aが破断された後のピルファプルーフ環26の概略
部分正面図である。
栓した後に、ピルファプルーフ環20をキャップ本体1
0から離脱させる時には、図20の矢印方向にピルファ
プルーフ環20を引っ張って行うので、図15に示すよ
うに断面縮小部26aを第2連接部26の右端部に設け
た方が、第2連接部26の破断部が手に刺さらないよう
にでき、安全性の面で好ましい。
1の第4実施例の図面を示すものであり、ピルファプル
ーフ環20の第1連接部25Aの正面図である。この実
施例のピルファプルーフ環20においては、破断可能な
第1連接部25Aの右端部に断面縮小部25aを設けて
いる。この断面縮小部25aの上面は開方向に向かって
下り勾配になっていて、その縦断面積が第1連接部25
Aの左側部分よりも漸次小さくなるようにされている。
このように第1連接部25Aに断面縮小部25aを設け
た点が第1実施例との相違点であり、切断不能な第1連
接部25を含み他の構成については第1実施例のものと
全く同じである。
1連接部25Aを破断し易くすることができる。図22
に示すように断面縮小部25aを第1連接部25Aの左
端部に設けることも可能であるが、前述のように右端部
に設ける方が好ましい。その理由は次のとおりである。
10の雌ねじ部14が右ねじに形成されている場合、容
器50に装着されたキャップ1を開栓する際には、第1
連接部25Aの右側の駒部22Aはキャップ本体10と
ともに上方に持ち上げられ、第1連接部25Aの左側の
駒部22は容器50の鍔部53に掛止するので、第1連
接部25Aの右端部には図中矢印F1 で示すように上向
きの力が作用し、第1連接部25Aの左端部には図中矢
印F2 で示すように下向きの力が作用することとなる。
図21に示すように断面縮小部25aを第1連接部25
Aの右端部に設けた方が、図22に示すように左端部に
設けるよりも、断面縮小部25aを引き裂き易いからで
ある。
部26は、ピルファプルーフ環20をキャップ本体10
に超音波接合する際に、切断されることもあるが、切断
されない場合もある。超音波接合の際に第2連接部26
が切断されない場合を考えると、第2連接部にも断面縮
小部を設けて切断し易くしておくのがよい。
接部26の両方にそれぞれ断面縮小部25a,26aを
設けたものである。図23は第5実施例を示す図面であ
り、ピルファプルーフ環20の第1連接部25A及び第
2連接部26の拡大正面図である。
面は開方向に向かって下り勾配になっており、断面縮小
部26aの下面は開方向側に向かって下り勾配になって
いて、どちらの断面縮小部25a,26aも、その縦断
面積が漸次小さくなるようにされている。その他の構成
については第1実施例と同じであるので説明を省略す
る。
端部に設ける方がよいことは第4実施例の場合と同じで
ある。しかしながら、第5実施例の場合には、断面縮小
部26aは第2連接部26の左端部に設けた方がよい。
その理由は、第4実施例で説明したのと同じように、第
2連接部26の両端部に作用する力F1 ,F2 の方向の
関係から、断面縮小部26aを引き裂き易くするためで
ある。
1の第6実施例を示す図面であり、キャップ本体10と
ピルファプルーフ環20との接合部分の拡大断面図(第
1実施例の図11に対応する図)である。
にキャップ本体10の大径部13の内側段差面19aが
平坦になっていて、この内側段差面19aにピルファプ
ルーフ環20の4つの突起30,30Aを突き当てた状
態で、この突起30,30Aを内側段差面19aに超音
波接合するようにしている。又、組立作業性の面から、
キャップ本体10とピルファプルーフ環20との間に径
方向の隙間を設けている。
れていると、超音波接合する際に振動によってキャップ
本体10とピルファプルーフ環20の軸芯がずれる虞が
ある。両者の軸芯がずれると、キャップ1の容器50へ
の装着時やキャップ1の開栓時に不具合を生じることが
ある。
ップ本体10の内側段差面19aに、突起30,30A
が係合可能な位置決め用の環状溝19bを設けた。環状
溝19bは内側段差面19aを一周している。突起3
0,30Aを環状溝19bに係合させた状態で超音波接
合すると、超音波接合時にキャップ本体10とピルファ
プルーフ環20とが径方向に相対移動不能となり、芯ず
れが生じない。
あり、ピルファプルーフ環20の起立壁部24の外周面
下部に、補助位置決め突起24aを設けたものである。
補助位置決め突起24aは起立壁部24の外周に等間隔
に複数個設置されていて、補助位置決め突起24aの外
面とキャップ本体10の大径部13の内周面との間に極
めて僅かな隙間が生じるようにされている。
ピルファプルーフ機構を有するキャップが、容器の口筒
部に極めて容易に装着できるようになるとともに、未開
栓か開栓済みかが容易に正しく確認することができるよ
うになるという優れた効果が奏される。
を縮小した断面縮小部を設けた場合には、この第1連接
部を破断し易くすることができる。環体部の駒部に、キ
