JPH0789403B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0789403B2
JPH0789403B2 JP25506486A JP25506486A JPH0789403B2 JP H0789403 B2 JPH0789403 B2 JP H0789403B2 JP 25506486 A JP25506486 A JP 25506486A JP 25506486 A JP25506486 A JP 25506486A JP H0789403 B2 JPH0789403 B2 JP H0789403B2
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督也 福田
一夫 須藤
和正 小山
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【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に関し、例えば8ミリビデオ
方式のビデオテープレコーダ(VTR)に適用して好適な
ものである。
B 発明の概要 本発明は磁気記録再生装置において、再生増幅回路を差
動増幅回路構成としてその2つの入力端にロータリート
ランスの2つの出力端をそれぞれ接続することにより、
動作を記録動作及び再生動作の間で切り換えた際に、短
い立上り時間で記録動作及び再生動作を開始することが
でき、かくするにつきアフレコ時においては、再生映像
の乱れを未然に防止することができる。
C 従来の技術 従来、この種のVTRにおいては、第2図に示すようなエ
ミツタ接地増幅回路構成の再生増幅回路1を用いて、磁
気ヘツドCH1を介して得られる再生信号を所定の信号レ
ベルに増幅した後、所定の信号処理回路を介して再生映
像を得るようになされている。
すなわち磁気ヘツドCH1に接続されたロータリートラン
ス2は、出力端の一端が電源ラインLVに接続されると共
に他端が記録増幅回路3及び再生増幅回路1に接続され
る。
再生増幅回路1は、ロータリートランス2から出力され
る再生信号SPBをコンデンサ4を介して抵抗5及び6で
バイアスされたトランジスタ7のベースに受ける。
トランジスタ7は、コレクタがトランジスタ8のエミツ
タに接続され、エミツタがトランジスタ9のコレクタに
接続されている。
トランジスタ8は、コレクタが抵抗10を介して電源ライ
ンLVに接続されると共にベースが基準電源11に接続さ
れ、トランジスタ7を介して得られる再生信号SPB0をト
ランジスタ8のコレクタ及び抵抗10間から出力するよう
になされている。
さらにトランジスタ9は、エミツタが抵抗12を介して接
地され、ベースに入力される制御信号SCに基づいてVTR
が記録モードになるとオフ状態になつてトランジスタ7
をオフ状態に制御するようになされている。
さらに、トランジスタ7のエミツタは、コンデンサ13を
介してロータリートランス2の電源ラインLV側の出力端
に接続され、再生出力信号SPB0がロータリートランス2
の出力端のコモンモード雑音の影響を受けないように、
ロータリートランス2から出力された再生信号SPBがト
ランジスタ7及びロータリートランス2から構成される
閉ループを通るようになされている。
これに対して記録増幅回路3は、カレントミラー回路構
成のトランジスタ21及び22で構成され、VTRが記録モー
ドになつて再生増幅回路1のトランジスタ7がオフ状態
になると、トランジスタ21のコレクタに接続されたスイ
ツチ回路23が閉回路になり、記録信号源24からスイツチ
23を介して出力される記録電流IRECで磁気ヘツドCH1を
駆動するようになされている。
以上の構成において、VTRが記録モードになるとトラン
ジスタ9がオフ状態になり再生増幅回路1の増幅動作が
停止し、記録増幅回路3から出力される記録電流によつ
て磁気ヘツドCH1を介して磁気テープ上に記録情報が磁
気記録される。
これに対して、VTRが再生モードになると、スイツチ回
路23が開回路になり、記録増幅回路3の動作が停止す
る。代わつてトランジスタ9がオン状態になり、その結
果再生信号SPB所定の信号レベルに増幅した再生出力信
号SPB0が再生増幅回路1から得られるようになされてい
る。
D 発明が解決しようとする問題点 ところで、この種のVTRにおいては、第3図に示すよう
にヘリカルスキヤンダブルアジマス記録方式によつて磁
気テープ30上に順次斜めに形成されたAB記録トラツクTA
1、TB2、TA3、TB4に、それぞれオーデイオ信号記録領域
ARA及びビデオ信号記録領域ARVを形成するフオーマツト
のものが用いられている。
このようなVTRにおいては、ビデオ信号記録領域ARVに予
め記録されているビデオ信号を再生しながらオーデイオ
信号記録領域ARAにPCMオーデイオ信号を記録する動作モ
ード(以下アフレコと呼ぶ)を備えたものがある。
すなわち、第2図に示す再生増幅回路1及び記録増幅回
路3の動作を、磁気ヘツドCH1がオーデイオ信号記録領
域ARAを走査する期間の間及びビデオ信号記録領域ARVを
走査する期間の間とで高速に切り換えて、記録増幅回路
3を介してオーデイオ信号記録領域ARAにPCMオーデイオ