ャップ本体の下部内側に挿入される起立壁部を設けた場
合には、ピルファプルーフ環をキャップ本体に取り付け
易くすることができる。
部によって接続し、この第2連接部に、縦断面積を縮小
した断面縮小部を設けた場合には、ピルファプルーフ環
をキャップ本体に超音波接合した際に第2連接部が起立
壁部から脱落するのを防止することができる。
に、前記キャップ本体に対する接合部としての突起を設
け、キャップ本体の下端底面に、ピルファプルーフ環の
前記突起が係合する位置決め用の環状溝を設けた場合に
は、ピルファプルーフ環をキャップ本体に超音波接合す
る際に、両者に軸芯ずれが生じるのを防止することがで
きる。
径と鍔部の外径をほぼ同径にすると、キャップ下部(ピ
ルファプルーフ環が内装される部分)の外径を小径にす
ることができる。
ある。
である。
面図である。
部を破断して示す正面図である。
図3II−II断面図である。
部拡大平面図である。
部拡大平面図である。
部拡大正面図である。
ける第1連接部の拡大正面図である。
おける第2連接部の拡大正面図である。
ップ本体とピルファプルーフ環との接合部分の拡大縦断
面図である。
破断して示す正面図である。
図である。
要部拡大正面図である。
おける第2連接部の拡大正面図である。
第2連接部が破断された状態を示す部分正面図である。
変形例を示す要部拡大正面図である。
変形例を示す要部拡大正面図である。
変形例において第2連接部が破断された状態を示す部分
正面図である。
らピルファプルーフ環を引っ張り除去する様子を示す図
である。
おける第1連接部の拡大正面図である。
変形例における第1連接部の拡大正面図である。
おける第1連接部及び第2連接部の拡大正面図である。
ップ本体とピルファプルーフ環との接合部分の拡大縦断
面図である。
けるキャップ本体とピルファプルーフ環との接合部分の
拡大縦断面図である。
端底面) 19b 位置決め用の環状溝 20 ピルファプルーフ環 21 環体部 22 駒部 24 起立壁部 25 第1連接部 25A 破断可能な第1連接部 25a 断面縮小部 26 第2連接部 26a 断面縮小部 30,30A 突起(接合部) 40 弾性掛止片 41 先端部 50 容器 51 口筒部 52 雄ねじ部 53 鍔部
Claims (8)
- 【請求項1】 容器の口筒部に螺合し、開栓あるいは未
開栓状態が確認可能なピルファプルーフ機構を有する樹
脂製のキャップにおいて、 有頂筒状をなす樹脂製のキャップ本体の上部内周面に、
容器の口筒部の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が形成さ
れ、このキャップ本体の底部に樹脂製のピルファプルー
フ環が露出して取り付けられており、このピルファプル
ーフ環は(イ)環体部と(ロ)弾性掛止片とを具備し、 (イ)環体部は、複数の駒部が第1連接部によって環状
に接続されて構成され、この第1連接部のうちの一つは
他の第1連接部よりも縦断面積が小さく破断可能にされ
ており、この環体部は周方向複数箇所をキャップ本体に
部分的に接合され、前記破断可能な第1連接部の開方向
側に位置する接合部が他の接合部よりも接合面積を大き
くされており、 (ロ)弾性掛止片は、前記環体部の内側に複数設けられ
ていて、環体部からキャップ本体の頂部に向かって斜め
内側に延び、径方向に弾性変形可能で、容器の口筒部の
雄ねじ部の下部に設けた鍔部に対して掛止可能にされて
いることを特徴とするキャップ。 - 【請求項2】 破断可能にされた前記一つの第1連接部
に、縦断面積を縮小した断面縮小部が設けられているこ
とを特徴とする請求項1に記載のキャップ。 - 【請求項3】 前記環体部の駒部が、キャップ本体の下
部内側に挿入される起立壁部を有することを特徴とする
請求項1または2に記載のキャップ。 - 【請求項4】 互いに隣接する前記起立壁部の上部が第
2連接部によって接続されていることを特徴とする請求
項3に記載のキャップ。 - 【請求項5】 前記第2連接部に縦断面積を縮小した断
面縮小部が設けられていることを特徴とする請求項4に
記載のキャップ。 - 【請求項6】 前記断面縮小部が第2連接部の開方向側
端部に設けられていることを特徴とする請求項5に記載
のキャップ。 - 【請求項7】 前記ピルファプルーフ環の環体部の上面
には、前記キャップ本体に対する接合部としての突起が
設けられ、キャップ本体の下端底面には、ピルファプル
ーフ環の前記突起が係合する位置決め用の環状溝が設け
られていることを特徴とする請求項1から6のいずれか
に記載のキャップ。 - 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のキャ
ップにおいて、容器の雄ねじ部の外径と鍔部の外径がほ
ぼ同径である容器に取り付けられることを特徴とするキ
ャップ。
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