信号を記録すると共にビデオ信号記録領域ARVに記録さ
れたビデオ信号を再生増幅回路1を介して出力するよう
にする。
ところが、第2図に示すような再生増幅回路1及び記録
増幅回路3の構成においては、動作を記録動作から再生
動作に切り換えても、磁気ヘツドCH1がオーデイオ信号
記録領域ARAの走査を終了した後ビデオ信号記録領域ARV
の走査を開始するまでの短い時間の間で、再生増幅回路
1が増幅動作を開始することができないという問題があ
つた。
すなわち、録画動作においては、トランジスタ9がオフ
状態になり、その結果トランジスタ7のエミツタ電圧VE
は、ベース電圧VBより高い電源ラインLVの電圧VCCの電
圧になつている。この状態で再生動作に動作を切り換り
換えてトランジスタ9がオン状態になると、トランジス
タ7のエミツタ電圧VEは急激に立ち下がることなく、コ
ンデンサ13に蓄積された電荷が放電するまでの期間の
間、トランジスタ7のベースエミツタ間が逆バイアスに
保持される。
従つてこの間、再生増幅回路1を介して再生出力信号SP
B0が得られない状態になり、当該期間の間、再生画像が
乱れてしまうという問題がある。
これとは逆に、再生動作から記録動作に動作を切り換え
た際には、トランジスタ9がオフ動作状態になつてもト
ランジスタ7のエミツタ電圧VEは急激に立ち上がること
なく、コンデンサ13が充電されるまでの間、トランジス
タ7のベースエミツタ間が順バイアスに保持される。
従つてこの間、記録増幅回路3から出力された記録電流
の一部がトランジスタ7のベースに流れれ、磁気ヘツド
CH1に流れる記録電流がその分減少する問題があつた。
かかる問題点を解決するために、従来トランジスタ7の
エミツタ電圧VEの立ち上がり及び立ち下がりが急峻にな
るようにコンデンサ13の充電回路を設ける方法が用いら
れていた。
ところが、充放電回路を設けた分だけVTR全体として複
雑な構成になると共に実際上コンデンサの充放電に要す
る分だけ消費電力が大きくなる問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、記録動作
及び再生動作の間で動作を切り換えた際に、短い立上り
時間で再生動作及び記録動作を開始することができる簡
易な構成の磁気記録再生装置を提案しようとするもので
ある。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、磁気ヘ
ツドCH1を接続したロータリートランス2に記録増幅回
路3及び再生増幅回路32を接続して記録増幅回路3及び
再生増幅回路32の動作を切り換えることにより、記録動
作及び再生動作を切り換えるようになされた磁気記録再
生装置31において、再生増幅回路32を差動増幅回路で構
成し、差動増幅回路の2つの入力端をロータリートラン
ス2の2つの出力端にそれぞれ接続するようにする。
F 作用 再生増幅回路32を差動増幅回路構成にしてロータリート
ランス2の出力端に差動増幅回路の入力端をそれぞれ接
続することにより、記録動作においても、再生動作にお
いても再生増幅回路32の入力端の直流電圧は、一定値を
維持するようになる。その結果動作の切り換え時におけ
る再生増幅回路32の結合コンデンサの充放電を回避する
ことができ、再生増幅回路32及び記録増幅回路3は、短
い立上り時間で所定の動作を開始することができる。
かくするにつき全体として簡易な構成で、アフレコ時に
おいては再生映像の乱れを未然に防止した磁気記録再生
装置を得ることができる。
G 実施例 以下図面と共に本発明の一実施例について詳述する。
第2図との対応部分に同一符号を付して示す第1図にお
いて、31は全体としてVTRを示し、エミツタ接地型の再
生増幅回路1に代えて差動増幅回路構成の再生増幅回32
を用いる。
再生増幅回路32は、ロータリートランス2の出力端をそ
れぞれコンデンサ33及び34を介して差動増幅回路の入力
トランジスタ35及び36のベースに接続し、再生増幅回路
32を介して得られる再生出力信号SPB0がロータリートラ
ンス2の両出力端に現れるコモンモード雑音の影響を受
けないように、ロータリートランス2から得られる再生
信号SPBの閉ループを構成するようになされている。
トランジスタ35及び36のベースには、バイアス電圧用に
それぞれ抵抗37及び38を介して基準電源39が接続され、
その結果再生増幅回路32の動作を切り換えても、当該ト
ランジスタ35及び36のベース電圧は、基準電源39の電圧
に維持されるようになる。
さらにトランジスタ35及び36のエミツタは、トランジス
タ40と共にカレントミラー回路を構成するトランジスタ
41のコレクタに接続され、当該トランジスタ41のコレク
タ電流によつて駆動されるようになされている。
トランジスタ40のコレクタには、制御信号SCに応じて変
化するスイツチ回路42を介して定電流源43が接続され、
再生増幅回路32の動作が再生動作に切り換わるとスイツ
チ回路42が閉回路になることにより、定電流源43の電流
I1でトランジスタ35及び36を駆動するようになされてい
る。
これに対して再生増幅回路32の動作が記録動作に切り換
わるとスイツチ回路42が開回路になることにより、トラ
ンジスタ35及び36のエミツタ電流は「0」になり、その
結果再生増幅回路32の増幅動作が停止するようになされ
ている。
従つて再生増幅回路32の動作が記録動作に切り換わつて
もトランジスタ35及び36のベース電圧は基準電源39の電
圧に維持されているので、従来のようなロータリートラ
ンス2との結合コンデンサ33又は34の充放電を待つこと
なく、短い時間でトランジスタ35及び36のベースエミツ
タ間は、逆バイアスになる。その結果記録増幅回路32
は、短い立上り時間で所定の記録電流の記録動作を開始
することができる。
これに対して再生動作に切り換わつた場合においても、
トランジスタ35及び36のベース電圧は、基準電源39の電
圧に維持されているので、従来のように結合コンデンサ
33、及び34の充放電を待つことなく、短い時間でトラン
ジスタ35及び36のベースエミツタ間は、順バイアスにな
り、短い立上り時間で再生動作を開始することができ
る。
トランジスタ35及び36のコレクタには、ベースに基準電
源45を接続してコレクタをそれぞれ抵抗46及び47を介し
て電源ラインLVに接続したトランジスタ48及び49が接続
され、当該トランジスタ48及び49のコレクタから差動出
力信号として再生出力信号SPB0が得られるようになされ
ている。
以上の構成によれば、再生増幅回路32を差動増幅回路構
成にしたことにより、入力トランジスタのベース電圧を
当該トランジスタのバイアス電圧に常に維持することが
できるので、動作を切り換えた際、短い立上り時間で所
定の記録動作及び再生動作を開始することができる。
従つて例えば、アフレコ時においては、オーデイオ信号
記録領域ARAにPCMオーデイオ信号を記録した後の映像信
号の再生開始近傍の期間の映像の乱れを有効に回避する
ことができる簡易な構成のTVRを得ることができる。
また、コンデンサの充放電に要する電力を要しないの
で、その分VTR全体としての消費電力を低減することが
できる。
なお上述の実施例においては、本発明をアフレコモード
を備えた8ミリ方式のVTRに適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば磁気テープ上に記
録トラツクを形成する際に、所定期間の間磁気ヘツドの
動作モードを再生モードに切り換えて隣接する記録トラ
ツクからのクロストーク信号を得、当該クロストーク信
号の信号レベルに基づいて所定のトラツクピツチで記録
トラツクを形成するようになされたトラツキング制御機
構(DTF、dynamic tracking following)を備えたVTRに
広く適用することができる。
さらに本発明はVTRに限らず、例えば1つの記録トラツ
クを分割してデイジタル化したオーデイオ信号を記録す
るようになされた磁気記録再生装置に広く適用すること
ができる。
H 発明の効果 以上のように本発明によれば、記録動作及び再生動作の
間で動作を切り換えた際に、短い立上り時間で再生動作
又は記録動作を開始することができ、かくするにつきア
フレコ時においては、再生映像の乱れを有効に回避した
簡易な構成の磁気記録再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるVTRの一実施例を示す回路図、第
2図はその従来例を示す回路図、第3図はその磁気テー
プの記録フオーマツトを示す略線図である。 1、32……再生増幅回路、2……ロータリートランス、
3……記録増幅回路、4、13、33、34……コンデンサ、
7、8、9、21、22、35、36、40、41、48、49……トラ
ンジスタ、CH1……磁気ヘツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘツドを接続したロータリートランス
    に記録増幅回路及び再生増幅回路を接続して、上記記録
    増幅回路及び再生増幅回路の動作を切り換えることによ
    り、記録動作及び再生動作を切り換えるようになされた
    磁気記録再生装置において、 上記再生増幅回路を差動増幅回路で構成し、 上記差動増幅回路の2つの入力端を上記ロータリートラ
    ンスの2つの出力端にそれぞれ接続するようにした ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP25506486A 1986-10-27 1986-10-27 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0789403B2 (ja)

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JPS63108502A JPS63108502A (ja) 1988-05-13
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JPH0214402A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Casio Comput Co Ltd 記録再生回路

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